JP2001248316A - 建築方法および建築物 - Google Patents

建築方法および建築物

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JP2001248316A JP2000104225A JP2000104225A JP2001248316A JP 2001248316 A JP2001248316 A JP 2001248316A JP 2000104225 A JP2000104225 A JP 2000104225A JP 2000104225 A JP2000104225 A JP 2000104225A JP 2001248316 A JP2001248316 A JP 2001248316A
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Norifumi Konakawa
憲史 粉川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建ぺい率の限度一杯に建設されている既存の建
築物を、全て撤去することなく上方に増築し、既存の建
築物に居住しながら、例えば2階建を3階建てに増築す
る建築方法を実現する。 【解決手段】既存の建築物の一部を撤去して前記建築面
積に余裕を持たせ、当該余裕を持たせた部分を利用して
支持部材を立設し、当該支持部材を使用して前記既存の
建築物の上方に屋根部材を新規に設けた後に、前記既存
の建築物の屋根部材を除去することを特徴とする建築方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の建築物を、
その鉛直方向上方に増築する建築方法および建築物に関
し、特に隣接する他の建築物との距離が近いものに適合
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の建築基準法等の改正や規制緩和な
どによって、従来は2階建の建築物しか認可されていな
い地域等においても、3階建の建築物の構築が許容され
るようになってきており、既存の建築物を、その鉛直方
向上方に増築することが切望されるにいたっている。
【0003】従来、例えば2階建の建築物を3階建の建
築物にするためには、柱や壁、梁等の強度の関係から、
2階の上部に、更に新規の3階部分を構築することはで
きず、先ず既存の2階建の建築物を全て撤去し、その跡
地に3階建ての建築物を構築する他はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来で
は、例えば2階建の建築物を3階建の建築物にするため
には、先ず既存の2階建の建築物を全て撤去し、その跡
地に3階建ての建築物を構築する他はなかったが、既存
の建築物が新しい場合には極めて不経済になるばかりで
なく、近年大問題となっている産業廃棄物の増加も否め
ない。
【0005】また、居住中の既存の建築物を撤去しなけ
ればならず、新規な建築物が完成するまで、居住者は数
カ月間転居を強いられ、生活自体が不便になるばかりで
なく、そのための出費も無視できない状況となる。
【0006】そこで、本発明者は前記の課題を解決する
ため、既存の建築物を破壊することなく上方に空間を増
築する方法について発明をしている(特願平11−12
6220号参照)。
【0007】しかしながら、都会などの敷地面積が狭い
住居においては、既存の建築物が、敷地に、建築基準法
に基づいて許容される建築面積(建ぺい率)の限度一杯
に建設されている場合があり、この場合、当該既存の建
築物の側部に支柱を立設けることができず(建築物の側
部に支柱を立設すると、建ぺい率の限度を超える)、折
角の発明も充分に実施できなくなるという虞があった。
【0008】本発明は、かかる従来の技術の課題に鑑
み、既存の建築物が建ぺい率の限度一杯に建設されてい
ても、当該既存の建築物を活用し、居住者が一時的にせ
よ転居することなく、そのまま鉛直方法上方に増築が可
能な建築方法および建築物を実現せんとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、建築基準
法に基づいて許容される建築面積の限度一杯に建設され
ている既存の建築物の全てを撤去することなく、当該建
築物の鉛直方向に沿って上部に新規に空間部を増築する
建築方法において、既存の建築物の一部を撤去して前記
建築面積に余裕を持たせ、当該余裕を持たせた部分を利
用して支持部材を立設し、当該支持部材を使用して前記
既存の建築物の上方に屋根部材を新規に設けた後に、前
記既存の建築物の屋根部材を除去することを特徴とする
