JPH01312709A - 磁気記録再生回路 - Google Patents

磁気記録再生回路

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JPH01312709A
JPH01312709A JP14304088A JP14304088A JPH01312709A JP H01312709 A JPH01312709 A JP H01312709A JP 14304088 A JP14304088 A JP 14304088A JP 14304088 A JP14304088 A JP 14304088A JP H01312709 A JPH01312709 A JP H01312709A
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JP
Japan
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signal
output
circuit
read signal
attenuation coefficient
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JP14304088A
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Tomoyuki Kawabata
川端 知行
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、垂直磁気記録または長手方向磁気記録を行
う磁気ディスク装置に適用される磁気記録再生回路に関
する乙のである。
「従来の技術」 周知のように、MFM変調されたデータは、第4図(イ
)に示す如く、2「、I「、1.5rと呼ばれる3種類
の周期(反転間隔)の信号の組み合わせによって構成さ
れ、データ転送速度をIOMbit/sとした場合、2
r=1’00ns、Ir=200ns、1.5r−15
0nsとなる。このようなM I” M変ユ1されたデ
ータを垂直磁気記録すると、第4図(ロ)に示すように
、垂直磁気記録媒体Mの面と垂直の方向に、かつ、デー
タの反転間隔fηに、同一方向に磁化され、これにより
、データの立ち上がりおよび立ち下がりが、磁化反転部
(ブラックスチェンジ点)F。
F5・・・とじて記録されろ。なお、第4図(ロ)に示
す矢印は、残留磁気の磁化の方向を示す。
そして、垂直磁気記録媒体M上に記録されたデ−タをリ
ング形ヘッドで読み取った場合、そのヘラISからは第
4図(ハ)に示すようなヘッド読取信号Saか出力され
る。このヘッド読取信号Saは、そのゼロクロス点が記
録媒体M上のフラックスヂエンジ点Fに対応しているの
で、基本的にはこのヘッド読取信号S、aをゼロクロス
コンパレータに通ずことにより、記録されたデータを再
生することができる。
ところが、実際には、いわゆるパターン効果が生じ、ヘ
ッド読取信号Sa全体のレベルが、記録媒体M上のデー
タのパターンに応じて大きな周期で上下に揺れており、
ヘッド読取信号Saのゼロク〔1ス点が記録媒体M上の
フラックスチェンノ点12に正確に一致していない。し
たがって、ヘッド読取信号Saを単にゼロクロスコンパ
レータにかけたのでは、ビットシフトによる読取エラー
が生じてしまう。
ごのパターン効果を除去する方法としては、ヘッド読取
信号Saを2回微分する方法が知られている。これは、
1回目の微分でパターン効果による低周波のレベル変動
を除去して第4図(ニ)に示す1回微分信号Sbを得、
次いで、2回目の微分で1回微分、信号sbの波形を元
の波形に戻すことにより、第4図(ホ)に示すように、
ゼロクロス点がヘッド読取信号Saと一致した2回微分
信号Scを得るしのである。この2回微分信号Scをゼ
ロク〔!スコンパレートすることにより、パターン効果
によるビットシフトの影響のない再生データが得られる
しかし、この方法にも問題点がある。すなわち、第4図
(ニ)に示すように、ヘッド読取信号Saを1回微分し
て得られた1回微分信号sbの波形に平坦部I!が生じ
ると、この平坦部ト【の影響で、第4図(ホ)に示すよ
うに、2回微分信号ScにサドルSが生じ、このサドル
Sがゼロクロスすると、ゼロクロスコンパレータがこれ
を検出して、読取エラーが生じてしまう。
このような2回微分によって生じる問題点を解決するも
