JPH01134704A - 垂直磁気記録再生回路 - Google Patents

垂直磁気記録再生回路

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JPH01134704A
JPH01134704A JP29344387A JP29344387A JPH01134704A JP H01134704 A JPH01134704 A JP H01134704A JP 29344387 A JP29344387 A JP 29344387A JP 29344387 A JP29344387 A JP 29344387A JP H01134704 A JPH01134704 A JP H01134704A
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signal
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zero
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JP29344387A
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Tomoyuki Kawabata
川端 知行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ハードディスク装置等に適用され、垂直磁
気記録媒体上の記録情報をリング形ヘッドで読み取って
再生する垂直磁気記録再生回路に関するものである。
「従来の技術」 周知のように、MFM変調されたデータは、第4図(イ
)に示す如く、2f、If、1.5fと呼ばれる3種類
の周期(反転間隔)の信号の組み合わせによって構成さ
れ、データ転送速度を10Mbit/sとした場合、2
f= 100ns、l f=200ns、1.5’f=
150naとなる。このようなMFM変調されたデータ
を垂直磁気記録すると、第4図(ロ)に示すように、垂
直磁気記録媒体Mの面と垂直の方向に、かつ、データの
反転間隔毎に、同一方向に磁化され、これにより、デー
タの立ち上がりおよび立ち下がりが、磁化反転部(フラ
ッグスチェンジ点)F。
F、・・・とじて記録される。なお、第4図(ロ)に示
す矢印は、残留磁気の磁化の方向を示す。
そして、垂直磁気記録媒体M上に記録されたデータをリ
ング形ヘッドで読み取った場合、そのヘッドからは第4
図(ハ)に示すようなヘッド読取信号Saが出力される
。このヘッド読取信号Saは、そのゼロクロス点が記録
媒体M上のフラッグスチェンジ点Fに対応しているので
、基本的にはこのヘッド読取信号Saをゼロクロスコン
パレータに通すことにより、記録されたデータを再生す
ることができる。
ところが、実際には、いわゆるパターン効果が生じ、ヘ
ッド読取信号Sa全体のレベルが、記録媒体M上のデー
タのパターンに応じて大きな周期で上下に揺れており、
ヘッド読取信号のゼロクロス点が記録媒体M上のフラッ
グスチェンジ点Fに正確に一致していない。したがって
、ヘッド読取信号Saを単にゼロクロスコンパレータに
かけたのでは、ビットシフトによる読取エラーが生じて
しまう。
このパターン効果を除去する方法としては、ヘッド読取
信号Saを2回微分する方法が知られている。これは、
1回目の微分でパターン効果による低周波のレベル変動
を除去して第4図(ニ)に示す1回微分信号sbを得、
次いで、2回目の微分で1回微分信号sbの波形を元の
波形に戻すことにより、第4図(ホ)に示すように、ゼ
ロクロス点がヘッド読取信号Saと一致した2回微分信
号Scを得るものである。この2回微分信号Scをゼロ
クロスコンパレートすることにより、パターン効果によ
るビットシフトの影響のない再生データが得られる。 
 しかし、こ・の方法にも問題点がある。
すなわち、第4図(ニ)に示すように、ヘッド読取信号
Saを1回微分して得られた1回微分信号sbの波形に
平坦部トIが生じると、この平坦部Hの影響で、第4図
(ホ)に示すように、2回微分信号SCにサドルSが生
じ、このサドルSがゼロクロスすると、ゼロクロスコン
パレータがこれを検出して、読取エラーが生じてしまう
このような2回微分によって生じる新たな問題点を解決
するものとして、従来、第3図に示すような垂直磁気記
録再生回路が提案されている。
この図において、リング形ヘッドのコイル10の出力は
ヘッドアンプ12によって増幅された後、ローパスフィ
ルタ14によって不要な高周波成分の雑音が除去され、
