JP2001128783A - シート - Google Patents

シート

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JP2001128783A
JP2001128783A JP31598799A JP31598799A JP2001128783A JP 2001128783 A JP2001128783 A JP 2001128783A JP 31598799 A JP31598799 A JP 31598799A JP 31598799 A JP31598799 A JP 31598799A JP 2001128783 A JP2001128783 A JP 2001128783A
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seating
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cushion frame
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切な支持圧で着座支持を行うことができ、
かつ軽量薄型のシートを得ることを可能とする。 【解決手段】 着座面を形成するシートクッション3と
背もたれ面を形成するシートバック5とを連結部材3
9、47で結合したシート1において、シートクッショ
ン3は、着座面の外形を形成する枠状のクッションフレ
ーム31と、クッションフレーム31上に設けられ着座
面を全体的に支える薄膜状の着座支持部33と、着座支
持部33の少なくとも周縁部に備えられクッションフレ
ーム31上縁を覆うようにしてクッションフレーム31
前後左右外壁に固定されると共に着座支持部33に張力
を付与する弾性部と、クッションフレーム31上縁間に
渡って設けられ着座支持部31を部分的に補強する可撓
性の補強部35とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
るシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシートとしては、例えば
図17に示すものがある(実開昭61−607595号
公報参照)。このシート1は、着座面を形成するシート
クッション3と背もたれ面を形成するシートバック5と
をリクライニングデバイス7で結合したものである。前
記シートクッション3は、着座面の外形を形成する枠状
のクッションフレーム9を有し、該クッションフレーム
9に対し伸縮自在な伸縮部材11がその左右両側に取り
付けられた芯材13を介して取り付けられたものであ
る。この伸縮部材11上には、図示しないクッションパ
ッドが搭載されている。
【0003】この図17の構造では、伸縮部材11が芯
材13を介しクッションフレーム9に支持されることに
よって、図示しないクッションパッドをいわゆるハンモ
ック状に支持する柔軟構造となるため、金属バネ等によ
りクッションパッドを支持する構造に比較して、着座者
の上下方向の動きをより柔軟に支えることができるのは
勿論のこと、伸縮部材11の面剛性が低く柔軟であるた
め、支持圧を分散する効果が高くなる。このため、クッ
ションパッドを薄くしても一定の支持圧の分散効果が得
られ、シートクッション3の省スペース化と軽量化を図
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシートによって長時間運転すると疲れやすく、また
シートクッションを薄く軽量化することには限界があっ
た。これを図18〜図21を用いてさらに説明する。
【0005】上記従来のシートにおいて、シートクッシ
ョン3に乗員が着座した場合の体圧分布を見ると、図1
8のようになっている。15は乗員の座骨位置であり、
17は臀部側部の圧迫位置、19は大腿側部の圧迫位
置、21は臀部中央の支持位置をそれぞれ示している。
また図19は臀部側部の圧迫状態を断面方向で見た概略
図であり、図20は大腿側部の圧迫状態を断面方向で見
た概略図である。図21は着座したときのシートクッシ
ョン3の反力ー撓線図である。
【0006】上記のように伸縮部材11をハンモック状
に支持したものでは、着座時の撓量が増加し、伸縮部材
11のインバース量(沈み込み量)が大きくなり、図1
8,図19のように臀部23では側部の圧迫が発生し、
逆に臀部23の中央部では支持が不足することになる。
【0007】一方、大腿部25では、図18,図20の
ように側部の圧迫が発生すると共に、これに伴い大腿部
25を体の中心へ戻す反力が発生し、ペダル操作等のた
めに必要な大腿部25の左右開き姿勢の維持が難しくな
る。
【0008】このため長時間運転に際しては臀部側部の
圧迫や大腿部側部の圧迫によって運転者の疲労を増大す
る恐れがある。
【0009】また図21の反力ー撓線図のように、座り
込み初期の撓み量が少ない状態では、伸縮部材11の初