のとして、従来、第3図に示すような垂直磁気記録再生
回路が提案されている。
この図において、リング形ヘッドのコイル10の出力は
ヘッドアンプ12によって増幅された後、ローパスフィ
ルタI4によって不要な高周波成分の雑音が除去され、
ヘッド読取信号Saとして出力される。このヘッド読取
信号Saは可変利得アンプ32によって増幅された後、
微分回路16へ供給される。この微分回路16から出力
された1回微分信号Sbは、次段の微分回路18でさら
に微分され、この微分回路18から出力された2回微分
信号Scはゼロクロスコンパレータ20に供給される。
ゼロクロスコンパレータ20は、第4図(へ)に示すよ
うに、2回微分信号Scがゼロクロスする毎に反転する
信号Sdをパルス整形回路22へ供給する。パルス整形
回路22は、第4図(ト)に示すように、信号Sdの立
ち上がリエッノおよび立ち下がりエツジ毎に短いパルス
を発生ずる。このパルス整形回路22の出力信号Scは
、遅延回路24を介して所定時間遅延された後、Dフリ
ップフロップ30のクロック端子へ供給される。ここで
、第4図(ホ)に示すように2回微分信号Scにサドル
Sが生じている場合、第4図(ト)に示すように、パル
ス整形回路22の出力信号Seに乙、サドルSの影響に
よるパルスが現れている。また、微分回路16から出力
された1回微分信号sbは振幅検波回路24にも供給さ
れている。
この振幅検波回路42は、1回微分信号sbの振幅値を
検出し、これにより得られた制御電圧Vcを可変利得ア
ンプ32の制御端子に供給し、これにより、可変利得ア
ンプ32の利得を制御して、ヘッド読取信号Saの振幅
レベルを常に一定とする。
一方、加算回路26は、微分回路1Gから出力されろ1
回微分信号sbを予め設定された減衰係数で減衰し、こ
の減衰した信号を可変利得アンプ32を介して供給され
る読取信号Saに逆用加算し、第4図(チ)に示すよう
に、読取信号Saの波形歪を補正した信号Srを得るら
ので、これら微分回路16と加算回路26によって波形
等化回路25が構成されている。この波形等化回路25
の出力信号Srは、ゼロクロスコンパレータ28に供給
される。この出力信号S「は、2回微分によるサドルS
の影響を受けないので、ゼロクロスコンパレータ28の
出力信号Sgにもサドルの影響は現れない。この出力信
号SgがDフリップフロップ30のD入力端子に供給さ
れる。
ここで、上、記遅延回路24は、波形等化回路25内に
おける時間遅れを補償するためのものであり、第4図(
へ)と(す)に示すように、Dフリップフロップ30の
D入力端子に供給される信号Seの立ち上がりが、同フ
リップフロップ30のクロック入力端子に供給される信
号Sgの立ち上がりよりも若干遅れるように調整されて
いる。
そして、ゼロクロスコンパレータ20の出力信号Sdは
、サドルSの影響を受けてエラーの信号を含むものの、
ヘッド読取信号Saに対する時間関係に関しては、ゼロ
クロスコンパレータ28の出力信号Sgよりし正確に保
たれている。そこで、Dフリップフロップ30が、遅延
回路24を介して供給されるパルス整形回路22の出力
信号Seで、ゼロクロスコンパレータ28の出力信号S
 gをラッチし、このラッチした内容をQ出力端子から
出力ずろことにより、パルス整形回路22の出力信号S
eに生じていたサドルSによるエラー信号が除去され、
■〕フリップフロップ3oのQ出力端子からは、第4図
(ヌ)に示すように、記録媒体M」二のフラックスヂエ
ンジ点Fに正確に対応した時間関係を有する再生データ
shが出力される。
[発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の垂直磁気記録再生回路におい
ては、サドルによる読取エラーを防止することができる
ものの、未だ次のような問題点があった。すなわち、磁
気ディスクMの各トラックに記録されるデータ容量は、
その外周に対してら内周に対しても同一であるため、周
長の短い内周はど記録密度が高くなってしまい、また、
磁気ディスクMからデータを読み出す場合、外周トラッ
クと内周トラックとでは、線速度が異なるため、ヘッド
読出信号のSaに含まれる高調波成分のレベルが変化し
てしまう。しかしながら、従来の垂直磁気記録再生回路
においては、波形等化回路25の等化定数の一要素であ
る減衰係数が固定されたままとなっているので、外周か
ら内周に至る全てのトラックに対して最適な波形等化を
