JP2634993B2 - ベンディング装置 - Google Patents

ベンディング装置

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JP2634993B2
JP2634993B2 JP5013636A JP1363693A JP2634993B2 JP 2634993 B2 JP2634993 B2 JP 2634993B2 JP 5013636 A JP5013636 A JP 5013636A JP 1363693 A JP1363693 A JP 1363693A JP 2634993 B2 JP2634993 B2 JP 2634993B2
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cylinders
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C53/00Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
    • B29C53/02Bending or folding
    • B29C53/08Bending or folding of tubes or other profiled members
    • B29C53/083Bending or folding of tubes or other profiled members bending longitudinally, i.e. modifying the curvature of the tube axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D7/00Bending rods, profiles, or tubes
    • B21D7/06Bending rods, profiles, or tubes in press brakes or between rams and anvils or abutments; Pliers with forming dies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車体開口部に配
置されるウェザーストリップや該ウェザーストリップの
芯金等のベンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ウェザーストリップのソ
リッドゴム内に埋設される芯金は、車体開口部等の形状
に合わせて予め折曲加工が施されているが、このベンデ
ィング装置としては、従来から一般にストレッチベンダ
方式やドローベンダー方式あるいはプレス方式等があ
る。
【0003】しかし、ストレッチベンダ方式は、芯金の
端末をクランプしなければならないため、該クランプ部
分の材料損失を招くばかりか、芯金に張力を加える機構
や金型の調整作業が煩雑となり、作業コスト等の上昇が
余儀なくされる。また、ドローベンダー方式は、コマ
(所定のR形状)を取り替えることにより芯金を種々の
R形状に折曲加工することが可能になるが、単純な2次
元形状にだけしか折曲加工することができないと共に、
連続的な変化の曲げ加工が困難である。
【0004】さらに、プレス式は、例えば図8に示すよ
うに、下型1の上部長手方向に形成された所定形状の円
弧溝1a内に直線状の芯金2をセットして、その上から
円弧溝1aと同形状の上型3を押し込んで、芯金2を略
円弧状に折曲加工するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前記従来の
プレス方式のベンディング装置にあっては、比較的小さ
い範囲での折曲加工が可能であるが、材質によっては原
形状に復帰、つまりスプリングバックを起こしてしま
う。したがって、上下型1,3を斯かるスプリングバッ
クを考慮した形状に設定しなければならず、その調整作
業が煩雑になり、加工作業能率が低下してしまう。
【0006】しかも、折曲加工時における芯金2全体に
対する上型3の押圧力が不均一になり易い。即ち、上型
3を下降させると、下方へ最大に突出した円弧部位3a
が芯金2の対向部に最初に圧接し、その後、該円弧部位
3aの前後部位が徐々に芯金2の対向部に圧接し、最後
に前後端の対向部に圧接するようになっているため、芯