期形状が平面であることと伸縮部材11の柔軟性が高く
伸び反力が小さいこととにより、座り込みに対する反力
が小さく、撓み量が増大すると共に急激に反力が増大す
る特性となっている。これにより、座り込み時の衝撃を
十分に吸収することができず、また撓みによるバネ定数
変化が大きく、撓が大きくなるとバネ定数が増加し、路
面振動を適切に吸収できなくなる恐れがある。従って、
伸縮部材11上に搭載するクッションパッドをある程度
厚くしなければならず、シートクッション3を薄く軽量
化することには限界があった。
【0010】本発明は、シートクッションを薄く軽量化
することができると共に、適切な支持圧分布を得やす
く、衝撃を十分に吸収することのできるシートの提供を
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、着座
面を形成するシートクッションと背もたれ面を形成する
シートバックとを連結部材で結合したシートにおいて、
前記シートクッションは、前記着座面の外形を形成する
枠状のクッションフレームと、該クッションフレーム上
に設けられ前記着座面を全体的に支える薄膜状の着座支
持部と、該着座支持部の少なくとも周縁部に備えられ前
記クッションフレーム上縁を覆うようにして該クッショ
ンフレーム前後左右外壁に固定されると共に前記着座支
持部に張力を付与する弾性部と、前記クッションフレー
ム上縁間に渡って設けられ前記着座支持部を部分的に補
強する可撓性の補強部とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のシート
であって、前記補強部は、前記着座面の後部で該着座面
の左右中央側から左右両後縁部側に漸次広がるように渡
る臀部対応部と、該臀部対応部の前端から前記着座面の
前部側に渡り臀部対応部の荷重を前記シートクッション
の前部側に伝達する伝達部とよりなることを特徴とす
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項2記載のシート
であって、前記伝達部は、前記着座面の左右中央側から
左右両前縁部側に漸次広がるように渡っていることを特
徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項2又は3記載の
シートであって、前記臀部対応部の前端と伝達部の後端
との結合部は、前記着座面の前後中央より後部側に位置
していることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載のシートであって、前記着座支持部及び補強部
を、肉厚を変えて可撓材により一体に形成したことを特
徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載のシートであって、前記着座支持部及び補強部
を、穴の個数調整をして可撓材により一体に形成したこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、請求項1〜4の何れか
に記載のシートであって、前記着座支持部及び補強部
は、布材で形成されると共に、前記弾性部はゴムで形成
され、前記弾性部は前記着座支持部及び補強部に含浸し
て結合されていることを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか
に記載のシートであって、前記クッションフレームの、
少なくとも後部は、シート幅方向の中央側が低くなる凹
状に形成されていることを特徴とする。
【0019】請求項9の発明は、請求項1〜8の何れか
に記載のシートであって、前記着座支持部は、前記弾性
部により少なくとも着座面前後方向に予張力が付与され
ていることを特徴とする。
【0020】請求項10の発明は、請求項9記載のシー
トであって、前記着座支持部は、前記弾性部により着座
面左右方向に前記着座面前後方向の予張力よりも弱い予
張力が付与されていることを特徴とする。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、着座支持部は弾性
部によって張力が付与されているため、撓が小さい初期
段階から反力が大きく発生し、かつバネ定数の変化が小
さい特性を示し、座り込みの際の高い衝撃吸収能力と路
面振動に対する高い振動吸収能力とが得られる。また補
強部によって着座支持部を部分的に補強することによっ
て、撓を抑制することができ、適切な支持圧分布を得る
ことができ、長時間運転の際にも疲労増大を抑制するこ
とができる。さらに、弾性部はクッションフレーム上縁
を覆うように取り付けられるため、着座姿勢がずれるな
どしても、クッションフレーム上縁が乗員の大腿部等に
強く当たることはなく、違和感を抑制することができ
る。
【0022】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、補強部の臀部対応部によって着座支持部の臀
部に対応する部分の撓みを抑制することができ、臀部側