行うことは困Ifであり、例えば、中央のトラックで最
適となるように調整された減衰係数では、線速度の遅い
外周側では過補償となり、逆に線速度の速い内周側では
補償不足となり、この結果、利用可能な磁気ディスクM
の径が限定されてしまい、これが大記憶容量化を阻害す
る要因となっていた。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、磁気
ディスクの外周から内周に至る、いづれのトラックから
得られるヘッド読取信号に対しても常に最適な波形等化
を行うことができる磁気記録再生回路を提供することを
目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、磁気ヘッドを介して供給される磁気記録媒
体上の記録情報に対応したヘッド読取信号を微分手段に
よって微分した後、該微分手段の出力に基づいて再生デ
ータを生成する磁気記録再生回路において、前記/\ラ
ッド取信号を微分し、その微分出力を任意に設定された
減衰係数で減衰した後、前記ヘッド読み出し信号に逆相
加算することにより、前記ヘッド読取信号の高調波成分
による非線形歪を補正し、この補正した信号を前記微分
手段へ供給する波形等化手段と、前記微分手段の出力か
ら特定の高調波成分を抽出した後、該特定の高調波成分
の振幅値を検出し、この検出値を前記波形等化手段の減
衰係数として設定ずろ設定手段とを具備することを特徴
としている。
「作用J 波形等化手段によって、ヘッド読取信号が微分され、そ
の微分出力が設定手段によって設定された減衰係数によ
って減衰された後、元のヘッド読み出し信号に逆相加算
され、これにより、元のヘッド読取信号の高調波成分に
よる非線形歪がhli正され、このhli正された信号
が次段の微分手段へ供給される。この際、設定手段によ
って、微分手段の出力から特定の高調波成分が抽出され
た後、この特定の高調波成分の振幅値が検出され、この
検出値が波形等化手段の減衰係数として設定されるので
、波形等化手段の減衰係数が常に適正な値に設定される
「実施例J 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例の1薄成を示す図、第2図
は同実施例の各部の波形を示す図である。
第1図において、リング形ヘッドのコイル10(バラン
スタイプ)の出力はヘッドアンプ12によって増幅され
た後、ローパスフィルタ14によって不要な高周波成分
の雑音が除去され、ヘッド読取信号Saとして可変利得
アンプ32へ供給される。
この可変利得アンプ32で増幅されたヘッド読取信号S
aは、さらにローパスフィルタの機能を有するアンプ3
3を介して微分回路1Gへ供給されるとと・らに、微分
回路34で微分され、減衰回路lで減衰された後、微分
回路16へ供給される。
減衰回路1は、外部から供給される設定信号に応じて減
衰係数Kが任意に設定可能となっており、設定された減
衰係数にで微分回路34の出力の振幅を制御した後、微
分回路16へ供給する。微分回路1Gは、アンプ33を
介して供給されるヘッド読取信号Saに減衰回路1の出
力を逆相加算する加算機能を有し、これにより読取信号
Saの波形歪を修正した信号を得、さらに、この信号を
微分して1回微分信号sbを出力する。これらのアンプ
33と、微分回路34と、減衰回路1と、微分回路1G
の加算機能とによって波形等化回路35が構成されてお
り、この場合、波形等化回路35の等化定数の一要素で
ある減衰係数には、減衰回路1に供給する設定信号によ
って任意に変更することができる。
また、微分回路16から出力された1回微分信号sbは
、次段の微分回路18でさらに微分される。この微分回
路18から出力された2回微分信号Scは、ゼロクロス
コンパレータ20に供給される。ゼロクロスコンパレー
タ20は、2回微分信号Scがゼロクロスする毎に反転
する信号Sdを出力し、この信号Sdはパルス整形回路
22へ供給される。パルス整形回路22は、信号Sdの
立ち上がりエツジおよび立ち下がりエツジ毎に短いパル
スを発生し、このパルス整形回路22の出力信号Seは
、Dフリップフロップ30のクロック端子へ供給される
一方、微分回路I6から出力された【同機分信号sbは
、バッファ36を介して、・後段の帯域通過フィルタ2
、正側ピーク検波回路38A、負側ビーク検波回路38
B1正側コンパレータ40A1負側コンパレータ401