金2は初期の圧接個所と最後の圧接個所ではその圧力が
不均一になり易い。この結果、折曲形状によっては円弧
部位3aに対応する芯金2の圧縮個所に皺や折れ線が発
生する惧れがある。特に、内部に前記芯金2が埋設され
たソリッドゴム製のウェザーストリップ自体を折曲加工
する場合には、押圧力の不均一化による皺等の発生が一
層顕著になる。
【0007】本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出さ
れたもので、請求項1記載の発明は、基台上の上方位置
に並設されて、夫々独立に上下方向へ伸縮自在な複数の
可動シリンダと、基台上の下方位置に前記各可動シリン
ダに対向して並設されて、各可動シリンダの伸長動に伴
い後退動する受動シリンダと、前記各可動シリンダの下
端側に略水平方向に沿って設けられた上型と、前記各受
動シリンダの上端部に略水平方向に沿って設けられて、
前記上型と共働して長尺な被加工物を挾圧支持する下型
と、前記各可動シリンダ及び各受動シリンダの個々の相
対的なストローク量やストローク順序を制御する制御機
構とを備え、対向する前記上型と下型は、夫々柔軟な合
成樹脂材によって横方向に延設されたほぼ直方体形状に
形成され、上型の下部には、被加工物の上部が保持され
る所定断面形状の上型溝が長手方向に沿って形成されて
いる一方、下型の上部には、被加工物の下部が保持され
る所定断面形状の下型溝が長手方向に沿って形成されて
いると共に、前記制御機構は、予め設定された折曲形状
に被加工物を折曲加工する際に、前記上下型全体を均一
な圧力で押圧するように各可動シリンダ及び受動シリン
ダを制御することを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、前記ベンディング装置
において、前記各受動シリンダに対応した下方位置に、
前記被加工部材の任意の折曲加工形状に応じて夫々の高
さの異なるストッパ部材を立設し、該ストッパ部材によ
り各受動シリンダの個々の下降位置を規制するようにし
たことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、まず、下型の下型
に被加工物をセットした後、制御機構によって全可動
シリンダを同一ストローク量及び同一速度で下降させて
上型と下型の各型溝の内周面間に被加工物を挾圧支持し
つつ型締めを行う。その後、予め設定された被加工物の
折曲形状、つまり例えば被加工物の中央を上方へ最大に
突出させた円弧形状に形成する場合は、制御機構がシー
ケンス制御に基づいて最初に左右両側の各可動シリンダ
から中央側へ順次下降させると、その下降ストローク順
序及びストローク量に応じて、各受動シリンダも左右両
側から順次下降し始める。この際、各可動シリンダと受
動シリンダは、上下型全体を前記型締め力と同一かつ均
一な圧力で押圧している。
【0010】したがって、被加工物は、上下型内部で徐
々に円弧形状に折曲加工されると共に、その曲げ力が全
体に均一に作用する。特に、上下型が柔軟材で形成され
ているため、各シリンダの押圧力が全体に分散されて、
曲げ力の均一化が一層助長される。
【0011】そして、被加工物が所定の正規の円弧形状
に折り曲げられると、各可動シリンダの下降ストローク
が停止され、その後、各可動シリンダ全体が上昇ストロ
ークして離型を行う。
【0012】請求項2の発明によれば、所定被加工物が
上下型内で所定の円弧形状に折り曲げられた時点で、各
受動シリンダの下端部が各ストッパ部材の上端に突き当
たってそれ以上の下降が規制されると共に、この時点で
各可動シリンダを均一圧で若干下降させると、被加工物
は全体が上下型間でより強く押圧されて、さらに確実な
円弧形状に折曲加工することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る所謂プレス方式のベンデ
ィング装置の一実施例を示している。
【0014】即ち、図中11は基台、12は基台11上
に固定されたボックス状の支持脚、13は支持脚12の
上板14上に固定された支持枠であって、前記多段状上
板14には、7本の受動シリンダ15が上下方向に沿っ
て横一列に並設されていると共に、基台1の上面に各受
動シリンダ15…に対応した7本のストッパ部材16…
が上下方向に立設されている。また、前記支持枠13の
