JP7380955B2 - 電磁接触器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁接触器に関する。
下記特許文献1には、電磁接触器において、固定接点と可動接点との接点部を取り囲む形状を有する壁状(U字状)の消弧グリッドが開示されている。また、従来の電磁接触器においては、消弧室の絶縁壁部をアークから保護するためのアークランナーが用いられている。
特開平11-162319号公報
しかしながら、従来のアークランナーは、上記した消弧グリッドと同様に、固定接点と可動接点との接点部を取り囲む壁状(U字状)を有するため、当該アークランナーを収容する消弧室を小型化することが困難である。
一実施形態に係る電磁接触器は、固定接点を有する固定接触子と、固定接点に対して接離可能な可動接点を有する可動接触子と、固定接点と可動接点とからなる接点部を収容する消弧室と、消弧室内に配置されたアークランナーとを備え、消弧室は、固定接触子の幅方向である第1の方向の側方に絶縁壁部を有し、アークランナーは、接点部の第1の方向とは直交する第2の方向の側方に設けられている。
一実施形態によれば、消弧室の絶縁壁部に対する保護性能を高めつつ、消弧室の小型化を実現することができる。
一実施形態に係る電磁接触器の断面図 第1実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第1実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第1実施例に係る電磁接触器が備える接点機構の一部の平面図 第1実施例に係る電磁接触器が備える接点機構の一部の側面図 第1実施例に係る電磁接触器が備えるアークランナーによる放熱効果を説明するための図 第2実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第2実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第3実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第3実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第4実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第5実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第5実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第6実施例に係る電磁接触器が備える第1固定接触子の外観斜視図 第6実施例に係る電磁接触器が備える上部筐体および消弧カバーの外観斜視図 第6実施例に係る電磁接触器における第1アークランナーの圧入状態を示す一部拡大断面図
以下、図面を参照して、一実施形態を説明する。
(電磁接触器100の構成)
図1は、一実施形態に係る電磁接触器100の断面図である。図1に示すように、電磁接触器100は、ケース110、電磁石120、接点機構130、および上部筐体140を備える。なお、以降の説明では、便宜上、可動接触子133の移動方向を上下方向(Z軸方向)とし、可動接触子133の長手方向を左右方向(Y軸方向)とし、可動接触子133の短手方向を前後方向(X軸方向)とする。また、前後方向(X軸方向)を「第1の方向」の一例とし、左右方向(Y軸方向)を「第2の方向」の一例とする。
<ケース110>
ケース110は、中空構造を有する容器状の部材である。例えば、ケース110は、合成樹脂等の絶縁材料を用いて形成される。ケース110の上面における中央部には、開口部110Aが形成されている。開口部110Aの内側には、連結部材134が配置される。
<電磁石120>
電磁石120は、ケース110の内部に設けられる。電磁石120は、可動接触子133を上下方向に移動させるための磁力を発生する。電磁石120は、電磁コイル121、固定コア122、可動コア123、およびコイルスプリング124を有する。
電磁コイル121は、スプール121Aおよび励磁コイル121Bを有する。励磁コイル121Bは、スプール121Aの筒部に対してコイル線が多重に巻かれることによって形成され、スプール121Aの筒部を取り囲む円筒形状を有する。
固定コア122および可動コア123は、ケース110の内部において、電磁コイル121を間に挟んで、上下に対向して配置されている。固定コア122は、電磁石120の下側(Z軸負側)に、固定的に設けられている。可動コア123は、電磁石120の上側(Z軸正側)に、上下方向(Z軸方向)に移動可能に設けられている。例えば、固定コア122および可動コア123は、鉄が用いられて形成される。
コイルスプリング124は、可動コア123と電磁コイル121との間において、上下方向(Z軸方向)に伸縮可能に設けられている。コイルスプリング124は、可動コア123を上方(Z軸正方向)に付勢する。
<接点機構130>
接点機構130は、ケース110の上側に設けられている。接点機構130は、第1固定接触子131、第2固定接触子132、可動接触子133、連結部材134、コイルスプリング135、第1アークランナー136、および第2アークランナー137を有する。
