JPH06142355A - ロックミシン - Google Patents

ロックミシン

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JPH06142355A
JPH06142355A JP30136092A JP30136092A JPH06142355A JP H06142355 A JPH06142355 A JP H06142355A JP 30136092 A JP30136092 A JP 30136092A JP 30136092 A JP30136092 A JP 30136092A JP H06142355 A JPH06142355 A JP H06142355A
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JP
Japan
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sewing
cloth
displayed
screen
sewing machine
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JP30136092A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsubara
憲司 松原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作マニュアルを見なくても、各種布地に対
して、最適な設定ができるロックミシンを提供する。 【構成】 ROM56は縫製の為各種のデータを記憶
し、液晶表示装置22に表示された、縫い方を選択操作
スイッチA30で選択し、布地の種類を選択操作スイッ
チB32で選択する。画面送りスイッチ26を押すこと
により、液晶表示装置22上に、上記縫い方と布地の組
合わせに最適な設定条件を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布地の種類に応じて種
々の縁かがり縫いを実行することができるロックミシン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロックミシンにおいて
は、作業者が、被縫製物である布地の種類に適した縫い
方の種類を選び、それに応じて、各糸のテンション値、
布送り量、差動送り比、針板の種類、布押えの種類等の
多数の縫製条件を設定しなければならなかった。このた
め、作業者は、ミシンの操作マニュアルを読みながら、
各種縫製条件を1つ1つ設定しており、その設定の作業
性が悪かった。
【0003】これを解消する構成として、実開平2−7
5074号公報に記載されたようなロックミシンが提案
されている。このミシンでは、ミシンアーム部に液晶表
示装置を設け、この液晶表示装置に、縫製可能な縫い方
のうちから一つの縫い方を表示すると共に、この縫い方
に対応する各糸のテンション値、布送り量、差動送り
比、針板の種類、布押えの種類等の多数の縫製条件を全
て表示するようにしている。
【0004】そして、ミシンアーム部に選択スイッチを
設け、作業者が選択スイッチを操作すると、操作する毎
に、液晶表示装置に表示される縫い方の種類が変わると
共に、変化した縫い方に対応するように、液晶表示装置
に表示される各糸のテンション値、布送り量、差動送り
比、針板の種類、布押えの種類等の多数の縫製条件が変
化するように構成されていた。
【0005】このロックミシンの場合、作業者が選択ス
イッチを操作して、縫い方の種類を選択すれば、その縫
い方に対応する各種の縫製条件が全て液晶表示装置に表
示される。従って、作業者は、液晶表示装置に表示され
た縫製条件を視認することにより、操作マニュアルを読
まずに各種縫製条件の設定を行うことができ、設定の作
業性を向上することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のロックミシンでは、縫製条件の選択項目としては、
縫い方の種類の選択のみで布地の種類の選択が無かっ
た。従って、作業者が、布地に適さない縫い方を選んで
しまうことがあった。例えば、厚地の布地で巻き縫いを
選択すると規定の幅で巻き縫いが行われなかったり、伸
縮性のある生地に差動比の小さい縫い方を選択すると、
縁が波打つために綺麗に縫えない場合があった。これら
を避けるためには、作業者は、ミシンの操作マニュアル
を読み、布地に適した縫い方の中から選ばなければなら
ず、結局作業性が低下するという問題点があった。
【0007】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、縫い方を選択するときに、併せて
縫製する布地の種類をも選択可能とすることにより、縫
製のより最適な設定条件を提示し、作業者が、試し縫い
等を行わなくても適切な縫製を行うことができるロック
ミシンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載のロックミシンは、縫製するためのデ
