JPH1157262A - 刺繍データ編集装置 - Google Patents

刺繍データ編集装置

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JPH1157262A
JPH1157262A JP9230016A JP23001697A JPH1157262A JP H1157262 A JPH1157262 A JP H1157262A JP 9230016 A JP9230016 A JP 9230016A JP 23001697 A JP23001697 A JP 23001697A JP H1157262 A JPH1157262 A JP H1157262A
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JP
Japan
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embroidery
color
data
cloth
sewing
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JP9230016A
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English (en)
Inventor
Ryohei Komiya
量平 小宮
Masashi Ueda
昌史 上田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US09/139,016 priority patent/US6304793B1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺繍を縫う生地の特性に応じて、好ましい刺
繍色を設定することができる刺繍データ編集装置を提供
することである。 【解決手段】 刺繍を縫う生地の色等をスキャナ28で
読み取ると共に、好ましい配色を予め設定し記憶してい
る配色データ36を参照することにより、生地に応じた
好ましい刺繍の色をユーザに提示するようにする。さら
に、刺繍の色を特定の色に制限したい場合には、刺繍色
を見栄え良くする縁どりを行う刺繍データを付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍ミシンの動作
に必要なデータを修正或いは編集する刺繍データ編集装
置に関し、特に、刺繍が縫われる生地やユーザの要望に
応じて刺繍色を修正或いは編集可能な刺繍データ編集装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、需要者の嗜好の多様化やミシ
ンの性能の向上等を背景として、家庭で手作りの刺繍を
楽しむための刺繍ミシンが提供されている。図11を参
照して外観の概要について説明する。刺繍ミシン140
の本体には、予め刺繍データが記憶されている刺繍カー
ド110を装着するためのカード装着部143と、種々
のメッセージを表示するための表示部146と、刺繍糸
を縫うための針142と、刺繍される生地を固定するた
めの刺繍枠145と、刺繍枠145を刺繍カード110
に記憶された刺繍データに基づいて針142と連動して
駆動制御する刺繍枠駆動部141と、刺繍ミシン140
を利用する利用者の様々な指示を入力するための操作ボ
タン148と、刺繍の縫いの開始を指示する刺繍開始ボ
タン152とによって構成されている。
【0003】続いて、図12を参照して、内部的な構成
の概要について説明する。各種動作の制御を行うことが
できるCPU120は、刺繍カード110と、表示部1
46と、刺繍駆動部141と、針142を駆動する針駆
動部150と、操作ボタン148と、刺繍開始ボタン1
52とにバス122を介して接続している。
【0004】次に、図13を参照して動作について説明
する。先ず、刺繍ミシン140の本体の電源が投入され
ると、カード装着部143に刺繍カード110が適切に
装着されているか否かを判断する(S100、Sは手順
を示す。以下同様)。ここで、正しく装着されていると
判断されると(S100、Yes)、CPU120は、
その刺繍カード110より刺繍データを読み取る(S1
02)。そして、CPU120は、その刺繍データに基
づいて、複数の刺繍物のでき上がり予想図を表示部14
6に表示する(S104)。そして、刺繍ミシン140
の利用者は、表示部146に表示されたでき上がり予想
図を見て利用者所望の刺繍を選択し、操作ボタン148
を操作してその情報を入力する(S106)。CPU1
20は、その情報を受け取り、その刺繍物の刺繍データ
に基づいて、その刺繍物の各縫い領域を表示部146に
表示する(S108)。
【0005】ここで、図14及び図15を参照して、縫
い領域について説明をする。手順S108で選択された
刺繍物が図14示す様な「花」の図柄Aであるとする
と、この図柄Aは「花の中央」の部分A1、「花びら」
の部分A2、「茎」の部分A3、左右2枚の「葉」の部
分A4及びA5の5つの閉領域から成っている。そし
て、図14にハッチングの形態を変えて示すように、閉
領域A4及びA5のみを同色とし、その他は相互に異な
る色の刺繍糸(計4色)により刺繍するように設定され
ている。この場合、図15の(a)〜(d)に示す様
に、同色閉領域によって構成されるそれぞれの領域のこ
