JP2001276452A - ミシンの情報表示装置 - Google Patents

ミシンの情報表示装置

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JP2001276452A
JP2001276452A JP2000098035A JP2000098035A JP2001276452A JP 2001276452 A JP2001276452 A JP 2001276452A JP 2000098035 A JP2000098035 A JP 2000098035A JP 2000098035 A JP2000098035 A JP 2000098035A JP 2001276452 A JP2001276452 A JP 2001276452A
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sewing
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displayed
sewing machine
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JP2000098035A
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English (en)
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Shigemi Yamamoto
成美 山本
Genta Shimizu
元太 清水
Akira Saito
顕 斉藤
Takeshi Fukuda
健 福田
Akio Fukuda
章夫 福田
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者がミシン操作する複数の段階に応じてそ
れぞれ要求するミシン操作の説明情報を所望により簡単
に表示できるようにすることにより、作業者にとって親
切で使いやすいミシンの情報表示装置を提供することに
ある。 【解決手段】模様選択手段の操作により選択された模様
を表示手段に表示しているときに、縫い方説明情報切換
手段の操作によりその模様の縫製対象物の説明とこれを
縫製するためのミシンの操作説明表示を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの縫い方や
ガイド情報、操作説明情報を記憶して、模様選択等ミシ
ン操作に関連して作業者に適宜表示することができるよ
うにしたミシンの情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のミシンは非常に多機能化が進み、
模様の種類が多くなると共に、各模様毎に異なる操作が
要求されるために、これらのミシンの取り扱い方法を説
明するための説明情報を予めミシンに記憶しておき、こ
の説明情報を読むだけで取扱説明書を読まずにミシンの
操作ができるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
説明情報は多くの数があり種類ごとに区別できるから、
その選択順序はミシンの取扱説明書の目次と類似の構成
を取っていた。即ち、全ての説明項目を大分類、小分類
に区分けされており、所望の説明情報の項目を開くに
は、説明情報画面を呼び出すと複数の大分類が並ぶ項目
表示画面が開かれ、ここで一の大分類を選択するとその
選択された大分類項目に属する複数の小分類項目が表示
された画面が開く。さらにこの表示された小分類の中か
ら一の小分類を選択して、所望の説明情報を開くことが
できるという構成になっていた。
【0004】このため、説明情報の大小分類項目分けが
解らない経験が浅い作業者にとっては、目的の項目がす
ぐに開けず不要な情報を開くことによって無駄な時間が
かかったり、説明情報があることに気がつかない場合が
あった。また、説明情報を常に大分類から選択する必要
があるために目的の説明情報を直ちに開けず手間がかか
るという問題があった。また、説明情報を開いた時に関
連する他の説明情報を次々に表示したい場合にも、常に
大分類から選択し直さなければならず関連する項目を横
断的にすばやく表示することができないという問題点が
あった。
【0005】本発明の目的は、作業者がミシン操作する
手順としてミシンに糸や針を装着する等の準備段階、所
望の模様を表示画面に沿って選択し編集する段階、ミシ
ンのモータを作動して選択した模様を布に縫目形成する
縫製段階と、複数の段階があることに着目し、それぞれ
の段階に応じて要求される説明情報を絞り込んで簡単に
表示できるようにし、さらにこれに関連する説明情報も
所望により簡単に表示できるようにすることにより、作
業者にとって親切で使いやすいミシンの情報表示装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ミシンの情報表示装置は、ミシンの正面側に配置した表
示手段と、前記表示手段の上面側に透明なタッチスイッ
チを配置したタッチスイッチパネルと、複数の模様情報
を記憶した模様記憶手段と、前記模様記憶手段に記憶し
た複数の模様を表示手段に表示して所望の模様をタッチ
スイッチで選択するとその選択模様を表示する模様選択
手段と、前記模様記憶手段に記憶した模様毎に、その模
様の縫製対象物の説明とこれを縫製するためのミシンの
操作説明とを含む縫い方説明情報を記憶した縫い方説明
情報記憶手段と、前記縫い方説明情報を表示手段に表示
するように切り換える縫い方説明情報切換手段と、前記
模様選択手段の操作により選択された模様を表示手段に
表示し、前記縫い方説明情報切換手段の操作により前記
表示手段にその模様の縫製対象物の説明とこれを縫製す
るためのミシンの操作説明とを含む縫い方説明表示を行
うものである。
【0007】従って、請求項1記載のミシンの情報表示
装置においては、表示手段はミシンの正面側に配置し、
タッチスイッチパネルは前記表示手段の上面側に透明な
タッチスイッチを配置したものである。模様記憶手段に
は複数の模様情報を記憶し、模様選択手段は、複数の模
様を表示手段に表示して所望の模様をタッチスイッチで
選択するとその選択模様を表示するものである。縫い方
説明情報記憶手段は前記模様記憶手段に記憶した模様毎
に、その模様の縫製対象物の説明とこれを縫製するため
のミシンの操作説明とを含む縫い方説明情報を記憶した
ものであり、縫い方説明情報切換手段により前記縫い方
説明情報を表示手段に表示するように切り換えることが
できる。
【0008】これによって、前記模様選択手段の操作に
より選択された模様を表示手段に表示しているときに、
前記縫い方説明情報切換手段の操作により前記表示手段
にその選択された模様を使って縫製する縫製物の形状や
名称の説明とミシンの操作説明とを含む縫い方説明表示
を行うものである。従って模様選択する場合に、例えば
直線模様やジグザグ模様等は多くの縫製物に応用可能な
用途の広いものであり、模様選択時に目的とする用途の
縫製対象物の説明を見たい場合に、これを大分類から順
次選択して開くことなく直ちに開くことができるから操
