JPH01118046A - 空気清浄隔離装置 - Google Patents
空気清浄隔離装置Info
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- JPH01118046A JPH01118046A JP27534087A JP27534087A JPH01118046A JP H01118046 A JPH01118046 A JP H01118046A JP 27534087 A JP27534087 A JP 27534087A JP 27534087 A JP27534087 A JP 27534087A JP H01118046 A JPH01118046 A JP H01118046A
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- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims abstract description 31
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 claims abstract description 15
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/0001—Control or safety arrangements for ventilation
- F24F2011/0002—Control or safety arrangements for ventilation for admittance of outside air
- F24F2011/0005—Control or safety arrangements for ventilation for admittance of outside air to create underpressure in a room, keeping contamination inside
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- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体製造工程などに使用される空気清浄室
において、人体に有害な物質や防災上危険な物質を取り
扱う場合、あるいは組み替えDNA実験などに使用され
るハザード対策施設において、高い清浄度が要求される
実験を行う場合、取扱い物質が周囲環境へ漏洩するのを
防ぎ、隔離しながら室内の空気清浄度を所望する程度に
保持するための装置に関する。
において、人体に有害な物質や防災上危険な物質を取り
扱う場合、あるいは組み替えDNA実験などに使用され
るハザード対策施設において、高い清浄度が要求される
実験を行う場合、取扱い物質が周囲環境へ漏洩するのを
防ぎ、隔離しながら室内の空気清浄度を所望する程度に
保持するための装置に関する。
(従来の技術)
半導体素子等の製造においては、従来から高清浄度の空
気環境が要求され、通常クリーンルームが使用されてい
るが、毒性が強かったりあるいは反応性の高いガスや薬
品を取り扱う場合には、かかる危険物質を室外に拡散さ
せずに隔離するために、室内空気圧を周囲環境に対し陰
圧となるように制御することが行われている。
気環境が要求され、通常クリーンルームが使用されてい
るが、毒性が強かったりあるいは反応性の高いガスや薬
品を取り扱う場合には、かかる危険物質を室外に拡散さ
せずに隔離するために、室内空気圧を周囲環境に対し陰
圧となるように制御することが行われている。
また、組み替えDNA実験等のためのハザード対策施設
、例えば、P3対応の施設においても、実験取扱い物質
が室外へ漏出しないようにするために、室内空気圧を周
囲環境よりも低くする陰圧管理が行なわれている。
、例えば、P3対応の施設においても、実験取扱い物質
が室外へ漏出しないようにするために、室内空気圧を周
囲環境よりも低くする陰圧管理が行なわれている。
このような従来装置としては、例えば第7図に示すよう
な装置が知られている。第7図においては、聖人外気を
空調機1で所定の温湿度に空調し、送風ダクト2により
HEPAフィルタ等の空気清浄化装置3へ送って清浄化
した空気を、クリーンルーム又はハザード対策室Cへ送
入した後、排気ダクト4から排気処理装置5を経て周囲
環境Eへ排気することにより、クリーンルーム又はハザ
ード対策室Cの空調及び清浄保持を行っている。この場
合、クリーンルーム又はハザード対策室C内の空気圧は
、周囲環境Eの空気圧よりも低くなるように、送風量及
び排気量が制御されている。Aは隣室であり、空調機6
によって所定の温湿度に空調された空気を、送風ダクト
