JP7436774B2 - 表皮固定装置及び乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、表皮固定装置及び乗物用シートに係り、特に、パッド部材を覆う表皮を固定するための表皮固定装置を有する乗物用シートに関する。
一般に、車両用シートにおいて、乗員の臀部及び大腿部を支持する着座部であるシートクッションや乗員の背部を支持する背もたれ部であるシートバックは、シートフレームにパッド部材を載置し、表皮を被覆することにより形成されている。
このような車両用シートにおける表皮端末の係止は、例えば、特許文献1に記載されているように、表皮の端部に沿って設けられた固定部材を被固定部材の溝部に挿入して、固定部材の係止部を被固定部材の係止部に引っ掛けて固定する技術が知られている。このとき、固定部材の回転防止部が、被固定部材の回転防止壁に突き当たった状態とされることで表皮が被固定部材に固定される。
特開2013-102855号公報
しかし、上述のような表皮固定装置においては、回転防止部が固定部材の厚み方向、具体的には、車両用シートの幅方向において係止部とは反対側に配置されるため、車両用シートの幅方向(換言すると、固定部材の厚み方向)において大型化していた。よって、車両用シートの幅方向など、所定の方向において固定部材が大型化することを抑制した表皮固定装置が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両用シートの幅方向など、所定の方向において大型化することを抑制しつつ、表皮の端部に設けた固定部材が被固定部材から脱落してしまうことが防止された表皮固定装置及び乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の表皮固定装置によれば、一端部の第1連結部において第1表皮と連結され、他端部に挿入部が形成された板状の第1固定部材と、被固定部材の溝部に配置され、前記第1固定部材に沿って設けられるとともに、前記挿入部を保持する保持部を有する第2固定部材と、を備え、前記挿入部が前記保持部に挿入されて係合することにより、前記第1表皮が前記被固定部材に対して固定され、前記第1固定部材の前記挿入部は、前記保持部に対する回転規制部を有し、前記挿入部は、前記第1固定部材の厚み方向における一方の面に前記第1表皮と当接する表皮当接面を有し、前記表皮当接面とは反対側の面に突出する突出面を有し、前記第1固定部材は、前記挿入部と前記第1連結部との間に前記突出面と同じ側に突出する第1係止部を有し、前記第2固定部材は、前記挿入部が前記保持部に保持されている状態において前記突出面と対向する側に配置される端部に、前記第1固定部材の側に突出して形成された係止端部を有し、前記係止端部は、前記挿入部と前記第1係止部との間の凹部と嵌合し、前記第1固定部材の高さ方向において、前記第1係止部よりも前記挿入部の方が大きいこと、により解決される。
上記のように構成された本発明の表皮固定装置では、挿入部が保持部に対する回転規制部を有することで、所定の方向において大型化することが抑制されつつ、第1固定部材が回転方向に引っ張られた際に挿入部が保持部から脱落することが抑制される。
また、挿入部を第1表皮とは反対側に突出させることで、表皮当接面をフラットにすることができ、第1固定部材を第2固定部材へと挿入しやすくなる。
また、上記の構成では、回転規制部で第1固定部材の回転を規制しつつ、第2固定部材が第1固定部材の凹部と嵌合することで、より一層第1固定部材が第2固定部材から外れにくくなる。
また、前記課題は、本発明の表皮固定装置によれば、一端部の第1連結部において第1表皮と連結され、他端部に挿入部が形成された板状の第1固定部材と、被固定部材の溝部に配置され、前記第1固定部材に沿って設けられるとともに、前記挿入部を保持する保持部を有する第2固定部材と、を備え、前記挿入部が前記保持部に挿入されて係合することにより、前記第1表皮が前記被固定部材に対して固定され、前記第1固定部材の前記挿入部は、前記保持部に対する回転規制部を有し、前記保持部は、前記溝部と当接して支持される基部と、前記基部から前記第1固定部材の厚み方向に延在する延在部と、前記延在部から屈曲して前記基部と略平行に延在して前記挿入部を係止する第2係止部を有し、前記挿入部は、前記第1表皮の側の面が前記第1表皮とは反対側の面と略平行に形成されており、前記挿入部は、前記基部と前記第2係止部との間において、前記第1表皮の側の面が前記基部と当接するとともに、前記第1表皮とは反対側の面が前記第2係止部と当接し、前記基部と前記延在部との間には第1湾曲部が形成され、前記延在部と前記第2係止部との間には第2湾曲部が形成され、前記第1湾曲部は、前記第2湾曲部よりも曲率半径が大きく形成されること、により解決される。
