JPH01139576A - 2−フエニル−1、3−ジオキサン誘導体 - Google Patents

2−フエニル−1、3−ジオキサン誘導体

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JPH01139576A
JPH01139576A JP62093779A JP9377987A JPH01139576A JP H01139576 A JPH01139576 A JP H01139576A JP 62093779 A JP62093779 A JP 62093779A JP 9377987 A JP9377987 A JP 9377987A JP H01139576 A JPH01139576 A JP H01139576A
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JP
Japan
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liquid crystal
formula
phenyl
ferroelectric liquid
expressed
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Pending
Application number
JP62093779A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Haramoto
雄一郎 原本
Hiromi Kamogawa
鴨川 博美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な液晶化合物に関わり、さらに詳しくは電
気光学的表示材料として用いられる強誘電性液晶組成物
を(1■成し得る新規液晶化合物に関する。
〔発す1の概要〕 本発明は一般式 あり、Rは、 炭素数1〜18のアルキル基を示す。又
、nは、1〜10の整数である。)で表わされる2−7
エニルー1.3−ジオキサン誘導体であり、これら多く
は強誘電性を示すか、又は他の強誘電性液晶化合物系と
混合されて強誘電性的な挙動を起す新規な液晶化合物で
ある。又これらは化学的、光化学的並びにflllg等
の影′響に対して極めて安定であり、相互にあるいは他
の強誘電性液晶系との適切な配合により、液晶温度範囲
、電気光学的諸特性の調整を果し、極めて実用的な強誘
電性液晶組成物を(1カ成するものである。
〔従来の技術〕
強誘電性液晶は、従来の液晶では得られぬ高速応答性と
メモリー性が得られる(N、A、CIarkら:APp
l  Pbys、  Lcte、  36.899 (
1980))ことに丹三目され、特に近年において、そ
の実用化の検討が活発であり、連れて実用強誘電性液晶
物質の開発が急務となっている。
一般に、液晶の強誘電性は光学活性部位を作するスメク
チック相で、且つその分子長軸が層の垂線方向からチル
トした分子配列を有する一連のスメクチック相において
発現される。中でもカイラルスメクチックC相(以下S
mC二と略記する)は実用上比較的低電圧動作性に優位
とされる。
このような強誘電性液晶物質として、これまでに、例え
ば岡野、小林らによって編集(液晶、基81編:P14
0.(1985)参照)されているような7ツフ系、ア
ゾキシ系、及びエステル系を中心とする化合物が提示さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら実用釣具」lからは、シップ系、アゾキン
系には、それぞれ化学的安定性、耐光性に本質的な問題
点がtti摘される。従って現在のところ実用的な強誘
電性液晶物質は極めて限定される実情にある。
また、強誘電性液晶を電気光学的要素として液晶セルに
用いる場合、実用温度範囲、電気光学的緒特性は、数種
の強誘電性液晶を、場合によっては特定の性質を有する
非強誘電性液晶物質をもって、適切な配合操作により調
整される。そのためには様々な性質を有する、数多くの
実用的な強誘電性化合物の出現が望まれている。
本発明は、このような実状における要請に応じるもので
あり、その目的は、諸安定性並びに低粘性等の条件に満
たし、電気光学的応答性に優れる実用強誘電性液晶を提
供することである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明の2−フェニル−1,3−ジオキザン誘導体は一
般式 あり、Rは、炭素数1〜18のアルキル基を示す。又、
nは1〜10の整数である。)であることを特徴とする
本発明化合物は次の製造方法に従って合成できる。
〔反応工程〕
化合物〔4〕           化合物〔3〕化合
物〔5〕 ず。又、nは1〜10の整数である。)工程1)マロン
酸ジエチル(化合物(1)) を無水エタノール中で全
屈ナトリウムを用いてブロモアルhンと反応させ、化合
物(2)を得る。
工程2)化合物〔2〕を脱水エチルエーテル中で水素化
リチウムアルミニウムで還元し、化合物〔3〕を得る。
工程3)p−ホルミル安息香酸塩化物(化合物〔4〕)
と4−(アルコキシカルボニル)−フェノール(化合物
〔5〕)をジメチルホルムアミド中で1,8−ジアザビ
シクロ〔5−4・0〕ウンデカ−7−エンを用いて、エ
ステル化し、化合物〔5〕を得る。
工程4)化合物〔3〕と化合物〔5〕をクロロ;1.ル
ム中で三ふっ化はう素ジエチルエーテル錯体を用いて反
応させ、〔■〕を得る。
〔実施例〕
以下に実施例として製造例を示す。
実施例1゜ 工程1)金属ナトリウム2.3gを、無水エタノール1
00m1に溶解し、16.0gのマロン酸ジエチルを溶
解した。次にブロモデカ722゜1gを加え24時間還
流した。反応後生成する臭化ナトリウムを3刑し、エタ
ノールを、減圧除去した。 これをエチルエーテル30
0m1で抽出し、希塩酸f00mlで洗浄し、次に蒸留
水2゜Omlで洗浄後、 無水硫酸ナトリ・クムでエチ
ルエーテル溶液を脱水した。 エチルエーテル除去後、
残さを減圧蒸留して、ジエチル−〇−デシルマロネイト
を得た。
工程2) ジエチル−n−デシルマロネイト30、Og
をエチルエーテル80m1に溶解した。
このi81fflを水素化リチウムアルミニウム7.6
gを含む脱水エチルエーテル100m1に水冷しながら
滴下した。これを18時間還流し、次に未反応の水素化
リチウムアルミニ・クムを処理した後、エチルエーテル
