JPH1132227A - 画像処理方法及び装置及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法及び装置及び記憶媒体

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JPH1132227A
JPH1132227A JP18821497A JP18821497A JPH1132227A JP H1132227 A JPH1132227 A JP H1132227A JP 18821497 A JP18821497 A JP 18821497A JP 18821497 A JP18821497 A JP 18821497A JP H1132227 A JPH1132227 A JP H1132227A
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  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上述の問題を解決するためのもの
であり、より簡単に所望の出力画像を得ることができる
色処理条件を設定することができるようにすることを目
的とする。 【解決手段】 本発明は、同一画像に対して複数の色処
理を施し表示させ、色処理条件を設定するユーザインタ
ーフェースを有する画像処理方法であって、設定する色
処理条件の種類を選択し、前記選択された種類に関する
複数の色処理条件を用いて色処理を施した複数の画像を
並列に表示させ、前記複数の色処理条件の関係を視覚的
に表示させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色処理条件を設定
する画像処理方法及び装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に入力されたカラー画像データに基
づいて画像形成を行なうプリンタ装置等に代表される従
来の画像処理装置においては、モニタ等における色信号
であるRGB値を入力として該信号に色処理を施し、プ
リンタ等の出力色信号であるCMYK信号へ変換する。
【0003】カラープリンタ装置等においては、上述し
た信号変換によって得たCMYK信号のインクを減法混色し
て色再現を行なう。
【0004】ここで、画像データであるRGB多値のデー
タを、プリンタの出力画像であるCMYK2値データへ変換
する画像処理の従来例を記述する。
【0005】図19は従来の画像処理部13における画像処
理の流れを示すブロック図である。解析部11によって解
析された入力データの内、画像データについては画像処
理部13へ送られる。図において131は画像処理部を形成
する色処理部131である。色処理部131においてまず、調
整色変換部191によって色処理が行われるが、これにつ
いては後述する。次にRGB->CMYK変換部192において処理
が行われる。該処理はRGB多値信号からCMYK多値信号へ
の変換を行うものであり、カラーマッチング(マッチン
グ)、輝度濃度変換、マスキング等の公知の処理を含む
ものである。
【0006】すなわち該処理は原画像であるRGB等の輝
度信号をプリンタ処理用の信号であるCMYK等の濃度信号
に変換するものである。
【0007】該CMYK多値信号は次に中間調処理部193に
おいて、プリンタが印刷を行う際都合のよい中間調信号
に変換される。本発明においては以降2値信号を例に説
明を行うが、4値、8値、256値等の多値信号でも適用
は可能である。該中間調処理部193で処理が行われた信
号は、後段の印刷部へ送られ印刷される。
【0008】ここで印刷された画像における色が、所望
の色と異なる場合が多々見られる。これには様々な要因
が絡んでいるが、一例としては上述したRGB->CMYK変換
部192における色調整パラメータを設計した時の印刷部
の状態が、経年劣化や環境の変化等により異なる場合に
上記現象が発生する。また別の例としては、本来の印刷
結果が得られていても、使用者の好みの色と異なる場合
も考えられる。
【0009】従来、このような場合を想定して色調整を
行う部が提供されている。従来色調整は、図19におけ
る調整色変換部191においてRGB多値からRGB多値への
変換として行う。これはまず設定部15において調整値
を設定し、該調整値は色調整パラメータ格納部194へ
格納される。調整色変換部191は該色調整パラメータ
を用いて色変換を行う。ここで従来の設定部15の例を
図18に示す。
【0010】図18ではRGB信号レベルで色調整を行うも
のであり、181はモニタ等の表示装置に表示される設定
画面である。182はREDを調整する際のスライドバーであ
り、ユーザはボタン183をマウス等のポインティングデ
バイスを用いて前記スライドバー上を左右に移動させ
る。184はボタン183が初期状態でおかれる位置であり、
調整を行わない状態である。図4の場合ボタン183を左に
移動させる程RED成分を弱く、右に移動させる程RED成分
を強く調整する。同様に185,186はそれぞれGREEN
を調整するためのスライドバーおよびボタン、また18
7,188はそれぞれBLUEを調整するためのスライドバ
ーおよびボタンである。
【0011】設定部15において入力RGB多値信号に対し
てR,G,B別に強弱で設定した調整値は、色調整パラメー
タ格納部194へ格納される。調整色変換部191は該
色調整パラメータを用いて色変換を行う。該処理は例え
ばRED多値信号を弱くする設定がされた場合は、該設定
に応じてRED成分を弱くする様な線形変換テーブルを作
成し、該テーブルを用いて行う等が挙げられるが、ここ
では詳細には言及しない。
【0012】以上図18、図19を用いて画像処理部13が
画像データを入力し、印刷部への出力用のデータを形成
する際に色調整を行う場合の従来例を示した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述したとおり、経年
劣化や環境の変化等の外的要因や使用者の好みの色と異
なるといった内的要因に起因して、印刷された画像にお
ける色が所望の色と異なる場合の色調整部として、色処
理におけるRGBからCMYKへの変換の前段において、入力
信号であるRGB多値信号に対してR,G,B別にスライドバー
によって強弱で設定する部がある。
【0014】このような調整部において、入力信号RGB
を個別に操作して所望の色を得ることは、色学的知識の
ない一般ユーザのみならず色学的知識のあるユーザにと
っても至難の業であり、多大なる試行錯誤を要する。
【0015】すなわち印刷結果に対して所望の色を得る
ためにRGBを調整した後、再度印刷を行い、更にRGBを調
整した後、再度印刷を行うといったプロセスを何度か繰
り返す必要がある。また該調整ではRGBの強度パランス
で色調整を行うため、色みと明度を同時に調整すること
になり、ある程度完成に近い調整値が得られていても、
RGBのいずれかを少し操作したことにより色みや明度が
崩れるといった弊害がある。
【0016】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、より簡単に所望の出力画像を得ることができ
る色処理条件を設定することができるようにすることを
目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、以下の構成を有することを特徴とする。
