JPS6043146B2 - ミシンの縫目位置情報プログラミング装置 - Google Patents

ミシンの縫目位置情報プログラミング装置

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JPS6043146B2
JPS6043146B2 JP55002451A JP245180A JPS6043146B2 JP S6043146 B2 JPS6043146 B2 JP S6043146B2 JP 55002451 A JP55002451 A JP 55002451A JP 245180 A JP245180 A JP 245180A JP S6043146 B2 JPS6043146 B2 JP S6043146B2
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寿保 辻
英生 上野
等 舟橋
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はミシンの縫目位置情報プログラミング装置に関
し、特に所望の縫目模様中の各縫目の形成位置を決定す
るための縫目位置情報を順次作成するプログラミング機
能を有すると共にそのプログラミングされた縫目形成位
置を作業者の視覚を通して確認するために各縫目形成位
置を表示する表示手段を備えたプログラミング装置に関
する。
従来技術従来、縫目位置情報を順次プログラミングする
装置は種々提案されてきた。
例えば、特開昭53−15958号公報により開示され
たプログラミング装置は、縫目形成位置に対応する押し
ボタンが多数配列された入力操作部を備えており、作業
者は所望の縫目模様中の各縫目の形成位置に対応する押
しボタンを操作することによりその押しボタンに対応し
て予め定められた縫目位置情報を順次プログラミングす
ることができた。上記プログラミング作業中、作業者は
所望の縫目模様の形状を頭の中に浮かべながら押しボタ
ンの操作を行い、その所望の縫目模様中のどの縫目の形
成位置に関して.現在プログラミングしているかを常に
考えなければならなかつた。而して、作業者はプログラ
ミング作業をかなり慎重に行わなくてはならず、当然の
ことながらそのプログラミング作業にはかなり長い時間
が必要とされ、プログラミングすべき縫一目模様が複雑
になる程プログラミング作業時間が長くなり、それに伴
い誤つてプログラミングすることが多かつた。また、プ
ログラミングが正確に行われたか否かを確認するために
はプログラミングされた縫目位置情報に従つて実際に縫
製作業を行つてみる必要があつた。1つの縫目模様に関
してプログラミングを完了するには多くの労力と時間を
要し、更にプログラミングの変更を考えると莫大な時間
が考えられ、プログラミング作業能率はかなり低いもの
であつた。目的 そこで、本発明は上記の事情に鑑みて為されたものであ
り、その第1の目的は縫目位置情報のプノログラミング
作業を高能率で行うことができるプログラミング装置を
提供することであり、第2の目的は所望の縫目模様の形
状を映像にして表示し得る受像機を備えることによりプ
ログラミングされた縫目位置情報を受像機の画面上の映
像を通し・て確認しながらプログラミング作業を遂行す
ることができる装置を提供することである。
別の目的はプログラミングされた縫目位置情報の変更を
容易に行い得るプログラミング装置を提供することであ
り、その他の目的は高速度のプログラミング・制御動作
が可能で且つ小型のプログラミング装置を提供すること
である。本発明は上記目的を達成するために、(1)所
望の縫目模様の形状を映像にして表示するために映像信
号に従つて表示動作を行う受像機と、(2)その受像機
の画面上において前記所望の縫目模様中の各縫目の形成
位置に対応する映像の位置を指示するために手動操作可
能な操作部材と、(3)その操作部材により指示された
位置において少なくとも予め定められた明るさ又は色の
映像を写し出すために操作部材の操作に関係して少なく
ともその予め定められた明るさ又は色を表わす表示信号
を記憶する表示用メモリーと、(4)その表示用メモリ
ーから表示信号を引出しその信号に基いて前記映像信号
を作成して前記受像機に向つて出力する一連の動作を所
定周期毎に繰返し行う表示制御回路と、(5)前記操作
部材により指示された位置に対応する縫目形成位置を表
わす縫目位置情報を作成するための情報制御回路と、(
6)その情報制御回路により作成された縫目位置情報を
記憶する縫目情報メモリーとを含んでいる。
前記受像機はプログラミングされた縫目位置情報に関係