7を介して送入し、還気ダクト8から再び空調機6へ循
環し、外気を一部取り入れながら再使用することにより
、空調している。また、Bは、送風ダクト2.7などが
配設されている天井裏である。
な装置が知られている。第7図においては、聖人外気を
空調機1で所定の温湿度に空調し、送風ダクト2により
HEPAフィルタ等の空気清浄化装置3へ送って清浄化
した空気を、クリーンルーム又はハザード対策室Cへ送
入した後、排気ダクト4から排気処理装置5を経て周囲
環境Eへ排気することにより、クリーンルーム又はハザ
ード対策室Cの空調及び清浄保持を行っている。この場
合、クリーンルーム又はハザード対策室C内の空気圧は
、周囲環境Eの空気圧よりも低くなるように、送風量及
び排気量が制御されている。Aは隣室であり、空調機6
によって所定の温湿度に空調された空気を、送風ダクト
7を介して送入し、還気ダクト8から再び空調機6へ循
環し、外気を一部取り入れながら再使用することにより
、空調している。また、Bは、送風ダクト2.7などが
配設されている天井裏である。
(発明が解決しようとする問題点)
かかる従来の装置では、クリーンルーム又はハザード対
策室Cのあらゆる隙間をシールし、完全に気密とするこ
とが困難であるため、矢印a、b、eで示すように、ど
うしても隣室A、天井裏B、周囲環境Eなどから汚染空
気が漏入し、室内空気を高清浄度に保持することが極め
て困難である。
策室Cのあらゆる隙間をシールし、完全に気密とするこ
とが困難であるため、矢印a、b、eで示すように、ど
うしても隣室A、天井裏B、周囲環境Eなどから汚染空
気が漏入し、室内空気を高清浄度に保持することが極め
て困難である。
例えば、室内清浄度がクラス1,000 、周囲の清浄
度がクラスi 、ooo、ooo相当、送風量が100
回/時間の場合、リーク量が0.1回/時間でも、室内
清浄度を満足なレベルに維持することができない。
度がクラスi 、ooo、ooo相当、送風量が100
回/時間の場合、リーク量が0.1回/時間でも、室内
清浄度を満足なレベルに維持することができない。
特に、クリーンルーム又はハザード対策室Cに電気、ガ
ス、水などの配管を行う場合は、配管取付部を完全にシ
ールすることが難しく、汚染空気の漏入を阻止すること
がますます困難になる。
ス、水などの配管を行う場合は、配管取付部を完全にシ
ールすることが難しく、汚染空気の漏入を阻止すること
がますます困難になる。
(問題を解決するための手段)
本発明は、かかる従来装置の問題点を解消し、室内で処
理している危険物質が周囲環境へ漏洩するのを防止、隔
離しながら室内の空気清浄度を高度に保持することがで
きる装置を提供するものであり、周囲環境の中に、所定
の清浄度および所定の空気圧に制御される空調室を配置
し、該空調室の空気圧を周囲環境の空気圧よりも低く維
持すると共に、周囲環境と該空調室との間に、周囲環境
の空気圧よりも高いか若しくは該空調室の空気圧よりも
低い空気圧に維持した絶縁領域を設け、該絶縁領域で該
空調室を実質的に包囲したことを特徴とする空気清浄隔
離装置である。
理している危険物質が周囲環境へ漏洩するのを防止、隔
離しながら室内の空気清浄度を高度に保持することがで
きる装置を提供するものであり、周囲環境の中に、所定
の清浄度および所定の空気圧に制御される空調室を配置
し、該空調室の空気圧を周囲環境の空気圧よりも低く維
持すると共に、周囲環境と該空調室との間に、周囲環境
の空気圧よりも高いか若しくは該空調室の空気圧よりも
低い空気圧に維持した絶縁領域を設け、該絶縁領域で該
空調室を実質的に包囲したことを特徴とする空気清浄隔
離装置である。
(作用)
本発明の空気清浄隔離装置によれば、空調室の空気圧を
周囲環境の空気圧よりも低く維持すると共に、周囲環境
と該空調室との間に、周囲環境の空気圧よりも高いか若
しくは該空調室の空気圧よりも低い空気圧に維持した絶
縁領域を配置している。そのため、前者の場合は、第5
図に模式的に示すように、絶縁領域の空気圧が最も高く
なり、空調室からの空気(危険物質)の漏出は完全に防
止される。また、周囲環境からの清浄度の低い空気の漏
入も阻止される。一方、後者の場合は、第6図に示すよ
うに、絶縁領域の空気圧が最も低(なり、空調室からの
空気(危険物質)の漏洩があっても、絶縁領域に吸収さ
れ周囲環境へ排出されるようなことがない。また、周囲
環境からの清浄度の低い空気も、この絶縁領域に吸収さ
れ該絶縁領域よりも空気圧の高い空調室へは漏入しない
。
周囲環境の空気圧よりも低く維持すると共に、周囲環境
と該空調室との間に、周囲環境の空気圧よりも高いか若
しくは該空調室の空気圧よりも低い空気圧に維持した絶
縁領域を配置している。そのため、前者の場合は、第5