建築方法である。
【0010】本発明では、先ず既存の建築物の一部を撤
去するので、建ぺい率の限度に対して、前記撤去部分に
対応する面積の分だけ余裕が生じ、当該余裕部分に支持
部材を立設することが可能となり、当該支持部材を使用
して前記既存の建築物の上方に屋根部材を新規に設ける
ことが可能となる。
【0011】この場合、既存の建築物は支持部材の建築
面積に対応する部分だけ撤去すればよく、その面積は極
めて限られた範囲で済むので、当該部分を撤去しても居
住者に与える影響は極めて少ないものと考えられる。
【0012】従って、既存の建築物が建ぺい率の限度一
杯に建設されている場合であっても、既存の建築物の上
方に屋根部材を新規に設けた後に、前記既存の建築物の
屋根部材を除去すると、常時、新旧の屋根部材の一方も
しくは双方が備えられていることになり、居住者は居住
しつつ鉛直方向上方に新規な空間部を増築することがで
きる。
【0013】第2の発明は、第1の発明を前提とし、既
存の屋根部材を除去した部位に床部材を設け、当該床部
材と新規に設けられた屋根部材との間に、空間部を形成
することを特徴とする建築方法である。
【0014】本発明では、既存の屋根部材を除去した部
位に床部材を設け、当該床部材と新規に設けられた屋根
部材との間に、空間部を形成するので、居住者が居住し
つつ既存の建築物の鉛直方向上方に新規な部屋を増築す
ることができる。
【0015】第3の発明は、第1もしくは第2の発明を
前提とし、既存の建築物の玄関側と奥側にのみ、上端が
既存の建築物の屋根部材の上方まで延在する支持部材を
立設し、当該支持部材の上端に新規な屋根部材を設ける
ことを特徴とする建築方法である。
【0016】本発明では、既存の建築物の玄関側と奥側
にのみ、上端が前記既存の建築物の屋根部材の上方まで
延在する支持部材を立設し、当該支持部材の上端に新規
な屋根部材を設けるので、側面に他人の建築物が密接し
て建設されていても、既存の建築物をあまり大きく破損
することなく、居住者が居住しつつ既存の建築物の鉛直
方向上方に新規な空間部を増築することができる。
【0017】第4の発明は、第1の発明ないし第3のい
ずれかの発明を前提とし、既存の建築物の玄関側と奥側
以外の両側面もしくは当該両側面の延長上には、支持部
材を立設しないことを特徴とする建築方法である。
【0018】本発明では、既存の建築物の両側面もしく
は当該両側面の延長上には、支持部材を立設しないの
で、既存の建築物が複数件密接して建築されているとこ
ろでも、隣接する建築物に影響を与えることなく、既存
の建築物をあまり大きく破損することなく、居住者が居
住しつつ既存の建築物の鉛直方向上方に新規な空間部を
増築することができる。
【0019】第5の発明は、第1もしくは第2の発明を
前提とし、既存の建築物の両側面に、支持部材を立設す
ることを特徴とする建築方法である。
【0020】本発明では、既存の建築物の両側面に、支
持部材を立設することによって、容易に強度の向上を図
ることができる。なお、他人の建築物が接近配置されて
いる際には、当該他人の承諾を必要とする場合も生じ
る。
【0021】第6の発明は、第1ないし第5のいずれか
の発明を前提とし、既存の建築物が、密接配列されてい
る狭い敷地に夫々建設されている建築方法である。
【0022】本発明では、既存の建築物が、密接配列さ
れている狭い敷地に夫々建設されていても容易に上方に
別途空間を増築することが可能となる。
【0023】第7の発明は、第1ないし第3のいずれか
の発明を前提とし、既存の建築物が、水平方向に延在す
る集合住宅である建築方法である。
【0024】本発明では、既存の建築物が、所謂「長
屋」と称される水平方向に延在する集合住宅であって
も、容易に上方に別途空間を増築することが可能とな
る。
【0025】第8の発明は、第1ないし第7のいずれか
の発明の建築方法によって建築された建築物である。
【0026】
【発明の実施の形態】図1ないし図7はいずれも本発明
の前提となる建築方法を説明するための図面で、図2を
除き建築の順序によって変化する建築物の概略を示す正
面図で、図2は基礎部分を示す斜視図である。
【0027】そして、図8ないし図14が本発明の主要
部分を説明するための図面で、図8は増築後の概略正面
図、図9は既存の建築物の概略平面図、図10は増築後
の概略平面図、図11は既存の建築物の概略側面図、図
12は増築後の概略側面図、図13は他の実施の態様の
概略平面図で、図14はその概略正面図ある。
【0028】先ず、図1ないし図7に従い、本発明の前
提となる建築方法について説明をする。
【0029】図1は既存の一般的な2階建の建築物を示
