JP2015137003A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クッション側フレーム4を表皮5で覆って成るシートクッション2と、バック側フレーム6を表皮7で覆って成るシートバック3と、シートクッション2に対するシートバック3の傾斜角度を調整可能とするようにクッション側フレーム4とバック側フレーム6とを連結するリクライニング装置15とを有するに車両用シート1である。リクライニング装置15は、フレーム4及び6の外側に設けられたリターンばね21bと、シートクッション側の表皮5又はシートバック側の表皮7から延長して設けられた覆い部材35とを有している。覆い部材35によってリターンばね21bの外側表面を覆う。
【選択図】図3
Description
上記のリクライニング装置として、従来、特許文献1に開示されたものが知られている。この従来のリクライニング装置は、シートバックをシートクッションへ向かう方向(すなわち前傾方向)へ付勢するリターンばねと、シートバックのロック装置と、ロック装置をロック状態とロック解除状態とで切り換える操作レバーとを有している。
上記のリクライニング装置として、従来、特許文献2に開示されたものが知られている。この従来のリクライニング装置においては、リターンばね(50)がシートの外側(すなわちフレームの外側)に設けられており、そのリターンばね(50)がフィニッシャカバー(A)で覆われている。リターンばね(50)をフィニッシャカバーで覆うことにより、リターンばねの危害性が解消されている。しかしながら、特許文献2に開示されたリクライニング装置においては、フィニッシャカバーを設けることによりコストが高くなるという問題があった。
上記のリクライニング装置として、従来、特許文献3に開示されたものが知られている。この従来のリクライニング装置においては、リターンばね(46)がシートのフレームの内側に設けられている。このようにリターンばねがフレームの内側に設けられているので、特許文献3に開示されたリクライニング装置においては、リターンばねの危害性が解消されている。
(2) このようにリターンばねをフレームの外側に設けることにすると、人がリターンばねにぶつかって傷付く可能性が高くなる(すなわち、危害性が高くなる)という問題がある。この危害性を低下させる手法として、突出部材であるリターンばねを専用のフィニッシャで覆う構成が考えられる。しかしながら、このような専用のフィニッシャを用いると、コストが高くなるし、装置の形状が徒に大きくなるという問題がある。これに対し本発明に係るリクライニング装置及び車両用シートによれば、表皮から延長された覆い部材によってリターンばねを覆うことによってリターンばねの危害性を低減するようにしたので、専用のフィニッシャを用いる場合に比べて、コストを低く抑えることができるし、リクライニング装置や車両用シートを徒に大きくすることもなくなる。
図1は、本発明に係る車両用シート1を右斜め前方から見た状態を示している。図2は、同じ車両用シート1を左斜め前方から見た状態を示している。図3は、図1及び図2の矢印A−A線に従ってリクライニング装置15を示している。図1及び図2において、車両用シート1は、人のでん部が乗るシートクッション2と、人が背を預けるシートバック3とを有している。シートクッション2は、クッションフレーム4および図示せぬクッションパッドをクッション用表皮5で覆うことによって形成されている。シートバック3は、バックフレーム6および図示せぬバッククッションをバック用表皮7で覆うことによって形成されている。表皮5,7は、例えば、皮、皮革、合成皮革、布等によって形成されている。
リクライニング装置15はシートバック3の傾斜角度(すなわち、シートバック3のシートクッション2に対する角度)を調節するための装置である。図3において、リクライニング装置15は、操作レバー側リクライニング機構16aと非操作レバー側リクライニング機構16bとを有している。操作レバー側リクライニング機構16aは連結ロッド10の一方の端部に設けられている。非操作レバー側リクライニング機構16bは連結ロッド10の他方の端部に設けられている。
図3において、操作レバー側リクライニング機構16aは、操作レバー19と、リクライニングデバイス(すなわちロック機構)20aと、連結ロッド10と中心とする渦巻きばねによって形成されたシートリターンばね21aと、連結ロッド10を中心とする他の渦巻きバネによって形成されたレバーリターンばね22とを有している。
図3において、操作レバー側リクライニング機構16aの反対側に設けられた非操作レバー側リクライニング機構16bは、リクライニングデバイス(すなわちロック機構)20bと、連結ロッド10を中心とする渦巻きばねによって形成されたシートリターンばね21bと、シートリターンばね21bを覆うための覆い部材35とを有している。リクライニングデバイス20bは、操作レバー側リクライニング機構16aの構成要素であるリクライニングデバイス20aと同じ構造で同じ機能を果たすロック機構である。
