JP7448323B2 - 粗さ測定機 - Google Patents

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Description

本発明は粗さ測定機に関する。
ワーク表面の粗さを測定する測定機として粗さ測定機が知られている(例えば特許文献1-4)。粗さ測定機は、ワーク表面に対して垂直な方向に変位可能に設けられた触針を有する触針ユニットと、この触針ユニットをワーク表面に沿って進退させる駆動部と、を備えるものである。
粗さ測定機としては、持ち運び可能に小型化されたものがある。例えば、ワークがある現場に小型粗さ測定機を持っていき、その場でワークの測定対象面に小型粗さ測定機を載せたり、押し当てたりした状態でワーク表面の粗さ測定を行なう。
特許3640201 特許3373465 特許3443054 特許3531924
上記のような小型粗さ測定機では、小型粗さ測定機を測定箇所にセットしたあと、オペレータが測定開始ボタンを押すなどの操作をして測定開始となるが、片方の手で小型粗さ測定機を把持し、もう片方の手で測定開始ボタンを押すというのはやや不便であり、測定効率が上がらない一因となっている。
また、表面粗さを正しく測定するためには、触針がワーク表面に対して正しく垂直に当接している必要がある。触針がワーク表面に垂直に当たっているかどうかの判断はオペレータに委ねられているが、触針自体は非常に小さいもので目視では見えづらいため、オペレータの技量の差によって測定誤差が生じやすかった。
本発明の目的は、測定効率が向上するとともに、粗さ測定の正確さも向上する粗さ測定機を提供することにある。
本発明の粗さ測定機は、
モータの駆動力によって所定の駆動軸方向に進退するように設けられた移動駒部材を有する駆動部と、
スキッドの貫通孔から出没可能に設けられているとともにワーク表面に沿って倣い移動する触針、および、前記触針の変位を検出する触針変位検出部を有する触針ユニットと、
前記触針が前記スキッドの貫通孔から突出する方向を第1方向とし、前記駆動軸方向に対して直交する所定の軸を測定軸とするとき、前記第1方向が前記測定軸に対してほぼ平行となる状態で前記触針ユニットを前記移動駒部材に連結する連結手段と、
前記触針ユニットを前記第1方向に付勢する付勢手段と、
前記駆動部および前記触針ユニットを収容しつつ、前記触針ユニットが前端面から突き出て前記駆動軸方向に平行に進退することを許容する本体ハウジング部と、
前記スキッドを間にして前記本体ハウジング部の前記前端面とは反対の側において、前記測定軸に平行な方向の物体の高さを検出するように設けられた高さ検出器と、を備え、
前記本体ハウジング部は、前記本体ハウジング部の前記第1方向にあるベース面を有し、前記ベース面には、測定時には前記ワーク表面に当接する本体支持脚が設けられており、
前記高さ検出器が、前記測定軸方向において前記本体支持脚の高さと同じ高さに物体を検出したとき、前記駆動部が自動的に駆動を開始して、前記触針ユニットによるワーク表面の倣い測定が行なわれる
ことを特徴とする。
本発明では、
前記本体ハウジング部から前記駆動軸方向に平行に延在する連結棒が設けられ、
前記高さ検出器は、前記連結棒の先端に取り付けられている
ことが好ましい。
本発明では、
前記高さ検出器は、測定軸方向において前記本体支持脚と同じ高さで前記ワークに当接する検出器支持脚を有する
ことが好ましい。
本発明の粗さ測定機ユニットは、上面が平坦な運搬台に、前記粗さ測定機を複数台設置したものである。
本発明では、
前記複数の粗さ測定機は、前記ベース面を上に向けた姿勢で前記運搬台に設置されており、
前記ワークが前記高さ検出器と前記本体支持脚とに跨がるように載置されたとき、前記粗さ測定機が自動的に測定を開始して、前記触針ユニットによるワーク表面の倣い測定が行なわれる
ことが好ましい。
また、本発明の粗さ測定機は、
モータの駆動力によって所定の駆動軸方向に進退するように設けられた移動駒部材を有する駆動部と、
スキッドの貫通孔から出没可能に設けられているとともにワーク表面に沿って倣い移動する触針、および、前記触針の変位を検出する触針変位検出部を有する触針ユニットと、
前記触針が前記スキッドの貫通孔から突出する方向を第1方向とし、前記駆動軸方向に対して直交する所定の軸を測定軸とするとき、前記第1方向が前記測定軸に対してほぼ平行となる状態で前記触針ユニットを前記移動駒部材に連結する連結手段と、
前記触針ユニットを前記第1方向に付勢する付勢手段と、
前記駆動部および前記触針ユニットを収容しつつ、前記触針ユニットが前端面から突き出て前記駆動軸方向に平行に進退することを許容する本体ハウジング部と、