ータ等を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された縫
い方データを表示する縫い方表示手段と、縫い方表示手
段に表示された縫い方データ中から縫製する縫い方を選
択する選択手段と、記憶手段に記憶された布地データを
表示する布地表示手段と、布地表示手段に表示された布
地データ中から縫製に使用する布地の種類を選択する布
地選択手段と、縫い方選択手段で選択した縫い方を布地
選択手段で選択した布地に縫製するための操作手順を指
示する操作手順表示手段とを備えている。
【0009】また。請求項2に記載のロックミシンは、
縫い方選択手段で選択した縫い方が、布地選択手段で選
択した布地に不適切なときに作業者に警告を行う警告手
段を備えている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する請求項1に係わるロックミ
シンにおいては、縫い方表示手段により記憶手段に記憶
された縫い方データを表示し、作業者が、選択手段によ
り縫い方表示手段に表示された縫い方データ中から縫製
する縫い方を選択する。また、作業者が、布地表示手段
によって表示された記憶手段に記憶された布地データ中
から縫製に使用する布地の種類を選択し、操作手順表示
手段は縫い方選択手段によって選択した縫い方を布地選
択手段で選択した布地に縫製するための操作手順を指示
する。
【0011】また、上記の構成を有する請求項2に係わ
るロックミシンにおいては、前記請求項1の作用の他、
警告手段が縫い方選択手段にて選択された縫い方が、布
地選択手段で選択した布地に不適切なときには作業者に
警告を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0013】先ず、本実施例のロックミシンの全体構成
について図1を参照して説明する。
【0014】ミシン本体10は、ミシンベッド部12と
ミシンアーム部14とから構成されている。ミシンアー
ム部14の左端部の下部には、針棒16が上下動可能に
設けられており、この針棒16の下端に2本の縫針18
が取り付けられている。
【0015】また、ミシンベッド部12内には、糸輪捕
捉器であるルーパー(図示しない)が前記針棒16の上
下動に同期して揺動するように設けられていると共に、
送り歯(図示しない)が針棒16の上下動に同期して送
り運動可能に設けられている。更に、ミシンベッド部1
2内には、被縫製物である布を切断するためのメス装置
(図示しない)が配設されている。そして、ミシンベッ
ド部12の左端上面部のうちの針棒16に対向する部分
には、針板(図示しない)が配設されている。尚、針棒
16の後方には、布押え棒(図示しない)が上下動可能
に配設されており、この布押え棒の下端に布押え20が
装着されている。
【0016】一方、ミシンアーム部14の中間部分の前
面には液晶表示装置22が設けられている。この液晶表
示装置22の表示画面24には、作業の種類と被縫製物
の種類の選択項目、操作手順を指示する操作メッセージ
等が表示される。
【0017】上記液晶表示装置22の下方には、画面送
り操作スイッチ26、画面戻し操作スイッチ28、選択
操作スイッチA30、選択操作スイッチB32が配設さ
れている。画面送り操作スイッチ26は、液晶表示装置
22の表示画面24に表示されている表示態様を切り換
えて次の表示態様を表示するための操作スイッチであ
る。画面戻し操作スイッチ28は、液晶表示装置22の
表示画面24に表示されている表示態様を切り換えて前
の表示態様を表示するための操作スイッチである。切換
操作手段34は、これら操作スイッチ26及び28から
構成されている。
【0018】また、選択操作スイッチA30は、縫い方
の種類と布地の種類の選択項目が、表示されている時に
1行目の縫い方の種類を選択操作するための操作スイッ
チであり、上記以外の項目が表示されている時は操作が
無効となる操作スイッチである。同様に、選択操作スイ
ッチB32は、縫い方の種類と布地の種類の選択項目
が、表示されている時に2行目の布地の種類を選択操作
するための操作スイッチであり、上記以外の項目が表示
されている時は操作が無効となる操作スイッチである。
【0019】ミシンアーム部14の上端部分の前面に
は、4個の糸調子設定ダイヤル36、38、40、42
が配設されている。各糸調子設定ダイヤル36、38、
40、42を回動操作することにより、各糸の糸調子即
ちテンションを設定できるようになっている。また、ミ
シンベッド部12の左端部分の前面には、布送りダイヤ
ル44、かがり幅ダイヤル46及び差動ダイヤル48が
設けられており、これらのダイヤル44乃至48はカバ
ー50により覆われている。上記布送りダイヤル44、
かがり幅ダイヤル46及び差動ダイヤル48をそれぞれ
回動操作することにより、布送り量、かがり幅及び差動
送り比を調節設定できるようになっている。
【0020】また、ミシンベッド部12とミシンアーム
部14の立上り部とに渡る部分の前面部は、前カバー5
2により開閉可能に覆われている。この前カバー52に
