JP3494002B2 - ミシンの糸切れ検知装置 - Google Patents

ミシンの糸切れ検知装置

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JP3494002B2
JP3494002B2 JP09832898A JP9832898A JP3494002B2 JP 3494002 B2 JP3494002 B2 JP 3494002B2 JP 09832898 A JP09832898 A JP 09832898A JP 9832898 A JP9832898 A JP 9832898A JP 3494002 B2 JP3494002 B2 JP 3494002B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ミシンの上糸の
糸切れを検知する糸切れ検知装置に関し、特に糸切れ検
知に際して、糸切れを判定する針数を補正したり、加工
布の合計送り量を求めることで糸切れ検知精度を高める
ようにした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、同形状に裁断した複数の布地の
各々に同様の刺繍模様を縫製したり、原反布に同様の刺
繍模様を複数箇所に縫製するようにした工業用の刺繍ミ
シンとして、例えば、特願平4−307688号(特開
平6−126054号公報)、特開平9−290086
号公報に記載のような多頭式の刺繍装置が実用化されて
いる。この種の多頭式刺繍装置には複数の刺繍機が設け
られ、各刺繍機のベッド部には、上糸と下糸とを同時に
切断する糸切り機構が設けられるとともに、各刺繍機の
ヘッド部には、針棒ケースに組込まれた複数の針棒を択
一的に切換えて駆動する為の針棒ジャンプ機構が設けら
れている。
【0003】更に、各ヘッド部には、上糸の糸切れを検
知する為に、縫製サイクル毎の上糸繰り出しに連動して
回転するエンコーダディスクを介してセンサ信号(クロ
ックパルス状のエンコーダ信号)を出力する上糸検出セ
ンサ(糸切れセンサ)が設けられ、糸切れの発生を判定
する為に予め設定した糸切れ判定針数だけ縫製する間、
この糸切れセンサからセンサ信号が入力されないとき
に、上糸の糸切れと判定され、糸切れを検知するように
構成されている。そして、糸切れが検知された場合に、
自動ステップバックモードが設定されているときには、
縫製動作が中断される一方、全ての刺繍機の針棒ジャン
プ機構を作動させ、その縫製中断位置から所定針数分遡
った推定の糸切れ発生位置まで枠保持体を自動的にステ
ップバックさせるようになっている。
【0004】ところで、上糸検出センサからのセンサ信
号を用いて糸切れを検知する糸切れ検知機能を有する多
頭式刺繍装置などのミシンにおいては、糸切れ状態をよ
り確実に検知し、糸切れ検知の信頼性を高めるように、
縫製に用いる縫製データ(針位置データ)に応じて、糸
切れ判定針数を任意の数値にその都度変更設定可能にな
っている。例えば、小さな縫目ピッチが連続するような
場合には、各縫製サイクル毎の上糸消費量が少ないこと
から、上糸の繰り出しにより回転するエンコーダディス
クの回転量が小さくなったり、エンコーダディスクが回
転しない場合も発生することから、糸切れの誤検知を極
力防止し得るように、糸切れ判定針数として、大きな針
数(例えば10〜15針)を設定するようにしている。
【0005】一方、比較的大きな縫目ピッチが連続する
ような場合には、小さな縫目ピッチが連続する場合に比
べて、各縫製サイクル毎のエンコーダディスクの回転量
が大きく、糸切れの誤検知が発生し難いことから、糸切
れ判定針数として、小さな針数(例えば3〜5針)を設
定するようにしている。更に、縫製データによっては、
大きな縫目ピッチや小さな縫目ピッチが混在する場合も
あり、この場合には、糸切れ検知の状態に応じて、糸切
れ判定針数を試行錯誤的に変更しながら設定するように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前述したように、上
糸検出センサからのセンサ信号を用いて糸切れを検知す
る糸切れ検知機能を有する多頭式刺繍装置などのミシン
においては、糸切れ検知の信頼性を高める為に、縫製に
供する縫製データに応じて、糸切れ判定針数をその都度
変更して設定しなければならず、操作性に欠けるという
問題がある。また、糸切れセンサからのセンサ信号と、
設定した糸切れ針数だけに基づいて糸きれ状態を検知す
るようにしているので、特に糸切れ判定針数を大きく設
定した場合には、糸切れ発生した時点からその大きな針
