JPS59137096A - 電子ミシン - Google Patents

電子ミシン

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Publication number
JPS59137096A
JPS59137096A JP1091983A JP1091983A JPS59137096A JP S59137096 A JPS59137096 A JP S59137096A JP 1091983 A JP1091983 A JP 1091983A JP 1091983 A JP1091983 A JP 1091983A JP S59137096 A JPS59137096 A JP S59137096A
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JP
Japan
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sewing
thread
pattern
sewing thread
sewing machine
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JP1091983A
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Inventor
稲井田 行雄
大垣 博計
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 この発明は、予め記憶装置に記憶されたパターン縫いの
ための模様データに基づいて針と加工布との相対位置を
釦の上下動に調時して変位させることに伴ない加工布上
に形成される多数の縫目によりパターン縫いを施し得る
ようにされた電子ミシンに関するもので、特には、その
パターン縫いの縫目形成のための縫糸に着色を施し得る
着色装置を設けた新規な電子ミシンに関するものである
[従来技術1 従来、パターン纏いのための模様データに基づいて自動
的にパターン縫いを施し得るようにされた電子ミシンに
おいて、例えばパターンの一部或いは全部の色が異なる
パターン縫目を施そうとする場合には、縫目形成途中で
或いはパターン纏いの度毎に縫糸を所望のものと取り換
えな(づればならず取り換え作業が面倒であるのみなら
ず一旦縫目形成作業を中断する必要があり作業能率が悪
く、しかも、所望の位置で縫目形成作業を確実に停止さ
せるには多大な熟練を要する等の問題点を有するもので
あった。
又、十iaiしたような縫糸の交換作業を省くために縫
目形成時にテープ等の記憶手段からデータに基づき自動
的に着色を施すようにしたミシンも既に提案されている
が、これらのミシンにおいては実際の縫目形成位置と着
色位置とが一致せずそれらの間に位置する縫糸に基づく
色スレを解消するためにその縫糸の長さに対応する縫目
数分だけズラして着色を行なうものであったので、例え
ば、が 加工布の重厚、材質、送りピッチ等m変更された場合所
望の位置において所望の着色が施された縫糸による縫目
形成を確実に為し得す、色ズレが起るのみならず縫目形
成開始時において前記縫目形成位置と着色位置との間の
縫糸を消費するために未着色の縫糸による空縫い等の作
業を行なう必要5− がある等の欠陥を有するものであった。
[目 的] 本発明は上述した従来装置の欠陥を解消するために為さ
れたもので、パターン縫可能な電子ミシンにおいてパタ
ーン縫いのためのパターン各位置における縫糸の色を表
わす色データを模様データとともに記憶装置に予め記憶
するとともに、縫糸経路を通過する縫糸量を演算する糸
量演算手段と、縫糸経路−にに色データに対応する着色
を施すための着色装置と、糸量演算手段によって演算さ
れた糸量データと記憶装置に記憶された色データを含む
模様データとに基づき縫糸に所望の長さの着色を施すた
めの制御手段とを設け、実際の縫糸消費量に応答して所
望の着色を施すことによって、加が ■布の重厚、材質、送りピッチ等も変更された場合にも
所望の着色が施された縫糸による縫目形成を為し得色ズ
レが全く起らず、又、縫目形成開始時における未着色の
縫糸による空縫い作業等の必要がない電子ミシンを提供
することを目的とする6一 ものである。
[実施例1 以下に、本発明を家庭用電子ミシンに具体化した一実施
例を示す第1図乃至第6図に基づきその詳細を説明する
第1図において、1は模様縫いが可能な公知のジグザグ
ミシンのミシンフレームで、その前面パネル右端下方に
はデジタルスイッチにより構成される模様選択8a置2
、模様縫いを施すための加工布の厚さに関するデータを
入力する重厚入力装置3、布送り量及び針振り量をそれ
ぞれ調節するためのデータを設定入力する布送り量調節
器4及び針振り量ll1節器5、及び模様選択装@2の
デジタルスイッチを所定の数値にセットすることにより
選択された模様のパターンを表示するためのカラーディ
スプレイ装置6か配置されている。ミシンフレーム1の
アーム部には図示しないミシンモータの起動及び停止を
指定するための起動スイッチ7、縫目形成作業に先立つ
糸通し作業時に後述するように色データを含む模様デー
タに基づき着色装置によって予め縫糸に着色を施すため
の指令信号を発生する操作スイッチ8、及び、選択され
た模様を繰り返してパターン縫いする際の指令を行なう
繰り返しスイッチ9が配置されている。ミシンフレーム
1のアーム上面には糸立棒10に未着色の白色縫糸12
が巻回された糸巻11、その糸巻11から縫目形成位置
に至る縫糸経路を通過する縫糸の量を検出する糸mレン
サ13、前記白色縫糸に着色を施すためのインクジェッ
トタイプの着色装a114、その着色装置14によって
着色された縫糸を乾燥するためのドライヤ15、及び糸
案内16.17.18.19が配置されており、第1図
に示されるように糸巻11からの縫糸12は糸案内16
、糸量センサ13、糸案内17、着色装@14、糸案内
18、ドライヤ15、糸案内19、公知の天ビン20.
