JPH01127537A - シート材の給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、シート材を給送する装置に関し、特に複写機
、電子ファイル、ファクシミリ、印刷機等において、シ
ート材を一枚づつ確実に複写し、かつ搬送するために供
する、シート材の給送装置に関する。

（従来の技術） 従来、−枚づつピックアップされたシート材を所定の位
置ｊで搬送し、そのシート材に例えば画像を処理した後
、該処理済みのシート材を排紙トレイ上に排出するよう
な複写機、スキャナー等に用いる、シート状の原ｊｉ１
４ｇＩｉ送装置は種々提供されている。

第４図はその一例であって、シート材ピックアップ装置
１１０により給紙台１１４上に積載された紙等のシート
材ｌの中からくり出された一枚のシート材１を、ロー２
１２５とベルト１２６などで構成された搬送装置１２０
により、前記ベルト−１２６でシート材ｌを加圧した状
態で、すなわち、前記ベルト１２６と７−ト材ｌとの摩
擦及び該シート材！とこの原稿搬送装置が敗着けられて
いる画像処理装置１４０の画像処理部のプラテンガラス
１４１０面との摩擦を利用し、所定のシート材処理位置
まで搬送する。所定の位置においてそのベル）１２６に
よって前記搬送されてきたシート材ｌを、前述の如くプ
ラテンガラス１４１に押さえつけたままの状態で画像処
理し、そのシート材ｌを排紙トレイ１８０上に排出する
方式が最も一般的である。図において、５６は例えば露
光装置であり、右方Ｗｉの位置から矢印５７のように移
動し左方の点線の位置となる。１８０は処理済のシート
材を置く台である。

この方式によれば、摩擦を利用して搬送を行っているた
め、シート材？傷め易い、シート材の表面等を汚す、表
面ｒｓｓ係数の低い７−ト材に対しすべりを起こし易い
、搬送行程中のベルトの変形、テンシランの強弱、ロー
ラ形状のアンバランスなどが原因となる蛇行が発生し易
い、加圧力が大きいためシート材が帯電し易い、等多く
の欠点を有している。

そこでこれらの欠点を解消するために、第５図の様にエ
アー吸引を利用し、シート材を吸着し、この吸着された
シート材を搬送する装置が、種々提案されるようになっ
た。

このエアー吸引を利用し九装置は、底面にエアー吸引口
を設けたシート材吸着部１５０と負圧室及び負圧発生装
置を内部に備えるサクシ暫ンエアーケーシング１６０と
を連結し、シート材の片面を、上記シート材吸着部１５
０で吸着し同底面に設けられたベルト１２７、あるいは
ローラ等の摩擦部材の回転で上記吸着されたシート材の
片面と接触した状態で搬送する構成である。第４図と同
様な部分については、同一の番号で表示される。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかし上記のようなシート材搬送装置は、特に薄手のシ
ート材を扱う場合、例えばその吸引力の調整が面倒であ
る事や、薄手と厚手のシート材が混在している場合も上
記理由により搬送が困難であるばかりでなく、透明度の
高いシート材に対しては、ベルトの汚れがうつるばかり
でなく、サクシ璽ン用の吸引口がうつるという不具合が
あり、従って城扱えるシート材の範囲がせまくなる。又
蛇行の発生についても、前述のエアーを利用しない方式
に対して、何ら根本的解決手段を有しているわけではな
い。

又、エアーを利用する方式では、サクシ替ンエアーケー
シングなどの必要性から、装置の大型化につながってい
る。

以上の様に、いずれの方式をとってみても、シート材の
帯電等により、排紙も安定した状態で行うことが困難で
ある。

又、両面に画像を有するシート材を取扱う場合において
は、上記の方式は、非常に複雑な搬送経路を構成せねば
ならず、搬送中のトラブルは、非常に高い頻度となって
いる。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上述の欠点に鑑み、シート材を汚したり傷め
たりすることなく、また両面に画像を有するシート材を
取扱う場合においても、ソーティングが可能であり搬送
中のトラブルを発生させることのない、小型で信頼性の
高いシート材の給送装置を提供することを目的としてい
る。そのため、画像処理の際シート材の表裏両面を複写
面に密接させる加圧装置を設けた。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を示した図面に従って本発明の
シート材の給送装置を詳細に説明する。

まず、第１図及びＷＳ２図によって本発明のシート材の
給送装置の構成及び動作を説明する。

第１図９符号７０は例えばローラ、エアー吸引装置等で
、給紙台１０７上に積層されたシート材を１幀次−枚づ
つくり出してゆくシート材ピックアップ装置を示してい
る。又、符号１５は、シート材の有する画像を処理する
ための、例えば、複写機、スキャナーなどの画像処理装
置を示しており、プラテンガラス８０上Ｋｔかれたシー
ト材の画像を処理する。