とを縫い領域と呼ぶことにする。即ち、図14の「花」
の刺繍物を示す刺繍データは、図15の(a)〜(d)
に示す4つの縫い領域によって構成されていることにな
る。
【0006】続いて、図13に戻り、S108以降の動
作の説明を行う。利用者は、表示部146に表示された
縫い領域と、刺繍カード110に添付される各刺繍物の
でき上がり見本(図示せず)を見比べることによって、
所望の色の刺繍糸を針142にセットする。尚、刺繍カ
ード110に、各縫い領域に対応する刺繍色のデータが
記憶されている場合、CPU120が縫い領域に対応す
る刺繍色を識別し、それを表示部146に表示すること
によって、適切な色の刺繍糸を針142にセットするよ
うにしてもよい。そして、刺繍開始を指示する刺繍開始
ボタン152を押す(S110)。
【0007】手順S110で刺繍を開始した縫い領域の
刺繍が終了すると、CPU120は全ての縫い領域の刺
繍が終了したか否かを判定する(S112)。ここで、
全て終了したと判定されると(S112,Yes)、一
連の動作を終了する。終了していないと判定されると
(S112、No)、手順S108に戻り、次の縫い領
域の表示を行う。
【0008】また、手順S100で刺繍カードが適切に
装着されていない場合、CPU120は表示部146に
「カードを装着し直して、電源の再投入を行ってくださ
い」というメッセージを表示すると共に、処理を終了す
る(S120)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
様な方法で作成される刺繍物は、予め設定された刺繍見
本や縫い領域に対応して設定される刺繍色データに基づ
いて刺繍糸の色の選択を行うため、常に同じ色の刺繍し
か作成できなかった。
【0010】また、刺繍糸の色の選択の際に、表示部や
刺繍見本の指示とは異なる色を、利用者が独自に選択す
ることは可能であるが、このような色の選択は通常デザ
イン的な特殊な感性を必要とし、一般的な利用者では好
ましい刺繍とすることが困難である。
【0011】このような問題は、以下のような状況下で
より一層明白になる。即ち、刺繍は通常何らかの紋様や
色彩を有する生地の上に縫われることになる。ここで、
例えば、生地の紋様や色彩が刺繍の図柄や色彩に類似し
ていると、刺繍が生地の中に視覚的に溶け込んでしま
い、ほとんど認知されなくなってしまうという問題が発
生する。例えば、図14における「花」を花びらA2の
色彩に類似する生地の上に刺繍した場合は、花びらが生
地に視覚的に溶け込んでしまい、図16に示す様に、人
は花びらが取れた花と認識してしまうことになる。
【0012】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、刺繍を縫う生地の特性に応じ
て、好ましい刺繍色を設定することができる刺繍データ
編集装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の刺繍データ編集装置は、
刺繍縫製可能な刺繍ミシンで利用される種々のデータを
編集する刺繍データ編集装置であって、さらに、刺繍の
各色毎の縫い領域や縫い目を規定する縫い領域データが
記憶される縫い領域記憶手段と、刺繍が縫われる生地の
色や紋様を示す生地データが記憶される生地データ記憶
手段と、好ましい色の組み合わせを示す配色データが記
憶される配色データ記憶手段と、前記生地データ記憶手
段に記憶された生地データと前記配色データ記憶手段に
記憶された配色データとに基づいて縫い領域データに対
応する刺繍色を設定する刺繍色設定手段とを備えるもの
である。
【0014】このように構成された刺繍データ編集装置
は、縫い領域記憶手段が刺繍の各色毎の縫い領域や縫い
目を規定する縫い領域データを記憶し、生地データ記憶
手段が刺繍が縫われる生地の色や紋様を示す生地データ
を記憶し、配色データ記憶手段が好ましい色の組み合わ
せを示す配色データを記憶し、刺繍色設定手段が生地デ
ータと配色データに基づいて縫い領域データに対応する
刺繍色を設定する。
【0015】このように、請求項1記載の刺繍データ編
集装置は、好ましい色の組み合わせを示す配色データの
中から、刺繍が縫われる生地の色を含む配色を抽出する
ことができ、さらに、適切な色を刺繍糸の色として設定
することもできるので、誰でも容易に、縫われる生地を
意識せずに最適な色で構成される刺繍を作成することが
できる。
【0016】また、請求項2に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1に記載の刺繍データ編集装置の構成に加
えて、生地の色や紋様をデジタルデータとして入力する
画像情報入力手段と、画像情報入力手段で入力されたデ
ータに基づいて生地データを生成する生地データ生成手
段とを備えている。
【0017】このように構成された刺繍データ編集装置
は、請求項1に記載の刺繍データ編集装置の効果に加え
て、画像情報入力手段が生地の色や紋様をデジタルデー
タとして入力する。生地データ生成手段が画像情報入力
手段で入力されたデータに基づいて生地データを生成す
る。
【0018】このように、請求項2に記載の刺繍データ
編集装置は、画像情報入力手段を用いることによって、
ユーザ所望の生地の色や紋様をデジタルデータとして入
力することができ、さらに、生地データを生成できるの
で、予め登録されていないユーザ所望の生地であって