糸案内21.22からなる縫糸経路を経てミシン針23
に供給される。
前記糸量センサ13は、縫目形成に伴なう縫糸12の繰
り出しに応答して回転される回転円盤(図示せず)の回
転角度に基づき糸通過量を検出する公知の糸量検出器に
よって構成されている。
又、前記着色装置14は第2図及び第3図に示されるよ
うに、アーム上面にその中心軸線がその上面と略平行に
延び、その上方に縫糸挿通用の切欠14aが形成された
円筒体14bと、その円筒体14、b中にその中心軸線
に向けて配置され、図示しない公知の圧電素子等によっ
てインク小滴を加圧噴出させるインクヘッドに連結され
た多数のインクジェットノズル140と、それらのイン
クジェットノズル14.0を含む円筒体14bを支持す
るとともに下面にその円筒体14bとその軸線方向に延
びる長溝が形成された支持体14dと、その支持体14
d下面に形成された前記長溝と係合可能にアーム上面に
固定配置された案内レール14eと、前記インクジェッ
トノズル14Cを含む円筒体14bを支持体14dとと
もに前記長溝に沿って摺動可能且つ位置決め可能にする
ために支9− 特休14dにネジ止めされたラック14fと、そのラッ
クと噛み合うようにモータ14(]に固定されたピニオ
ン14h等とを含む。
第4図は、このミシンの制御部を示す電気制御ブロック
図で、中央演算処理装置25(以下CPUと称す)、読
み出し専用メモリ26(以下ROMと称す)、ランダム
・アクセスメモリ27(以下RAMと称す)、入力ボー
ト28、出力ボート29、及びそれらの間を接続するデ
ータバス30、及びアドレスバス31等によってストア
ドブログラム方式のコンピュータが構成されている。前
記入力ボート28には、前記模様選択装置2、市原デー
タ入力装置3、布送り量調節器4、釦振り量調節器5、
糸量センサ13、その糸量センサ13と接続され縫糸の
通過速度に応答する信号を発生する糸量速度センサ13
a、操作スイッチ8、起動スイッチ7、繰り返し模様ス
イッチ9、及び前記ミシン機枠1の図示しないミシン主
軸に連結されミシン針23の針位置を検出するための針
位置10− 検出器32等が接続されている。又、前記出力ポート2
9には、前記ミシン針23と協働し縫目を形成するため
設(プられた図示しない送り歯の送り量を制御する送り
量制御I機構33、前記送り歯に基づく布送り方向と直
交する方向の所定位置にミシン針23を偏位させるため
の釦振り吊制′a磯構34、前記着色装置14に設けら
れた多数のインクジェットノズル140の各々を駆動す
るためにそれらに接続された多数のドライバ1411着
色装置14のモータ11を駆動するためのモータ駆動回
路14j、前記カラーディスプレイ装置6を駆動するた
めの駆動回路6a、前記着色装置6によって着色が施さ
れた綴糸17を乾燥するためのドライヤ15を駆動する
駆動回路15a1及び図示しないミシンモータを駆動す
るミシンモータ駆動回路35等がそれぞれ接続されてい
る。 前記ROM26には前述したように入力ボート2
8に接続された種々の入力装置からの入力データに基づ
き出カポ−1〜29に接続された種々の出力装置に出力
信号を付与するための制御用プログラム、及び前記模様
選択装置2のデジタルスイッチによって設置される種々
の数値の各々に対応して第4図に示されるように布送り
データど1振すデータどそれらに基づく針位同の各々の
位置にお【プる邑コードとからなるパターン縫いのため
の多数個の模様データが予め記憶されている。
次に、−1−記のように構成された本装置の作動を第5
図及び第6図に示されるフローチ17−トに基づいて以
下に説明する。
先ず、本装置の電気制御回路に電源が投入されると、R
OM26に記憶された制御プログラムは、スタート番地
M1からRAM27の演算制御用各種レジスタ、カウン
タ、フラグ等を初期状態にリセツ!〜を行なうイニシャ
ライズルーチンM2を経て、模様選択装置2によって設
定入力された入力数値データに対応する模様データを前
記重厚入力装置3、布送り量制御器3及び針振り量制御
器4によって設定された種々のデータに基づいて修飾1
1AM27の所定番地に格納する模様選択ルーチンM3
