JP7317728B2 - 乗り物用シート及び表皮の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、乗り物用シート及び乗り物用シートの表皮の製造方法に関する。
自動車などの乗り物に搭載される乗り物用シートでは、シートベルトのバックルなどの車内装備品は、不用時の場合など、被格納部材として格納部に格納される。特許文献1から特許文献3には、シートベルトのバックルを格納する格納部を有するシートが開示されている。
特開2009-1211号公報 特許第3134693号公報 特許第5954560号公報
乗り物用シートの格納部としては、クッションパッドに形成される孔部を有し、この孔部が、シートクッションの着座面を覆い且つこの孔部と対面する位置に切り欠き部が形成される第一表皮部材と、この孔部の側壁を覆う第二表皮部材と、によって覆われる構成が知られている。
ところで、一般的に、格納部の孔部は、例えば略矩形状などの直線部が多用されて形成されることが多い。その一例として孔部が立体的に直方体状に形成される場合、孔部の平面形状が矩形状となる。また、この場合、その孔部の側壁は、矩形状の第一側面と、第一側面に対向し且つ第一側面に平行な矩形状の第二側面と、第一側面と第二側面のそれぞれの一端を繋ぐ矩形状の第三側面と、第一側面と第二側面のそれぞれの他端を繋ぐ矩形状の第四側面と、によって構成される。
このように格納部の孔部が直方体状に形成される場合、上述した第一表皮部材は、孔部に対面する矩形状の開口を有して形成されることになる。この矩形状の開口に上述した第二表皮部材を縫合する場合、第二表皮部材は、上述した孔部の4つの側壁のそれぞれに対応する矩形状の表皮部品が筒状になるように縫合されて一体に形成されることになる。
すなわち、第二表皮部材は、格納部の孔部の4つの側壁に対応するため、4つの表皮部材が縫合されて一体に形成される必要がある。そのため、第二表皮部材の縫合において、表皮部品同士の縫合部と、第二表皮部材と第一表皮部材の縫合部とが重なることによって、その重畳部分に厚みが不可避的に生じてしまい、その結果、シートの外観性能が損なう場合がある。また、第二表皮部材の表皮部品のそれぞれを第一表皮部材に順次縫合する際、表皮部品を所望の位置で配置して保持することは作業的に難易度が高く、格納部の組立作業が繁雑となる。
ここで、縫合を用いることなく4つの表皮部品を一体的に形成した1枚構成の第二表皮部材を用いることにより上述した重畳部分はある程度薄くできる可能性はある。しかし、この場合でも、第一表皮部材と第二表皮部材の縫合作業の難易度は依然として高いままである。このような課題は、シートベルトのバックルの格納部に限ったものではない。例えば、自動車などの車両内に配置されるアームレストの格納部や、シートバックのロック状態と前傾状態の切り替え操作を行うための操作部材の格納部等についても同様である。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、被格納部材の格納部を製造する際の作業効率性を高めるとともに、外観性能を向上させることができる乗り物用シート及びその乗り物用シートの表皮の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の乗り物用シートは、被格納部材を格納するための格納部を有する乗り物用シートであって、前記格納部は、シートパッドに形成された孔部と、前記孔部と対向する位置に切り欠き部を有し且つ前記シートパッドにおける前記孔部の形成面を覆う第一表皮部材と、前記第一表皮部材と縫合され且つ前記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材と、前記切り欠き部の周縁に沿って形成された、前記第一表皮部材と前記第二表皮部材とを縫合している縫合部と、を備え、前記第一表皮部材の前記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部及び第二直線部と、前記第一直線部及び前記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部と、を含み、前記第二表皮部材は、前記第一直線部に沿って前記第一表皮部材と縫合された第一部分における前記縫合部よりも前記第一表皮部材側と反対側の第一領域と、前記第二直線部に沿って前記第一表皮部材と縫合された第二部分における前記第一表皮部材側と反対側の第二領域との間に形成され、前記第一領域と前記第二領域の境界に沿って折り目加工が施された第一折り目加工領域と、を有するものである。