も、適切な刺繍をユーザ所望の生地上に作成することが
できるようになる。
【0019】また、請求項3に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1及び2に記載の刺繍データ編集装置の構
成に加えて、配色データが示す配色によって人が受ける
感覚を感性キーワードとしてそれぞれの配色データに対
応付けて記憶する感性キーワード記憶手段と、ユーザが
刺繍に望む感性を入力する感性情報入力手段とを備える
ものである。
【0020】このように構成された刺繍データ編集装置
は、感性キーワード記憶手段が配色データによって示さ
れる配色から受ける人の感覚を感性キーワードとしてそ
れぞれの配色データに対応付けて記憶する。感性情報入
力手段がユーザの刺繍に望む感性を入力する。刺繍色設
定手段が感性キーワードと、感性情報入力手段から入力
される情報とにも基づいて、縫い領域データに対応する
刺繍色を設定する。
【0021】このように、請求項3に記載の刺繍データ
編集装置は、刺繍に望むユーザの感性を示す感性キーワ
ードを識別し、その感性キーワードに対応する配色と生
地の色等に基づいて刺繍糸の色を設定するので、生地に
合致した刺繍になると共に、ユーザの感性に合致した刺
繍を作成することができるので、個々のユーザの好みに
あった刺繍を作成することができる。
【0022】また、請求項4に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の刺繍データ編
集装置の構成に加えて、縫い領域データと刺繍色設定手
段で設定された刺繍色とに基づいて、画像データを生成
し表示する画像表示手段を備えている。
【0023】このように構成された刺繍データ編集装置
は、画像表示手段が縫い領域データと刺繍色設定手段で
設定された刺繍色とに基づいて、画像データを生成し表
示する。
【0024】このように、請求項4に記載の刺繍データ
編集装置は、刺繍色設定手段で設定した色を縫い領域デ
ータに応じた領域に縫った出力見本を画像表示手段に表
示することができるので、ユーザは画像表示手段をみる
だけで刺繍の完成予想を行うことができ、適切な刺繍が
作成できるか否かを容易に判断することができるように
なる。
【0025】また、請求項5に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1乃至4のいずれかに記載の刺繍データ編
集装置の構成に加えて、ユーザの所望の情報を入力する
入力手段と、入力手段によって入力される情報が刺繍色
の再設定を求めるものであるか否かを判別する再設定判
別手段と、再設定判別手段で刺繍色の再設定を求めてい
ると判別した場合、刺繍色設定手段に以前に設定した刺
繍色と異なる刺繍色を設定する様に指示すると共に、再
度刺繍色の設定を行わせる刺繍色設定制御手段とを備え
ている。
【0026】このように構成された刺繍データ編集装置
は、入力手段がユーザの所望の情報を入力する。再設定
判別手段が入力手段によって入力される情報が刺繍色の
再設定を求めるものであるか否かを判別する。刺繍色設
定制御手段が、再設定判別手段で刺繍色の再設定を求め
ていると判別した場合、刺繍色設定手段に以前に設定し
た刺繍色と異なる刺繍色を設定する様に指示すると共に
再度刺繍色の設定を行わせる。
【0027】このように、請求項5に記載の刺繍データ
編集装置は、入力手段があるので刺繍色設定手段が設定
した刺繍糸の色をユーザが選択できるようになると共
に、刺繍色設定制御手段があるので、新たな好ましい刺
繍糸の色の候補を容易に提示することができ、ユーザ所
望の刺繍を容易に作成することができるようになる。
【0028】また、請求項6に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1乃至5のいずれかに記載の刺繍データ編
集装置の構成に加えて、縫い領域記憶手段に記憶される
前記縫い領域毎に刺繍色設定手段で設定される刺繍色の
特性を記憶する刺繍色情報記憶手段を備えるものであ
る。
【0029】このように構成された刺繍データ編集装置
は、刺繍色設定手段が、刺繍色情報記憶手段に記憶され
る刺繍色の特性にも基づいて刺繍色を設定する。
【0030】このように、請求項6に記載の刺繍データ
編集装置は、刺繍色設定手段で設定される刺繍色の特性
を各縫い領域毎に予め設定してあるので、刺繍色設定手
段で刺繍色の変更を行いたくない色の領域がある場合、
所望の色に固定したり、変更できる色に所望の制限を加
えたりすることができ、ユーザの好みや感性に合致した
刺繍を作成できるようなる。
【0031】また、請求項7に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項1乃至6のいずれかに記載の刺繍データ編
集装置の構成に加えて、刺繍色設定手段で設定される刺
繍色と生地データ記憶手段に記憶される生地の色とが近
似しているか否かを判定する近似色判定手段と、近似色
判定手段の判定結果に基づいて刺繍色で刺繍される前記
縫い領域近傍の刺繍データを変更する刺繍データ変更手
段とを備えている。
【0032】このように構成された刺繍データ編集装置
は、近似色判定手段が刺繍色設定手段で設定される刺繍
色と生地データ記憶手段に記憶される生地の色とが近似
しているか否かを判定する。刺繍データ変更手段が近似
色判定手段の判定結果に基づいて刺繍色で刺繍される前