して映像を写し出すことから、その映像を通して縫目位
置情報を視覚により確認しながらプログラミングを遂行
することができる。作業者が操作部材を操作するだけで
縫目位置情報が情報制御回路により自動的に高速度で作
成されることから、プログラミング作業を容易に且つ正
確に行うことができ、その作業能率を高めることができ
る。また、受像機の映像を目視しながら変更すべき位置
を操作部材によつて直接指示することができ、情報制御
回路はその変更位置に対応する縫目位置情報の作成を行
いその変更された情報を関係する映像が直ちに受像機に
写し出され、その変更操作が正しいか否か確認すること
ができる。その他の本発明の効果は以下の記憶より明ら
かになるであろう。実施例本発明を具体化した実施例を
示す図面を参照して以下に説明する。
第1図は本実施例のプログラミング装置とそのプログラ
ミングされた縫目位置情報に従つて縫製動作を行う電子
ミシンとの全体的構成を示しており、その電子ミシン1
はミシン頭部2とその頭部に装置された針に対して移動
可能な加工布送り装置3とを有しており、その加工布送
り装置3は互いに直交するX,Y軸方向にX,Yパルス
モータ4,5によつて駆動されるように構成されている
本実施例のプログラミング装置の動作は情報制御回路1
0と表示制御回路20とによつて制御され、その情報制
御回路10は中央処理ユニット11、プログラムメモリ
ー12(リード・オンリーメモリー),ワーキングメモ
リー13(ランダム・アクセス・メモリー)を有するマ
イクロコンピュータから構成され、第2図に示す制御プ
ログラムはそのプログラムメモリー内に固定記憶されて
いる。
表示制御回路20は情報制御回路10を使用することな
く表示用メモリー21(ランダム・アクセス・メモリー
)から表示信号を直接呼び出す機能を有し、その呼び出
した表示信号に従つて受像機22に適した映像信号を作
成して出力する。その受像機22はカラーテレビから構
成され、変調器23内において映像信号を高周波変調し
て作り出されたテレビ信号を受けてカラー映像を画面上
に写し出す。受像機22の画面上において所望の縫目模
様中の各縫目の形成位置を指示するためにライトペン2
4が用意され、そのライトペン24の先端を画面上に圧
接させることによりその先端に設けられたロードスイッ
チがオンされて画面から放射された光信号が感知され、
その感知された光信号は電気的信号に変換され波形整形
回路25を介して表示制御回路20に入力される。第3
図は受像機22の画面を示しており、その画面は映像が
写し出される有効画面30aとブランキング状態にある
ブランク画面30bとに区分され、その有効画面30a
(7)縦及び横に所定間隔のマス目線31,32が写し
出される。
両マス目線31,32により定められた各マス目区分3
3は表示用メモリー21中の各アドレスに対応しており
、有効画面30aの左上を基準位置として各マス目区分
33の縦方向位置並びに横方向位置は表示用メモリー2
1のXアドレス信号及びYアドレス信号に対応している
。このことは、表示制御回路20がX,Yアドレス信号
を順次増加させながら表示用メモリー中のアドレスを指
定することにより、その指定されたアドレスの内容(映
像の輝度及び色度を表わす表示信号)に関係する映像が
有効画面30aの左最上段のマス目区分から横方向に順
次写し出され、その最上段の全てのマス目区分に映像が
写し出された後″にその次段の左マス目区分から横方向
に映像が写し出され、以下同様に有効画面30aの右下
に向つて映像が写し出される。而して、有効画面30a
の左上から右下に向う映像の写し出し動作は表示制御回
路20によつて周期的に行われ、その動作周期は受像機
22の垂直走査周期に等しい。有効画面30aに映像が
写し出される放映期間T1とブランク画面30bをブラ
ンキング状態にしているブランク期間T2との合計が垂
直走査周期であることから、その放映期間T1において
表示制御回路20は中央処理ユニット11をホールド状
態にしてアドレスバス27を介して表示用メモリー21
にX,Yアドレス信号を供給する。一方、ブランク期間
T2において情報制御回路10は第2図に示す制御プロ
グラムに従つて縫目位置情報を作成してその情報をデー
タバス26を介して縫目情報メモリー28(ランダム●
アクセス●メモリー)に供給しそ・れに書込む。第4図
は操作パネル40の詳細を示す図面であり、その操作パ
ネル40は第1図に示す如くパネル・インターフェイス
41を介してデータバス26及びアドレスバス27に接
続されている。
第2図に示す制御プログラムは電源スイッチ42をオン
させたことに関係して実行開始されるが、リセットスイ