上記のように構成された本発明の表皮固定装置では、保持部と挿入部の略平行な面同士が当接することでより挿入部が回転するための隙間がなくなる。
また、上記のように構成された本発明の表皮固定装置では、保持部における挿入部の係合状態が安定したものとなる。
また、上記の構成において、前記係止端部と前記凹部との間には空隙が設けられるとよい。
また、上記の構成において、前記第1固定部材の厚み方向において、前記挿入部は前記保持部と嵌合して保持されるとよい。
上記の構成では、挿入部が保持部に対して嵌合して保持されるため、第1固定部材が回転方向に引っ張られた際に挿入部が保持部から脱落することが抑制される。
また、上記の構成において、前記挿入部は、前記第1固定部材の厚み方向における一方の面に前記第1表皮と当接する表皮当接面を有し、前記表皮当接面とは反対側の面に突出する突出面を有するとよい。
上記の構成では、挿入部を第1表皮とは反対側に突出させることで、表皮当接面をフラットにすることができ、第1固定部材を第2固定部材へと挿入しやすくなる。
また、上記の構成において、前記第1連結部は、厚み方向において、前記挿入部よりも薄く形成されているとよい。
上記の構成では、第1連結部の厚みが挿入部の厚みよりも薄いことにより、第1固定部材と第1表皮を第1連結部において連結しやすくなる。
また、上記の構成において、前記第2固定部材は、前記第1表皮とは異なる第2表皮と第2連結部において連結されており、前記第2表皮は、前記第1固定部材と前記第2固定部材の間に配置され、前記第1固定部材の高さ方向において前記挿入部と前記保持部とが重なる位置まで延在しているとよい。
上記の構成では、挿入部を保持部へ挿入したときに挿入部と保持部の隙間を第2表皮で埋めることができ、挿入部と保持部の係合力を高めることができる。
また、上記の構成において、前記第2固定部材と、前記第1固定部材との間に前記第1表皮と前記第2表皮が挿入されており、前記第1表皮及び前記第2表皮のうち少なくとも一方の裏面側に弾性的なスラブが裏布として設けられているとよい。
上記の構成では、挿入部が保持部に挿入された状態において、挿入部と保持部の間の隙間が弾性的なスラブによって、弾性的に吸収される。
また、上記の構成において、前記第1固定部材の前記第1連結部は、前記挿入部の突出方向とは反対側に屈曲しているとよい。
上記の構成では、挿入部が保持部内に保持された状態で、挿入部の第1連結部が屈曲していることによる反発力により、挿入部の第1係止部と保持部の係止端部との間の係止力が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、上記の表皮固定装置と、シートバックと、シートクッションと、を備え、前記シートバックは、バックフレームと、前記バックフレームに載置されたバックパッドと、前記バックパッドを覆うバック表皮と、を有し、前記シートクッションは、クッションフレームと、前記クッションフレームに載置されたクッションパッドと、前記クッションパッドを覆うクッション表皮と、を有し、前記被固定部材は、前記バックパッド又は前記クッションパッドであり、前記第2固定部材が前記被固定部材と接する当接面は、前記挿入部と前記バックフレーム又は前記クッションフレームとの間に配置されること、により解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートでは、挿入部が保持部に挿入された状態において、挿入部が表皮に引っ張られる場合に、第2固定部材にかかる力がフレームにより支持される。
本発明の表皮固定装置によれば、挿入部が保持部に対する回転規制部を有することで、所定の方向において固定部材が大型化することが抑制されつつ、第1固定部材が回転方向に引っ張られた際に挿入部が保持部から脱落することが抑制される。
また、本発明の表皮固定装置によれば、挿入部が保持部に対して嵌合して保持されるため、第1固定部材が回転方向に引っ張られた際に挿入部が保持部から脱落することが抑制される。