より覆われた部分には、種々の縫製条件を設定するため
の設定機構が設けられていると共に、縫い方に応じた各
種の布押えや縫針が収容されている。
【0021】次に、本実施例のロックミシンの電気的構
成を図2を参照して説明する。コントローラ54は、マ
イクロコンピュータを含んで構成されており、ROM5
6に記憶されたミシン全体の運転制御を行うための制御
プログラムに従って動作するものである。上記ROM5
6内には、図3に示すように、制御プログラム記憶エリ
ア56a、縫い方記憶エリア56b、布地記憶エリア5
6c、操作手順を指示する操作メッセージ記憶エリア5
6d、ガイドメッセージ等を液晶表示装置22に表示す
るための表示データ記憶エリア56eと縫い方と布地の
組合せの適否を判定するためのテーブルデータ記憶エリ
ア56fが設けられている。
【0022】また、上記コントローラ54には、RAM
57が接続され、RAM57には、図4に示すように、
ポインタ位置を記憶するポインタ記憶エリア57a、そ
の他のデータを一時的に記憶するワークエリア57b設
けられている。
【0023】更に、上記コントローラ54は、画面送り
操作スイッチ26、画面戻し操作スイッチ28、選択操
作スイッチA30及び選択操作スイッチB32に接続さ
れ、これらの各スイッチ信号を受けると共に、液晶表示
装置22とドライバ58を介して接続され、駆動制御信
号を液晶表示装置22に与え、液晶表示装置22を駆動
制御するように構成されている。尚、コントローラ54
は、図示しないミシンモータにも接続され、そのミシン
モータを通断電制御することにより縫製運転を制御す
る。
【0024】次に、本実施例の動作について、図5乃至
図18を参照して説明する。
【0025】先ず、電源を投入すると、液晶表示装置2
2の表示画面24に、図6に示す表示態様の選択画面6
0が表示される(S100)。この選択画面60には、
選択項目が2個、具体的には、選択項目A60aと、選
択項目B60bと、選択操作を説明するメッセージとが
表示される。ここで、選択操作スイッチA30を操作す
ると(S102・YES、S104・YES)、1行目
の選択項目Aの表示が『フチカガリ+ジヌイ 5ホンイ
ト』から『フチカガリ+ジヌイ 4ホンイト』の様に、
操作する毎に、図7に示す11個の選択項目62a乃至
62kの中で上から順に変わり、その選択項目を示すポ
インタ情報が図4に示すポインタ記憶エリア57aに記
憶される(S106、S108)。また、選択操作スイ
ッチB32を操作すると(S102・NO、S110・
YES、S112・YES)、2行目の選択項目Bの表
示が具体的には、『フツウジ』から『フツウジ ノビ
ル』の様に、操作する毎に、図8に示す6個の選択項目
64a乃至64fの中で上から順に変わり、その選択項
目を示すポインタ情報が図4に示すポインタ記憶エリア
57aに記憶される(S114、S116)。
【0026】今、選択項目Aとして『フチカガリ+ジヌ
イ 5ホンイト』62a、選択項目Bとして『アツジ
ノビル』64fを、選択した状態で、画面送り操作スイ
ッチ26を操作すると(S102・NO、S110・N
O、S118・YES、S120・YES)、この縫い
方62aと布地64fの組み合せは不適切な組み合せで
あるのであるかどうかROM56に記憶しているテーブ
ルデータを確認する。ここで、この組合せが不適切と判
定されると(S122・NO)、図9に示す様に、上記
選択項目Aと、選択項目Bの組合わせが不適切であるこ
とを示す警告表示『コノ クミアワセ ハ デキマセン
エラビ ナオシテ クダサイ』66を3秒間表示し、
同時に、ブザ−を2度鳴らす(S124)。そして、作
業者は、この画面に表示されたメッセージに従って、選
択項目A、または、選択項目Bを、選択操作スイッチA
30、または、選択操作スイッチB32により、選択操
作を、やり直すことになる。
【0027】ここで、選択項目A60aとして『フチカ
ガリ+ジヌイ 5ホンイト』62a、選択項目B60b
として『フツウジ』64aを選択する場合について説明
する。
【0028】今、選択項目A60aは、『フチカガリ+
ジヌイ 5ホンイト』62aとなっており、選択項目B
60bは『アツジ ノビル』64fとなっているので、
選択項目B60bを選択操作スイッチB32を押す(S
102・NO、S110・YES、S112・YES、
S114、S116)。すると、選択項目B60bが一
つ戻り『フツウジ』64aを表示する。
【0029】このとき、画面送り操作スイッチ26を操
作すると(S102・NO、S110・NO、S118
・YES、S120・YES)、前記同様に選択項目A
と、選択項目Bの組合わせが適切であるかどうか判定
し、この組合せが適切であると判定されると(S122
・YES)、図10に示すような表示態様、即ち、縫針
の種類68aと、縫針の取り付け箇所に関するメッセー
ジ68bを表示する画面68が表示される(S12
6)。そして、作業者は、この画面68に表示されたメ
ッセージに従って、縫針を取付ける。
【0030】この後、画面送り操作スイッチ26を操作