3および振幅検波回路42に供給される。上記バッファ
3Gは、後段の負荷の影響を受けて1回微分信号S l
)の波形に歪が生じるのを防ぐ目的で設けられている。
帯域通過フィルタ2は、1回微分信号sbの基本波(前
述したIr=200nsに対応しており、その周波数は
2 、5 M HZとなる)の第3次高調波成分である
7、5MHzを通過帯域とするフィルタであり、これに
より1回微分信号sbの第3次高調波成分が抽出される
。この帯域通過フィルタ2の出力は振幅検波回路3へ供
給される。振幅検波回路3は、第3次高シ、V波成分の
振幅値を検出し、この値を、減衰係数Kを設定するため
の設定信号として減衰回路lへ供給する。
正側ピーク検波回路38Aは、第2図(ハ)に示すよう
に、1回微分信号Sbの正側(山側)のピーク値に応じ
た基1′!/!電圧Vaを出力するらので、ダイオード
と、このダイオードを介して供給される1回微分信号s
bの正側電圧をホールドするコンデンサと、放電用の抵
抗等によって構成されている。そして、この正側ピーク
検波回路38Aから出力される基Q7ri圧Vaは、1
回微分信号Sbの正側ピークが到来する毎に、そのピー
ク値よりもダイオードの電圧降下分だけ低い値まで上昇
し、また、次のピーク値が到来するまでの期間において
は、コンデンサと抵抗の時定数に応じた傾きで下降する
負側ビーク検波回路3813は、第2図(ハ)に示すよ
うに、1回微分信号Sbの負側(谷側)のピーク値に応
じた基孕電圧vbを出力するもので、正側ピーク検波回
路38Aと同様に構成されている。
この場合、基帛電圧vbは、1回微分信号Sbの負側ピ
ークが到来する毎に、そのピーク値よりもダイオードの
電圧降下分だけ高い値まで下降し、次のピーク値か到来
するまでの期間においては、コンデンサと抵抗の時定数
に応じた傾きで上昇する。
正側コンパレータ4OAは、バッファ36を介してO(
給される1同機分信号sbと、正側ピーク検波回路38
Aから供給される基準電圧Vaとを比較するもので、1
同機分信号sbの正側ビーク値が基準電圧Vaを越えた
場合に、その出力信号Ssを“夏ルベルとする。同様に
、負側コンパレータ40Bは、1同機分信号Sbと、負
側ビーク検波回路3813から供給される基準電圧vb
とを比較するもので、!同機分信号sbの負側ビーク値
が基準電圧vbを越えた場合に、その出力信号Srを“
I−1”レベルとする。
これら正側および負側コンパレータ40A、40Bの各
出力信号SsおよびSrは、RSフリップフロップ44
のセット入力端子およびリセット入力端子に各々供給さ
れる。このIt Sフリップフロップ44は正側コンパ
レータ40Aの出力信号Ssの立ち上がりでセットされ
、負側コンパレータ40Bの出力信号S「の立ち上がり
でリセットされるので、そのQ出力は第2図(す)に示
すように変化する。そして、このIISフリップフロッ
プ44の出力信号Spは、Dフリップフロップ30のD
入力端子に供給される。
一方、振幅検波回路42は、1同機分信号sbの振幅値
に対応した電圧を出力し、この出力電圧を制御電圧Vc
として切替回路45を介して可変利得アンプ32の制御
端子に供給し、これにより、可変利得アンプ32の利得
を制御して、ヘッド読取信号Saの振幅レベルを常に一
定とする。これは、ヘッド読取信号Saの振幅レベルが
下がり、そのピーク値が小となると、ピーク検波回路3
8Δ、38Bが有効に機能しなくなるので、これを防ぐ
ためである。切替回路45は、通常、振幅検波回路42
の出力電圧を制御電圧Vcとして可変利得アンプ32へ
供給しているが、後述するデータ判別回路46から“■
ビレベルの切替信号Skが供給されている期間において
は図示する状態とは逆の状態に切替わり、適正電圧設定
回路48から出力される適正電圧Vsを制御電圧Vcと
して可変利得アンプ32へ供給する。適正電圧設定回路
48は、DCイレーズギャップにおいて得られるヘッド
読取信号Saを適正な利得で増幅させるための適正電圧
Vsi出力するらので、こ−の適正電圧VSはDCイレ
ーズギャップにおいて可変利得アンプ32の後段のアン
プ33や微分回路16.18等が正常に機能するような
値に適宜設定されている。
データ判別回路46は、Dフリップフロップ30のQ出
力端子から出力される再生データshが所定時間(例え
ば、G 00 ns)以上変化しなかった場合(立ち上
がり、もしくは立ち下がらなかった場合)、DCイレー