また、本発明の表皮固定装置によれば、挿入部を第1表皮とは反対側に突出させることで、表皮当接面をフラットにすることができ、第1固定部材を第2固定部材へと挿入しやすくなる。
また、本発明の表皮固定装置によれば、回転規制部で第1固定部材の回転を規制しつつ、第2固定部材が第1固定部材の凹部と嵌合することで、より一層第1固定部材が第2固定部材から外れにくくなる。
また、本発明の表皮固定装置によれば、保持部と挿入部の略平行な面同士が当接することでより挿入部が回転するための隙間がなくなる。
また、本発明の表皮固定装置によれば、第1連結部の厚みが挿入部の厚みよりも薄いことにより、第1固定部材と第1表皮を第1連結部において連結しやすくなる。
また、本発明の表皮固定装置によれば、挿入部を保持部へ挿入したときに挿入部と保持部の隙間を第2表皮で埋めることができ、挿入部と保持部の係合力を高めることができる。
また、本発明の表皮固定装置によれば、挿入部が保持部内に保持された状態で、挿入部の第1連結部が屈曲していることによる反発力により、挿入部の第1係止部と保持部の係止端部との間の係止力が向上する。
また、本発明の表皮固定装置によれば、挿入部が保持部に挿入された状態において、挿入部と保持部の間の隙間が弾性的なスラブによって、弾性的に吸収される。
本発明の乗物用シートによれば、挿入部が保持部に挿入された状態において、挿入部が表皮に引っ張られる場合に、第2固定部材にかかる力がフレームにより支持される。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートの裏面の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るシートバックの裏面を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車両用シートのバックパッドを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る表皮固定装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る第1固定部材の構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る第2固定部材の構成を示す説明図である。 図3のA-A断面を示す図である。 図3のA-A断面に対応するシートバックの断面を示す図であって、本発明の一実施形態に係る第2固定部材に対して第1固定部材を取り付ける前の段階を示す説明図である。 図3のA-A断面を示す拡大図であって、本発明の一実施形態に係る第2固定部材に対して第1固定部材を係合した状態を示す説明図である。 本発明の実施形態の変形例に係る第1固定部材の断面を示す説明図である。
以下、図1乃至図8を参照しながら、本発明の実施の形態(以下、本実施形態)に係る乗物用シートについて説明する。本実施形態に係る乗物用シートとして、車両に搭載される車両用シートを例に挙げて説明することとするが車両用シートに限定されるものではない。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの着座者から見たときの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向を意味し、車両用シートの着座者から見たときの左右方向と一致する。また、「上下方向」とは、車両用シートの高さ方向を意味し、車両用シートを正面から見たときの上下方向と一致している。「シート内側方向」とは、車両用シートの内側方向(車両用シートの中央に向かう方向)を意味しする。
[1.車両用シートSの構成]
本実施形態に係る車両用シートSは、図1に図示した外観を有している。なお、図1中、車両用シートSの一部、具体的には、シートクッションS1及びシートバックS2の右端部については、説明の都合上、クッション表皮S12及びバック表皮S22を外した構成にて図示している。
車両用シートSは、着座者の臀部を支える着座部分となるシートクッションS1、着座者の背部を支える背もたれ部分となるシートバックS2、及び、シートバックS2の上部に配置され、着座者の頭部を支えるヘッドレストS3を主な構成要素として有する。シートクッションS1は、不図示のクッションフレームにクッションパッドS11を載置し、更にクッションパッドS11をクッション表皮S12で覆うことで構成されている。