部の圧迫が抑制されると共に、臀部中央部における着座
支持部の支持を適切に行うことができる。
【0023】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、補強部の伝達部を大腿部内側に配置すること
ができ、大腿部内側と外側との支持がバランスし、適切
な脚開き姿勢を維持することができ、長時間運転による
疲労を軽減することができる。
【0024】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明の効果に加え、臀部対応部の前端と伝達部の後端との
結合部が着座面の前後中央より後縁部側に位置すること
によって、この位置の臀部中央部をより適切に支持する
ことができる。
【0025】請求項5の発明では、請求項1〜4の何れ
かの発明の効果に加え、着座支持部及び補強部を肉厚を
変えて可撓材により一体に形成することによって、部品
点数が少なく製造、組付けが容易となる。
【0026】請求項6の発明では、請求項1〜4の何れ
かの発明の効果に加え、着座支持部及び補強部を穴の個
数調整をして可撓材により一体に形成することによっ
て、通気性がよいと共に、部品点数が少なく、製造、組
付けを容易にすることができる。又穴の個数調整によっ
て着座支持部及び補強部の強度特性を容易に変化させる
ことができる。
【0027】請求項7の発明では、請求項1〜4の何れ
かの発明の効果に加え、着座支持部は布材で形成される
と共に、弾性部はゴムで形成され、弾性部は着座支持部
に含浸して結合されることによって、着座支持部に布材
を用いることができ、通気性が良く又より薄く軽量に形
成することができる。
【0028】請求項8の発明では、請求項1〜7の何れ
かの発明の効果に加え、クッションフレームの少なくと
も後部はシート幅方向の中央側が低くなる凹状に形成さ
れていることによって、着座支持部に少なくとも着座面
前後方向に張力を付与しながら臀部の湾曲に合わせて凹
状に形成することができ、着座による撓量を抑制するこ
とができ、撓が小さい初期段階から反力が大きく発生
し、かつバネ定数の変化が小さい特性を示し、座り込み
の際の高い衝撃吸収能力と路面振動の高い振動吸収能力
とを確実に得ることができる。
【0029】請求項9の発明では、請求項1〜8の何れ
かの発明の効果に加え、着座支持部は弾性部により少な
くとも着座面前後方向に予張力が付与されているため、
撓みが小さい初期段階から反力が大きく発生し、かつバ
ネ定数の変化が小さい特性を示し、座り込みの際の高い
衝撃吸収能力と路面振動の高い振動吸収能力とを確実に
得ることができる。
【0030】請求項10の発明では、請求項9の発明の
効果に加え、着座支持部は弾性部により着座面左右方向
に着座面前後方向の予張力よりも弱い予張力が付与され
ているため、着座支持部が横方向に荷重を受けたとき、
直ちに反力を発生することができ、着座支持部の横揺れ
を抑制し、適切な支持を行わせることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図10は
本発明の第1実施形態を示している。尚、図16と対応
する構成部分には同符合を付して説明し、また重複した
説明は省略する。
【0032】図1は本発明の一実施形態に係るシートの
一部切欠斜視図、図2は同分解図である。これら図1,
図2のように、シートクッション3は、着座支持体27
と、クッション部29とからなっている。着座支持体2
7は、クッションフレーム31と弾性部を兼ねる着座支
持部33と、補強部35とからなっている。クッション
フレーム31は、シートスライドレール37のアッパレ
ール39の取付部41a,41b,41c,41dに図
示しないボルトナットによって締結固定されている。左
右のアッパレール39は、左右のロアレール43に前後
方向スライド位置調整自在に支持されている。ロアレー
ル43は車体フロアにボルトナット等によって締結固定
されている。
【0033】前記クッション部29は、表皮45内に発
泡ウレタンによって成形されたパッド47が設けられ、
表皮45とパッド47とは例えば接着によって固定され
ている。パッド47は、着座面の中央部では薄く、クッ
ションフレーム31の前後左右上縁49a,49b,5
1a,51b側では相対的に厚く形成されている。表皮
45の前後左右下端縁部には、取付用の樹脂クリップ4
9が取り付けられている。このクッション部29は、前
記着座支持体27上に搭載され、前後左右の樹脂クリッ
プ49がクッションフレーム31に係合されることによ
って、クッション部29が着座支持体27に位置決めら
れている。
【0034】前記シートバック5には、上端にヘッドレ
スト45が備えられ、下端両側にリクライニングデバイ
ス47が取り付けられている。リクライニングデバイス
47の下端は、前記シートスライドレール37の左右ア
ッパレール39後端に図示しないボルトナットによって
締結固定されている。従って、本実施形態において、リ