ヘッド読取信号Saとして微分回路16へ供給される。
この微分回路16から出力された1回微分信号Sbは、
次段の微分回路18でさらに微分され、この微分回路1
8から出力された2回微分信号Scはゼロクロスコンパ
レータ20に供給される。ゼロクロスコンパレータ20
は、第4図(へ)に示すように、2回微分信号Scがゼ
ロクロスする毎に反転する信号Sdをパルス整形回路2
2へ供給する。パルス整形回路22は、第4図(ト)に
示すように、信号Sdの立ち上がりエツジおよび立ち下
がりエツジ毎に短いパルスを発生する。このパルス整形
回路22の出力信号Seは、遅延回路24を介して所定
時間遅延された後、Dフリップフロップ30のクロック
端子へ供給される。この場合、第4図(ホ)に示すよう
に、2回微分信号ScにサドルSが生じている場合、第
4図(ト)に示すように、パルス整形回路22の出力信
号Seにも、サドルSの影響によるパルスが現れている
一方、加算回路26は、ローパスフィルタ14から出力
される読取信号Saに、微分回路I6から出力される1
回微分信号sbを逆相加算し、第4図(チ)に示すよう
に、読取信号Saの波形歪を修正した信号Sfを得るも
ので、これら微分回路16と加算回路26によって波形
等化回路25が構成されている。この波形等化回路25
の出力信号S「は、ゼロクロスコンパレータ28に供給
される。この出力信号S「は、2回微分によるサドルS
の影響を受けないので、ゼロクロスコンパレータ28の
出力信号Sgにもサドルの影響は現れない・。この出力
信号°SgがDフリップフロップ3dのD入力端子に供
給される。
ここで、h記遅延回路24は、波形等化回路25内にお
ける時間遅れを補償するためのものであり、第4図(へ
)と(す)に示すように、Dフリップフロップ30のD
入力端子に供給される信号Seの立ち上がりが、同フリ
ップフロップ30のクロック入力端子に供給される信号
Sgの立ち上がりよりも若干遅れるように調整されてい
る。
そして、ゼロクロスコンパレータ20の出力信号Sdは
、サドルSの影響を受けてエラーの信号を含むものの、
ヘッド読取信号Saに対する時間関係に関しては、ゼロ
クロスコンパレータ28の出力信号Sgよりも正確に保
たれている。そこで、Dフリップフロップ30が、遅延
回路24を介して供給されるパルス整形回路22の出力
信号Seで、ゼロクロスコンパレータ28の出力信号S
gをラッチし、このラッチした内容をQ出力端子から出
力することにより、パルス整形回路22の出力信号Se
に生じていたサドルSによるエラー信号が除去され、D
フリップフロップ30のQ出力端子からは、第4図(ヌ
)に示すように、記録媒体M上のフラッグスチェンジ点
Fに正確に対応した時間関係を有する再生データshが
出力される。
「発明が解決しようとする問題点」 ところで、上述した、゛従来の垂直磁気記録再生回路に
おいては、サドルによる読取エラーを防止することがで
きるものの、未だ次のような問題点があった。
■直流イレーズギャップを識別できない。すなわち、記
録媒体Mを直流磁界によって1方向に飽和磁化した直流
イレーズ部分から得られるヘッド読取信号Saには、磁
性層の磁気的な不均一さ等に起因してDC雑音が乗って
いるが、この雑音により、ヘッド読取信号SaがOv近
傍で変化してゼロクロスが生じると、これをゼロクロス
コンパレータ20と28が共に7ラツクスチ工ンジ点F
として誤検出してしまい、これにより、Dフリップフロ
ップ30からエラーの再生データshが出力されてしま
う。
■[I L L (Run L ength L 1s
ited)コードのように、データとして連続子る“0
”を記録する場合、上記■と同様の理由により、連続す
る“0“のデータを識別できない場合がある。例えば、
RLLコードとして代表的である(2.7)コードにお
いては、“0“の連続個数が最小2個、最大7個出現す
る。
■波形等化回路25内における時間遅れを補償し、ゼロ
クロスコンパレータ20と28の出力信号SdとSgの
タイミング合わせを行うために、遅延回路24が必要で
あり、その遅延時間の設定が極めて面倒である。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、サド
ルによる読取エラーを防止できることは勿論のこと、D
CイレーズギャップやRLLコードで記録した場合の′
0″の連続するデータをも識別することができ、さらに