シートバックS2は、後述のバックフレームS23にバックパッドS21を載置し、更にバックパッドS21をバック表皮S22で覆うことで構成されている。図2に示すように、シートバックS2の後方に位置する裏面は、バックボードS24が取り付けられ塞がれている。図3は、バックボードS24を取り外した状態のシートバックS2の状態を示している。
図4に示すように、シートバックS2のバックパッドS21は、シート幅方向の両端部に、乗物用シートの上下方向に延在する一対の溝部Mを備えている。より詳細には、バックパッドS21は、乗物用シートの前後方向における後方、かつ、シート幅方向の両端部に、乗物用シートの上下方向に延在する一対の溝部Mを備えている。この溝部Mに沿うようにして、後述する表皮固定装置Kの第2固定部材20が取り付けられる。
クッションパッドS11及びバックパッドS21は、ウレタンフォームなどの弾性を有するクッション材からなり、クッション表皮S12及びバック表皮S22は、合成皮革や布地などからなり、複数の表皮材が縫製されて形成されている。
[2.表皮固定装置の構成]
以下、本実施形態に係る車両用シートSが備えるシートバックS2のバック表皮S22をバックパッドS21に対して固定する表皮固定装置Kについて、図5A乃至図6を参照しながら説明する。図5Aは、表皮固定装置Kを示す斜視図であり、図5Bは、第1固定部材10の構成を示す説明図であり、図5Cは、第2固定部材20の構成を示す説明図である。図6は、図3のA-A断面を示す図である。
以下で詳述するように、バック表皮S22は、第1表皮T1と第2表皮T2を備えている。本実施形態の表皮固定装置Kは、第1表皮T1と連結された第1固定部材10と、被固定部材としてのバックパッドS21に取り付けられた第2固定部材20と、を主構成要素として備えて構成されている。第1固定部材10及び第2固定部材20は対応する一対の長尺状部材であり、例えば、ポリプロピレン等の樹脂材料で形成することが可能である。
(第1固定部材10)
第1固定部材10は、図5A、図5B及び図6に示すように、一端部の第1連結部11において第1表皮T1と連結され、他端部に挿入部12が形成された長尺の板状部材である(第1連結部11に第1表皮T1が縫合線hで縫着されている)。ここで、第1固定部材10の厚み方向とは、第1固定部材10の延在方向と直交する方向である。また、第1固定部材10の高さ方向とは、第1固定部材10の厚み方向及び延在方向と直交する方向である。
第1固定部材10は、端面視略F字形状を有している。第1連結部11は、第1固定部材10の厚み方向において、挿入部12よりも薄く形成されている。第1連結部11の厚みが挿入部12の厚みよりも薄いことにより、第1固定部材10と第1表皮T1を第1連結部11において連結しやすくなっている。
図6に示すように、挿入部12は、第1表皮T1の側の面が第1表皮T1とは反対側の面と略平行に形成されている。より詳細には、挿入部12は、第1固定部材10の厚み方向における一方の面に第1表皮T1と当接する表皮当接面13を有している。また、挿入部12は、表皮当接面13とは反対側の面に突出する突出面14を有している。そして、図5B及び図6に示すように、表皮当接面13と突出面14が略平行となっている。このように、挿入部12を第1表皮T1とは反対側に突出させることで、表皮当接面13をフラットにすることができ、第1固定部材10を第2固定部材20へと挿入しやすくなっている。
図5Bに示すように、第1固定部材10は、その高さ方向において、挿入部12と第1連結部11との間に突出面14と同じ側に突出する第1係止部16を有している。第1固定部材10の挿入部12は、保持部21に対する回転規制部15を有している。ここで、回転規制部15は、挿入部12の突出面14及び凹部17を備えて構成されている。なお、凹部17は、挿入部12と第1係止部16との間に設けられ、突出面14から表皮当接面13に向かう方向に窪んで形成されたものである。第1固定部材10の高さ方向において、挿入部12は、第1係止部16よりも大きく形成されている。
(第2固定部材20)
第2固定部材20は、図5B、図5C及び図6に示すように、被固定部材としてのバックパッドS21の溝部Mに配置され、第1固定部材10に沿って設けられている。第2固定部材20は、第1固定部材10の挿入部12を保持する保持部21を有している。