前記測定軸に平行な方向の物体の高さを検出するように設けられた高さ検出器と、を備え、
前記高さ検出器が、前記触針がワーク表面に対して垂直に当たったときの前記触針ユニットの姿勢を検出したとき、前記駆動部が自動的に駆動を開始して、前記触針ユニットによるワーク表面の倣い測定が行なわれる
ことを特徴とする。
粗さ測定機の側面図である。 粗さ測定機をZ軸の正の側から見た図である。 粗さ測定機の斜視図である。 粗さ測定機の断面図である。 ワークと粗さ測定機とが接触した状態を示す図である。 制御部の機能ブロック図である。 制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 粗さ測定機の好適な使用方法を例示する図である。 粗さ測定機でワークWの上面を測定する様子を例示する図である。 変形例1を例示する図である。
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
(第1実施形態)
本発明の粗さ測定機に係る第1実施形態について説明する。
図1は、粗さ測定機の側面図である。
図2は、粗さ測定機をZ軸の正の側から見た図である。
図3は、粗さ測定機の斜視図である。
図4は、粗さ測定機の断面図である。
本実施形態の粗さ測定機100は、測定本体部200と、高さ検出器300と、制御部400と、を備えている。(制御部400は図4、図6に表れる。)
測定本体部200の構成は、基本的には既知の粗さ測定機の構成と共通する。
測定本体部200の構成を簡単に説明しておく。
測定本体部200は、例えば図4に表れるように、触針ユニット210と、駆動部250と、本体ハウジング部270と、を備える。
触針ユニット210は、内部に空間を有するケース体220と、ケース体220内で揺動可能に設けられた触針レバー230と、触針変位検出部240と、を有する。
ケース体220は、径大の筒状の胴部221と、胴部221の先端から突き出たノーズ部222と、を有し、さらに、ノーズ部222の先端にはスキッド223が設けられている。
スキッド223はその内部に貫通孔224を有し、この貫通孔224はノーズ部222内の空洞に連続している。
触針レバー230は、その先端に上向きの触針231を有する。
ここで、説明の都合上、図1~図5、図9、図10において紙面上に付したように座標系を設定し、座標系のX軸方向の-X方向側を粗さ測定機100の前方、X軸方向の+X方向側を粗さ測定機100の後方と表現することとする。ただし、実際に粗さ測定機100を使用するときには上下左右の向き(姿勢)に制限はなく、測定対象物に合わせて粗さ測定機100の向き(姿勢)は選択される。
触針レバー230は、胴部221からノーズ部222にかけて挿通され、先端の触針231がスキッド223の開口から外部に臨むように配設されている。触針レバー230は、その中間部において板バネ232によってケース体220の内部空間に取り付けられている。板バネ232は、触針レバー230の揺動支点となっているとともに、触針231がスキッド223からわずかに突出した状態でバランスが取れるように触針レバー230を弾性的に支持している。
触針変位検出部240は、胴部221の内部に配置されている。触針変位検出部240は、フェライト板241と、インダクタンス検出器242と、を有する。
フェライト板241は、触針レバー230の後端に取り付けられている。胴部221の内部空間においてフェライト板241と対向する位置には、インダクタンス検出器242が取り付けられている。
スキッド223の上面は、測定時においてワークWと接触するワーク接触面である。スキッド223がワークWの測定面に沿って移動すると、ワーク表面のうねりはスキッド223で吸収されつつ、測定面の表面粗さによって触針231が上下動する。触針231が上下動すると、インダクタンス検出器242によってこの触針231の上下動が検出される。インダクタンス検出器242から出力される検出信号により、うねりを除いたワークWの測定面の表面粗さが得られる。触針ユニット210は、ワークWの測定面の表面粗さの測定結果(触針231の変位)を外部(ここでは制御部400)に出力する。
駆動部250は、モータ251と、送りネジ252と、ネジ受けナット253と、ガイドシャフト254と、移動駒部材255と、を有する。