【0018】本願第1の発明は、同一画像に対して複数
の色処理を施し表示させ、色処理条件を設定するユーザ
インターフェースを有する画像処理方法であって、設定
する色処理条件の種類を選択し、前記選択された種類に
関する複数の色処理条件を用いて色処理を施した複数の
画像を並列に表示させ、前記複数の色処理条件の関係を
視覚的に表示させることを特徴とする。
【0019】本願第2の発明は、同一画像に対して複数
の色処理を施し表示させ、色処理条件を設定するユーザ
ーインターフェースを有する画像処理方法であって、表
示モードとプリントモードを有し、前記表示モードで
は、オリジナル画像とは異なるサンプル画像に対して複
数の色処理を施し表示させ、前記プリントモードでは、
前記表示モードで設定された色処理条件に基づき、前記
オリジナル画像に対して複数の色処理を施し、プリント
させることを特徴とする。
【0020】また、本願第3の発明は、第1の色処理条
件と第2の色処理条件とを設定するユーザーインターフ
ェースを有する画像処理方法であって、設定する色処理
条件を選択する工程と、前記選択された色処理条件とし
て異なる色処理条件を用いて色処理を施した複数の画像
を表示させる工程と、該異なる色処理条件の状態を表示
させる工程とを有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して、本発明
にかかる1実施形態を詳細に説明する。
【0022】尚、以下説明する各実施形態ではカラープ
リンタを例に用いているが、モノクロプリンタに関して
も同様に実施可能であることは言うまでもない。
【0023】また各実施形態では2値化処理を例に用い
るが、4値化や8値化といった他の変換処理を用いる多
値プリンタに関しても同様に実施が可能である。
【0024】また各実施形態では色調整パラメータの種
類として「色味」、「明度/コントラスト」の2種を例
に用いるが、「彩度」「濃度」といった他の色調整パラ
メータに関しても同様に適用が可能である。
【0025】<第一の実施形態>本実施形態の画像処理
装置は、アプリケーションから送出される出力制御用の
コマンド形式のデータやイメージデータといった画像デ
ータを解析する解析部と、該解析部によって解析された
結果にしたがって出力用のデータに展開する展開部と、
該展開部での展開の際に画像データに対して画像処理を
行なう画像処理部と、当該画像処理部の一部を構成し、
画像データに色処理を行う色処理部と、前記画像処理部
の一部を構成し、前記色処理部において後述する設定部
の設定に従って使用する色調整パラメータを切り替える
色調整パラメータ切り替え部と、前記画像処理部の一部
を構成し、後述する設定部の設定に従って画像を拡大縮
小および複写する等の画像加工を行う画像加工部と、本
画像処理装置の使用者が使用目的に応じて外部の入力装
置を用いて行われた画像処理に関する指示を受信し画像
処理に関する設定を行う設定部と、該設定部の一部を構
成し「色味」、「明度/コントラスト」の2種から成る
画像処理パラメータの選択を行うためのパラメータ選択
部と、該設定部によって設定された値を格納するための
設定値格納部と、前記展開部によって展開された画像デ
ータを前記パラメータ選択部の指定に従って外部の表示
装置に出力するための表示部と、前記展開部によって展
開された画像データを外部の印刷装置に出力するための
印刷部を有している。
【0026】アプリケーションから入力された画像デー
タを解析部によって解析した結果に基づいて、前記展開
部によって表示用のデータへの展開を行う際には、前記
画像加工部によって前記画像データを縮小し更に該縮小
画像を複製し、前記設定部の一部を構成するパラメータ
選択部によって選択された「色味」、「明度/コントラ
スト」のいずれか一つの色調整パラメータを前記色調整
パラメータ切り替え部によって切り替えながら展開を行
い、前記表示部によって外部の表示装置に並列的に表示
を行なう。この時複数パラメータ内でカレント値は一意
に決められる。
【0027】ここで、パラメータ選択部によって選択さ
れなかったパラメータに関してはカレント値を使用す
る。すなわち例えば前記パラメータ選択部によって「色
味」から「明度/コントラスト」へ切り換えた際は、
「色味」のパラメータとしてカレントの色味パラメータ
を用い、「明度/コントラスト」のパラメータとして前
記色調整パラメータ切り替え部によって切り替えながら
展開を行う。
【0028】該表示画像を見ながら色調整を行う際には
該設定部により該表示画面上の1つの画像を選択し、該
操作に応じて前記色調整パラメータ切り替え部によって
色調整パラメータを切り替えて同様に展開を行い、前記
表示部によって外部の表示装置に表示を行なう。この時
設定された色調整パラメータは、「色味」「明度/コン
トラスト」のそれぞれに対して格納される。
【0029】複数表示された画像を印刷する際は前記画
像加工部によって印刷用の画像データに加工した後、前
記色調整パラメータを用いて前記展開部によって展開
し、該展開データを前記印刷部によって外部の印刷装置
へ出力する。この時の色調整パラメータは前記表示装置
に並列表示する際に用いる色調整パラメータと対応づけ
られる。すなわち表示用と同じ色調整パラメータもしく
は相当する印刷用の色調整パラメータを用いる。また該
色調整パラメータは前記表示の際と同様、「色味」「明
度/コントラスト」の内、前記色調整パラメータ選択部
によって選択されたパラメータを前記色調整パラメータ
切り替え部によって切り替えながら処理し、選択されな
かったパラメータはカレント値を用いる。
【0030】最終的な印刷を得る際は元画像データに対
して前記設定部によって設定した最終的な色調整パラメ
ータを用いて前記展開部によって展開し、前記印刷部に
よって外部の印刷装置へ出力する。
【0031】このように、本実施形態では、「色味」
「明度/コントラスト」の2種の色調整パラメータの内
いずれかを選択する方法と、元画像を縮小した画像を複
製し前記「色味」「明度/コントラスト」の内選択され
たパラメータを用いて様々に変化させたパラメータを用
いて色処理を施して表示画面上に並べたものを用いて選
択的に色調整を行う方法と、該表示画面に表示されてい
る異なった色処理を施した複数の縮小画像を印刷する方
法と、前記表示画面上の画像や前記印刷結果に基づい
て、該複数の色調整パラメータから1つを選択し元画像
に対して色調整処理を行う方法を有する。
【0032】よって使用者は所望の色を得るための色調
整が感覚的に分かりやすくかつ選択が容易になり、使用
目的に応じた効率的な画像処理の設定を行うことができ
る。
【0033】以下、本実施形態について詳細に説明す
る。
【0034】図1は本発明に係る一実施形態の画像処理
装置の構成を示すブロック図である。
【0035】なお、図1に示す各処理部をプログラムモ
ジュールで構成し、例えばプリンタドライバとしてハー
ドディスクに格納し、あるOSに従って、不図示のCP
Uが不図示のRAMをワークメモリとして用いて各モジ
ュールを実行することにより、以下に示す実施形態と同
様のことを実現できることは言うまでもない。この場合
は、アプリケーションからOSを介して画像データを受
け取り、図2に示す処理の流れに基づき、各モジュール
を実行する。
【0036】図1において、1は本実施形態であるとこ
ろの画像処理装置、2は画像データをユーザが描画編集
するためのアプリケーションであり、3は本画像処理装