作が簡単になり、すばやく表示することができる。
【0009】請求項2記載のミシンの情報表示装置は、
請求項1に記載した構成に加えて、縫製開始前の準備段
階でのミシンの使い方に関連する複数の説明情報と、ミ
シンの一般的な縫い方やミシンによる縫製のしくみ及び
布・糸・針の部材の選び方等のアドバイスに関連する複
数の説明情報と、縫製開始後に発見した不良発生に対し
てトラブル対策の方法を説明する複数の説明情報とを含
むミシンのガイド情報を記憶したガイド情報記憶手段
と、前記ミシンのガイド情報の複数の説明情報の項目一
覧を表示して所望の項目をタッチスイッチで選択する
と、その項目の説明情報を表示手段に表示するように切
り換えるガイド情報切換手段と、前記縫製開始前の準備
段階または模様選択手段による模様表示若しくは縫い方
説明情報を表示手段に表示し、前記ガイド情報切換手段
の操作により前記表示手段にミシンのガイド情報の各説
明項目一覧を表示してガイド情報を選択可能としたもの
である。
【0010】従って、請求項2記載のミシンの情報表示
装置においては、請求項1に記載した構成に加えて、ガ
イド情報記憶手段に、縫製開始前の準備段階でのミシン
の使い方に関連する複数の説明情報と、ミシンの一般的
な縫い方やミシンの縫製のしくみ及び布・糸・針の部材
の選び方等のアドバイスに関連する複数の説明情報と、
縫製開始後に発見した不良発生に対してトラブル対策の
方法を説明する複数の説明情報とを含むミシンのガイド
情報を記憶しておく。ガイド情報切換手段により、前記
ミシンのガイド情報の各説明項目一覧を表示して所望の
項目をタッチスイッチで選択すると、その項目の説明情
報を表示手段に表示するように切り換えることができ
る。
【0011】これによって、前記縫製開始前の準備段階
又は模様選択手段による模様表示若しくは縫い方説明情
報を表示手段に表示しているときに、縫製開始前の準備
段階でのミシンの使い方に関連する複数の説明情報と、
ミシンの一般的な縫い方やミシンの縫製のしくみ及び布
・糸・針の部材の選び方等のアドバイスに関連する複数
の説明情報と、縫製開始後に発見した不良発生に対して
トラブル対策の方法を説明する複数の説明情報といった
関連表示をすることができ、しかも所望の項目を素早く
選ぶことができるから、作業者に使いやすい情報表示装
置となっている。
【0012】請求項3記載のミシンの情報表示装置は、
請求項2に記載した構成に加えて、ミシンに備えた複数
のエラーメッセージ情報に対するミシン操作の方法を説
明する複数の操作説明情報を記憶した操作説明情報記憶
手段と、前記操作説明情報の各説明項目一覧を表示して
所望の項目をタッチスイッチで選択すると、その項目の
説明を表示手段に表示するように切り換える操作説明情
報切換手段と、前記模様選択手段による模様表示または
縫い方説明情報表示若しくはガイド情報を表示手段に表
示し、前記操作説明情報切換手段の操作により前記表示
手段に操作説明情報の各説明項目一覧を表示して操作説
明情報を選択表示可能としたものである。
【0013】従って、請求項3記載のミシンの情報表示
装置においては、請求項2に記載した構成に加えて、操
作説明情報記憶手段はミシンに備えた複数のエラーメッ
セージ情報に対するミシン操作の方法を説明する複数の
操作説明情報を記憶したものであり、操作説明情報切換
手段によってこの操作説明情報の各説明項目一覧を表示
して所望の項目をタッチスイッチで選択し、その項目の
説明を表示手段に表示するように切り換えることができ
る。
【0014】これによって、前記模様選択手段による模
様表示または縫い方説明情報表示若しくはガイド情報を
表示手段に表示しているときに、前記操作説明情報切換
手段の操作により前記表示手段に操作説明情報の各説明
項目一覧を表示してミシンに備えた複数のエラーメッセ
ージ情報に対するミシン操作の方法を説明する操作説明
情報を選択表示することができる。これによって、エラ
ーメッセージの警告が表示されていないときでも、予
め、エラーメッセージの警告が表示された時の操作方法
を学習することができるので、作業者の基礎的なミシン
操作の知識が充実したものになり、作業者は安心して縫
製作業を継続することができる。
【0015】請求項4記載のミシンの情報表示装置は、
ミシンの正面側に配置した表示手段と、前記表示手段の
上面側に配置して透明なタッチスイッチを配置したタッ
チスイッチパネルと、複数のエラーメッセージ情報を記
憶した記憶手段と、上記複数のエラーメッセージ情報に
対するミシン操作の方法を説明する複数の操作説明情報
を記憶した操作説明情報記憶手段と、前記操作説明情報
の各説明項目一覧を表示して所望の項目をタッチスイッ
チで選択すると、その項目の説明を表示手段に表示する
ように切り換える操作説明情報切換手段と、ミシン操作
に関連してエラーメッセージが表示された場合に、前記
操作説明情報切換手段の操作により前記表示手段に操作
説明情報の各説明項目一覧を表示して操作説明情報を選
択表示可能としたものである。
【0016】従って、請求項4記載のミシンの情報表示
装置においては、操作説明情報記憶手段に複数のエラー
メッセージ情報に対するミシン操作の方法を説明する複
数の操作説明情報を記憶しておく。エラーメッセージが
表示されたとき、操作説明情報切換手段により前記操作
説明情報の各説明項目一覧を表示して所望の項目をタッ
チスイッチで選択すると、その項目の説明を表示手段に
表示するように切り換えることができる。
【0017】これによって、エラーメッセージが表示さ
れた場合に、前記操作説明情報切換手段の操作により前
記表示手段に操作説明情報の各説明項目一覧を表示して
エラーメッセージ情報に対するミシン操作の方法を説明
する操作説明情報を選択表示することができ、作業者が
エラーメッセージで表示された原因を解決するための克
服方法を関連表示により直ちに表示することができるか
ら、作業者は確実にミシンを正常な状態にすることがで
き、同時に正しくミシンを扱う方法を習得することがで
きる効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1に示す本発明のミシン
の一例である刺繍ミシン1はミシン胴部2、ミシンアー
ム3、刺繍ミシン1に着脱自在のミシンベッド6からな
り、スタート/ストップスイッチ4、操作パネル5を備
える。
【0019】ミシンベッド6には刺繍装置8が装着され
たものと、装着されていないものの2種類が用意されミ
シンに対して機械的、電気的に接続するためのコネクタ
ー50によって制御部11はいずれのミシンベッド6で
あるかを検出できるようにしている。
【0020】刺繍装置8が装着されている場合のミシン
ベッド6において、刺繍装置8は、刺繍を施す布を保持
する刺繍枠8aを備えるもので、キャリッジ7に対して
刺繍枠8aが着脱可能に取り付けられている。キャリッ
ジ7は、後述の制御部11の制御下、図1中の左右方向
(矢印X方向)及び前後方向(矢印Y方向)に移動可能
に構成されている。刺繍枠8aは、キャリッジ7により
駆動されることによって、操作パネル5において選択さ
れた幾何学模様、絵模様、文字等の刺繍模様が布地に刺
繍されるように前後左右に移動するようになっている。