記縫い領域近傍の刺繍データを変更する。
【0033】このように、請求項7に記載の刺繍データ
編集装置は、近似色判定手段で刺繍色と生地色が近似し
ていることを識別した場合、刺繍データ変更手段によっ
て、その刺繍色近傍に刺繍色と生地色の差異を識別しや
すくするための刺繍データを付加することができるの
で、視認性の良い刺繍を作成することができるようにな
る。
【0034】また、請求項8に記載の刺繍データ編集装
置は、請求項7に記載の刺繍データ編集装置に対して、
刺繍データ変更手段は、近似色判定手段で生地色と近似
していると判定された刺繍色の縫い領域に新たな縁どり
を形成するための刺繍データを付加するものである。
【0035】このように、請求項8に記載の刺繍データ
編集装置は、近似色判定手段で生地色と近似していると
判定された刺繍色の縫い領域に新たな縁どりを形成する
ことができるので、刺繍色と生地色が近似していても、
両者の領域を識別することができ、視認性の良い刺繍を
作成することができるようになる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の刺繍データ編集
装置を具体化した実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0037】先ず、図1を参照して構成の概略について
説明する。刺繍データ編集装置10は、パーソナルコン
ピュータ(パソコン)本体12と刺繍ミシン40とスキ
ャナ28とによって構成されており、それぞれデータ通
信可能な状態に接続されている。パソコン本体12は、
画像表示手段としてのCRT30と、入力手段としての
マウス32及びキーボード33と、画像情報入力手段と
してのスキャナ28とデータ通信可能な状態に接続され
ている。パソコン本体にはカードドライブ27が装着さ
れている。
【0038】続いて、図2を参照して内部構成の概略に
ついて説明する。パソコン本体12の内部には、各種動
作の制御を行うCPU20、ROM22及びRAM24
が配置されている。CPU20は、ROM22、RAM
24、カードドライブ27、スキャナ28、CRT3
0、マウス32及びキーボード33とそれぞれデータ通
信可能な状態に接続されている。
【0039】ROM22の内部には、感性キーワード記
憶手段としての感性キーワード34と、配色データ記憶
手段としての配色データ36とを記憶する領域が確保さ
れている。RAM24内部には、生地データ記憶手段と
しての生地データ38が記憶される領域が確保されてい
る。カードドライブ27には、縫い領域記憶手段として
の刺繍カード26が装着可能であり、刺繍カード26が
カードドライブ27に装着された状態において、CPU
20はカードドライブ27を介して刺繍カード26に記
憶された情報を読み取り可能となる。
【0040】続いて、図3を参照してROM22内に確
保されている感性キーワード34と配色データ36の構
成について説明する。配色データ36は、図3の左端1
列を除いたそれぞれの枠内に記載したように、3色程度
の色を1つのグループとして対応づけて記憶しているも
のである。
【0041】ここで、図3に記載した色を表わすそれぞ
れの記号について説明する。このような記号による色の
記載方法は、例えば(「カラーイメージスケール」小林
重順著、日本カラーデザイン研究所編、講談社)等によ
って既に利用されているものである。この本に従って概
要説明する。
【0042】まず、各色は、色相/トーンという2つの
記号で表わされる。ここで、色相は赤(R)、オレンジ
(YR)、黄(Y)、黄緑(GY)、緑(G)、青緑(BG)、
青(B)、青紫(PB)、紫(P)、赤紫(RP)という10
個の色相名が記号と対応づけられている。続いて、トー
ンは、いわゆる彩度、明度という軸によって形成される
平面を図4に示すように12個の領域に分割するもので
ある。即ち、派手なトーンを示す(V及びS)、明るいト
ーンを示す(B、P、Vp)、地味なトーンを示す(Lgr、
L、Gr、DI)、暗いトーンを示す(Dp、Dk、Dgr)であ
る。また、白、灰色、黒と呼ばれるいわゆる無彩色は、
色相という概念はなく彩度も0であるため、その明るさ
を10段階表示し、N10(白)、N0(黒)と記載す
る。但し、N4.5等のように少数点以下の数値を記載す
るのを妨げるものではない。尚、図3ではそれぞれの配
色データは3つの色の組み合わせとして記載されている
が、4つの色の組み合わせ、5つの色の組み合わせ等、
より多くの色の組み合わせであってもよい。
【0043】次に、感性キーワード34について説明す
る。感性キーワード34は図3の左端1列の文字データ
が該当し、1つの感性キーワードとしての文字データが
少なくとも1つ以上の配色データと対応つけられてい
る。尚、それぞれの感性キーワードに対応つけられてい
る配色データの数は、それぞれ異なっていても差し障り
ない。
【0044】続いて、図5を参照して具体的な動作につ
いて説明する。
【0045】先ず、CPU20はカードドライブ27に
挿入された刺繍カード26の刺繍データを読み取り(S
2)、その刺繍データに従ってCRT30上に複数の刺
繍仕上がり見本を表示する(S4)。刺繍データ編集装
置10を利用するユーザは、CRT30上に表示された
刺繍仕上がり見本をみて、所望の刺繍をマウス32、キ
ーボード33等を用いることによって選択する(S
6)。