第1固定接触子131は、導電性を有する水平な平板状の部材である。第1固定接触子131は、左右方向(Y軸方向)において、接点機構130の中央部よりも左側(Y軸負側)に設けられている。第1固定接触子131は、左右方向(Y軸方向)に延在する長手形状を有する。第1固定接触子131は、その先端部(Y軸正側の端部)における上面に第1固定接点131Aを有する。また、第1固定接触子131は、その末端部(Y軸負側の端部)において、当該第1固定接触子131を貫通するネジ131Bによって、ケース110の上面に対してネジ止め固定される。第1固定接触子131は、当該第1固定接触子131から外部に引き出される第1の配線(図示省略)に接続される。
第2固定接触子132は、導電性を有する水平な平板状の部材である。第2固定接触子132は、左右方向(Y軸方向)において、接点機構130の中央部よりも右側(Y軸正側)に設けられている。また、第2固定接触子132は、第1固定接触子131と同じ高さ位置に設けられている。第2固定接触子132は、左右方向(Y軸方向)に延在する長手形状を有する。第2固定接触子132は、その先端部(Y軸負側の端部)における上面に第2固定接点132Aを有する。また、第2固定接触子132は、その末端部(Y軸正側の端部)において、当該第2固定接触子132を貫通するネジ132Bによって、ケース110の上面に対してネジ止め固定される。第2固定接触子132は、当該第2固定接触子132から外部に引き出される第2の配線(図示省略)に接続される。
可動接触子133は、導電性を有する水平な平板状の部材である。可動接触子133は、左右方向(Y軸方向)において、接点機構130の中央部に設けられており、上下方向(Z軸方向)において、第1固定接触子131および第2固定接触子132の上側(Z軸正側)に設けられている。可動接触子133は、左右方向(Y軸方向)に延在する長手形状を有する。可動接触子133は、その左端部(Y軸負側の端部)における下面に第1可動接点133Aを有する。第1可動接点133Aは、第1固定接点131Aと対向し、第1固定接点131Aに対して接離可能である。また、可動接触子133は、その右端部(Y軸正側の端部)における下面に第2可動接点133Bを有する。第2可動接点133Bは、第2固定接点132Aと対向し、第2固定接点132Aに対して接離可能である。
連結部材134は、可動接触子133を可動コア123に連結することにより、可動接触子133を可動コア123とともに上下方向(Z軸方向)に移動させる部材である。連結部材134の下部は、ケース110の上面における中央部に形成されている開口部110A内に配置される。連結部材134の上部は、ケース110の上面における中央部から上方に突出して設けられた支持部材110Bの内部空間に配置される。連結部材134の上部は、可動接触子133の中央部およびコイルスプリング135を保持する。連結部材134の上部において、可動接触子133の中央部の下側に設けられている平板状の第1接続部134Aは、電磁接触器100がスイッチオフ状態になるときに、連結部材134と一体に上方に移動することにより、可動接触子133の中央部を上方に押し上げる。連結部材134の下部に設けられている平板状の第2接続部134Bは、任意の固定手段によって、可動コア123の中央部の上面に固定される。
コイルスプリング135は、ケース110の上面における中央部から上方に突出して設けられた支持部材110Bの内部空間において、連結部材134の上部に形成されている空間内に、可動接触子133の中央部とともに保持されている。コイルスプリング135は、連結部材134の上記空間内において、可動接触子133の中央部の上側に設けられている。コイルスプリング135は、上下方向(Z軸方向)に伸縮可能である。コイルスプリング135は、可動接触子133の中央部を下方(Z軸負方向)に付勢する。コイルスプリング135は、電磁接触器100がスイッチオン状態になるときに、連結部材134とともに下方に移動することにより、可動接触子133を第1固定接触子131および第2固定接触子132に対して押し付ける。
第1アークランナー136は、第1固定接触子131の上面、且つ、第1固定接点131Aよりも外側(Y軸負側)において、起立した状態で設けられており、任意の固定手段によって第1固定接触子131の上面に固定されている。第1アークランナー136は、上下方向(Z軸方向)に延在する板状の磁性体(例えば、金属板)が用いられて形成され、当該磁性体の下部が内側(Y軸正側)に直角に折り曲げられた形状(すなわち、L字状)を有する。第1アークランナー136は、第1固定接点131Aと第1可動接点133Aとの間で発生したアークを、当該第1アークランナー136に誘導することにより、上部筐体140の絶縁壁部141Aを保護するために設けられている。なお、第1アークランナー136は、磁性体が用いられることが好ましいが、これに限らず、少なくとのアークの誘導効果を有するものであれば、磁性体以外の素材(例えば、金属等)を用いてもよい。
第2アークランナー137は、第2固定接触子132の上面、且つ、第2固定接点132Aよりも外側(Y軸正側)において、起立した状態で設けられており、任意の固定手段によって第2固定接触子132の上面に固定されている。第2アークランナー137は、上下方向(Z軸方向)に延在する板状の磁性体(例えば、金属板)が用いられて形成され、当該磁性体の下部が内側(Y軸負側)に直角に折り曲げられた形状(すなわち、L字状)を有する。第2アークランナー137は、第2固定接点132Aと第2可動接点133Bとの間で発生したアークを、当該第2アークランナー137に誘導することにより、上部筐体140の絶縁壁部141Aを保護するために設けられている。なお、第2アークランナー137は、磁性体が用いられることが好ましいが、これに限らず、少なくとのアークの誘導効果を有するものであれば、磁性体以外の素材(例えば、金属等)を用いてもよい。