クライニングデバイス47及びシートスライドレール3
7のアッパレール39は、シートクッション3とシート
バック5とを結合する連結部材を構成している。
【0035】前記クッションフレーム31の具体的構成
は、図3のようになっている。この図3(a)はクッシ
ョンフレームの斜視図であり、(b)は図3(a)のII
Ib−IIIb矢視断面図、図3(c)は図3(a)のIII
c−IIIc矢視断面図、図3(d)はクッションフレー
ム31の後方から見た背面図である。
【0036】この図3のように、クッションフレーム3
1は上面から見て矩形の枠状に形成され、クッションフ
レーム5の後部の左右幅は前部の左右幅よりも若干小さ
く形成されて、着座面の外形を形成する構成となってい
る。このクッションフレーム31は、例えば板材の折り
曲げによって成形され、前後左右の上縁49a,49
b,51a,51bはその断面形状が半円形状に湾曲形
成されている。この上縁部49a,49b,51a,5
1bの下側には、前後左右外壁53a,53b,55
a,55bが垂直に設けられ、下端に前後左右の底壁5
7a,57b,59a,59bが設けられている。前記
各外壁53a,53b,55a,55には、取付用の穴
56がそれぞれ3箇所に設けられている。
【0037】前記シートスライドレール37のアッパレ
ール39の取付部41a,41b,41c,41dに対
するクッションフレーム31の取付けは、左右の底壁5
9a,59bにおいて行われている。さらにクッション
フレーム31の前後上縁49a,49bはそれぞれシー
ト幅方向の中央側が低くなる凹状に形成されている。前
部上縁49aは、例えばR1=1200mmに形成さ
れ、後部の上縁49bはR2=1000mm程度に形成
されている。
【0038】尚、クッションフレーム31は少なくとも
後部がシート幅方向の中央側が低くなる凹状に形成され
れば良く、前部の上縁49aは、例えば左右の上縁51
a,51bと同様に直線的に形成し、上縁49aをを左
右の上縁51a,51bと面一に構成することもでき
る。
【0039】前記弾性部を兼ねる着座支持部33と、補
強部35とは本実施形態において肉厚を変えて可撓材に
より一体に形成されたものである。具体的には、高弾性
のゴム材により成形されているもので、着座支持部33
は着座面を全体的に支える薄膜状に形成され、補強部3
5は着座支持部33よりも厚肉に形成され、着座支持部
33を部分的に補強している。具体的には、図4のよう
になっている。
【0040】図4(a)は着座支持部33及び補強部3
5を下面側から見た展開状態の斜視図、図4(b)は図
4(a)のIVb−IVb矢視における断面図を示し、この
図4(b)では図4(a)とは異なり着座支持部33の
上面側が上方に位置するように見たものである。この図
4のように、着座支持部33は展開状態で平面視矩形状
に形成され、薄膜状となっている。着座支持部33の展
開状態における各コーナー部には、前後左右縁部を下方
へ折り曲げやすくするための切欠57a,57b,57
c,57dが設けられている。着座支持部33の展開状
態における上面の前後左右縁部上には、取付用の玉縁部
59a,59b,59c,59dがそれぞれ設けられて
いる。着座支持部33の各玉縁部59a,59b,59
c,59dの内側部には、取付用の穴61が各縁部に沿
って3個ずつ設けられている。着座支持部33の左右方
向において展開状態における各取付穴61の左右間距離
は、前記クッションフレーム31の左右外壁55a,5
5bに設けられた取付穴56の展開状態(左右上縁部5
1a,51b及び左右外壁55a,55bを平面に展開
した状態)における左右間距離よりも若干大きく形成さ
れている。着座支持部33の前後方向における取付穴6
1の前後間距離は、前記クッションフレーム31の前後
外壁53a,53bの取付穴56の展開状態(前後上縁
部49a,49b、外壁53a,53bを平面に展開し
た状態)における前後間距離よりも短く形成されてい
る。
【0041】前記補強部35は前記着座支持部33より
も厚肉に形成されたもので、臀部対応部63a,63b
と、伝達部65a,65bとからなっている。前記臀部
対応部63a,63bの前端と伝達部65a,65bの
後端とは、結合部67によって結合されている。この結
合部67は着座面の前後中央より後部側に位置してい
る。具体的には、結合部67は臀部対応部63a,63
bと伝達部65a,65bの幅方向中央を通る中心線の
結合点Cを有し、この結合点CがヒップポイントHPよ
りも30mmほど後方に位置した構成となっている。
尚、ヒップポイントHPは、実験により統計的に求めた
着座面上の位置である。
【0042】前記臀部対応部63a,63bは、着座面
の後部で着座面の左右中央側から左右両後縁側に漸次拡
がるように斜めに渡って形成されている。すなわち、結
合点Cから後方の切欠57c,57dに向かって斜めに
拡がっている。切欠57c,57dは臀部対応部63