刺繍縫いミシン1においては、スタート/ストップスイ
ッチ4をON状態にすることによって、ミシンアーム3
に取り付けられたミシン針9と前記キャリッジ7が協働
して、刺繍縫いが行われるようになっている。
【0021】図2は、刺繍縫いミシン1の制御システム
10の概念を示すブロック図である。制御システム10
は、制御部11と該制御部11に接続されたROM1
3,RAM14,フラッシュメモリ15、外部記憶手段
としてのROMカード12及び各種スイッチや検出基板
等から構成される。制御部11は、例えばマイコン基板
からなり,CPUや入出力インターフェースを有する。
【0022】ROM(記憶手段)13は、刺繍縫いミシ
ン1における縫製動作や後述の表示処理を実行するため
の制御プログラムや制御データ、さらには内蔵模様とし
ての実用縫い、模様縫い、文字縫い、及び刺しゅう縫い
のための模様情報(運針情報及び表示情報)を記憶した
記憶手段、及び後述する縫い方説明情報とガイド情報と
操作説明情報、及びエラーメッセージ情報を記憶する記
憶手段等が書き込まれている。また、フラッシュメモリ
15には、不揮発的に記憶でき、書き込み読み出し可能
なメモリであり、EEPROMや電池でバックアップし
たRAMであってもよい。
【0023】外部記憶手段としてのROMカード12に
は、書き込み読み出し可能な記憶媒体でもよく、各種刺
繍模様の表示データとそれら刺繍模様を形成するための
刺繍データが模様別に記憶されている。ROM13及び
ROMカード12内の刺繍データは、多色模様について
は色別に運針情報を有する。
【0024】RAM14は、縫製作業や表示処理におい
て、一時的にデータを作業領域内の空き領域に格納する
一般的な構成が取られている。また、RAM14は操作
パネル5で表示される模様選択画面に対応して選択模様
や編集模様を記憶する編集バッファとしての役割を備え
る。
【0025】制御部11は、ROM13中に書き込まれ
ている制御プログラム、制御データ、刺繍データ、およ
びROMカード12内の刺繍データに基づいて、入力さ
れる各種信号やデータを利用し、刺繍縫い動作や操作パ
ネル5における各種表示処理を制御するようになってい
る。
【0026】電源基板20は、商用電源を直流電源に変
換して刺繍ミシン1に供給するもので、電源スイッチ2
1がオンされると制御部に直流電源が供給される。ま
た、電源基板20は、制御部11からメインモータ23
に関する制御信号が入力されると、メインモータ23が
駆動され前記ミシン針9が上下に動作するようになって
いる。メインモータ23の回転数は近傍に配置したMP
(モータパルス)検出基板24によって検出する。な
お、メインモータ23の回転速度は制御部11に接続さ
れているコントローラ26及びスライドボリューム25
を介して制御され、また、起動停止はスタートストップ
スイッチ4を操作することにより行われる。なお、スイ
ッチ基板30には、布送り方向を変更するためのリバー
ススイッチや上糸と下糸とを切断するための糸切り装置
を作動するための糸切りスイッチが接続されている。
【0027】刺繍縫いミシン内部には、制御部11に接
続された3つのステッピングモータである針振りモータ
32、送りモータ34、横送りモータ36が組み込まれ
ている。ミシンに装着されている前記ミシンベッド6に
刺繍装置8が装着されていない場合は、電源オン時にコ
ネクタ50によってこれを検出していわゆる本体ミシン
モードとなり、模様選択及び編集する模様はすべて本体
モードで模様縫いするための模様が自動的に設定され、
模様選択及び編集可能に表示される。
【0028】そして、ミシンが起動すると、前記針振り
モータ32、送りモータ34、横送りモータ36とメイ
ンモータ23によって、布送り歯による布送りと針振り
移動とが協働して本体ミシンによる直線、ジグザグ、ボ
タン付け等の実用模様縫い、各種文字縫い、ワンポイン
トなどの小型模様のもよう縫いが実行される。各モータ
にはそれぞれの動作を検出するための針振り検出基板3
1、送り検出基板33、横送り検出基板35、及び主軸
検出基板37を備えており、縫いデータによるモータ制
御を可能としている。
【0029】第1ソレノイド40、第2ソレノイド4
1、エンコーダー42、ポテンショメータ43は上糸を
所定量供給する自動糸調子装置を構成するものであり、
エンコーダー42は上糸の繰り出し量を検出して、もし
上糸が切れた場合などで繰り出し量がゼロになった場合
には上糸切れと判断して作業者に警告するための上糸無
しセンサーとしても機能する。ポテンショメータ43は
布押え装置の布厚を計測するセンサであり、上糸繰り出
し量を演算する場合のデータを与えるものである。
【0030】1針縫いスイッチ38は、1針縫ってミシ
ンのメインモータが停止するように制御される縫いスイ
ッチである。BHストップスイッチ44aとBHリバー
ススイッチ44bからなるボタンホールスイッチ44
は、ボタンホールを縫う場合に左右の平行部の縫目端部
を検出してボタンホール縫目を4方向で縫目形成できる
ようにするためのものである。
【0031】下糸検知用LED基板45と下糸検知用受
光基板46はボビンに巻かれた下糸の巻回量を検出する
ものであり、所定量以下になった場合には作業者に警告
を発するようになっている。
【0032】糸巻きスイッチ47は、ボビンに下糸を巻
き付ける際に、ボビンが糸巻き軸に装着されているかを
検出して、ボビンが糸巻き軸に装着されているときには
針棒切り外し装置を作動して針棒の上下動を停止してボ
ビンに糸巻きができるように制御される。
【0033】また、ランプスイッチ48は、縫製作業時
に手元を照らすランプ49をON/OFFするスイッチ
である。制御部11には、制御部11の制御の下で刺繍
装置8(図1)をXY方向に駆動するXY駆動手段51
が中継コネクター50を介して接続されている。
【0034】XY駆動手段51には、刺繍枠の種類、す
なわち刺繍範囲の大きさを検出する枠スイッチ52と枠
スイッチ53が設けられ、枠の大きさによって枠スイッ
チ52と枠スイッチ53のいずれかがON状態になり、
枠の種類が判別されるようになっている。またX方向モ
ータ54、及びY方向モータ55は、刺繍枠8aをX方
向、Y方向に移動するためのステッピングモータであ
り、X検知基板56、Y検知基板57によってX方向モ
ータ54、及びY方向モータ55の原点がそれぞれ検出
される。
【0035】電源オン時に、ミシンに装着されている前
記ミシンベッド6に刺繍装置8が装着されている場合
は、コネクタ50によってこれを検出して制御部11は
刺繍モードになり、ROMカード12又はROM13か
ら読み出され表示された選択及び編集する模様はすべて
刺繍モードで刺繍縫いするための模様が対象となるよう
に自動的に設定され、ミシンが起動すると、メインモー
タ23とX方向モータ54、及びY方向モータ55とが
協働して刺繍枠に固定された布に対して縫目形成され刺
繍縫いが実行される。
【0036】表示基板60は、図1に示す操作パネル5
に内蔵される表示手段としての液晶表示ユニットであ
り、制御部11からの制御信号によって所定の表示を行
う。表示基板60の背面にはバックライト61が設置さ
