JPH01116158A - 屋根改装済既設建物の改築方法 - Google Patents

屋根改装済既設建物の改築方法

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JPH01116158A
JPH01116158A JP27525087A JP27525087A JPH01116158A JP H01116158 A JPH01116158 A JP H01116158A JP 27525087 A JP27525087 A JP 27525087A JP 27525087 A JP27525087 A JP 27525087A JP H01116158 A JPH01116158 A JP H01116158A
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JP
Japan
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roof
existing building
renovated
wall
new
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Pending
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JP27525087A
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English (en)
Inventor
Kunio Miyake
邦夫 三宅
Kuniya Ishihara
石原 邦哉
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DAI ICHI HORM CO Ltd
Original Assignee
DAI ICHI HORM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建物の改築方法に関し、特に既に枠組壁工法に
よる改装屋根部を備えている屋根改装済既設建物の改築
方法に関する。
(背景技術) 本発明者らは、特願昭61−159107号、特願昭6
1−283916号等により、例えば既設軸組構造小物
の屋根部を除去して、これに代る枠組壁工法による。内
側を居住又は収納スペースとした改装屋根を新設した改
装屋根を提案している。
しかし、この改装屋根においては、既設建物の壁部構造
がそのまま残置されるので上記屋根改装時に部分的補修
等は出来てもこれに止まり、結局改装屋根は新しいスペ
ースを提供し得ても、なお、時期を見て、改築を施す希
望の出る可能性がある。
そして、この改築に際し、充分に耐久性を有して使用に
供されている改装屋根自体を含めて解体することは極め
て不経済であり、してみれば、この改装屋根を残存せし
めた状態で改築を行う方法が求められるに至る。
(発明の目的) 本発明はこのような屋根改装済既設建物の改築を行うに
つき、改装屋根を除去することなく残存せしめた状態で
既設建物壁を改築する方法を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、上記目的tこ添ってなされたもので、既設建
物の壁部構造に連結支承された改装屋根を該屋根の現位
置において新築構造に連結支承させるにつき、既設建物
壁の外側に新耐力壁を立設して、これに連結支承させて
、既設建物壁を解体除去するものであって、即ち、本発
明は、既設建物の壁部構造を残存せしめて、除去屋根部
に代えて、居住又は収納スペースを備えた枠組壁工法に
よる改装屋根部を桁側突出状に設置してなる屋根改装済
既設建物において、既設建物壁2上の少くとも改装屋根
部左右折側面に添って新基礎と該新基礎上の枠組壁工法
による新耐力壁を連続立設せしめて該新耐力壁に改装屋
根部を連結支承した後、既設建物壁を解体除去すること
を特徴とする屋根改装済既設連物の改築方法を要旨とし
て完成したものである。
以下実施例を示す図面に従って本発明を説明すれば、1
は平面折曲型とされた既設建物であり、この既設建物1
は、既設布基礎3上の柱4を備えた軸組構造による既設
建物壁2上に台輪8をボルト9固定して、該台輪8上に
図示されない既設屋根に代る改装屋根部6を載置固定し
である。
この改装屋根部6は内部を居住又は収納スペース7とし
て45°又は60°の傾斜勾配を持つ断面三角形状に形
成され、図示されない内部階段により下層階に連通して
昇降自在に構成されている。
また、改装屋根部6は2×4ランバー構造材と構造用合
板とでその構造を形成した枠組壁工法により構成され、
上記台輪8上に2×6インチの前後根太10を所定間隔
且つ水平に軸組構造の既設建物壁2の左右双方に約50
備程突出するように多数配設し、左右端を同じ<2×6
インチの鼻継ぎ11で連継すると共に、各根太10端か
ら2×6インチ又は2×8インチのタル木12を立ち上
げて、頂点位置の図示しない棟木間に傾斜架設せしめ、
根太10間、タル木12間に転び止め13を配し、且つ
、このように形成されたフレーム上に野地用、床用、妻
面用の構造用合板14を張設して屋根外装を施して形成
してなる。なお、図中15はガセットプレート、16は
室内壁用の構造用合板、17はあおり止め、18は改装
屋根の窓を夫々示す。
このように改装屋根部5を備えた屋根改装済既設建物1
を改築するに当り、先ず改装屋根部5の妻側と直交する
面、即ち左右子側において既設建物1の布基礎3の近傍
外側にコンクリート裂断布基礎19を夫々平行且つ同高
さに形成設置せしめ、該布基礎19上には妻側面の既設
建物壁2を残した状態で枠組壁工法による新耐力壁20
を前後に連続立設する。
即ち、布基礎19上には土台22及び端根太23を固定
して、該端根太23上に、2×4インチ又は2×6イン
チの上下枠24.25間に芯々45Cm間隔のスタッド
26に立設し、これに構造用合板27を張設して構成し
た新耐力壁20を載置固定して、既設建物壁2の左右子
側の外側面に添って連続的に新耐力壁2oを形成する0
なお、本例は既設建物1が2階建であるから、新耐力壁
20は1.2階間の中間根太28により連結するものと
されている。
そして、この新耐力壁20には、予め又は新耐力壁20
形成後に改装屋根部6の根太10下端に直交して固定し
た頭継ぎ29を介して、これを連結して改装屋根部6を
左右で支承せしめる。このとき、妻側面は既設建物壁2
が残されているから、改装屋根部6の荷重は平側面にお
いて、新耐力壁20に、妻側面において既設建物壁2t
こ夫々支承される〇 このように新耐力壁20を設けた状態で改装屋根部6妻
側一方面側の既設建物壁2をシート等の被覆状態で解体
除去せしめ、この既設建物壁2に代えて、既設布基礎3
上に前記子側におけると同様の新耐力壁21を妻側面外
に突出することなく形成設置して、妻側端根太に連結し
て該妻側一方面を新耐力壁21に支承せしめる。
そして、この状態で残余の妻側他の一方面の既設建物壁
2を解体除去して、同様に設けた新耐力壁21により該
妻側他の一方面を支承する。
上記工程により、軸組構造の既設建物壁2上の改装室根
部6は左右子側において外側の新耐力壁20に、前後妻
側において既設建物壁2におけると同一面の断耐力A!
