JP4636731B2 - ミシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシン、更に詳細には、複数の模様情報と、各模様の縫製の縫い用途ないし縫い方説明の情報を表示できる表示手段を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からミシンには、直線やジグザグ模様、文字や花などの図形模様のように多くの模様が記憶されており、作業者が適宜に模様選択して縫製できるようになっている。
【0003】
この場合、文字や花などの図形模様は、主に柄として用いられる。一方、直線やジグザグ模様は、第1に文字や図形模様と同様に柄として布に縫目を形成したり、第2に直線では2枚の布を縫いあわせる、ジグザグではキルティングとしてその模様を楽しみながら縫いあわせるといった単純な操作により縫目を形成したり、第3に、ピンタック、いせ込み、ギャザー、ファスナー付け、ふせ縫いなどで使う直線縫い、あるいはスラックスのすそ上げに用いるまつり縫いのように、例えば布の折り曲げや切断などの布扱いの中で縫目形成するように、複数の作業工程からなる縫製用途に用いられる。
【0004】
従来のミシンには、表示装置とタッチスイッチを組み合せて多くの種類の模様を選択できるようになっており、さらにこの表示装置を使って、上記複数の作業工程からなる縫製用途やその縫い方説明をイラストや説明文により詳しく表示できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のミシンでは、模様を選択する模様選択画面と、模様の縫製用途や縫い方説明画面は別画面となっており、縫い方説明は、模様順にまとめて表示するように構成しており、模様選択時に用途を確認したい場合には、所定の操作により直ちに縫い方説明の表示ができるようになっている。しかしながら、初心者であって、何度も縫い方説明画面を繰り返して開く人の場合には、選択操作の手間がかかることがあり、また、縫い方説明画面があることを忘れてしまう場合があった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、選択模様の表示並びに選択された模様の縫製用途ないし縫い方説明を効果的に表示できるミシンを提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の模様に対応した縫いデータを記憶して、作業者が選択した模様の縫いデータを読み出して、この縫いデータに従って布送りしながら上糸と下糸により布に縫目を形成するミシンに関するものであり、
複数の模様情報と、各模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を記憶した記憶手段と、
模様情報と、模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を読み出して表示する表示手段と、
表示された模様情報に基づいて模様を選択する選択手段と、
前記表示手段に、複数の模様情報を選択できるように表示する模様選択画面と、選択された模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を一緒に表示する表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
このような構成では、模様選択画面が表示されるとともに、選択される模様に対応する縫い用途ないし縫い方説明などを一緒に表示でき、ワンタッチで模様の選択、並びに選択された模様の縫い用途ないし縫い方説明を同じ画面に表示することができる。
【0009】
また、本発明の別の態様は、
複数の模様情報と、各模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を記憶した記憶手段と、
模様情報と、模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を読み出して表示する表示手段と、
模様情報を選択する第1と第2の選択手段と、
第1の選択手段が操作されたときは、前記表示手段に複数の模様情報を選択できるように表示し、第2の選択手段が操作されたときは、前記表示手段に、複数の模様情報を選択できるように表示する模様選択画面と、選択された模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を一緒に表示する表示制御手段と、
を備えたこと特徴とする。
【0010】
このような構成では、選択模様のみを表示した画面と、模様選択画面と縫い用途などを一緒に表示した画面とに切り替えることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1に示す本発明のミシンの一例である刺繍ミシン1は、ミシン胴部2、ミシンアーム3、刺繍ミシン1に着脱自在のミシンベッド6からなり、スタート/ストップスイッチ4a、リバーススイッチ4b、糸切りスイッチ4c、針を上位置又は下位置に交互に移動させる半針スイッチ4d、操作パネル5、縫い速度調整ボリューム25を備える。