<上部筐体140>
上部筐体140は、ケース110の上部において、接点機構130の周囲を取り囲むように設けられる。例えば、上部筐体140は、絶縁性を有する樹脂素材が用いられて形成される。上部筐体140は、左右一対の消弧室141を有する。左側(Y軸負側)の消弧室141には、第1接点部130Aおよび第1アークランナー136が収容される。第1接点部130Aとは、第1固定接点131Aと第1可動接点133Aとの組を示す。右側(Y軸正側)の消弧室141には、第2接点部130Bおよび第2アークランナー137が収容される。第2接点部130Bとは、第2固定接点132Aと第2可動接点133Bとの組を示す。また、各消弧室141は、前後方向(X軸方向)において隣接する他の消弧室141との間に、絶縁壁部141Aを有する。また、各消弧室141は、上方および左右方向(Y軸方向)における側方が、上部筐体140に装着される消弧カバー142によって閉塞される。
(電磁接触器100の動作)
一実施形態に係る電磁接触器100は、励磁コイル121Bが通電されていないとき、可動コア123が、コイルスプリング124の付勢力により、上方(Z軸正方向)へ付勢される。これにより、可動コア123に連結部材134を介して連結されている可動接触子133は、連結部材134の第1接続部134Aによって押し上げられることによって上方(Z軸正方向)に移動して、第1固定接触子131および第2固定接触子132から上方(Z軸正方向)に離間した状態となる。したがって、電磁接触器100は、図1に示すように、第1固定接触子131および第2固定接触子132が互いに導通していない状態(すなわち、スイッチオフ状態)になる。
一方、一実施形態に係る電磁接触器100は、励磁コイル121Bが通電されたとき、固定コア122と可動コア123との間に、コイルスプリング124の付勢力に打ち勝つ磁気吸引力が生じる。この磁気吸引力により、可動コア123は、下方(Z軸負方向)へ移動する。このとき、可動コア123に連結部材134を介して連結されている可動接触子133は、連結部材134とともに下方(Z軸負方向)へ移動するコイルスプリング135からの付勢力を受けて、下方(Z軸負方向)に移動する。これにより、可動接触子133に設けられている第1可動接点133Aおよび第2可動接点133Bの各々が、第1固定接触子131に設けられている第1固定接点131A、および、第2固定接触子132に設けられている第2固定接点132Aの各々に接触する。このときの接触圧は、コイルスプリング135の付勢力によって高められる。その結果、電磁接触器100は、第1固定接触子131および第2固定接触子132が互いに導通した状態(すなわち、スイッチオン状態)になる。
その後、一実施形態に係る電磁接触器100は、励磁コイル121Bの通電が途絶えたとき、可動コア123が、コイルスプリング124の付勢力により、上方(Z軸正方向)へ付勢される。これにより、可動コア123に連結部材134を介して連結されている可動接触子133は、連結部材134の第1接続部134Aによって押し上げられることによって上方(Z軸正方向)に移動して、第1固定接触子131および第2固定接触子132から上方(Z軸正方向)に離間した状態となる。したがって、電磁接触器100は、図1に示すように、第1固定接触子131および第2固定接触子132が互いに導通していない状態(すなわち、スイッチオフ状態)になる。
なお、一実施形態に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aの近傍および第2接点部130Bの近傍に、第1アークランナー136および第2アークランナー137を設けたことにより、スイッチオン状態とスイッチオフ状態との間の切り換え時に、第1接点部130Aおよび第2接点部130Bにおいて生じるアークを、第1アークランナー136および第2アークランナー137に誘導することで、上部筐体140の絶縁壁部141Aを保護することができる。
(第1実施例)
以下、図2を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第1実施例を説明する。図2は、第1実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。図2Aは、第1アークランナー136が取り付けられている状態の第1固定接触子131を示す。図2Bは、第1アークランナー136が取り付けられていない状態の第1固定接触子131を示す。
なお、以下では第1アークランナー136の構成を代表に説明するが、第2アークランナー137の構成は、第1アークランナー136の構成と左右対称である点を除き、同一である。
図2に示すように、第1固定接触子131は、金属板等が用いられて形成される平板状の部材であり、左右方向(Y軸方向)を長手方向とする長手形状を有する。図2に示すように、第1固定接触子131の左右方向(Y軸方向)における先端部の上面には、第1固定接点131Aが設けられている。また、第1固定接触子131の左右方向(Y軸方向)における中央部の上面には、第1固定接点131Aに隣接して、第1アークランナー136が起立して設けられている。