回路各部の調整が容易な垂直磁気記録再生回路を提供す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段」 この発明は、垂直磁気記録媒体上の記録情報をリング形
ヘッドで読み取って再生する垂直磁気記録再生回路にお
いて、前記リング形ヘッドから出力されるヘッド読取信
号を微分して低周波のレベル変動を除去した凰回微分信
号を出力する第1の微分手段と、前記1回微分信号を微
分してゼロクロス点を前記ヘッド読取信号と一致させた
2回微分信号を出力する第2の微分手段と、前記2回微
分信号がゼロクロスする毎にタイミング信号を出力する
ゼロクロス検出手段と、前記1回微分信号の正負のピー
ク値が交互に所定レベル以上となる毎に反転する信号を
出力するピーク値検出手段と、前記タイミング信号が供
給される毎に前記ピーク値検出手段の出力をラッチし、
このラッチ内容を再生データとして出力するラッチ手段
とを具備することを特徴としている。
「作用」 2回微分信号がゼロクロスする毎にゼロクロス検出手段
からタイミング信号が出力されると共に、1回微分信号
の正負のピーク値が交互に所定レベル以上となる毎にピ
ーク値検出手段の出力が反転する。ここで、ピーク値検
出手段の出力には2回微分によるサドルの影響は現れず
、また、雑音により、ヘッド読取信号がOv近傍で変化
してゼロクロスが生じたとしても、その影響が現れるこ
とはない。また、ゼロクロス検出手段の出力は、サドル
の影響を受けてエラーの信号を含むものの、ヘッド読取
信号に対する時間関係に関しては、正確に保たれている
。そこで、ラッチ手段によって、タイミング信号が供給
される毎にピーク値検出手段の出力をラッチし、このラ
ッチ内容を再生データとして出力することにより、サド
ルによるエラー信号が除去され、DCイレーズギャップ
等を含む記録媒体上の記録情報が正確に再生される。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例の構−成を示す図、第2図
は同実施例の各部の波形を示す図である。
第1図において、リング形ヘッドのコイル10(バラン
スタイプ)の出力はヘッドアンプ12によって増幅され
た後、ローパスフィルタ14によって不要な高周波成分
の雑音が除去され、ヘッド読取信号Saとして可変利得
アンプ32へ供給される。
この可変利得アンプ32で増幅されたヘッド読取4H号
S aは、さらにローパスフィルタの機能を有するアン
プ33を介して微分回路16へ供給されるとともに、微
分回路34で微分された後、微分回路16へ供給される
。微分回路16は、アンプ33を介して供給されるヘッ
ド読取信号Saに微分回路34の出力を逆相加算する加
算機能を有し、これにより読取信号Saの波形歪を修正
した信号を得、さらに、この信号を微分して1回微分信
号sbを出力する。これらアンプ33、微分回路34、
および微分回路16の加算機能によって波形等化回路3
5が構成されている。
この微分回路16から出力された1回微分信号sbは、
次段の微分回路I8でさらに微分される。
この微分回路18から出力された2回微分信号SCは、
ゼロクロスコンパレータ20に供給される。
ゼロクロスコンパレータ20は、2回微分信号SCがゼ
ロクロスする毎に反転する信号Sdを出力し、この信号
Sdはパルス整形回路22へ供給される。
パルス整形回路22は、信号Sdの立ち上がりエツジお
よび立ち下がりエツジ毎に短いパルスを発生し、このパ
ルス整形回路22の出力信号Seは、Dフリップフロッ
プ30のクロック端子へ供給される。
一方、微分回路16から出力された1回微分信号sbは
、バッファ36を介して、後段の正側ピーク検波回路3
8A1負側ピーク検波回路38B。
正側コンパレータ40A1負側コンパレータ40Bおよ
び振幅検波回路42に供給される。上記バッファ36は
、後段の負荷の影響を受けて1回微分信号sbの波形に
歪が生じるのを防ぐ目的で設けられている。
正側ピーク検波回路38Aは、第2図(ハ)に示すよう
に、1回微分信号Sbの正側(山側)のピーク値に応じ
た基準電圧Vaを出力するもので、ダイオードと、この
ダイオードを介して供給される1回微分信号sbの正側
電圧をホールドするコンデンサと、放電用の抵抗等によ
って構成されている。そして、この正側ピーク検波回路
38Aから出力される基準電圧Vaは、1回微分信号s
bの正側ピークが到来する毎に、そのピーク値よりもダ
イオードの電圧降下分だけ低い値まで上昇し、また、次
のピーク値が到来するまでの期間においては、コンデン
サと抵抗の時定数に応じた傾きで下降する。
負側ピーク検波回路38Bは、第2図(ハ)に示すよう