【0046】続いて、ユーザはスキャナ28を利用し
て、前記手順S6で選択した刺繍を縫う生地を走査し、
CPU20はスキャナ28が出力する信号を色彩を表わ
すデジタルデータとして読み取る(S8)。尚、この手
順が画像情報入力手段として機能する。そして、CPU
30は、手順S8で読み取るデジタルデータに基づい
て、生地データを生成する(S10)。このより具体的
な方法としては、手順S8で読み取ったデジタルデータ
における色彩を示すデータ毎の平均値を生地の色彩デー
タとして作成する方法であってもよいし、或いは前述の
デジタルデータの内、最も発生頻度の高い色彩を表わす
デジタルデータを生地の色彩データとして作成するもの
であってもよい。さらに、デジタルデータの周期的な変
動が存在するか否かを識別し、周期的な変動がある場合
はその周期を生地におけるチェック等の紋様の間隔デー
タとして作成するものであってもよい。このような色彩
データや紋様の間隔データ等が生地データに該当し、こ
の手順S10が生地データ生成手段に該当する。そし
て、この生地データをRAM24内の生地データ記憶部
38に記憶する(S12)。
【0047】続いて、CPU20は、CRT30上に刺
繍にどのようなイメージを期待するのかをユーザに問う
メッセージを表示する。例えば、「この刺繍に対するイ
メージを選択して下さい。」というメッセージの後に、
感性キーワード記憶部34に記憶した(図3の左端1列
の文字データ)キーワードを選択可能な状態で表示す
る。ユーザは所望のイメージに合致するキーワードをマ
ウス32等を利用して選択する(S14)。尚、この手
順が感性情報入力手段として機能する。
【0048】続いて、CPU20は、RAM24内の図
示しない領域に確保されるフラグを全て(0)にリセッ
トする(S15)。このフラグは、図3の左端1列を除
く配色データ記憶部36の個々の色の組み合わせ1つ1
つに対応づけることができるだけ用意されている。
【0049】そして、CPU20は、手順S10で生成
された生地データと手順S14で設定されたキーワード
と、図3に示す感性キーワード34及び配色データ36
とに基づいて、手順S6で選択された刺繍の刺繍色を設
定する(S16)。具体的には、先ず、手順S14で設
定されるキーワードと合致する感性キーワードを抽出す
る。そして、図3に示す様に、その感性キーワードに対
応する配色データの中から、生地データで示される生地
の色彩データに近似する色を含み、かつ、フラグが0に
リセットされている配色データを選択する。そして、選
択した配色データの中から生地データで利用された色彩
データ除く色を刺繍色としてそれぞれの縫い領域に割り
当てる。このような手順を踏むことで、刺繍が生地の色
彩の中に埋もれてしまい、目立たなくなってしまった
り、作者の意図しない紋様になってしまったりすること
を防止できる。生地の色に応じて、常にユーザの感性に
応じた好ましい刺繍に仕上げることができる。尚、この
手順S16が刺繍色設定手段として機能する。
【0050】そして、CPU20は、手順S16で設定
した刺繍色と、手順S6で選択した刺繍データに基づい
て、色彩情報を含む刺繍の仕上がり見本をCRT30上
に表示する(S18)。尚、この手順が画像表示手段と
して機能する。このように、色彩情報を含む仕上がり見
本を表示するので、ユーザ所望の刺繍になるように設定
されているか否かを容易に判別することができる。そし
て、CPU20はこの刺繍色で許容するか否か、即ち、
刺繍色の再設定を行うか否かをユーザに問う(S2
0)。尚、この手順が再設定判別手段として機能する。
【0051】ここで、再設定しない(S20、No)と
判断された場合、手順S6で選択した刺繍カード26内
の刺繍データと、手順S16で設定された刺繍色に基づ
いて刺繍を行う。具体的には、先ず、最初の縫い領域と
その縫い領域を縫う刺繍色をCRT30上に表示する
(S22)。ユーザはその刺繍色に応じた色の刺繍糸を
刺繍ミシン40にセットし、セット終了後、刺繍開始を
マウス32、キーボード33等の入力手段を利用して指
示する(S24)。そして、その縫い領域の刺繍が終了
した際に、全ての縫い領域の刺繍が終了したか否かを判
別する(S26)。ここで、終了した(S26、Ye
s)と判別した場合は一連の処理を終了し、終了してい
ない(S26、No)と判別した場合は手順S22へ戻
る。
【0052】また、手順S20で刺繍色の色変更を行う
(S20、Yes)と判断した場合、まず、手順S16
で選択した配色データに対応するフラグをセット(1)
し、手順S16へ戻り刺繍色の再設定を行う(S3
0)。ここで、前述の様に、手順S16はフラグが
(0)にリセットされているものの中から配色データを
選択するので、この手順S30でフラグをセット(1)
するということは、以前選択した配色データ以外の配色
データの選択を指示する動作となる。尚、この手順が刺
繍色設定制御手段として機能する。
【0053】このような構成に基づいてその動作を実施
することにより、デザイン的な感性を有しない極普通の
ユーザであっても、刺繍を縫う生地の色彩に応じて、ユ
ーザ所望の感性を表現する刺繍を容易に作成することが
できるようになる。
【0054】尚、前記実施の形態では刺繍色の設定を例
にあげて説明をしているが、感性表現の手法は色彩だけ
に止まるものではないので、様々な分野に応用すること
ができる。例えば、刺繍の大きさも感性を表現するもの