図2に示すように、第1アークランナー136は、折り曲げ部136Aにおいて折り曲げられたL字状を有し、折り曲げ部136Aよりも一端側(右側)の水平部136Bと、折り曲げ部136Aよりも他端側(上側)の垂直部136Cとを有する。水平部136Bは、第1固定接触子131の上面に対して水平な平板状の部分である。垂直部136Cは、第1固定接触子131の上面に対して垂直な平板状の部分である。図2に示すように、第1アークランナー136は、水平部136Bが、第1固定接触子131の上面に固定されることにより、垂直部136Cが、第1固定接触子131の上面に対して垂直に起立した状態となる。
第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が第1固定接点131Aよりも左側(Y軸負側)に設けられており、且つ、第1アークランナー136が平板状を有する。すなわち、第1アークランナー136は、第1接点部130Aと消弧室141が有する絶縁壁部141Aとの間に、側壁部を有しない。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、上部筐体140の絶縁壁部141Aを、第1接点部130Aに近づけることができる。したがって、第1実施例に係る電磁接触器100によれば、消弧室141の絶縁壁部141Aに対する保護性能を高めつつ、消弧室141の小型化を実現することができる。
また、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が、L字状に折り曲げられた形状を有し、且つ、水平部136Bを有する、このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136の製造コストを抑制することができ、且つ、第1アークランナー136を水平部136Bにおいて第1固定接触子131の上面に容易に固定することができる。
また、第1実施例に係る電磁接触器100では、第1アークランナー136の水平部136Bが、溶接によって第1固定接触子131の上面に固定される。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1固定接触子131の上面に対して、第1アークランナー136の水平部136Bを容易且つ確実に固定することができる。
また、第1実施例に係る電磁接触器100において、第1アークランナー136の前後方向(X軸方向)の幅は、第1固定接触子131の前後方向(X軸方向)の幅以下(第1実施例では同幅)である。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136を第1固定接触子131からはみ出すことなく設置することができ、消弧室141をより小型化することができる。また、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136を小型化することができ、よって、第1アークランナー136に係るコストを抑制することができる。
また、第1実施例に係る電磁接触器100において、第1アークランナー136は、水平部136Bの上面(第1接点部130A側の表面)、且つ、前後方向(X軸方向)における中央部に、当該水平部136Bの上面よりも突出した突出部136Dを有する。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1アークランナー136の前後方向(X軸方向)中央部に積極的に誘導することができる。したがって、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができる。
なお、第1実施例に係る電磁接触器100において、突出部136Dは、水平部136Bの一部が折り曲げられることによって形成される。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136に対して突出部136Dを容易に設けることができる。
図3は、第1実施例に係る電磁接触器100が備える接点機構130の一部の平面図である。
図3に示すように、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に設けられており、且つ、第1アークランナー136が平板状を有する。すなわち、第1アークランナー136は、第1接点部130Aと消弧室141が有する絶縁壁部141Aとの間に、側壁部を有しない。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、前後方向(X軸方向)において、上部筐体140の消弧室141が有する絶縁壁部141Aを、第1接点部130Aに近づけることができる。
特に、図3に示すように、第1アークランナー136の前後方向(X軸方向)の幅は、第1固定接触子131(第1アークランナー136の設置部分)の前後方向(X軸方向)の幅と等しい。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、絶縁壁部141Aを、第1接点部130Aにさらに近づけることができる。