に、1回微分信号sbの負側(谷側)のピーク値に応じ
た基準電圧vbを出力するもので、正側ビーク検波回路
38Aと同様に構成されている。
この場合、基準電圧vbは、1回微分信号sbの負側ピ
ークが到来する毎に、そのピーク値よりもダイオードの
電圧降下分だけ高い値まで下降し、次のピーク値が到来
するまでの期間においては、コンデンサと抵抗の時定数
に応じた傾きで上昇する。
正側コンパレータ40Aは、バッファ36を介して供給
される1回微分信号sbと、正側ピーク検波回路38A
から供給される基準電圧Vaとを比較するもので、1回
微分信号sbの正側ピーク値が基準電圧Vaを越えた場
合に、その出力信号S8を“H“レベルとする。同様に
、負側コンパレータ40I3は、1回微分信号Sbと、
負側ピーク検波回路38Bから供給される基準電圧vb
とを比較するもので、1回微分信号sbの負側ピーク値
が基準電圧vbを越えた場合に、その出力信号Srを“
H”レベルとする。
これら正側および負側コンパレータ40A、40Bの各
出力信号S8およびSrは、RSフリップフロップ44
のセット入力端子およびリセット入力端子に各々供給さ
れる。このRSフリップフロップ44は正側コンパレー
タ40Aの出力信号Ssの立ち上がりでセットされ、負
側コンパレータ40Bの出力信号Srの立ち上がりでリ
セットされるので、そのQ出力は第2図(す)に示すよ
うに変化する。そして、このRSフリップフロップ44
の出力信号Spは、Dフリップフロップ30のD入力端
子に供給される。
一方、振幅検波回路42は、1回微分信号sbの振幅値
を検出し、これにより得られた制御電圧Vcを可変利得
アンプ32の制御端子に供給し、これにより、可変利得
アンプ32の利得を制御して、ヘッド読取信号Saの振
幅レベルを常に一定とする。これは、ヘッド読取信号S
aの振幅レベルが下がり、そのピーク値が小となると、
ピーク検波回路38A、3811が有効に機能しなくな
るので、これを防ぐためである。
以上の構成において、可変利得、アンプ32で増幅され
たヘッド読取信号Saは、波形等化回路35でその波形
歪が修正され、微分回路16で微分される。これにより
得られた1回微分信号sbは、次段の微分回路18でさ
らに微分される。これにより、微分回路18から第2図
(ニ)に示すような2回微分信号Saが出力される。次
いで、ゼロクロスコンパレータ20は、第2図(ホ)に
示すように、2回微分信号Scがゼロクロスする毎に反
転する信号Sdを出力し、この信号Sdはパルス整形回
路22へ供給される。パルス整形回路22は第2図(へ
)に示すように、信号Sdの立ち上がりエツジおよび立
ち下がりエツジ毎に短いパルスを発生し、このパルス整
形回路22の出力信号Seは、Dフリップフロップ30
のクロック端子へ供給される。この場合、第2図(ニ)
に示すように、2回微分信号ScにサドルSが生じてい
る場合、第2図(へ)に示すようにパルス整形回路22
の出力信号SeにもサドルSの影響が現れている。
一方、微分回路16から出力された1回微分信号sbの
正側の振幅レベルが、正側ピーク検波回路38Aから出
力される基準電圧Vaを越えた時点で、RSフリップフ
ロップ44がセットされ、1回微分信号sbの負側の振
幅レベルが、負側ピーク検波回路38Bから出力される
基準電圧vbを越えた時点で、RSフリップフロップ4
4がリセットされる。これにより、RSフリップフロッ
プ44のQ出力は第2図(す)に示すように変化し、こ
の出力信号SPが、Dフリップフロップ30のD入力端
子に供給される。
この場合、RSフリップフロップ44は、1回微分信号
sbの正側ピーク値および負側ピーク値が、基準電圧V
aおよびvbを越えた時点で初めてセット/リセットさ
れるので、その出力信号SPには、2@微分によるサド
ルSの影響は現れず、また、雑音により、ヘッド読取信
号SaがOv近傍で変化してゼロクロスが生じたとして
も、その影響が出力信号Spに現れることはない。
また、前述した、ゼロクロスコンパレータ20の出力信
号Sdは、サドルSの影響を受けてエラーの信号を含む
ものの、ヘッド読取信号Saに対する時間関係に関して
は、RSフリップフロップ44の出力信号Spよりも正
確に保たれている。
そして、Dフリップフロップ30は、パルス整形回路2
2の出力信号Seで、RSフリップフロップ44の出力
信号SPをラッチし、このラッチした内容をQ出力端子
から出力する。これにより、パルス整形回路22の出力
信号Seに生じていたサドルSによるエラー信号が除去
され、Dフリップフロップ30のQ出力端子からは、第