図3において、渦巻きばねであるシートリターンばね21bはバック側サイドフレーム9b及びクッション側サイドフレーム8bの両方のフレームの外側に設けられている。覆い部材35は、シートリターンばね21bの外側表面を覆う主体部35aと、主体部35aに連続した第1の折返し部35bと、その第1の折返し部35bに連続した第2の折返し部35cとを有している。第1の折返し部35bはシートリターンばね21bの側面の下部を覆っている。第2の折返し部35cはシートリターンばね21bの裏側表面を覆っている。図6に示すように、覆い部材35の下端縁、すなわち第1の折返し部35bに相当する部分は円弧形状のような湾曲形状となっている。
本実施形態の車両用シート1及びリクライニング装置15は以上のように構成されているので、図1及び図2に示す車両用シート1に着座した搭乗者は、図1の操作レバー19を図4の矢印Bで示す方向へ持ち上げることにより、図3のリクライニングデバイス20a及び20bをロック解除状態に設定できる。
本実施形態では、図3の非操作レバー側リクライニング機構16bにおいてシートリターンばね21bをバック側サイドフレーム9b及びクッション側サイドフレーム8bの両方のフレームの外側に設けている。このような構造でなく、仮にシートリターンばね21bが両方のフレーム9b,8bの内側に配置されているものとすると、搭乗者がシートに着座している車両に他の車両が追突したとき、搭乗者が慣性力のためにシートバックへ入り込む量がフレーム9b,8bよりも内側に位置しているリターンばね21bに邪魔されて少ない量に規制されてしまう。こうなると、搭乗者が鞭打ち症を患う可能性が高くなる。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
Claims (6)
- クッション側フレームを表皮で覆って成るシートクッションと、バック側フレームを表皮で覆って成るシートバックと、
前記シートクッションに対する前記シートバックの傾斜角度を調整可能とするように前記クッション側フレームと前記バック側フレームとを連結するリクライニング装置と、
を有するに車両用シートにおいて、
前記リクライニング装置は、
前記クッション側フレーム及び前記バック側フレームの外側に設けられており、前記シートバックを前傾方向へ付勢するリターンばねと、
前記シートクッション側の表皮又は前記シートバック側の表皮から延長して設けられた覆い部材と、を有しており、
前記覆い部材によって前記リターンばねの外側表面を覆う
ことを特徴とする車両用シート。 - 前記覆い部材は、前記リターンばねの外側表面を覆う主体部と、当該主体部に連続した折返し部とを有しており、当該折返し部は前記リターンばねの側面の下部及び裏側表面を覆うことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
- 前記折返し部は袋状の収納部を形成しており、当該収納部に前記リターンばねが収容されることを特徴とする請求項2記載の車両用シート。
- 前記覆い部材のうちの前記リターンばねに対向する面にプレートが設けられており、当該プレートは前記覆い部材よりも硬いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車両用シート。
- 前記プレートは樹脂プレートであることを特徴とする請求項4記載の車両用シート。
- 前記リターンばねの内側端が前記クッション側フレームから外側方向に突出する突片に固定され、前記リターンばねの外側端が前記バック側フレームから外側方向に突出する突片に固定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の車両用シート。
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JPS5833U (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-05 | 株式会社 タチエス | 車両用シ−ト |
JPH11299562A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-02 | Tachi S Co Ltd | シートバックの構造 |
JP2002159378A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-04 | Tachi S Co Ltd | 自動車シート |
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