JP2612312B2 - カラー表示方式 - Google Patents

カラー表示方式

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JP2612312B2
JP2612312B2 JP63158492A JP15849288A JP2612312B2 JP 2612312 B2 JP2612312 B2 JP 2612312B2 JP 63158492 A JP63158492 A JP 63158492A JP 15849288 A JP15849288 A JP 15849288A JP 2612312 B2 JP2612312 B2 JP 2612312B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、カラーカメラ、イメージスキャナ等の画
像入力装置を備えたイメージプロセッサやカラーワープ
ロ等の画像作成装置を用いて生成された文章または図形
に着色を行い、その結果をカラーモニタやカラープリン
タに出力して表示するカラー表示方式に関し、特に、着
色の際に、明度、彩度、色相等の対比による効果を用い
るカラー表示方式に関する。
<従来の技術> 従来、文章画像や図形画像に対する着色方法としては
次のようなものがある。
A.カラーワープロ等の画像作成装置の場合: (1) オペレータが文字単位で色を指定する。この場
合は、文字単位つまり1文字ずつ指定された色でプリン
トされる。
(2) オペレータが任意の箇所で色を指定する。この
場合は、作成された画像は次の色指定があるまで、同一
の色で連続的に着色プリントされる。
B.イメージプロセッサの場合: (1) 入力した画像に対し、オペレータが座標入力手
段等を用いて領域を指定し、カラーパレット等の色入力
手段によって色を指定して、指定領域を指定色で着色す
る。
<発明が解決しようとする課題> このように、上記着色方法はいずれも色の選択が人間
によって行なわれるもので、配色等にその人間のし好や
個性が現れるが、出来上がったものが必ずしも配色のバ
ランスとのとれた見映えのよいものとは限らない。ま
た、出来上がったもをを全体的に眺めたとき、強調した
いものが必ずしも強調されているとは限らない。したが
って、1度出来上がった文章や図形の着色を何度もやり
直す必要がでてくる。
ところが、カラーワープロの場合、同一画像における
再度の着色のやり直しが不可能なため、新たな画像作成
が必要となる。そのため、多くの時間が必要となる。
また、イメージプロセッサにおいても、その処理能力
の程度により固定領域の着色が変更不可能な場合があ
る。そのため、カラーモニタによって色を確認した後、
再度画像情報の入力が必要となり、この場合もカラーワ
ープロの場合と同様に、着色のやり直しに多くの時間が
必要となる。
また、以上のような努力にもかかわらず、強調したい
文章および図形をうまくカラー表示できない場合もあり
得る。
そこで、本発明の目的は、画像への着色の際に、見易
く、かつ、強調したい部分がうまく強調されるように迅
速に色選択を行うことのできるカラー表示方式を提供す
ることである。
<課題を解決するための手段> ある色が別の色で囲まれている場合、回りの色によっ
て、同じ刺激値であるはずの中の色がいろいろな見え方
をする。たとえば、第5図(a)に示すように、中の色
が同じ水色であっても、青緑に囲まれた方は緑みがかっ
て見え、紫に囲まれた方は紫がかって見える。このよう
に同じ刺激値であるはずの中の色の色相が変わって見え
るのを色相の対比という。また、第5図(b)に示すよ
うに、中の色が同じ灰色であっても、白で囲まれている
方は暗く見え、黒で囲まれている方は明るく見える。つ
まり回りの色の明るさによって中の色の明るさが違って
見える。これを明度の対比という。また、同様にして、
第5図(c)に示すように、中の色の彩度が変わって見
えるのを彩度の対比といい、さらにまた、第5図(d)
に示すように、周囲の色が補色にあたる場合は、中の色
が冴えて見えることを補色による彩度の対比という。以
上のような各種の色の対比効果をうまく組み合わせて利
用すれば、文字や図形を見やすくし、しかも強調したい
部分を効果的に強調できるようにカラー表示をおこなう
ことができる。
このような認識の下に発明されたこのカラー表示方式
は、カラー表示すべき画像を複数のブロックに分割し、
上記ブロックの1つに対して用いる色を基準色として指