a,63bの一部によって補強されている。
【0043】前記伝達部65a,65bは着座面の左右
中央側から左右両前縁側に漸次拡がるように渡ってい
る。すなわち結合部67の結合点C側から前方へ斜めに
拡がって設けられている。伝達部65a,65bの拡が
り幅は、乗員の大腿部に合わせて狭いものとなってい
る。
【0044】この着座支持部33及び補強部35は、図
5のようにクッションフレーム31上に配置され、弾性
部を兼ねる着座支持部33の前後左右縁部が図6に一部
示すようにクッションフレーム31の前後左右上縁49
a,49b,51a,51bを覆うようにして引き回さ
れ、前後左右外壁53a,53b,55a,55bにお
いて着座支持部33の各取付穴61がクッションフレー
ム31の各取付穴56に合わせられ、取付穴56,61
及びリテーナ69を貫通するリベット71によって固定
されている。リテーナ69は、玉縁部59a,59b,
59c,59dの上側に位置し、玉縁部59a,59
b,59c,59dを係合固定している。
【0045】そして、前記のように着座支持部33の取
付穴61の展開状態の前後間隔は、クッションフレーム
31の取付穴56の展開状態の前後間隔よりも小さく形
成されているため、前記取付に際して着座支持部33は
その弾性に抗して前後方向に引かれ、取付状態において
着座支持部33には前後方向に予張力が付与されてい
る。
【0046】左右方向には着座支持部33の取付穴61
の展開状態の左右間隔がクッションフレーム31の取付
穴56の左右間隔よりも若干大きく形成されているた
め、前記着座支持部33の前後方向の予張力によって、
着座支持部33はクッションフレーム31の前後上縁部
49a,49bの湾曲に沿った形状となり、左右方向に
凹形状となっている。
【0047】このような構成によって、着座支持体27
は、その上面がクッションフレーム33に沿って左右方
向に凹形状となり、補強部35は、クッションフレーム
31に対する取付部RF1,LF1,RR1,LR1
(図7)よりも結合部67の結合点Cが下方に位置する
凹形状となり、薄膜状の着座支持部33は予め前後方向
に張力が付与された状態で設置される。さらに補強部3
5は、該補強部35が設けられている部分で着座支持部
33を補強して撓反力を発生し、下方への撓量を抑制す
る。これらによって、乗員が着座する初期段階の撓の小
さいときから反力が大きく発生し、かつバネ定数の変化
が小さい特性を示し、座り込みの際の高い衝撃吸収能力
と路面振動の高い振動吸収能力を得ることができる。
【0048】一方、図7、図8のように補強部35の臀
部対応部63a,63bの補強によって着座支持部33
の撓を抑制し、臀部23の側部の圧迫を抑制して適切に
支持することができる。臀部23の中央部では、結合部
67の結合点CがヒップポイントHPより後方30mm
の位置にあることによって、この部分を補強し、臀部2
3の中央部を適切に支持することができる。尚、臀部2
3から、臀部対応部63a,63b及び結合部67に加
わる荷重は、前側の伝達部65a,65bを介してクッ
ションフレーム31の前部に伝達されて支持されること
になる。
【0049】大腿部25では、伝達部65a,65bが
図7,図9のように大腿部25の内側部に配置されるこ
とになり、大腿部25の内側と外側の支持がバランス
し、適切な足開き姿勢を維持することができる。
【0050】これらのことから長時間の運転によっても
疲労の増大を大幅に抑制することができる。又、補強部
35と着座支持部33とでは固さが変化することになる
が、図7のように、臀部23及び大腿部25の神経系7
3の配置は、座骨部75周辺と大腿部25裏面に集中
し、これらの部位では固さ変化に対して敏感であるが、
本実施形態では補強部35の伝達部65a,65bは当
該部位を外して配置されるているため、着座者に固さ変
化の違和感を与えるのを抑制することができる。
【0051】又、上記のように、着座支持部33はその
撓量が大幅に抑制されると共に、その前後左右部におい
てクッションフレーム31の前後左右上縁49a,49
b,51a,51bを覆うようになっているため、乗員
が座り込むとき、あるいは座り込んだあと左右へ位置が
ずれたようなときでも、クッションフレーム31の左右
上縁51a,51bの曲面が強く当たることがなく、違
和感を抑制することができる。同様に、クッションフレ
ーム31の前部上縁49aでも同様であり、クッション
フレーム31の前部上縁49aが大腿部25の裏面に強
く当たることがなく、違和感を抑制することができる。
【0052】このような構成によって、着座支持体27
の上部に搭載するクッション部29のパッド47を大幅
に薄くしても、座り込み時の高い衝撃や路面振動を適切
に吸収し、また着座後は臀部23及び大腿部25を適切
に支持することができる。従って、シートクッション3
を大幅に薄くすることができると共に、大幅な軽量化を
図ることが可能となる。
【0053】ここで、図10により、クッションフレー