図に模式的に示すように、絶縁領域の空気圧が最も高く
なり、空調室からの空気(危険物質)の漏出は完全に防
止される。また、周囲環境からの清浄度の低い空気の漏
入も阻止される。一方、後者の場合は、第6図に示すよ
うに、絶縁領域の空気圧が最も低(なり、空調室からの
空気(危険物質)の漏洩があっても、絶縁領域に吸収さ
れ周囲環境へ排出されるようなことがない。また、周囲
環境からの清浄度の低い空気も、この絶縁領域に吸収さ
れ該絶縁領域よりも空気圧の高い空調室へは漏入しない
。
従って、室内の空気(危険物質)が周囲環境へ漏出する
のを防止しつつ、空調室内の空気清浄度を高度に保持す
ることができる。
のを防止しつつ、空調室内の空気清浄度を高度に保持す
ることができる。
(実施例)
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
第1図は、本発明装置の一例を示す断面図であり、空調
室Cと周囲環境Eとの間に、空調室Cを実質的に包囲す
る絶縁領域Sが設けられている。
室Cと周囲環境Eとの間に、空調室Cを実質的に包囲す
る絶縁領域Sが設けられている。
■は数人外気を所定の温湿度に空調する空調装置、2は
送風ダクト、3はダンパ、4はHEPAフィルタ等の送
風用空気清浄化装置、5は排気用空気清浄化装置、6は
ダンパ、7は排気ダクト、8は排気処理装置、9は絶縁
領域Sへ送風するためのダンパ、10はその空気清浄化
装置である。
送風ダクト、3はダンパ、4はHEPAフィルタ等の送
風用空気清浄化装置、5は排気用空気清浄化装置、6は
ダンパ、7は排気ダクト、8は排気処理装置、9は絶縁
領域Sへ送風するためのダンパ、10はその空気清浄化
装置である。
数人外気は、空調装置1で所定の温湿度に空調され、送
風ダクト2、ダンパ3を経て、空気清浄化装置4で清浄
化された後、空調室Cへ送入される。空調室Cからの排
気は、空気清浄化装置5で清浄化された後、ダンパ6、
排気ダクト7を経て、排気処理装置8で危険物質などを
除去し、周囲環境Eへ排出される。また、絶8M領域S
へも、ダンパ9を経て、空気清浄化装置10で清浄化さ
れた空気が送入されている。
風ダクト2、ダンパ3を経て、空気清浄化装置4で清浄
化された後、空調室Cへ送入される。空調室Cからの排
気は、空気清浄化装置5で清浄化された後、ダンパ6、
排気ダクト7を経て、排気処理装置8で危険物質などを
除去し、周囲環境Eへ排出される。また、絶8M領域S
へも、ダンパ9を経て、空気清浄化装置10で清浄化さ
れた空気が送入されている。
ここで、空調室C内の空気圧は、周囲環境Eの空気圧よ
りも低くなるように、ダンパ3.6の開度を制御するこ
とによって調節されている。また、絶縁領域Sの空気圧
は、周囲環境Eの空気圧よりも高くなるように、ダンパ
9の開度を制御することによって8周節されている。
りも低くなるように、ダンパ3.6の開度を制御するこ
とによって調節されている。また、絶縁領域Sの空気圧
は、周囲環境Eの空気圧よりも高くなるように、ダンパ
9の開度を制御することによって8周節されている。
なお、周囲環境Eと空調室Cとの空気圧の差は0.1〜
15mm水柱、また、周囲環境Eと絶縁領域Sとの空気
圧の差は、0.1〜10nIII+水柱とするのが好ま
しい。
15mm水柱、また、周囲環境Eと絶縁領域Sとの空気
圧の差は、0.1〜10nIII+水柱とするのが好ま
しい。
この実施例では、絶縁領域Sの空気圧が、空調室C及び
周囲環境Eのいずれの空気圧よりも高くなっているので
、空気の漏洩は、矢印Sで示すように絶縁領域Sがら空
調室C,絶!!領域Sから周囲環境Eの方向へ生じ、空
調室Cの空気(危険物質)が室外へ漏出するようなこと
がなく、また、周囲環境Eの清浄度の低い空気が空調室
C内へ漏入するようなこともない。
周囲環境Eのいずれの空気圧よりも高くなっているので
、空気の漏洩は、矢印Sで示すように絶縁領域Sがら空
調室C,絶!!領域Sから周囲環境Eの方向へ生じ、空
調室Cの空気(危険物質)が室外へ漏出するようなこと
がなく、また、周囲環境Eの清浄度の低い空気が空調室
C内へ漏入するようなこともない。
第2図は、第1図に示した装置の改良であり、空調室C
内に安全キャビネット、クリーンベンチ、ドラフトチャ
ンバ等の装置11を設け、空調室C内の空気をファン1
2で一部循環させ、空気清浄化装置13により、更に空
気の清浄度を高めている。また、安全キャビネット等の
装置11の上部にも排気用空気清浄化装置14、排気ダ
クト15、排気処理装置16が設けられている。また、
空調室Cと絶縁領域Sとの間には、画室の空気圧を調節
するための差圧調整装置17が設けられている。なお、
18はエアシャワー、19はエアロツタ、20はパスボ
ックス、21は電線、22は電線管、23は排水管であ