本発明の一態様の表皮の製造方法は、シートパッドに形成された孔部と、前記孔部と対向する位置に切り欠き部を有し且つ前記シートパッドにおける前記孔部の形成面を覆う第一表皮部材と、前記第一表皮部材と縫合され且つ前記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材と、前記切り欠き部の周縁に沿って形成された、前記第一表皮部材と前記第二表皮部材とを縫合している縫合部と、を有する、被格納部材を格納するための格納部を備えた乗り物用シートにおける表皮の製造方法であって、前記第一表皮部材の前記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部及び第二直線部と、前記第一直線部及び前記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部と、を含み、前記第二表皮部材のうちの、前記第一直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき部分と、前記第二直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき部分との間に折り目加工を施す工程と、前記折り目加工が施された前記第二表皮部材を前記第一表皮部材に縫合する工程と、を備えるものである。
本発明によれば、被格納部材の格納部を製造する際の作業効率性を高めるとともに、外観性能を向上させることができる乗り物用シート及びその乗り物用シートの表皮の製造方法を提供することができる。
乗り物用シート10の一例を示す斜視図である。 図1に示す範囲A1の要部拡大図である。 図2に示す範囲A2における第一表皮部材60と第二表皮部材70の拡大斜視図である。 図2に示す第一表皮部材60の構成を説明する平面図である。 図2に示す第二表皮部材70のスリットが閉じられた状態を説明する平面図である。 図5に示す第二表皮部材70のスリットが閉じられる前の状態を説明する平面図である。
本発明の乗り物用シートの実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。なお、本実施形態で記載する「トリムカバー」は、複数の表皮部材を縫合して形成される袋状のカバーを意味する。また、「孔部」の用語の意味は、貫通孔、凹部、又は凹部の底に孔が形成されるものなどを種々に含んで解釈される。また、「切り欠き部」の用語の意味は、切り欠きのほか、孔又は溝などを種々に含んで解釈される。
まず、図1を参照して、本発明の乗り物用シートの一実施形態である自動車用シート10について説明する。図1は、自動車用シート10の一例を示す斜視図である。なお、説明の便宜上、図1ではシートベルトのバックルとアームレストの図示を省略している。ただし、図1では、シートベルトのバックルが格納されるバックル格納部50、又は、アームレストが格納されるアームレスト格納部30aは図示されている。また、アームレストは、アームレスト格納部30aの内部でその基端部を回転中心として回転可能に支持される。
本実施形態では、被格納部材の1つの例としてシートベルトのバックルを挙げて説明するが、これに限定されない。自動車用シート10において、孔部を有する格納部に格納されるものであれば、例えば上述のアームレスト又は操作部材などの種々のものに対し、本発明を同様に適用することが可能である。
図1に示すように、自動車用シート10は、自動車においてその車体(不図示)内部の後側に3人掛けの後部座席として配設される。この自動車用シート10は、車両左右方向に沿って配置されており、複数の乗員が横並びに着座可能なベンチ型のリアシートである。
自動車用シート10は、自動車の車体に固定され、自動車用シート10に着座した乗員の臀部及び大腿部を支持するためのシートクッション20と、このシートクッション20に対し傾倒可能に設けられ、乗員の腰部及び背部を支持するためのシートバック30と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト40と、乗員をシートクッション20及びシートバック30に拘束するための複数のシートベルト(不図示)と、を備える。