すると(S102・NO、S110・NO、S118・
YES、S120・NO)、表示画面24に、図11に
示すような表示態様、即ち、ルーパー糸の種類70a
と、ルーパーへの糸の通し方に関する手順を指示するメ
ッセージ70bとを表示する画面70が表示される(S
126)。そして、作業者は、この画面70に表示され
たメッセージに従って、ルーパーへ糸を通す。
【0031】続いて、画面送り操作スイッチ26を操作
すると(S102・NO、S110・NO、S118・
YES、S120・NO)、表示画面24に、図12に
示すような表示態様、即ち、針糸の種類72aと、縫針
への糸の通し方に関する手順を指示するメッセージ72
bとを表示する画面72が表示される(S126)。そ
して、作業者は、この画面72に表示されたメッセージ
に従って、縫針へ糸を通す。
【0032】糸を通した後、画面送り操作スイッチ26
を操作すると(S102・NO、S110・NO、S1
18・YES、S120・NO)、表示画面24に、図
13に示すような表示態様、即ち、各糸の最適な(メー
カーとして推奨する)テンション調節値を指示するメッ
セージを表示する画面74が表示される。作業者は、こ
の画面74に表示されたメッセージ72aに従って、各
糸調子設定ダイヤル36、38、40、42を回動操作
し、各糸のテンションを設定する。
【0033】この後、画面送り操作スイッチ26を操作
すると(S102・NO、S110・NO、S118・
YES、S120・NO)、表示画面24に、図14に
示すような表示態様、即ち、差動送り76a、比布送り
量76b、及び、かがり幅76cの各最適な(メーカー
として推奨する)調節値を指示するメッセージを表示す
る画面76が表示される。作業者は、この画面に表示さ
れたメッセージに従って、布送りダイヤル44、かがり
幅ダイヤル46、及び、差動ダイヤル48を回動操作
し、布送り量、かがり幅及び差動送り比を各最適な調節
値に設定する。
【0034】続いて、画面送り操作スイッチ26を操作
すると(S102・NO、S110・NO、S118・
YES、S120・NO)、表示画面24に、図15に
示すような表示態様、即ち、ステッチタング78a及び
二本縫いレバーの各セット位置78bとを指示するメッ
セージを表示する画面78が表示される。作業者は、こ
の画面に表示されたメッセージに従って、ステッチタン
グ及び二本縫いレバーをセットする。
【0035】更に続いて、画面送り操作スイッチ26を
操作すると(S102・NO、S110・NO、S11
8・YES、S120・NO)、表示画面24に、図1
6に示すような表示態様、即ち、布押えの種類80a
と、メス装置の可動刃セット位置80bを表示する画面
80が表示される。作業者は、この画面に表示されたメ
ッセージに従って、指示された布押えを布押え棒に装着
すると共に、メス装置の可動刃をセットする。
【0036】更にこの後、画面送り操作スイッチ26を
操作すると(S102・NO、S110・NO、S11
8・YES、S120・NO)、表示画面24に、図1
7に示すような表示態様、即ち、メスカバーの各セット
位置82aと、二重還縫い用ねじの設定状態とを指示す
るメッセージ82bを表示する画面82が表示される。
作業者は、この画面に表示されたメッセージに従って、
メスカバーをセットすると共に、二重還縫い用ねじを締
め付ける。
【0037】尚、図17に示す画面82で、画面送り操
作スイッチ26を操作すると(S102・NO、S11
0・NO、S118・YES、S120・NO)、表示
画面24に、図6に示す表示態様、即ち、選択画面60
が表示されて、最初の画面へ戻る。そして、縫製がうま
く行われなかった場合には、図6に示す初期画面におい
て、選択操作スイッチA30を操作して、図7に示す選
択項目A62の中から『トラブル(ウマク ヌエナイト
キ)』62kを選択する(S102・YES、S104
・YES、S106、S108)。
【0038】ここで、2行目の選択項目B60bには、
図18に示される様に、トラブルの種類84が表示され
る。その中から、該当するトラブルの選択項目を選択し
た後(S102・NO、S110・YES、S114、
S116)、画面送り操作スイッチ26を操作すると
(S102・NO、S110・NO、S118・YE
S、S120・YES、S122・YES)、そのトラ
ブルに対する対策を指示するメッセージが表示画面24
に表示される(図示しない)。以下、必要に応じて画面
送り操作スイッチ26を操作すると(S102・NO、
S110・NO、S118・YES、S120・N
O)、上記トラブルに対する対策及びその操作を指示す
るメッセージが表示画面24に逐次表示される。そし
て、表示画面24に表示された各メッセージに従って、
ミシンを調節すれば、トラブルが解消する。続いて、ト
ラブルが解消した状態で縫製を実行する。
【0039】また、上記実施例では、縫い方が『フチカ
ガリ+ジヌイ 5ホンイト』62a、布地が『フツウ
ジ』64aの場合について具体的に説明したが、他の布
地及び他の縫い方の場合についても、ほぼ同様にして、