【0013】
ミシンベッド6には、刺繍装置8が装着された刺しゅう縫い用のもの(図1)と、刺繍装置8がなくミシン本体の送り歯を使用して実用模様やジグザグ模様を形成するためのもの(図示せず)の2種類が用意され、ミシンに対して機械的、電気的に接続するためのコネクター50によって制御部11(図2)は、いずれのミシンベッド6であるかを検出して、刺繍装置8が装着された場合は、縫いモードが刺繍モードとなり、刺繍装置8が装着されていない場合は縫いモードが本体モードとなり、これらの縫いモードに従って縫いデータの読み出し、編集や起動モータの選別が行なわれる。
【0014】
刺繍装置8が装着されている場合のミシンベッド6において、刺繍装置8は、刺繍を施す布を保持する刺繍枠8a(2点鎖線で表わしている)を備えるもので、キャリッジ7に対して刺繍枠8aが着脱可能に取り付けられている。キャリッジ7は、後述の制御部11の制御下、図1中の左右方向(矢印X方向)及び前後方向(矢印Y方向)に移動可能に構成されている。刺繍枠8aは、キャリッジ7により駆動されることによって、操作パネル5において選択された幾何学模様、絵模様、文字等の刺繍模様が布地に刺繍されるように前後左右に移動するようになっている。刺繍縫いミシン1においては、スタート/ストップスイッチ4aをON状態にすることによって、ミシンアーム3に取り付けられたミシン針9と前記キャリッジ7が協働して、刺繍縫いが行われるようになっている。
【0015】
図2は、刺繍縫いミシン1の制御システム10の概念を示すブロック図である。
【0016】
制御システム10は、制御部11と、該制御部11に接続されたROM13、RAM14、フラッシュメモリ15、外部記憶手段としてのROMカード12及び各種スイッチや検出基板等から構成される。
【0017】
制御部11は、例えばマイコン基板からなり、CPUや入出力インターフェースを有する。
【0018】
ROM(記憶手段)13は、刺繍縫いミシン1における縫製動作や後述の表示処理を実行するための制御プログラムや制御データ、さらには内蔵模様としての実用縫い、模様縫い、文字縫い、及び刺しゅう縫いのための模様情報(運針情報及び表示情報)を記憶した模様記憶手段、及び後述する模様の種類に対応した縫い方説明情報と、個々の模様の種類とは無関係なミシンの一般的な説明情報としてミシンの使い方情報、アドバイスする情報、トラブル対処情報、エラーメッセージ情報、及び問い合わせ先情報を記憶する説明情報記憶手段を備えている。また、フラッシュメモリ15は、不揮発的に各種データを記憶でき、書き込み読み出し可能なメモリであり、EEPROMや電池でバックアップしたRAMであってもよい。
【0019】
外部記憶手段としてのROMカード12は、書き込み読み出し可能な記憶媒体でもよく、このROMカードには、各種刺繍模様の表示データとそれら刺繍模様を形成するための刺繍データが模様別に記憶されている。ROM13及びROMカード12内の刺繍データは、多色模様については色別に運針情報を有する。
【0020】
RAM14は、縫製作業や表示処理において、一時的にデータを作業領域内の空き領域に格納する一般的な構成が取られている。また、RAM14は操作パネル5で表示される模様選択画面に対応して選択模様や編集模様を記憶する編集バッファとしての役割を備える。そのために、第1と第2バッファ14aと14bを備えている。
【0021】
制御部11は、ROM13中に書き込まれている制御プログラム、制御データ、刺繍データ、およびROMカード12内の刺繍データに基づいて、入力される各種信号やデータを利用し、刺繍縫い動作や操作パネル5における各種表示処理を制御するようになっており、表示制御手段も有している。
【0022】
電源基板20は、商用電源を直流電源に変換して刺繍ミシン1に供給するもので、電源スイッチ21がオンされると、制御部に直流電源が供給される。
【0023】
また、制御部11から電源基板を介してメインモー夕23に関する制御信号が入力されると、メインモー夕23が駆動され、前記ミシン針9が上下に動作するようになっている。メインモー夕23の回転数は近傍に配置したMP(モータパルス)検出基板24によって検出する。なお、メインモー夕23の回転速度は制御部11に接続されているコントローラ26及びスライドボリューム25を介して制御され、また、起動停止は、スイッチ基板30に設けられたスタートストップスイッチ4aを操作することにより行われる。なお、スイッチ基板30には、この他に、布送り方向を変更するためのリバーススイッチ4bや上糸と下糸を切断するための糸切り装置を作動するための糸切りスイッチ4c、半針スイッチ4dが接続されている。