シートクッション20は、シートクッション20の骨格(ベース)をなす金属製のクッションフレーム(不図示)と、ウレタンフォームなどの比較的軟質な樹脂発泡材からなり且つシートフレームを全体的に被覆するクッションパッド21と、クッションパッド21を被覆するトリムカバー23と、を備える。シートクッション20は、その着座者支持面22(シートクッション20の座面側の外表面)において着座者の臀部及び大腿部と面接触して、これらを支持する。
シートバック30も同様に、シートバック30の骨格をなす金属製のバックフレーム(不図示)と、バックフレームを全体的に被覆するクッションパッド(不図示)と、クッションパッドを被覆するトリムカバー(不図示)と、を備える。
シートクッション20及びシートバック30の各々のトリムカバーは、皮革、織布、又は不織布などの複数の表皮部材が縫合されて形成されており、クッションパッドの形状に対応して立体的に設けられる。
シートベルトは、テープ状に設けられ、一端部でリトラクタ(不図示)などに連結する布製のウェビング(不図示)と、このウェビングの長手方向中間部に摺動可能に外挿されるプレート状のタング(不図示)と、このタング(不図示)に着脱可能に係合するバックルと、を有する。シートベルトのバックルは、略長箱状に形成されており、長手方向一端側にタング挿入口を有する。
そして、シートクッション20の左右方向中間部において、その後端部にバックル格納部50が2箇所配設されている。バックル格納部50は、シート幅方向で略等間隔に配置されており、シート上下方向に貫通して形成される。また、バックル格納部50のそれぞれの幅は略一定に設けられており、そのそれぞれには例えばバックルが1個ずつ格納可能に設けられる。
シートバック30のシート幅方向の中央には、不図示のアームレストを格納するための略直方体形状の凹部からなるアームレスト格納部30aが設けられている。
また、シートバック30のヘッドレスト40の隣には、シートバック30を傾倒させる操作を行うための操作部材(不図示)を格納する操作部格納部30bが設けられている。アームレスト格納部30aと操作部格納部30bの各々の概略構成は、バックル格納部50と同じである。
次に、図2及び図3を参照して、バックル格納部50の全体的構成について説明する。図2は、図1に示す範囲A1の要部拡大図である。図3は、図2に示す範囲A2における第一表皮部材60と第二表皮部材70の拡大斜視図である。図3は、第二表皮部材70を、クッションパッド21の孔部51から外側に持ち上げて裏返しにした状態を示している。
バックル格納部50は、クッションパッド21に切り欠き状に形成された孔部51(図2参照)と、この孔部51と対向する位置に切り欠き部61を有する第一表皮部材60と、第一表皮部材60と縫合される第二表皮部材70と、第一表皮部材60と第二表皮部材70とを縫合する縫合部52(図3参照)と、を備えて構成される。
図2に示すように、第一表皮部材60は、シートクッション20のクッションパッド21における孔部51の形成面を覆っている。また、第二表皮部材70は、1枚一体で構成されており、バックル格納部50の孔部51の内壁を覆っている。図3に示すように、縫合部52は、第一表皮部材60の切り欠き部61の周縁に沿って形成されている。
次に、図3~図6を参照して、バックル格納部50の第一表皮部材60及び第二表皮部材70の構成について説明する。図4は、図2に示す第一表皮部材60のおもて面の構成を説明する平面図である。図5は、図2に示す第二表皮部材70の各部分の端部が縫合された状態を説明する平面図である。図6は、図5に示す第二表皮部材70の各部分の端部が縫合される前の状態を説明する平面図である。なお、図5において、(A)は第二表皮部材70を裏側(クッションパッド21側)から見た図であり、(B)は第二表皮部材70を表側(自動車用シート10の外表面側)から見た図である。図6は、第二表皮部材70を裏側から見た図である。
図4に示すように、第一表皮部材60の切り欠き部61は、外縁形状が略U字状に形成されており、外縁が、互いに異なる方向に延びる第一直線部62及び第二直線部63と、第一直線部62及び第二直線部63のそれぞれの一端を繋ぐ第一接続部65と、第二直線部63と異なる方向に延びる第三直線部64と、第二直線部63の他端と第三直線部64の一端を繋ぐ第二接続部66と、を含んで構成される。
