JPH0346293B2 - - Google Patents

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JPH0346293B2
JPH0346293B2 JP62119769A JP11976987A JPH0346293B2 JP H0346293 B2 JPH0346293 B2 JP H0346293B2 JP 62119769 A JP62119769 A JP 62119769A JP 11976987 A JP11976987 A JP 11976987A JP H0346293 B2 JPH0346293 B2 JP H0346293B2
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JP
Japan
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workpiece
carrier plate
press
vacuum
plates
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JP62119769A
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Yutaka Honjo
Motonori Chikasawa
Kokichi Isobe
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/56Compression moulding under special conditions, e.g. vacuum
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/56Compression moulding under special conditions, e.g. vacuum
    • B29C2043/561Compression moulding under special conditions, e.g. vacuum under vacuum conditions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、積層プリント配線板や積層プリント
多層板等の多段プレス成形に用いられる真空成形
プレス装置に係り、特に多段プレス装置の熱板間
にそれぞれ導入される被加工物を構成する各積層
素材間から空気やガス等を効果的に排除して、プ
レス成形品の品質を向上させる技術に関するもの
である。
(従来技術) 積層プリント配線板や積層プリント多層板等を
プレス成形するためのプレス装置として、従来よ
り、固定盤と可動盤との間に配設された多段の熱
板間に、被加工物を載置したキヤリアプレートを
それぞれセツトして、該可動盤の該固定盤に対す
る圧締操作に基づいて、該被加工物を該熱板間で
プレス成形せしめるようにした多段プレス装置が
知られている。そして、近年、積層プリント配線
板や積層プリント多層板等のプレス成形品の品質
を向上させるために、かかるプレス装置を所定の
真空ケースで覆い、上気被加工物に対するプレス
成形操作を所定の真空状態下で行ない得るように
した真空成形プレス装置が提案されている。
このような真空成形プレス装置によれば、被加
工物を構成する積層素材間の空気や、プレス成形
途中で発生するガスなどを強制的に排除できるた
め、プレス成形品内に空気やガス等が残留するこ
とを良好に防止できるのであり、従つて積層プリ
ント配線板や積層プリント多層板等のプレス成形
品内にそれら残留空気や残留ガスに起因するボイ
ドが生じることを良好に防止して、プレス成形品
の品質を大幅に向上させることができるのであ
る。
ところで、この種の真空成形プレス装置では、
従来、被加工物を載せたキヤリアプレートが熱板
上に直接載置されてセツトされるようになつてお
り、かかるキヤリアプレートのセツト後、真空ケ
ースの開口部を閉塞して真空ケース内の真空度を
高めることが行なわれていた。
(問題点) そしてそのために、従来の真空成形プレス装置
では、プレス成形サイクルの短縮化等のために熱
板が予め所定の温度に加熱されているような場合
において、真空ケース内の真空度が充分高くなる
前に被加工物中の樹脂材料がゲル化して、被加工