である。ここで、生地にチェック等の周期的なパターン
が形成されている場合には、その周期的な間隔を前述し
た画像情報入力手段としてのスキャナ28を利用して読
み取り、その読み取った周期的な間隔の寸法と刺繍の大
きさを対応づけて調整できるものであってもよい。具体
的には、刺繍の大きさと、生地の周期的な紋様の間隔が
等しいと、刺繍が生地の紋様に埋もれてしまい目立たな
くなってしまうので、両者が等しい場合には、刺繍の大
きさを変化させることによって、生地に応じた刺繍デー
タの編集を実行してもよい。
【0055】さらに、「控えめに」とか「ダイナミック
に」等の感性キーワードと刺繍の拡大率を対応づけても
よい。この場合、「控えめに」なら縮小或いは10%程
度の微量な拡大に止め、「ダイナミックに」なら2倍を
超える拡大率を設定するものでもよい。また、この状況
をCRT30上に表示し、マウス32等でユーザ所望の
拡大率を設定してもよい。本発明は、上記の様に、生地
データや感性キーワードに応じて刺繍データを変更する
という概念を含むものであるので、色彩データ以外の変
更にも適用することができる。
【0056】続いて、図6から図10を参照して第二の
実施の形態について説明する。
【0057】先ず、図6を参照して構成の概略説明を行
う。尚、前述の実施の形態で説明した構成要素と同一な
ものについては、同一の番号を付すことで説明を割愛す
ることにする。刺繍カード26の内部には、各縫い領域
毎に、設定してもよい刺繍色を示す刺繍色情報記憶手段
としての刺繍色情報25が記憶されている。また、RO
M22内部には近似する2つの色彩の間に、違和感なく
配置することのできる色彩データを、各色彩毎に少なく
とも1つ以上記憶する縁どり色データ37が記憶保存さ
れている。
【0058】続いて、図7を参照して刺繍色情報25の
詳細な構成について説明する。尚、従来技術の説明にお
いて利用した図14及び図15の刺繍データを参照して
説明することにする。刺繍色情報25は、図7に示す様
に、個々の縫い領域それぞれに対応づけた記憶領域が形
成されており、それぞれの記憶領域には対応づけられた
縫い領域に設定可能な色を指定する色指定情報が記憶さ
れている。図7においては、縫い領域A1、A2には色
の指定に制限を加えないことを意味する「0」が記憶さ
れており、A3〜A5の記憶領域には、それぞれの縫い
領域で指定可能な色が図3で利用した記号を用いて記憶
されている。尚、A3の記憶領域で利用されている
「*」の記号は、前述の如何なるトーン記号でも良いこ
とを示す記号である。
【0059】次に、図8を参照して縁どり色データ37
の詳細な構成について説明する。これは近似した2つの
色味を示す記憶領域と、その近似した2つの色の間に違
和感なく配置可能であり、かつその2つの色の領域を識
別しやすくすることのできる縁どり色とを対応づけて記
憶されている。この縁どり色は各近似した色に対して少
なくとも1つ以上の色が定められており、好ましくは複
数の色がそれぞれ設定されている。また、図8では近似
した2つの色をRGB等の色相を示す記号だけで分類し
ているが、トーンを示す記号等も利用して細分化しても
差し支えなことはいうまでもない。
【0060】続いて、図9を参照して第二の実施の形態
における動作の説明を行う。尚、図5における手順S2
からS14までにおける動作は同一のため、その動作の
説明は省略する。
【0061】先ず、図5における手順S2からS14ま
での動作を実行する。即ち、刺繍データ、生地データ及
び感性キーワードの設定が行われる。そして、CPU2
0は、選択された刺繍データに対応する刺繍色情報25
をカードドライブ27を介して読み取り、RAM24内
の図示しない領域に記憶する(S40)。
【0062】続いて、CPU20は、生地データ、感性
キーワード及び図7に示した刺繍色情報25に基づい
て、各縫い領域毎の刺繍色を決定する(S42)。この
具体的な動作は、図5における手順S16と同等な動作
になるが、一部異なる動作を行う。即ち、手順S16が
感性キーワードと生地データ38に基づいて配色データ
36内から刺繍色を選択するのに対し、この手順S40
は、さらに、刺繍色情報25に示された色情報を含む色
の組み合わせを配色データ36内から選択するように動
作する。
【0063】そして、CPU20は、生地データ38の
色彩情報と、前記手順S42で設定した刺繍色の内の生
地に接する縫い領域の刺繍色との近似具合を識別する
(S44)。具体的には、前述の色を示す記号とCIE
(国際照明委員会)で推奨しているLabを対応づける
と共に、スキャナ28で読み取る信号を同じくLabに
変換する変換機構を備え、両者のLabでの色差が予め
定めた色差以下であるか否かを識別することによって達
成する。尚、この手順が近似色判定手段に該当する。
【0064】そして、予め定めた色差以内であると判定
された場合、CPU20は生地データが示す色に基づい
て縁どり色データを検索し、その生地データの色に対応
づけられた縁どり色の中から所望の1色を選択抽出す
る。図8の例に従えば、生地色が赤であるならば、縁ど
り色としてB(青)、G(緑)、N10(暗い灰)等の
いずれかが選択される。そして、この縁どり色を、生地
データに隣接する縫い領域であって、かつ、生地データ
の色に近似している刺繍色が設定されている縫い領域の
まわりに配置する様に刺繍データを付加する(S4