モータ251に送りネジ252が連結されており、モータ251の動力で送りネジ252が回転駆動される。送りネジ252にネジ受けナット253が螺合しており、また、ネジ受けナット253はガイドシャフト254に固着されている。ネジ受けナット253は送りネジ252の回転によってねじ送りされ、ガイドシャフト254は、ネジ受けナット253と一体的にスライド移動するように軸受されている。ガイドシャフト254に移動駒部材255が固着されており、移動駒部材255はガイドシャフト254と一体的にスライド移動する。
ここで、移動駒部材255の移動方向を駆動軸方向(X軸方向)とする。
本実施形態では、送りネジ252の軸線およびガイドシャフト254の軸線は駆動軸方向(X軸方向)と平行である。駆動軸方向に平行にX軸をとることにする。また、X軸に垂直な方向にZ軸をとる。
触針ユニット210は、連結部260によって移動駒部材255に連結されている。
連結部260は、コネクタロッド261と、コネクタソケット262と、板バネ263と、を有する。
コネクタロッド261が触針ユニット210の胴部221の末端に取り付けられ、コネクタロッド261はインダクタンス検出器242の導通線であるとともに連結ピンとなっている。(コネクタロッド261の本数は、必要な信号線の数や固定強度を考慮して二本か三本設けられればよい。)コネクタロッド261はコネクタソケット262に挿入されて保持され、コネクタソケット262が板バネ263によって移動駒部材255に連結されている。
板バネ263は、触針ユニット210を片持ち支持する支持手段となるとともに、触針ユニット210の先端(スキッド223)を触針231が突き出す方向に付勢する付勢手段でもある。
駆動部250の送りネジ252がモータ251の動力で回転駆動すると、ネジ受けナット253、ガイドシャフト254および移動駒部材255がねじ送りされる。このとき、移動駒部材255と一体的に触針ユニット210も駆動軸方向に平行な軸線に沿って送り移動されることになる。
いま、触針231がスキッド223から突出する方向を第1方向とする。
連結部260は、この第1方向がZ軸と平行となる状態、つまり、第1方向が駆動軸方向(X軸方向)と垂直になる状態、を基準状態としつつ、板バネ263は基準状態からさらにスキッド223を第1方向に付勢する方向に付勢力を作用させている。そして、Z軸方向に平行な方向における触針231の変位がワークの表面粗さに相当するものとなる。したがって、Z軸方向が測定軸方向に相当する。
本体ハウジング部270は、外形が直方体で中空の部材であり、触針ユニット210および駆動部250を収容している。本体ハウジング部270の前端面271には触針ユニット210が突き出る穴272が設けられている。本体ハウジング部270において、第1方向の側にある面を本体ベース面274と称することにする。(本実施形態の軸の取り方でいうと、本体ベース面274は、本体ハウジング部270においてZ軸の正の側にあるといってもよい。)
本体ベース面274は、駆動軸方向に平行で、Z軸に垂直な面である。(ただし、後述する本体支持脚275の高さが大事なのであって、本体ベース面274自体の面の方向や平坦か曲面かは必ずしも重要ではない。)
本体ベース面274において、前方側と後方側とに支持脚275が設けられている。
この支持脚を本体支持脚275と称することにする。本体支持脚275の高さは、触針231がZ軸に平行になったときに触針231の先端と同じ高さになるように設計されている。つまり、測定対象が平坦なワーク表面の表面粗さであるとして、本体支持脚275の高さは、ワーク表面と本体支持脚275とが当接したときに触針231がワーク表面に対して垂直に当たるように設計されている。例えば図5は、ワークWと粗さ測定機100とが接触した状態を示す図である。
次に高さ検出器300について説明する。
高さ検出器300は、本体ハウジング部270の前端面271の側において、前端面271とは触針ユニット210(スキッド223)を間にして反対側に設けられている。具体的には、本体ハウジング部270の前端面271に所定長さの連結棒310が取り付けられ、この連結棒310の先端に高さ検出器300が固着されている。
高さ検出器300は、検出器筐体320と、検出器支持脚330と、高さ検出ピン340と、を有する。
検出器筐体320は、その内部に高さ検出ピン340の変位を検出する変位検出センサ321(例えばエンコーダ)を内蔵した外装筐体である。検出器筐体320において、第1方向にある面を検出器ベース面322と称することにする。(本実施形態の軸の取り方でいうと、検出器ベース面322は、検出器筐体320においてZ軸の正の側にあるといってもよい。)
検出器ベース面322は、駆動軸方向に平行で、Z軸に垂直な面である。(ただし、後述する検出器支持脚330の高さが大事なのであって、検出器ベース面322自体の面の方向や平坦か曲面かは必ずしも重要ではない。)
