JP2897760B2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、模様縫い、ボタン
穴かがり縫い或いは自動端縫い等を行なう機能を備えて
成るミシンに関する。
【従来の技術】この種のミシンにおいては、従来より、
誤操作をしたとき或いは糸切れ等の事故が生じたとき、
その旨を表示装置に表示して使用者に異常を報知してい
る。表示装置の具体例としては、パネルに印刷された異
常メッセージに対応するLEDを点滅させたり、メッセ
ージ表示用の液晶表示装置に異常メッセージを表示させ
たりしている。また、使用者に異常を報知する別の方法
として、音声出力装置を設け、この音声出力装置により
異常メッセージを発声させたりしている。また、ミシン
本体は、ほぼ矩形箱状をなすベッド部及びこのベッド部
の右方部上方から左方に延びるように一体に設けられた
アーム部から構成されている。このアーム部の左方部で
ある頭部の下部には、針棒が下方に向けて突設されてお
り、この針棒の下端部に縫針が取付けされている。上記
ベッド部の左方部上面には、縫針に対応して針板が取付
けられており、この針板の下方に図示しない水平がまが
設けられている。上記針棒及び水平がま等を同期駆動さ
せる駆動機構の駆動源となるミシンモータがベッド内部
に配設されている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、LEDや液晶表示装置によって異常を表示
させたりするが、ミシンモータの起動自体を報知するこ
とがされておらず、正常な状態においてはミシンが一体
どんな状態にあるかということが把握しずらかった。本
発明は、上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、ミシンの状況を容易に把握できるミシンを提供
することにある。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載のミシンは、ベッド部の右方部上部か
ら左方向に延びるアーム部と、アーム部の左方部である
頭部と、頭部に取り付けられた針棒と、針棒を駆動する
ミシンモータと、押え足の位置を検出する検出手段と、
頭部に設けられた前記ミシンモータを起動・停止するた
めの起動・停止スイッチと、頭部に設けられた複数色の
発光を行なえる報知手段と、押え足が上がった状態で起
動・停止スイッチが操作された場合には、報知手段をそ
の押え足が上がった状態にかかる色の発光に切り換える
制御手段を備えている。従って、押え足が上がった状態
で起動・停止スイッチが操作された場合には、制御手段
が自動的にミシン頭部の報知手段の発光の色を切り換え
て報知する。請求項2記載のミシンは、少なくとも緑と
それ以外の色の発光が可能な報知手段と、正常な状態で
は緑の発光に報知手段を制御する制御手段を備え、正常
な状態を緑の発光で報知する。
【発明の実施の形態】以下、本発明を、模様縫い、ボタ
ン穴かがり縫い或いは自動端縫い等を行なう機能を備え
たミシンに適用した一つの実施の形態につき図面を参照
しながら説明する。まず図2に基づいて、ミシンの全体
構成について簡単に述べる。図2において、ミシン本体
1は、ほぼ矩形箱状をなすベッド部2及びこのベッド部
2の右方部上部から左方に延びるように一体に設けられ
たアーム部3から構成されている。このアーム部3の左
方部である頭部4の下部には、針棒5が下方に向けて突
設されており、この針棒5の下端部に縫針6が取付けら
れている。上記ベッド部2の左方部上面には、縫針6に
対応して針板7が取付けられており、この針板7の下方
に図示しない水平がまが設けられている。上記針棒5及
び水平がま等を同期駆動させる駆動機構の駆動源となる
ミシンモータ8(図3参照)がベッド部2内に配設され
ている。また、アーム部3の立上がり部の前面部には、
模様選択等の種々の操作を行なうための各種操作スイッ
チが配設された操作パネル9が設けられている。更に、
アーム部3の上部前面部には、例えば液晶表示装置から
構成された表示装置10が設けられている。尚、アーム
部3の頭部4の前面部下部には、上記ミシンモータ8を
起動・停止するための起動・停止スイッチ11が設けら
れている。さて、頭部4の内部には、針棒5を駆動する
ための機械的構成等が設けられているが、これらについ
ては図1に図示するのを省略し、本発明に関わる構成に
ついてのみ図1に図示する。即ち、頭部4の内部におい
て、照明手段である例えばミシンランプ12は、自然光
例えば白色光を発光し、その白色光で縫針6の針先周辺
である針板7の上面周辺を照明するように設けられてい