数だけ遅れて検知され、糸切れ検知が遅れ、作業能率が
低下するという問題がある。
【0007】更に、糸切れ判定針数を小さく設定した場
合に、大きな縫目ピッチの後に小さな縫目ピッチが続く
ときには、大きな縫目ピッチに必要な上糸の糸繰り出し
が一気に行われたときに、上糸が必要以上に余分に繰り
出される場合があり、その余分に繰り出された上糸で後
続する複数の小さな縫目が縫製可能なときには、糸切れ
が誤検知される可能性があるという問題がある。本発明
の目的は、縫製に供する縫製データで指示される縫目ピ
ッチの大きさが変化したり、縫目の種類が変更される場
合でも、糸切れ検知の精度や信頼性を高めるとともに、
縫製作業の操作性を高めることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの糸
切れ検知装置は、ミシンの上糸の糸切れを検知する糸切
れ検知装置において、上糸の繰り出しと連動して動作
し、上糸の糸切れに関連する検出信号を出力する糸切れ
センサと、糸切れセンサの検出信号と、送り手段で加工
布を送る送り量を表すデータとを受け、検出信号が糸切
れに対応する信号状態を継続するときの針数を送り量に
応じて補正しながら演算し、その補正針数が所定針数以
上になった場合に糸切れと判定する糸切れ判定手段とを
備えたものである。
【0009】糸切れセンサは、糸駒から繰り出される上
糸の繰り出しと連動して、例えば、エンコーダディスク
などの回転体の回転を介して、或いは糸取りバネの揺動
に連動して、上糸の糸切れに関連してクロックパルス的
に変化する検出信号を出力するので、糸切れ判定手段
は、糸切れセンサから出力される検出信号を受けるとと
もに、送り手段で加工布を送る送り量を表す縫目ピッチ
等のデータを受け、検出信号が糸切れに対応する信号状
態を継続するとき、つまり上糸が繰り出されない状態の
ときに縫製される針数を、送り量の大きさに応じて縫製
サイクル毎に補正しながら演算し、その補正針数を予め
設定された所定針数(糸切れ判定針数)と比較すること
で糸切れを判定する。
【0010】請求項2のミシンの糸切れ検知装置は、請
求項1の発明において、前記糸切れ判定手段は、送り量
が小さな場合には針数も少なくなるように針数を補正す
ることを特徴とするものである。この場合、送り量が、
例えば2mm以下のように小さな場合には、「0.5 」針の
ように、針数も少なくなるように針数を補正するので、
小さな縫目ピッチが連続するような場合には、糸切れを
判定する為の糸切れ判定針数として送り量に応じた最適
な針数に設定したことになり、小さな縫目ピッチで縫製
されるときでも、糸切れ検知精度や信頼性を高めること
ができる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0011】
【0012】
【0013】請求項のミシンの糸切れ検知装置は、ミ
シンの上糸の糸切れを検知する糸切れ検知装置におい
て、上糸の繰り出しと連動して動作し、上糸の糸切れに
関連する検出信号を出力する糸切れセンサと、糸切れセ
ンサの検出信号と、送り手段で加工布を送る送り量を表
すデータと、縫目の種類を表すデータとを受け、検出信
号が糸切れに対応する信号状態を継続するときの合計送
り量を縫目の種類に応じて補正しながら演算し、その補
正合計送り量が所定値以上になった場合に糸切れと判定
する糸切れ判定手段とを備えたものである。
【0014】糸切れセンサは、糸駒から繰り出される上
糸の繰り出しと連動して、例えば、エンコーダディスク
などの回転体の回転を介して、或いは糸取りバネの揺動
に連動して、上糸の糸切れに関連してクロックパルス的
に変化する検出信号を出力するので、糸切れ判定手段
は、糸切れセンサから出力される検出信号を受けるとと
もに、送り手段で加工布を送る送り量を表す縫目ピッチ
等のデータと、縫目の種類を表すデータとを受け、検出
信号が糸切れに対応する信号状態を継続するとき、つま
り上糸が繰り出されない状態のときの合計送り量を縫目
の種類に応じて縫製サイクル毎に補正しながら演算し、
求められた補正合計送り量を予め設定された所定値と比
較するなどして糸切れを判定する。
【0015】請求項のミシンの糸切れ検知装置は、請
求項の発明において、前記糸切れ判定手段は、サテン
ステッチの縫目については合計送り量を大きく補正し、
もしくは走りステッチの縫目については合計送り量を小
さく補正することを特徴とするものである。
【0016】この場合、サテンステッチはジグザグ状に
折り返す縫目であり、各縫目における上糸は、加工布の
表側に縫目ピッチに対応して設けられるとともに、加工