れ、インバータ基板62がバックライト61に対して電
源を供給する。また、操作パネル5は表示画面とともに
透明タッチスイッチを配置したタッチパネル63を備
え、このタッチパネル63の所望の位置を押圧入力され
ると、その位置を検出して制御部11は同じ位置に表示
されている表示手段の内容を決定しその表示内容に関連
した制御が実行され、必要に応じて表示基板60の表示
画面が切り換えられるようになっている。
【0037】次に、ミシンの模様選択、編集の操作の内
容について表示例と共に詳細に説明する。
【0038】図3は電源オン時にミシンがミシン本体モ
ードとなった場合の表示画面の表示例であり、全体が透
明タッチスイッチパネル63でカバーされ、液晶表示さ
れる表示基板60は図において上端から、下端は糸調子
調整表示、ぬい目長さ調整表示、及びスーパーBH表示
までである。その下方に上下2段で図示されている「ガ
イド」キー80、「ファイル」キー81、「よびだし」
キー82、「マニュアル」キー83・・等のスイッチは
表示基板60による変更可能な表示ではなく、透明タッ
チスイッチパネル63に印刷により常時表示された固定
スイッチとなっている。図7〜図39はこの固定表示ス
イッチを省略して表示基板60の表示画面のみを図示し
てある。
【0039】ミシン本体モードでは、縫製可能な全ての
模様を「実用」縫い群キー84、「もよう」群キー8
5、「文字」群キー86の3種に分類してこの固定スイ
ッチにて選択することができる。
【0040】電源オン時は図3に示す「実用」縫い群キ
ー84を操作した場合に表示される実用縫い選択画面の
第1頁が自動選択されて表示される。同図において、模
様表示部88には実用縫いの群の模様の形象が上下2段
に表示され、上段は左から直線(2種)、ジグザグ(裁
ち目かがり)(3種)、伸縮強化ぬい(1種)の形象が
表示がされ、下段は左からボタン穴かがり(4種)、裁
ち目かがり(1種)、まつり縫い(1種)の模様の形象
がそれぞれ選択可能に表示される。
【0041】そして作業者が所望の模様表示部を押圧す
るとタッチパネル63がその押圧位置を判別して選択模
様を識別し、その模様を反転表示すると共に表示画面上
段の選択模様表示部89に模様の形象と模様の名称とこ
の模様の縫製に使用する布押えの形象を表示する。電源
オン時は図3に示すように直製縫いが反転表示され自動
選択されている。90は糸調子調整部及びぬい目の長さ
調節部であり、表示に沿ってタッチパネル63を押圧操
作することにより適宜設定できる。スタート/ストップ
スイッチ4を操作するとメインモータが23が駆動さ
れ、設定した糸調子及びぬい目の長さによって布地に直
線縫いが形成される。
【0042】図4は実用縫い選択画面の第2頁であり、図
3の頁めくりキー91の操作により切り換え表示され
る。模様表示部88には実用縫いが上下2段に表示さ
れ、上段は左から伸縮地用直線縫い、裁ち目かがり三点
ジグザグ、伸縮地用ボタン穴かがり、伸縮地用裁ち目か
がり、伸縮地用まつり縫い、かん止めが各一種づつ形象
表示され、下段は左からアップリケ1種、パッチワーク
2種、裁ち目かがり(オーバーロック)1種、しつけ縫
い2種の模様がそれぞれ選択可能に形象表示される。
【0043】図5は実用縫い選択画面の第3頁であり、
図4の頁めくりキー91の操作により切り換えられる。
模様表示部88には実用縫いが上下2段に表示され、上
段左側2種と下段左側2種がワッペンつけやダーニング用
の直線縫い表示であり、上段右側2種と下段右側2種がワ
ッペンつけやダーニング用のジグザグ縫い表示となって
いて、四角形ワッペンの各辺を縫製する時に、表示され
ている矢印方向にあった模様を選択して縫目形成するこ
とで容易に四角形状縫いができるようになっている。
【0044】図6は前記固定スイッチのもよう群85を
選択した場合の表示画面であり、模様表示部88の上方
には4種のタグキー92が一列に配置してあり、左から
大型模様群、モンタージュ縫い群、コマ送り縫い群、ワ
ンポイント縫い群を選択するキー表示がなされ、図6の
模様表示部88はこのうちワンポイント縫い群キーを選
択した場合に属する各模様の形象をたて4種×よこ6種の
マトリクス状に配置して選択可能に表示したものであ
る。この表示された模様には上段左にスカラップ模様
(貝がらぬい)が選択可能になっている。
【0045】また図示していないが頁めくりキー91の
操作によりワンポイント縫いの第2画面が表示できる。
さらに前記固定スイッチの文字群キー86を選択すると
ひらがな、カタカナ、数字、アルファベット(4書
体)、学年を表わすための特定の漢字と記号が模様表示
部88に選択可能に形象表示され、作業者は所望の文字
を複数組み合せた言葉を作成して縫製したり、前記モン
タージュ縫い群を選択して表示画面に表示された顔の各
パーツを複数の中から選択して作成したオリジナルな顔
模様と前記言葉を選択模様表示部89で組み合せて縫製
することができる。
【0046】以上説明したように、ミシンには多くの模
様が用意されてあり、それぞれの模様毎にその模様を縫
製する標準的な縫製対象物が決まっているが、初心者に
はそれらの知識がなく充分にミシンを活用できなかった
り、あるいはそれを縫製するためのミシンの操作方法が
解からない場合がある。この刺繍ミシンに用意されてい
る縫製対象物や、ミシンの操作方法を説明するための縫
い方説明情報が縫い方説明情報記憶手段としてROMに
記憶されている。次にその種類を列記する。
【0047】1.ピンタック(2画面)、2.いせ込み
(3画面)、3.ギャザー縫い(3画面)、4.伸縮地
用直線縫い(1画面)、5.裁ち目かがり縫い(4種各
1画面)、6.ボタン穴かがり(5種各9画面)、7.
スーパーボタン穴かがり(4種各9画面)、8.かん止
め(5画面)、9.脇あきファスナーつけ(7画面)、
10.つき合わせファスナーつけ(7画面)、11.小
物づくりのファスナーつけ(4画面)、12.まつりぬ
い(5画面)、13.伸縮地用まつりぬい(5画面)、
14.しつけ(2種各1画面)、15.パッチワーク
(2種各3画面)、16.アップリケ(3種各4画
面)、17.スカラップ(3種各3画面)・・などであ
る。
【0048】これら、縫い方説明情報のうち、図7から
図15に示す6種類の縫い方説明は、直線縫いを使った
ものを例示している。この6種類の他の縫い方説明は実
用縫い又はもよう縫いで選択できる模様の名称と個別に
対応しているから図示は省略する。
【0049】図7は図3で直線を選択した後に固定スイ
ッチのガイドキー80(縫い方説明情報切換手段)を押
した場合に、直線縫いを説明するために、図3の画面か
ら切り替わって表示される第1の縫い方説明表示画面の
第1画面である。第1の縫い方説明として直線縫いを使
って縫製するピンタックの縫い方を説明している。この
縫い方説明画面の上段模様表示部93には選択模様とし
て直線の名称と直線縫目の形象表示と押さえ足の形象表
示がされ、中段のイラスト説明部94にはピンタックを
よく使う縫製対象物の標準的な例示としてブラウスやエ
プロンをイラストで説明し、下段の説明文表示部95に
は説明文でブラウスやエプロンを説明している。「終
了」キー96を操作すると図3の模様選択画面に戻り、