ッチ43の押圧操作によつてそのプログラムを初期状態
に戻すことができる。外部メモリー14(本実施例にお
いては磁気カード)の記憶内容を読出して縫目情報メモ
リー28に書込むために読出スイッチ44及び読出表示
用発光ダイオード44aが設けられ、その縫目情報メモ
リー28の記憶内容を読出して外部メモリー14に書込
むために書込スイッチ45及び書込表示用発光ダイオー
ド45aが設けられ、外部メモリー14と縫目情報メモ
リー28との間のデータ転送はメモリー・インターフェ
イス15を介して行われる。その両スイッチの下方に磁
気カード挿入用の開口46が設けられている。縫目情報
メモリー28内の縫目位置情報に従つてミシン1を動作
させる場合にはミシン接続用スイッチ47をオンさせる
必要があり、そのスイッチ47がオンされている間ミシ
ン1からのタイミングパルスによりデータ要求がある毎
に縫目情報メモリー28内の情報がミシン・インターフ
ェイス16を介して駆動回路17に供給され、その駆動
回路17は縫目位置情報に従う数のX,Y駆動パルスを
X,Yパルスモータ4,5に印加する。受像機22の映
像を反転並びに拡大するために反転スイッチ50,51
及び拡大スイッチ52,53が用意され、反転スイッチ
50は第3図における縦方向の線に関して、反転スイッ
チ51はその横方向の線に関して映像を反転させるため
に操作可能で、両スイッチ50,51を操作すること一
により映像を180度回転させて表示することができる
拡大スイッチ52は第3図における横方向に、拡大スイ
ッチ53はその縦方向に所定拡大率で映像を拡大するた
めに操作可能である。受像機22の映像を縦及び横方向
に移動させて表示する.ために4つの方向スイッチ54
乃至57が設けられ、各スイッチはそのスイッチ上に表
示された矢印方向に映像を移動させるために操作可能で
ある。上記スイッチ50乃至57の操作に応答して情報
制御回路10は表示用メモリー21及び縫目一情報メモ
リー28の記憶内容を逐次変更する制御動作を高速度で
行う。マス目用スイッチ58は受像機22の画面に縦マ
ス目線31及び横マス目線32を写し出すために操作可
能であり、色指定つまみ60,61は有効画面30aに
おいて布に対応する映像及び糸に対応する映像の輝度,
色度を指定するために摺動操作することができ、予め定
められた輝度及び色度を組にして各つまみの設定位置に
応じて種々指定することができる。色指定つまみが最上
位置にある場合には1黒色ョが指定され、最下位置にあ
る場合には1紫色ョが指定される。選択スイッチ62は
、本実施例のプログラミングが縫目位置情報を順次作成
してプログラミ゛ングする情報作成状態と、そのプログ
ラミングされた縫目位置情報中に新たな縫目位置情報を
挿入する情報挿入状態とのいずれか一方を選択するため
に操作されるものであり、消去スイッチ63は上記作成
された縫目位置情報を消去するために押圧操作すること
ができる。上記縫目位置情報の挿入及びその消去(情報
変更)を行うために現在の縫目形成位置を表わす映像か
ら変更すべき縫目形成位置を表わす映像に向つてプログ
ラミング位置を前進及び後退させる必要があり、そのプ
ログラミング位置変更用スイッチとして前進スイッチ6
4及び後退スイッチ65が用意されている。終了スイッ
チ66はプログラミング作業の終了を指示するために操
作されるものである。プログラミングされた縫目位置情
報の数は情報制御回路10内で演算され、現在のプログ
ラミング位置に関係する縫目位置情報が最初にプログラ
ミングされた縫目位置情報から何番目にプログラミング
されたかを表わすプログラミング位置情報はワーキング
メモリー13内に記憶される。そのプログラミング位置
情報により指示されている縫目位置情報に関係する映像
が所定周期でもつて点滅するように表示制御回路20は
受像機22の表示動作を制御している。操作パネル40
上の操作部材の状態はタイマークロック発振器18から
のクロックパルスに応答して情報制御回路10によつて
サンプリングされる。発振器18は1秒間に6陥のクロ
ックパルスを発生し、中央処理ユニット11は各クロッ
クパルスによつて割込み要求されてそのクロックパルス
を計数する。上記サンプリングされる操作部材はその計
数内容に従つて切換えられる。次に、以上の構成よりな
る本実施例の動作を第2図を参照して説明する。プログ
ラミングのために電源スイッチ42をオンさせると、第
2図に示す制御プログラムが実行開始され、最初にイン
ターフェイス15,16,41の状態設定を行うと共に
ワーキングメモリー13の内容を初期設定(初期設定行
程S1)する。
続いて、色指定つまみ60の設定位置に従う輝度及び色