しており、1階部分1と2階部分2が備えられ、当該2
階部分2の鉛直方向上部に屋根部材3が備えられてい
る。なお左右に隣家が存在している。
【0030】このような既存の2階建の建築物に3階部
分9を増築するには、先ず図1および図2に示すよう
に、既存の建築物の、断面が逆T字形のコンクリート製
の既存基礎4の外側に、当該既存基礎4と合致する逆L
字形のコンクリート製の新規基礎5を合体させて設け
る。なお、当該基礎5は連続的なものでなくともよく、
部分的に設けられてもよい。
【0031】次いで、当該新規基礎5に、鉛直方向に延
在し、1階部分1の高さに対応する長さの例えば125
mm×250mmのH型鋼からなる鉄骨柱6をアンカー
ボルト7で固設する。
【0032】前記鉄骨中6の上端には、水平方向に延在
し、当該鉄骨柱6と同様のH型鋼からなる鉄骨梁14を
図示しないボルト等によって固設する。
【0033】前記鉄骨梁14の上部に、2階部分2の高
さに対応する長さのH型鋼からなる鉄骨柱6を図示しな
いボルト等によって固設し、前述と同様にして、3階部
分9の鉄骨梁14と鉄骨柱6を構築し、3階部分9を増
築する。
【0034】なお、かように鉄骨柱6と鉄骨梁14を交
互に積層構築する構法としては、例えば積水ハウス株式
会社の「βシステム構法」と称されるものが存在する。
【0035】次いで、新規な屋根部材8を前記鉄骨梁1
4の上部に構築し、当該屋根部材8の上面にカラーベス
ト10等の瓦部在を装着する。
【0036】この間、1階部分1と2階部分2に居住者
は居住し続けることができる。
【0037】その後、図5に斜線で示す既存の屋根部材
3を除去し、図6に示すように3階部分9の床部の鉄骨
梁11を装着し、最後に図7に示すように前記3階部分
9の床部の鉄骨梁11の上部に床部材12を装着すると
共に、前記鉄骨柱6の外側に壁部材13を装着する。
【0038】前述のように、既存の屋根部材3を除去す
る際には、その上方に、既に新規な屋根部材8が設けら
れているので、2階部分2にも雨等が侵入することはな
い。
【0039】従って、上記の増築作業中も、1階部分1
や2階部分2に居住する居住者はそのままの状態で継続
して居住することが可能となる。
【0040】なお、既存の屋根部材3を除去し、3階部
分9の床部材12を装着する際には、2階部分2の居住
者は対比する必要があるが、既存の屋根部材3を除去
し、3階部分9の床部材12を装着するための期間は、
通常の家屋であれば3日ないし4日あれば充分であり、
この間だけ、2階部分2に居住している居住者が1階部
分1で居住すればよいことになる。
【0041】本実施の態様では、1階部分2と2階部分
2の側壁は二重になるので、当該部分の断熱効果や遮音
効果等が向上する。
【0042】一方、必ずしも断熱効率等を重視しない場
合には、前記壁部材13を省略すれば建築コストの低減
を図ることができる。
【0043】次に、本発明の主要部であるところの実施
の態様について図8ないし図14に従い説明する。
【0044】なお、図1ないし図8に記載の部分と同一
部分には、これらの図面に記載の符号を付して詳細な説
明は省略する。
【0045】先ず、図9および図10において、15
A、15B、15Cは相互に連続的に隣接する敷地であ
って、各敷地15A、15B、15Cには夫々既存の建
築物16A、16B、16Cが接近して建設されてい
る。
【0046】これらの既存の建築物16A、16B、1
6Cの建築面積は、それらの各敷地15A、15B、1
5Cの敷地面積の許容される建ぺい率の限度一杯に設定
されているものとする。
【0047】従って、かかる状態で鉄骨柱6を既存の建
築物の外側に立設けると建築基準法違反となるので、図
9、図11に示す既存の建築物16Aの斜線部分を撤去
して、図10、図12に示すように、既存の建築物の玄
関側(これらの図では左側)と奥側(これらの図では右
側)にのみ、上端が既存の建築物の屋根部材の上方まで
延在する鉄骨柱6が立設され、その上部に鉄骨梁11が
固設されている。
【0048】この際、前記鉄骨柱6の水平方向の突出面
積が、前記撤去部分(図9の斜線部部)の面積よりも小
であれば建築基準法の規定に抵触せず問題になることは
ない。
【0049】但し、建築物16Aの側面から隣接する他
人の敷地15Cまでの距離Lが45cm以下である場合
には、民法の規定によって、当該他人の了解を得なけれ
ばならない。
【0050】従って、既存の建築物16Aの玄関側(図
9ないし図12では左側)と奥側(図9ないし図12で
は右側)以外の両側面もしくは当該両側面の延長上に
は、鉄骨柱6等を立設しない方が好ましいが、図10に
