JP2555195Y2 - 弾性クローラ - Google Patents
弾性クローラInfo
- Publication number
- JP2555195Y2 JP2555195Y2 JP8612191U JP8612191U JP2555195Y2 JP 2555195 Y2 JP2555195 Y2 JP 2555195Y2 JP 8612191 U JP8612191 U JP 8612191U JP 8612191 U JP8612191 U JP 8612191U JP 2555195 Y2 JP2555195 Y2 JP 2555195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- main body
- longitudinal direction
- guide projections
- core
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴム等の弾性材料から
なる無端帯状の弾性クローラに関するものである。
なる無端帯状の弾性クローラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建設機械例えばミニバックホー等におけ
る走行装置として使用されるクローラには、一般に金属
製のものと、ゴム等の弾性材料製のものがあり、金属製
クローラが取付けられる駆動スプロケット及び案内転輪
等に取付けうるようにした履き替えタイプの弾性クロー
ラが知られている(例えば、実公昭61−14943 号公報参
照)。
る走行装置として使用されるクローラには、一般に金属
製のものと、ゴム等の弾性材料製のものがあり、金属製
クローラが取付けられる駆動スプロケット及び案内転輪
等に取付けうるようにした履き替えタイプの弾性クロー
ラが知られている(例えば、実公昭61−14943 号公報参
照)。
【0003】従来、この種弾性クローラは、図5〜図7
に例示するように、左右の案内突起22とこの案内突起
22から延伸された左右の翼部とを有する芯金23と、
弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体2
1と、を備え、前記芯金23は、その横幅中心Cをクロ
ーラ長手方向と交差させて前記クローラ本体21の長手
方向に間隔を有して配列され、該芯金23の左右の案内
突起22はクローラ本体21の内周面より突隆され、芯
金23の左右の翼部はクローラ本体21に埋設されてお
り、前記クローラ本体21の外周面に前記芯金23に対
応してラグ24を突隆形成しているものであった。
に例示するように、左右の案内突起22とこの案内突起
22から延伸された左右の翼部とを有する芯金23と、
弾性材料によって無端帯状に形成されたクローラ本体2
1と、を備え、前記芯金23は、その横幅中心Cをクロ
ーラ長手方向と交差させて前記クローラ本体21の長手
方向に間隔を有して配列され、該芯金23の左右の案内
突起22はクローラ本体21の内周面より突隆され、芯
金23の左右の翼部はクローラ本体21に埋設されてお
り、前記クローラ本体21の外周面に前記芯金23に対
応してラグ24を突隆形成しているものであった。
【0004】この弾性クローラは、案内突起22の頂面
22Aが、案内転輪等の走行面とされると共に本体21
長手方向の長さを長くして振動軽減を図っており、ま
た、各ラグ24の中央部寄り(案内突起22と対応する
部位)の前後には、クローラ長手方向に突出(延伸)す
るラグ張出し部25及びリブ26を設けて接地面24A
を広くし、振動軽減を図っている。
22Aが、案内転輪等の走行面とされると共に本体21
長手方向の長さを長くして振動軽減を図っており、ま
た、各ラグ24の中央部寄り(案内突起22と対応する
部位)の前後には、クローラ長手方向に突出(延伸)す
るラグ張出し部25及びリブ26を設けて接地面24A
を広くし、振動軽減を図っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、ラグ張出し部25又はリブ26とラグ24間、
或いは芯金23の案内突起22間におけるクローラ本体
21の屈曲位置が、芯金中心CのピッチP間の真中にな
らず、一方にずれてしまい、張出し量が多い部分即ちラ
グ張出し部25と一方のリブ26の根元部25A,26