物を構成する積層素材間からの空気やガス等の排
除効果が大幅に低下してしまうといつた問題があ
り、そのことに起因して、特に被加工物を構成す
る積層素材の構成材料として速硬性樹脂材料が採
用されている場合において、プレス成形品の品質
が大幅に低下してしまうといつた問題があつた。
勿論、熱板を予熱することなくキヤリアプレー
ト(被加工物)をセツトし、真空ケース内の真空
度を高めてから熱板を加熱するようにすれば、こ
のような問題を生じることはないのであるが、こ
の場合には、成形サイクルが著しく長くなつて、
プレス成形品の成形効率が極端に低下するといつ
た別の問題を生じるのである。
(解決手段) 本発明は、このような事情を背景として為され
たものであり、その要旨とするところは、前述の
如き、上方に位置する固定盤と下方に位置して該
固定盤に対して接近・離隔作動せしめられる可動
盤との間に多段に配設された熱板間に、被加工物
を載置したキヤリアプレートをそれぞれセツトし
て、該可動盤の該固定盤に対する圧締操作に基づ
いて、該被加工物を該熱板間でそれぞれプレス成
形せしめるようにした多段プレス装置を、所定の
真空ケースで覆い、該被加工物に対するプレス成
形操作を所定の真空状態下で行ない得るようにし
た真空成形プレス装置において、前記熱板の両側
にそれぞれ支持ロツドを立設配置せしめて、それ
ら支持ロツドに前記キヤリアプレートの両端部を
支持する保持部材を設けることにより、上下で相
対向する熱板間で、それら熱板に対してそれぞれ
所定の距離を隔てた状態で、前記キヤリアプレー
トを保持せしめると共に、前記可動盤の固定盤に
対する接近作動により、該キヤリアプレート上の
被加工物が前記熱板間で挟圧されることを許容す
るキヤリアプレート保持装置を構成し、該キヤリ
アプレートを該熱板間にセツトしてから前記真空
ケース内が所定の真空度に達するまでの間、該被
加工物をそれら熱板から離間した位置に保持させ
得るようにしたことにある。
(作用・効果) このような真空成形多段プレス装置によれば、
各熱板間への各キヤリアプレートのセツト後、真
空ケース内が所定の真空度に達するまでの間、被
加工物をそれぞれ上下の熱板に対して非接触状態
に保持できるため、たとえ熱板が所定の温度に予
熱されている場合にあつても、真空ケース内の真
空度が充分高くなるまで、被加工物中の樹脂材料
のゲル化を防ぐことができるのであり、被加工物
を構成する積層素材間の空気やガス等を効果的に
排除することができるのである。そしてそれ故、
プレス成形品の成形サイクルを長くすることな
く、空気やガス等の残留によるボイドの発生を良
好に防止することができるのであり、被加工物を
構成する積層素材の構成材料としてたとえ速硬性
樹脂材料を採用した場合でも、品質の優れたプレ
ス成形品を効率良く製造することが可能になるの
である。
また、本発明に従う真空成形プレス装置によれ
ば、真空ケース内の真空度を高めるための装置が
故障したような場合においても、被加工物を早期
に取り出すことにより、樹脂材料のゲル化によつ
て被加工物を無駄にすることを防止できるといつ
た利点もある。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにする
ために、その一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
なお、ここでは、2組の被加工物を同時にプレ
ス成形する形式の多段プレス装置に対して本発明
を適用した例について述べる。
先ず、第1図および第2図において、10は固
定盤であつて、圧締シリンダ12のフランジ部1
4に立設されたタイロツド16の上端部に固定さ
れている。また、18は可動盤であつて、固定盤
10と対向する状態で、圧締シリンダ12のラム
20に取り付けられており、該ラム20の昇降作
動に基づいて、タイロツド16によつて案内され
つつ、昇降せしめられるようになつている。そし
て、それら固定盤10の下面および可動盤18の
上面に対して、それぞれ、断熱板22,24を介
して熱板26,28が配設されており、またそれ
ら熱板26,28の中間部に位置して、第2図に
示されているように、固定盤10に配設された一
対のバランスシリンダ30によつて上昇可能に支
持されて、熱板32が配設されている。
ここにおいて、第1図に示されているように、
可動盤18および熱板28,32の幅方向(第1