示すように前記鉄骨柱6の側面を覆うための覆部材18
を装着したり、強度を強化するために側面の中央部に鉄
骨柱6Aを装着することが必要になる場合も生じる。
【0051】かかる場合には、隣接する他人の了解を得
る必要が生じるが、当該他人も同様にして上方に増築す
ることの可能性を考慮すると、一般的には、Lが45c
m以下となっても当該他人の了解を得ることは必ずしも
困難なことではないと考えられる。17は増築後の建築
物である。
【0052】なお、本実施の態様では、1階部分2と2
階部分2の側壁は二重にはならないが、極めて安価に上
方に増築する効果は充分奏するものである。
【0053】図13、図14は既存の建築物が、所謂
「長屋」と称される水平方向に延在する集合住宅を示し
ており、この住宅であっても、全記述と同様に、既存の
建築物の16Aの玄関側(図13では下側)と奥側(図
13では上側)にのみ、上端が既存の建築物の屋根部材
の上方まで延在する鉄骨柱6が立設され、その上部に鉄
骨梁が固設されると、前述と同様に、既存の建築物の1
6Aのみに3階を構築することが可能となる。
【0054】本発明においては、前記の実施の形態のよ
うに、既存の建築物が2階建で、これを3階建に増築す
るのが最適であるが、当然のことながら、既存の建築物
が1階建で、これを2階建や3階建に増築したり、3階
建の既存建築を4階建以上に増築することも可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】第1の発明では、先ず既存の建築物の一
部を撤去するので、建ぺい率の限度に対して、前記撤去
部分に対応する面積の分だけ余裕が生じ、当該余裕部分
に支持部材を立設することが可能となり、当該支持部材
を使用して前記既存の建築物の上方に屋根部材を新規に
設けることが可能となる。
【0056】この場合、既存の建築物は支持部材の建築
面積に対応する部分だけ撤去すればよく、その面積は極
めて限られた範囲で済むので、当該部分を撤去しても居
住者に与える影響は極めて少ないものと考えられる。
【0057】従って、既存の建築物が建ぺい率の限度一
杯に建設されている場合であっても、既存の建築物の上
方に屋根部材を新規に設けた後に、前記既存の建築物の
屋根部材を除去すると、常時、新旧の屋根部材の一方も
しくは双方が備えられていることになり、居住者は居住
しつつ鉛直方向上方に新規な空間部を増築することがで
きる。
【0058】従って、既存の建築物が建ぺい率の限度一
杯に建設されていても、従来のように既存の建築物を撤
去する必要がないので、経済的である(ある試算による
と45%程度のコストダウンを図ることができる)と共
に、問題となる産業廃棄物を極力減少させることができ
る。
【0059】また、居住者が一次的にせよ転居する必要
はないので、転居による生活上の不便さや不経済性も解
消される。
【0060】更に、既存の建築物を覆うように新規の建
築物が設けられるので、当該既存の建築物の耐用年数が
向上する。
【0061】第2の発明では、既存の屋根部材を除去し
た部位に床部材を設け、当該床部材と新規に設けられた
屋根部材との間に、空間部を形成するので、居住者が居
住しつつ既存の建築物の鉛直方向上方に新規な部屋を増
築することができる。
【0062】従って、前記第1の発明と同様の効果を奏
することとなる。
【0063】第3の発明では、既存の建築物の玄関側と
奥側にのみ、上端が前記既存の建築物の屋根部材の上方
まで延在する支持部材を立設し、当該支持部材の上端に
新規な屋根部材を設けるので、側面に他人の建築物が密
接して建設されていても、既存の建築物をあまり大きく
破損することなく、居住者が居住しつつ既存の建築物の
鉛直方向上方に新規な空間部を増築することができる。
【0064】第4の発明では、既存の建築物の両側面も
しくは当該両側面の延長上には、支持部材を立設しない
ので、既存の建築物が複数件密接して建築されていると
ころでも、隣接する建築物に影響を与えることなく、既
存の建築物をあまり大きく破損することなく、居住者が
居住しつつ既存の建築物の鉛直方向上方に新規な空間部
を増築することができる。
【0065】第5の発明では、既存の建築物の両側面
に、支持部材を立設することによって、容易に強度の向
上を図ることができる。な
【0066】第6の発明では、既存の建築物が、密接配
列されている狭い敷地に夫々建設されていても容易に上
方に別途空間を増築することが可能となる。
【0067】第7の発明では、既存の建築物が、所謂
「長屋」と称される水平方向に延在する集合住宅であっ
ても、容易に上方に別途空間を増築することが可能とな
る。
【0068】第8の発明では、前記第1ないし第7のい