置からの出力データに基づき印刷画像を形成する印刷装
置であり、4は本画像処理装置からの出力データに基づ
き表示画像を形成する表示装置であり、5は外部から様
々な設定を行うための入力装置である。
【0037】11はアプリケーション2から転送される
画像データを解析する解析部である。該解析処理には例
えばアプリケーションの特有の画像記述形式を本画像処
理装置内で処理する画像データに変換する処理等や画像
データを解析して該画像データの種類を判別する処理も
含まれる。12は前記解析部11による解析に従って様
々な処理を行い、画像データに基づき出力データを生成
する展開部である。13は該展開部12の中にあって画
像データに対する処理を行う画像処理部である。131
は該画像処理部13の中にあって色処理を行う色処理部
である。132は前記画像処理部13の中にあって、前
記色処理部131が色処理を行う際のパラメータを切り
替えるパラメータ切り替え部である。133は前記画像
処理部13の中にあって、前記解析部11から送られる
画像データに対して縮小、拡大、複製等の加工をする画
像加工部である。
【0038】14は前記加工された画像データや様々な
設定画面を外部の表示装置に表示するための処理を行う
表示部である。15は本画像処理装置の使用者が用途に
応じてマウスやキーボードといった外部の入力装置を用
いて設定された指示に基づき処理設定を行う設定部であ
る。
【0039】151は該設定部15の中にあって色処理部131
において色処理を行う際の色調整パラメータの種類を使
用者に選択させるための色調整パラメータ選択部151で
ある。
【0040】本実施形態では該表示部14および該設定
部15により、モニタ上に調整用画面や出力モード設定
画面をグラフィカルに表示し、使用者に各処理の設定を
行わせる。該設定に関する詳細は後述する。
【0041】16は前記設定部15によって設定された
設定値を格納するための設定値格納部である。17は前
記展開部12によって展開された出力用の画像データを
外部の印刷装置3に出力する印刷部である。
【0042】なお、上述の各部はバスを介して接続され
ている不図示の記憶部に記憶されているプログラムに基
づき、不図示のCPUによって制御されている。
【0043】本実施形態において印刷装置3はカラーレ
ーザービームプリンタである。出力される画像データは
1頁分のビットマップ形式のデータであり、CMYK4
色用にそれぞれ用意される。印刷部17は該出力データを
印刷装置3へ送出し、印刷装置3は出力用のインクであ
るC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K
(ブラック)の各インクを用いて記録媒体に画像を形成
する。
【0044】図2に、画像処理部13が解析部11から
画像色信号を入力し、表示部14もしくは印刷部15へ
の出力用の色信号を形成する際の処理の流れを示す。
【0045】まず、設定値格納部16に格納されている
情報を参照する。ここで該情報について説明する。
【0046】該情報は、使用者の設定に応じている。
【0047】図9を用いて、グラフィカルに表示される
該調整用画面の説明を行う。図9は前記表示部14を経
て外部表示装置4へ表示される調整用画面である。図9
において91は調整用の領域であり、以降サムネイルと
記述する。該サムネイル91は図のとおり9枚の画像を
並べて表示したものであり、92はその中央に位置する
画像であり以降カレント画像と記述する。カレント画像
92は最新の調整を行った結果を示すものであり、本実施
形態では常に9つの画像の中央に位置する。カレント画
像92の周辺に位置する8枚の画像はそれぞれカレント
画像92に対して「赤」「黄」「黄緑」「緑」「水色」
「青」「紫」「ピンク」を強調した画像であり、画像そ
のものが設定用のボタンになっている。カレント画像の
周辺画像の周辺に位置する印は各々「赤」「黄」「黄
緑」「緑」「水色」「青」「紫」「ピンク」の色を有し
ており、各周辺画像がカレント画像に対して何色を強調
した画像であるかを視覚的に分かりやすくしている。
【0048】なお、本実施形態では上記8色を用いて説
明するが、これら以外の有彩色でも適用可能である。9
3はカレント画像92に対して緑を強くした画像であ
る。
【0049】使用者が例えば緑を強くした画像を所望す
る場合は、外部装置であるマウスに代表されるポインテ
ィングデバイスである入力装置5から前記設定部15を
経て、画像93で示すボタンを押下する。該押下と同時
に画面93がカレントとなり、92の位置へ移動する。
カレント画像92が更新されたことにより、再び新カレ
ント画像92を基準として上記8色を強調した8枚の画
像を周辺に表示する。該動作を繰り返すことによりカレ
ント画像92を所望の色に設定する。
【0050】94は前記サムネイル91において調整可能
な領域を示すインジケータであり、以降全体マップ94
と記述する。95は該全体マップの中にあって前記サムネ
イル91に現在表示されている各画像の位置を示すカーソ
ル95である。すなわちカーソル95の9つのポイントが
サムネイル91の9つの画像の調整度合いを示す。サムネ
イル91において前述のごとく調整を行う度にカーソル
95は全体マップ94上を移動する。カーソル95が全体マ
ップ94の端に到達した場合、サムネイル91に対してこれ
以上該方向に調整することはできない。
【0051】98,99は前記サムネイル91において変化さ
せる色調整パラメータを「色味」にするか「明度/コン
トラスト」にするかを選択するボタンであり、トグルス
イッチになっている。上述したサムネイル91の説明
は、「色味」が選択された場合の例であり、カレント画
像92の周辺に位置する8枚の画像はそれぞれカレント
画像92に対して「赤」「黄」「黄緑」「緑」「水色」
「青」「紫」「ピンク」を強調した画像であった。
【0052】これに対して「明度/コントラスト」が選
択された場合の例を図11に示す。
【0053】図11において114は「明度/コントラ
スト」調整用のサムネイルである。該サムネイル114
は図9と同様9枚の画像を並べて表示したものであり、
115はその中央に位置する画像であるカレント画像で
ある。カレント画像92は最新の調整を行った結果を示す
ものであり、本実施形態では常に9つの画像の中央に位
置する。カレント画像92の周辺に位置する8枚の画像
はそれぞれカレント画像115に対して横方向はコント
ラスト、縦方向は明度を変化させた画像であり、画像そ
のものが設定用のボタンになっている。
【0054】画像120はカレント画像115に対して
コントラストを弱く、明度を強くした画像である。使用
者が該画像における色処理を所望する場合は、入力装置
5から前記設定部15を経て、画像120で示すボタン
を押下する。該押下と同時に画面120がカレントとな
り、115の位置へ移動する。カレント画像115が更
新されたことにより、再び新カレント画像115を基準
としてコントラスト/明度を変化させた8枚の画像を周
辺に表示する。該動作を繰り返すことによりカレント画
像115を所望の画像に設定する。
【0055】116は縦方向が明度を変化させる軸であ
ることを明示する印であり、117は横方向がコントラ
ストを変化させる軸であることを明示する印である。こ
のように印を表示することにより、明度/コントラスト
調整において、カレント画像に対して各周辺画像の調整
