JPH01113223A - 吹込金型の型締装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は割型からな二組の金型を背合せに有し、その
金型を外側と内側とに設けた型締シリンダにより、同時
に型締めすることができる型締装置に関するものである
。

（従来の技術） 背合せに並べた二組の金型を同時に型締めすることがで
きる型締装置は、特開昭５９−６７０２０号公報、同６
０−９６４３６号公報に記載されている。それら公知の
型締装置は、型締シリンダにより型開閉をも行なう構造
よりなり、割型を交互に連結するロッドまたは割型と型
締板とを交Ｈに連結するロッドを不可欠とする。

（発明が解決しようとする問題点） 上記従来装置では、を締シリンダをもって型開閉を行な
う関係Ｅ、開閉速度が遅く、また前者にあっては中央に
設けた金型取付プレートに金型と型締ラムとを連結し、
金型内側をスペーサにより受ける構造よりなるため、キ
ャビティ数が増して金型が長くなるに従がい、金型の両
側が内圧により撓み易くなり、吹込金型にあっては成形
品の側部にバーテングラインが著しく生じ、成形品の商
品価値が損なわれるなどの問題を有する。

また後者にあっては、固定盤にわたり設けたタイバーに
挿通した型締板に金型を取付け、その型締板とともに金
型を型締めする構造からなるため、内圧による撓みは生
じにくいが、数多くの型締板が必要となり、開閉スペー
スも必要となることから、型締装置が前者に比べて大型
となり、成形機への取付に制限を受ける新な問題を有す
る。

この発明は上記従来の問題点を解決するために考えられ
たものであって、その目的は小型で内圧による撓みが生
じ難く、またＩＪｉｌ開シリフシリンダ金型を高速にて
開閉することができる新たな構造の型締装置を提供する
ことにある。

（問題点を解決するための手段） 上記目的によるこの発明は、タイバーにより連結した基
盤上の一対の固定盤の間に、一対一組の型締板の二組を
上記タイバーに挿通して設け、各組の型締板に割型の吹
込金型を取付けて二組の吹込金型を固定盤間に開閉自在
に並設し、両固定盤の所要箇所に複数の外側型締シリン
ダを設けた型締装置において、各組の型締板間にわたり
開閉シリンダを設けるとともに、上記基盤を貫通して二
組の型締盤間に介在する中央板と、各固定盤と型締板と
の間に介在する側板とを座板上に備えた支持装置を基盤
下側に昇降自在に設け、上記中央板に両金型に作用する
内側型締シリンダを、両側板に中継ラムを、それぞれ上
記外側型締シリンダに対応させて複数個設けることによ
り、上記従来の問題点を解決してなる。

（作　用） 上記構成では、開閉シリンダにより二組の金型を型閉じ
したのち、支持装置を上昇すると、基盤を貫通して中央
板が二組の金型の型締板間に位置し、また同時に固定盤
と各金型の型締板間に側板が位置する。

両金型の型閉じを完了したのち、外側型締シリンダと内
側型締シリンダとを作動しすると、外側型締シリンダは
中継ラムを介して金型を加圧し、また内側型締シリンダ
は直接金型を加圧して、二組の金型を同時に強力に型締
する。

次に内外の型締シリンダの作動を停止し、両型綿シリン
ダのラムを元に戻したのち、上記支持装置を下降して中
央板及び両側板を元の位置に戻すと、各型締板及び固定
盤の間に開放スペースが生じる。かかる状態において上
記開閉シリンダを開放方向に作動すると、二組の金型は
同時に内外に型開きされる。

（実施例） 図中１は基板で、上面の両側に固定１１２．２を有する
。この固定盤２．２は側部上下に並設した平行なタイバ
ー３．３により連結しである。また上記固定盤２．２に
は３基の外側型締シリンダ４が、ラム４ａを内向にして
横方向に一定間隔毎に設けである。

上記タイバー３．３には二組の金型５．６をそれぞれ受
ける４枚の型締盤５ａ、５ｂおよび６ａ。

６ｂが移動自在に挿通してあり、それら型締仮に４つの
吹込用のキャビティを形成する割型が取付けである。

７は開閉シリンダで、上記タイバー３．３の間に位置し
、シリンダをタイバーに固定して一組の型締板の両側に
配置されている。この開閉シリンダ７は両端に同時作動
のピストンロッド７ａ、７ａを有し、。そのピストンロ
ッド７ａ、７ａを開閉シリンダ毎に各組の型締板に連結
して、二組の金型５．６を個々にまたは同時に開閉する
ことができるようになっている。

上記基板１の下側には支持袋＠８が昇降シリンダ９によ
り昇降自在に設けられている。この支持装置８は昇降シ
リンダ９のピストンロッド９ａに連結した座板１０と、
座板上に設けた所要高さの中央板１１および両側板１２
．１２とからなり、基板１の所要箇所に穿った各通孔１
３より、中央板１１は二組の金型５，６の型締板５ｂ、
６ｂの間に、また両側板１２．１２は固定盤２と型締板
５ａまたは６ａの間にそれぞれ位置する。

上記中央板１１には、一対のラム１４ａ、１４ａを備え
た内側型締シリンダ１４が、また両側板１２．１２には
復帰バネとともに中継ラム１５゜１５がそれぞれ設けで
ある。これら内側型締シリンダ１４および中継ラム１５
．１５は、上記外側型締シリンダ４，４の対応位置毎に
並べて設けられ、内側型締シリンダ１４ではラム１４ａ
が直接型締板５ｂ、６ｂを加圧し、また外側型締シリン
ダ４は中継ラム１５を介して型締板５ａ、５ａを加圧す
るようになっている。