天板17には、各受動シリンダ15…に対向する7本の
可動シリンダ18…が上下方向に沿って横一列に並設さ
れていると共に、側部には各可動シリンダ18…や各受
動シリンダ15の伸縮動(昇降動)を制御する制御機構
19が設けられている。
【0015】前記各受動シリンダ15は、上板14に上
下方向から貫通固定されたシリンダ部20…と、該シリ
ンダ部20…を上下方向に貫通して上下端部21a,2
1bが外部に突出したピストンロッド21…と、前記シ
リンダ部20…内を上下室に隔成しつつ摺動自在に設け
られて、上下室内の空気の相対圧でピストンロッド21
…を昇降動させる図外のピストンとから主として構成さ
れている。
【0016】前記各ストッパ部材16…は、ボルト状を
呈し、基台11上の支柱22上端に有する支持板23に
軸部が貫通支持されていると共に、該軸部の上端に有す
る頭部が各ピストンロッド21…の下端部21b…に対
して同軸上に指向している。また、雄ねじが切られた各
軸部の外周にナット24が夫々螺着され、このナット2
4…の螺着位置によって各軸部の上下突出量を決定する
ようになっており、中央のストッパ部材16が最大の上
方突出量に設定されて、ここから左右側のストッパ部材
16にしたがって、順次段階的に低くなるように設定さ
れている。
【0017】前記各可動シリンダ18…は、天板17に
上下方向から貫通固定されたシリンダ部25…と、該シ
リンダ部25の下端開口から封止的に下方へ突出したピ
ストンロッド26と、シリンダ25…内を上下室に隔成
しつつ摺動して、上下室内の相対的な油圧に応じてピス
トンロッド26…を伸縮動させる図外のピストンとから
主として構成されている。
【0018】また、前記受動シリンダ15…のピストン
ロッド上端部21aには、下型27が設けられている一
方、可動シリンダ25のピストンロッド下端部26aに
は、下型27と対向する上型28が設けられている。こ
の両型27,28は、夫々柔軟な合成樹脂材によって横
方向に延びたほぼ直方体形状を呈し、夫々の中央部が中
央に位置する各ピストンロッド21,26の上下端部2
1a,26aにフランジや枢支軸からなる連結機構2
9,30を介して連結されており、左右両側は各ピスト
ンロッド21,26に連結されていない。また、下型2
7の上部中央長手方向に被加工物たるウェザーストリッ
プ31が保持される所定断面形状の下型溝27aが形成
されている一方、上型28の下部にもウェザーストリッ
プ31の上部が保持される所定断面形状の上型溝28a
が長手方向に沿って形成されている。
【0019】前記制御機構19は、図1及び図2に示す
ように配電ボックス19a内に設けられたマイクロコン
ピュータ32と、該マイクロコンピュータ32によって
制御されるオイルポンプ33と、該オイルポンプ33と
可動シリンダ18…のシリンダ部25…間の分岐油通路
34…に設けられた電磁制御弁35…とを備えている。
前記マイクロコンピュータ32は、ポンプモータの制御
によって、オイルポンプ33の吐出圧を調整して各ピス
トンロッド26…のストローク速度を個別的に制御する
と共に、シーケンサ制御によって各電磁制御弁35の開
閉時期を制御して各ピストンロッド26…のストローク
量やストローク順序を個別的に制御するようになってい
る。
【0020】また、この制御機構19は、マイクロコン
ピュータ32を介してソレノイド弁36を制御して各受
動シリンダ15…の空気圧を前記可動シリンダ18…と
の相対圧で個別的に制御するようになっている。
【0021】尚、配電ボックス19aには、可動シリン
ダ18…のストローク量表示板37や原点復帰ボタン、
パイロットランプ、メインスイッチ,運転ランプ,運転
準備ボタン,異常警告ランプ,手動・自動切替スイッチ
等が設けられている。また、前記支持板14の左右上方
には、作業者の安全性を確保するための光電管38,3
9が設けられていると共に、両手押し型のスタートボタ
ン40,41が設けられている。
【0022】以下、本実施例の作用について説明する。
【0023】まず、制御機構19のマイクロコンピュー
タ32にウェザーストリップ31を中央部が最大に上方
へ突出するような所定の円弧形状に折曲加工する指令を
予め入力すると共に、図3に示すように下型溝27a内
に直線上のウェザーストリップ31をセットしておく。
【0024】そして、スタートボタン40,41を押す