保持部21は、図5Cに示すように、溝部Mと当接して支持される基部22と、基部22から第1固定部材10の厚み方向に延在する延在部23と、延在部23から屈曲して基部22と略平行に延在する第2係止部24を有している。第2係止部24は、挿入部12を係止する係止端部24aを有している。係止端部24aは、第2係止部24から、保持部21に向かう方向、換言すると、厚み方向において基部22に向かう方向に曲折するようにして形成されている。図6に示すように、第2固定部材20は、第1表皮T1とは異なる第2表皮T2と第2連結部22aにおいて連結されている(第2連結部22aに第2表皮T2が縫合線hで縫着される)。
図5Cに示すように、保持部21において、基部22と延在部23との間には第1湾曲部25が形成されており、延在部23と第2係止部24との間には第2湾曲部26が形成されている。第1湾曲部25は第2湾曲部26よりも曲率半径が大きく形成されていると、保持部21における挿入部12の係合状態が安定したものとなるため好適である。
図6に示すように、第2固定部材20が被固定部材としてのバックパッドS21と接する当接面22bは、挿入部12とバックフレームS23(シートバックS2を構成する上下方向に延在するパイプフレーム)との間に配置されている。このような構成によれば、挿入部12が保持部21に挿入された状態において、挿入部12が第1表皮T1に引っ張られる場合に、第2固定部材20にかかる力がバックフレームS23により支持される。したがって、第1固定部材10と第2固定部材20の間の係合状態が安定して支持されることになる。
[3.表皮固定装置の作用]
以下、表皮固定装置Kの作用について、図7A及び図7Bを参照して説明をする。図7A及び図7Bは、図3のA-A断面を示す拡大図であって、本実施形態に係る第2固定部材20に対して第1固定部材10を係合する過程を説明する図である。図7Bに示すように、第1固定部材10の厚み方向(シート幅方向に対応)において、挿入部12が保持部21と嵌合して保持されている。挿入部12が保持部21に挿入されて係合することにより、第1表皮T1がバックパッドS21に対して固定される。
本実施形態の表皮固定装置Kでは、第1固定部材10の挿入部12が保持部21に対する回転規制部15(詳細には、突出面14及び凹部17)を有している。このような構成によれば、所定の方向(第1固定部材10の厚み方向)において大型化することが抑制される。また、第1固定部材10が回転方向に引っ張られた際に挿入部12が保持部21から脱落することが抑制される。具体的には、挿入部12が保持部21に対して嵌合して保持されるため、第1固定部材10が回転方向に引っ張られた際に挿入部12が保持部21から脱落することが抑制される。
第2固定部材20は、挿入部12が保持部21に保持されている状態において突出面14と対向する側に配置される端部に、第2係止部24から第1固定部材10の側に突出して形成された係止端部24a備えている。係止端部24aは、挿入部12と第1係止部16との間の凹部17と嵌合する。このような構成によれば、回転規制部15(詳細には突出面14)で第1固定部材10の回転を規制しつつ、第2固定部材20が第1固定部材10の凹部17と嵌合することで、より一層、第1固定部材10が第2固定部材20から外れにくくなる。
第1固定部材10の挿入部12は、シート幅方向における基部22と第2係止部24との間において、第1表皮T1の側の面が、第1表皮T1及び第2表皮T2を介して、基部22と隣接するとともに、第1表皮T1とは反対側の面が第2係止部24と当接している。このような構成によれば、保持部21と挿入部12の略平行な面同士が当接することでより挿入部12が回転するための隙間がなくなる。
図7Bに示すように、第2固定部材20に対して第1固定部材10を係合した状態において、第2表皮T2は、第1固定部材10と第2固定部材20の間に配置され、第1固定部材10の高さ方向において挿入部12と保持部21とが重なる位置まで延在している。このような構成によれば、挿入部12を保持部21へ挿入したときに挿入部12との間に生じ得る保持部21の隙間を第2表皮T2で埋めることができ、挿入部12と保持部21の係合力を高めることができる。