【0024】
刺繍縫いミシン内部には、制御部11に接続された3つのステッピングモー夕である針振りモー夕32、送りモー夕34、横送りモー夕36が組み込まれている。ミシンに装着されている前記ミシンベッド6に刺繍装置8が装着されていない場合は、電源オン時にコネク夕50によってこれを検出していわゆる本体ミシンモードとなり、模様選択及び編集する模様はすべて本体モードで模様縫いするための模様が自動的に設定され、模様選択及び編集可能に表示される。
【0025】
そして、ミシンが起動すると、前記針振りモー夕32、送りモー夕34、横送りモー夕36とメインモー夕23によって、布送り歯による布送りと針振り移動とが協働して本体ミシンで選択した模様として、直線、ジグザグ、ボタン付け等の実用模様縫い、各種文字縫い、ワンポイントなどの小型のもよう縫いなどが実行される。各モー夕にはそれぞれの動作を検出するための針振り検出基板31、送り検出基板33、横送り検出基板35、及び主軸検出基板37を備えており、縫いデータによるモー夕制御を可能としている。
【0026】
第1ソレノイド40、第2ソレノイド41、エンコーダー42、ポテンショメー夕43は、上糸を所定量供給する上糸供給装置を構成するものであり、エンコーダー42は上糸の繰り出し量を検出して、もし上糸が切れた場合などで繰り出し量がゼロになった場合には、上糸切れと判断して操作者に警告するための上糸無しセンサーとしても機能する。ポテンショメー夕43は布押え装置の布厚を計測するセンサであり、上糸繰り出し量を演算する場合のデータを与えるものである。
【0027】
1針縫いスイッチ38は、1針縫ってミシンのメインモー夕が停止するように制御される縫いスイッチである。BHストップスイッチ44aとBHリバーススイッチ44bからなるボタンホールスイッチ44は、ボタンホールを縫う場合に左右の平行部の縫目端部を検出してボタンホール縫目を4方向で縫目形成できるようにするためのものである。
【0028】
下糸検知用LED基板45と下糸検知用受光基板46は、ボビンに巻かれた下糸の巻回量を検出するものであり、所定量以下になった場合には操作者に警告を発するようになっている。
【0029】
糸巻きスイッチ47は、ボビンに下糸を巻き付ける際に、ボビンが糸巻き軸に装着されているかを検出して、ボビンが糸巻き軸に装着されているときには、針棒切り外し装置を作動して針棒の上下動を停止してボビンに糸巻きができるように制御される。
【0030】
また、ランプスイッチ48は、縫製作業時に手元を照らすランプ49をON/OFFするスイッチである。
【0031】
制御部11には、制御部11の制御の下で刺繍装置8(図1)に装着したキャリッジ7をXY方向に駆動するXY駆動手段51が中継コネクター50を介して接続されている。
【0032】
XY駆動手段51には、刺繍枠の種類、すなわち刺繍範囲の大きさを検出する枠スイッチ52と枠スイッチ53が設けられ、枠の大きさによって枠スイッチ52と枠スイッチ53のいずれかがON状態になり、枠の種類が判別されるようになっている。またX方向モー夕54、及びY方向モー夕55は、刺繍枠8aをX方向、Y方向に移動するためのステッビングモー夕であり、X検知基板56、Y検知基板57によってX方向モー夕54、及びY方向モー夕55の原点がそれぞれ検出される。
【0033】
電源オン時に、ミシンに装着されている前記ミシンベッド6に刺繍装置8が装着されている場合は、コネク夕50によってこれを検出して制御部11は刺繍モードになり、ROMカード12又はROM13から読み出され表示された選択及び編集する模様は、すべて刺繍モードで刺繍縫いするための模様が対象となるように自動的に設定され、ミシンが起動すると、メインモータ23とX方向モー夕54、及びY方向モー夕55とが協働して刺繍枠に固定された布に対して縫目形成され刺繍縫いが実行される。
【0034】
表示基板60は、図1に示す操作パネル5に内蔵される表示手段としてのカラー液晶表示ユニットであり、制御部11からの制御信号によって所定の表示を行う。表示基板60の背面にはバックライト61が設置され、インバータ基板62がバックライト61に対して電源を供給する。また、操作パネル5は表示画面とともに、透明タッチスイッチを配置したタッチパネル63を備え、このタッチパネル63の所望の位置を押圧入力されると、その位置を検出して制御部11は同じ位置に表示されている表示手段の内容を決定しその表示内容に関連した制御が実行され、必要に応じて表示基板60の表示画面が切り換えられるようになっている。
【0035】
自動上糸かけ装置65は、ミシンの上端に設置した糸巻きから上糸を予めこの自動上糸掛け装置にセットしておき、後述の自動上糸かけキー70dを押すことにより、上糸を天秤や自動糸繰り出し装置に糸通しして、さらに針棒の下端に装着した針の目孔に通す一連の作業を自動的に行なうように構成されている。