布の裏側に針落ち位置からループ状に入り込むので、通
常の走りステッチに比べて多くの上糸量を必要とし、実
質的な上糸必要量の増大に応じて合計送り量を大きく補
正することで、糸切れ検知精度や信頼性を高めることが
できる。一方、走りステッチの縫目はサテンステッチの
縫目に比べて少ない上糸量となり、実質的な上糸必要量
の減少に応じて合計送り量を小さく補正することで、糸
切れ検知精度や信頼性を高めることができる。その他請
求項と同様の作用を奏する。
【0017】請求項のミシンの糸切れ検知装置は、ミ
シンの上糸の糸切れを検知する糸切れ検知装置におい
て、上糸の繰り出しと連動して動作し、上糸の糸切れに
関連する検出信号を出力する糸切れセンサと、糸切れセ
ンサの検出信号と、縫目の種類を表すデータとを受け、
検出信号が糸切れに対応する信号状態を継続するときの
針数を縫目の種類に応じて補正しながら演算し、その補
正針数が所定針数以上になった場合に糸切れと判定する
糸切れ判定手段とを備えたものである。
【0018】糸切れセンサは、糸駒から繰り出される上
糸の繰り出しと連動して、例えば、エンコーダディスク
などの回転体の回転を介して、或いは糸取りバネの揺動
に連動して、上糸の糸切れに関連してクロックパルス的
に変化する検出信号を出力するので、糸切れ判定手段
は、糸切れセンサから出力される検出信号を受けるとと
もに、縫目の種類を表すデータを受け、検出信号が糸切
れに対応する信号状態を継続するとき、つまり上糸が繰
り出されない状態のときに縫製される針数を、縫目の種
類に応じて縫製サイクル毎に補正しながら演算し、その
補正針数を予め設定された所定針数(糸切れ判定針数)
と比較することで糸切れを判定する。
【0019】請求項のミシンの糸切れ検知装置は、請
求項の発明において、前記糸切れ判定手段は、サテン
ステッチの縫目については針数を大きく補正し若しくは
走りステッチの縫目については針数を小さく補正するこ
とを特徴とするものである。
【0020】この場合、サテンステッチはジグザグ状に
折り返す縫目であり、各縫目における上糸は、加工布の
表側に縫目ピッチに対応して設けられるとともに、加工
布の裏側に針落ち位置からループ状に入り込むので、通
常の走りステッチに比べて多くの上糸量を必要とし、実
質的な上糸必要量の増大に応じて針数を大きく補正する
ことで、糸切れ検知精度や信頼性を高めることができ
る。一方、走りステッチの縫目はサテンステッチの縫目
に比べて少ない上糸量となり、実質的な上糸必要量の減
少に応じて針数を小さく補正することで、糸切れ検知精
度や信頼性を高めることができる。その他請求項と同
様の作用を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施形態は、3台の刺
繍機を備えた多頭式刺繍装置に本発明を適用した場合の
ものである。この多頭式刺繍装置Mについて説明する
と、図1に示すように、左右方向に延びるベースフレー
ム1の上面の後部側には、左右方向に所定長さを有する
平面視略矩形状のミシン支持板2が配設され、このミシ
ン支持板2の後端部分には、左右方向に延びる支持フレ
ーム3が立設され、この支持フレーム3に、3つのヘッ
ド部4〜6が所定間隔毎に左右方向に並設されるととも
に、ミシン支持板2の前端部に位置するベースフレーム
1には、これらヘッド部4〜6の各々に対応させたシリ
ンダ状のベッド部7〜9の各後端部が夫々支持されてい
る。
【0022】即ち、支持フレーム3に設けられたへッド
部4〜6と、全回転釜や糸切り機構(図示略)を組込ん
だシリンダ状のベッド部7〜9とからなる3台の多針式
刺繍機M1〜M3が並設されている。これら刺繍機M1
〜M3のヘッド部4〜6の前端部には、左右方向移動可
能に針棒ケース20が夫々支持され、この針棒ケース2
0には、縫針21を夫々下端に取付けた12本の針棒が
上下動可能に1列状に配列されるとともに、12個の天
秤22が揺動可能に支持され、各針棒ケース20は、針
棒変更モータ64(図2参照)で駆動される針棒変更機
構(図示略)により、一斉に左右方向に移動されて、糸
色の異なる別の上糸11に同時に変更可能になってい
る。
【0023】更に、各へッド部4〜6には、針棒を強制
的にその最上位置にジャンプさせる針棒ジャンプ機構
(図示略)が設けられている。前記ミシン支持板2の前
側でベッド部7〜9の上面と同一高さになるように、作
業用テーブル13が水平に配設され、この作業用テーブ
ル13を含み、この作業用テーブル13の左右両側に設
けられた1対の補助テーブル14,15に亙って、左右