図7Bに示すように、第2固定部材20に対して第1固定部材10を係合した状態において、第2固定部材20と第1固定部材10との間に、第1表皮T1と第2表皮T2が挿入されている。このとき、第1表皮T1及び第2表皮T2のうち少なくとも一方の裏面側に弾性的なスラブが裏布(不図示)として設けられていると好適である。このような構成によれば、挿入部12が保持部21に挿入された状態において、挿入部12と保持部21の間の隙間が弾性的なスラブによって、弾性的に吸収される。
[4.変形例]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。以下においては、図8に基づいて、第1固定部材の変形例について説明する。図8は、本発明の実施形態の変形例に係る第1固定部材10Xの断面を示す説明図である。
図8に示されるように、変形例に係る第1固定部材10Xは、第1連結部11Xが、挿入部12Xの突出方向とは反対側に屈曲している。このような構成によれば、第1固定部材10Xの挿入部12Xが第2固定部材20の保持部21内に保持された状態において、挿入部12Xの第1連結部11Xが屈曲していることによる反発力により、挿入部12Xの第1係止部16と保持部21の第2係止部24(係止端部24a)との間の係止力が向上する。
第1連結部11Xは、第1係止部16Xと第1連結部11Xの境界で屈曲しているため、力が入力された際に曲がりやすくなっている。第1連結部11Xの端部が、厚み方向において表皮当接面13Xよりも第1表皮T1の側へと突出するため、変形例に係る第1固定部材10Xが第2固定部材20に保持された状態において、第2固定部材20との間の隙間を埋めることにより、隙間が露出することが抑制される。
上記の実施形態では、表皮固定装置KがシートバックS2のバック表皮S22をバックパッドS21に対して固定するために用いられた例を示したが、表皮固定装置KをシートクッションS1のクッション表皮S12をクッションパッドS11に対して固定するために用いることも可能である。
また、本実施形態に係る表皮固定装置Kは、クッションパッドS11やバックパッドS21などの被固定部材の溝部に配置されるのであれば、その適用部位は限定されるものではない。
以上、本実施形態に係る表皮固定装置を車両に搭載される車両用シートを例として説明した。本実施形態に係る表皮固定装置の適用は、車両用シートに限定されるものではなく、パッド部材をカバー部材により覆うことで構成されるシートであれば、特に用途についての制限はない。例えば、本発明の表皮固定装置は、施設や建物内で用いられる通常のシート、或いは車両以外の乗物内で使用される乗物用シートにも利用可能である。
さらに、本実施形態に係る表皮固定装置は、表皮を被固定部材に対して固定するのであれば、シート以外にも適用することが可能であり、例えば、ベッドやソファーなどの家具などにも応用可能である。
S 車両用シート(乗物用シート)
S1 シートクッション
S11 クッションパッド(被固定部材)
S12 クッション表皮
S2 シートバック
S21 バックパッド(被固定部材)
M 溝部
S22 バック表皮
S23 バックフレーム
S24 バックボード
S3 ヘッドレスト
K 表皮固定装置
10,10X 第1固定部材
11,11X 第1連結部
12,12X 挿入部
13,13X 表皮当接面
14,14X 突出面(回転規制部)
15,15X 回転規制部
16,16X 第1係止部
17,17X 凹部(回転規制部)
T1 第1表皮
20 第2固定部材
21 保持部
22 基部
22a 第2連結部
22b 当接面
23 延在部
24 第2係止部
24a 係止端部
25 第1湾曲部
26 第2湾曲部
T2 第2表皮
h 縫合線

Claims (10)

  1. 一端部の第1連結部において第1表皮と連結され、他端部に挿入部が形成された板状の第1固定部材と、
    被固定部材の溝部に配置され、前記第1固定部材に沿って設けられるとともに、前記挿入部を保持する保持部を有する第2固定部材と、を備え、
    前記挿入部が前記保持部に挿入されて係合することにより、前記第1表皮が前記被固定部材に対して固定され、
    前記第1固定部材の前記挿入部は、前記保持部に対する回転規制部を有し、
    前記挿入部は、前記第1固定部材の厚み方向における一方の面に前記第1表皮と当接する表皮当接面を有し、前記表皮当接面とは反対側の面に突出する突出面を有し、
    前記第1固定部材は、前記挿入部と前記第1連結部との間に前記突出面と同じ側に突出する第1係止部を有し、