ム31の後部の上縁49bの曲率半径R2の大小と、ク
ッション部29との関係を述べる。図10のように、曲
率半径R2が大きい場合、着座による上下荷重に対して
張力T2は大きくなる。この張力T2は略着座支持部3
3の面剛性と考えてよく、曲率半径R2が大きいと面剛
性が大きく堅い感じになる。従って、クッション部29
のパッド47は、上記実施形態のように着座支持体27
上面全域に必要となる。但し、パッド47の厚さは、上
記理由によって大幅に薄くできることは勿論である。ま
た曲率半径R2が小さい場合は、逆に張力T1は小さく
なって面剛性が小さくなり、柔軟な感じとなる。従っ
て、座面中央部では、クッション部29のパッド47を
後述のように省くことができる。
【0054】また、曲率半径R2が小さいと、側部の上
縁51a,51bの位置が相対的に高くなる。この上縁
51a,51bにおいて、クッション部29上端の高さ
が高すぎると乗降時に違和感を増大させることになる。
従って、上縁51a,51bが相対的に高くなる場合に
は、上縁51a、51b上に位置するクッション部29
のパッド47の厚さを薄くする必要がある。従って、曲
率半径R2が小さい場合には、クッションフレーム31
の左右上縁51a,51b上に位置するパッド47を薄
くし、緩衝効果の高い材料、例えば衝撃吸収材を用いる
と効果的である。
【0055】図11は第1実施形態の変形例に係る実施
形態であり、(a)はシートクッション3の一部切欠斜
視図、(b)はクッションフレーム31の背面図であ
る。
【0056】本実施形態においては、クッションフレー
ム31の後部上縁49bの曲率半径R4=500mm、
前部上縁49aの曲率半径R3=800mmとし、上記
実施形態よりも曲率半径R4を小さくしたものである。
【0057】そして、クッション部29のパッド47
は、着座面の中央部には設けられず、クッションフレー
ム31の前後左右上縁49a,49b,51a,51b
に対応する部分にのみ設けてある。このように、後部の
上縁49bの曲率半径R4が小さくなると、上記説明の
ように着座支持部33の面剛性は小さくなるため、着座
面の中央部においてパッド47を省いても座り込みの際
の高い衝撃吸収能力と路面振動からの高い振動吸収能力
を維持することができる。またパッドを一部省略するこ
とができるため、より薄く軽量なシートを得ることがで
きる。
【0058】ここで上記第1実施形態と変形例とを比較
すると、第1実施形態では、着座支持部33の凹形状が
変形例の場合に比較して浅いため、着座支持部33のバ
ネ定数変化は相対的に大きくなっているが、着座支持部
33上に配置される発泡ウレタンのパッド47の圧縮弾
性によってトータルとしては適正な撓み反力特性を示
す。又、緩衝材は安価な発泡ウレタンを使用するため、
コストを抑制することが可能である。
【0059】これに対し変形例では、着座支持部33の
凹形状が相対的に深くなっていることにより、着座支持
部33のバネ定数変化は第1実施形態に比較すると小さ
くなり、着座面中央部に発泡ウレタンのパッドが無くて
も十分な撓み反力特性を示す。
【0060】(第2実施形態)図12は本発明の第2実
施形態に係り、(a)は着座支持体の斜視図、(b)は
弾性部を兼ねる着座支持部及び補強部を裏面から見た斜
視図である。尚、第1実施形態と対応する構成部分には
同符合を付して説明する。
【0061】本実施形態では、補強部35の配置構成を
変えたもので、結合部67を前後に若干長く形成すると
共に、臀部対応部63a,63bの左右後方への開き角
度を若干小さくしたものである。
【0062】前記結合部67はヒップポイントHPより
30mm後方の結合点CとヒップポイントHPより若干
前方の点CFとを結ぶ直線部を有している。かかる構成
によって、乗員の着座位置が前後しても、結合部67が
長いことによって支持圧の変化が小さく、違和感を抑制
することができる。
【0063】(第3実施形態)図13は第3実施形態に
係り、(a)は着座支持体の斜視図、(b)は弾性部を
兼ねる着座支持部及び補強部を裏面から見た斜視図であ
る。尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符合を
付して説明する。
【0064】本実施形態においては、伝達部65を直線
的に形成したものである。本実施形態においても、第1
実施形態と略同様な作用効果を奏することができる。
【0065】一方、本実施形態では、伝達部65が直線
的であるため、助手席などで女性が足を揃えて着座する
場合に、足開きを抑制することができる。
【0066】(第4実施形態)図14は本発明の第4実
施形態に係り、着座支持体の斜視図である。尚、第1実
施形態と対応する構成部分には同符合を付して説明す
る。
【0067】本実施形態においては、着座支持部33及
び補強部35を穴の個数調整をして可撓材により一体に
形成したものである。すなわち、着座支持部33及び補
強部は、弾性体の剛性を高めた材料によって一体に形成