縫製を開始することができる。「こまったとき」キー9
7を操作すると後述する図16以降で説明するガイド情
報の選択及び説明画面を表示することができる。
【0050】図8は図7の画面表示の時に頁めくりキー
91(縫い方説明情報切換手段)の「後ページ」キー
で、図7のピンタックの縫い方説明第1画面からピンタ
ックの縫い方説明第2画面に切り替え表示したものであ
り、「前ページ」キー、「後ページ」キーの操作により
前後のページを交互に切り換え表示可能としている。中
段のイラスト説明部94にはピンタックをミシンで縫製
する場合のミシンの操作方法を説明するために、完成図
と縫製作業中の絵を2枚の図で図解表示し、下段の説明
文表示部95には中段のイラストを説明文で詳細に説明
している。
【0051】図9は図8の画面表示の時に頁めくりキー
91で図8のピンタックの縫い方説明画面から同じく直
線縫いを説明するために切り替わって表示される第2の
縫い方説明表示の第1画面であり、直線縫いを使って縫
製されるギャザーの縫い方を説明している。イラスト説
明部94はギャザーの縫いを使う縫製対象物の例として
ベビー服の部分拡大図と全体図を図示し、下段の説明文
表示部95にこれを説明文によって説明している。
【0052】図10は図9の画面表示で頁めくりキー9
1により相互に切り換え表示される第2の縫い方説明表
示の第2画面であり、ギャザー縫いに必要なミシンの操
作方法として糸調子と縫目長さの調整をイラストと説明
文で説明したものである。図11は図10の画面表示で
頁めくりキー91により図10から切り替わって表示さ
れる第2の縫い方説明表示の第3画面であり、ギャザー
縫いをミシンで縫製する場合の操作方法の説明として、
イラスト説明部94は完成図と縫製作業中の絵をイラス
トで説明し、下段の説明文表示部95には中段のイラス
トを説明文で説明している。
【0053】図12は図11の画面表示で頁めくりキー
91により図11の縫い方説明画面から相互に切り替え
表示されるもので、直線縫いを説明する第3の縫い方説
明表示画面の第1画面であり、直線縫いを使って縫製す
るいせ込みの縫い方を説明している。この縫い方説明画
面にはいせ込み縫いにより縫製する袖つけを説明するた
めに、縫製対象物の例としてブラウスの袖と全体図をイ
ラストで表わし、その説明文で説明したものである。図
12の第1画面を表示しているときに頁めくりキー91
を操作すると第3の縫い方説明表示の第2〜3画面が表
示され、ミシンでいせ込み縫いをする場合の操作方法を
説明している(図示省略する)。
【0054】図13は直線縫いを説明する第4の縫い方
説明表示画面の第1画面であり、直線によって縫製する
脇あきファスナー付けの縫い方を説明している。この縫
い方説明画面には脇あきファスナー付けをする縫製対象
物としてスカート、スラックス、ワンピースをイラスト
と説明文で説明している。前記いせ込み縫いの縫い方説
明表示画面から頁めくりキー91により相互切換表示可
能であり、ミシンで脇あきファスナー付けをする場合の
ミシンの操作説明を第2〜7画面にかけて6枚の表示画
面で行っている(図は省略)。
【0055】図14は直線縫いを説明する第5の縫い方
説明表示画面の第1画面であり、直線によって縫製する
つき合せファスナー付けの縫い方を説明している。前記
脇あきファスナー付けの縫い方説明表示画面から頁めく
りキー91により相互切換表示可能であり、縫製対象物
としてバッグ・クッション・カバーをイラストと説明文
で説明し、他に6枚の表示画面でミシンの操作説明をす
るようになっている(図は省略)。
【0056】図15は直線縫いを説明する第6の縫い方
説明表示画面の第1画面であり、直線によって縫製する
小物づくりのファスナー付けの縫い方を説明している。
前記つき合せファスナー付けの縫い方説明表示画面から
頁めくりキー91により相互切換表示可能であり、縫製
対象物としてポーチやバッグをイラストと説明文で説明
し、他に3枚の表示画面でミシンの操作説明をするよう
になっている(図は省略)。
【0057】このように縫い方説明情報は、模様選択し
た時にその模様の縫い方説明情報がワンタッチで表示さ
れるから作業者にきわめて利便性が高いものとなる。ま
た、模様選択時にその模様には縫い方説明情報がある旨
の表示(図は省略)がされるとより便利である。
【0058】なお、上記直線によって縫製可能な6種の
縫い方説明情報の表示を頁めくりキー91で行っていた
が、これに限らず、例えばガイドキー80(縫い方説明
情報切換手段)によって縫い方説明情報の各項目の第1
画面のみを順次表示することができ、第2画面以下の頁
めくりは頁めくりキー91(縫い方説明情報切換手段)
で行うようにすれば作業者にとって操作回数を少なくす
ることができてより一層便利である。
【0059】図16は縫製開始前の準備段階での「ミシ
ンの使い方」に関連する複数の説明情報と、ミシンの一
般的な縫い方やミシンによる縫製のしくみの説明及び糸
や針といった部材の選び方等の「アドバイス」に関連す
る複数の説明情報と、縫製開始に伴って発見した不良発
生に対しする対策方法を説明する複数の「トラブル」対
策説明情報とを含むミシンのガイド情報の各説明項目一
覧を表示して所望の項目をタッチスイッチで選択可能と
したガイド情報選択画面であり、これらガイド情報はガ
イド情報記憶手段としてROMに記憶されている。
【0060】このガイド情報選択画面は前記縫い方説明
の表示画面中に配置された「こまったとき」キー(ガイ
ド情報切換手段)97を操作して表示することができ
る。即ち、模様選択してその模様を縫製するためのミシ
ンの操作方法は前記縫い方説明情報の表示を読んだが、
これだけではまだ足りず縫製作業が進行できない場合
に、関連するミシンの基礎知識として、例えば、主に
縫製開始前の準備段階でのミシンの使い方に関する複数
の説明情報、特定の縫い模様に関係ない一般的な縫い
方やミシンの縫製のしくみ及び布・糸・針といった部材
の選び方といったアドバイスに関する複数の説明情報、
縫製中に作業者が発見した不良発生に対するトラブル
対策方法を説明する複数の説明情報を、ミシンの取扱説
明書いを読まずに素早く読めるようになっていると作業
能率向上に有利である。
【0061】これら関連する各々の説明情報の項目を一
括表示しておき、所望の項目を選択すると直ちに目的の
項目に関する説明を表示可能としたものである。また、
ミシンの使い方やアドバイスの説明情報の各項目はガイ
ド情報切換手段97をミシンの電源オン時や模様選択画
面でも表示して、ミシン操作前の段階で選択表示できる
ようにすると作業者により一層親切である。また、トラ
ブル対策情報はミシン縫製中に切換表示可能にすると便
利である。このガイド情報選択画面の中の「戻る」キー
98を操作するとガイド情報選択画面を表示する前画面
に戻ることができる。また「操作のヒント」キー99は
図28の操作のヒント選択画面が表示される。
【0062】図16のガイド情報選択画面で表示される
縫製開始前の準備段階で必須であり、縫製中に糸などの
部材が消耗した時にも必要となるミシンの使い方に関連
する項目を列記すると、 1.上糸かけ、2.下糸まき、3.糸通し、4.濃度調
整、5.針交換、6.刺しゅう機、7.押え交換、8.