る。このミシンランプ12の近傍には、色変更装置13
が設けられている。この色変更装置13は、回転可能に
設けられた円板14とこの円板14をギヤ15,16を
介して回転駆動する色変更モータ17から構成されてい
る。円板14の周縁部には、例えば透明、赤色、黄色及
び緑色の4個のフィルタ18〜21が均等に配設されて
いる。そして、この場合、円板14の回転に応じて、4
個のフィルタ18〜21がミシンランプ12の発光部の
真下に選択的に位置するようになっており、フィルタ1
8〜21の色に応じてミシンランプ12から発光される
光の色が変わるようになっている。また、図3には、ミ
シンの運転を制御するための制御装置22を中心とした
構成が示されている。この図2において、制御装置22
は、例えばマイクロコンピュータを含んで構成されてお
り、ROM23及びRAM24とバスにて接続されると
共に、模様選択スイッチ25、起動・停止スイッチ1
1、押え足位置センサ26、BHレバー位置センサ2
7、送り歯位置センサ28、下糸巻状態センサ29、上
糸切れ検出センサ30、下糸残量検出センサ31及びミ
シンモータ回転センサ32からの各種信号を受け、ミシ
ンランプ12を点灯・消灯制御し、上述した色変更モー
タ17、ジグザグ制御モータ33、送り制御モータ34
及びミシンモータ8をそれぞれ駆動回路35〜38を介
して駆動制御し、表示装置10を表示制御するようにな
っている。上記構成のうち、模様選択スイッチ25は、
模様縫い可能な多数の模様のうちから所望の模様を選択
するための操作スイッチである。押え足位置センサ26
は押え足の上下位置を検出するセンサであり、BHレバ
ー位置センサ27は、BHレバー(ボタン穴かがり用切
換レバー)の上下位置を検出するセンサであり、送り歯
位置センサ28は、送り歯の上下位置を検出するセンサ
である。また、下糸巻状態センサ29は、下糸巻きが可
能な状態であるか否かを検出するセンサであり、上糸切
れ検出センサ30は、上糸が切れたときや上糸がないと
きにそれを検出するセンサである。下糸残量検出センサ
31は、下糸の残り量を検出するセンサであり、ミシン
モータ回転センサ32は、ミシンモータ8の回転状態例
えば糸からみ等でロックした状態を検出するセンサであ
る。一方、ジグザグ制御モータ33は、針棒5を左右方
向に移動駆動するためのモータであり、送り制御モータ
34は、送り歯を左右方向に移動駆動するためのモータ
である。そして、上記構成の場合、各種スイッチ25,
11及び各種センサ26〜32並びに制御装置22から
異常検出機構が構成されており、この異常検出機構によ
り誤操作或いは事故等の異常が検出されるようになって
いる。このうち押え足位置センサ26から検出手段が構
成されている。また、ミシンランプ12,及び色変更装
置13から報知手段、制御装置22から制御手段が構成
されている。次に、上記構成の作用を説明する。まず、
事故等が発生していない正常な状態である場合には、色
変更装置13の円板14は、透明のフィルタ18がミシ
ンランプ12の発光部の真下に位置しており、もって、
ミシンランプ12から発光され透明のフィルタ18を通
過した自然光により針板7の上面周辺が照明されてい
る。この状態で、正しい操作が行なわれると、色変更モ
ータ17が駆動されて円板14が回転され、緑色のフィ
ルタ21がミシンランプ12の発光部の真下に位置さ
れ、もって、ミシンランプ12から発光された自然光が
緑色のフィルタ21を通過して緑色光となり、この緑色
光により針板7の上面周辺が照明される。この後、若干
の時間をおいて、色変更モータ17が駆動されて円板1
4が回転され、再び透明のフィルタ18がミシンランプ
12の発光部の真下に位置され、自然光により針板7の
上面周辺が照明される。上記した緑色光による照明によ
って正しい操作をし且つその操作が受付けられたことが
使用者に認識される。さて、異常検出手段により異常が
検出された場合について説明する。例えばミシンモータ
8がロックした場合、このロックをモータ電流等に基づ
いてミシンモータ回転センサ32が検出し、ロック検出
信号が制御装置22に与えられる。ロック検出信号を受
けた制御装置22により、色変更モータ17が駆動され
て円板14が回転され、赤色のフィルタ19がミシンラ
ンプ12の発光部の真下に位置され、もって、ミシンラ
ンプ12から発光された自然光が赤色のフィルタ19を
通過して赤色光となり、この赤色光により針板7の上面
周辺が照明される。そして、赤色光による照明は、ミシ
ンモータ8のロック状態が改善されるまで続く。尚、上
記実施の形態では、赤色光による照明に加えて、表示装
置10にミシンモータ8のロックを報知するメッセージ