次に、第２図（ａ）の中符号１０．１０は、複数のスプ
ロケット２，２・・・及び８，８・・・に巻掛けられた
一対のチェーンを示し、該チェーン間にはシート材把持
装置２０が取着けられている。

このシート材把持装置２０は、同図（ｂ）に示す様に先
端に弾性摩擦材３７を有する複数の把持爪２５を有し、
咳把持爪２５は、軸８５を支点として同図（ｂ）に破線
で示す如く、一定角に開閉出来るよう把持爪支持体３８
に取着けられている。なお、前記把持爪２５の開閉は、
図示されていない抱持部開閉機構により行われる。

そして、前記シート材把持装置２０は、把持装置取付部
５０を有するアーム７を介してアタッチメント１２に取
着けられており、前記チェーン１００回転動作に伴ない
矢印Ｅ、Ｅ’方向に移動自在である。

又、前記スプロケット２，２・・・は、一対のチェーン
１０．１０が同時に動作するよう、シャフト６．６で夫
々のチェーン１０．１０に対応するもの一対が連結され
ており、その内の一つは、チェーン駆動モータ４０に連
接されている。又シャフト６．６にはシート材反転時シ
ート材のガイドをするための反転補助用ロー２２７が設
けられている。

以上の様に構成されたシート材搬送部は、第１図に示す
如く前述の画像処理装置１５の有するプラテンガラス８
０の上部に位置するよう設けられている。

又符号７５は、前記シート材搬送部により所定の画像処
理装置まで搬送されてきたシート材を、プラテンガラス
８０上に確実に押えつけるための、第１図の矢印入方向
に、図示しない駆動装置により、上下動自在に構成され
たシート材加圧装置である。

次に、シート材の排紙装置であるが、符号８５及び９１
で示される排紙ローラ及び処理の終ったシート材を排出
するための排紙トレイ９５などで構成されている。

以上の様に構成されたシート材の給送装置について、第
８図（ａ）〜＜ｎを用いてその動作を説明する。

まず、両面（ａ面、ｂ面）Ｋｉｉｊ像を有するシート材
を順次取扱う場合について説明する。なお本例において
は、シート材ピックアップ装置がエアー吸引式である場
合を示す。

第３図（幻において、給紙台１０７の上から、シート材
ピックアップ装置７０よりくり出された一枚目のシート
材ｐＨを前述のシート材把持装置２０が取りにいき、シ
ート材Ｐ１の先端部分を、図示されていない抱持部開閉
機構により、複数の把持爪２５，２５・・・を開閉して
把持する。このとき把持爪２５の先端部には、夫夫弾性
摩擦材３７が設けられているので、シート材Ｐ１０幅方
向全体にわたり、均一な力で、すなわち安定な状態で把
持することができる。

次に、シート材を把持したシート材把持装置２０は、矢
印Ｅの方向に、チェーン駆動モータ４０により駆動され
るチェーンＩＯＫよって搬送されて行く。そして該シー
ト材Ｐ１を同図（ｂ）に示す如く、矢印Ｃの様に反転し
たのち、矢印Ｅ′の如く右方に移動させて位置決めを行
なう。そして同図（ｃ）Ｋ示す様に、シート材Ｐｌのａ
面を画像処理装置１５が処理する。この処理は前記の如
く、シート材把持装置２０が所定の処理位置において停
止した後、シート材加圧装置７５が、シート材ＰＩ　を
処理面であるプラテンガラス８０上に、図示されていな
い駆動装置により、確実に押さえつけて行なわれる。そ
して処理が終ると、前記シート材加圧装置７５は上昇さ
せられて、その加圧動作は解除される。

次に、同図（ｄ）の様に、矢印Ｃ′の如く、シート材Ｐ
ｌ　を更に反転させ、シート材把持装置２Ｇを図の左方
に移動させて位置決めを行なった後、前述の１面の処理
と同様に、シート材加圧装置７５を下方に降下させて、
シート材ＰＩ　をプラテンガラス８０の上面に押し付け
、ｂ面の画像処理を行なう。すなわち、シート材Ｐｉ　
を、まずａ面、次にｂ面と順次に処理して行くことにな
る。

ここで、第１図に示した様に、スプロケット２゜２・・
・を連結するシャフト６．６のまわりには、反転補助用
ローラ２７，２７が設けられているので、シート材１が
反転時矢印ｃ、ｃ’の様にループを描く際、その曲率を
小さくして、シート材の折れ曲り等による反転時のトラ
ブルを防ぐことができる。