図における左右方向)の両側面には、それぞれ、
アームの先端部に円弧状の摺動部材34,36を
備えた一対の摺動ブラケツト38,40が所定の
距離を隔てて取り付けられている。そして、可動
盤18および熱板28,32は、各タイロツド1
6により、それら摺動ブラケツト38,40の摺
動部材34,36において上下方向に案内される
ようになつている(第3図参照)。なお、上記摺
動部材34,36および摺動ブラケツト38,4
0は、第2図においては省略されている。
また、前記固定盤10の下面の断熱板22およ
び熱板26は、固定盤10から垂下された複数の
吊下ロツド42によつて所定距離昇降可能に吊下
されており、可動盤18の上昇力が作用されない
非プレス時においては、図示のように、固定盤1
0との間に所定の間隙を形成せしめるようになつ
ている。
さらに、前記可動盤18と熱板28との間の断
熱板24の側面には、前記可動盤18の摺動ブラ
ケツト38および熱板28の摺動ブラケツト40
に対応してブラケツト44が取り付けられてお
り、断熱板24と熱板28とは、それぞれ、可動
盤18の摺動ブラケツト38および断熱板24の
ブラケツト44を貫通して熱板28の摺動ブラケ
ツト40に螺合された連結ロツド46によつて、
可動盤18に一体的に組み付けられている。
なお、第2図中、48は、バランスシリンダ3
0のピストンロツドであり、熱板32は、その幅
方向の両側面に配設されたブラケツト50におい
て該ピストンロツド48の下端部に取り付けられ
ている。
ところで、このようなプレス装置では、良く知
られているように、上下で相対向する熱板間、す
なわち熱板26と32との間、および熱板32と
28との間にそれぞれ所定の被加工物がセツトさ
れ、可動盤18の上昇作動による圧締操作に基づ
いて、それら相対応する熱板間で所定のプレス成
形操作が行なわれることとなるが、ここでは、第
1図および第2図に示されているように、上下で
相対向する熱板の下側の熱板である熱板32,2
8よりもそれぞれ若干上方に位置して、それぞ
れ、熱板32,28を幅方向で挟んで対向するよ
うに、互いに平行な長手状の一対のキヤリアプレ
ート保持部材52,53が配設されており(第3
図および第4図参照)、プレス成形に際して、被
加工物54を搭載したキヤリアプレート56が第
2図の左方から各熱板間に挿入され、第4図に示
されているように、その幅方向の両端部を相対応
するキヤリアプレート保持部材52,52および
53,53で保持されて、各熱板間にセツトせし
められるようになつている。そして、かかるキヤ
リアプレート56のセツト時において、第4図に
示されているように、各キヤリアプレート56と
その下側の熱板32,28との間にそれぞれ所定
の空隙が形成されるようになつていると共に、各
キヤリアプレート56上に載置された被加工物5
4とその上側の熱板26,32との間に、それぞ
れ所定の空隙が形成されるようになつている。
ここにおいて、熱板32を挟んで対向する各キ
ヤリアプレート保持部材52は、固定盤10から
垂下された各一対の支持ロツド58に対して、そ
れぞれ摺動可能に嵌挿されて配設されており、そ
の支持ロツド58の下端部に螺合されたストツパ
ナツト60によつて該支持ロツド58からの抜け
出しを防止されている。そして、それらストツパ
ナツト60によつて規制された下端位置におい
て、前述のように、熱板32の若干上方の位置に
保持されるようになつている。
また、熱板28を挟んで対向する各キヤリアプ
レート保持部材53は、同様に、固定盤10から
垂下された各一対の支持ロツド62に対して、そ
れぞれ摺動可能に嵌挿されて配設されており、そ
の支持ロツド62の下端部に螺合されたストツパ
ナツト60によつて下端位置を規制されている。
そして、そのストツパナツト60によつて規制さ
れた下端位置において、前記熱板28の若干上方
の位置に保持されるようになつている。
そして、ここでは、第1図乃至第4図に示され
ているように、これらキヤリアプレート保持部材
52,53がそれぞれ熱板32,28の摺動ブラ
ケツト40と上下方向で所定の距離を隔てて交差
する状態で配設されており、可動盤18の上昇作
動に伴つて熱板32,28が上昇させられて、そ
れら熱板32,28の各摺動ブラケツト40がそ
れらキヤリアプレート保持部材52,53の下面
に当接させられると、それ以後、それらキヤリア