定し、上記ブロックを基準色で着色すると共に、上記基
準色と色相、明度、彩度等において色の対比効果を有す
る対比色を生成し、上記1つのブロック以外のブロック
を対比色で着色して、上記画像を色の対比効果を持って
着色することを特徴としている。
<実施例> 以下、本発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明のカラー表示方式を採用したシステム
のブロック図で、この図において1はキーボード等の入
力手段によって画像情報を入力して画像を作成するカラ
ーワープロ、2は作成された画像をカラー出力するため
のカラープリンタである。カラーワープロ1は、複数の
基準となる色の色相、明度、彩度等の色情報とこの基準
となる色と色相、明度、彩度等のそれぞれにおいて対比
効果を有する対比色の色情報とを対応づけてルックアッ
プテーブルの形式で記憶している色情報メモリを備えて
いる。したがって、ある1つの色が基準色として指定さ
れると、たとえば明度の対比等から、この基準色に対応
する対比色が上記色情報メモリから読み出されるように
なっている。たとえば、基準色として白が指定される
と、低明度の対比色が読み出される。何故ならば、色の
見え易さつまり視認性という点で、白に対しては低明度
の色ほど有効であるからである。なお、明度の対比、色
相の対比、彩度の対比、補色による彩度の対比のうちど
れを使うかについては、オペレータの指示に従って定め
られる。
上記構成のシステムを用いての画像表示のプロセスに
ついて説明する。本実施例においては、第2図に示すよ
うな画像を作成するものとし、作成した画像はカラープ
リンタ2によって白い用紙にプリントすることとする。
第2図において、A1,A2,…A5は着色する際に強調したい
文字領域、B1,B2,B3,B4はその他の文字領域である。
いま、文章作成に取り掛かる前に、強調したい領域A1
を緑色にするとして、(1)領域A1を緑色で強調するこ
と、(2)明度の対比を用いること、(3)下地の色は
白であること等の情報をキーボードから入力する。する
と、カラーワープロ1中のCPUは、用紙の白に対する明
度の対比から、上記色情報メモリより白地に対して視認
性のよい低明度の緑色を選択する。低明度の緑色の選択
の後、オペレータは文字領域A1への文章を作成する。同
様にして、文字領域A2の文章を作成する。
次に、文字領域B1に作成されるべき文章画像に対する
色の選択指示を行う。この際、前処理として補色による
彩度の対比による色の選択を指示するものとする。する
と、色情報メモリは上記低明度の緑色を引き立てるよう
に、この色に対して補色である低明度の紫色を読み出
す。この後、オペレータは文字領域B1への文章を作成す
る。
以下の領域A2〜A5、B2〜B4についても上記と同様のプ
ロセスを経ることによって、カラーワープロに内蔵され
た色情報メモリから、それぞれ、低明度の緑色と低明度
の紫色が読出され、文章が作成される。
以上のようにして文章が作成された後、カラープリン
タは選択された色にしたがってプリントする。
このように、本実施例によれば、基準色と対比色の色
相、明度、彩度等の色情報値を互いに対応づけて予め色
情報メモリに記憶させているので、ある指定した色に対
して明度の対比や補色による彩度の対比等を持つように
対比色を選択するよう前処理することによって、所定の
色の効果を有する対比色の選択着色を迅速におこなっ
て、配色のバランスのとれた見易い画像のカラー表示を
行うことができる。しかも、強調したい画像領域を引き
立てるような色選択が自動的に行える。
なお、本実施例においては、1つの基準色に対して1
つの対比色を生成するようにしたが、複数の対比色を生
成して、その中の1つをオペレータに選択させるように
してもよい。
次に、別の実施例として、本方式を第3図に示したシ
ステムにて実施する場合について説明する。このシステ
ムは、画像情報の入力装置であるイメージスキャナ3
と、イメージスキャナ3から入力された画像情報を処理
するイメージプロセッサ5と、イメージプロセッサ5に
よって作成されたカラー画像をモニタするためのカラー
モニタ6とからなる。上記イメージプロセッサは演算処
理を行うマイクロコンピュータを内臓すると共に、座標
入力手段ならびに色選択を行う手段ためのカラーパレッ
トを備えている。このカラーパレットは外部入力または
内部入力される色相、明度、彩度等の色情報値によって
色を選択できるようになっている。
上記構成のシステムを用いて着色する手順を以下に説
