JP7446165B2 - アームレスト及び車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、アームレスト及び車両用シートに関する。
車両用シートには、シート本体の側部にアームレストを有するものがある。例えばアームレストは、シート本体に対し、シート幅方向に向かう軸の軸周りに回動自在に取り付けられている(特許文献1参照)。
特開平9-24170号公報
ところで上述のようなアームレストでは、アームレスト本体の回動時に、アームレスト本体の側面の回動部分付近の表皮が、アームレスト本体に近接配置された例えば回動機構のカバーに当接し引っ張られ、表皮が捲れ上がる恐れがある。表皮が捲れ上がると、アームレスト本体の内部の金属部分が見えて見栄えが良くない。またアームレスト本体の内部の金属部分が露出すると、安全性の観点からも好ましくない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アームレスト本体の側面の表皮が回動機構のカバー等により捲れ上がることを抑制することができるアームレスト及び車両用シートを提供することをその目的とする。
本発明の一態様に係る車両用シートのアームレストは、上面と、下面と、上面及び下面に接続されシート幅方向に面する側面とを少なくとも有し、シート本体に対しシート幅方向の軸周りに回動自在なアームレスト本体を備え、アームレスト本体は、側面において、アームレスト本体を回動するための回動機構と接続される接続部と、接続部の縁に沿って接続部の下側領域或いは上側領域の少なくともいずれかの周辺領域を少なくとも覆う表皮と、を備え、表皮の接続部の周辺領域を覆う部分は、第1の表皮部と、第1の表皮部と縫合により接続された第2の表皮部とを有し、第1の表皮部と第2の表皮部とを縫合する縫合線は、アームレスト本体の後方に向かいながら接続部の縁のある方向に曲がり、終点が接続部の縁に至るように形成されている。
本態様によれば、表皮の接続部の周辺領域を覆う部分が、第1の表皮部と、第1の表皮部と縫合により接続された第2の表皮部とを有し、第1の表皮部と第2の表皮部とを縫合する縫合線が、アームレスト本体の後方に向かいながら接続部の縁方向に曲がり、終点が接続部の縁に至るように形成されていることで、アームレスト本体の回動時に回動機構のカバー等により摩擦を受けても、アームレスト本体の側面の表皮が捲れ上がることを抑制することができる
上記態様において、第2の表皮部は、接続部の周辺領域に隣接するアームレスト本体の上面又は下面を覆い、当該上面又は下面から、接続部の周辺領域がある側面に延長するように形成されていてもよい。
上記態様において、接続部の縁に対応する表皮の縁は、縫合部の終点の前方側が第1の表皮部の縁で構成され、縫合部の終点の後方側が第2の表皮部の縁で構成されていてもよい。
上記態様において、アームレスト本体は、上面が水平になる第1の姿勢と、上面が立ち上がる第2の姿勢に少なくとも回動自在であり、側面視で、縫合部の終点は、第1の姿勢において接続部の回動中心を通る仮想鉛直線に近接配置されていてもよい。
上記態様において、アームレストは、回動機構と、回動機構を覆うカバーと、をさらに備え、カバーは、アームレスト本体の接続部の周辺領域を覆う表皮に近接配置されていてもよい。
上記態様において、回動機構は、シート本体の反対側のアームレスト本体の側面に設けられていてもよい。
上記態様において、回動機構は、アームレスト本体の回動を所定の位置でロックするロック機構を有するようにしてもよい。
本発明の別の態様の車両用シートは、上記アームレストと、シート本体とを備えている。
本発明によれば、アームレスト本体の側面の表皮が回動機構のカバー等により捲れ上がることを抑制することができる。
アームレスト本体が第1の姿勢のときの車両用シートの構成の一例を示す斜視図である。 アームレスト本体が第2の姿勢のときの車両用シートの構成の一例を示す斜視図である。 アームレスト本体の斜視図である。 アームレストの下面図である。 アームレストの図4のA-A断面図である。 アームレスト本体の側面の構成を説明する模式図である。 (a)は第1の表皮部と第2の表皮部の縫合部を説明する模式図である。(b)は第1の表皮部及び第2の表皮部とパッドとの縫合部を説明する模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る車両用シート1の構成の一例を示す斜視図である。例えば車両用シート1は、シート本体10と、アームレスト11を備えている。本実施の形態における車両用シート1は、例えば車両の2列目、3列目など、1列目よりも後ろのシートに適している。
シート本体10は、例えば乗員が座るシートクッション20と、乗員が背中を凭れかけるシートバック21と、乗員の頭部を支えるヘッドレスト22等を備えている。