A或いは芯金案内突起22の張出し部22Bの根元部2
7に応力が集中し、クローラ本体表面の伸びが不均一に
なってクラックやカット傷が発生し耐久性が低下すると
いう問題がある。
術では、ラグ張出し部25又はリブ26とラグ24間、
或いは芯金23の案内突起22間におけるクローラ本体
21の屈曲位置が、芯金中心CのピッチP間の真中にな
らず、一方にずれてしまい、張出し量が多い部分即ちラ
グ張出し部25と一方のリブ26の根元部25A,26
A或いは芯金案内突起22の張出し部22Bの根元部2
7に応力が集中し、クローラ本体表面の伸びが不均一に
なってクラックやカット傷が発生し耐久性が低下すると
いう問題がある。
【0006】本考案は、上述のような実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、クローラ本体の
屈曲時における応力集中を緩和し、表面の伸びの均一化
を図り、クラックやカット傷等損傷の発生を低減して耐
久性を向上させることができる弾性クローラを提供する
にある。
れたもので、その目的とするところは、クローラ本体の
屈曲時における応力集中を緩和し、表面の伸びの均一化
を図り、クラックやカット傷等損傷の発生を低減して耐
久性を向上させることができる弾性クローラを提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本考
案は、前述した従来の弾性クローラにおいて、前記左右
の案内突起と対応する部位のラグの前後には、クローラ
長手方向に突出しかつ突出量を異にするリブを備え、該
リブのうち突出量が長いリブの根元部の曲率又は接地面
に対する傾斜角度を、突出量が短いリブの根元部の曲率
又は接地面に対する傾斜角度に対して大きく形成してい
ることを特徴とするものである。
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本考
案は、前述した従来の弾性クローラにおいて、前記左右
の案内突起と対応する部位のラグの前後には、クローラ
長手方向に突出しかつ突出量を異にするリブを備え、該
リブのうち突出量が長いリブの根元部の曲率又は接地面
に対する傾斜角度を、突出量が短いリブの根元部の曲率
又は接地面に対する傾斜角度に対して大きく形成してい
ることを特徴とするものである。
【0008】また、本考案の弾性クローラは、前記左右
の案内突起はその前後が、クローラ長手方向に突出しか
つ突出量を異に形成され該案内突起の前後を弾性材料で
被っており、前記案内突起のうち突出量が長い部分を被
う根元部の曲率又は接地面に対する傾斜角度を、突出量
が短い部分を被う根元部の曲率又は接地面に対する傾斜
角度に対して大きく形成していることを特徴とするもの
である。
の案内突起はその前後が、クローラ長手方向に突出しか
つ突出量を異に形成され該案内突起の前後を弾性材料で
被っており、前記案内突起のうち突出量が長い部分を被
う根元部の曲率又は接地面に対する傾斜角度を、突出量
が短い部分を被う根元部の曲率又は接地面に対する傾斜
角度に対して大きく形成していることを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】本考案によれば、左右の案内突起と対応する部
位のラグの前後にクローラ長手方向に形成したラグ張出
し部(短リブ)およびリブ(長リブ)のうち突出量が長
いリブの根元に応力が集中しようとするが、該リブ根元
の曲率を他方に比べて大きくすることによって、或いは
その接地面に対する傾斜角度を大きくすることによっ
て、応力集中が緩和され、クローラ本体長面の伸びが小
さくかつ均一で歪が小さくなり、カット傷、クラック等
の損傷が防止される。
位のラグの前後にクローラ長手方向に形成したラグ張出
し部(短リブ)およびリブ(長リブ)のうち突出量が長
いリブの根元に応力が集中しようとするが、該リブ根元
の曲率を他方に比べて大きくすることによって、或いは
その接地面に対する傾斜角度を大きくすることによっ
て、応力集中が緩和され、クローラ本体長面の伸びが小
さくかつ均一で歪が小さくなり、カット傷、クラック等
の損傷が防止される。
【0010】また、本考案によれば、左右の案内突起の
前後がクローラ長手方向に突出量を異に形成し、該案内
突起の前後を弾性材料で被っており、突起根元部のう
ち、突出量が多い方の根元部に応力が集中しようとする