、操作スイッチ8が操作されたか否かの判別を行なうチ
ェックルーチンM 4 、起動スイッチ7が操作された
か否かの判別を行なうチェックルーチンM5を経て再び
ルーチンM3に戻るループを前記操作スイッチ8若しく
は起動スイッチ7が操作されるまで回り続ける。従って
、この状態において、作業者が所望の模様を選択すると
ともにその模様の大きさ及びその模様を形成するために
準備された加工布の厚さ等を任意に設定入力しくりる。
この状態で、作業者によって前述したように糸供給源と
しての糸巻11からのミシン組への縫糸経路に沿って縫
糸17の糸通しが為された後、操作スイッチ8か操作さ
れると、制御プログラムは前記ルーチンM4から、RA
M27内に上述した種々の入力装置によって修飾された
後格納された模様データと市原データとに基づきその模
様パターンの各位置における縫糸を所望のものとするた
13− めに必要な着色を縫糸17に7jl!iす際における着
色長を演算するルーチンM6、後述するノズル制御用割
り込みルーチンに割込み可能にするフラグを立てるルー
チンM7、糸量カウンタをリセット覆るリセットルーチ
ンM8まで走り、次に、作業者によってミシン針23か
ら縫糸17が引き出されると、その引き出し作業に基づ
く縫糸の繰り出しに伴ない糸量センサ13の回転円盤の
回転に基づいてパルスがCPU25の割り込み入力端子
IN丁に出力され、制御プログラムは第6図に示される
割り込みルーチンにジャンプされる。
割り込みルーチンにおいては、前記ルーチンM6におい
て演算作成された所望の色データ及びその着色長データ
の着色データテーブルに基づき所望のノズル14cが矢
印Nで示される位置にモータ14(]を駆動して移動さ
せるルーチンW1、その選択移動されたノズル140に
接続されたトライバ14iを駆動開始するルーチンW2
、前記糸量速度センサ13aの速度データを読み取りそ
の14− 速度データに基づき前記ノズル14Cからの着色用のイ
ンク吊を制御するインク噴射量制御ルーチンW3、糸量
カウンタのカウント出力を読み取るルーチンW1、その
糸量カウンタの計数値か前記着色データテーブルの終了
データと一致したか否かを判別するチェックルーチンW
5、作業者によって操作スイッチ8が操作されたか否か
を判別するチェックルーチンW6、前記バ1数値が色変
更データと一致したか否かの判別を行なうチェックルー
チンW7、起動スイッチ7が起動操作されているか否か
を判別するルーチンW8を経て前記ルーチンW3へ戻る
ループを回り続ける。
この状態で、前配着色データテーブルの色変更データど
前記糸量カウンタの計数値が一致した場合、制御プログ
ラムはチェックルーチンW7から前記選択されたドライ
バ14iの駆動を停止するルーチンW9、前記着色デー
タテーブルに記憶された着色データに基づきそのデータ
に記憶するノズル14cを前)ホと同様に矢印Nで示さ
れる位置に移動させるとともにノズルのMlを開始させ
るルーチンW10を経てルーチンW8ヘジ11ンプし」
:記ループに再び戻る。従って、作業者か縫糸12の着
色開始位置がミシン帽23に到達するまで縫糸12の引
き出し作業を為す間に着色データが変化されても自動的
に異なる色の着色を縫糸12に施し得る。
作業者によって、縫糸12の着色開始位置がミシン組2
3に到達するまで縫糸12が引き出された俊操作スイッ
チ8の操作か解除されると、制御プログラムは前記チェ
ックルーチンW6から、起動スイッチ7が起動操作され
ているか否かの判断を行なうチェックルーチンW11を
経てメインルーチンのチェックルーチンM5にジャンプ
され前述したループを回り続(Jる。
次に、作業者によって加工布がセラl−され、起動スイ
ッチ7が操作されると制御プログラムは、そのメインル
ーチンのチェックルーチンM5から、前記RAM27に
修飾後格納された模様データから布送り量データ及び釦
振り量データを読み出すどどちにその読み取られたデー
タに基づき送り量制御機構33及び針振り量制御1+機
構34のそれぞれに駆動制御信号を出力するルーチンM
10及びルーチンMll、ミシンモータを回転駆動する
ためミシンモータ駆動回路35に駆動指令信号を出力す