アームレスト11は、シートバック21のシート幅方向Xの片側(車両の中央側)の側面21aに近接配置されている。シートクッション20は、例えばアームレスト11側まで延長され、アームレスト11は、シートクッション20の延長部の上部に配置されている。
アームレスト11は、図1に示すような上面30aが略水平になる第1の姿勢と、図2に示すような上面30aが略垂直になる第2の姿勢との間で変形自在である。アームレスト11は、第1の姿勢のときにはひじ掛けや物置きとして使用することができ、第2の姿勢のときには背凭れ部として使用することができる。なお、本明細書において、アームレスト11の上下、前後は、アームレスト11が第1の姿勢のとき(図1の状態)を基準にする。
アームレスト11は、例えばアームレスト本体30と、アームレスト本体30を回動させるための回動機構31と、回動機構31を覆うカバー32を備えている。
アームレスト本体30は、シート本体10に対しシート幅方向Xに向かう回動軸Cの軸周りに回動自在に取り付けられている。これにより、アームレスト本体30は、回動して、アームレスト本体30の上面30aが略水平となる第1の姿勢と、アームレスト本体30の上面30aが立ち上がる第2の姿勢に変位することができる。
図1乃至図3に示すようにアームレスト本体30は、厚みのある略方盤形状を有している。アームレスト本体30は、例えば上面30aと、下面30bと、シート幅方向Xの側面30c、30dを備えている。側面30cは、シート本体10側であり、側面30dは、シート本体10の逆側である。下面30bは、アームレスト本体30のおよそ前後面まで延長されている。例えばアームレスト本体30の下面30b、側面30c、30dは、表皮40により覆われている。表皮40は、アームレスト本体30の内部に設けられたパッド41を覆っている。表皮40は、合成樹脂や皮などで構成されている。
図3に示すようにアームレスト本体30の側面30dの後部には、凹部50が形成されている。凹部50は、図4に示す下面視で方形に形成され、アームレスト本体30の後方角部が切り欠かれるように形成されている。この凹部50には、回動機構31及びカバー32が配置されている。
図5は、シート幅方向Xと平行な垂直面でアームレスト11の後部を切断したときの断面図(図4のA-A断面図)である。アームレスト本体30の内部には、アームレスト本体30をシート幅方向Xに貫通する軸フレーム60が設けられている。アームレスト本体30は、軸フレーム60周りに回動する。
図5に示すように回動機構31は、例えばアームレスト本体30の軸フレーム60に接続される接続軸70と、接続軸70を保持して接続軸70の回動を規制するロック機構71を備えている。ロック機構71は、アームレスト本体30の第1の姿勢及び第2の姿勢において、アームレスト本体30の回動をロック、及びロック解除することができる。
カバー32は、例えば樹脂製である。カバー32は、アームレスト本体30の側面30dに近接配置され、側面30dの表皮40に接触している。なお、ここでいう近接配置とは、カバー32と側面30dが接触している、或いは接触する可能性がある距離にあることである。カバー32のアームレスト本体30側の側面と、アームレスト本体30側のパッド41との間には、10mm以内の隙間Dが形成され、この隙間Dに表皮40が介在されている。
図6に示すようにアームレスト本体30の側面30dの凹部50には、回動機構31と接続するための接続部80が設けられている。接続部80は、例えば円状に設けられている。接続部80は、例えば軸フレーム60の端部である。
表皮40は、接続部80の下縁80aに沿って接続部80の下側の領域R1を覆う表皮部分90を有している。表皮部分90は、第1の表皮部100と、第1の表皮部100と縫合により接続された第2の表皮部101を有している。
第1の表皮部100と第2の表皮部101とを縫合する縫合線102は、始点P1からアームレスト本体30の後方Y2に向かいながら接続部80の下縁80aのある上方に曲がり、終点P2が接続部80の下縁80aに至るように形成されている。始点P1は、例えば凹部50の前方Y1の端部付近であって、側面30dと下面30bとが接続された稜線(角部)K上にある。縫合線102は、側面30dと下面30bとの稜線K上を後方に進み、その後稜線Kから離れ上側に円弧状に曲がり、その後接続部80の下縁80aに露出する。
終点P2は、側面視で、第1の姿勢において接続部80の回動中心Gを通る仮想鉛直線L1に近接配置されている。なお、ここでいう近接配置とは、終点P2と仮想鉛直線L1との距離が15mm以内になるように配置されていることであり、終点P2は、仮想鉛直線L1よりも前方Y1側、後方Y2側、或いは仮想鉛直線L1上に配置されていてもよい。
例えば第1の表皮部100は、略L字形状を有し、縫合線102に沿った下縁110と、接続部80の下縁80aに沿った上縁111を有している。
下縁110は、縫合線102と同様に、始点P1からアームレスト本体30の後方Y2に向かいながら上方向に湾曲し、終点P2が接続部80の下縁80aに至るように形成されている。