    前記第2固定部材は、前記挿入部が前記保持部に保持されている状態において前記突出面と対向する側に配置される端部に、前記第1固定部材の側に突出して形成された係止端部を有し、
    前記係止端部は、前記挿入部と前記第1係止部との間の凹部と嵌合し、
    前記第1固定部材の高さ方向において、前記第1係止部よりも前記挿入部の方が大きいことを特徴とする表皮固定装置。
  2. 一端部の第1連結部において第1表皮と連結され、他端部に挿入部が形成された板状の第1固定部材と、
    被固定部材の溝部に配置され、前記第1固定部材に沿って設けられるとともに、前記挿入部を保持する保持部を有する第2固定部材と、を備え、
    前記挿入部が前記保持部に挿入されて係合することにより、前記第1表皮が前記被固定部材に対して固定され、
    前記第1固定部材の前記挿入部は、前記保持部に対する回転規制部を有し、
    前記保持部は、前記溝部と当接して支持される基部と、前記基部から前記第1固定部材の厚み方向に延在する延在部と、前記延在部から屈曲して前記基部と略平行に延在して前記挿入部を係止する第2係止部を有し、
    前記挿入部は、前記第1表皮の側の面が前記第1表皮とは反対側の面と略平行に形成されており、
    前記挿入部は、前記基部と前記第2係止部との間において、前記第1表皮の側の面が前記基部と当接するとともに、前記第1表皮とは反対側の面が前記第2係止部と当接し、
    前記基部と前記延在部との間には第1湾曲部が形成され、
    前記延在部と前記第2係止部との間には第2湾曲部が形成され、
    前記第1湾曲部は、前記第2湾曲部よりも曲率半径が大きく形成されることを特徴とする表皮固定装置。
  3. 前記係止端部と前記凹部との間には空隙が設けられることを特徴とする請求項1に記載の表皮固定装置。
  4. 前記第1固定部材の厚み方向において、前記挿入部は前記保持部と嵌合して保持されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の表皮固定装置。
  5. 前記挿入部は、前記第1固定部材の厚み方向における一方の面に前記第1表皮と当接する表皮当接面を有し、前記表皮当接面とは反対側の面に突出する突出面を有することを特徴とする請求項2に記載の表皮固定装置。
  6. 前記第1連結部は、厚み方向において、前記挿入部よりも薄く形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表皮固定装置。
  7. 前記第2固定部材は、前記第1表皮とは異なる第2表皮と第2連結部において連結されており、
    前記第2表皮は、前記第1固定部材と前記第2固定部材の間に配置され、前記第1固定部材の高さ方向において前記挿入部と前記保持部とが重なる位置まで延在していることを特徴とする請求項1又は2に記載の表皮固定装置。
  8. 前記第2固定部材と、前記第1固定部材との間に前記第1表皮と前記第2表皮が挿入されており、
    前記第1表皮及び前記第2表皮のうち少なくとも一方の裏面側に弾性的なスラブが裏布として設けられていることを特徴とする請求項7に記載の表皮固定装置。
  9. 前記第1固定部材の前記第1連結部は、前記挿入部の突出方向とは反対側に屈曲していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表皮固定装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表皮固定装置と、
    シートバックと、
    シートクッションと、を備え、
    前記シートバックは、バックフレームと、前記バックフレームに載置されたバックパッドと、前記バックパッドを覆うバック表皮と、を有し、
    前記シートクッションは、クッションフレームと、前記クッションフレームに載置されたクッションパッドと、前記クッションパッドを覆うクッション表皮と、を有し、
    前記被固定部材は、前記バックパッド又は前記クッションパッドであり、
    前記第2固定部材が前記被固定部材と接する当接面は、前記挿入部と前記バックフレーム又は前記クッションフレームとの間に配置されることを特徴とする乗物用シート。
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