と、制御機構19によって全部の可動シリンダ18…の
ピストンロッド26…が図4に示すように同一ストロー
ク量でかつ同一速度で伸長動(下降)して、上型28が
下型27に当接してウェザーストリップ31を挾圧支持
すると共に型締めを行う。その後、斯かる型締め状態の
まま可動シリンダ18…の左右両側のピストンロッド2
6,26が図5に示すように最初に下降し、続いてその
左右内側のピストンロッド26,26、さらにその内側
のピストンロッド26,26が順次下降して、最後に中
央側のピストンロッド26が下降する。この下降に伴
い、受動シリンダ15…のピストンロッド21…も左右
両側から下降し始め、最後に中央側が順次下降する。し
たがって、上下型27,28は、各ピストンロッド2
1,26の相対的な押圧力によって円弧状に徐々に折り
曲げられる。この際、各可動シリンダ18…と受動シリ
ンダ15…は、上型28と下型27の全体を、前記型締
め力と同一かつ均一な圧力で押圧している。したがっ
て、ウェザーストリップ31は、上下型27,28の両
溝27a,28a内で徐々に円弧形状に折曲加工され
る。
【0025】更に、図6に示すように、ウェザーストリ
ップ31が所定の円弧形状に折り曲げられた時点で、可
動シリンダ18…全体が同一ストローク量及び同一スト
ローク速度で下降して、各受動シリンダ15…のピスト
ンロッド21…下端部21b…が各ストッパ部材16…
の頭部に突き当たってそれ以上の下降が規制されると共
に、ウェザーストリップ31は全体が上下型27,28
間でより強く押圧される。したがって、ウェザーストリ
ップ31は、さらに正規の確実な円弧形状に加工され
る。
【0026】その後、図7に示すように可動シリンダ1
8…が短縮動(上昇)して原状位置に復帰すると共に、
受動シリンダ15…も原状位置に戻って型開きが行われ
る。
【0027】このように、本実施例では、前記のように
ウェザーストリップ31に対する曲げ力が全体に均一に
作用するため、ウェザーストリップ31外面全体が滑
らかな仕上がりとなり、皺や曲げ跡の折れ線等の発生が
防止される。特に、上下型27,28が柔軟な合成樹脂
材で形成されているため、各シリンダ15…,18…の
押圧力が全体に分散されて、曲げ力の均一化が一層助長
され、皺等の発生がより確実に防止される。
【0028】また、前述のように前記各ストッパ部材1
6…を介してウェザーストリップ31が確実な正規の円
弧形状に加工されることにより、スプリングバックの発
生が防止される。
【0029】また、本実施例によれば、ウェザーストリ
ップ31の端部をクランプすることなく全体を両型2
7,28内で折曲加工するため、従来のストレッチベン
ダ方式やドローベンダー方式のようなチャックされる部
位を裁断する必要がなくなり、材料上の損失が防止され
ると共に、斯かる裁断作業工数の低下が図れる。
【0030】更に、可動シリンダ18…や受動シリンダ
15…のストローク量や速度を変更するだけで、3次元
的な折り曲げも含めた所望の曲げ形状を得ることができ
るため、従来のように金型等の形状を変更したり、削っ
たりして調整する必要がなくなるので、この点でも折曲
加工作業能率の向上とコストの大巾な低廉化が図れる。
【0031】しかも、前述のようにストローク量や速度
を変更するだけで種々の曲げ形状が得られるので汎用性
が高くなる。
【0032】更には、上下型27,28を、合成樹脂材
で形成したため、その型自体の加工も容易になり、該加
工作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0033】尚、前記可動シリンダ18…及び受動シリ
ンダ15…の昇降位置は、図外の位置センサによって検
出され、上下型27,28の型締め工程までは、位置セ
ンサが0を検出し、その後の昇降動が検出されてマイク
ロコンピュータ32に斯かる情報信号が入力される。
【0034】本発明は、前記実施例の構成に限定される
ものではなく、上下型27,28をゴム材や柔軟なばね
鋼で形成することも可能であり、また、3次元的に折曲
する場合は、該上下型27,28と同材の中子を挿入し
て、2段曲げ加工を行う。また、ストッパ部材16…の
各突出量は、ウェザーストリップ31の曲げ形状に応じ
て任意に設定することが可能である。
【0035】更に、被加工物としては、ウェザーストリ
ップ31ではなく内部に埋設される芯金等とすることも
可能である。