【0036】
自動下糸巻き装置66は、後述の自動下糸巻きキー70eを押すことにより、針に通した上糸または下糸用の糸巻きのいずれか一方から引き出した下糸を、釜の中にセットした状態のボビンに引っかけ、次にボビンを回転させることで、ボビンに下糸を自動的に適量だけ糸巻きをするように構成されている。このような構成により、めんどうな下糸巻き作業から開放されるだけでなく、刺繍モードにおいて下糸が少なくなった場合に、キャリッジに刺しゅう枠を装着した状態で下糸巻きすることで継続的に刺しゅう縫いを実行することができる。
【0037】
ミシンの電源オン時に、ミシンがミシン本体モードと判断した場合、図3に図示したような画面が初期画面として操作パネル5に現れる。表示基板60の下にスイッチ70a〜70fからなる固定スイッチ70が印刷により常時示されており、カラー液晶表示基板60及び固定スイッチ70全体が透明タッチスイッチパネル63でカバーされている。固定スイッチ70は、「ガイド」キー70a、「保存読み出し」キー70b、「マニュアル調整」キー70c、「自動上糸かけ」キー70d、「自動下糸まき」キー70e、「一時保存」キー70fから構成される。いずれかの固定スイッチを直接押圧操作すると、透明タッチスイッチパネル63により直ちに検出して所望の機能を実行することができるようになっている。
【0038】
次に、このように構成されたミシンにおいて模様選択並びに模様の縫製用途や縫い方説明を表示させる動作を説明する。
【0039】
電源オン時のミシン本体モードでは、図3に示した画面が表示基板60に現れる。使用者は、ここに表示される種々の模様64を選択することができる。更に、「ガイド」キー70aを押すと、図4に示した画面となり、ここで「オプション」キー72を押すと、図5に示した模様選択画面となる。
【0040】
この模様選択画面では、第1の選択手段としての「もよう選択A」ボタン80と、第2の選択手段としての「もよう選択B」ボタン81が設けられ、その側に、それぞれのボタンが操作されたときに現れる画面構成の概略が図形80a、81aとして表示される。
【0041】
この画面の表示が、図6のサブルーチンのステップS1で示されており、続いて、「もよう選択A」ボタン80、あるいは「もよう選択B」ボタン81を押し、その操作情報を保存する場合には、「設定おわり」ボタン82を押して、フラッシュメモリ15に保存する(ステップS2)。保存時には、図5(B)のようなメッセージが現れ、以降は、図5の画面がスキップされる。
【0042】
ステップS3で、いずれのボタン80、81が選択されたかを判断する。「もよう選択A」が選択された場合は、図3に示したように、複数の模様情報を表示して選択する画面になるので(ステップS4)、ここで所望する模様を選択する。図3では、「実用1」が選択され、直線模様64が選択されていることが示されている。
【0043】
続いて、「ガイド」キー70aを押すと(ステップS5)、図7(A)に示した画面となり、選択された直線模様64に対して、「ピンタック」の縫い用途が表示され、「こまったとき」キー73を操作すると、図7(B)に示したように、直線縫いで「ギャザー」の縫い用途が表示され、更に、「こまったとき」キー73を操作すると、図7(C)に示したように、直線縫いで「いせ込み」の縫い用途が表示される(ステップS6、S7)。
【0044】
ステップS2で「もよう選択A」ボタン80を押した場合には、上述したように、模様選択画面と、選択された模様の縫製用途ないし縫い方説明が別の画面表示となり、選択操作が面倒になるので、それを避けたい使用者は、「もよう選択B」ボタン81を押す。
【0045】
このときは、図8(A)に示したように、表示基板60には、複数の模様情報が、選択できるように表示されるとともに、選択された模様の縫製用途が同じ画面に表示される(ステップS8)。すなわち、「実用」ボタン83と「もよう」ボタン86で、複数の模様情報から所望の模様を選択でき、選択された模様が画面領域84に、またその模様の縫製用途が画面領域85に表示される。図8(A)では、「実用1」で直線の模様が選択され、その縫い用途が、「ピンタック」、「ギャザー」、「いせ込み」であることが表示され、それに対応して「ピンタック」ボタン85a、「ギャザー」ボタン85b、「いせ込み」ボタン85cが表示される。このとき、85a、85b、85cのボタンを操作すると、その縫い方説明が表示されるようになっている。
【0046】
ここで、使用者が、「実用」ボタン83と「もよう」ボタン86で、他の模様を選択すると、例えば図8(B)に示すように、「実用2」で直線を選択すると、「ファスナー」の縫い用途があることが表示され、「脇あき」、「つき合わせ」、「小物」の縫製に利用できることが表示される。このとき、「脇あき」ボタン85d、「つき合わせ」ボタン85e、「小物」ボタン85fが表示されるので、それを押すことにより対応した縫い方説明を表示させることができる。
