JPH0110316Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0110316Y2 JPH0110316Y2 JP1983084915U JP8491583U JPH0110316Y2 JP H0110316 Y2 JPH0110316 Y2 JP H0110316Y2 JP 1983084915 U JP1983084915 U JP 1983084915U JP 8491583 U JP8491583 U JP 8491583U JP H0110316 Y2 JPH0110316 Y2 JP H0110316Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core metal
- rubber crawler
- crawler
- thickness
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はゴムクローラの改良に係る。
ゴムクローラには第１図（下面図）に示す如く
クローラ本体１に於いて芯金２とラグ３が重なり
合う平行パターンのものと、第２図（下面図）に
示す如く両者が重なり合わない部分を有する千鳥
パターンのものとがある。ところで平行パターン
のものは走行時の振動が大となる問題があるので
あり、これに対し千鳥パターンのものは斯有る欠
点が極力減少されるものゝ、ラグと芯金が重なり
合わない部分で亀裂が発生したり、また内部に填
入されてなるスチールコードが損傷したり切断し
たりしてクローラ自体の寿命が短かい等の問題が
ある。
クローラ本体１に於いて芯金２とラグ３が重なり
合う平行パターンのものと、第２図（下面図）に
示す如く両者が重なり合わない部分を有する千鳥
パターンのものとがある。ところで平行パターン
のものは走行時の振動が大となる問題があるので
あり、これに対し千鳥パターンのものは斯有る欠
点が極力減少されるものゝ、ラグと芯金が重なり
合わない部分で亀裂が発生したり、また内部に填
入されてなるスチールコードが損傷したり切断し
たりしてクローラ自体の寿命が短かい等の問題が
ある。
本考案は千鳥パターンの斯有る問題点を解決せ
んとするものであり、その特徴とするところはク
ローラ本体の接地面側に於いて芯金を一定間隔に
埋設し、ラグが千鳥状に配列されてなるクローラ
本体の接地面側でスプロケツトホイール爪係合切
欠を除く箇所において、芯金がラグと重なり合わ
ない部分の芯金の全面に相当する部分を、芯金の
周縁部から一定巾Ｓ突出する状態で且つ一定厚さ
ｈに肉盛りした補助リブを設けしめたことにあ
る。
んとするものであり、その特徴とするところはク
ローラ本体の接地面側に於いて芯金を一定間隔に
埋設し、ラグが千鳥状に配列されてなるクローラ
本体の接地面側でスプロケツトホイール爪係合切
欠を除く箇所において、芯金がラグと重なり合わ
ない部分の芯金の全面に相当する部分を、芯金の
周縁部から一定巾Ｓ突出する状態で且つ一定厚さ
ｈに肉盛りした補助リブを設けしめたことにあ
る。
以下、本考案実施の一例を添附図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
第３図はゴムクローラの上面図、第４図は同下
面図、第５図は第３図のＸ−Ｘ線切断図、第６図
は同Ｙ−Ｙ線切断図である。
面図、第５図は第３図のＸ−Ｘ線切断図、第６図
は同Ｙ−Ｙ線切断図である。
各図に於いて１はクローラ本体、２は芯金、３
はラグ、４はスチールコード、５は隣り合う芯金
間でスプロケツトホイールの爪が嵌入される切欠
である。
はラグ、４はスチールコード、５は隣り合う芯金
間でスプロケツトホイールの爪が嵌入される切欠
である。
本考案では第４図〜第６図に見られる通り、ラ
グ３と重なり合わない芯金２の接地面側に対し補
強リブ６を設けるようになすのである。こゝに、
該補強リブ６は中央内部の切欠５を除く芯金２の
全面をその周縁部から一定巾ｓ突出する状態で且
つ一定厚さｈに肉盛りするようになすのであり、
該巾ｓ及び厚さｈはクローラの使用条件により
種々に決定されるが、農業用コンバインの機種で
一般に巾Ｓは２mm〜10mmの範囲で好ましくは３mm
〜５mm、厚さｈは1.5mm〜10mmの範囲で好ましく
は５mm〜６mmとなされる。
グ３と重なり合わない芯金２の接地面側に対し補
強リブ６を設けるようになすのである。こゝに、
該補強リブ６は中央内部の切欠５を除く芯金２の
全面をその周縁部から一定巾ｓ突出する状態で且
つ一定厚さｈに肉盛りするようになすのであり、
該巾ｓ及び厚さｈはクローラの使用条件により
種々に決定されるが、農業用コンバインの機種で
一般に巾Ｓは２mm〜10mmの範囲で好ましくは３mm
〜５mm、厚さｈは1.5mm〜10mmの範囲で好ましく
は５mm〜６mmとなされる。
上記実施例では芯金２の接地面側に対し一定肉
厚ｈの補強リブ６を設けたものについて説明した
が、上記補強リブ６は芯金２のラグ３と重なり合
わない側の端縁部ｅに於いて、更に部分的に突出
した肉厚ｐとなるようにして設けることができ