方向に延びる平面視矩形枠状の可動枠16が載置され、
この可動枠16には、各刺繍機M1〜M3に対応させて
布保持枠17が夫々着脱可能に取付けられている。
【0024】そして、この可動枠16は、その右端部の
駆動枠部16aを介してX軸駆動機構(図示略)により
X軸方向(左右方向)に移動駆動されるとともに、その
駆動枠部16aと左端部の駆動枠部16bとを介してY
軸駆動機構(図示略)によりY軸方向(前後方向)に移
動駆動される。従って、可動枠16は、X軸駆動モータ
66(図2参照)で駆動されるX軸駆動機構とY軸駆動
モータ68(図2参照)で駆動されるY軸駆動機構とに
より、XY平面上を移動可能になっている。また、補助
テーブル15の後側には、刺繍縫製に関するメッセージ
を表示する液晶ディスプレイ18を備えた操作パネル1
9が設けられている。ここで、これら駆動モータ66,
68はステッピングモータで構成されている。
【0025】次に、多頭式刺繍装置Mの制御系の概要に
ついて、図2のブロック図に基づいて説明する。多頭式
刺繍装置M全体の制御を司るミシン制御装置30は、C
PU31とROM32及びRAM33と通信用インター
フェース(通信用I/F)34を含むマイクロコンピュ
ータと、そのマイクロコンピュータにデータバスなどの
バスを介して接続された入力インターフェース(図示
略)及び出力インターフェース(図示略)とから構成さ
れている。前記通信用I/F34には刺繍データ処理装
置35が接続され、刺繍データ処理装置35を介して刺
繍データを受信できるようになっている。
【0026】ところで、ヘッド部4に関して、針棒ケー
ス20に設けられた針棒ジャンプ機構の為の針棒ジャン
プ用ソレノイド40の為の駆動回路41と、押え足を退
避移動させる押え足駆動ソレノイド42の為の駆動回路
43と、上糸検出センサ44Aと、糸切れ信号NSを発
生する糸切れ信号発生回路50Aとが設けられ、ミシン
制御装置30に接続されている。またヘッド部5につい
ても同様に、ソレノイド40,42や駆動回路41,4
3や上糸検出センサ44Bや糸切れ信号発生回路50B
が設けられ、ヘッド部6についても同様に、ソレノイド
40,42や駆動回路41,43や上糸検出センサ44
Cや糸切れ信号発生回路50Cが設けられている。
【0027】ここで、各ヘッド部4〜6に設けられた上
糸検出センサ44A〜44Cは同様に構成されるととも
に、糸切れ信号発生回路50A〜50Cも同様に構成さ
れ、これら上糸検出センサ44A〜44Cや糸切れ信号
発生回路50A〜50Cは周知のものなので簡単に説明
する。図3に示すように、上糸検出センサ44Aは、発
光ダイオード45とフォトトランジスタ46とからなる
光学系のセンサで、上糸11の繰り出し動作に応動して
回転するエンコーダディスク47に臨むように設けら
れ、エンコーダディスク47に形成された複数の微少な
スリットにより、フォトトランジスタ46のコレクタか
ら、微少時間毎に「H」レベルになるクロック状のセン
サ信号を出力する。
【0028】次に、糸切れ信号発生回路50Aについて
説明すると、上糸検出センサ44Aから受けたクロック
状のセンサ信号は、シュミットトリガー51とエッジ検
出回路52とを介してフリップフロップ53に供給され
る。即ち、シュミットトリガー51から出力される
「L」レベルの信号を受けてエッジ検出回路52で発生
したクロック信号でもってフリップフロップ53が反転
され、フリップフロップ53の端子Qから「H」レベル
に切換えられた糸切れ信号NSが出力される。
【0029】ところで、クリア端子CLR に「L」レベル
のクリア信号CLが入力されることで、フリップフロッ
プ53はリセット(クリア)され、端子Qからは「L」
レベルの糸切れ信号NSが出力される。つまり、上糸1
1が切断されてエンコーダディスク47が回転しないと
きには、上糸検出センサ44Aからセンサ信号が出力さ
れないため、フリップフロップ53が反転されないで、
「L」レベルの糸切れ信号NSが出力された状態になっ
ている。
【0030】更に、ミシン制御装置30には、ミシンモ
ータ60を駆動する駆動回路61と、ミシン主軸(図示
略)に設けられたディスクエンコーダの1回転で100
0個のパルス信号からるエンコーダ信号を出力するパル
ス発生器62と、このディスクエンコーダの1回転で1
個の主軸同期信号を出力する主軸原点センサ63と、針
棒ケース20を移動駆動する針棒変更モータ64の為の
駆動回路65と、X軸駆動モータ66の為の駆動回路6
7と、Y軸駆動モータ68の為の駆動回路69と、上糸
11と下糸12を同時に切断する糸切断機構用の糸切り