6)。この一連の手順S46の流れが刺繍データ変更手
段として機能する。
【0065】また、手順S44で近似していないと判定
された場合は、この一連の処理を終了し、図5における
手順S22以降の刺繍動作に移る。尚、手順S46にお
いて、縁どり色データをプレビューとしてCRT30に
表示し、異なる縁どり色に設定変更するか否かをユーザ
に選択させてもよい。さらに、前述の感性キーワードを
利用し、感性に合致した配色となるように、抽出するも
のであってもよい。
【0066】このような構成や動作を実現することによ
って以下のような効果を奏することができる。先ず、刺
繍色情報25を設定する事によって、例えば、草木の緑
とか、空や海の青とか、人肌とか、ある特定の色以外を
利用すると仕上がりが悪化したように感じられる縫い領
域に対し、好ましい色しか利用されないように設定する
事ができる。例えば、緑色の顔であるとか、黄色の海で
あるとかいった、違和感のある色使いを防止する事がで
きる。
【0067】また、縁どり色データ及び近似色判定手段
と刺繍データ変更手段とを備えることによって以下のよ
うな効果を期待できる。例えば、緑色に制限された縫い
領域を持つ刺繍データを緑色の生地に縫う場合を図10
(a)に示す。これは緑色の葉や茎をもつ花の刺繍デー
タを示すものであるが、図示したように、葉や茎と生地
の境が鮮明ではなく、花だけの刺繍に変化してしまう。
処が、縁どり色データを設定し、近似色判定手段で生地
の色データに近似していると判定された縫い領域の周辺
に、刺繍データ変更手段で縁どり色データで設定した色
を縫う様に刺繍データを変更するので、図10(B)に
示す様に、茎や葉を識別しやすくなり、好ましい色使い
と刺繍の識別しやすさを両立することができるようにな
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の刺繍データ編集装置は、好ましい色の組
み合わせを示す配色データの中から、刺繍が縫われる生
地の色を含む配色を抽出することができ、さらに、適切
な色を刺繍糸の色として設定することもできるので、誰
でも容易に、縫われる生地を意識せずに最適な色で構成
される刺繍を作成することができる。
【0069】また、請求項2に記載の刺繍データ編集装
置は、画像情報入力手段を用いることによって、ユーザ
所望の生地の色や紋様をデジタルデータとして入力する
ことができ、さらに生地データを生成できるので、予め
登録されていないユーザ所望の生地であっても、適切な
刺繍をユーザ所望の生地上に作成することができるよう
になる。
【0070】また、請求項3に記載の刺繍データ編集装
置は、刺繍に望むユーザの感性を示す感性キーワードを
識別し、その感性キーワードに対応する配色と生地の色
等に基づいて刺繍糸の色を設定するので、生地に合致し
た刺繍になると共に、ユーザの感性に合致した刺繍を作
成することができるので、個々のユーザの好みにあった
刺繍を作成することができる。
【0071】また、請求項4に記載の刺繍データ編集装
置は、刺繍色設定手段で設定した色を縫い領域データに
応じた領域に縫った出力見本を画像表示手段に表示する
ことができるので、ユーザは画像表示手段をみるだけ
で、刺繍の完成予想を行うことができ、適切な刺繍が作
成できるか否かを容易に判断することができるようにな
る。
【0072】また、請求項5に記載の刺繍データ編集装
置は、入力手段があるので刺繍色設定手段が設定した刺
繍糸の色をユーザが選択できるようになると共に、刺繍
色設定制御手段があるので新たな好ましい刺繍糸の色の
候補を容易に提示することができ、ユーザ所望の刺繍を
容易に作成することができるようになる。
【0073】また、請求項6に記載の刺繍データ編集装
置は、刺繍色設定手段で設定される刺繍色の特性を各縫
い領域毎に予め設定してあるので、刺繍色設定手段で刺
繍色の変更を行いたくない色の領域がある場合、所望の
色に固定したり、変更できる色に所望の制限を加えたり
することができ、ユーザの好みや感性に合致した刺繍を
作成できるようなる。
【0074】また、請求項7に記載の刺繍データ編集装
置は、近似色判定手段で刺繍色と生地色が近似している
ことを識別した場合、刺繍データ変更手段によって、そ
の刺繍色近傍に刺繍色と生地色の差異を識別しやすくす
るための刺繍データを付加することができるので、視認
性の良い刺繍を作成することができるようになる。
【0075】また、請求項8に記載の刺繍データ編集装
置は、近似色判定手段で生地色と近似していると判定さ
れた刺繍色の縫い領域に新たな縁どりを形成することが
できるので、刺繍色と生地色が近似していても、両者の
領域を識別することができ、視認性の良い刺繍を作成す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態における概略構成図
である。
【図2】本発明の第一の実施の形態におけるブロック図
である。
【図3】配色データ及び感性キーワードの構成を示す図
である。
【図4】色を示す記号の内、トーンを表わす記号の意味
を説明する図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態における動作を説明
するフローチャート図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態におけるブロック図
である。