2図(ヌ)に示すように、記録媒体M上のフラックスチ
ェンジ点Fに正確に対応した時間関係を有する再生デー
タshが出力される。
なお、上述した一実施例においては、正負ピーり検波回
路38A、38Bによって基準電圧Va。
vbを得、これら基準電圧Va、Vbを基準として、1
回微分信号sbの振幅を比較するように構成したが、こ
れらの基準電圧Va、Vbを分圧抵抗によって得るよう
に構成しても構わない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、垂直磁気記録
媒体上の記録情報を読み取るリング形ヘッドから出力さ
れるヘッド読取信号を微分した1回微分信号を出力する
第1の微分手段と、前記1回微分信号を微分した2回微
分信号を出力する第2の微分手段と、前記2回微分信号
がゼロクロスする毎にタイミング信号を出力するゼロク
ロス検出手段と、前記1回微分信号の正負のピーク値が
交互に所定レベル以上となる毎に反転する信号を出力す
るピーク値検出手段と、前記タイミング信号が供給され
る毎に前記ピーク値検出手段の出力をラッチし、このラ
ッチ内容を再生データとして出力するラッチ手段とを設
けたので、2回微分によって生じるサドルによる読取エ
ラーを防止できることは勿論のこと、DCイレーズギャ
ップやRLLコードで記録した場合の“0”の連続する
データをも識別することができ、さらに従来の回路で必
要であったタイミング合わせのための遅延回路が不要と
なるため、回路各部の調整が極めて容易となるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例の各部波形を示す波形図、第3図は従
来の2回微分によって生じるサドルによる読取エラーの
防止を図った垂直磁気記録再生回路の構成を示すブロッ
ク図、第4図は同回路の各部の波形を示す波形図である
。 M・・・・・・垂直磁気記録媒体、 10・・・・・・リング型ヘッドのコイル、16・・・
・・・微分回路(第1の微分手°段)、18・・・・・
・微分回路(第2の微分手段)、20・・・・・・ゼロ
クロスコンパレータ、22・・・・・・パルス整形回路 (20,22がゼロクロス検出手段)、30・・・・・
・Dフリップフロップ(ラッチ手段)、38A・・・・
・・正側ピーク検波回路、38B・・・・・・負側ビー
ク検波回路、40A・・・・・・正側コンパレータ、4
013・・・・・・負側コンパレータ、44・・・・・
・RSフリップフロップ(38A、38 B、40 A
、40 B、44がピーク値検出手段)。 出願人  ヤ マ ハ 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 垂直磁気記録媒体上の記録情報をリング形ヘッドで読み
    取って再生する垂直磁気記録再生回路において、 前記リング形ヘッドから出力されるヘッド読取信号を微
    分して低周波のレベル変動を除去した1回微分信号を出
    力する第1の微分手段と、 前記1回微分信号を微分してゼロクロス点を前記ヘッド
    読取信号と一致させた2回微分信号を出力する第2の微
    分手段と、 前記2回微分信号がゼロクロスする毎にタイミング信号
    を出力するゼロクロス検出手段と、前記1回微分信号の
    正負のピーク値が交互に所定レベル以上となる毎に反転
    する信号を出力するピーク値検出手段と、 前記タイミング信号が供給される毎に前記ピーク値検出
    手段の出力をラッチし、このラッチ内容を再生データと
    して出力するラッチ手段と、を具備することを特徴とす
    る垂直磁気記録再生回路。
JP29344387A 1987-11-20 1987-11-20 垂直磁気記録再生回路 Pending JPH01134704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0450622A2 (en) * 1990-04-06 1991-10-09 Sharp Kabushiki Kaisha Data reproduction circuit

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0450622A2 (en) * 1990-04-06 1991-10-09 Sharp Kabushiki Kaisha Data reproduction circuit
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