プレート保持部材52,53がそれぞれ熱板3
2,28と共に上昇せしめられるようになつてい
る。
また、ここでは、第4図に示されているよう
に、上記キヤリアプレート保持部材52,53と
熱板32,28の各摺動ブラケツト40との間の
距離が、それぞれ、キヤリアプレート56とその
下側の熱板32,28との間に形成される前記空
隙の距離よりも大きくされており、これにより、
第6図に示されているように、熱板32および2
8の上昇時において、各キヤリアプレート56が
キヤリアプレート保持部材52,53から離間さ
れて各下側の熱板32,28上に載置せしめられ
るようになつており、ひいては各被加工物54が
各熱板間で挟圧せしめられるようになつている。
つまり、本実施例では、キヤリアプレート56
が各熱板間にセツトされた状態では、被加工物5
4がキヤリアプレート保持部材52,53によつ
て上下の各熱板と所定の空隙を隔てた位置に保持
されるようになつているのであるが、圧締シリン
ダ12によつて可動盤18が上昇作動されると、
各熱板間にセツトされた被加工物54が、キヤリ
アプレート保持部材52,53に拘束されること
なく、各熱板間で挟圧されるようになつているの
であり、これによつて所定のプレス成形操作が施
されるようになつているのである。以上の説明か
ら明らかなように、本実施例では、前記キヤリア
プレート保持部材52,53、支持ロツド58,
62等から、キヤリアプレート保持装置が構成さ
れている。
なお、第1図および第2図から明らかなよう
に、前記各支持ロツド62は、それぞれキヤリア
プレート保持部材52を摺動可能に貫通して配設
されている。また、前記キヤリアプレート保持部
材53には、第3図に示されているように、前記
支持ロツド58の下方への貫通を許容する逃がし
穴64が形成されており、これにより、キヤリア
プレート保持部材53、ひいては可動盤18が、
支持ロツド58に妨げられることなく、上昇し得
るようにされている。
また、第3図および第4図に示されているよう
に、各キヤリアプレート保持部材52,53に
は、それぞれ適数個の送りローラ66とガイドロ
ーラ68が配設されており、被加工物54を搭載
したキヤリアプレート56が、キヤリアプレート
保持部材52,53に対し、それらローラ66,
68に案内されて出し入れされるようになつてい
る。
さらに、第5図に示されているように、各キヤ
リアプレート保持部材52,53には、それぞ
れ、その下側に位置する熱板28,32の各摺動
ブラケツト40を摺動可能に貫通する状態で、ガ
イドロツド70が配設されており、かかるガイド
ロツド70によつて各キヤリアプレート保持部材
52,53の補強が図られている。
そして、本実施例では、第1図に示されている
ように、上述のような構造の多段プレス装置が所
定の真空ケース72内に設置され、前記被加工物
54に対するプレス成形操作が所定の真空状態下
で行なわれ得るようになつている。
なお、前記キヤリアプレート保持部材52,5
3に対するキヤリアプレート56の出入操作は、
通常、かかる真空ケース72に設けられた密封可
能な開口部を通じて行なわれる。
このような構成のプレス装置によれば、前述の
ように、被加工物54を搭載したキヤリアプレー
ト56を各熱板間にセツトし、可動盤18を上昇
させて固定盤10に圧締させることにより、従来
装置と同様に、2組の被加工物54に対して所定
のプレス成形操作を同時に行なうことができる
が、キヤリアプレート56を単に各熱板間にセツ
トしただけの、可動盤18の非上昇状態では、被
加工物54とその上下に位置する各熱板との間に
それぞれ所定の空隙が形成されるため、たとえ各
熱板を所定の温度に予熱しておいても、それによ
つて被加工物54中の樹脂材料がゲル化すること
はない。
従つて、キヤリアプレート56の各熱板間への
セツト後、可動盤18を上昇作動させる前に、真
空ケース72内の真空度を充分高めるようにすれ
ば、たとえ各熱板を予熱した状態であつても、被
加工物54を構成する積層素材間から空気やガス
等を充分効果的に排除することができるのであ
り、空気やガス等の残留によるボイドの発生を良
好に防止することができるのである。そしてそれ
故、被加工物54を構成する積層素材の構成材料
としてたとえ速硬性樹脂材料を採用した場合にお
いても、ボイドの少ない、品質の優れたプレス成