るルーチンM12、斜位置検出器32から引下信号が出
力されたか否かを判別するチェックルーチンM13、模
様データに基づき布送り量制御機構33に駆動制御信号
を出力するルーチンM14、前記割り込みルーチンへの
割り込みを可能にするフラグを立てるルーチンM15を
経て針位置検出器32から針上信号が出力されたか否か
の判別を行なうチェックルーチンM16まで達する。
従って、ミシンモータが起動され模様データに基づき布
送り量及び針振り量が設定され縫目の形成が開始され、
ミシン針23が釘下位置から組上位置に移動される間に
縫糸12が糸巻11から繰り出され、この縫糸12の繰
り出しに伴なう糸量セ17− ンサ13の回転円盤の回転に基づき発生されるパルス出
力によって制御プログラムは再び前述したノズル制御用
割り込みルーチンのルーチンW1ヘジャンプされる。
この割り込みルーチンにおいて、制御プログラムは、前
述した作業者による糸繰り出し時における縫糸の自動着
色の際と同様に、ルーチンW1から各ルーチンW2.W
3.W4.W5.W6.W7、W8まで達する。従って
、制御プログラムがこの割り込みルーチンを通過するこ
とにより、縫糸12には模様データに基づき演算された
縫糸への所望の色の着色が開始される。
ルーチンW8において、制御プログラムは再びメインル
ーチンのルーチンM16にジャンプされるが、ミシンの
布送り動作に基づく縫糸12の繰り出しが行なわれてい
る限り、回転円盤の回転に伴なうパルス尭生毎に再度割
り込みルーチンのルーチンW1にジャンプされ、この割
り込みルーチン内を何回も回り続けることになり、この
割り込18− みルーチンにおいて、ミシンの重送りに伴なう縫糸12
の繰り出し時毎に前記着色装置14中を通過する縫糸1
2に自動的に着色が施される。
上記、縫糸12の繰り出しが停止されると、制御プログ
ラムは、上記割り込みルーチンのルーチンW8からメイ
ンルーチンのルーチンM16に戻り、ミシンの釧位置検
出器32からの釦」−信号が検出されるまでこのルーチ
ンM16にとどまる。
ミシンの針位置検出器32から斜上信号が検出され、ミ
シン針23が計上位置に到達されると、制御プログラム
は上記ルーチンM16から、割り込みルーチンへの割り
込みを可能にするフラグを無効にするルーチンM17、
RAM27内に修飾格納された模様データから次の縫目
の形成に必要なデータを読み取るルーチンM18、その
ルーチンM18で読み取られたデータがエンドコードで
あるか否かの判断を行なうルーチンM19を経て再びメ
インルーチンのルーチンM11にジャンプされ、以下、
−縫目形成毎に上述した各ルーチンM11〜M19から
再びルーチンM11に達するループを回る。
従って、制御プログラムは、各縫目形成毎に上述したル
ーチンM16から割り込みルーチンへの割り込みが為さ
れ、縫糸12には各縫目形成ごとの糸の繰り出し時に、
その割り込みルーチンにおいて前記ルーチンM6で演紳
された着色データテーブル中の各データに基づき、自動
的に着色が施される。
上記各縫目の形成作業が進み、模様形成の終了が近づき
前記ルーチンM6において演算されたその模様形成に対
応して必要な縫糸の着色長分の着色作業が終了されると
、制御プログラムは前述した割り込みルーチンのルーチ
ンW5から繰り返し模様縫いを指定する繰り返し模様指
定スイッチ9の繰り返し指定が為されているか否かの判
別を行なうチェックルーチンW12、ノスル140の駆
動回路141を無効化するとともに所定時間後にドライ
ヤ15の駆動回路15aを無効化するルーチンW13を
経てメインルーチンのルーチンM16へ戻り、前述した
ループをしばらく回り、模様データに基づく縫目形成が
為され、ルーチンM19においてエンドコードが検出さ
れその模様形成が終了されると、ミシンモータを停止さ
せるためのミシンモータ駆動回路35を無効化させると
ともに糸量カウンタをリセットさせるルーチンM20を
経てルーチンM3へ戻り、再び、模様選択及び起動スイ
ッチ等の操作をモニタするループを回り続ける。
尚、上記ルーチンW12において、繰り返し指定スイッ
チ9によって繰り返し模様縫いが指定されている場合、