1.21に支承されるに至り、これに加えて、内部仕切
り設置、内装乃至外装等所定工程を施せば改築が完了す
る。な゛お、本例では、左右子側の新耐力壁20位置ま
で建物内部面積が拡張するが、これは各室において吸収
しても廊下、台所、便所等で吸収してもよい(畳等の規
格寸法外となる上、室外は比較的狭く構成されていると
きは、後者で吸収することが望ましい)。
なお、図中32は外装用のサイデング、33は窓、34
は妻面側に設けたバルコニーである。
ところで、第3図に示したのは、より既設建物壁に密接
して新耐力壁20を立設する場合の新布基礎を設ける例
を示したもので、改装屋根部6の子側における既設布基
礎30片面を長手方向に露出させ、この露出面に直接密
着させてこれと一体に新布基礎19をコンク替−ト打設
設置する方法である。このとき、新布基礎19内には鋼
製芯材30を埋設し、この芯材30を既設布基礎3とコ
ンクリート釘31により固定するものとしている。
この例によれば、敷地が狭い場合等ンこ既設建物の面積
の拡張を最小限に抑制することができる。
本発明において、改築段階での改装屋根部の支承は、少
くともその左右平側面の新耐力壁を必須とするが、この
とき、本例の如く該平側面の新耐力壁と妻側一方面の既
設建物壁において支承する場合、新耐力壁を更に妻側一
方面の既設小物壁外側に設けて、他の妻側一方面を開放
した状態において支承する場合、或いは、双方の妻側面
にも新耐力壁を設けて、既設建物壁外周を囲繞する場合
のいずれであってもよい。但し、解体除去した既設建物
壁或いは既設内部構造等の廃材等を排出し、出入が可能
なように、上記囲繞する場合には、その搬出入口用の開
口を残存せしめることが必要である。
ところで、上記実施例の方法によれば、妻側面において
、既設布基礎上に新耐力壁を立設するので、改装屋根の
妻面は既設建物壁と同一面とできるから、妻面は改装屋
根部と外装済の新耐力壁とで通常平面的にすることがで
きるが、これを新布基礎を設置して、これに新耐力壁を
立設する例においては、通常改装屋根の妻面とこれとの
間に妻面が内側に位置することによる段差を生じて外観
を損うことになる。従って、上記図示説明の実施例によ
るのが望ましいが、それ以外のとき、上記段差部分に段
差部長手方向を覆う花置き用手摺、パルプニーを設ける
等付設物を付したりして建物のデザインを考慮するのが
よい。
一方、一般に枠組壁工法における新耐力壁は。
その部材の標準化により寸法が固定的に規格化されるが
、特に既設建物が現場施工によるものである場合、工場
生産されたものであっても、特殊な規格が設定されてい
る場合等には、土台から改装屋根部下端の寸法が上記規
格化された新耐力壁と一致せず、この間に間隙を生じる
ことがある。このとき、もとより、これに合わせた規格
外の新耐力壁を構成し得るが、更に、この間隙寸法に合
わせたジヨイント用構造材を所定間隔に立設又は連続的
−に横設し、或いは、これに構造用合板を張設した構造
用パネルを介設して、双方の高さ位置を一致させること
が可能である。
本発明の既設建物は上記木造軸組構造によるもの以外、
鉄骨、木造の別を問わず各種構造のものであっても勿論
よい。しかし、改装屋根は枠組壁工法による場合、水平
の根太が前後方向に多数配設されるから、これに頭継ぎ
を直交固定して、簡易に直接又はジヨイント用構造材等
を介して間接に新耐力壁に連結支承し得るが、他の構造
によるときは水平のこのような根太がないので、本発明
は枠組壁工法のものに限られるO なお、本発明における固定乃至連結固定にはもとより、
ボルト、釘、金物等既知の固定手段が用いられることは
いうまでもない。
本発明は以上のとおりであるが、その実施に当っては、
発明の要旨に反しない限りその具体的材質、構造、形状
等は様々に変更することができる。
(発明の効果) 本発明は、既設建物の壁部構造を残存せしめて、除去屋
根部に代えて、居住又は収納スペースを備えた枠組壁工
法による改装屋根部を平側突出状に設置してなる屋根改
装済既設建物において、既設建物壁外側の少(とも改装
屋根部左右平側面に添って新布基礎と該新布基礎上の枠
組壁工法による新耐力壁を連続立設せしめて、該新耐力
壁に改装屋根部を連結支承した後、既設建物壁を解体除
去することを特徴とするから、次の作用効果を有する。
即ち、本発明は、改装屋根部を既設建物の改築時に解体