基本操作、9.下糸セット、10.オプション・・等が
ある。
【0063】また、図16のガイド情報選択画面で表示
されるアドバイスに関連する項目を列記すると、 1.段・角・カーブ・厚地ぬい、2.糸調子、3.布・糸・
針・・等がある。
【0064】また、図16のガイド情報選択画面で表示
されるトラブルに関連する項目を列記すると、 1.糸調子不良、2.布を送らない、3.針が折れる、
4.ぬい目にしわができる、5.糸切れ・ぬい目がと
ぶ、6.糸通しができない・・等が用意されている。
【0065】図17は上記ミシンの使い方に関連する項
目の一つとして、例えば「下糸まき」を選択した場合に
表示される下糸巻き装置の操作方法の説明第1頁であ
り、縫製開始前の準備作業としての下糸巻き作業とし
て、ボビンに下糸を巻く作業を説明する説明情報がイラ
スト図と、説明文で構成されている。なお、縫製中の下
糸がかくなった場合の操作説明として切換表示できるよ
うにしてもよい。
【0066】図18、図19はそれぞれ前図の表示の時
に頁めくりキー91を操作して交互に表示可能とされる
「下糸まき」の第2頁、第3頁である。各画面の「終
了」キー100の操作により図16のガイド情報選択画
面に戻ることができる。
【0067】図20はアドバイスに関連する項目の一つ
「段・角・カーブ・厚地ぬい」を選択した場合に表示され
る縫製操作のコツを示す説明画面であり、直線やジグザ
グ等の特定の縫い模様とは関係なく、所望の模様を選択
した場合であって、段ぬい・角ぬい・カーブぬい・厚地ぬ
い等の一般的な縫製態様における布扱いといった縫い方
についてのアドバイスをするものであり、説明情報とし
てイラスト図と、説明文で構成されている。
【0068】図21〜図23は上記ミシンの縫製のしく
みをアドバイスする項目の一つとして「糸調子」を選択
した場合に表示される説明画面であり、糸調子を強くし
たり弱くしたりした場合の縫目の変化を断面図を含むイ
ラスト図と、説明文で構成される3枚の画面によって具
体的に説明している。これによって、縫製のしくみに関
する理解が深められ、作業者がよりよい縫製をすること
ができるようにするものである。各説明画面は頁めくり
キー91を操作して各頁を交互に表示可能としている。
【0069】図24は上記布・糸・針といった部材の選
び方のアドバイスに関連する項目の一つ「布・糸・針」を
選択した場合に表示される説明画面であり、作業者が使
用する布地の種類毎に最適な糸と針を紹介するもので、
縫製操作を誤りなく行え、美しい縫目が形成できるよう
に表形式で構成されている。
【0070】図25、図26は上記縫製中に布地に形成
した縫目を見て作業者が発見したトラブルに関連する項
目の一つとして、例えば「糸調子不良」を選択した場合
に表示される糸調子不良の原因と処置方法をイラスト図
と説明文でわかりやすく解説することで、作業者が誤っ
た操作を容易に発見できしかも正常な操作に直せるよう
に構成されている。頁めくりキー91を操作して各頁を
交互に表示可能としている。
【0071】図27はトラブルに関連する項目の一つと
して、上記縫製中に布が送られていないことを作業者が
発見して、作業者が「布を送らない」を選択した場合に
表示される縫目長さの設定や、押さえ調節方法をイラス
ト図と説明文でわかりやすく解説することで、作業者が
誤った操作を容易に発見できしかも正常な操作に直せる
ように構成されている。
【0072】図28の「操作のヒント」画面は、ミシン
操作中に表示されるエラーメッセージが複数用意されて
おり、このエラーメッセージが警告する事項を解決する
ためのミシン操作の方法が解らない人や、このエラーメ
ッセージの警告がでていないがエラーメッセージに対す
るミシン操作方法を基本的初歩的な知識としていつでも
学べることを求める人々のために、このミシン操作に関
連する複数の説明項目の一覧を表示して所望の項目をタ
ッチスイッチで選択表示可能とした操作説明情報の選択
表示画面である。これら操作説明情報は操作説明情報記
憶手段としてROMに記憶されている。この操作説明情
報選択画面は前記図16のガイド情報選択画面の中の
「操作のヒント」キー(操作説明情報切換手段)を操作
して表示することができる。また、操作説明情報選択画
面はエラーメッセージの警告がでていないときでも見ら
れるように、ミシン電源オン時や、前記模様選択画面、
ミシン縫製中に表示したり、または縫い方説明情報表示
等から切換表示することができるように「操作のヒン
ト」キーを配置してもよい。
【0073】操作説明情報選択画面(図28)で表示さ
れる操作のヒント項目を列記すると、 1.上糸かけ、2.下糸セット、3.ボタン穴かがり、
4.刺しゅうカード、5.刺しゅうもよう・・などであ
る。この操作説明情報選択画面中にある「戻る」キー1
01を操作するとこの操作説明情報選択画面の前画面に
戻ることができる。
【0074】図29〜図31は上記操作のヒントのうち
「上糸掛け」を選択した場合に表示されるものであり、
ミシンに上糸をかける順序はミシンの各部分に矢印で概
略表示されているが、更にここで詳細に図示して誰でも
誤り無いようにイラスト図と説明文を使って3枚の表示
画面で構成されており、各頁切換は頁めくりキー91を
操作して交互に表示可能とされる。なお図中「終了」キ
ー102を操作すると操作説明情報選択画面に戻ること
ができる。
【0075】図32と図33は上記操作のヒントのうち
「下糸セット」を選択した場合に表示されるものであ
り、下糸を巻回したボビンをミシンにセットする手順は
ミシンにも矢印などで概略解るように表示されている
が、更にここで詳細に図示して誰でも誤り無いようにイ
ラスト図と説明文を使って説明するものであり、各頁切
換は頁めくりキー91を操作して交互に表示可能とされ
る。
【0076】図34と図35は上記操作のヒントのうち
「ボタン穴かがり」を選択した場合に表示されるもので
あり、ボタン穴かがりする場合に必要なボタン穴かがり
押さえをミシンにセットする作業について、通常の押え
交換の作業と類似するものであるが、形状や構造がやや
異なることから更にここで詳細に図示して誰でも誤り無
いようにイラスト図と説明文を使って説明するものであ
り、各頁切換は頁めくりキー91を操作して交互に表示
可能とされる。
【0077】図36は上記操作のヒントのうち「刺しゅ
うカード」を選択した場合に表示されるものである。刺
しゅうカード(ROMカード12)をミシンに装着する
場合に向きと方向が合っていないと入らないから、入る
ようにいろいろ試してみればすぐに解ることであるが、
更にここで詳細に図示して誰でも誤り無いようにイラス
ト図と説明文を使って説明するものである。
【0078】図37と図38は上記操作のヒントのうち
「刺しゅうもよう」を選択した場合に表示されるもので
あり、ミシンに刺繍装置8が装着されたミシンベッド6
が装着された状態で電源オンした場合にミシンは刺しゅ
うモードになる。この時、模様編集をする場合の注意
や、文字選択をする場合に気をつけるべきこと及びその
対応方法をいつでも知ることができるように詳細に図示
して誰でも誤り無いようにイラスト図と説明文を使って
説明するものであり、各頁切換は頁めくりキー91を操
作して交互に表示可能とされる。
【0079】図39は、ミシンのエラーメッセージの一
例でありエラーメッセージ記憶手段としてROMに記憶
されている。ミシンが刺しゅうモードであって、刺繍文
字を複数選択した場合であって、刺繍枠からはみ出して
しまうときは刺しゅうデータの編集プログラムに格納さ
れているチェックプログラムが働いて「文字数が多すぎ
ます」と表示される。この場合は、その対応する操作方
法を作業者が知っておりすぐに解除できる場合は「O