方法を視覚的に分かりやすくすることができる。
【0056】118は前記サムネイル114において調
整可能な領域を示すインジケータである全体マップ11
8である。119は該全体マップの中にあって前記サム
ネイル114に現在表示されている位置を示すカーソル
119である。すなわちカーソル119の9つのポイン
トがサムネイル114の9つの画像に相当する。サムネ
イル114において前述のごとく調整を行う度にカーソ
ル119は全体マップ118上を移動する。カーソル1
19が全体マップ118の端に到達した場合はサムネイ
ル114は該方向への調整はできない。
【0057】以上説明したように「色味」と「明度/コ
ントラスト」を切り替えた際はそれぞれ図9、図11に
示す表示画面に切り替わる。この時それぞれのカレント
値が引き継がれる。例えば「色味」から「明度/コント
ラスト」に切り替えた場合は、「色味」におけるカレン
ト値を固定値として用いて「明度/コントラスト」のパ
ラメータを複数切り替えた表示画面を作成する。逆も同
様である。
【0058】図9において912は全体マップ94におけ
るカレントの位置情報を示すアドレス表示部912であ
る。該値は本実施形態ではx,yそれぞれ-10〜0〜+10の値
をとり、中心である0,0が未調整の状態に対応する。9
11は調整幅を設定する調整幅設定部911であり、前
記カーソル95においてカレントと周辺の間の幅を設定す
るものである。
【0059】図10を用いてこれらについて詳細に説明
する。図10は図9における全体マップ部分のみを取り
出したものである。図10Bは図9と同様にx,y=0,0、調
整幅3の例である。これに対し図10Aは調整幅設定部10
3を5に設定した例である。すなわちカーソルの中心で
あるカレント101と周辺である例えば緑を示す102との隔
たりが全体マップ上で5となる。このように調整幅を3
から5に増加することよりサムネイルにおいて調整を行
う場合に、1つのアクションで行われる調整の度合が増
大する。逆に調整幅を減少させることにより1つのアク
ションで行われる調整の度合が小さくなり、微調整が行
いやすくなる。図10cは前記サムネイル91において調
整を行うことによりカーソルが移動した例である。図に
おいてカレント107はx,y=+3,+3の位置へ移動している。
この場合の調整幅は3である。このように全体マップ94
とカーソル95により、使用者が現在行っている調整を明
示的に知ることができる。
【0060】ここで、上記アドレス表示部912、調整
幅設定部911における値は「色味」「明度/コントラ
スト」のそれぞれについて記憶されており、切り替えに
応じた設定値が表示される。
【0061】図9において96は調整を行う前のオリジ
ナル画像を示し、97はカレント画像92と同じ色調整
パラメータを用いて処理した画像である。
【0062】913は色調整対象を設定するフィールドで
あり、写真、グラフィクス、文字の3つの選択子があ
る。該選択子はいずれか一つのみ選択可能となってい
る。すなわち910に示す様に写真を選択した場合は他の
オブジェクトは選択できない。ここで図9において調整
対象を切り換えた場合、サムネイル91や画面96、9
7においては現在選択されている対象オブジェクトにの
み調整が行われる。これにより使用者が写真、グラフィ
クス、文字といったオブジェクト別の色調整が可能とな
る。ここで、該オブジェクト別の色調整値はオブジェク
トの種類に対応させて上述した「色味」「明度/コント
ラスト」といった2種の色調整パラメータのそれぞれが
記憶されており、選択された選択子に応じた設定値が表
示される。
【0063】これまで説明した如く、「色味」「明度/
コントラスト」のサムネイル調整はすなわち全体マップ
上の任意の位置に1対1に対応した色調整パラメータを
用いて色変換を行うものである。
【0064】ここで「色味」と「明度/コントラスト」
における全体マップと色調整パラメータとの対応につい
て図12、図13、図14を用いて説明する。
【0065】図12は「色味」調整における処理を説明
す示す図である。
【0066】「色味」調整では、まずRGB空間上の色A
(R,G,B)からrg空間上の色a(r,g,b)に変換する。これは
公知の次式によるものである。 r = R/(R+G+B) g = G/(R+G+B) b = 1-r-g 調整は該rg空間上で行い、a'(r',g',b')を得る。
【0067】rg空間上の該調整とは図13Aに示す様な調
整である。図13Aにおいて131は未調整を示すwhiteであ
る。本実施形態では前述した如く「色味」調整の8色と
して「赤」「黄」「黄緑」「緑」「水色」「青」「紫」
「ピンク」を用いており、これらは図13Aに示す8つの
頂点に相当する。先に調整8色を上記以外で実施可能で
あると記述したのは、該8つの頂点に上記以外の色を使
用することに他ならない。但しこれらの色は色学的に環
状に連続している必要がある。図13Aにおける該8頂点
と前記white131を結ぶ線上にまず基本調整点を設定し、
次に等レベルの該基本調整点間を結ぶ線上に副調整点を
設定する。
【0068】このようにして、rg空間上に複数の調整点
を設定するが、該作業は等間隔で行ってもよいし、重み
づけを行ってもよい。例えば、yellow,redを3レベル分
強調する基本調整点を結ぶ線上に位置し、等間隔に設定
される色調整パラメータ132は、以下の式に基づき算出
することができる。
【0069】2/3*yellow〔3〕+1/3*red〔3〕
【0070】図13Bは色調整パラメータ132を「色
味」調整にかかる全体マップに対応づけた図である。す
なわち前述した調整点を正方形のマップに単純に対応さ
せたものであり、133がwhite131に、132が134に対応す
る。
【0071】rg空間上の調整は以上のように予め算出さ
れ格納されている全体マップの各位置に対応する色調整
パラメータを用いて行い、a'(r',g',b')を得る。
【0072】次に該a'(r',g',b')から公知の次式により
RGB空間のA'(R',G',B')へ変換する。 Y=0.30R+0.59G+0.11B y=0.30r'+0.59g'+0.11b' R'=r' * Y/y' G'=g' * Y/y' B'=b' * Y/y'
【0073】このように本実施形態ではサムネイル調整
は全体マップ上の任意の位置に1対1に対応した色調整
パラメータを用いて色変換を行っている。本実施形態で
は1対1と記述したが、表示上は必ずしも1対1である
必要はなく、例えば表示上は1の隔たりであっても内部
的には2以上の隔たりを持っても構わない。
【0074】図14は、「明度/コントラスト」調整に
おける処理の様子を示す図である。「明度/コントラス
ト」調整ではいずれもR,G,Bのそれぞれの信号に対して
独立して共通の処理を行う。
【0075】図14Aは明度を調整する場合の入力信
号、出力信号の関係を表す図である。明度を強くする場
合は「明」と記したカーブに相当する信号変換を行い、
明度を弱くする場合は「暗」と記したカーブに相当する
信号変換を行う。
【0076】図14Bはコントラストを調整する場合の
入力信号、出力信号の関係を表す図である。コントラス
トを強くする場合は「コントラスト強」と記したカーブ
に相当する信号変換を行い、コントラストを弱くする場
合は「コントラスト弱」と記したカーブに相当する信号
変換を行う。
【0077】これらの「明度/コントラスト」に関する