が、この根元部分の曲率を他方に比べて大きくすること
によって、或いはその突起頂面に対する傾斜角を大きく
することによって、応力集中が緩和され、クローラ本体
表面に伸びが小さくかつ均一となり、カット傷、クラッ
ク等の損傷が防止される。
前後がクローラ長手方向に突出量を異に形成し、該案内
突起の前後を弾性材料で被っており、突起根元部のう
ち、突出量が多い方の根元部に応力が集中しようとする
が、この根元部分の曲率を他方に比べて大きくすること
によって、或いはその突起頂面に対する傾斜角を大きく
することによって、応力集中が緩和され、クローラ本体
表面に伸びが小さくかつ均一となり、カット傷、クラッ
ク等の損傷が防止される。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図4において、1はクローラ本体でゴム等の
弾性材料によって、無端帯状に形成されており、該クロ
ーラ本体1内には芯金2、キャンバス3、スチールコー
ド等の抗張体4が埋設されると共に、クローラ本体1の
外周接地面側に左右一対のラグ5が芯金2に対応して夫
々形成されている。
る。図1〜図4において、1はクローラ本体でゴム等の
弾性材料によって、無端帯状に形成されており、該クロ
ーラ本体1内には芯金2、キャンバス3、スチールコー
ド等の抗張体4が埋設されると共に、クローラ本体1の
外周接地面側に左右一対のラグ5が芯金2に対応して夫
々形成されている。
【0012】そして、前記芯金2は、左右の案内突起
9,10と左右の翼部7とを有し、その横幅中心Cをク
ローラ長手方向と交差させてクローラ本体1の長手即ち
周方向に所定の間隔Pで多数配置され、左右の案内突起
9,10はクローラ内周面より突隆させ、翼部7は本体
21に埋設しており、その隣り合う芯金2間にはクロー
ラ本体1の左右幅方向中央部に位置して駆動スプロケッ
ト(図示省略)の係合孔6が設けられている。
9,10と左右の翼部7とを有し、その横幅中心Cをク
ローラ長手方向と交差させてクローラ本体1の長手即ち
周方向に所定の間隔Pで多数配置され、左右の案内突起
9,10はクローラ内周面より突隆させ、翼部7は本体
21に埋設しており、その隣り合う芯金2間にはクロー
ラ本体1の左右幅方向中央部に位置して駆動スプロケッ
ト(図示省略)の係合孔6が設けられている。
【0013】また、芯金2は、左右一対の芯金翼部7を
スプロケット係合部8で一体に連結すると共に、各芯金
翼部7の係合部8側端に、クローラ本体1の周方向に所
定の間隔をもって左右二対の案内突起9,10が設けら
れている。なお、前記係合部8はクローラ本体21の左
右方向の中央部分に位置されている。さらに、芯金2の
案内突起9,10は、芯金翼部7よりも本体1周方向に
張り出し(突出し)ており、芯金幅中心Cからの突出量
L1,L2は、案内突起9が多く(長く)され、案内突
起10が短くされており、両突起9,10間にはその頂
面11Aが平坦なクローラ本体1と一体の弾性材料から
なる案内突起11が設けられ、該突起11の高さは案内
突起9,10の高さと同一か又は若干高くされており、
両案内突起9,10,11との間に溝12が形成されて
いる。
スプロケット係合部8で一体に連結すると共に、各芯金
翼部7の係合部8側端に、クローラ本体1の周方向に所
定の間隔をもって左右二対の案内突起9,10が設けら
れている。なお、前記係合部8はクローラ本体21の左
右方向の中央部分に位置されている。さらに、芯金2の
案内突起9,10は、芯金翼部7よりも本体1周方向に
張り出し(突出し)ており、芯金幅中心Cからの突出量
L1,L2は、案内突起9が多く(長く)され、案内突
起10が短くされており、両突起9,10間にはその頂
面11Aが平坦なクローラ本体1と一体の弾性材料から
なる案内突起11が設けられ、該突起11の高さは案内
突起9,10の高さと同一か又は若干高くされており、
両案内突起9,10,11との間に溝12が形成されて
いる。
【0014】各芯金2の間隔は、隣接案内突起9,10
が駆動スプロケット又はアイドラに巻付いたときに、相
互に干渉しない程度に、可及的に小さくされており、ク
ローラ本体1の係合孔6の両側に溝13が形成されて、
無理なく駆動スプロケット等に巻付くようにしてある。
各芯金案内突起9,10を被うクローラ本体1の案内突
起9,10根元部9B,10Bの曲率RA,RBは、突