【図7】刺繍色情報の構成を示す図である。
【図8】縁どり色データの構成を示す図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態における動作を説明
するフローチャート図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態における効果を説
明する図である。
【図11】従来装置における概略構成図である。
【図12】従来装置におけるブロック図である。
【図13】従来装置における動作を説明するフローチャ
ート図である。
【図14】刺繍データを説明する図である。
【図15】縫い領域を説明する図である。
【図16】従来装置における課題を説明する図である。
【符号の説明】 10 刺繍データ編集装置 20 CPU 22 ROM 24 RAM 25 刺繍色情報 26 刺繍カード 28 スキャナ 30 CRT 32 マウス 33 キーボード 34 感性キーワード 36 配色データ 37 縁どり色データ 38 生地データ 40 刺繍ミシン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍縫製可能な刺繍ミシンで利用される
    種々のデータを編集する刺繍データ編集装置において、 刺繍の各色毎の縫い領域や縫い目を規定する縫い領域デ
    ータが記憶される縫い領域記憶手段と、 刺繍が縫われる生地の色や紋様を示す生地データが記憶
    される生地データ記憶手段と、 好ましい色の組み合わせを示す配色データが記憶される
    配色データ記憶手段と、 前記生地データ記憶手段に記憶された生地データと前記
    配色データ記憶手段に記憶された配色データとに基づい
    て、前記縫い領域データに対応する刺繍色を設定する刺
    繍色設定手段とを備えることを特徴とする刺繍データ編
    集装置。
  2. 【請求項2】 生地の色や紋様をデジタルデータとして
    入力する画像情報入力手段と、 前記画像情報入力手段で入力されたデータに基づいて、
    前記生地データを生成する生地データ生成手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の刺繍データ編集装
    置。
  3. 【請求項3】 前記配色データが示す配色によって人が
    受ける感覚を、感性キーワードとしてそれぞれの配色デ
    ータに対応付けて記憶保存する感性キーワード記憶手段
    と、 ユーザが刺繍に望む感性を入力する感性情報入力手段と
    を備え、 前記刺繍色設定手段は、前記感性キーワード記憶手段に
    記憶される感性キーワードと、前記感性情報入力手段か
    ら入力される情報とに基づいて、前記縫い領域データに
    対応する刺繍色を設定するように構成されたことを特徴
    とする請求項1もしくは2に記載の刺繍データ編集装
    置。
  4. 【請求項4】 前記縫い領域記憶手段に記憶された縫い
    領域データと、前記刺繍色設定手段で設定された刺繍色
    とに基づいて、画像データを生成し表示する画像表示手
    段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の刺繍データ編集装置。
  5. 【請求項5】 ユーザの所望の情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力される情報が刺繍色の再設定
    を求めるものであるか否かを判別する再設定判別手段
    と、 前記再設定判別手段で刺繍色の再設定を求めていると判
    別した場合、前記刺繍色設定手段に以前に設定した刺繍
    色と異なる刺繍色を設定する様に指示すると共に、再度
    刺繍色の設定を行わせる刺繍色設定制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の刺
    繍データ編集装置。
  6. 【請求項6】 前記縫い領域記憶手段に記憶される前記
    縫い領域毎に、前記刺繍色設定手段で設定される刺繍色
    の特性を記憶する刺繍色情報記憶手段を備え、 前記刺繍色設定手段は、前記刺繍色情報記憶手段に記憶
    される刺繍色の特性に基づいて刺繍色を設定するように
    構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の刺繍データ編集装置。
  7. 【請求項7】 前記刺繍色設定手段で設定される刺繍色
    と、前記生地データ記憶手段に記憶される生地の色と
    が、近似しているか否かを判定する近似色判定手段と、 前記近似色判定手段の判定結果に基づいて、前記刺繍色
    で刺繍される前記縫い領域近傍の刺繍データを変更する
    刺繍データ変更手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれかに記載の刺繍データ編集装置。
  8. 【請求項8】 前記刺繍データ変更手段は、前記近似色
    判定手段で生地色と近似していると判定された刺繍色の
    縫い領域に、新たな縁どりを形成するための刺繍データ
    を付加するように構成されたことを特徴とする請求項7
    に記載の刺繍データ編集装置。
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