モータ70の為の駆動回路71と、縫製開始や種々の指
令を指示する為の複数のスイッチが設けられるととも
に、ディスプレイ18を備えた操作パネル19とが夫々
接続されている。
【0031】前記ROM32には、パルス発生器62か
らのエンコーダ信号や主軸原点センサ63からの主軸同
期信号などに基づいてモータ60,64,66,68,
70を駆動する駆動制御の制御プログラム、後述する本
願特有の縫製制御の制御プログラムなどが格納されてい
る。また、RAM33には、外部の刺繍データ処理装置
35から受信した刺繍データを格納する刺繍データメモ
リ33a、その他糸切れ判定処理や各種の処理制御に必
要なバッファなどの各種メモリが設けられている。
【0032】次に、多頭式刺繍装置Mのミシン制御装置
30で行なわれる縫製制御のルーチンについて、図4〜
図5のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中
符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステッ
プである。多頭式刺繍装置Mに電源が投入されると、R
AM33の各メモリをクリアする等の初期化処理が実行
される(S10)。
【0033】そして、刺繍データ処理装置35から送信
される縫製データが刺繍データメモリ33aに格納され
た後、縫製処理を開始する為に、操作パネル19に設け
られた起動スイッチが操作(ON)されたときには(S
11:Yes )、ミシンモータ60が駆動されるのと同時
に、全ての刺繍機M1〜M3に設けられた針棒ジャンプ
機構を介して針棒が上下駆動可能に連結される(S1
2)。
【0034】次に、刺繍データメモリ33aから1針分
の刺繍データが読み込まれ(S13)、針位置データであ
って糸切断データでないときには(S14:No)、現在の
針位置のデータと読み込んだ針位置データとから求めた
縫目ピッチに基づいて、X軸及びY軸駆動モータ66,
68の駆動量、つまりX方向とY方向に関する可動枠1
6の送り量が夫々求められ、この送り量に基づいて縫製
速度が演算で求められ、ミシンモータ60がその縫製速
度となるように回転駆動される(S15)。
【0035】そして、ミシン主軸が所定の回転位置にな
って、主軸原点センサ63から主軸同期信号が入力され
たときには(S16:Yes )、送り量に基づいて両駆動モ
ータ66,68の駆動で各布保持枠17を移動駆動する
布保持枠送り処理が実行される(S17)。次に、糸切れ
信号発生回路50A〜50Cからの糸切れ信号NSに基
づいて糸切れを判定する糸切れ判定処理制御(図5参
照)が実行される(S18)。この制御が開始されると、
先ず糸切れ信号発生回路50A〜50Cから出力される
糸切れ信号NSが夫々読み込まれる(S30)。
【0036】その糸切れ信号NSが「H」レベルであっ
て、上糸11の糸切れが発生していないときには(S3
1:Yes )、糸切れ信号発生回路50A〜50Cに対し
てクリア信号CLが夫々出力されて、フリップフロップ
53がリセット(クリア)され(S38)、後述する補正
合計針数H、つまり「L」レベルの糸切れ信号NS(検
出信号が糸切れの状態に相当する)が継続するときに縫
製される針数を補正した合計針数Hの値として、「0」
がセットされ(S39)、この制御を終了して、メインル
ーチン(縫製制御)にリターンする。しかし、糸切れ信
号NSが「L」レベルであって、糸切れの可能性がある
ときに(S31:No)、S15で求めた縫目ピッチSP(送
り量を表すデータに相当する)が「2mm」よりも大きい
ときには(S32:No)、補正針数Δhとして「1」がセ
ットされる(S33)。
【0037】一方、縫目ピッチSPが「2mm」以下で小
さいときには(S32:Yes )、補正針数Δhとして「S
P/2mm」がセットされる(S34)。例えば、縫目ピッ
チSPが「1mm」のときは、補正針数Δhは「0.5 」で
ある。そして、補正合計針数Hとして、その補正針数Δ
hを加算した値に更新され(S35)、その補正合計針数
Hが所定針数(例えば、5針)よりも小さいときには
(S36:No)、この制御を終了する。しかし、補正合計
針数Hが所定針数以上になったときには(S36:Yes )
糸切れが発生したと判定され、糸切れフラグFがセット
される(S37)。
【0038】そして、縫製制御において、この糸切れフ
ラグFがセットされていないときには(S19:No)、S
13〜S19が繰り返され、1針毎の縫製処理が実行され
る。一方、糸切れフラグFがセットされていて、糸切れ
が検知されたときには(S19:Yes )、糸切れ時のエラ