第一直線部62及び第三直線部64は同じ方向に延びており、第一表皮部材60が自動車用シート10に取り付けられた状態にて、シート前後方向(図4では紙面上下方向)に沿って延設される。第二直線部63は、第一直線部62及び第三直線部64の両方に対し直交しており、同状態にてシート左右方向(図4では紙面左右方向)に沿って延設される。第一直線部62、第二直線部63、及び第三直線部64は、第一表皮部材60の端縁であり、切り欠き部61を区画する。
図5及び図6に示すように、第二表皮部材70は、1枚の表皮材から構成されており、略長方形に形成される。以下では、第二表皮部材70の図5及び図6における上方向の端を上端と記載し、第二表皮部材70の図5及び図6における下方向の端を下端と記載する。第二表皮部材70の下端は、図2に示す状態において、第一表皮部材60とは反対側の端部(第一表皮部材60から遠い側の端部)を構成する。
第二表皮部材70は、第一部分71と、第二部分72と、第三部分73と、第一部分71と第二部分72との間の第一連結部分77と、第二部分72と第三部分73との間の第二連結部分80と、を備える。
第一部分71は、第一表皮部材60の第一直線部62に隣接する位置に第一直線部62に沿って縫合される部分、換言すると、図2に示す状態において、上端が第一表皮部材60の第一直線部62と略平行になる部分である。この第一部分71のうち、図2に示す状態において縫合部52よりも下端側の領域(図5、6中で斜線を付している領域)を第一領域74と記載する。
第二部分72は、第一表皮部材60の第二直線部63に隣接する位置に第二直線部63に沿って縫合される部分、換言すると図2に示す状態において、上端が第一表皮部材60の第二直線部63と略平行になる部分である。この第二部分72のうち、図2に示す状態において縫合部52よりも下端側の領域(図5、6中で斜線を付している領域)を第二領域75と記載する。
第三部分73は、第一表皮部材60の第三直線部64に隣接する位置に第三直線部64に沿って縫合される部分、換言すると図2に示す状態において、上端が第一表皮部材60の第三直線部64と略平行になる部分である。この第三部分73のうち、図2に示す状態において縫合部52よりも下端側の領域(図5、6中で斜線を付している領域)を第三領域76と記載する。
第一連結部分77には、第一領域74と第二領域75の間において、第一領域74と第二領域75の境界に沿って延びる第一折り目加工領域が形成されている。この第一折り目加工領域は、具体的には、第一領域74と第二領域75の間に形成された第一スリット78と、第一スリット78を閉じるための縫合がなされた第一スリット縫合部79と、を有する。
第一スリット78は、第一領域74と第二領域75の間における縫合部52よりも下端側の位置から、第二表皮部材70の下端まで、第二表皮部材70の短手方向に延びて形成されている。つまり、第二表皮部材70の第一領域74の下端と、第二表皮部材70の第二領域75の下端とは、第一スリット78によって分離されている。
第二連結部分80には、第二領域75と第三領域76の間において、第二領域75と第三領域76の境界に沿って延びる第二折り目加工領域が形成されている。この第二折り目加工領域は、具体的には、第二領域75と第三領域76の間に形成された、第一スリット78と同じ長さの第二スリット81と、第二スリット81を閉じるための縫合がなされた第二スリット縫合部82と、を有する。
第二スリット81は、第二領域75と第三領域76の間における縫合部52よりも下端側の位置から、第二表皮部材70の下端まで、第二表皮部材70の短手方向に延びて形成されている。つまり、第二表皮部材70の第二領域75の下端と、第二表皮部材70の第三領域76の下端とは、第二スリット81によって分離されている。
第一折り目加工領域及び第二折り目加工領域において、第一スリット78又は第二スリット81の延びる方向と、第一スリット縫合部79又は第二スリット縫合部82の延びる方向のそれぞれは、交点P1,P2で交差している(図3参照)。また、第一スリット縫合部79は、第一スリット78によって分離された第一連結部分77の領域同士が摘(つ)まみ縫い(領域同士が裏側に持ち上げられ、おもて面を互いに突き合せた状態にて縫い合わ)されることによって形成されている。同様に、第二スリット縫合部82は、第二スリット81によって分離された第二連結部分80の領域同士が摘まみ縫いされることによって形成されている。