処理は上述したカーブに相当する式を用いてリアルタイ
ムに行ってもよいし、予め作成したテーブルを用いて行
ってもよい。
【0078】また、図14Cに示すように、上記明度/コ
ントラストのテーブルを合成して処理を行ってもよい。
【0079】次に本実施形態における出力設定画面の説
明を図17を用いて行う。図17における171は図9と
同様に表示部14を経て外部の表示装置4へ表示される
モード設定に関する画像であり、印字処理を通常モード
で行うかカタログプリントで行うかの切り換え処理を行
う設定画面である。すなわち172に示すエリアを前述ポ
インティングデバイスで押下すると、カタログプリント
を設定する指示が設定部15に送られ、再度押下すると
カタログプリントが解除されると同時に通常モードを設
定する指示を設定部15に送る。
【0080】ここでカタログプリントについて図15を
用いて説明する。図15はカタログプリントおよびサム
ネイル調整および通常印字を説明する図である。
【0081】まず図15Aにおける151は通常印字により
印字した画像である。使用者は該印刷画像が所望の色に
なる様に前述した調整用の表示152におけるサムネイル1
56を用いて調整を行う。すなわち周辺の8画像を押下し
て所望の画像をカレント画像155に設定する。ここで使
用者は「色味」「明度/コントラスト」を任意に切り替
えて調整を行う。この時前述のとおり未調整のオリジナ
ル画像153とカレント画像154を見比べながら調整を行う
ようになっている。ここで該サムネイル調整は表示画面
上における調整であり、実際の印刷とは若干色みが異な
るケースがある。カタログプリントとは、図15Cに示す
様にサムネイル156に現在表示されている画像と同様の
色処理パラメータを用いて色変換処理を行った9枚の画
像を印刷するものである。ここで、本実施形態における
サムネイル、カタログプリントは前述した画像加工部13
3によって元画像151を縮小および複写して複数並べたも
のであり、特にカタログプリントでは元画像を9分の1
以下に縮小して通常モードで印刷を行う印刷用紙に印刷
できるように加工する。158はカレントパラメータを用
いて処理された画像であり、通常モードでは該パラメー
タを用いて印刷される。159はサムネイルにおける156に
相当する色調整パラメータを用いて処理された画像であ
る。
【0082】本実施形態におけるカタログプリントで
は、図15Bにおいて「色味」が選択されている場合は
「色味」の、「明度/コントラスト」が選択されている
場合は「明度/コントラスト」のサムネイルに相当する
色処理パラメータを用いて処理を行う。
【0083】図2において設定値格納部16に格納され
る情報とは図9におけるカレント画像92のアドレス情報
および調整幅情報および調整対象情報および「色味」
「明度/コントラスト」のいずれが選択されているかの
情報であり、図3におけるカタログプリントか否かの情
報である。
【0084】図2における132は色調整パラメータ切り
換え部132であり、表示用には前述サムネイル表示画像
を、カタログプリント用には前述カタログプリント画像
を生成するために、上記カレント画像アドレス情報、調
整幅情報、「色味」「明度/コントラスト」情報、調整
対象情報を元にカレント画像および周辺8画像のアドレ
ス情報を切り換えるものである。
【0085】画像加工部133は前述のように元画像151を
縮小および複写して複数並べる処理を行うものであり、
特にカタログプリントでは元画像を9分の1以下に縮小
して通常モードで印刷を行う印刷用紙に印刷できるよう
に加工する。通常モードでは該画像加工は行わない。該
カタログプリントモードか通常モードかの情報は前述し
たように設定値格納部16から与えられる。
【0086】色処理部131は与えられたアドレス情報に
応じて色処理を行い、RGB多値信号をCMYK2値信号へ変換
する。該色処理部131における変換は前記サムネイル時
や前記カタログプリント時は9回、通常モードでは1
回、画像処理を行う。
【0087】21は前述した通り色味調整では入力され
るRGB多値信号をrg空間の信号へ変換し、rg空間上で調
整色変換を行い、RGB多値信号へ変換し、明度/コントラ
スト調整では設定値に従ってRGB多値信号からRGB多値信
号へ変換する調整色変換部である。
【0088】これらの処理は本実施形態では図7に示す
ように調整色変換部21内で上述した色調整パラメータ
に基づくテーブルを用いて直列に処理されるが、これら
のテーブルを予め合成したテーブルを用いて処理しても
よい。
【0089】24は該調整に使用する、前述した全体マッ
プの各アドレスに対応して予め算出された色調整パラメ
ータを格納する色調整パラメータ格納部であり、前記色
調整パラメータ切り換え部132から与えられたアドレス
情報に対応する色調整パラメータを調整色変換部21に与
える。上記色調整パラメータは前述した如く調整対象で
あるオブジェクトの種類に対応させて「色味」「明度/
コントラスト」別に格納される。
【0090】22はRGB多値信号をCMYK多値信号へ変換す
るためのRGB->CMYK変換部22であり、公知のマスキング
やLUT(Look Up Table)を用いて処理を行う。該処理は基
本的には輝度信号と濃度信号の色学的な一致を得るため
に予め算出されたパラメータを用いて行うものであり、
マッチング処理や輝度濃度変換処理等を含むものである
が、ここではその詳細については言及しない。
【0091】23はCMYK多値信号をCMYK2値信号に変換す
るための中間調処理部23であり、公知のディザ法や誤差
拡散法を用いた処理を行う。
【0092】ここで、RGB->CMYK変換部22、中間調処理
部23については印刷用に必要な処理であり、前記サムネ
イルによって表示部14を経て表示装置4へ表示する際に
は不必要な処理であるため、色処理部131はサムネイル
時には基本的にはこれらの処理は行わない。
【0093】但し、印字と表示の一致を図るためにRGB-
>CMYK変換部22の後、CMYKからモニタに依存するRGBに逆
変換し、該信号を表示信号として用いるように構成して
も構わない。
【0094】以上説明したように本実施形態によれば、
サムネイルすなわち元画像を縮小した画像を複製しそれ
ぞれに対して「色味」、「明度/コントラスト」に応じ
た9つの調整パラメータにより色処理を施して表示画面
上に並べ、同時に該9つの調整パラメータの絶対的な位
置を示す全体マップを示し、これらの表示画面を用いて
ポインティングデバイスによって選択的に色調整を行う
方法と、カタログプリントすなわち該表示画面に表示さ
れている異なった色処理を施した9つの縮小画像を上記
表示画面と同様の9つの異なるパラメータを用いて印刷
する方法と、前記表示画面上の画像や前記印刷結果に基
づいて、カレント画像をサムネイルの中央に移動させる
ことにより、該8つの色調整パラメータから1つを選択
し元画像に対して該パラメータを用いて色調整処理を行
う方法を有しているので、所望の色を得るための色調整
が使用者に対して感覚的に分かりやすくかつ選択が容易
になり、使用目的に応じた最適な印刷結果を効率よく得
ることができる。
【0095】即ち、本願発明によれば、本画像処理装置
の使用者が所望の色を得るためのより簡単かつ分かりや
すい色調整を行う方法を設けることにより、目的に則し
た効率のよい印刷結果を得ることができる。
【0096】<第2の実施形態>以下、本発明に係る第