ー処理が実行される(S21)。即ち、この糸切れエラー
処理においては、ミシンモータ60の駆動が停止された
後、可動枠16が糸切れ発生位置まで遡ってステップバ
ックされ、糸切れした刺繍機M1〜M3の修復作業が実
行される。
【0039】このように、糸切れ信号発生回路50A〜
50Cからの糸切れ信号NSが「L」レベルであって、
糸切れの可能性があるときに、縫目ピッチSP(送り
量)が「2mm」よりも大きいときには、補正針数Δhと
して「1」が求められる一方、縫目ピッチSPが「2m
m」以下で小さいときには、補正針数Δhとして「SP
/2mm」、つまり小さくなるように演算され、これら補
正針数Δhを加算した補正合計針数Hを所定針数と比較
することで糸切れを判定するので、糸切れ判定の為の所
定針数(糸切れ判定針数)として、送り量に応じた最適
な針数として設定したことになり、縫製作業の操作性を
高めることができ、更に糸切れ検知精度や信頼性をも高
めることができる。
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】図6に示すように、図の糸切れ判定処理
制御を部分的に変更し、上糸11に糸切れの可能性があ
るときに、縫製される縫目の総縫目ピッチ、つまり可動
枠16の合計送り量を、走りステッチHSやサテンステ
ッチSSなどの縫目の種類に応じて補正しながら求めて
糸切れを判定するようにしてもよい。ここで、走りステ
ッチHSは、図に示すように、その縫い方向が略同一
となる縫目であり、縫針21の針落ち位置で上糸11と
下糸12とが交絡する縫目であることから、各縫目に必
要な縫目糸量Dは、走りステッチHSの縫目ピッチΔP
と略同様であるとして求められる。
【0044】一方、サテンステッチSSは、図に示す
ように、縫い方向をジグザグ状に折り返す縫目なので、
上糸11は、加工布Wの表側に縫目ピッチΔPに対応し
て設けられるのに加えて、縫目ピッチΔPの約1/3に
対応して加工布Wの裏側に針落ち位置からループ状に入
り込んで下糸12と交絡することから、各縫目毎の補正
送り量Dは、サテンステッチSSの縫目ピッチΔPに5
/3を掛け算して求められる。
【0045】即ち、読み込まれた糸切れ信号NSが
「H」レベルのときには(S60、S61:Yes )、クリア
信号CLでフリップフロップ53がリセットされ(S6
8)、後述する補正合計送り量T、つまり「L」レベル
の糸切れ信号NSが継続するときの各縫製サイクル毎に
実行される可動枠16の送り量を、縫目の種類に応じて
補正して累積した補正合計送り量Tの値として、「0」
がセットされる(S69)。一方、糸切れ信号NSが
「L」レベルであって、糸切れの可能性があるときに
(S61:No)、サテンステッチSSでなく走りステッチ
HSのときには(S62:No)、補正送り量Dが縫目ピッ
チSPに相当するとして求められる(S64)。
【0046】一方、サテンステッチSSのときには(S
62:Yes )、補正送り量Dが図示の演算式により求めら
れる(S63)。そして、補正合計送り量Tとして、S63
又はS64で求めた補正送り量Dを加算した値に更新され
(S65)、その補正合計送り量Tが所定値よりも小さい
ときには(S66:No)、この制御を終了する。しかし、
補正合計送り量Tが所定値以上になったときには(S6
6:Yes )、糸切れが発生したと判定され、糸切れフラ
グFがセットされる(S67)。
【0047】このように、糸切れ信号発生回路50A〜
50Cからの糸切れ信号NSが「L」レベルであって、
糸切れの可能性があるときに、縫製サイクル毎に実行さ
れる可動枠16の送り量を累積した補正合計送り量Tと
して、走りステッチHSやサテンステッチSSなどの縫
目に応じて補正した補正送り量Dを加算することで求め
られ、この補正合計送り量Tと予め設定された所定値と
を比較することで糸切れが判定されるので、縫目ピッチ
の大小や縫目の種類に拘わらず、糸切れ検知精度や信頼
性を高めることができる。ここで、S63、S64におい
て、サテンステッチSSの縫目の合計送り量を補正せず
に、走りステッチHSの縫目の合計送り量を小さく補正
するようにしてもよく、結果的には同様になる。
【0048】ここで、糸切れ検知装置は、ミシン制御装
置30や上糸検出センサ44A〜44Cや糸切れ信号発
生回路50A〜50Cなどで構成されている。上糸検出
センサ44Aと糸切れ信号発生回路50Aなどで糸切れ
センサが構成されている。図5の糸切れ判定処理制御な
どで請求項1の糸切れ判定手段が構成され、図6の糸切
れ判定処理制御などで請求項の糸切れ判定手段が構成