出量の大きい(長い)案内突起9側が突出量が短い案内
突起10側よりも大きくされると共に、クローラ本体1
の周方向前後面の突起頂面9A,10Aに対する傾斜角
度θA,θBは、突出量の大きい案内突起9側θAが他
方θBよりも大きくされており、駆動スプロケット等に
巻付いて屈曲するときの応力集中が緩和され、表面の伸
びが小さくかつ均一になる。したがって、根元部9B,
10Bのクラック、カット傷等の損傷が発生しない。
が駆動スプロケット又はアイドラに巻付いたときに、相
互に干渉しない程度に、可及的に小さくされており、ク
ローラ本体1の係合孔6の両側に溝13が形成されて、
無理なく駆動スプロケット等に巻付くようにしてある。
各芯金案内突起9,10を被うクローラ本体1の案内突
起9,10根元部9B,10Bの曲率RA,RBは、突
出量の大きい(長い)案内突起9側が突出量が短い案内
突起10側よりも大きくされると共に、クローラ本体1
の周方向前後面の突起頂面9A,10Aに対する傾斜角
度θA,θBは、突出量の大きい案内突起9側θAが他
方θBよりも大きくされており、駆動スプロケット等に
巻付いて屈曲するときの応力集中が緩和され、表面の伸
びが小さくかつ均一になる。したがって、根元部9B,
10Bのクラック、カット傷等の損傷が発生しない。
【0015】前記ラグ5は、芯金2の左右一対の翼部7
の投影域と略一致するように、夫々翼部7に対応して設
けられ、各ラグ5のクローラ本体1幅方向中央部すなわ
ち、左右の案内突起9,10と対応するラグ部位には、
本体周方向前後で突出量を異にするリブ14,15が張
出し状に設けられ、図ではリブ14の突出量L3が、リ
ブ15の突出量L4よりも多く(長く)なるように千鳥
状に配されている。
の投影域と略一致するように、夫々翼部7に対応して設
けられ、各ラグ5のクローラ本体1幅方向中央部すなわ
ち、左右の案内突起9,10と対応するラグ部位には、
本体周方向前後で突出量を異にするリブ14,15が張
出し状に設けられ、図ではリブ14の突出量L3が、リ
ブ15の突出量L4よりも多く(長く)なるように千鳥
状に配されている。
【0016】そして、該ラグ5の突出量の多いリブ14
の本体周方向の根元部14Aの曲率RCが他方のリブ根
元部15Aの曲率RDよりも大きくされると共に、リブ
14の本体周方向前後面のラグ接地面5Aに対する傾斜
角度θCを、リブ15の同傾斜角度θDよりも大きくさ
れており、クローラ本体1が屈曲するときの圧力集中が
緩和され、表面の伸びが小さくかつ均一になり、クラッ
ク、カット傷等の損傷が発生しないようになっている。
の本体周方向の根元部14Aの曲率RCが他方のリブ根
元部15Aの曲率RDよりも大きくされると共に、リブ
14の本体周方向前後面のラグ接地面5Aに対する傾斜
角度θCを、リブ15の同傾斜角度θDよりも大きくさ
れており、クローラ本体1が屈曲するときの圧力集中が
緩和され、表面の伸びが小さくかつ均一になり、クラッ
ク、カット傷等の損傷が発生しないようになっている。
【0017】上記実施例によれば、クローラ本体1が駆
動スプロケット等に巻付く場合、芯金2の中心C間にお
いて案内突起9,10の突出量の大きい方にずれて屈曲
するため、案内突起9及びリブ14側の根元部9B,1
4Aに応力が集中しようとするが、これらの曲率RA,
RCが他方の曲率RB,RDよりも大きいので、応力集
中が緩和され、振動を低減できる。
動スプロケット等に巻付く場合、芯金2の中心C間にお
いて案内突起9,10の突出量の大きい方にずれて屈曲
するため、案内突起9及びリブ14側の根元部9B,1
4Aに応力が集中しようとするが、これらの曲率RA,
RCが他方の曲率RB,RDよりも大きいので、応力集
中が緩和され、振動を低減できる。
【0018】本考案は、上記実施例に限定されるもので
はなく、適宜設計変更することができ、例えば、曲率に
ついてはラグ5側のみ、又は案内突起9側のみとするこ
とができ、傾斜角度についてもラグ5側のみ又は案内突
起9側のみとすることができるほか、ラグパターンにつ
いても種々変更することができ、さらに案内突起は周方
向に分割せず一体でもよい。
はなく、適宜設計変更することができ、例えば、曲率に
ついてはラグ5側のみ、又は案内突起9側のみとするこ
とができ、傾斜角度についてもラグ5側のみ又は案内突
起9側のみとすることができるほか、ラグパターンにつ