K」キー103を操作すればよい。また、作業者がその
エラー解除方法が分からない場合には、表示画面中にあ
る「操作のヒント」キー(操作説明情報切換手段)10
4を押すと上記図28の操作説明情報選択画面としての
操作のヒント画面が表示され、さらに「5刺しゅうもよ
う」を選択することで、前記図38に示す説明情報が表
示されるから、文字数が多い場合にサイズを小さくする
か、文字数を少なくする操作をするか、刺しゅう枠に対
する文字配列の方向を変更するという各種の操作方法を
すぐに表示することができ、これにより素早く対応する
ことができる。
【0080】なお、上記図39に示すもの以外に、ミシ
ン操作プログラムに格納されているチェック機能が働い
て表示されるエラーメッセージを列記すると、 1.ボタン穴かがりレバーを下げてください、2.上糸
を確認してください、3.プーリーを手前に回して針を
あげてください、4.刺しゅうカードが入っていないの
でセットしてください、5.下糸が少なくなっていま
す。ボビンを確認してください、6.この文字列は枠に
入りません・・などである。
【0081】例えば、「ボタン穴かがりレバーを下げて
ください」と表示された場合は、図28の操作のヒント
画面から「3ボタン穴かがり」を選択すると前記図35
に示すようにエラーを回避するためのミシンの操作方法
が表示される。また、「上糸を確認してください」と表
示された場合は、図28の操作のヒント画面から「1上
糸かけ」を選択すると前記図29に示すようにエラーを
回避するためのミシンの操作方法が表示される。
【0082】また、「プーリーを手前に回して針をあげ
てください」と表示された場合は、図28の操作のヒン
ト画面から「5刺しゅうもよう」を選択すると前記図3
7に示すようにエラーを回避するためのミシンの操作方
法が表示される。また、「刺しゅうカードが入っていな
いのでセットしてください」と表示された場合は、図2
8の操作のヒント画面から「4 刺しゅうカード」を選
択すると前記図36に示すようにエラーを回避するため
のミシンの操作方法が表示される。
【0083】また、「下糸が少なくなっています。ボビ
ンを確認してください」と表示された場合は、図28の
操作のヒント画面から「2下糸セット」を選択すると前
記図32,33に示すようにエラーを回避するためのミ
シンの操作方法が表示される。また、「この文字列は枠
に入りません」と表示された場合は、図28の操作のヒ
ント画面から「5刺しゅうもよう」を選択すると前記図
38に示すようにエラーを回避するためのミシンの操作
方法が表示される。
【0084】これら、エラーメッセージはそれぞれ図3
9のものと同様に枠で囲んで表示され、「OK」キーと
「操作のヒント」キー(操作説明情報切換手段)が表示
されるものであり、「操作のヒント」キーの操作により
詳細な操作方法を説明する操作説明情報選択画面として
操作のヒント画面を表示することができ、エラーメッセ
ージに対応する項目を選択して操作説明情報を読むこと
ができるから、作業者は面倒な取扱説明書を読まずに、
速やかに縫製作業を行うことができる。
【0085】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるミシンの情報
表示装置によれば、模様選択手段の操作により選択され
た模様を表示手段に表示しているときに、前記縫い方説
明情報切換手段の操作によりその模様の縫製対象物の説
明とこれを縫製するためのミシン操作の説明とを含む縫
い方説明表示を行うことができ、従来のように大分類か
ら順次選択して開くことなく、模様選択に関連して適宜
なタイミングで直ちに開くことができるから、縫い方説
明表示操作がきわめて簡単になった。
【0086】また、請求項2に係わるミシンの情報表示
装置によれば、縫製開始前の準備段階、前記模様選択手
段による模様表示または縫い方説明情報を表示手段に表
示しているときに、これに関連するミシン操作が解らな
い場合に、ミシンの取扱説明書いを読まずに、前記ガイ
ド情報切換手段の操作により前記表示手段に縫製開始前
の準備段階でのミシンの使い方に関連する複数の説明情
報と、ミシンの一般的な縫い方やミシンの縫製のしくみ
及び布・糸・針の部材の選び方等のアドバイスに関連す
る複数の説明情報と、縫製開始後に発見した不良発生に
対してトラブル対策の方法を説明する複数のトラブル対
策説明情報といった関連項目を選択可能に一括表示し
て、素早く選び表示することができる。これによって、
ミシン作業の進行段階に従って発生する問題を予め分類
して必要な項目を絞って直ちに表示することができるか
ら、作業者は問題発生時に素早く選択表示することがで
き、これによって直ちに問題を解決する操作を行うこと
ができるので、親切で使いやすいミシンを提供すること
ができる。
【0087】また、請求項3に係わるミシンの情報表示
装置によれば、前記模様選択手段による模様表示または
縫い方説明情報表示若しくはガイド情報を表示手段に表
示しているときに、前記操作説明情報切換手段の操作に
よりミシンに備えた複数のエラーメッセージ情報に対す
るミシン操作の方法を説明する複数の操作説明の各説明
項目一覧を表示して選択表示することができる。従っ
て、このような基本的で初歩的なミシン操作に関連する
説明を求める人々のために、取扱説明書を読まずにいつ
でも直ちに表示させ確認することができるから、より一
層親切で使いやすいミシンを提供することができ、顧客
に好評を博しているものである。
【0088】また、請求項4に係わるミシンの情報表示
装置によれば、ミシン操作中に表示されるエラーメッセ
ージが複数用意されており、これが表示された場合にエ
ラーを解消するためのミシン操作が解らない人のため
に、前記操作説明情報切換手段の操作により前記表示手
段にエラーを解消する操作説明情報の各説明項目一覧を
表示して所望の操作説明を簡単に選択表示することがで
きる。これによって、作業者がエラーメッセージで表示
された原因を解決するための克服方法を簡単に表示する
ことができて親切であると共に、関連する操作項目も作
業者の選択操作により直ちに表示することができるか
ら、作業者は確実にミシンを正常な状態にすることがで
き、同時に正しくミシンを扱う方法を習得することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す刺繍ミシンの斜視図
【図2】本発明の実施の形態のミシンの制御系を示すブ
ロック図
【図3】本発明の実施の形態の実用縫い選択画面第1頁
の表示例を示す図
【図4】本発明の実施の形態の実用縫い選択画面第2頁
の表示例を示す図
【図5】本発明の実施の形態の実用縫い選択画面第3頁
の表示例を示す図
【図6】本発明の実施の形態の模様選択画面の表示例を
示す図
【図7】本発明の実施の形態の第1縫い方説明表示第1頁
の例を示す図
【図8】本発明の実施の形態の第1縫い方説明表示第2
頁の例を示す図
【図9】本発明の実施の形態の第2縫い方説明表示第1
頁の例を示す図
【図10】本発明の実施の形態の第2縫い方説明表示第
2頁の例を示す図
【図11】本発明の実施の形態の第2縫い方説明表示第
3頁の例を示す図
【図12】本発明の実施の形態の第3縫い方説明表示第
1頁の例を示す図
【図13】本発明の実施の形態の第4縫い方説明表示第
1頁の例を示す図
【図14】本発明の実施の形態の第5縫い方説明表示第
1頁の例を示す図
【図15】本発明の実施の形態の第6縫い方説明表示第
1頁の例を示す図
【図16】本発明の実施の形態のガイド情報選択画面の
表示例を示す図
【図17】本発明の実施の形態のミシンの使い方の説明
情報第1頁の表示例を示す図
【図18】本発明の実施の形態のミシンの使い方の説明
情報第2頁の表示例を示す図