制御プログラムはそのルーチンW12から、前記ルーチ
ンM6において演算された模様縫のための着色長データ
に着色を施さない所定長さ分のデータを付加するととも
にそのデータ分の縫糸17が繰り出された後糸量カウン
タをリセットさせるようにするルーチンW14を経てメ
インルーチンのルーチンM16にリターンされる。
21− 従って、繰り返し模様縫いが設定されている時には自動
的に連続する模様間に未着色分の縫糸が準備されること
になり、ワンポイント模様等を興なる加工布又は異なる
位置に繰り返し形成する際糸切りに伴なう縫始めにおけ
る縫糸が消費される作業にも対応でき、又、家庭ミシン
等における連続模様の形成の際にはその未着色分をゼO
にすることにより繰り返し模様のための着色作業が連続
的に且つ自動的に施し得るものである。
上記実施例において、加工布とミシン針との相対位置を
偏位さVる手段として、ミシン針がジグザク方向に振ら
れるいわゆる家庭用のジグザグミシンによるものを示し
たが加工布を保持する加工布ホルダーを設けそのホルダ
ーをXY軸方向に沿って移動させるようにしたものによ
っても本発明の実施には差し支えないものである。同じ
く、本実施例中において縫糸の糸経路上における通過量
を検出する手段としてその縫糸の通過に伴ない回転され
る回転円盤の回転角度に基づき検出される22− ものを示したが、縫目形成に伴ない消費される糸量を予
め記憶装置に記憶しておいたり、布送り量、釦振り量、
重厚等の各データに基づき一縫目形成時に消費される糸
量を演算によりもとめておいてその縫目形成回数との積
によりその縫糸の通過量を求めるようにしても良い。
ヌ、上記実施例において、加工布の重厚を作業者がその
都度設定入力するものを示したが、例えば押え棒に連動
される検出器を設けその検出器の出力により加工布の重
厚を自動的に検出測定しその測定されたデータを入力す
るようにしてもよい。
尚、上記実施例においては、着色装置として、インクジ
ェット方式のものを用いたので、そのノズルからのイン
ク滴の噴出制御が電気的に且つ速やかに行ない得るのみ
ならず、その励振周波数を変えたりインクジェットノズ
ルヘッドに連結された圧電素子の駆動電圧を変えたりノ
ズル駆動のデコーティー比を変えたりすることによりそ
の噴出聞の制御をも為し得、多数のインクノズルからな
る多色着色装置をコンパクトに構成し得るとともに縫糸
を3方向から着色するように構成することにより着色を
確実に為し得るものであるが、本発明の実施には例えば
伯の染色による着色装置等によっても差し支えないもの
である。
又、尚、本実施例においては、パターン縫いのための模
様データとして予め記憶装置に固定記憶されたものによ
る例を示したが、プログラム入力装置を設けることによ
り上記固定記憶された色データを変更したり、又、新規
な模様データ等を作成してその変更若しくは作成された
データに基づきパターン縫いを行なうようにしても良い
[効 果1 以上詳述したように、本発明は、記憶装置に配色 憶されたθデータを含む模様データに基づき、縫目形成
をおこなうとともにその縫目形成に伴なう縫糸の縫糸経
路上の通過量を演算検知しつつその縫糸に着色を施す着
色装置を駆動制御するようにしたもので、実際の縫糸の
縫糸通過間に応答して所望の着色を施すことにより加工
布の重厚、材質、;よ 送りピッチ等が変更若しく赤変化された場合にも所望の
パターン縫いの色データに確実に対応する所望の着色を
縫糸に施し得るので所望のパターン、]二における色ズ
レが全く起り得ないのみならず、縫目形成開始時におけ
る未着色の縫糸による空縫い作業の必要がない作業能率
の優れた多色模様のパターン縫いを施し得る電子ミシン
が実現できその産業上の奏する効果は大なるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示すミシンフレ
ームの正面図、第2図は本発明のインクジェットによる
着色装置を拡大して示す拡大正面図、第3図は第2図に
おける着色装置のIIIL−1線断面の一部を拡大して
示す図、第4図は本実施例の電気制御回路を示すブロッ