されている。
【0049】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 (1) 糸駒から天秤22に至る糸道経路に設けられた
糸取りバネの上糸繰り出しに連動する揺動を、前記上糸
検出センサ44A〜44Cで検出するようにし、糸切れ
信号発生回路50A〜50Cから、糸切れに関連する検
出信号を出力するように構成してもよい。 (2) 前記多頭式刺繍装置Mは、4頭〜20頭を備え
た大型の刺繍装置であってもよく、また本発明を多頭式
刺繍装置M以外の一般的なミシンの糸切れ検知装置に適
用するようにしてもよい。
【0050】(3) 図に示すように、図5に示す糸
切れ判定処理制御を部分的に変更し、縫目の種類に応じ
て針数を補正するようにしてもよい。この制御のS70〜
S77のうち、S72とS74以外は図5の各ステップと同様
である。即ち、サテンステッチSSの縫目のときには
(S72:Yes )、前述したように縫目ピッチΔPよりも
必要上糸量が大きくなるので、補正針数Δhとして、
「Δh×5/3」がセットされる(S74)。このよう
に、縫目の種類に応じて針数Hが補正されるので、縫目
の種類に拘わらず、糸切れ検知精度や信頼性を高めるこ
とができる。
【0051】ところで、S73、S74において、サテンス
テッチSSの縫目の針数を補正せずに、走りステッチH
Sの縫目の針数を小さく補正するようにしてもよく、結
果的には同様になる。ここで、図の糸切れ判定処理制
御などで請求項の糸切れ判定手段が構成されている。 (4) 前記糸切れ判定処理制御は一例を示したものに
過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更する
ことが可能である。
【0052】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ミシンの上
糸の糸切れを検知する糸切れ検知装置において、糸切れ
センサと、糸切れ判定手段とを設け、上糸が繰り出され
ない状態が継続するとき(つまり糸切れした可能性が高
いとき)に縫製される針数として、送り量の大きさに応
じて縫製サイクル毎に補正した補正針数が求められ、こ
の補正針数を所定針数と比較することで糸切れが判定さ
れるので、糸切れ判定の為の所定針数として、送り量に
応じた最適な針数に設定したことになり、縫製作業の操
作性を高めることができ、更に糸切れ検知精度や信頼性
をも高めることができる。
【0053】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記糸切れ判定手段は、送り量が小
さな場合には針数も少なくなるように針数を補正するの
で、小さな縫目ピッチが連続する場合には、糸切れ判定
針数として、送り量に応じた最適な針数に設定したこと
になり、小さな縫目ピッチで縫製されるときでも、糸切
れ検知精度や信頼性を高めることができる。
【0054】
【0055】請求項の発明によれば、ミシンの上糸の
糸切れを検知する糸切れ検知装置において、糸切れセン
サと、糸切れ判定手段とを設け、上糸が繰り出されない
状態が継続するとき(つまり糸切れした可能性が高いと
き)に、各縫製サイクル毎に実行される枠保持体の送り
量を累積した合計送り量が、縫目の種類に応じて補正し
ながら求められ、この補正合計送り量と予め設定された
所定値とを比較することで糸切れが判定されるので、縫
目ピッチの大小や縫目の種類に拘わらず、糸切れ検知精
度や信頼性を高めることができる。
【0056】請求項の発明によれば、請求項と同様
の効果を奏するが、前記糸切れ判定手段は、サテンステ
ッチの縫目については合計送り量を大きく補正し、もし
くは走りステッチの縫目については合計送り量を小さく
補正するので、縫目の種類により異なる実質的な上糸必
要量に基づいて合計送り量を適宜補正でき、縫製する縫
目が何れであっても、糸切れ検知精度や信頼性を高める
ことができる。
【0057】請求項の発明によれば、ミシンの上糸の
糸切れを検知する糸切れ検知装置において、糸切れセン
サと、糸切れ判定手段とを設け、上糸が繰り出されない
状態が継続するとき(つまり糸切れした可能性が高いと
き)に縫製される針数として、縫目の種類に応じて縫製
サイクル毎に補正した補正針数が求められ、この補正針
数を所定針数と比較することで糸切れが判定されるの
で、糸切れ判定の為の所定針数として、縫目の種類に応
じた最適な針数を設定したことになり、縫製作業の操作
性を高めることができ、更に糸切れ検知精度や信頼性を
も高めることができる。