また、反転されたシート材１は、アタッチメント１２に
取付けられたアーム７及び把持装置取付部５０の動き、
及び張力を与えるスプロケット８゜３・・・により、チ
ェーンｌＯの上部と下部が接近させられているので、か
つ、シート材加圧装置７５０作用により、５面処理のと
きも１面処理のときと全く同様に、画像処理装［１５に
対し位置決めされた後画像処理が行なわれる。

以上のようにして、ａ、ｂ両面の画像処理を終えたシー
ト材１の先端は、同図＜ｅ）に示す如く、上下に移動で
きるようにされた第一の排紙ローラ８５を矢印Ｂの方向
に動作させることにより破線の位置に移動させ、右方の
反転補助用ローラ２７と排紙ローラ８５との間に挾まれ
て右方Ｒの方向へ送られる。このとき、シート材把持装
置２０は、図示されていない抱持部開閉機構により開放
され、シート材ｌを離す。シート材１は、図示されない
駆動装置により、矢印Ｒの方向に搬送される。そして第
二の排紙ローラ９１により排紙トレイ９５上に積層され
てゆく。この時同図（ｆ）に示す様に排紙゛トレイ９５
上には下面より順次ＰＩ　の１面・ｂ面ｖＰ２のａ面−
ｂ面、ｐ３の１面、ｂ面、　・Ｐｎの１面・ｂ面の如く
、読取り前の状態と同様の順序で積層されていることが
わかる。

第８図（１〜（りにおいて、１１０はエアー吸引式重送
防止装置である。

以上の如く順序通り画像処理が成されてソーティングさ
れるばかりでなく、給送前に給紙台板上に積載された時
と全く同様の順番に、排紙トレイ上に排紙、積層されて
ゆくのである。＠３図（ｂ）〜（ｄ）において、排紙関
係の図示は省略した。また、第３図（ｂ）〜（ｆ）にお
いては、エアー吸引式シート材吸着装置の図示は省略し
た。

本例においてはピックアップ装置にエアー吸引式を示【
またがローラ等の摩擦式であっても同様の効果があるこ
とは言うまでもない。

又、本実施例では、シート材搬送装置の巻掛は伝動装置
として、チェーンとスプロケットの組み合わせを用いた
が、ベルトとプーリ、ワイヤーとプーリ等の様に他の手
段であっても全く同様の効果があることは言うまでもな
い。

又、本装置を用いれば両面に画像を有するシート材は言
うまでもなく、片面の処理の後の排紙すれば、片面にし
か画像をもたないものに対しても、効率良く利用できる
ことは明らかである。

又、更に給紙台１０７及び排紙トレイ９５を一方向に設
ける仁とにより、装置の小型化ばかりでなく操作性の向
上も実現することができる。

（発明の効果） 以上の説明より明らかなように、本発明によればシート
材を汚したり傷めたりすることなく、片面のみに画像を
有するシート材ばかりでなく、両面に画像を有するシー
ト材を取扱う場合において屯、ソーティングが可能であ
り搬送中のトラブルを発生させることのない、小型で信
頼性の高いシート材の給送装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるシー、ト材の給送装置の略側面
図、第２図（ｉ）は本発明におけるシート材の給送装置
のうちのシート材搬送部の略斜視図、同図（ｂ）はシー
ト材把持装置の要部を示す。第８図Ｃ１）〜＜１）は本
発明の動作順序を示す説明図、第４図及び第５図は従来
のシート材の給送装置の略側面図である。 Ｐ１＊Ｐ！・・・Ｐｎ・・・シー）材１０・・・チェー
ン１５・・・画像処理装置　　２０・・・シート材把持
装置７０・・・シート材くり出し装置 ７６・・・シート材加圧装置　８０・・・プラテンガラ
ス８５．９１・・・排紙ローラ　　９５・・・排紙トレ
イ１０７・・・給紙台

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）給紙台上に積載された複数のシート材を順次に繰
   り出すシート材ピックアップ装置と、 一対の巻掛伝動装置、該伝動装置に取着けられ一回転で
   きるようにされたシート材把持装置、該把持装置の把持
   部を開閉するための把持部開閉機構及び前記伝動装置を
   駆動するための駆動装置とからなるシート材搬送装置と
   、 前記のシート材搬送装置のシート材把持装置により把持
   されたシート材を表裏の両面において画像処理面に密接
   させるためのシート材加圧装置と、前記シート材搬送装
   置により搬送されてきたシート材を受け取り排紙トレイ
   上に送り出すための排紙装置 よりなることを特徴とするシート材の給送装置。