る。第７図はこの状態を示すゴムクローラの下面
図、第８図は第７図のY′−Y′線切断図である。
このように実施する場合の山高ｐの部分は芯金２
の端縁部ｅがその中央内方に位置するようになさ
しめると良い。
厚ｈの補強リブ６を設けたものについて説明した
が、上記補強リブ６は芯金２のラグ３と重なり合
わない側の端縁部ｅに於いて、更に部分的に突出
した肉厚ｐとなるようにして設けることができ
る。第７図はこの状態を示すゴムクローラの下面
図、第８図は第７図のY′−Y′線切断図である。
このように実施する場合の山高ｐの部分は芯金２
の端縁部ｅがその中央内方に位置するようになさ
しめると良い。
本考案は以上の如く実施するものであつて本考
案の如く補強リブを設けたゴムクローラは従来の
ものに比べて亀裂の発生やスチールコードの損傷
及び切断などの問題を激減させることのできるも
のである。即ち、ゴムクローラに於いて最も屈折
荷重の掛る箇所は第９図の模式図に示す通り、駆
動が伝達される前部スプロケツト１０の箇所であ
り、第１０図に示す如く補強リブの設けられない
従来のものは芯金２の端縁箇所ｅで急角度θの屈
折が起り、ゴムクローラ本体１に亀裂やスチール
コード４の損傷や切断などの障害を生じさせるも
のである。ところで本考案の如く補強リブ６を設
けたものでは第１１図及び第１２図に示す通り、
芯金２の端縁部ｅに於けるクローラ本体１の折角
がθ′，θ″の如く緩和されるのであり、従つて上記
した従来の障害事故の発生を著しく減少させるこ
とのできたものである。
案の如く補強リブを設けたゴムクローラは従来の
ものに比べて亀裂の発生やスチールコードの損傷
及び切断などの問題を激減させることのできるも
のである。即ち、ゴムクローラに於いて最も屈折
荷重の掛る箇所は第９図の模式図に示す通り、駆
動が伝達される前部スプロケツト１０の箇所であ
り、第１０図に示す如く補強リブの設けられない
従来のものは芯金２の端縁箇所ｅで急角度θの屈
折が起り、ゴムクローラ本体１に亀裂やスチール
コード４の損傷や切断などの障害を生じさせるも
のである。ところで本考案の如く補強リブ６を設
けたものでは第１１図及び第１２図に示す通り、
芯金２の端縁部ｅに於けるクローラ本体１の折角
がθ′，θ″の如く緩和されるのであり、従つて上記
した従来の障害事故の発生を著しく減少させるこ
とのできたものである。
本考案者の実験によれば農業用コンバイン（機
種1ton〜2ton）のもので、本考案の如き補強リブ
の設けられないものでは200時間〜300時間ぐらい
の使用でクローラ本体に亀裂やスチールコードの
切断が発生する問題があつたが、1ton用でｈ＝３
mmの補強リブを、2ton用でｈ＝５mmの補強リブを
設けたことにより1ton用では500時間以上、2ton
用では450時間以上の使用までは前述の如き障害
問題の何ら発生しないものとなすことができた。
なお、第１３図は他の例を示すもので千鳥状のラ
グ間が中央部で斜方向に連結されたものであつて
も差支えない。
種1ton〜2ton）のもので、本考案の如き補強リブ
の設けられないものでは200時間〜300時間ぐらい
の使用でクローラ本体に亀裂やスチールコードの
切断が発生する問題があつたが、1ton用でｈ＝３
mmの補強リブを、2ton用でｈ＝５mmの補強リブを
設けたことにより1ton用では500時間以上、2ton
用では450時間以上の使用までは前述の如き障害
問題の何ら発生しないものとなすことができた。
なお、第１３図は他の例を示すもので千鳥状のラ
グ間が中央部で斜方向に連結されたものであつて
も差支えない。
第１図はゴムクローラの平行パターンを示す略
式線図、第２図は同千鳥パターンを示す略式線
図、第３図は本考案に係るゴムクローラの上面
図、第４図は同下面図、第５図は第４図のＸ−Ｘ
線切断図、第６図は同Ｙ−Ｙ線切断図、第７図〜
第８図は他の例を示すもので第７図はゴムクロー
ラの下面図、第８図は第７図のY′−Y′線切断図、
第９図〜第１２図は作用説明図、第１３図は他の
例の略式線図である。 １……クローラ本体、２……芯金、３……ラ
グ、４……スチールコード、５……切欠、６……
補強リブ、１０……スプロケツト。
式線図、第２図は同千鳥パターンを示す略式線
図、第３図は本考案に係るゴムクローラの上面
図、第４図は同下面図、第５図は第４図のＸ−Ｘ
線切断図、第６図は同Ｙ−Ｙ線切断図、第７図〜
第８図は他の例を示すもので第７図はゴムクロー
ラの下面図、第８図は第７図のY′−Y′線切断図、
第９図〜第１２図は作用説明図、第１３図は他の
例の略式線図である。 １……クローラ本体、２……芯金、３……ラ
グ、４……スチールコード、５……切欠、６……
補強リブ、１０……スプロケツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 芯金を一定間隔に埋設しラグが千鳥状に配列
されてなるクローラ本体の接地面側でスプロケ
ツトホイール爪係合切欠を除く箇所において、
芯金がラグと重なり合わない部分の芯金の全面
に相当する部分を、芯金の周縁部から一定巾ｓ