以上の第二表皮部材70では、第一スリット78及び第一スリット縫合部79と第二スリット81及び第二スリット縫合部82よりも第二表皮部材70の上端側の領域70Aが、第一表皮部材60と縫合可能な領域とされている。
次に、このように構成されるバックル格納部50における、第一表皮部材60と第二表皮部材70とを縫合してシートクッション20のトリムカバー23(表皮)を設ける工程(表皮の製造方法)について説明する。
まず、図6に示すような第二表皮部材70を形成する。次に、この第二表皮部材70のうちの、第一表皮部材60の第一直線部62に沿って第一表皮部材60に縫合すべき領域と、第一表皮部材60の第二直線部63に沿って第一表皮部材60に縫合すべき領域と、の間、すなわち第一スリット78によって分離された第一連結部分77を縫合して、第一スリット縫合部79を形成する。同様に、第二スリット81によって分離された第二連結部分80を縫合して、第二スリット縫合部82を形成する。このような縫合工程により、第一領域74及び第二領域75の間と、第二領域75及び第三領域76の間にそれぞれ折り目加工が施されて、図5に示す第二表皮部材70が得られる。
次に、折り目加工が施された第二表皮部材70を第一表皮部材60に縫合する。具体的には、まず、第二表皮部材70の第一部分71の領域70Aのおもて面を、第一表皮部材60のおもて面のうちの第一直線部62に隣接する部分に接触させた状態にて、第一部分71の領域70Aと第一表皮部材60とを縫合する。
続けて、第二表皮部材70の第二部分72の領域70Aのおもて面を、第一表皮部材60のおもて面のうちの第二直線部63に隣接する部分に接触させた状態にて、第二部分72のうちの領域70Aを第一表皮部材60と縫合する。なお、このとき、第一連結部分77の領域70Aと第一表皮部材60との縫合も併せて行われる。
次に、第二表皮部材70の第三部分73の領域70Aのおもて面を、第一表皮部材60のおもて面のうちの第三直線部64に隣接する部分に接触させた状態にて、第三部分73のうちの領域70Aを第一表皮部材60と縫合する。なお、このとき、第二連結部分80の領域70Aと第一表皮部材60との縫合も併せて行われる。
これらの縫合作業により、第一表皮部材60に第二表皮部材70が取り付けられる。そして、第一表皮部材60及び第二表皮部材70の縫合体をバックル格納部50の孔部51に挿通してバックル格納部50を組み立てる。
以上説明したように、本実施形態の自動車用シート10は、第二表皮部材70が1枚構成であり、更に、第二表皮部材70と第一表皮部材60とを縫合している縫合部52は、他の縫合箇所と重ならない構成である。このため、縫合部52におけるトリムカバー23の厚みの増加を防止でき、自動車用シート10の外観性能を向上させることができる。
また、第一連結部分77と第二連結部分80には、それぞれ折り目加工領域が設けられている。このため、第二表皮部材70を、第一直線部62と第二直線部63と第三直線部64の順に沿わせながら、第一表皮部材60と縫合を行う際でも、折り目加工によって第二表皮部材70が容易に変形して縫合作業が容易になる。特に、自動車用シート10のように、切り欠き部61に3つ以上の直線部がある第一表皮部材60に対し、一枚構成の第二表皮部材70を縫合する際には、この折り目加工の効果が顕著となる。また、この折り目加工が第一表皮部材60に対する位置合わせの目安ともなり、位置合わせが容易になる。これにより、作業効率性を高めることができる。
このように、自動車用シート10によれば、複数の表皮部材を互いに縫合してシートクッション20にバックル格納部50を設ける際、その縫合の作業効率性を高めるとともに、バックル格納部50の外観性能を向上させることができる。また、第二表皮部材70は1枚構成であるため、第二表皮部材70の部品点数を減らすことができ、製造コストの削減が可能となる。
また、自動車用シート10では、第一折り目加工領域が第一スリット78と第一スリット縫合部79により構成され、第二折り目加工領域が第二スリット81と第二スリット縫合部82により構成されている。この構成によれば、図5(B)に示すように、第二表皮部材70のおもて面にスリットを目立つ状態で形成することができる。したがって、第一表皮部材60と第二表皮部材70を縫合する際に、その位置合わせが容易になる。更に、スリットの縫合によって第二表皮部材70に折り目が付いた状態になるので、縫合のための機械を用いるだけで容易に折り目加工を施すことができ、製造コストを削減できる。また、折り目を強く形成することができるため、第二表皮部材70の長期保管時等において折り目加工が弱くなることもなく、作業効率性を高めることができる。