上縁111は、接続部80の下縁80aの前半分に沿った、下に凸の円弧形状を有している。上縁111は、内部のパッド41に対して縫合されている。
第2の表皮部101は、例えばアームレスト本体30の下面30bから側面30dに延長されるように形成されている。すなわち、第2の表皮部101は、表皮40の下面30bの部分と一体のものである。
第2の表皮部101は、縫合線102に沿った第1の上縁120と、接続部80の下縁80aに沿った第2の上縁121を備えている。
第1の上縁120は、縫合線102と同様に、始点P1からアームレスト本体30の後方Y2に向かいながら上方向に湾曲し、終点P2が接続部80の下縁80aに至るように形成されている。
第2の上縁121は、接続部80の下縁80aの後半分に沿った、下に凸の円弧形状を有している。第2の上縁121は、内部のパッド41に対して縫合されている。
第1の表皮部100の下縁110と第2の表皮部101の第1の上縁120との縫合部(縫合線102の縫合部)H1は、例えば図7(a)に示すように一方の例えば下縁110の生地を折り曲げ、他方の第1の上縁120の生地と縫合して形成され、表皮部の生地が3重になり、この状態で下地のパッド41に縫合されている。
第1の表皮部100の上縁111の縫合部H2は、図7(b)に示すように上縁111の生地を折り曲げ、それらを縫合して形成され、表皮部の生地が2重になり、この状態で下地のパッド41に縫合されている。同様に第2の表皮部101の第2の上縁121の縫合部H2は、第2の上縁121の生地を折り曲げ、それらを縫合して形成され、表皮部の生地が2重になり、この状態で下地のパッド41に縫合されている。このように、縫合部H2は、縫合部H1に比べて厚みが薄くなっている。
以上のように構成されたアームレスト11は、アームレスト本体30が例えば第1の姿勢(水平姿勢)から第2の姿勢(立設姿勢)に回動する際には、第1の表皮部100が、カバー32によって回動方向と逆方向の摩擦力F1(図6に示す)を受ける。この摩擦力F1は、摩擦力F1と略直角方向に延びる縫合線102によって受け止められる。これにより第1の表皮部100が摩擦力F1の方向にずれることが抑制される。また、アームレスト本体30が例えば第2の姿勢から第1の姿勢に回動する際には、第2の表皮部101が、カバー32によって回動方向と逆方向の摩擦力F2を受ける。この摩擦力F2は、縫合線102によって受け止められ、また縫合線102の延設方向に逃がされる。これにより第2の表皮部101が摩擦力F2の方向にずれることが抑制される。
本実施の形態によれば、接続部80の下側領域R1の表皮部分90に、第1の表皮部100と第2の表皮部101の縫合線102が形成され、その縫合線102が、始点P1から後方Y2に向かいながら上方に曲がり、接続部80の下縁80aに至るように形成されているので、アームレスト本体30の回動時に回動機構31のカバー32から摩擦を受けても、表皮部分90が捲れ上がることを抑制することができる。この結果、アームレスト本体30の内部の金属部分が見えることが抑制され、見栄えが良くなる。またアームレスト本体30の内部の金属部分が露出することがなく、安全性も向上する。
第2の表皮部101は、アームレスト本体30の下面30bを覆い、下面30bから、接続部80の下側領域R1がある側面30dに延長するように形成されている。このため、アームレスト本体30の下面30bと側面30dを繋げる縫合部が不要となり、表皮部分90の厚みを薄くし、表皮部分90とカバー32との摩擦を低減することができる。
接続部80の下縁80aに対応する表皮部分90の上縁は、縫合線102の終点P2の前方Y1側が第1の表皮部100の上縁111で構成され、縫合線102の終点P2の後方Y2側が第2の表皮部101の第2の上縁121で構成されている。これにより、第1の表皮部100と第2の表皮部101で接続部80の周囲を適切に覆うことができる。また、第1の表皮部100の上縁111と第2の表皮部101の第2の上縁121は、互いに縫合する必要がなく、それぞれパッド41との縫合部H2の生地が2重で足りるので、縫合部H2の厚みが薄くなる。これにより、接続部80の下縁80a付近の表皮部分90とカバー32との摩擦を低減することができる。
側面視で、縫合線102の終点P2は、第1の姿勢における接続部80の回動中心Gを通る仮想鉛直線L1に近接配置されている。これにより、アームレスト本体30の回動時に表皮部分90がカバー32側から受ける摩擦力を第1の表皮部100と第2の表皮部101に効果的に分散させることができ、この結果、表皮40が捲れ上がることを効果的に抑制することができる。
本実施の形態では、アームレスト11が、回動機構31と、回動機構31を覆うカバー32を備え、カバー32は、表皮部分90に近接配置されている。これにより、カバー32との摩擦による表皮部分90の捲れ上がりを抑制することができる。