ク図、第5図及び第6図は本制御回路の作動を示すため
のフローチャートである。 図中、1はミシンフレーム、2は模様選択装置、25− 6はカラーディスプレイ装置、7は起動スイッチ、8は
操作スイッチ、9は繰り返しスイッチ、11は糸巻、1
2は縫糸、13は糸量レンサ、14は着色装置、15は
ドライヤ、25G;tcPU、26はRAM、27はR
OM、18は入力ボート、19は出力ボートである。 特許出願人 26一 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パターン縫いのための模様データを配憶する記憶装
    置からの模様データに基づいてミシン帽と加工布どの間
    の相対位置を、その釦の上下動に調時してその針の上下
    運動方向と交叉する平面内において、変位させることに
    よって、その加工布−[に形成される多数の縫目により
    パターン縫いを行うようにしてなる電子ミシンにおいて
    、前記パターン縫いのためのパターン各位置における最
    適な縫糸の色を表わす色データを前記記憶装置に予め配
    憶させるとともに、 縫糸供給源から前記針に至る縫糸経路上において縫糸に
    着色を施すための着色装置と、前記縫糸経路上を通過さ
    れる縫糸の通過量を演算検出する糸量演算検出装量と、 前記記憶装置に記憶された縫糸の色データど前記糸量演
    算検出装置からの縫糸の通過量データとに基づいて前記
    着色装置を駆動制御する制御手段とを設けたことを特徴
    とする電子ミシン。 2、前記記憶装置には前記最適な縫糸の色として複数種
    類の色を表わす複数種類の色]−ドが記憶されるととも
    に、前記着色装置はそれらの複数種類の色コードに対応
    する複数種類の色に縫糸を着色可能に構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電子ミシン
    。 3、前記着色装置はインクジェット方式の着色装置で、
    前記縫糸経路内を通過する縫糸の周囲に配置された多数
    のノズルを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    若しくは第2項記載の電子ミシン。 4、前記着色装置は、ミシン頭部に配置されるとともに
    、前記制御手段は、前記模様データに基づく実際のパタ
    ーン縫いに先立ってその記憶装置から前記色データを含
    む模様データを読取るための読取り手段と、その読取り
    手段によって読取られた模様データに基づいて所望のパ
    ターン縫いのそれぞれの色コードに対応する縫糸の各着
    色部の長さを演算づる演算手段と、ぞの演算手段によっ
    て演算された演算結果と前記縫糸の通過量データとに基
    づき前記着色装置を通過する縫糸の所望部分に前記色デ
    ータに対応する着色を施すための制御部と、を含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項若しくは第3項記載
    の電子ミシン。 5、前記制御手段は、手動操作可能な操作スイッチと、 その操作スイッチの操作後に為される糸供給源からミシ
    ン釧への糸供給経路内への糸通し作業若しくは実際のパ
    ターン縫い作業開始前に為されるミシン釦と前記着色装
    置との間の未着色の縫糸引き出し作業時において、前記
    制御部を有効化させる手段とを含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の電子ミシン。 6、前記糸量演算検出装置は、前記縫糸経路上に設りら
    れ、その縫糸の通過量を検出する糸量センサーを含むこ
    とを特徴とする特W[請求の範囲第1項乃至第5項のう
    ちいづれかに記載の電子ミシン。
JP1091983A 1983-01-26 1983-01-26 電子ミシン Pending JPS59137096A (ja)

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