2実施形態について、詳細に説明する。第1の実施形態
が、表示による画像調整の際に、使用者が使用する入力
画像を用いて画像調整を行うのに対して、本第2の実施
形態においては予め用意された任意数の特徴的な画像デ
ータを選択的に使用することにより、より的確な色調整
が行えるように構成する。第1の実施形態によれば、使
用者が使用する入力画像を対象として、所望の色を得る
ための色調整ができるため、高能率な印刷処理が可能と
なる。ところがこの場合、次のような問題が生ずる。即
ち第1の実施形態では、使用者が使用する入力画像を対
象とするため、例えば使用者が複数ページの入力画像を
持つ場合は調整対象となるページをアプリケーションに
よって選択する必要がある。また特に前述した表示によ
る画像調整を行う場合においては、入力画像におけるイ
メージ部分の面積が該ページに対して小さい場合はモニ
タ上に表示される該イメージ部分はモニタの解像度に依
存して更に小さくなる場合があり、調整が行いにくい。
【0097】以上説明したように理想的には、表示によ
る画像調整の際には、使用者が使用する入力画像を用い
る以外に予め用意された任意数の特徴的な画像データを
選択的に使用できるようにし、印字による画像調整の際
には使用者が使用する入力画像を用いて印字処理できる
ようにするのが望ましい。第2の実施形態はこれらを実
現するために構成されたものである。
【0098】即ち、第1の実施形態では設定部15におい
て使用者が調整画像を選択できないのに対して、第2の
実施形態では、設定部15において使用者が調整画像を選
択する方法、および該調整画像を複数個格納する方法、
および該設定に従って画像処理部で処理する対象として
予め用意された調整用画像を用いる方法を設けることに
より、表示による色調整をより行い易い構造にするもの
である。
【0099】従って第2の実施形態の画像処理装置にお
いては、基本的な構成は上述した第1の実施形態と同様
であるが、画像処理装置内において表示による色調整時
に調整画像を入力画像か複数の予め用意した画像から選
択することを可能とすることにより、より使用者の目的
に則した色調整部を備える点、及びその制御方法が異な
る。
【0100】なお、第2の実施形態の画像処理装置も第
1の実施形態と同様に各処理部をプログラムモジュール
で構成し実現しても構わない。
【0101】以下、上述した第1の実施形態と異なる部
分について説明する。
【0102】図3は本発明に係る第2の実施形態の画像
処理装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、18に示すサンプル画像格納部が追加された点が第
一の実施形態と異なる。
【0103】次に図16により調整用の画面を説明す
る。
【0104】図16において161は使用者の入力画像
である。162は表示部14を経て外部表示装置4へ表
示される調整用画面である。図において165を付加し
た点が上記第一実施形態と異なる。165は調整画像を
選択するフィールドであり、右端の矢印部分をポインテ
ィングデバイスで押下すると選択子が表示されるプルダ
ウンメニューになっている。選択子には使用者の入力画
像を用いる「ユーザー画像」の他に、特徴的な画像であ
る「風景」「食べ物」「ガラス」「肌色」等を用意す
る。該選択子を切り替えることにより、162に表示さ
れる調整画像も切り替わり、164のサムネイルにおい
ては該調整画像に対して現在の設定に基づいて処理がな
される。
【0105】なお、該選択子については使用者が任意の
画像を追加できる形態にしてもよい。この場合、サンプ
ル画像格納部18に画像を追加格納するよう構成する。
【0106】また調整対象に応じて選択子を変更するよ
う構成してもよい。例えば調整対象が「グラフィクス」
の場合は選択子として「グラデーション」「基本8色」
等を用いる。
【0107】表示による調整は、上記の如く使用者が調
整を行いやすい画像を選択して行う。該調整の操作方法
については第一の実施形態と同様である。
【0108】ここで図4を用いて本実施形態の画像処理
における処理の流れを説明する。図4において設定値格
納部16に格納される情報としては、第一の実施形態に
対して上記表示による調整画像の情報が追加される。
【0109】図4においてサンプル画像格納部18が追
加された点が第一の実施形態と異なる部分である。画像
加工部133は前述のように元画像を縮小および複写して
複数並べる処理を行うものであるが、本実施形態では表
示による調整の場合は、設定値格納部16に格納された
前述した調整画像の情報に従って、使用者の入力画像で
はなくサンプル画像格納部18から画像を取り出し処理
を行う。但しカタログプリントモードの場合は使用者の
入力画像を用いる。
【0110】カタログプリントにおいて入力画像を用い
ることにより、出力画像の色調を正確に確認することが
できる。
【0111】第2実施形態において、上述した設定部15
において使用者が表示による調整画像を選択する方法、
および設定値格納部16において調整画像の情報を格納す
る方法、および画像加工部133において処理する画像
を切り換える方法以外の処理は、上述した第1実施形態
で示した処理と同様であるため、説明を省略する。
【0112】以上説明したように第2の実施形態によれ
ば、表示による画像調整の際において、使用者が使用す
る入力画像を用いる以外に予め用意された任意数の特徴
的な画像データを選択する方法、該画像を格納する方法
を設けることにより、表示による画像調整をより使いや
すい構造にするため、使用者はより詳細な色調整を行な
うことが可能となり、最適な出力結果を得ることができ
る。
【0113】<第3の実施形態>以下、本発明に係る第
3の実施形態について、詳細に説明する。
【0114】上記第1の実施形態において、「色味」
「明度/コントラスト」のパラメータ種に応じて色調整
を行う場合の実施形態を述べたが、第3の実施形態では
印刷装置がカラー機かモノクロ機か、または印刷がカラ
ーモードであるかモノクロモードであるかを判断し、モ
ノクロ機もしくはモノクロモードの場合は上記2種のパ
ラメータのうち「明度/コントラスト」のみで画像調整
を行えるようにすることにより、より的確な画像調整が
行えるように構成する。
【0115】第一の実施形態によれば「色味」「明度/
コントラスト」のパラメータ種に応じて色調整を行うこ
とができるため、高能率な印刷処理が可能となる。とこ
ろがこの場合、次のような問題が生ずる。即ち第一の実
施形態では、カラー印刷を前提とする画像処理装置にお
いては有効であるが、モノクロ専用のプリンタやカラー
プリンタにおけるモノクロ印字といった無彩色印刷にお
いては「色味」の調整に特に意味がなくなり、却って使
用者にとっては必要以上の操作方法を与えることにな
る。
【0116】したがって理想的には、印刷装置がカラー
機かモノクロ機か、または印刷がカラーモードであるか
モノクロモードであるかを判断し、モノクロ機もしくは
モノクロモードの場合は上記2種のパラメータのうち
「明度/コントラスト」のみで画像調整を行えるように
構成するのが望ましい。
【0117】第3の実施形態はこれらを実現するために
構成されたものである。即ち、第一の実施形態では設定
部15において使用者がカラー印刷を行うかモノクロ印
刷を行うかといったカラーモードを選択する方法、およ
び印刷部17からカラープリンタであるかモノクロプリ
ンタであるかの情報を得る方法、および該プリンタ情報