【0058】請求項の発明によれば、請求項と同様
の効果を奏するが、前記糸切れ判定手段は、サテンステ
ッチの縫目については針数を大きく補正し、もしくは走
りステッチの縫目については針数を小さく補正するの
で、縫目の種類により異なる実質的な上糸必要量に基づ
いて針数を適宜補正でき、縫製する縫目が何れであって
も、糸切れ検知精度や信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る多頭式刺繍装置の斜視
図である。
【図2】多頭式刺繍機の制御系のブロック図である。
【図3】糸切れ信号発生回路の回路図である。
【図4】縫製制御の概略フローチャートである。
【図5】糸切れ判定処理制御のフローチャートである。
【図6】変更形態に係る図相当図である。
【図7】走りステッチの縫目を示す図である。
【図8】サテンステッチの縫目を示す図である。
【図9】変更形態に係る図5相当図である。
【符号の説明】
M 多頭式刺繍装置 30 ミシン制御装置 44A〜44C 上糸検出センサ 50A〜50C 糸切れ信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−47186(JP,A) 特開 平6−126054(JP,A) 特開 平9−290086(JP,A) 特開 平6−126062(JP,A) 特開 平9−10456(JP,A) 特公 平6−30708(JP,B2) 特公 昭61−58584(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05C 11/14 D05B 51/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンの上糸の糸切れを検知する糸切れ
    検知装置において、 上糸の繰り出しと連動して動作し、上糸の糸切れに関連
    する検出信号を出力する糸切れセンサと、 前記糸切れセンサの検出信号と、送り手段で加工布を送
    る送り量を表すデータとを受け、前記検出信号が糸切れ
    に対応する信号状態を継続するときの針数を送り量に応
    じて補正しながら演算し、その補正針数が所定針数以上
    になった場合に糸切れと判定する糸切れ判定手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検知装置。
  2. 【請求項2】 前記糸切れ判定手段は、送り量が小さな
    場合には針数も少なくなるように針数を補正することを
    特徴とする請求項1に記載のミシンの糸切れ検知装置。
  3. 【請求項3】 ミシンの上糸の糸切れを検知する糸切れ
    検知装置において、 上糸の繰り出しと連動して動作し、上糸の糸切れに関連
    する検出信号を出力する糸切れセンサと、 前記糸切れセンサの検出信号と、送り手段で加工布を送
    る送り量を表すデータと、縫目の種類を表すデータとを
    受け、前記検出信号が糸切れに対応する信号状態を継続
    するときの合計送り量を縫目の種類に応じて補正しなが
    ら演算し、その補正合計送り量が所定値以上になった場
    合に糸切れと判定する糸切れ判定手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検知装置。
  4. 【請求項4】 前記糸切れ判定手段は、サテンステッチ
    の縫目については合計送り量を大きく補正し、もしくは
    走りステッチの縫目については合計送り量を小さく補正
    することを特徴とする請求項に記載のミシンの糸切れ
    検知装置。
  5. 【請求項5】 ミシンの上糸の糸切れを検知する糸切れ
    検知装置において、 上糸の繰り出しと連動して動作し、上糸の糸切れに関連
    する検出信号を出力する糸切れセンサと、 前記糸切れセンサの検出信号と、縫目の種類を表すデー
    タとを受け、前記検出信号が糸切れに対応する信号状態
    を継続するときの針数を縫目の種類に応じて補正しなが
    ら演算し、その補正針数が所定針数以上になった場合に
    糸切れと判定する糸切れ判定手段と、 を備えたことを特徴とするミシンの糸切れ検知装置。
  6. 【請求項6】 前記糸切れ判定手段は、サテンステッチ
    の縫目については針数を大きく補正し、もしくは走りス
    テッチの縫目については針数を小さく補正することを特
    徴とする請求項に記載のミシンの糸切れ検知装置。
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