検出器ベース面322には、検出器支持脚330が設けられている。
検出器支持脚330の高さは、触針231がZ軸に平行になったときに触針231の先端と同じ高さになるように設計されている。つまり、測定対象が平坦なワーク表面の表面粗さであるとして、検出器支持脚330の高さは、ワーク表面と検出器支持脚330とが接触したときに触針231がワーク表面に対して垂直に当たるように設計されている。
さらに具体的には、本体支持脚275および検出器支持脚330の高さは、ワーク表面が本体支持脚275と検出器支持脚330とに当接したときに、触針231がワーク表面に対して垂直に当たるように設計されている。
言い方を変えると、本体支持脚275の先端と検出器支持脚330の先端とは同一の仮想平面上にあり、この仮想平面は駆動軸方向(X軸方向)に平行でZ軸に垂直な平面である。そして、連結部260で片持ちされている触針ユニット210の姿勢を連結部260を支点として揺動させ、触針231の先端が前記仮想平面上にあるとき、触針231は前記仮想平面に対して垂直になる。
高さ検出ピン340は、検出器ベース面322からZ軸方向に平行に進退するピンである。高さ検出ピン340の変位(あるいは高さ位置)は、検出器筐体320の内部にある変位検出センサ321で検出される。高さ検出ピン340は、検出器ベース面322から突出する方向に付勢されており、外部からの力がかかっていないとき、高さ検出ピン340は、本体支持脚275および検出器支持脚330よりも高く突き出ている。(高さ検出ピンは例えば電気マイクロメータやダイヤルゲージやリニアゲージ等のスピンドル(測定子)であって、検出器筐体でそれらを保持しているとしてもよい。)
ワーク表面の粗さ測定の際、オペレータは、ワーク表面が本体支持脚275と検出器支持脚330とに当たるようにワークWと粗さ測定機100とをゆっくりと近づけていき、両者を静かに当てる。このとき、高さ検出ピン340がワークWに押されて後退する。このときの高さ検出ピン340の変位量(あるいは高さ位置)が変位検出センサ321で検出される。
次に、図6、図7、図8を参照しながら、制御部400の構成および動作を説明する。
図6は、制御部400の機能ブロック図である。
図7、図8は、制御部400の動作を説明するためのフローチャートである。
制御部400は、高さ判定部410と、駆動制御部400と、データ取得部430と、を有している。
高さ判定部410には、高さ検出器300で検出された高さ検出ピン340の変位(あるいは高さ位置)が入力される。高さ判定部410には、高さ参照値設定部411と、タイマー412と、待機時間設定部413と、が付設されている。
高さ参照値設定部411には、高さ検出ピン340の先端が本体支持脚275および検出器支持脚330の高さと同じ高さになったことを検出するための高さ参照値が設定されている。ワーク表面の粗さ測定の際、ワーク表面が本体支持脚275と検出器支持脚330とに当たるとき、高さ検出ピン340がワークWに押されて後退する。
高さ判定部410は、高さ検出器300で検出された高さ検出ピン340の高さを前記高さ参照値と比較する(ST110)。高さ検出ピン340の高さが高さ参照値と同じになったとき(ST110:YES)、高さ判定部410は、第1トリガー信号を発する(ST120)。
なお、高さ参照値としては、幅をもった範囲として設定されてもよい。
この場合、高さ判定部410は、高さ検出ピン340の高さが高さ参照値の範囲内にあることを判定したときに第1トリガー信号を発する。
高さ判定部410が第1トリガー信号を発すると、タイマー412がカウントをスタートする(ST130)。同時に、第1トリガー信号を受けて、ランプ441あるいはスピーカ442がオペレータに対して高さ検出ピン340が本体支持脚275および検出器支持脚330と同じ高さになったことを光や音で知らせる(ST140)。
オペレータとしては、音や光による報知によって、粗さ測定機100とワークWとのセッティングが適正になったことを知る。ランプ441やスピーカ442は、例えばユーザが携帯しているタブレットやスマートフォンであってもよい。報知手段としては、音や光のほか振動(振動を発生させる偏心モータ)でもよい。ランプ441やスピーカ442と制御部400との通信手段として各種の無線通信方式を用いてもよい。
待機時間設定部413には、5秒や10秒といった待機時間が設定されている。これは、高さ検出ピン340の高さが高さ参照値と同じになった時点から実際に測定動作を開始するまでの待ち時間であり、オペレータが使い易いように任意の値を設定すればよい。