回動機構31は、アームレスト本体30の回動を所定の位置でロックするロック機構71を有している。かかる場合、回動機構31が大型化し、そのカバー32も大型化するが、この場合でも表皮部分90の捲れ上がりを抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態では、接続部80の下側領域R1を覆う表皮部分90に第1の表皮部100、第2の表皮部101及び縫合線102を適用したものであったが、表皮が、接続部80の上側領域を覆い、その表皮の接続部80の上側領域を覆う表皮部分に、第1の表皮部100、第2の表皮部101及び縫合線102を適用してもよい。また接続部80の下側領域R1を覆う表皮部分90と、接続部80の上側領域を覆う表皮部分の両方に、第1の表皮部100、第2の表皮部101及び縫合線102を適用してもよい。
第1の表皮部100及び第2の表皮部101の形状は上記実施の形態のものに限られない。また以上の実施の形態において、回動機構31が、シート本体10と反対側のアームレスト本体30の側面30dに設けられていたが、シート本体10側のアームレスト本体30の側面30cに設けられている場合も、本発明は適用できる。回動機構31の構成も上記実施の形態のものに限られず、アームレスト本体30の回動に関与する機構であれば他のものであってもよい。アームレスト本体30の形状や構造も上記実施の形態のものに限られない。例えば上記実施の形態では、アームレスト本体30が、シート幅方向Xの幅が大きく、立設状態のときに背凭れ部としても使用可能なものであったが、シート幅方向Xの幅が小さく、着座者の腕を支持するだけのものであってもよい。アームレスト本体30の側面30dに近接配置されるものは、カバー32である必要はなく、他の部材であってもよい。
さらに、アームレスト11やシート本体10などの構成は上記実施の形態のものに限られず他の構成を有していてもよい。
本発明は、アームレスト本体の側面の表皮が回動機構のカバー等により捲れ上がることを抑制するアームレストを提供する際に有用である。
1 車両用シート
10 シート本体
11 アームレスト
30 アームレスト本体
30d 側面
31 回動機構
32 カバー
40 表皮
80 接続部
80a 下縁
90 表皮部分
100 第1の表皮部
101 第2の表皮部
102 縫合線
P1 始点
P2 終点
R1 下側領域

Claims (7)

  1. 車両用シートのアームレストであって、
    上面と、下面と、上面及び下面に接続されシート幅方向に面する側面とを少なくとも有し、シート本体に対しシート幅方向の軸周りに回動自在なアームレスト本体を備え、
    前記アームレスト本体は、
    前記側面において、アームレスト本体を回動するための回動機構と接続される接続部と、
    前記接続部の縁に沿って前記接続部の下側領域或いは上側領域の少なくともいずれかの周辺領域を少なくとも覆う表皮と、を備え、
    前記表皮の前記接続部の周辺領域を覆う部分は、第1の表皮部と、前記第1の表皮部と縫合により接続された第2の表皮部とを有し、
    前記第1の表皮部と前記第2の表皮部とを縫合する縫合線は、前記アームレスト本体の後方に向かいながら前記接続部の縁のある方向に曲がり、終点が前記接続部の縁に至るように形成されている、アームレスト。
  2. 前記第2の表皮部は、前記接続部の周辺領域に隣接する前記アームレスト本体の上面又は下面を覆い、当該上面又は下面から、前記接続部の周辺領域がある側面に延長するように形成されている、請求項1に記載のアームレスト。
  3. 前記接続部の縁に対応する前記表皮の縁は、前記縫合線の終点の前方側が前記第1の表皮部の縁で構成され、前記縫合線の終点の後方側が前記第2の表皮部の縁で構成されている、請求項1又は2に記載のアームレスト。
  4. 前記アームレスト本体は、上面が水平になる第1の姿勢に少なくとも回動自在であり、
    側面視で、前記縫合線の終点は、第1の姿勢において前記接続部の回動中心を通る仮想鉛直線に近接配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のアームレスト。
  5. 前記回動機構と、
    前記回動機構を覆うカバーと、をさらに備え、
    前記カバーは、前記アームレスト本体の前記接続部の周辺領域を覆う表皮に近接配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載のアームレスト。
  6. 前記回動機構は、前記シート本体の反対側の前記アームレスト本体の側面に設けられている、請求項5に記載のアームレスト。
  7. 前記回動機構は、前記アームレスト本体の回動を所定の位置でロックするロック機構を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のアームレスト。
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