明する。
まず、このシステムは第4図に示すような画像をイメ
ージスキャナ3により読み取って、その読み取った画像
情報をイメージプロセッサ5に入力する。次に、入力さ
れた画像を強調したい文章を含む矩形の文字領域Xをイ
メージプロセッサ5の座標入力手段により指定して、こ
の文字領域Xに対し、だいだい色となるようにカラーパ
レットを介して色情報を外部から与える。
このとき、イメージプロセッサでは、強調したい文字
の矩形領域Xのうち文字を除いた部分を基準色としての
だいだい色(基準色1)に塗り潰す。
次に、画像のすべての文字情報について、彩度の対比
(どの対比を用いるかについては、前処理しておくもの
とする。)から、だいだい色に対する対比色を示す色情
報値をマイクロコンピュータによって演算して求める。
その結果、茶色(対比色1)が生成され、カラーパレッ
トを介してすべての文字が茶色に色付けされる。
次に、上記領域X以外の文字領域Yを、領域Xの場合
と同様にして座標入力手段によって指定する。そして、
この文字領域Yのうち文字を除いた部分に対して、だい
だい色の対比色に属さない灰色を演算処理して求め、こ
の灰色をカラーパレットより選択して、着色処理する。
最後に、色相の対比から、上記両領域X,Yを除いた画
像部分に対して、だいだい色(基準色2)を強調させる
ような対比効果を有する色情報を表す値を演算処理して
求め、このに対応する色である水色(対比色2)をカラ
ーパレットから選択して、着色処理を行う。
上記着色された画像はカラーモニタ6に表示される。
本実施例においても、カラーワープロの場合と同様の
効果を有する。
また、イメージプロセッサ5への画像情報の入力はイ
メージスキャナ3によって行ったが、これに代えてカラ
ーカメラを使用してもよい。
なお、上記実施例において、対比色を生成する方法と
して、カラーワープロの場合は色情報メモリを、また、
イメージプロセッサの場合はマイクロコンピュータによ
る演算機能を利用したが、これに限るものではない。
<効果> 以上より明らかなように、本発明のカラー表示方式に
よれば、色相の対比、明度の対比、彩度の対比、補色に
よる彩度の対比等の対比効果を持つようにブロックごと
に色を選択して画像の着色処理を行うので、オペレータ
が主観的な判断で色の選択を行うとは異なり、配色のバ
ランスを整えて見栄えよく、また、強調したい画像領域
を効果的に引き立てて、画像のカラー表示ができる。
また、このように色の対比効果を用いて効果的に着色
するので、着色のやり直しが回避でき、作業効率が向上
する。
また、対比色の生成は専用のメモリや演算装置等を利
用すれば迅速に行うことができ、着色処理の高速化が達
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー表示方式を実施するための一シ
ステムを示すブロック図、第2図は上記システムによっ
て作成された画像を示す図、第3図は本発明を実施する
ための別のシステムを示すブロック図、第4図は第3図
に示すシステムによって作成された画像を示す図、第5
図は色の対比効果を示す図である。 1……カラーワープロ、2……カラープリンタ、3……
イメージスキャナ、5……イメージプロセッサ、6……
カラーモニタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀好 宣捷 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−150888(JP,A) 特開 昭62−249191(JP,A) 特開 昭57−125989(JP,A) 特開 昭56−25780(JP,A) 特開 昭57−153333(JP,A) 特開 昭59−229986(JP,A) 実開 昭61−201099(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー表示すべき画像を複数のブロックに
    分割し、上記ブロックの1つに対して用いる色を基準色
    として指定し、上記ブロックを基準色で着色すると共
    に、上記基準色と色相、明度、彩度等において色の対比
    効果を有する対比色を生成し、上記1つのブロック以外
    のブロックを対比色で着色して、上記画像を色の対比効
    果を持って着色することを特徴とするカラー表示方式。
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