【0036】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
の発明に係るベンディング装置によれば、各可動シリン
ダと各受動シリンダのストローク量及びストローク速度
制御により被加工物全体を所望の形状に自由に折曲加工
できることは勿論のこと、均一な押圧力で折曲加工する
ことができるので、被加工物の外周面に皺や折れ線等の
発生が防止される。特に、被加工物を挾圧支持する上下
型が、ほぼ直方体形状の柔軟な合成樹脂材で形成されて
いると共に、被加工物を上下型溝内に収納した状態とし
ため、被加工物に作用する押圧力が全体に分散され
て、皺等の発生がより確実に防止される。また、被加工
物の両端部をクランプすることなく、全体を両型の上下
型溝内で折曲加工するため、従来のようなストレッチベ
ンダー方式などのようにチャックされる両端部を折曲加
工後に裁断する必要がなくなり、材料上の損失が防止さ
れると共に、裁断作業工数を省くことができる。さら
に、上下型を合成樹脂材で成形したため、その両型自体
の加工も容易になり、該加工作業能率の向上とコストの
低廉化が図れる。
【0037】さらに、請求項2の発明に係るベンディン
グ装置にあっては、各ストッパ部材によって各シリンダ
の最大下降位置を規制できると共に、両型内の被加工物
を更に確実に正規の折曲形状に加工できるため、スプリ
ングバック等の発生が防止される。
【0038】また、型の形状調整を行うことなく、自由
な折曲加工が可能になるため、加工作業能率の向上とコ
ストの低廉化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るベンディング装置の一実施例を示
す正面図。
【図2】本実施例に供される制御機構の一部を概略的に
示す回路図。
【図3】本実施例による折曲加工の第1工程を示す説明
図。
【図4】同折曲加工の第2工程を示す説明図。
【図5】同折曲加工の第3工程を示す説明図。
【図6】同折曲加工の第4工程を示す説明図。
【図7】同折曲加工の第5工程を示す説明図。
【図8】従来のプレス方式のベンディング装置を示す要
部斜視図。
【符号の説明】 11…基台 15…受動シリンダ 16…ストッパ部材 18…可動シリンダ 19…制御機構 27…下型27a…下型溝 28…上型28a…上型溝 31…ウェザーストリップ(被加工物)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上の上方位置に並設されて、夫々独
    立に上下方向へ伸縮自在な複数の可動シリンダと、基台
    上の下方位置に前記各可動シリンダに対向して並設され
    て、各可動シリンダの伸長動に伴い後退動する受動シリ
    ンダと、前記各可動シリンダの下端側に略水平方向に沿
    って設けられた上型と、前記各受動シリンダの上端部に
    略水平方向に沿って設けられて、前記上型と共働して長
    尺な被加工物を挾圧支持する下型と、前記各可動シリン
    ダ及び各受動シリンダの個々の相対的なストローク量や
    ストローク順序を制御する制御機構とを備え、対向する前記上型と下型は、夫々柔軟な合成樹脂材によ
    って横方向に延設されたほぼ直方体形状に形成され、上
    型の下部には、被加工物の上部が保持される所定断面形
    状の上型溝が長手方向に沿って形成されている一方、下
    型の上部には、被加工物の下部が保持される所定断面形
    状の下型溝が長手方向に沿って形成されていると共に、
    前記制御機構は、予め設定された折曲形状に被加工物を
    折曲加工する際に、前記上下型全体を均一な圧力で押圧
    するように各可動シリンダ及び受動シリンダを制御する
    ことを特徴とするベンディング装置。
  2. 【請求項2】前記ベンディング装置において、前記各受
    動シリンダに対応した下方位置に、前記被加工部材の任
    意の折曲加工形状に応じて夫々の高さの異なるストッパ
    部材を立設し、該ストッパ部材により各受動シリンダの
    個々の下降位置を規制するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載のベンディング装置。
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