同様に、図3に示すように、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2アークランナー137が第2接点部130Bよりも右側(Y軸正側)に設けられており、且つ、第2アークランナー137が平板状を有する。すなわち、第2アークランナー137は、第2接点部130Bと消弧室141が有する絶縁壁部141Aとの間に、側壁部を有しない。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、前後方向(X軸方向)において、上部筐体140の消弧室141が有する絶縁壁部141Aを、第2接点部130Bに近づけることができる。
特に、図3に示すように、第2アークランナー137の前後方向(X軸方向)の幅は、第2固定接触子132(第2アークランナー137の設置部分)の前後方向(X軸方向)の幅と等しい。これにより、第1実施例に係る電磁接触器100は、絶縁壁部141Aを、第2接点部130Bにさらに近づけることができる。
(アークランナーによる誘導効果)
図4は、第1実施例に係る電磁接触器100が備える接点機構130の一部の側面図である。
図4に示すように、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に設けられており、且つ、側壁部を有しない。このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に誘導することができる。特に、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が突出部136Dを有するため、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、より積極的に、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に誘導することができる。このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aの前後方向(X軸方向)に設けられている消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができ、よって、絶縁壁部141Aの損傷を抑制することができる。
同様に、図4に示すように、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2アークランナー137が、第2接点部130Bよりも右側(Y軸正側)に設けられており、且つ、側壁部を有しない。このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2接点部130Bにおいて発生したアークを、第2接点部130Bよりも右側(Y軸正側)に誘導することができる。特に、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2アークランナー137が突出部137Dを有するため、第2接点部130Bにおいて発生したアークを、より積極的に、第2接点部130Bよりも右側(Y軸正側)に誘導することができる。このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2接点部130Bにおいて発生したアークを、第2接点部130Bの前後方向(X軸方向)に設けられている消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができ、よって、絶縁壁部141Aの損傷を抑制することができる。
(アークランナーによる放熱効果)
図5は、第1実施例に係る電磁接触器100が備えるアークランナーによる放熱効果を説明するための図である。図5に示すように、第1接点部130Aにおいて接触抵抗によって発生した熱は、第1固定接触子131の先端部から末端部へと伝達する。
ここで、図5に示すように、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1固定接触子131の上面の左右方向(Y軸方向)における中央部に、第1アークランナー136が設けられている。このため、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1固定接触子131を伝達する熱を、第1アークランナー136に分散し、第1アークランナー136から放熱できるようになっている。すなわち、第1アークランナー136は、第1接点部130Aにおいて発生した熱を放熱する放熱板として機能する。
特に、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136が第1固定接触子131の上面に面接触しているため、第1固定接触子131を伝達する熱を、第1アークランナー136に効率的に分散することができ、よって、第1アークランナー136による放熱効果を高めることができる。
さらに、第1実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー136の垂直部136Cによる外気との接触面積が比較的大きいため、第1アークランナー136による放熱効果をさらに高めることができる。
なお、第1実施例に係る電磁接触器100は、第2アークランナー137も第1アークランナー136と同様の構成を有するため、第2接点部130Bにおいて接触抵抗によって発生した熱を、第2アークランナー137によって効率的に放熱することができる。
(第2実施例)