【0047】
同様に、図9(A)に示すように、「実用3」でスカラップを選択すると、画面領域85には、選択された模様に対する縫製用途が表示され、「スカラップ」ボタン85gが表示されるので、これを操作すると、縫い方説明が表示できる。また「実用4」でジグザグ模様を選択すると、図9(B)に示したように、画面領域85には、選択されたジグザグ模様に対する縫製用途が表示され、同様に対応するボタン85hなどを押すと、その縫い方説明を表示することができる。
【0048】
以上の説明で、複数の模様情報と、各模様の縫製用途ないし縫い方説明に関する情報は、ROM13あるいはフラッシュメモリ15に記憶され、また、上述したような表示制御は画面に現れる、あるいは固定された各種ボタン、キーの押圧を検知することにより表示制御手段としての制御部11により行なわれるものである。
【0049】
また、上述した実施形態では、縫製用途に対応するボタンを押したときに、縫い方説明を表示するようにしているが、各模様の縫製用途及び縫い方説明を同時に表示したり、あるいはいずれか一方だけにすることもできる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、選択される模様に対応する縫い用途ないし縫い方説明などの情報を、模様選択画面に一緒に表示でき、ワンタッチで模様の選択、並びに選択された模様の縫い用途ないし縫い方説明を同じ画面に表示することができる。
【0051】
また、本発明では、模様情報のみを表示した模様選択画面と、選択模様と縫い用途などを一緒に表示した模様選択画面を選択することができるので、幅広いユーザーの要望に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンの外観を概略示す斜視図である。
【図2】ミシンの制御構成を示すブロック図である。
【図3】模様選択を示す画面表示図である。
【図4】ミシンの使い方を説明する画面表示図である。
【図5】模様選択の態様を切り換え選択するときの画面表示図である。
【図6】模様選択の流れを説明するフローチャート図である。
【図7】模様選択がなされた後、選択された模様の縫い用途表示を行う画面表示図である。
【図8】模様選択と、選択された模様の縫い用途表示を同じ画面にするときの画面表示図である。
【図9】模様選択と、選択された模様の縫い用途表示を同じ画面にするときの画面表示図である。
【符号の説明】
5 操作パネル
8 刺繍装置
11 制御部
60 表示基板
63 タッチパネル

Claims (2)

  1. 複数の模様に対応した縫いデータを記憶して、作業者が選択した模様の縫いデータを読み出して、この縫いデータに従って布送りしながら上糸と下糸により布に縫目を形成するミシンにおいて、
    複数の模様情報と、各模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を記憶した記憶手段と、
    模様情報と、模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を読み出して表示する表示手段と、
    表示された模様情報に基づいて模様を選択する選択手段と、
    前記表示手段に、複数の模様情報を選択できるように表示する模様選択画面と、選択された模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を一緒に表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 複数の模様に対応した縫いデータを記憶して、作業者が選択した模様の縫いデータを読み出して、この縫いデータに従って布送りしながら上糸と下糸により布に縫目を形成するミシンにおいて、
    複数の模様情報と、各模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を記憶した記憶手段と、
    模様情報と、模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を読み出して表示する表示手段と、
    模様情報を選択する第1と第2の選択手段と、
    第1の選択手段が操作されたときは、前記表示手段に複数の模様情報を選択できるように表示し、第2の選択手段が操作されたときは、前記表示手段に、複数の模様情報を選択できるように表示する模様選択画面と、選択された模様の縫製用途及び/又は縫い方説明を一緒に表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするミシン。
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