なお上記実施例では開閉シリンダ１４をタイバーに固定
しているが、Ｖπｍシシリンダはタイバー位置にて一組
の型締板の両方にわたり固定してもよい。

次に作用について説明する。

第１図および第３図に示す型開き状態において、開閉シ
リンダ７．７を縮小方向に作動すると、二組の金型５．
６の型締板５ａ、５ｂおよび５ａ。

６ｂが互いに引き寄せられて型閉じが生る。この型閉じ
によって固定盤２と型締板５ａ、（３ａの問および二組
の型締板５ｂ、６ｂの間に開閉スペース１６，１７．１
７が生ずる。

そこで上記内側型締シリンダ１４の各ラム１４ａを縮小
した状態にて、上記支持装置８を上昇すると、中央板１
１および両側板１２．１２が基板１の各通孔１３を貫通
して、上記開閉スペース１６，１７．１７にそれぞれ入
り込む。

この支持装置８の上昇作動は、上記ラム１４ａ。

１４ａおよび中継ラム１５．１５が、外側型締シリンダ
４．４と同位置になるところまでとし、その位置に達し
たときに自動的に停止するように昇降シリンダ９を制御
する。

各開閉スペース１６．１７．１７への送入操作が完了し
たら、外側型締シリンダ４．４および内側型締シリンダ
１４を作動して、各ラム４ａ。

１４ａを伸長する。これによりラム４ａは中継ラム１５
を介して型締板５ａ、　６ａを加圧し、ラム１４ａは型
締板５ｂ、６ｂを加圧する。

上記加圧により二組の金型５．６は内外から強力に型締
されることになり、内圧にも充分に耐て撓みなどが生じ
難くなる。

次に成形工程の後に金型を開くときには、まず外側型締
シリンダ４および内側型締シリンダ１４を、型締時とは
反対の方向に作動して、各ラム４８．１４ａを縮小する
。これにより二組の金型５．６に対する加圧力が除かれ
、また支持袋＠８の下降に対する抵抗もなくなるので、
昇降シリンダ９を縮小方向に作動して中央板１１と両側
板１２とを基板１の下側に抜出す。これにより再度開閉
スペース１６．１７．１７が確保され、上記開閉シリン
ダ７．７を縮小方向に作動すると、二組の金型５．６は
型締板が相互にまたは固定Ｉ！Ａ２に接するところまで
開き、そこに型開きが生じる。

（発明の効果） 上記構成からなるこの発明は下記効果を奏する。

（１）二組の金型の各型締間に開閉シリンダを設けたの
で、型締シリンダをもって型開閉を行なう場合よりも開
閉速度が速くなり、また従来不可欠とされていた開ｍ用
の連結ロッドが不要となる。

■型閉侵に生じた二組の金型の間の開ｍスペースに、両
金型に作用する内側型締シリンダを設け、複数の型締シ
リンダをもって金型を内外から強力に型締することがで
きるので、キャビティ数が増しても内圧により金型が撓
むようなことがない。

■支持装置の両側板に中継ラムを設け、その中継ラムを
介して固定盤側の外側型締シリンダを金型に作用させる
ことから、外側型締シリンダのラムストロークが短くて
済み、短ストロークのシリンダ用いて強力型締を行なう
ことができる。

（４）型締シリンダの長さを全体的に短くすることがで
き、また型締板の数は４枚でよく、開閉シリンダもタイ
バー間に配して型締板に設けることができるため、型締
装置の長さが内側に型締シリンダを有するもので有りな
がら短縮化され、キャビティ数が増してもコンパクトに
製造することが出来る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る型締装置の１実施例を示すもので
、第１図は型開時の縦断面図、第２図は型締時の１ｌｉ
ｌｌｉ面図、第３図は型開時の一部縦断側面図、第４図
は型締時の平面図である。 １・・・・・・・・・・・・基板　　　　　２・・・・
・・・・・・・・固定盤３・・・・・・・・・・・・タ
イバー ４・・・・・・・・・・・・外側型締シリンダ５．６−
・・・・・金型 ５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂ、・・・・・・・・・型締板７
・・・・・・・・・・・・ＩＦｉｌｒｔＩシリンダ８・
・・・・・・・・・・・指示ＶＲ置　　　９・・・・・
・・・・昇降シリンダ１０・・・・・・・・・座板　　
　　　１１・・・・・・・・・中央板１２・・・・・・
・・・両側板　　　　１３・・・・・・・・・通孔１４
・・・・・・・・・内側型締シリンダ１４ａ・・・・・
・・・・ラム　　　　１５・・・・・・・・・中継ラム
１６．１７・・・・・・・・・開閉スペース特許出願人
　　　　青　　木　　円 外　　１　　名 区 Ｏつ 区 ！テ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. タイバーにより連結した基盤上の一対の固定盤の間に、
   一対一組の型締板の二組を上記タイバーに挿通して設け
   、各組の型締板に割型の吹込金型を取付けて二組の吹込
   金型を固定盤間に開閉自在に並設し、両固定盤の所要箇
   所に複数の外側型締シリンダを設けた型締装置において
   、各組の型締板間にわたり開閉シリンダを設けるととも
   に、上記基盤を貫通して二組の型締盤間に介在する中央
   板と、各固定盤と型締盤との間に介在する両側板とを座
   板上に備えた支持装置を基盤下側に昇降自在に設け、上
   記中央板に両金型に作用する内側型締シリンダを、両側
   板に中継ラムを、それぞれ上記外側型締シリンダに対応
   させて複数個設けてなることを特徴とする型締装置。