度の映像を写し出すための表示信号を表示用メモリー2
1の各アドレス内に書込み、受像機22の有効画面30
aの明るさ及び色を設定(画面映像設定行程S2)する
。この時に、色指定つまみ60,61の設定位置に応じ
た輝度及び色度を表わす表示信号がワーキングメモリー
13内に一時記憶される。プログラミング作業を容易に
するために受像機22の画面上の縦及び横方向にスケー
ル・マーク70を所定間隔毎に表示(スケール表示行程
S3)する。上記初期状態を設定する行程S1乃至S3
が実行された後に、情報制御回路10は発振器18から
供給されたクロックパルスの数をチェック(114秒経
過判別行程S4)し、その計数内容がRl5Jに達した
時(114秒経過)にRYESJと判断し、計数内容が
Rl5Jに達していない時にRNOョと判断する。計数
内容がRl5ョに達した後に供給されたクロックパルス
に応答してその計数内容はROJに戻される。今、計数
内容がRl5Jに達していない場合には、マス目用スイ
ッチ58の状態がチェック(判別行程S5)されてマス
目線31,32が表示されるのかまたは消去(表示され
ない)されるのか決定され、反転スイッチ50,51及
び拡大スイッチ52,53(この4つのスイッチを映像
変更スイッチ記述する)の状態がチェック(判別行程S
6)され、映像変更スイッチがオンされていれば映像変
更処理が行われる。色指定つまみ60,61により現在
設定されている輝度及び色度が前述の画面映像設定にお
いて記憶されたものと異なるか否かがチェック(判別行
程S7)され、異なつていれば最新の輝度及び色度に従
う映像を写し出しその最新の輝度及び色度に関する表示
信号を記憶しておく。その記憶された表示信号は、色指
定つまみの状態をチェックするために最新の表示信号と
比較され、その比較動作に最新の表示信号に書き換えら
れる。続いて、読出スイッチ44及び書込スイッチ45
の状態が順次チェック(判別行程S8,S9)されて外
部メモリー14(磁気カード)からのデータ読出及びそ
れへのデータ書込が必要か否か決定される。その後に、
ミシン接続用スイッチ47の状態がチェック(判別行程
SlO)されるが、プログラミング時にはそのスイッチ
47がオフ状態にされていることから、後述の模様形成
時において行われる受像機22に現在の縫目形成位置を
写し出す動作(縫目形成位置表示)を停止させるために
命令が実行され、終了スイッチ66の状態がチェック(
判別行程Sll)される。終了スイッチ66がオンの場
合にはプログラミング作業の終了を表わす終了コードが
作成されて縫日情報メモリー28内に記憶され、判別行
程S3にプログラムが戻される。そのスイッチ66がオ
フの場合には再び前述の判別行程S4にプログラムが戻
される。上記の動作は情報制御回路10において前記計
数内容がRl5Jに達するまで繰返し行われ、計数内容
がRl5Jに達してその数値にある場合には消去スイッ
チ63の状態がチェック(判別行程Sl2)され、縫目
位置情報の消去処理を行うか否かが決定される。続いて
、ライトペン24のロードスイッチがオンして表示制御
回路20に入力信号が供給されたか否かがチェック(判
別行程Sl3)され、入力信号の供給があつた場合には
選択スイッチ62の状態がチェック(判別行程Sl4)
されて情報作成処理及び情報挿入処理のいずれを行うか
が決定され、その後に前進スイッチ64の状態がチェッ
ク(判別行程Sl5)される。前記入力信号の供給がな
い場合には直接判別行程Sl5にプログラムが進められ
る。その判別行程Sl5に続いて、後退スイッチ65の
状態がチェック(判別行程Sl6)され、方向スイッチ
54乃至57の状態がチェック(判別行程Sl7)され
る。それ以降は前述の判別行程S5乃至Sllが順次実
行されて再び判別行程S4にプログラムが戻される。今
、マス目用スイッチ58がオンされ選択スイッチ62が
情報作成側に切換えられ、他の操作スイッチが全てオフ
されている場合においてプログラミング作業を説明する
所望の縫目模様中の第1番目の縫目形成位置に対応する
映像の位置M1(第3図参照)を指示するために作業者
がライトjペン24を受像機22の画面に圧接すると、
その位置M1に関する縫目位置情報が作成されて縫目情
報メモリー28内に記憶されると共にその位置M1の映
像を所定輝度及び色度を表わす縫目位置表示信号に従つ
て写し出すためにその縫目位置表示信号が表示用メモリ
ー21内に記憶され、その位置M1の映像が所定周期で
点滅して写し出される。続いて、第2番目の縫目形成位
置に対応する位置M2を指示すると、同様に位置M2に
関する縫目位置情報が作成されて記憶され、その位置M