突出する状態で且つ一定厚さｈに肉盛りした補
助リブに構成したことを特徴とするゴムクロー
ラ。 (2) 巾ｓ及び肉盛厚さｈがｓ＝２mm〜10mm、ｈ＝
1.5mm〜10mmとなされることを特徴とした実用
新案登録請求の範囲第１項記載のゴムクロー
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8491583U JPS59188782U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | ゴムクロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8491583U JPS59188782U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | ゴムクロ−ラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59188782U JPS59188782U (ja) | 1984-12-14 |
| JPH0110316Y2 true JPH0110316Y2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=30214884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8491583U Granted JPS59188782U (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | ゴムクロ−ラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59188782U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014004936A1 (de) * | 2014-04-05 | 2015-10-08 | Terje Mikkelsen | Verfahren und Bodenstabilisierungsmittel zur dauerhaften Bodenverfestigung von frostgefährdeten fein- und gemischtkörnigen Mineralböden zur Verwendung als hochtragfähige und frostsichere Gründungs-, Trag-, Bettungs- und Verfüllschichten im Hochbau, im Str |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01208284A (ja) * | 1988-02-14 | 1989-08-22 | Fukuyama Rubber Kogyo Kk | ゴムクローラ |
| JP4530465B2 (ja) * | 2000-03-22 | 2010-08-25 | 住友ゴム工業株式会社 | 弾性履帯 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522924A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | Elastic crawler track |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP8491583U patent/JPS59188782U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS522924A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd | Elastic crawler track |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014004936A1 (de) * | 2014-04-05 | 2015-10-08 | Terje Mikkelsen | Verfahren und Bodenstabilisierungsmittel zur dauerhaften Bodenverfestigung von frostgefährdeten fein- und gemischtkörnigen Mineralböden zur Verwendung als hochtragfähige und frostsichere Gründungs-, Trag-, Bettungs- und Verfüllschichten im Hochbau, im Str |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59188782U (ja) | 1984-12-14 |
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