また、自動車用シート10では、折り目加工領域を形成するためのスリットが、第二表皮部材70の下端まで達して形成されている。このため、第一連結部分77と第二連結部分80をそれぞれ上述したように摘まみ縫いにより縫合する場合でも、その縫合作業が容易となる。また、第二表皮部材70の製造も容易となる。
また、自動車用シート10では、第一スリット78又は第二スリット81の延びる方向と第一スリット縫合部79又は第二スリット縫合部82の延びる方向は交差している。この構成によれば、第一表皮部材60に第二表皮部材70を縫合した後、第二表皮部材70を孔部51に挿通する際に、第二表皮部材70の形状を安定させることができる。これにより、自動車用シート10の外観性能を向上させることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態の第一表皮部材60の切り欠き部61の外縁は、第一直線部62、第二直線部63、及び第三直線部64の3つの直線部を有するが、これに限定されない。切り欠き部61の外縁は、少なくとも2つの直線部を有し、更にこの2つの直線部を繋ぐ1つの接続部を有するように構成してもよい。例えば、図3に示した切り欠き部61を、第一直線部62の一端と第三直線部64の一端とを接続した構成としてもよい。この場合には、第二表皮部材70を、第一部分71及び第一連結部分77と、第三部分73及び第二連結部分80とのいずれかを省略した構成とすればよい。または、図3に示した切り欠き部61を、平面形状が四角形の穴としてもよい。また、第一直線部62及び第三直線部64は第二直線部63に直交しているが、これに限定されず、単に交差して設けてもよい。
また、上記実施形態の第一表皮部材60の切り欠き部61は、第一接続部65及び第二接続部66の各々が点で構成されているが、これに限らない。例えば、切り欠き部61における第一接続部65及び第二接続部66の各々をある程度の長さを持つ曲線によって構成してもよい。つまり、第一直線部62と第二直線部63は、曲線からなる第一接続部65によって接続され、第二直線部63と第三直線部64は、曲線からなる第二接続部66によって接続される構成であってもよい。
また、上記実施形態では、第二表皮部材70を1枚構成とし、第一表皮部材60と縫合する際に、縫合箇所に合わせて容易に変形できるよう、第二表皮部材70に折り目加工を施す構成とした。そして、上記実施形態では、その折り目加工の一例として、第一スリット78及び第二スリット81を形成して、これら第一スリット78及び第二スリット81のそれぞれを閉じる縫合を行う構成としたが、これに限定されない。
例えば、スリットを形成せずに、その代わりに、その折り目加工の箇所に、シロセット加工、リントラク加工、又はプレス加工等によって折り目を付けてもよい。このように、縫製技術を用いずに折り目加工を施す場合には、折り目加工領域が縫合部52と重畳することによる厚みの増加は生じない。このため、折り目加工領域が図5に示した領域70Aと重なっていても構わない。このように、折り目加工領域が領域70Aと重なる構成によれば、第二表皮部材70の変形をより容易に行うことが可能となり、作業効率性を高めることができる。
以上の説明では、乗り物用シートの一実施形態として、自動車に搭載される自動車用シート10を例にした。しかし、本発明は、自動車に搭載されるシートに限らず、自動車、電車、航空機、及び船舶等の乗り物に搭載されるシートであれば適用可能である。また、格納部の構成は、シートベルトのバックルのための格納部のほか、上述したようにアームレスト又は操作部材などの被格納部材を格納するための格納部にも適宜適用可能である。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1)
被格納部材を格納するための格納部を有する乗り物用シート(自動車用シート10)であって、
上記格納部は、シートパッド(クッションバッド21)に形成された孔部(孔部51)と、上記孔部と対向する位置に切り欠き部(切り欠き部61)を有し且つ上記シートパッドにおける上記孔部の形成面を覆う第一表皮部材(第一表皮部材60)と、上記第一表皮部材と縫合され且つ上記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材(第二表皮部材70)と、上記切り欠き部の周縁に沿って形成された、上記第一表皮部材と上記第二表皮部材とを縫合している縫合部(縫合部52)と、を備え、