高さ判定部410は、タイマー412のカウント時間が設定された待機時間になるまで待ち(ST150)、カウント時間が待機時間に達したところで第2トリガー信号を発する(ST160)。
第2トリガー信号を受けて、駆動制御部420が駆動部250の動作制御を開始する(ST170)。(例えば、駆動制御部420が駆動部250に駆動電流を印加する。)
これにより、モータ251による送りネジ252の回転駆動が開始され、触針ユニット210によるワーク表面の倣い測定が行なわれる。触針231の変位データは、インダクタンス検出器242からデータ取得部430に送られて保存される(ST180)
本実施形態によれば次の効果を奏することができる。
(1)本実施形態においては、高さ検出器300がワーク表面の高さ(位置)を検出し、ワーク表面が適正な位置にきたところで自動的に測定動作が開始される。
したがって、オペレータが別途にスタートボタンを押すような操作は必要ない。例えば、オペレータは片手だけでワークWまたは粗さ測定機100のどちらかを持って、測定箇所にセットするだけでよい。あとは自動的に測定動作が開始され、測定データが収集されていく。空いているもう片方の手は、パソコンやタブレットの操作であったり、段取り替えの準備であったり、種々必要な作業を行なえばよい。オペレータにとっては測定作業が楽になるし、効率的にもなる。
(2)本実施形態では粗さ測定機100が高さ検出器300を備えていて、ワーク表面の高さ位置が適正な位置になったら自動的に測定が開始される。つまり、測定が開始されたということは、触針231がワーク表面に垂直に当たっているということであり、正確な粗さ測定が行われているということでもある。
(3)粗さ測定の対象物としては本体ハウジング部270に比べて小さいものであったり、ワークWの端であったりして、本体ハウジング部270の後側の支持脚275にワークWが当接できない場合も有り得る(例えば図5参照)。このような場合、従来は、本体ハウジング部270の前側の支持脚をワーク表面に当接させたうえで、触針ユニット210がワーク表面に平行になっているかどうかはオペレータが目視で判断する他なかった。この点、本実施形態では、スキッド223を間にして高さ検出器300と本体ハウジング部270とがあり、それぞれに支持脚330、275が設けられている。したがって、高さ検出器300の支持脚330と本体ハウジング部270の前側支持脚275とをワークWに当接させれば、自ずとワーク表面に対して触針231が垂直に当たるようになり、安定して正確な粗さ測定ができるようになる。
(使用例1)
図9は、粗さ測定機100の好適な使用方法を例示する図である。
図9において、上面が平坦な運搬台610を用意する。
運搬台610の両端には、把持手段としてのグリップ620が設けられている。この運搬台610の上面に複数(ここでは3機)の粗さ測定機100を設置する。
粗さ測定機100の向きは、本体ベース面274が上を向く向きである。
このように複数の粗さ測定機100をユニット化したものを用意しておく。このように複数の粗さ測定機100をユニット化したものを粗さ測定機ユニット600と称することにする。
粗さ測定にあたっては、オペレータは、粗さ測定の測定対象であるワークWを高さ検出器300と前方の本体支持脚275とに跨がるように次々に載せていく。オペレータは、ただワークWを次々に載せていけばよいのであって、例えばスタートボタンを押すような操作はしなくてもよい。
上記の説明では、ワークWが粗さ測定機100の上方から接近し、粗さ測定機100はワークWの下側の面(下面)を測定する例を説明した。
もちろん、例えば図10に例示するように、粗さ測定機100をワークWの上方からワークWの測定面に接近させて、ワークWの上面を測定してもよい。
図9の粗さ測定機ユニットを用いる際でも、ワークWの上面に粗さ測定機ユニット600を載せてしまえばよい。一度の測定で3つの粗さ測定データが得られるので、測定効率が向上する。
(変形例1)
上記第1実施形態では、高さ検出器はワーク表面の高さを検出するものであったが、図11に例示するように、触針ユニット210の高さ位置(姿勢)を検出するように高さ検出器300Aを設けるようにしてもよい。
図11において、高さ検出器300Aは、触針ユニット210の姿勢が駆動軸に平行になったことを検出するように設けられている。
ここでは、本体ハウジング部270の前端面271から延在する連結棒310Aにて高さ検出器300Aを保持している。ただし、高さ検出器300Aを本体ハウジング部270の内部に設けるようにしてもよい。触針ユニット210(スキッド223)を間にして本体ハウジング部270の前端面271と反対側には支持脚510を設けるための支持台部500があってもよいが、このような支持台部500は省略されてもよい。