操作できるように構成されている。
【0040】また、図6の表示画面24において、画面
戻し操作スイッチ28を操作すると(S102・NO、
S110・NO、S118・NO、S128・YES、
S130・YES)、この縫い方62aと布地64fの
組み合せが不適切と判定されると(S132・NO)、
図9に示す警告表示がされ、上記組み合せが適切と判定
されると(S132・YES)、図17に示す表示がな
される。
【0041】図10から図17までの各表示画面24に
おいて、画面戻し操作スイッチ28を操作すると(S1
02・NO、S110・NO、S118・NO、S12
8・YES、S130・NO)、それぞれ前の表示画面
(図17に示す表示画面82のときは図16に示す表示
画面80、………、図13に示す表示画面74のときは
図12に示す表示画面72)が表示画面24に表示され
るように構成されている。
【0042】このような構成の本実施例のロックミシン
によれば、図6に示す選択画面60のように、選択項目
B60bにより、布地の種類を選択できるので、操作手
順に従って、表示画面24に表示する表示画面即ちメッ
セージに従って操作を実行していけば、各種の布地に対
して最適な縫い目を形成することができる。
【0043】特に、本実施例では、選択項目A60aと
しての縫い方の種類と、選択項目B60bとしての布地
の種類の組合わせが不適切な場合、表示画面に、そのこ
とを、伝えるメッセージが表示されるので(S12
6)、作業者は、その布地に対して、不適切な縫い方の
種類が分る。
【0044】尚、液晶表示装置22の表示画面24に各
種のメッセージを表示する際に、同時に、表示するメッ
セージを音声で出力するように構成しても良い。この場
合には、メッセージの内容がより一層分かり易くなり、
使い勝手を更に向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、縫い方の選択の他に、布地の種類も選択できるた
め、設定条件の指示値を、細かく表示することが可能と
なる。また、試し縫い等をして、設定条件に微調節を加
えること無く縫製できるという優れた効果を奏する。更
に、縫い方と布地が不適切な場合には、作業者に警告を
行うので、縫製ミスをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のミシンの正面図である。
【図2】本実施例のミシンの電気的構成を示す図であ
る。
【図3】本実施例のミシンのROMの記憶領域を示す概
念図である。
【図4】本実施例のミシンのRAMの記憶領域を示す概
念図である。
【図5】本実施例のミシンの制御のフローチャートであ
る。
【図6】本実施例の表示画面の概略図である。
【図7】本実施例の表示画面の概略図である。
【図8】本実施例の表示画面の概略図である。
【図9】本実施例の表示画面の概略図である。
【図10】本実施例の表示画面の概略図である。
【図11】本実施例の表示画面の概略図である。
【図12】本実施例の表示画面の概略図である。
【図13】本実施例の表示画面の概略図である。
【図14】本実施例の表示画面の概略図である。
【図15】本実施例の表示画面の概略図である。
【図16】本実施例の表示画面の概略図である。
【図17】本実施例の表示画面の概略図である。
【図18】本実施例の表示画面の概略図である。
【符号の説明】
22 液晶表示装置 26 画面送り操作スイッチ 28 画面戻し操作スイッチ 30 選択操作スイッチ 32 選択操作スイッチ 54 コントローラ 56 ROM 57 RAM 58 ドライバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンで縫製するためのデータ等を記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された縫い方データを表示する縫い
    方表示手段と、 前記縫い方表示手段に表示された縫い方データ中から縫
    製する縫い方を選択する選択手段と、 前記記憶手段に記憶された布地データを表示する布地表
    示手段と、 前記布地表示手段に表示された布地データ中から縫製に
    使用する布地の種類を選択する布地選択手段と、 前記縫い方選択手段で選択した縫い方を前記布地選択手
    段で選択した布地に縫製するための操作手順を指示する
    操作手順表示手段とを備えることを特徴とするロックミ
    シン。
  2. 【請求項2】 前記縫い方選択手段で選択した縫い方
    が、前記布地選択手段で選択した布地に不適切なときに
    作業者に警告を行う警告手段を備えることを特徴とする
    請求項1に記載のロックミシン。
JP30136092A 1992-11-11 1992-11-11 ロックミシン Pending JPH06142355A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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