2の映像を表わす縫目位置表示信号が作成されて記憶さ
れる。その時、位置M1と位置M2との間を結ぶ線分を
表わす映像が色指定つまみ61により指定された輝度及
び色度の糸表示信号に従つて写し出されるようにその糸
表示信号が表示用メモリー21内に記憶され、位置M1
に代わつて位置M2の映像が所定周期で点滅するように
なる。前記糸表示信号が書込まれる表示用メモリー21
のアドレスは位置M1及び位置M2の映像に関する縫目
位置表示信号が書込まれた表示用メモリー21の2つの
アドレス(この両アドレスは位置Ml,M2に関する縫
目位置情報を意味している)に基いて決定される。ライ
トペン24による操作を繰返して位置M2lまで指示し
た後にプログラミング作業を終了するために終了スイッ
チ66を操作すると、終了コードが作成されて縫目情報
メモリー28に書込まれ、位置M2lの映像が点滅する
動作が停止される。縫目情報メモリー28内の情報を外
部メモリー14に永久的に記憶する場合には書込スイッ
チ45を操作すればよい。縫目情報メモリー28内の縫
目位置情報に従つて模様形成を行う場合にはミシン接続
用スイッチ7をオンさせる必要があり、ミシン1の主軸
が1回転する毎に発生されるタイミングパルスに応答し
て情報制御回路10は縫目情報メモリー28の.アドレ
ス指定を行い、縫目位置情報をミシン.・インタフェー
ス16に向つて出力すると共にその縫目位置情報に関係
する映像が位置M1から順番に点滅しながら移動される
。以上プログラミングされた縫目位置情報を変更!する
際の動作について説明すると、最初に縫目情報メモリー
28内に前述のプログラミングされた情報を外部メモリ
ー14から書込み、その縫目位置情報に関係する映像を
受像機22に写し出す。
その時、第1番目の縫目形成位置に対応する位置・M1
の映像が点滅して表示され、その点滅している映像の位
置は前進スイッチ64または後退スイッチ65を押圧操
作することにより移動させることができる。今、位置M
lOと位置Mllとの間に位置MSを挿入する場合には
、選択スイッチ62を情報挿入側に切換え、前進スイッ
チ64を押圧操作して点滅位置を位置Mllに移動させ
、その後にライトペン24により位置MSを指定すると
、位置Mll以降の位置に関する縫目位置情報が縫目情
報メモリー28内で繰下げられその位置MSに関する縫
目位置情報は情報制御回路10において作成されて位置
MlOに関する縫目位置情報の次に挿入されて記憶され
る。一方、受像機2J2の画面上においては位置MlO
と位置Mllとの間の線分に代わつて位置MlOと位置
MSとの間の線分及び位置MSと位置Mllとの間の線
分を表わす映像が写し出される。反対に、位置MSに関
する縫目位置情報を消去する場合には点滅位置を位置M
llから位置MSに移動させるために後退スイッチ65
を押圧操作して位置MSの映像を点滅させ、その後に消
去スイッチ63を押圧操作すると、位置MSに関する縫
目位置情報が消去された位置Mll以降の位置に関する
縫目位置情報が繰上げられて縫目情報メモリー28に記
憶される。受像機22の画面上では位置MlOと位置M
llとの間の線分を表わす映像が写し出され、点滅位置
は位置Mllとなる。而して、縫目位置情報の挿入及び
消去等の変更を自由に行うことができると共に、変更後
の縫目位置情報を映像にして直ちに確認することができ
る。本実施例においては縫目形成位置を指示するために
ライトペン24が用いられているが、これに代えて受像
機の画面上の座標を指示するデジタルスイッチ、または
受像機の画面上に輝点を写し出してその輝点を上下及び
左右に移動させるためのキースイッチ等種々の操作部材
に置換することが可能である。
前記スケール表示に関してはスケール・マーク70に代
えて数字を表示したり、所定間隔毎にマス目線の太さま
たは色を変えたりすることも考えられる。受像機22に
関しては家庭用カラーテレビを使用することができるよ
うに表示制御回路20及び変調器23の構成を変化させ
ることも可能である。また、操作パネル40上の操作部
材の数を減らすために受像機22の画面上にファンクシ
ョン記入欄を写し出してその各欄にライトペン24を圧
接することにより操作部材の操作と同様の機能をさせる
ことも可能である。更に、縫目位置情報が広い範囲にわ
たつて変化する場合にはその情報によつて表わされる数
値を所定範囲内に入るように制限する必要があるが、そ
の場合には情報作成及び情報変更処理時に上記範囲内に
縫目位置情報があるか否かを判別させ、その範囲から外
れる場合には作業者に対して警報するように改良するこ
とが考えられる。本実施例におけるミシン1と異なるタ