溶液をろ過により得た。 エチルエーテルを留去し、残
さを再結晶して2−n−デシル−1,3−10バ/SP
オールを得た。
工程3)(S)−4−(2−メチルブトキシカルボニル
)フェノール6.2gを、118ジアザビシクl’(5
・4・O〕ラウンカ−7−エン4゜6gを溶解したジメ
ヂルホルムアミド30m1に加えた。これにp−ホルミ
ル安息香酸塩化物5゜1gを加え、窒素気流下に30〜
40°Cで18時間iff t1’した。エチルエーテ
ル300m1でロロ出し、希塩酸、次に蒸留水で洗浄し
、無水硫酸ナトリウムでエチルエーテル溶液を乾燥した
。溶媒除去後ノJラムクロマトグラフィーにより(S)
−4n −(2−メチルブトキシカルボニル)フェニル
 4−ホルミルベンゾエイトを得た。
工程4)2−n−デシル−1,3−プロパ/ジオールi
、tgと(S)−4ニー(2−メチルブトキシカルボニ
ル)フェニル 4−ホルミルベンゾエイト1.7gを2
00m1の無水り00ホルムに溶解し、三ふっ化はう素
−ジエチルエーテル晴体0.5gを加えて水冷下で8時
間、25℃で16時11;1反応させた。反応後クロロ
ホルム溶液を希炭酸水索す゛トリウム水溶液、次に蒸留
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水後、クロロホル
ムを除去し、残さをカラムクロマトグラフィーにかけ、
さらに再結晶を4〜5回行なって (+)−4−−((
2−メチルブトキシカルボニル)フェニル)4−(5−
n−デシル−1,3−ジオキサン−2−イル)べ/ゾエ
イトを得た。
相転移温度 616℃     1880℃       1290
℃CSmCSmA−一一−→工 (Cは結晶、SmC:はカイラルスメクチックC相、S
mAはスメクヂック人相、■は等方性液体を表わす。) 実施例2゜ 実施例1と同様にして(+)−4−−((2−メチルブ
トキシカルボニル)フェニル〕 4−(5−n−ウンデ
シル−1,3〜ジオキサン−2−イル)ベンゾエイトを
得た。
相転移温度 570℃  1845°C134,1°CC−一−3m
C−−−S+nA −−−1(Cは結晶% SmC:は
カイラルスメクチックC4(1、SmAはスメクヂフク
A相、lは等方性液体を表わす。) 〔使用例1〕 実施例1で得られた化合物(+ ) ”’−4’v−(
(2−メチルブトキシカルボ二ル)フェニル)4−(5
−n−デシル−1,3−ジオキサ/−2−イル)ベンゾ
エイトを、表面にラビング処理を施した透明電極を存す
る2枚のガラス基板に加熱11人し、セル厚が1〜2μ
mとなるように組み立てた。前記電気光学素子を、互い
に直交する2枚の偏光板の間に挾持し、±15Vの交流
電界を印加すると電界の向きに応じ応答した。そのとき
の応答スピードは、83°Cにおいてτ(100−10
%)=94μsecであった。
〔使用例2〕 実施例2で得られた化合物C+)−4: −〔(2−メ
ヂルブトキシヵルボニル)フェニル〕4−(5−n−ウ
ンデシル−1,3クオキサンー2−イル)ベンゾエイト
を使用例1と同様にセルに封入し、互いに直交する2枚
の偏光板の間に侠侍し、±15Vの交流電界を印加する
と、電界の向きに応じて、応答した。そのときの応答ス
ピードは、84°Cにおいて、τ(100−10%)=
102μsecであった。
〔発明の効果〕
以上に述べた如く、本発明の化合物は、強誘電性を示し
、相互にあるいは他の強誘電性液晶系に配合されて、強
誘電性液晶相の温度範囲を広げたり、その骨格中に介在
している複索環に誘起される分子間相互作用により、電
気光学的応答性等の向」二が期待できる。
本発明の応用としては、光液晶シャッター、あるいは高
マルチプレツクス液晶デイスプレーなど広い範囲に実用
可能である。
以  」二 代理人 弁理士 最 上  務 他1名 j’M’f:
、、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中▲数式、化学式、表等があります▼は光学的に活
    性な不斉炭素であり、Rは炭素数1〜18のアルキル基
    を示す。 又、nは1〜10の整数である。)で表わされることを
    特徴とする2−フェニル−1,3−ジオキサン誘導体。
JP62093779A 1987-04-16 1987-04-16 2−フエニル−1、3−ジオキサン誘導体 Pending JPH01139576A (ja)

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JP62093779A JPH01139576A (ja) 1987-04-16 1987-04-16 2−フエニル−1、3−ジオキサン誘導体

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JP62093779A JPH01139576A (ja) 1987-04-16 1987-04-16 2−フエニル−1、3−ジオキサン誘導体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63137987A (ja) * 1986-11-28 1988-06-09 エフ・ホフマン―ラ ロシユ アーゲー 液晶混合物
US5171471A (en) * 1988-03-09 1992-12-15 Showa Shell Sekiyu K.K. Dioxane liquid crystal compounds
US5482651A (en) * 1992-03-04 1996-01-09 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Dioxane type liquid crystal substance

Cited By (3)

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JPS63137987A (ja) * 1986-11-28 1988-06-09 エフ・ホフマン―ラ ロシユ アーゲー 液晶混合物
US5171471A (en) * 1988-03-09 1992-12-15 Showa Shell Sekiyu K.K. Dioxane liquid crystal compounds
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