制御部400の高さ参照値設定部411には、触針231が駆動軸方向と垂直になったとき(基準状態)の高さ検出器300Aの検出値を高さ参照値として設定しておく。あとは第1実施形態で説明した動作とほぼ同じであり、触針231がワーク表面に垂直に当たった状態になると、粗さ測定機は自動的に測定動作を開始する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
高さ検出器としては高さ検出ピンを有する接触式の高さ検出器を例示したが、レーザー測距方式などの非接触式であってもよい。
100…粗さ測定機、
200…測定本体部、
210…触針ユニット、
220…ケース体、221…胴部、222…ノーズ部、223…スキッド、224…貫通孔、230…触針レバー、231…触針、232…板バネ、240…触針変位検出部、241…フェライト板、242…インダクタンス検出器、
250…駆動部、
251…モータ、252…送りネジ、253…ネジ受けナット、254…ガイドシャフト、255…移動駒部材、
260…連結部、
261…コネクタロッド、262…コネクタソケット、263…板バネ、
270…本体ハウジング部、
271…前端面、272…穴、274…本体ベース面、275…本体支持脚、
300、300A…高さ検出器、
310…連結棒、320…検出器筐体、321…変位検出センサ、322…検出器ベース面、330…検出器支持脚、340…高さ検出ピン、
400…制御部、
400…駆動制御部、400…制御部、410…高さ判定部、411…参照値設定部、412…タイマー、413…待機時間設定部、420…駆動制御部、430…データ取得部、441…ランプ、442…スピーカ、
500…支持台部、510…支持脚、
600…測定機ユニット

Claims (5)

  1. モータの駆動力によって所定の駆動軸方向に進退するように設けられた移動駒部材を有する駆動部と、
    スキッドの貫通孔から出没可能に設けられているとともにワーク表面に沿って倣い移動する触針、および、前記触針の変位を検出する触針変位検出部を有する触針ユニットと、
    前記触針が前記スキッドの貫通孔から突出する方向を第1方向とし、前記駆動軸方向に対して直交する所定の軸を測定軸とするとき、前記第1方向が前記測定軸に対してほぼ平行となる状態で前記触針ユニットを前記移動駒部材に連結する連結手段と、
    前記触針ユニットを前記第1方向に付勢する付勢手段と、
    前記駆動部および前記触針ユニットを収容しつつ、前記触針ユニットが前端面から突き出て前記駆動軸方向に平行に進退することを許容する本体ハウジング部と、
    前記スキッドを間にして前記本体ハウジング部の前記前端面とは反対の側において、前記測定軸に平行な方向の物体の高さを検出するように設けられた高さ検出器と、を備え、
    前記本体ハウジング部は、前記本体ハウジング部の前記第1方向にあるベース面を有し、前記ベース面には、測定時には前記ワーク表面に当接する本体支持脚が設けられており、
    前記高さ検出器が、前記測定軸方向において前記本体支持脚の高さと同じ高さに物体を検出したとき、前記駆動部が自動的に駆動を開始して、前記触針ユニットによるワーク表面の倣い測定が行なわれる
    ことを特徴とする粗さ測定機。
  2. 請求項1に記載の粗さ測定機において、
    前記本体ハウジング部から前記駆動軸方向に平行に延在する連結棒が設けられ、
    前記高さ検出器は、前記連結棒の先端に取り付けられている
    ことを特徴とする粗さ測定機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の粗さ測定機において、
    前記高さ検出器は、測定軸方向において前記本体支持脚と同じ高さで前記ワークに当接する検出器支持脚を有する
    ことを特徴とする粗さ測定機。
  4. 上面が平坦な運搬台に、請求項3に記載の粗さ測定機を複数台設置した粗さ測定機ユニット。
  5. 請求項4に記載の粗さ測定機ユニットにおいて、
    前記複数の粗さ測定機は、前記ベース面を上に向けた姿勢で前記運搬台に設置されており、
    前記ワークが前記高さ検出器と前記本体支持脚とに跨がるように載置されたとき、前記粗さ測定機が自動的に測定を開始して、前記触針ユニットによるワーク表面の倣い測定が行なわれる
    ことを特徴とする粗さ測定機ユニット。
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