イプのミシン、即ち針の横方向揺動情報と送り歯の送り
情報とに従つて縫目を形成するミシンにおいても本発明
は具体化し得ることは勿論のことである。上記の如く当
業者であれば本発明の趣旨を逸脱することなく種々の改
良を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例であるプログラミング装置及び
そのプログラミングされた縫目位置情報に従つて縫製動
作を行うミシンを示す全体的ブロック図、第2図は上記
プログラミング装置中の情報制御回路の動作を説明する
ためのフローチャート、第3図は表示制御回路による映
像表示動作を説明するための図面、第4図は上記プログ
ラミング装置中の操作パネルの詳細を示す図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加工布上における縫目形成位置を決定するための縫
    目位置情報に従つて所望の縫目模様を形成し得る電子ミ
    シンにおいて、前記所望の縫目模様の形状を映像にして
    表示するために映像信号に従つて表示動作を行う受像機
    と、その受像機の画面上において前記所望の縫目模様中
    の各縫目の形成位置に対応する映像の位置を指示するた
    めに手動操作可能な操作部材と、その操作部材により指
    示された位置において少なくとも予め定められた明るさ
    又は色の映像を写し出すために操作部材の操作に関係し
    て少なくともその予め定められた明るさ又は色を表わす
    表示信号を記憶する表示用メモリーと、その表示用メモ
    リーから表示信号を引出しその信号に基いて前記映像信
    号を作成して前記受像機に向つて出力する一連の動作を
    所定周期毎に繰り返し行う表示制御回路と、縫目位置情
    報を作成するための制御プログラムを記憶するプログラ
    ムメモリーと前記操作部材による位置指示に応答して前
    記制御プログラムを実行する情報処理部とを有し、操作
    部材により指示された位置に対応する縫目形成位置を表
    わす縫目位置情報を作成するための情報制御回路と、そ
    の情報制御回路により作成された縫目位置情報を記憶す
    る縫目情報メモリーとを含む縫目位置情報プログラミン
    グ装置。 2 前記受像機はカラーテレビから構成され、前記表示
    用メモリーは映像の明るさ並びに色を表わす輝度信号及
    び色度信号を前記表示信号として記憶していることを特
    徴する特許請求の範囲第1項記載の縫目位置情報プログ
    ラミング装置。 3 前記操作部材により連続して指示された2つの位置
    の映像を結ぶ線分の映像が前記受像機の画面上に写し出
    されるように、前記情報処理部はその指示された2つの
    位置に対応する縫目形成位置を表わす2つの縫目位置情
    報に基いて前記線分の映像に関する表示信号を作成し、
    その作成された表示信号が記憶されるべき前記表示用メ
    モリー中のアドレスを前記指示された2つの位置の映像
    に関する2つの表示信号が記憶された前記表示用メモリ
    ー中の2つのアドレスに基いて決定し、その決定された
    アドレスに前記線分の映像に関する表示信号を書込むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の縫目位置情
    報プログラミング装置。 4 前記表示用メモリーは前記表示信号を記憶するため
    に多数のアドレスを有し、各アドレスが任意に指定し得
    るように構成されており、その表示用メモリーのアドレ
    スが前記表示制御回路及び情報制御回路により選択的に
    指定され得るように表示用メモリーと両制御回路とが接
    続されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の縫目位置情報プログラミング装置。 5 前記情報制御回路はマイクロコンピュータから構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の縫目位置情報プログラミング装置。 6 前記プログラムメモリーは前記表示用メモリー及び
    縫目情報メモリーの記憶内容を変更するための記憶内容
    変更プログラムを記憶することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の縫目位置情報プログラミング装置。
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