いても種々変更することができ、さらに案内突起は周方
向に分割せず一体でもよい。
【0019】
【考案の効果】以上詳述した通り、本考案によれば、ラ
グ根元部の応力集中を緩和して、その表面の伸びを小さ
くかつ全体的に均一化でき、クラック、カット傷等の損
傷を防止して耐久性の向上を図り、振動を低減させるこ
とができる。また、芯金案内突起根元部を被うクローラ
本体の応力集中を緩和して、その表面の伸びを小さくか
つ全体的に均一化でき、クラック、カット傷等の損傷を
防止して耐久性の向上を図り、振動を低減させることが
できる。
グ根元部の応力集中を緩和して、その表面の伸びを小さ
くかつ全体的に均一化でき、クラック、カット傷等の損
傷を防止して耐久性の向上を図り、振動を低減させるこ
とができる。また、芯金案内突起根元部を被うクローラ
本体の応力集中を緩和して、その表面の伸びを小さくか
つ全体的に均一化でき、クラック、カット傷等の損傷を
防止して耐久性の向上を図り、振動を低減させることが
できる。
【図1】本考案の実施例を示す接地側からみた平面図で
ある。
ある。
【図2】図3のA−A線断面図である。
【図3】図2の上平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】従来例を示す接地側からみた平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】図5のD−D線断面図である。
1 クローラ本体 2 芯金 5 ラグ 5A 接地面 9 案内突起 9A 頂面 9B 案内突起根元部 10 案内突起 10A 頂面 10B 案内突起根元部 14 リブ 14A リブ根元部 15 リブ 15A リブ根元部 C 芯金中心 RA 曲率 RB 曲率 RC 曲率 RD 曲率 θA 傾斜角度 θB 傾斜角度 θC 傾斜角度 θD 傾斜角度
Claims (4)
- 【請求項1】 左右の案内突起とこの案内突起から延伸
された左右の翼部とを有する芯金と、弾性材料によって
無端帯状に形成されたクローラ本体と、を備え、前記芯
金は、その横幅中心をクローラ長手方向と交差させて前
記クローラ本体の長手方向に間隔を有して配列され、該
芯金の左右の案内突起はクローラ本体の内周面より突隆
され、芯金の左右の翼部はクローラ本体に埋設されてお
り、前記クローラ本体の外周面に前記芯金に対応してラ
グを突隆形成している弾性クローラにおいて、前記左右
の案内突起と対応する部位のラグの前後には、クローラ
長手方向に突出しかつ突出量を異にするリブを備え、該
リブのうち突出量が長いリブの根元部の曲率又は接地面
に対する傾斜角度を、突出量が短いリブの根元部の曲率
又は接地面に対する傾斜角度に対して大きく形成してい
ることを特徴とする弾性クローラ。 - 【請求項2】 左右の案内突起とこの案内突起から延伸
された左右の翼部とを有する芯金と、弾性材料によって
無端帯状に形成されたクローラ本体と、を備え、前記芯
金は、その横幅中心をクローラ長手方向と交差させて前
記クローラ本体の長手方向に間隔を有して配列され、該
芯金の左右の案内突起はクローラ本体の内周面より突隆
され、芯金の左右の翼部はクローラ本体に埋設されてお
り、前記クローラ本体の外周面に前記芯金に対応してラ
グを突隆形成している弾性クローラにおいて、 前記左右の案内突起と対応する部位のラグの前後には、
クローラ長手方向に突出しかつ突出量を異にするリブを
備え、該リブのうち突出量が長いリブの根元部の曲率お
よび接地面に対する傾斜角度を、突出量が短いリブの根
元部の曲率および接地面に対する傾斜角度に対して大き
く形成していることを特徴とする弾性クローラ。 - 【請求項3】 左右の案内突起とこの案内突起から延伸
された左右の翼部とを有する芯金と、弾性材料によって
無端帯状に形成されたクローラ本体と、を備え、前記芯
金は、その横幅中心をクローラ長手方向と交差させて前
記クローラ本体の長手方向に間隔を有して配列され、該
芯金の左右の案内突起はクローラ本体の内周面より突隆
され、芯金の左右の翼部はクローラ本体に埋設されてお
り、前記クローラ本体の外周面に前記芯金に対応してラ
グを突隆形成している弾性クローラにおいて、 前記左右の案内突起はその前後が、クローラ長手方向に
突出しかつ突出量を異に形成され該案内突起の前後を弾
性材料で被っており、前記案内突起のうち突出量が長い