以下、図6を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第2実施例を説明する。図6は、第2実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。図6Aは、第1アークランナー136が取り付けられている状態の第1固定接触子131を示す。図6Bは、第1アークランナー136が取り付けられていない状態の第1固定接触子131を示す。
第2実施例に係る電磁接触器100では、第1アークランナー136の水平部136Bが、カシメによって第1固定接触子131の上面に固定される。これにより、第2実施例に係る電磁接触器100は、第1固定接触子131の上面に対して、第1アークランナー136の水平部136Bを容易且つ確実に固定することができる。
具体的には、第1アークランナー136の水平部136Bには、2つの円形の貫通孔136Eが、突出部136Dを間に挟んで、前後方向(X軸方向)に並べて形成されている。一方、第1固定接触子131の上面には、2つの円柱状の突起部131Cが、前後方向(X軸方向)に並べて形成されている。
2つの突起部131Cの各々は、2つの貫通孔136Eの各々に嵌め込まれる。そして、2つの突起部131Cの各々は、上方から圧力が加えられることによってカシメられる。すなわち、2つの突起部131Cの各々の上端部の直径が、貫通孔136Eの直径よりも大きくなる。これにより、第1アークランナー136の水平部136Bは、第1固定接触子131の上面に確実に固定される。
(第3実施例)
以下、図7を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第3実施例を説明する。図7は、第3実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。図7Aは、第1アークランナー136が取り付けられている状態の第1固定接触子131を示す。図7Bは、第1アークランナー136が取り付けられていない状態の第1固定接触子131を示す。
第3実施例に係る電磁接触器100では、第1アークランナー136の水平部136Bが、リベット131Eによって第1固定接触子131の上面に固定される。これにより、第3実施例に係る電磁接触器100は、第1固定接触子131の上面に対して、第1アークランナー136の水平部136Bを容易且つ確実に固定することができる。
具体的には、第1アークランナー136の水平部136Bの中央部には、円形の貫通孔136Fが形成されている。一方、第1固定接触子131には、貫通孔136Fと重なる位置に、円形の貫通孔131Dが形成されている。
リベット131Eは、貫通孔136Fおよび貫通孔131Dを貫通した状態で、下方から圧力が加えられることによってカシメられる。これにより、リベット131Eの下端部の直径が、貫通孔131Dの直径よりも大きくなる。その結果、第1アークランナー136の水平部136Bは、第1固定接触子131の上面に確実に固定される。
(第4実施例)
以下、図8を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第4実施例を説明する。図8は、第4実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。第4実施例に係る電磁接触器100は、リベット131Eの代わりにリベット131Fを用いる点で、第3実施例に係る電磁接触器100と異なる。
図7に示したリベット131Eは、頭部の表面が曲面状である。一方、図8に示すリベット131Fは、頭部に先端が尖った形状のエッジ部131Faを有する。特に、図8に示す例では、エッジ部131Faが左右方向(Y軸方向)に沿って直線的に形成されている。
これにより、第4実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、より積極的に、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に誘導することができる。このため、第4実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aの前後方向(X軸方向)に設けられている消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができ、よって、絶縁壁部141Aの損傷を抑制することができる。
(第5実施例)
以下、図9を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第5実施例を説明する。図9は、第5実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。図9Aは、第1アークランナー138が取り付けられている状態の第1固定接触子131を示す。図9Bは、第1アークランナー138が取り付けられていない状態の第1固定接触子131を示す。
図9に示すように、第5実施例に係る電磁接触器100では、第1固定接触子131の左右方向(Y軸方向)における中央部の上面に、第1固定接点131Aに隣接して、第1アークランナー138が起立して設けられている。
図9に示すように、第1アークランナー138は、第1固定接触子131の上面に対して垂直な円柱状を有する。図9に示すように、第1アークランナー138は、第1固定接触子131に形成されている円形状の貫通孔131Gに圧入されることにより、第1固定接触子131の上面に対して垂直に起立した状態となる。