ずれかの発明と同様の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第1
の工程の概略正面図である。
【図2】本発明の前提となる一実施の形態の基礎部分を
示す斜視図である。
【図3】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第2
の工程の概略正面図である。
【図4】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第3
の工程の概略正面図である。
【図5】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第4
の工程の概略正面図である。
【図6】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第5
の工程の概略正面図である。
【図7】本発明の前提となる一実施の形態を示し、第6
の工程の概略正面図である。
【図8】本発明の主要部の一実施の形態を示し、増築後
の概略正面図である。
【図9】本発明の主要部の一実施の形態を示し、増築前
の概略平面図である。
【図10】本発明の主要部の一実施の形態を示し、増築
後の概略平面図である。
【図11】本発明の主要部の一実施の形態を示し、増築
前の概略側面図である。
【図12】本発明の主要部の一実施の形態を示し、増築
後の概略側面図である。
【図13】本発明の主要部の他の一実施の形態を示す概
略平面図である。
【図14】本発明の主要部の他の一実施の形態を示す概
略正面図である
【符号の説明】
1 1階部分 2 2階部分 3 屋根部材(既存) 4 既存基礎 5 新規基礎 6 鉄骨柱(支持部材) 6A 鉄骨柱(支持部材) 7 アンカーボルト 8 屋根部材(新規) 9 3階部分 10 カラーベスト 11 鉄骨梁(支持部材) 12 床部材 13 壁部材 14 鉄骨梁(支持部材) 15A 敷地 15B 敷地 15C 敷地 16A 既存の建築物 16B 既存の建築物 16C 既存の建築物 17 増築後の建築物 18 覆部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築基準法に基づいて許容される建築面
    積の限度一杯に建設されている既存の建築物の全てを撤
    去することなく、当該建築物の鉛直方向に沿って上部に
    新規に空間部を増築する建築方法において、 既存の建築物の一部を撤去して前記建築面積に余裕を持
    たせ、当該余裕を持たせた部分を利用して支持部材を立
    設し、当該支持部材を使用して前記既存の建築物の上方
    に屋根部材を新規に設けた後に、前記既存の建築物の屋
    根部材を除去することを特徴とする建築方法。
  2. 【請求項2】 既存の屋根部材を除去した部位に床部材
    を設け、当該床部材と新規に設けられた屋根部材との間
    に、空間部を形成することを特徴とする請求項1記載の
    建築方法。
  3. 【請求項3】 既存の建築物の玄関側と奥側にのみ、上
    端が既存の建築物の屋根部材の上方まで延在する支持部
    材を立設し、当該支持部材の上端に新規な屋根部材を設
    けることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載
    の建築方法。
  4. 【請求項4】 既存の建築物の玄関側と奥側以外の両側
    面もしくは当該両側面の延長上には、支持部材を立設し
    ないことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の建築方法。
  5. 【請求項5】 既存の建築物の両側面に、支持部材を立
    設することを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記
    載の建築方法。
  6. 【請求項6】 既存の建築物が、密接配列されている狭
    い敷地に夫々建設されている請求項1ないし請求項5の
    いずれかに記載の建築方法。
  7. 【請求項7】 既存の建築物が、水平方向に延在する集
    合住宅である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の建築方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか記載
    の建築方法によって建築された建築物。
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