る。電線管22、排水管23などは、第2図に示すよう
に絶縁領域S内で切り離しておくのが、隔離性を向上さ
せるうえで好ましい。また、パスボックス20には、絶
縁領域Sへの開放部24を設けることによって、隔離性
を向上させることができる。
内に安全キャビネット、クリーンベンチ、ドラフトチャ
ンバ等の装置11を設け、空調室C内の空気をファン1
2で一部循環させ、空気清浄化装置13により、更に空
気の清浄度を高めている。また、安全キャビネット等の
装置11の上部にも排気用空気清浄化装置14、排気ダ
クト15、排気処理装置16が設けられている。また、
空調室Cと絶縁領域Sとの間には、画室の空気圧を調節
するための差圧調整装置17が設けられている。なお、
18はエアシャワー、19はエアロツタ、20はパスボ
ックス、21は電線、22は電線管、23は排水管であ
る。電線管22、排水管23などは、第2図に示すよう
に絶縁領域S内で切り離しておくのが、隔離性を向上さ
せるうえで好ましい。また、パスボックス20には、絶
縁領域Sへの開放部24を設けることによって、隔離性
を向上させることができる。
なお、装置11に付属するファン12は、排気処理装置
16等の排気ファン能力が十分であれば、設けなくでも
よい。また、空気清浄化装置13は、要求される清浄度
がそれほど高くない場合には、設けなくてもよい。
16等の排気ファン能力が十分であれば、設けなくでも
よい。また、空気清浄化装置13は、要求される清浄度
がそれほど高くない場合には、設けなくてもよい。
第3図は、本発明の他の実施例を示す断面図であり、空
調室Cと周囲環境Eとの間に、やはり空調室Cを実質的
に包囲する絶縁領域Sが設けられている。1は数人外気
を所定の温湿度に空調する空調装置、2は、送風ダクト
、3はダンパ、4はHEPAフィルタ等の送風用空気清
浄化装置、5は排気用空気清浄化装置、6はダンパ、7
は排気ダクト、8は排気処理装置、25は絶縁領域Sか
らの排気用空気清浄化装置、26はダンパである。
調室Cと周囲環境Eとの間に、やはり空調室Cを実質的
に包囲する絶縁領域Sが設けられている。1は数人外気
を所定の温湿度に空調する空調装置、2は、送風ダクト
、3はダンパ、4はHEPAフィルタ等の送風用空気清
浄化装置、5は排気用空気清浄化装置、6はダンパ、7
は排気ダクト、8は排気処理装置、25は絶縁領域Sか
らの排気用空気清浄化装置、26はダンパである。
数人外気は、空調装置1で所定の温湿度に空調され、送
風ダクト2、ダンパ3を経て、空気清浄化装置4で清浄
化された後、空調室Cへ送入される。空調室Cからの排
気は、空気清浄化装置5で清浄化された後、ダンパ6、
排気ダクト7を経て、排気処理装置8で危険物質などを
除去し、周囲環境Eへ排出される。また、絶縁領域Sか
らの排気は、空気清浄化装置25で清浄化され、ダンパ
9を経て、排気ダクト7に合流する。
風ダクト2、ダンパ3を経て、空気清浄化装置4で清浄
化された後、空調室Cへ送入される。空調室Cからの排
気は、空気清浄化装置5で清浄化された後、ダンパ6、
排気ダクト7を経て、排気処理装置8で危険物質などを
除去し、周囲環境Eへ排出される。また、絶縁領域Sか
らの排気は、空気清浄化装置25で清浄化され、ダンパ
9を経て、排気ダクト7に合流する。
空調室Cの空気圧は、第1図に示した装置の場合と同様
にして、周囲環境Eの空気圧よりも低くな−るように制
御されている。また、絶縁領域Sの空気圧は、空調室C
の空気圧よりも低くなるように、ダンパ26の開度を制
御することによって調節されている。
にして、周囲環境Eの空気圧よりも低くな−るように制
御されている。また、絶縁領域Sの空気圧は、空調室C
の空気圧よりも低くなるように、ダンパ26の開度を制
御することによって調節されている。
周囲環境Eと空調室Cとの空気圧の差は0.1〜15m
m水柱、また、空調室Cと絶縁領域Sとの空気圧の差は
、0.1〜10mm水柱とするのが好適である。
m水柱、また、空調室Cと絶縁領域Sとの空気圧の差は
、0.1〜10mm水柱とするのが好適である。
この実施例では、絶縁領域Sの空気圧が、空調室C及び
周囲環境Eのいずれの空気圧よりも低くなっているので
、空気の漏洩は矢印Cで示すように空調室Cから絶縁領
域Sへ、矢印eで示すように周囲環境Eから絶縁領域S
へと生じ、空調室Cから漏出した空気(危険物質)及び
周囲環境Eから漏入した清浄度の低い空気は、絶縁領域
Sから空気清浄化装置25、ダンパ26、排気ダクト7
を経て、排気処理装置8で危険物質を除去した後、周囲
環境Eへ排出される。
周囲環境Eのいずれの空気圧よりも低くなっているので
、空気の漏洩は矢印Cで示すように空調室Cから絶縁領
域Sへ、矢印eで示すように周囲環境Eから絶縁領域S
へと生じ、空調室Cから漏出した空気(危険物質)及び