上記第一表皮部材の上記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部(第一直線部62)及び第二直線部(第二直線部63)と、上記第一直線部及び上記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部(第一接続部65)と、を含み、
上記第二表皮部材は、上記第一直線部に沿って上記第一表皮部材と縫合された第一部分(第一部分71)における上記縫合部よりも上記第一表皮部材側と反対側の第一領域(第一領域74)と、上記第二直線部に沿って上記第一表皮部材と縫合された第二部分(第二部分72)における上記第一表皮部材側と反対側の第二領域(第二領域75)の間に形成され、上記第一領域と上記第二領域の境界に沿って折り目加工が施された第一折り目加工領域を有する乗り物用シート。
(2)
(1)記載の乗り物用シートであって、
上記第一折り目加工領域は、上記第一領域と上記第二領域の間に形成されたスリット(第一スリット78)と、上記スリットを閉じるための縫合がなされたスリット縫合部(第一スリット縫合部79)と、を備える乗り物用シート。
(3)
(2)記載の乗り物用シートであって、
上記スリットは、上記第二表皮部材における上記第一表皮部材側と反対側の端まで延びて形成されている乗り物用シート。
(4)
(2)又は(3)記載の乗り物用シートであって、
上記スリットの延びる方向と上記スリット縫合部の延びる方向は交差している乗り物用シート。
(5)
(1)から(4)のいずれか1つに記載の乗り物用シートであって、
上記第一表皮部材の上記切り欠き部は、上記第二直線部と異なる方向に延びる第三直線部(第三直線部64)と、上記第二直線部の他端と上記第三直線部の一端を繋ぐ第二接続部(第二接続部66)と、を更に含み、
上記第二表皮部材は、上記第三直線部に沿って上記第一表皮部材と縫合された第三部分(第三部分73)における上記縫合部よりも上記第一表皮部材側と反対側の第三領域(第三領域76)と上記第二領域との間に形成され、上記第二領域と上記第三領域の境界に沿って折り目加工が施された第二折り目加工領域と、を更に有する乗り物用シート。
(6)
シートパッド(クッションバッド21)に形成された孔部(孔部51)と、上記孔部と対向する位置に切り欠き部(切り欠き部61)を有し且つ上記シートパッドにおける上記孔部の形成面を覆う第一表皮部材(第一表皮部材60)と、上記第一表皮部材と縫合され且つ上記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材(第二表皮部材70)と、上記切り欠き部の周縁に沿って形成された、上記第一表皮部材と上記第二表皮部材とを縫合している縫合部(縫合部52)と、を有する、被格納部材を格納するための格納部(バックル格納部50)を備えた乗り物用シート(自動車用シート10)における表皮(トリムカバー23)の製造方法であって、
上記第一表皮部材の上記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部(第一直線部62)及び第二直線部(第二直線部63)と、上記第一直線部及び上記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部(第一接続部65)と、を含み、
上記第二表皮部材のうちの、上記第一直線部に沿って上記第一表皮部材に縫合すべき部分(第一部分71)と、上記第二直線部に沿って上記第一表皮部材に縫合すべき部分(第二部分72)との間に折り目加工を施す工程と、
上記折り目加工が施された上記第二表皮部材を上記第一表皮部材に縫合する工程と、を備える表皮の製造方法。
10 自動車用シート
20 シートクッション
21 クッションパッド
22 着座者支持面
23 トリムカバー
30 シートバック
30a アームレスト格納部
30b 操作部格納部
40 ヘッドレスト
50 バックル格納部
51 孔部
52 縫合部
60 第一表皮部材
61 切り欠き部
62 第一直線部
63 第二直線部
64 第三直線部
65 第一接続部
66 第二接続部
70 第二表皮部材
70A 領域