され、補強部35に相当する部分には穴を設けず、着座
支持部33に相当する部分に穴73を多数個設け、両部
33、35の固さに変化を持たせたものである。又、弾
性体の剛性をさらに高めた材料を使用して、補強部35
相当部にも小径の穴を設置し、着座支持部33に相当す
る部分では穴ピッチあるいは穴径を大きくするようにし
て固さの調整を行うことも可能である。
【0068】従って、本実施形態においても第1実施形
態と略同様な作用効果を奏することができる。又、本実
施形態においては、蒸れやすい座骨部、大腿部の大幅な
通気性の向上を図ることができる。
【0069】(第5実施形態)図15は第5実施形態に
係り、(a)は着座支持部、補強部、弾性部を示す分解
斜視図、(b)は取付状態の要部断面図である。尚、第
1実施形態と対応する構成部分には同符合を付して説明
する。
【0070】本実施形態においては、着座支持部33は
布材で形成されると共に、着座支持部の前後左右周囲に
弾性部75を設けたものである。弾性部75はゴムで形
成され、布材で形成された着座支持部33の周囲に含浸
77によって結合されている。又、補強部35も布材で
形成されると共に、ゴムで形成された弾性部79が前後
左右周囲に設けられ、補強部35の臀部対応部63a,
63b後端及び伝達部65a,65bの前端に、弾性部
79の前後部が含浸81によって結合されている。補強
部35側において弾性部79縁部にも玉縁部83a,8
3b,83c,83dが設けられ、その内側に取付穴8
5がそれぞれ3個ずつ設けられている。
【0071】この着座支持部33及び補強部35の取付
けは、上記実施形態と略同様であるが、図15(b)の
ようにクッションフレーム31の例えば外壁55bにお
いて玉縁部83dは玉縁部59dの下側に位置し、玉縁
部59dの上部側にリテーナ69が位置する形態となっ
ている。他の部分においても、取付構造は同様である。
【0072】従って、本実施形態においても、第1実施
形態と略同様な作用効果を奏することができる。
【0073】一方、本実施形態においては、着座支持部
33及び補強部35は布材で形成することができるた
め、通気性があると共により軽量で薄型に形成すること
ができる。
【0074】(第6実施形態)図16は本発明の第7実
施形態に係り、クッションフレームの斜視図である。
尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符合を付し
て説明する。
【0075】本実施形態においては、クッションフレー
ム前部上縁49aと後部上縁49bの凹状の形状を中央
の水平部85a,87aと左右の傾斜部85b,87
b,85c,87cで形成したものである。尚、本実施
形態においても、前部上縁49aは凹状に形成すること
なく、左右上縁51a,51bと同様に直線的に形成し
面一に構成することもできる。
【0076】そして、本実施形態のフレーム構造によっ
て、前記同様着座支持部を凹状に形成することができ、
同様な作用効果を奏することができる。
【0077】尚、上記各実施形態では着座支持部は着座
面前後方向に予張力を付与するようにしたが、着座面左
右方向にも着座面前後方向の予張力よりも弱い予張力を
付与する構成にすることもできる。この左右方向の予張
力によって、着座支持部33が横方向に安定し、横揺れ
に対する支持を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るシートの斜視図で
ある。
【図2】第1実施形態に係り、シートの分解斜視図であ
る。
【図3】第1実施形態に係り、(a)はクッションフレ
ームの斜視図、(b)は(a)のIIIb−IIIb矢視断面
図、(c)は(a)のIIIc−IIIc矢視断面図、(d)
はクッションフレームの背面図である。
【図4】第1実施形態に係り、(a)は着座支持部及び
補強部を裏面から見た斜視図、(b)は(a)のIVb−
IVb矢視断面図である。
【図5】第1実施形態に係り、着座支持部等とクッショ
ンフレームとの関係を示す分解斜視図である。
【図6】第1実施形態に係り、クッションフレームに対
する着座支持部の取付けを示す断面図である。
【図7】第1実施形態に係り、着座支持部と臀部及び大
腿部との関係を示す平面図である。
【図8】第1実施形態に係り、着座支持部と臀部との関
係を示す概略断面図である。
【図9】第1実施形態に係り、着座支持部と大腿部との
関係を示す概略断面図である。
【図10】第1実施形態に係り、曲率半径の相違による
張力の変化を示す説明図である。
【図11】第1実施形態の変形例に係る実施形態であ
り、(a)はシートクッションの一部切欠斜視図、
(b)はクッションフレームの背面図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係り、(a)は着座
支持体の斜視図、(b)は着座支持部及び補強部を裏面
から見た斜視図である。
【図13】本発明の第3実施形態に係り、(a)は着座