【図19】本発明の実施の形態のミシンの使い方の説明
情報第3頁の表示例を示す図
【図20】本発明の実施の形態の第1アドバイスの説明
情報の表示例を示す図
【図21】本発明の実施の形態の第2アドバイスの説明
情報第1頁の表示例を示す図
【図22】本発明の実施の形態の第2アドバイスの説明
情報第2頁の表示例を示す図
【図23】本発明の実施の形態の第2アドバイスの説明
情報第3頁の表示例を示す図
【図24】本発明の実施の形態の第3アドバイスの説明
情報の表示例を示す図
【図25】本発明の実施の形態の第1トラブル対策説明
情報第1頁の表示例を示す図
【図26】本発明の実施の形態の第1トラブル対策説明
情報第2頁の表示例を示す図
【図27】本発明の実施の形態の第2トラブル対策説明
情報の表示例を示す図
【図28】本発明の実施の形態の操作説明情報の選択画
面の表示例を示す図
【図29】本発明の実施の形態の第1操作説明情報第1頁
の表示例を示す図
【図30】本発明の実施の形態の第1操作説明情報第2
頁の表示例を示す図
【図31】本発明の実施の形態の第1操作説明情報第3
頁の表示例を示す図
【図32】本発明の実施の形態の第2操作説明情報第1
頁の表示例を示す図
【図33】本発明の実施の形態の第2操作説明情報第2
頁の表示例を示す図
【図34】本発明の実施の形態の第3操作説明情報第1
頁の表示例を示す図
【図35】本発明の実施の形態の第3操作説明情報第2
頁の表示例を示す図
【図36】本発明の実施の形態の第4操作説明情報の表
示例を示す図
【図37】本発明の実施の形態の第5操作説明情報第1
頁の表示例を示す図
【図38】本発明の実施の形態の第5操作説明情報第2
頁の表示例を示す図
【図39】本発明の実施の形態のエラーメッセージの表
示例を示す図
【符号の説明】
1 刺繍ミシン 4 スタート/ストップスイッチ 5 操作パネル 6 ミシンベッド 7 キャリッジ 8 刺繍装置 8a 刺繍枠 10 制御システム 11 制御部 12 ROMカード 13 ROM(記憶手段) 14 RAM 15 フラッシュメモリ 21 電源スイッチ 23 メインモータ 30 スイッチ基板 32 針振りモータ 34 送りモータ 36 横送りモータ 37 主軸検出基板 50 中継コネクター 51 XY駆動手段 54 X方向モータ 55 Y方向モータ 60 表示基板 タッチパネル(透明タッチスイッチパネル) 80 「ガイド」キー(縫い方説明情報切換手段) 81 「ファイル」キー 82 「よびだし」キー 83 「マニュアル」キー 84 「実用」縫い群キー 85 「もよう」群キー 86 「文字」群キー 88 模様表示部 89 選択模様表示部 90 糸調子調整部及びぬい目の長さ調節部 91 頁めくりキー 92 タグキー 93 上段模様表示部 94 イラスト説明部 95 説明文表示部 96 「終了」キー 97 「こまったとき」キー(ガイド情報切換手段) 98 「戻る」キー 99 「操作のヒント」キー 100 「終了」キー 101 「戻る」キー 102 「終了」キー 103 「OK」キー 104 「操作のヒント」キー(操作説明情報切換手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 健 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 (72)発明者 福田 章夫 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA07 AA15 CB04 CE09 CE23 GG04 LA66 LA67 LB02 NA79 NA80 NB18 QA06 QA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの正面側に配置した表示手段と、前
    記表示手段の上面側に透明なタッチスイッチを配置した
    タッチスイッチパネルと、複数の模様情報を記憶した模
    様記憶手段と、前記模様記憶手段に記憶した複数の模様
    を表示手段に表示して所望の模様をタッチスイッチで選
    択するとその選択模様を表示する模様選択手段と、前記
    模様記憶手段に記憶した模様毎に、その模様の縫製対象
    物の説明とこれを縫製するためのミシンの操作説明とを
    含む縫い方説明情報を記憶した縫い方説明情報記憶手段
    と、前記縫い方説明情報を表示手段に表示するように切
    り換える縫い方説明情報切換手段と、前記模様選択手段
    の操作により選択された模様を表示手段に表示し、前記
    縫い方説明情報切換手段の操作により前記表示手段にそ
    の選択された模様の縫製対象物の説明とこれを縫製する
    ためのミシンの操作説明とを含む縫い方説明表示を行う
    ことを特徴とするミシンの情報表示装置。
  2. 【請求項2】縫製開始前の準備段階でのミシンの使い方
    に関連する複数の説明情報と、ミシンの一般的な縫い方
    やミシンによる縫製のしくみ及び布・糸・針の部材の選
    び方等のアドバイスに関連する複数の説明情報と、縫製
    開始後に発見した不良発生に対してトラブル対策に関連
    する方法を説明する複数の説明情報とを含むミシンのガ
    イド情報を記憶したガイド情報記憶手段と、前記ミシン
    のガイド情報の複数の説明情報の項目一覧を表示して所
    望の項目をタッチスイッチで選択すると、その項目の説
    明情報を表示手段に表示するように切り換えるガイド情
    報切換手段と、前記縫製開始前の準備段階又は模様選択
    手段による模様表示若しくは縫い方説明情報を表示手段
    に表示し、前記ガイド情報切換手段の操作により前記表
    示手段にミシンのガイド情報の各説明項目一覧を表示し
    てガイド情報を選択表示可能としたことを特徴とする請
    求項1記載のミシンの情報表示装置。
  3. 【請求項3】ミシンに備えた複数のエラーメッセージ情
    報に対するミシン操作の方法を説明する複数の操作説明
    情報を記憶した操作説明情報記憶手段と、前記操作説明
    情報の各説明項目一覧を表示して所望の項目をタッチス
    イッチで選択すると、その項目の説明を表示手段に表示
    するように切り換える操作説明情報切換手段と、前記模
    様選択手段による模様表示または縫い方説明情報表示若
    しくはガイド情報を表示手段に表示し、前記操作説明情
    報切換手段の操作により前記表示手段に操作説明情報の
    各説明項目一覧を表示して操作説明情報を選択表示可能
    としたことを特徴とする請求項1又は2記載のミシンの
    情報表示装置。
  4. 【請求項4】ミシンの正面側に配置した表示手段と、前
    記表示手段の上面側に配置して透明なタッチスイッチを
    配置したタッチスイッチパネルと、複数のエラーメッセ
    ージ情報を記憶した記憶手段と、上記複数のエラーメッ
    セージ情報に対するミシン操作の方法を説明する複数の
    操作説明情報を記憶した操作説明情報記憶手段と、前記
    操作説明情報の各説明項目一覧を表示して所望の項目を
    タッチスイッチで選択すると、その項目の説明を表示手
    段に表示するように切り換える操作説明情報切換手段
    と、ミシン操作に関連してエラーメッセージが表示され
    た場合に、前記操作説明情報切換手段の操作により前記
    表示手段に操作説明情報の各説明項目一覧を表示して操
    作説明情報を選択表示可能としたことを特徴とするミシ
    ンの情報表示装置。
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