が表示される。また、例えば下糸の残り量が少ない場合
等の使用者に注意を促す必要がある場合には、この下糸
の残り量が少ないことが下糸残量検出センサ31により
検出され、その下糸残量検出信号が制御装置22に与え
られる。該下糸残量検出信号を受けた制御装置22によ
り、色変更モータ17が駆動されて円板14が回転さ
れ、黄色のフィルタ20がミシンランプ12の発光部の
真下に位置され、もって、ミシンランプ12から発光さ
れた自然光が黄色のフィルタ20を通過して黄色光とな
り、この黄色光により針板7の上面周辺が照明される。
そして、黄色光による照明は、下糸の残り量が少ない状
態が改善されるまで続く。尚、上記実施の形態では、黄
色光による照明に加えて、表示装置10に下糸の残り量
が少ないこと等を報知するメッセージが表示される。ま
た、誤操作として例えば押え足が上がった状態で起動・
停止スイッチ11が操作された場合は、押え足位置セン
サ26からの位置信号と、起動・停止スイッチ11から
のスイッチ信号とに基づいて制御装置22において誤操
作が検出される。そして、このような誤操作が検出され
たときにも、上述した黄色光による照明が行なわれる。
このような構成の本実施の形態によれば、誤操作或いは
事故等の異常を検出したとき、縫針の針先周辺を照明す
るミシンランプ12から発光される光の色が赤色や黄色
に変わる。このため、使用者は、光の色が変わったこと
にすぐそして確実に気が付くから、異常を確実に認識で
きる。また、本発明の変形例として、1個のミシンラン
プ12と色変更装置13を設ける代わりに、自然光、赤
色、黄色及び緑色のミシンランプを設け、これら各色の
ミシンランプを選択的に点灯するようにしても良い。
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1記載のミシンにおいては、押え足が上がった状
態で起動・停止スイッチが操作された場合、押え足が上
がっている状態にかかる色に発光を切り換えるので、押
えが上がっていることが縫製起動に際して使用者の認識
が得られやすいという優れた効果を奏する。また、請求
項2記載のミシンにおいては、正常の状態においては緑
の発光が報知手段によって発されるので、ミシン状態を
使用者に対して確実に報知することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンランプ及び色変更装置等を示す斜視図で
ある。
【図2】ミシン全体の斜視図である。
【図3】ミシンの電気的なブロック図である。
【符号の説明】
1 ミシン本体 3 アーム部 4 頭部 6 縫針 12 ミシンランプ 13 色変更装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−71593(JP,A) 特開 平2−31795(JP,A) 特開 昭55−70286(JP,A) 特開 昭58−12684(JP,A) 特開 昭50−29198(JP,A) 実開 昭57−145372(JP,U) 実開 昭52−57842(JP,U) 実開 昭57−12188(JP,U) 実開 平1−280897(JP,U) 実開 昭63−208093(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D05B 69/00 - 69/36 D05B 79/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド部の右方部上部から左方向に延び
    るアーム部と、 前記アーム部の左方部である頭部と、 前記頭部に取り付けられた針棒と、 前記針棒を駆動するミシンモータと、 押え足の位置を検出する検出手段と、前記頭部に設けられた前記ミシンモータを起動・停止す
    るための起動・停止スイッチと、 前記頭部に設けられた複数色の発光を行なえる報知手段
    と、 前記押え足が上がった状態で前記起動・停止スイッチが
    操作された場合には、前記報知手段をその押え足が上が
    った状態にかかる色の発光に切り換える制御手段を備え
    ることを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 前記報知手段は少なくとも緑とそれ以外
    の色の発光が可能であって、正常な状態では緑の発光に
    報知手段を制御する制御手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載のミシン。
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