周囲環境Eから漏入した清浄度の低い空気は、絶縁領域
Sから空気清浄化装置25、ダンパ26、排気ダクト7
を経て、排気処理装置8で危険物質を除去した後、周囲
環境Eへ排出される。
従って、室内空気(危険物質)が直接周囲環境Eへ漏出
するようなことがなく、また、周囲環境Eの清浄度の低
い空気が空調室C内へ漏入するようなこともない。
するようなことがなく、また、周囲環境Eの清浄度の低
い空気が空調室C内へ漏入するようなこともない。
第4図は、第3図に示した装置を、第2図に示した装置
と同様に改良した装置を示すものである。
と同様に改良した装置を示すものである。
以上の各実施態様において、空調室C及び絶縁領域Sの
空気圧を所定の圧力に維持するには、各ダンパの開度を
事前にセットしておいてもよいが、各領域間の差圧又は
各領域の絶対圧を検出して、自動制御するようにしても
よい。
空気圧を所定の圧力に維持するには、各ダンパの開度を
事前にセットしておいてもよいが、各領域間の差圧又は
各領域の絶対圧を検出して、自動制御するようにしても
よい。
また、第2図及び第4図に示すように、床面のような、
十分に気密性を保持できる部分は、空調室を絶縁領域で
包囲しなくてもよい。
十分に気密性を保持できる部分は、空調室を絶縁領域で
包囲しなくてもよい。
更に、絶縁領域Sは、該領域の清浄度及び危険度を考慮
したうえで、通路又はメンテナンススペースとすること
ができ、あるいは厚壁の中空隔壁とすることもできる。
したうえで、通路又はメンテナンススペースとすること
ができ、あるいは厚壁の中空隔壁とすることもできる。
(発明の効果)
本発明によれば、危険物質等の取扱い物質が空調室から
周囲環境へ漏出するのを防ぎながら、空調室内の空気清
浄度を高度に保持することができる。
周囲環境へ漏出するのを防ぎながら、空調室内の空気清
浄度を高度に保持することができる。
第1図〜第4図は、本発明装置の実施態様を示す断面図
、第5図及び第6図は、本発明装置の作用を示す説明図
、第7図は、従来装置を示す断面図である。 E・・・・・・周囲環境、 C・・・・・・空調室、 S・・・・・・絶縁領域。
、第5図及び第6図は、本発明装置の作用を示す説明図
、第7図は、従来装置を示す断面図である。 E・・・・・・周囲環境、 C・・・・・・空調室、 S・・・・・・絶縁領域。
Claims (1)
- 1、周囲環境の中に、所定の清浄度および所定の空気圧
に制御される空調室を配置し、該空調室の空気圧を周囲
環境の空気圧よりも低く維持すると共に、周囲環境と該
空調室との間に、周囲環境の空気圧よりも高いか若しく
は該空調室の空気圧よりも低い空気圧に維持した絶縁領
域を設け、該絶縁領域で該空調室を実質的に包囲したこ
とを特徴とする空気清浄隔離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275340A JP2672098B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 空気清浄隔離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62275340A JP2672098B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 空気清浄隔離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01118046A true JPH01118046A (ja) | 1989-05-10 |
JP2672098B2 JP2672098B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=17554106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62275340A Expired - Lifetime JP2672098B2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 | 空気清浄隔離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2672098B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06213486A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-02 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 室圧制御方法 |
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