第5実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に配置されている第1アークランナー138に誘導することができる。したがって、第5実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aの前後方向(X軸方向)に配置されている消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができる。
また、第5実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aと絶縁壁部141Aとの間の空間に、当該空間を遮る遮蔽物が存在しないため、絶縁壁部141Aを、第1接点部130Aに近づけることができる。
また、第5実施例に係る電磁接触器100は、円柱状の第1アークランナー138を第1固定接触子131の貫通孔131Gに圧入するといった比較的簡単な構成を用いているため、第1固定接触子131の上面に対して、第1アークランナー138を容易且つ確実に固定することができる。
(第6実施例)
以下、図10~図12を参照して、一実施形態に係る電磁接触器100の第6実施例を説明する。図10は、第6実施例に係る電磁接触器100が備える第1固定接触子131の外観斜視図である。図11は、第6実施例に係る電磁接触器100が備える上部筐体140および消弧カバー142の外観斜視図である。図12は、第6実施例に係る電磁接触器100における第1アークランナー139の圧入状態を示す一部拡大断面図である。
図10に示すように、第6実施例に係る電磁接触器100が備える第1アークランナー139は、上下方向(Z軸方向)に延在する平板状の部材である。図10に示すように、第1アークランナー139は、第1固定接触子131の上面に対して垂直な姿勢で配置される。但し、第1アークランナー139は、第1固定接触子131の上面には固定されず、当該第1アークランナー139の上部が消弧カバー142に固定される。
具体的には、図10に示すように、第1アークランナー139は、その上部に平板状の圧入部139Aを有する。そして、図11および図12に示すように、第1アークランナー139は、圧入部139Aが消弧カバー142の天井面(すなわち、消弧室141の天井面)に形成されている圧入口142Aに圧入されることにより、消弧カバー142に固定される。
そして、図12に示すように、消弧カバー142が上部筐体140に装着されることにより、第1アークランナー139は、消弧室141内における第1接点部130Aの左側(Y軸負側)において、第1固定接触子131の上面に対して垂直な姿勢で配置される。
第6実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に配置されている第1アークランナー139に誘導することができる。したがって、第6実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、第1接点部130Aの前後方向(X軸方向)に配置されている消弧室141の絶縁壁部141Aに伝わり難くすることができる。
また、第6実施例に係る電磁接触器100は、第1接点部130Aと絶縁壁部141Aとの間の空間に、当該空間を遮る遮蔽物が存在しないため、絶縁壁部141Aを、第1接点部130Aに近づけることができる。
また、第6実施例に係る電磁接触器100は、平板状の第1アークランナー139を消弧カバー142の圧入口142Aに圧入するといった比較的簡単な構成を用いているため、第1固定接触子131の上面に対して垂直な姿勢で配置される第1アークランナー139を、容易且つ確実に固定することができる。
特に、第6実施例に係る電磁接触器100は、第1アークランナー139が、当該第1アークランナー139の一部が折り曲げられることによって形成される突出部139Bを有するため、第1接点部130Aにおいて発生したアークを、より積極的に、第1接点部130Aよりも左側(Y軸負側)に誘導することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
本国際出願は、2021年7月5日に出願した日本国特許出願第2021-111651号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
100 電磁接触器
110 ケース
110A 開口部
110B 支持部材
120 電磁石
121 電磁コイル
121A スプール
121B 励磁コイル
122 固定コア
123 可動コア
124 コイルスプリング
130 接点機構
130A 第1接点部
130B 第2接点部
131 第1固定接触子
131A 第1固定接点
131B ネジ
131C 突起部
131D 貫通孔
131E リベット
131F リベット
131Fa エッジ部
131G 貫通孔
132 第2固定接触子
132A 第2固定接点
132B ネジ
133 可動接触子
133A 第1可動接点
133B 第2可動接点
134 連結部材
134A 第1接続部
134B 第2接続部
135 コイルスプリング
136 第1アークランナー
136A 折り曲げ部
136B 水平部
136C 垂直部
136D 突出部
136E 貫通孔
136F 貫通孔
137 第2アークランナー