形品を効率良く製造することができるのである。
また、本実施例のプレス装置によれば、可動盤
18の上昇作動前においては、被加工物54中の
樹脂材料のゲル化が良好に防止されるため、真空
ケース72内の真空度を高めるための装置が故障
したような場合においても、可動盤18の上昇作
動前に被加工物54を熱板間から取り出すように
すれば、樹脂材料のゲル化によつて被加工物54
が無駄になるようなことも良好に防止することが
できるのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、
これは文字通りの例示であり、本発明がかかる具
体例に限定して解釈されるべきものでないこと
は、勿論である。
例えば、前記実施例では、キヤリアプレート5
6の幅方向の両端部を支持するキヤリアプレート
保持部材52,53が、それぞれ、可動盤18の
上昇作動に基づく熱板32,28の上昇作動に伴
つて上昇せしめられるようになつていたが、それ
らキヤリアプレート保持部材52,53を専用の
アクチユエータで昇降させるようにすることも可
能である。
また、前記実施例では、2組の被加工物54を
同時にプレス成形する2段式の多段プレス装置に
本発明を適用した例について述べたが、本発明は
これに限定されるものではなく、3組以上の被加
工物を同時にプレス成形する多段プレス装置に対
しても適用することが可能である。
その他、具体例を一々列挙することは割愛する
が、本発明が、その趣旨を逸脱しない範囲内で、
当業者の有する知識に基づいて、種々なる変更、
修正、改良等を施した態様で実施できることは、
言うまでもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うプレス装置の一例を概
略的に示す正面図であり、第2図は、第1図にお
ける右側面図である。第3図は、第1図における
−断面図であり、第4図は、第3図における
視図であり、第5図は、第3図における−
断面図である。第6図は、被加工物の圧締時にお
ける第4図に相当する図である。 10:固定盤、12:圧締シリンダ、18:可
動盤、26,28,32:熱板、38,40:摺
動ブラケツト、54:被加工物、52,53:キ
ヤリアプレート保持部材、56:キヤリアプレー
ト、58,62:支持ロツド、72:真空ケー
ス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上方に位置する固定盤と下方に位置して該固
    定盤に対して接近・離隔作動せしめられる可動盤
    との間に多段に配設された熱板間に、被加工物を
    載置したキヤリアプレートをそれぞれセツトし
    て、該可動盤の該固定盤に対する圧締操作に基づ
    いて、該被加工物を該熱板間でそれぞれプレス成
    形せしめるようにした多段プレス装置を、所定の
    真空ケースで覆い、該被加工物に対するプレス成
    形操作を所定の真空状態下で行ない得るようにし
    た真空成形プレス装置において、 前記熱板の両側にそれぞれ支持ロツドを立設配
    置せしめて、それら支持ロツドに前記キヤリアプ
    レートの両端部を支持する保持部材を設けること
    により、上下で相対向する熱板間で、それら熱板
    に対してそれぞれ所定の距離を隔てた状態で、前
    記キヤリアプレートを保持せしめると共に、前記
    可動盤の固定盤に対する接近作動により、該キヤ
    リアプレート上の被加工物が前記熱板間で挟圧さ
    れることを許容するキヤリアプレート保持装置を
    構成し、該キヤリアプレートを該熱板間にセツト
    してから前記真空ケース内が所定の真空度に達す
    るまでの間、該被加工物をそれら熱板から離間し
    た位置に保持させ得るようにしたことを特徴とす
    る真空成形プレス装置。
JP11976987A 1987-05-15 1987-05-15 真空成形プレス装置 Granted JPS63283911A (ja)

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JP2516262B2 (ja) * 1989-10-11 1996-07-24 株式会社日立製作所 ホットプレス
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