ズギャップと判別して、“]ビレベルの切替信号Skを
出力する。すなわち、データ転送速度がlOMbit/
sである場合、データのパルス幅はI 00ns、l 
50ns、200nsの3種類であることは先に述べた
通りである。そして、記録媒体M上には通常のデータ以
外にサーボ信号が記録されており、このサーボ信号は、
読取精度を高めるために5Mbit/sの転送速度で書
き込まれている。したがって、サーボ信号のパルス幅は
200ns、300ns、400nsの3種類となる。
そこで、再生データS l+が、例えば600 ns以
上変化U”ず、“Iビレベルまたは“L”レベルのまま
であった場合は、DCイレーズギャップであると判別す
ることができる。また、データ判別回路4Gは、1) 
Cイレ7−ズギャップを判別した後、再生データshが
変化し始めた時点で、データ領域に移行したと判別して
切替信号Skを“■7”レベルに戻す。
以上の構成において、可変利得アンプ32で増幅された
ヘッド読取信号Saは、波形等化回路35でその波形歪
が補正され、微分回路I6で微分される。
この微分回路16から出力された1同機分信号Sbは、
バッファ36を介して帯域通過フィルタ2へ供給され、
この帯域通過フィルタ2で第3次高調皮酸分が抽出され
る。そして、次段の振幅検波回路3が、第3次高調皮酸
分の振幅値を検出し、この値に応じて減衰回路lの減衰
係数Kを設定する。これにより、波形等化回路35の等
化定敗の一要素である減衰係数Kが、第3次高調皮酸分
の振幅値に応じて常に適正な値に設定され、磁気ディス
クMの外周から内周に至るいずれのトラックから得られ
るヘッド読取信号Saに対してら常に最適な波形等化が
行なわれる。
このようにして)与られた1回微分信号sbは、次段の
微分回路18でさらに微分される。これにより、微分回
路18から第2図(ニ)に示すような2回微分信号Sc
が出力される。次いで、ゼロクロスコンパレータ20は
、第2図(ホ)に示すように、2回微分信号Scがゼロ
クロスする毎に反転する信号Sdを出力し、この信号S
dはパルス整形回路22へ供給される。パルス整形回路
22は第2図(へ)に示すように、信号Sdの立ち上が
りエツジおよび立ち下がりエツジ毎に短いパルスを発生
し、このパルス整形回路22の出力信号Seは、l〕フ
リップフロップ30のクロック端子へ供給される。この
場合、第2図(ニ)に示すように、2回微分信号Scに
サドルSが生じている場合、第2図(へ)に示すように
パルス整形回路22の出力信号ScにらサドルSの影響
が現れている。
一方、微分回路16から出力された1回微分信号sbの
正側の振幅レベルが、正側ビーク検波回路38Aから出
力される基準電圧Vaを越えた時点で、IN Sフリッ
プフロップ44がセットされ、1回微分信号sbの負側
の振幅レベルが、負側ビーク検波回路3811から出力
される基準電圧vbを越えた時点で、RSフリップフロ
ップ44がリセットされる。これにより、RSフリップ
フロップ44のQ出力は第2図(す)に示すように変化
し、この出力信号Spが、!〕フリップフロップ30の
D入力端子に供給される。
この場合、RSフリップフロップ44は、1回微分信号
sbの正側ビーク値および負側ビーク値が、基Q電圧V
aおよびvbを越えた時点で初めてセット/リセットさ
れるので、その出力信号Spには、2回微分によるサド
ルSの影響は現れず、また、DCノイズにより、ヘッド
読取信号Saが0■近傍で変化してゼロクロスが生じた
としても、その影響か出力信号Spに現れることはない
また、前述した、ゼロクロスコンパレータ20の出力信
号Sdは、サドルSの影響を受けてエラーの信号を含む
ものの、ヘッド読取信号Saに対する時間関係に関して
は、RSフリップフロップ44の出力信号Spよりら正
確に保たれている。
そして、Dフリップフロップ30は、パルス整形回路2
2の出力信4 Seで、RSフリップフロップ44の出
力信号Spをラッチし、このラッチした内容をQ出力端
子から出力する。これにより、パルス整形回路22の出
力信号Seに生じていたサドルSによるエラー信号が除
去され、Dフリップフロップ30のQ出力端子からは、
第2図(ヌ)に示すように、記録媒体M上のフラッグス
チェンジ点Fに正確に対応した時間関係を有する再生デ
ータshが出力される。
上述した一実施例によれば、Dフリップフロップ30の
Q出力端子から出力される再生データS hが所定時間