部分を被う根元部の曲率又は接地面に対する傾斜角度
を、突出量が短い部分を被う根元部の曲率又は接地面に
対する傾斜角度に対して大きく形成していることを特徴
とする弾性クローラ。 - 【請求項4】 左右の案内突起とこの案内突起から延伸
された左右の翼部とを有する芯金と、弾性材料によって
無端帯状に形成されたクローラ本体と、を備え、前記芯
金は、その横幅中心をクローラ長手方向と交差させて前
記クローラ本体の長手方向に間隔を有して配列され、該
芯金の左右の案内突起はクローラ本体の内周面より突隆
され、芯金の左右の翼部はクローラ本体に埋設されてお
り、前記クローラ本体の外周面に前記芯金に対応してラ
グを突隆形成している弾性クローラにおいて、 前記左右の案内突起はその前後が、クローラ長手方向に
突出しかつ突出量を異に形成され該案内突起の前後を弾
性材料で被っており、前記案内突起のうち突出量が長い
部分を被う根元部の曲率および接地面に対する傾斜角度
を、突出量が短い部分を被う根元部の曲率および接地面
に対する傾斜角度に対して大きく形成していることを特
徴とする弾性クローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8612191U JP2555195Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 弾性クローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8612191U JP2555195Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 弾性クローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0535569U JPH0535569U (ja) | 1993-05-14 |
JP2555195Y2 true JP2555195Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=13877872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8612191U Expired - Lifetime JP2555195Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 弾性クローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555195Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002046029A1 (fr) * | 2000-12-07 | 2002-06-13 | Bridgestone Corporation | Chenille en caoutchouc |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5230216B2 (ja) * | 2008-02-05 | 2013-07-10 | 株式会社ブリヂストン | ゴムクローラ |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP8612191U patent/JP2555195Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002046029A1 (fr) * | 2000-12-07 | 2002-06-13 | Bridgestone Corporation | Chenille en caoutchouc |
US7077485B2 (en) | 2000-12-07 | 2006-07-18 | Bridgestone Corporation | Rubber crawler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535569U (ja) | 1993-05-14 |
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---|---|---|
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