支持体の斜視図、(b)は着座支持部及び補強部を裏面
から見た斜視図である。
【図14】本発明の第4実施形態に係り、着座支持体の
斜視図である。
【図15】本発明の第5実施形態に係り、(a)は着座
支持部及び補強部の分解斜視図、(b)は取付状態を示
す要部断面図である。
【図16】本発明の第6実施形態に係り、クッションフ
レームの斜視図である。
【図17】従来例に係るシートの一部省略斜視図であ
る。
【図18】従来例に係り、耐圧分布を示す平面図であ
る。
【図19】従来例に係り、伸縮部材と臀部との関係を示
す概略断面図である。
【図20】従来例に係り、伸縮部材と大腿部との関係を
示す概略断面図である。
【図21】従来例に係り、撓み反力特性図である。
【符号の説明】
1 シート 3 シートクッション 5 シートバック 31 クッションフレーム 33 着座支持部 35 補強部 39 アッパレール(連結部材) 47 リクライニングデバイス(連結部材) 63a,63b 臀部対応部 65a,65b 伝達部 67 結合部 73 穴 75,79 弾性部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座面を形成するシートクッションと背
    もたれ面を形成するシートバックとを連結部材で結合し
    たシートにおいて、 前記シートクッションは、前記着座面の外形を形成する
    枠状のクッションフレームと、 該クッションフレーム上に設けられ前記着座面を全体的
    に支える薄膜状の着座支持部と、 該着座支持部の少なくとも周縁部に備えられ前記クッシ
    ョンフレーム上縁を覆うようにして該クッションフレー
    ム前後左右外壁に固定されると共に前記着座支持部に張
    力を付与する弾性部と、前記クッションフレーム上縁間
    に渡って設けられ前記着座支持部を部分的に補強する可
    撓性の補強部とを備えたことを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシートであって、 前記補強部は、前記着座面の後部で該着座面の左右中央
    側から左右両後縁部側に漸次広がるように渡る臀部対応
    部と、該臀部対応部の前端から前記着座面の前部側に渡
    り臀部対応部の荷重を前記シートクッションの前部側に
    伝達する伝達部とよりなることを特徴とするシート。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシートであって、 前記伝達部は、前記着座面の左右中央側から左右両前縁
    部側に漸次広がるように渡っていることを特徴とするシ
    ート。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載のシートであって、 前記臀部対応部の前端と伝達部の後端との結合部は、前
    記着座面の前後中央より後部側に位置していることを特
    徴とするシート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のシートで
    あって、 前記着座支持部及び補強部を、肉厚を変えて可撓材によ
    り一体に形成したことを特徴とするシート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4の何れかに記載のシートで
    あって、 前記着座支持部及び補強部を、穴の個数調整をして可撓
    材により一体に形成したことを特徴とするシート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4の何れかに記載のシートで
    あって、 前記着座支持部及び補強部は、布材で形成されると共
    に、前記弾性部はゴムで形成され、前記弾性部は前記着
    座支持部及び補強部に含浸して結合されていることを特
    徴とするシート。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載のシートで
    あって、 前記クッションフレームの、少なくとも後部は、シート
    幅方向の中央側が低くなる凹状に形成されていることを
    特徴とするシート。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載のシートで
    あって、 前記着座支持部は、前記弾性部により少なくとも着座面
    前後方向に予張力が付与されていることを特徴とするシ
    ート。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシートであって、 前記着座支持部は、前記弾性部により着座面左右方向に
    前記着座面前後方向の予張力よりも弱い予張力が付与さ
    れていることを特徴とするシート。
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