71 第一部分
72 第二部分
73 第三部分
74 第一領域
75 第二領域
76 第三領域
77 第一連結部分
78 第一スリット
79 第一スリット縫合部
80 第二連結部分
81 第二スリット
82 第二スリット縫合部
P1、P2 交点
A1、A2 範囲

Claims (5)

  1. 被格納部材を格納するための格納部を有する乗り物用シートであって、
    前記格納部は、シートパッドに形成された孔部と、前記孔部と対向する位置に切り欠き部を有し且つ前記シートパッドにおける前記孔部の形成面を覆う第一表皮部材と、前記第一表皮部材と縫合され且つ前記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材と、前記切り欠き部の周縁に沿って形成された、前記第一表皮部材と前記第二表皮部材とを縫合している縫合部と、を備え、
    前記第一表皮部材の前記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部及び第二直線部と、前記第一直線部及び前記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部と、を含み、
    前記第二表皮部材は、前記第一直線部に沿って前記第一表皮部材と縫合された第一部分における前記縫合部よりも前記第一表皮部材側と反対側の第一領域と、前記第二直線部に沿って前記第一表皮部材と縫合された第二部分における前記第一表皮部材側と反対側の第二領域との間に形成され、前記第一領域と前記第二領域の境界に沿って折り目加工が施された第一折り目加工領域と、を有し、
    前記第一折り目加工領域は、前記第一領域と前記第二領域の間に形成されたスリットと、前記スリットを閉じるための縫合がなされたスリット縫合部と、を備える乗り物用シート。
  2. 請求項記載の乗り物用シートであって、
    前記スリットは、前記第二表皮部材における前記第一表皮部材側と反対側の端まで延びて形成されている乗り物用シート。
  3. 請求項1又は2記載の乗り物用シートであって、
    前記スリットの延びる方向と前記スリット縫合部の延びる方向は交差している乗り物用シート。
  4. 請求項1からのいずれか1項記載の乗り物用シートであって、
    前記第一表皮部材の前記切り欠き部は、前記第二直線部と異なる方向に延びる第三直線部と、前記第二直線部の他端と前記第三直線部の一端を繋ぐ第二接続部と、を更に含み、
    前記第二表皮部材は、前記第三直線部に沿って前記第一表皮部材と縫合された第三部分における前記縫合部よりも前記第一表皮部材側と反対側の第三領域と前記第二領域との間に形成され、前記第二領域と前記第三領域の境界に沿って折り目加工が施された第二折り目加工領域と、を更に有する乗り物用シート。
  5. シートパッドに形成された孔部と、前記孔部と対向する位置に切り欠き部を有し且つ前記シートパッドにおける前記孔部の形成面を覆う第一表皮部材と、前記第一表皮部材と縫合され且つ前記孔部の内壁を覆う1枚構成の第二表皮部材と、前記切り欠き部の周縁に沿って形成された、前記第一表皮部材と前記第二表皮部材とを縫合している縫合部と、を有する、被格納部材を格納するための格納部を備えた乗り物用シートにおける表皮の製造方法であって、
    前記第一表皮部材の前記切り欠き部は、異なる方向に延びる第一直線部及び第二直線部と、前記第一直線部及び前記第二直線部の各々の一端を繋ぐ第一接続部と、を含み、
    前記第二表皮部材のうちの、前記第一直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき部分と、前記第二直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき部分との間に折り目加工を施す工程と、
    前記折り目加工が施された前記第二表皮部材を前記第一表皮部材に縫合する工程と、を備え
    前記折り目加工を施す工程は、前記第一直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき前記部分と、前記第二直線部に沿って前記第一表皮部材に縫合すべき前記部分との間に形成されたスリットを閉じる縫合を行う工程を含む表皮の製造方法。
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