以上変化せず、“■ビレベルまたは“L”レベルのまま
であった場合、データ判別回路46がDCイレーズギャ
ップと判別して、切替信号Skを“■ビレベルとする。
これにより、切替回路45が切り替わり、可変利得アン
プ32の制御端子には、振幅検波回路42の出力に代え
て、適正電圧設定回路48から出力される適正電圧Vs
が供給され、可変利得アンプ32の利得が適正な値に固
定される。この結果、DCイレーズギャップにおいて、
可変利得アンプ32の利得が必要以上に大となることが
なく、DCノイズによる読取エラーが防止される。また
、このような状態において、再生データshが変化し始
めた時点(立ち上がり、らしくは立ち下がった時点)で
、データ判別回路46がI) Cイレーズギャップから
データ領域に移行したと判別し、切替信号Skを“17
“レベルに戻す。これにより、可変利得アンプ32の制
御端子には、再び振幅検波回路42の出力電圧が供給さ
れる。この結果、DCCイレーズギャップらデータ領域
に移行する過渡状態においてら、ヘッド読取信号Saが
急激に大となることがなく、読取エラーが防ILされる
なお、上述した一実施例においては、垂直磁気記録再生
回路に適用した場合を例に説明したが、通常の長手方向
磁気記録再生回路にら勿論適用することができる。また
、正負ピーク検波回路38A、38Bによって基準電圧
Va、Vbを得、これら基準電圧Va、Vbを基準とし
て、F同機分信号sbの振幅を比較するように構成した
が、これらの基QfTJ、圧Va、Vbを分圧′抵抗に
よって得るように構成しても構わない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、波形等化手段
によって、ヘッド読取信号を微分し、この微分出力を任
意に設定された減衰係数によって減衰した後、元のヘッ
ド読み出し信号に逆相加算し、これにより、元のヘッド
読取信号の高調波成分による非線形歪を補正し、この補
正した信号を次段の微分手段へ供給する構成において、
設定手段によって、微分手段の出力から特定の高調波成
分を抽出した後、この特定の高調波成分の振幅値を検出
し、この値を波形等化手段の減衰係数として設定するよ
うにしたので、波形等化手段の減衰係数が常に特定の高
調波成分の振幅値に応じた適正な値に設定され、これに
より、磁気ディスクの外周から内周に至るいずれのトラ
ックから得られるヘッド読取信号に対しても常に最適な
波形等化が行なわれ、ピークシフトに伴う読取エラーを
低減することができると共に、利用可能な磁気ディスク
の径を拡張することができ、大記憶容量化を達成するこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例の各部波形を示す波形図、第3図は従
来の垂直磁気記録再生回路の構成を示4°ブロック図、
第4図は同回路の各部の波形を示す波形図である。 M・・・・・・垂直磁気記録媒体、 l・・・・・・tλ衰回路、 2・・・・・・帯域通過フィルタ、 3・・・・・・振幅検波回路(2,3が設定手段)、l
O・・・・・・リング型ヘッドのコイル、16・・・・
・・微分回路(微分手段)、33・・・・・・アンプ、 34・・・・・・微分回路、 35・・・・・・波形等化回路、 (+、33.34と16の加算機能が波形等化手段)。 出願人  ヤーマ ハ 株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドを介して供給される磁気記録媒体上の記録情
    報に対応したヘッド読取信号を、微分手段によって微分
    した後、該微分手段の出力に基づいて再生データを生成
    する磁気記録再生回路において、 前記ヘッド読取信号を微分し、その微分出力を任意に設
    定された減衰係数で減衰した後、前記ヘッド読み出し信
    号に逆相加算することにより、前記ヘッド読取信号の高
    調波成分による非線形歪を補正し、この補正した信号を
    前記微分手段へ供給する波形等化手段と、前記微分手段
    の出力から特定の高調波成分を抽出した後、該特定の高
    調波成分の振幅値を検出し、この検出値を前記波形等化
    手段の減衰係数として設定する設定手段とを具備するこ
    とを特徴とする磁気記録再生回路。
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