を設定値格納部へ格納する方法、および該情報に応じて
設定部15における表示画面を切り替える方法を設ける
ことにより、モノクロ印刷における画像調整を簡単化す
る構造にするものである。
【0118】第3の実施形態の画像処理装置において
は、基本的な構成は上述した第1の実施形態と同様であ
るが、画像処理装置内においてモノクロ印刷における画
像調整を簡単化することにより、より使用者の操作性を
高くした設定部を備える点、及びその制御方法が異な
る。以下、上述した第1の実施形態と異なる部分につい
て説明する。
【0119】図8は本発明に係る第3の実施形態の画像
処理装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、設定部15における色処理モード選択部152が追
加された点が第一の実施形態と異なる。
【0120】次に図6の流れ図および図5の調整用の画
面により、画像調整用の設定画面の選択の流れを説明す
る。
【0121】まずステップS61により印刷装置3がカ
ラープリンタであるかモノクロプリンタであるかの判断
を行う。これは予め印刷部17において印刷装置3から
該情報を得ておき、設定値格納部16へ格納したものを
参照することにより行う。または印刷部3から該情報を
得ることなく、システムに応じて設定値格納部16へ該
情報を予め格納するよう構成しておいてもよい。ステッ
プS61においてカラープリンタである場合はステップ
S62においてカラーモードであるかモノクロモードで
あるかの判断を行う。該処理は色処理モード選択部15
2に設定された値に応じて設定値格納部16へ格納され
た情報を参照することにより行う。図5Aにおける51
は前記色処理モード選択部152の例である。51にお
いてカラーモード、モノクロモードはトグルスイッチに
なっており、いずれか一方のみが選択される。
【0122】ステップS62においてカラーモードであ
る場合は図5Aに示すような設定画像が表示部14によ
って表示される。図5Aにおいてカラーモード設定フィ
ールド51を付加した点が上記第一の実施形態と異な
る。これ以外のカラーモード時の操作は第一の実施形態
と同様である。
【0123】ステップ62において色処理モードがカラ
ーモードでない場合は図5Bに示すように色処理モード
としてはモノクロモードが選択された状態であり、図5
Bに示すような設定画像が表示部14によって表示され
る。この時図に示すように「色味」を選択するボタンは
表示せず、54に示す「明度/コントラスト」のみが表
示される。また該表示はこの場合ボタンではない。
【0124】本実施形態ではモノクロモード時は調整用
画像はモノクロで表示を行う。
【0125】図5Bにおいてはモノクロ時に特に有効で
はない「色味」の調整を使用者から隠すことにより、過
度な操作環境の供給を防止している。
【0126】ステップS61においてモノクロプリンタ
である場合は、ステップS65においてモノクロモード
の設定画像が表示部14によって表示される。この時、
モノクロモードとカラーモードの切り替えは行わないた
め、色処理モード選択部152の表示は行わない。即ち
図5Bにおいて色処理モード選択部152を除いた設定
画像を表示する。
【0127】上述のように本願では「色味」「明度/コ
ントラスト」の2種のパラメータを用いて色調整を行う
構成になっているため、モノクロモード時は色味に関す
る部分を隠ぺいするだけでよい。従ってカラー、モノク
ロにおける設定画像の切り替えが比較的容易に行えると
いう利点もある。
【0128】第3の実施形態において、使用者がカラー
印刷を行うかモノクロ印刷を行うかといったカラーモー
ドを選択する方法、および印刷部17からカラープリン
タであるかモノクロプリンタであるかの情報を得る方
法、および該プリンタ情報を設定値格納部へ格納する方
法、および該情報に応じて設定部15における表示画面
を切り替える方法以外の処理は、上述した第1の実施形
態で示した処理と同様であるため、説明を省略する。
【0129】以上説明したように第3実施形態によれ
ば、印刷装置がカラー機かモノクロ機か、または印刷が
カラーモードであるかモノクロモードであるかを判断
し、モノクロ機もしくはモノクロモードの場合は上記2
種のパラメータのうち「明度/コントラスト」のみで画
像調整を行えるように構成するため、使用者に分かり易
い設定方法を与えることができ、効率のよい最適な出力
結果を得ることができる。
【0130】なお、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
てもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。この場合、本発明に係るプ
ログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構成する事に
なる。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステ
ムあるいは装置に読み込ませることによって、そのシス
テムあるいは装置が予め定められた方法で動作する。
【0131】
【発明の効果】本発明によれば、使用者がより簡単に画
像処理の設定を行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置構成例を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置の処理の流れの1例を示すブロッ
ク図でる。
【図3】第2の実施形態における画像処理装置構成例を
示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態における画像処理装置の処理の
流れを示すブロック図である。
【図5】第3の実施形態におけるカタログプリントの例
を説明する図である。
【図6】第3の実施形態における画像処理の流れを示す
フローチャートである。
【図7】本発明における調整色変換の流れの1例を示す
フローチャートである。
【図8】本発明に係る第3の実施形態における画像処理
装置構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明における設定部におけるサムネイルの1
例を説明する図である。
【図10】サムネイルにおける全体マップとカーソルを
説明する図である。
【図11】設定部における明度/コントラストのサムネ
イルを説明する図である。
【図12】色調整における色空間の変化を説明する図で
ある。
【図13】色調整のrg空間と全体マップの関係を示す図
である。
【図14】明度/コントラストの変換処理を説明する図
である。
【図15】サムネイルとカタログプリントの関係を説明
する図である。
【図16】第2の実施形態におけるサムネイルとカタロ
グプリントとの関係を説明する図である。
【図17】設定部の一例を示す図である。
【図18】本発明に係る従来の色調整の例を示す図であ
る。
【図19】本発明に係る従来色処理の流れを示す図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 G06F 15/66 310 H04N 1/46 Z

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一画像に対して複数の色処理を施し表
    示させ、色処理条件を設定するユーザインターフェース