除去することなく、これをそのまま断連物上で使用する
ことができ、従って居住又は使用状態のまま改築が可能
で経済的である。
また、この改装屋根部を新耐力壁又はこれと妻側一方面
の既設建物壁に連結支承した状態で既設建物壁を解体除
去するので、改装屋根部の荷重支持上の問題を解決させ
、スムーズに改装屋根の存在下での改築ができる。
また、新耐力壁は既設建物壁外側の少(とも改装屋根部
左右平側面に添って新布基礎上に設けられるから、これ
を設けた面において、解体除去のための被覆を要せず、
塵埃の飛散が防止され、工事は改装屋根下で行われるの
で、雨天時等も中断されることなく続行し得る上、本発
明は新布基礎と新耐力壁を所定位置に立設して、改装屋
根を連結支承するに際し、枠組壁工法による新耐力壁を
用いるものとしたから、比較的狭い敷地内での工事も可
能であり、また、その強度上の不安がない。
本発明は、このように、屋根改装済既設建物を簡易且つ
確実に枠組壁工法の建物に改築し得て、老朽化した建物
全体を新しくすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図Qは屋根改装済既設
建物改築前の状態の、同0は一部を破断した既設建物壁
外側の改装屋根部左右平側面に添って新布基礎と新耐力
壁を連続立設した状態の、同0は、改築した状態の、夫
々斜視図、第2図は、新布基礎と新耐力壁により改装屋
根部を連結支承した状態を示す平側面近傍の縦断面図、
第3図は、他の実施例で、既設布基礎と新布基礎の関係
を示す縦断面図。 1・・・既  設  建  物   20.21・・・
新 耐 力 壁2・・・既設建物壁 24・・・上  
 枠3・・・既設布基礎 25・・・下   枠6・・
・改装屋根部 26・・・ス タ ン ドア・・・居住
又は収納スペース  27・・・合       板1
9・・・新  布  基  礎

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既設建物の壁部構造を残存せしめて、除去屋根部
    に代えて、居住又は収納スペースを備えた枠組壁工法に
    よる改装屋根部を平側突出状に設置してなる屋根改装済
    既設建物において、既設建物壁外側の少くとも改装屋根
    部左右平側面に添って新布基礎と該新布基礎上の枠組壁
    工法による新耐力壁を連続立設せしめて該新耐力壁に改
    装屋根部を連結支承した後、既設建物壁を解体除去する
    ことを特徴とする屋根改装済既設建物の改築方法。
  2. (2)新耐力壁への改装屋根部連結支承が、該間隙を埋
    めるジョイント用構造材又は構造用パネルを介設して行
    われる特許請求の範囲第1項記載の屋根改装済既設建物
    の改築方法。
  3. (3)新耐力壁が既設組物壁解体除去前その外側の改装
    屋根部妻側一方面を含む面に併せて設ける特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の屋根改装済建物の改築方法。
  4. (4)新耐力壁が既設建物壁解体除去前その外側の改装
    屋根部両妻側面を含み囲繞状に設け、且つ、妻側面の少
    くとも1面側に搬出入用の開口を設ける特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の屋根改装済既設建物の改築方法
JP27525087A 1987-10-30 1987-10-30 屋根改装済既設建物の改築方法 Pending JPH01116158A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0972099A (ja) * 1995-09-04 1997-03-18 Takubo Kogyosho Kk 既存建物の補修工法
JP2001248316A (ja) * 2000-03-01 2001-09-14 Norifumi Konakawa 建築方法および建築物
JP2011074672A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Sumitomo Fudosan Kk 布基礎の補強構造

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