    を有する画像処理方法であって、 設定する色処理条件の種類を選択し、 前記選択された種類に関する複数の色処理条件を用いて
    色処理を施した複数の画像を並列に表示させ、 前記複数の色処理条件の関係を視覚的に表示させること
    を特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 画像のタイプに対応させて色処理条件を
    設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記画像のタイプには、写真、グラフィ
    ックス、文字が含まれることを特徴とする請求項2記載
    の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記ユーザインターフェースには、前記
    複数の色処理の状態を2次元平面を用いて示すことを特
    徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 ユーザの指示に基づき、前記サンプル画
    像を設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    方法。
  6. 【請求項6】 前記色処理条件には、色みに関して修正
    を行う第1の色処理条件と、明度に関して修正を行う第2
    の色処理条件が含まれることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 同一画像に対して複数の色処理を施し表
    示させ、色処理条件を設定するユーザーインターフェー
    スを有する画像処理方法であって表示モードとプリント
    モードを有し、 前記表示モードでは、オリジナル画像とは異なるサンプ
    ル画像に対して複数の色処理を施し表示させ、 前記プリントモードでは、前記表示モードで設定された
    色処理条件に基づき、前記オリジナル画像に対して複数
    の色処理を施し、プリントさせることを特徴とる画像処
    理方法。
  8. 【請求項8】 画像のタイプに対応させて色処理条件を
    設定することを特徴とする請求項7記載の画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記画像のタイプには、写真、グラフィ
    ックス、文字が含まれることを特徴とする請求項8記載
    の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記ユーザインターフェースには、前
    記複数の色処理の状態を2次元平面を用いて示すことを
    特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 ユーザの指示に基づき、前記サンプル
    画像を設定することを特徴とする請求項7記載の画像処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記色処理条件には、色みに関して修
    正を行う第1の色処理条件と、明度に関して修正を行う
    第2の色処理条件が含まれることを特徴とする請求項7
    記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 さらに、モノクロモードを有し、 前記モノクロモードの時は、前記第1の色処理条件は設
    定せず、前記第2の色処理条件を設定することを特徴と
    する請求項7記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ユーザインタフェースは、前記複
    数の色処理が施された複数の画像とは、独立にカレント
    画像および色処理前のサンプル画像を表示させることを
    特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 第1の色処理条件と第2の色処理条件と
    を設定するユーザーインターフェースを有する画像処理
    方法であって、 設定する色処理条件を選択する工程と、 前記選択された色処理条件として異なる色処理条件を用
    いて色処理を施した複数の画像を表示させる工程と、 該異なる色処理条件の状態を表示させる工程とを有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 同一画像に対して複数の色処理を施し
    表示させ、色処理条件を設定するユーザインターフェー
    スを有する画像処理装置であって、 設定する色処理条件の種類を選択する手段と、 前記選択された種類に関する複数の色処理条件を用いて
    色処理を施した複数の画像を並列に表示させる手段と、 前記複数の色処理条件の関係を視覚的に表示させる手段
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 同一画像に対して複数の色処理を施し
    表示させ、色処理条件を設定する画像処理装置であって
    表示モードまたはプリントモードをユーザの指示に基づ
    き設定する設定手段と、 前記表示モードでは、オリジナル画像とは異なるサンプ
    ル画像に対して複数の色処理を施し表示させ、 前記プリントモードでは、前記表示モードで設定された
    色処理条件に基づき、前記オリジナル画像に対して複数
    の色処理を施し、プリントさせることを特徴とる画像処
    理装置。
  18. 【請求項18】 第1の色処理条件と第2の色処理条件と
    を設定する画像処理装置であって、 設定する色処理条件を選択する手段と、 前記選択された色処理条件として異なる色処理条件を用
    いて色処理を施した複数の画像を表示させる手段と、 該異なる色処理条件の状態を表示させる手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  19. 【請求項19】 同一画像に対して複数の色処理を施し
    表示させ、色処理条件を設定するユーザインターフェー
    スを実現するためのプログラムをコンピュータが読み出
    し可能に記憶されている記憶媒体であって、 設定する色処理条件の種類を選択し、 前記選択された種類に関する複数の色処理条件を用いて
    色処理を施した複数の画像を並列に表示させ、 前記複数の色処理条件の関係を視覚的に表示させること
    をことを実現するためのプログラムを記憶する記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 同一画像に対して複数の色処理を施し
    表示させ、色処理条件を設定するユーザインターフェー
    スを実現するためのプログラムをコンピュータが読み出
    し可能に記憶されている記憶媒体であって、 表示モードまたはプリントモードをユーザの指示に基づ
    き設定し、 前記表示モードでは、オリジナル画像とは異なるサンプ
    ル画像に対して複数の色処理を施し表示させ、 前記プリントモードでは、前記表示モードで設定された
    色処理条件に基づき、前記オリジナル画像に対して複数
    の色処理を施し、プリントさせることを実現するための
    プログラムを記憶する記憶媒体。
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