138,139 第1アークランナー
139A 圧入部
139B 突出部
140 上部筐体
141 消弧室
141A 絶縁壁部
142 消弧カバー
142A 圧入口

Claims (13)

  1. 固定接点を有する固定接触子と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点を有する可動接触子と、
    前記固定接点と前記可動接点とからなる接点部を収容する消弧室と、
    前記消弧室内に配置されたアークランナーと
    を備え、
    前記消弧室は、
    前記固定接触子の幅方向である第1の方向の側方に絶縁壁部を有し、
    前記アークランナーは、
    前記接点部の前記第1の方向とは直交する第2の方向の側方に設けられており、
    前記アークランナーは、
    前記固定接触子から起立した状態で前記固定接触子に固定されており、
    前記アークランナーは、
    折り曲げ部において折り曲げられたL字状を有し、
    前記折り曲げ部よりも一端側の平板状の水平部と、
    前記折り曲げ部よりも他端側の平板状の垂直部と
    を有し、
    前記水平部が、前記固定接触子の表面に固定され、
    前記垂直部が、前記固定接触子の表面に対して起立して設けられ、
    前記アークランナーは、
    前記接点部側の表面、且つ、前記第1の方向における中央部に、前記接点部側の表面よりも突出した突出部を有する
    ことを特徴とする電磁接触器。
  2. (削除)
  3. 前記アークランナーの前記第1の方向の幅は、前記固定接触子の前記第1の方向の幅以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁接触器。
  4. (削除)
  5. 前記水平部は、
    溶接によって前記固定接触子の表面に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁接触器。
  6. 前記水平部は、
    カシメによって前記固定接触子の表面に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁接触器。
  7. 前記水平部は、
    リベットによって前記固定接触子の表面に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁接触器。
  8. 固定接点を有する固定接触子と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点を有する可動接触子と、
    前記固定接点と前記可動接点とからなる接点部を収容する消弧室と、
    前記消弧室内に配置されたアークランナーと
    を備え、
    前記消弧室は、
    前記固定接触子の幅方向である第1の方向の側方に絶縁壁部を有し、
    前記アークランナーは、
    前記接点部の前記第1の方向とは直交する第2の方向の側方に設けられており、
    前記アークランナーは、
    前記固定接触子から起立した状態で前記固定接触子に固定されており、
    前記アークランナーは、
    折り曲げ部において折り曲げられたL字状を有し、
    前記折り曲げ部よりも一端側の平板状の水平部と、
    前記折り曲げ部よりも他端側の平板状の垂直部と
    を有し、
    前記水平部が、前記固定接触子の表面に固定され、
    前記垂直部が、前記固定接触子の表面に対して起立して設けられ、
    前記水平部は、
    リベットによって前記固定接触子の表面に固定され
    前記リベットは、
    頭部の表面に先端が尖った形状のエッジ部を有する
    ことを特徴とする電磁接触器。
  9. 前記アークランナーは、
    前記接点部側の表面、且つ、前記第1の方向における中央部に、前記接点部側の表面よりも突出した突出部を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電磁接触器。
  10. 前記突出部は、
    前記アークランナーの一部が折り曲げられることによって形成される
    ことを特徴とする請求項9に記載の電磁接触器。
  11. 前記アークランナーは、
    前記接点部において発生した熱を放熱する放熱板として機能する
    ことを特徴とする請求項1、5から10のいずれか一項に記載の電磁接触器。
  12. 固定接点を有する固定接触子と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点を有する可動接触子と、
    前記固定接点と前記可動接点とからなる接点部を収容する消弧室と、
    前記消弧室内に配置されたアークランナーと
    を備え、
    前記消弧室は、
    前記固定接触子の幅方向である第1の方向の側方に絶縁壁部を有し、
    前記アークランナーは、
    前記接点部の前記第1の方向とは直交する第2の方向の側方に設けられており、
    前記アークランナーは、
    前記固定接触子から起立した状態で前記固定接触子に固定されており、
    前記アークランナーの前記第1の方向の幅は、前記固定接触子の前記第1の方向の幅以下であり、
    前記アークランナーは、
    柱状を有し、圧入によって前記固定接触子の表面に固定される
    ことを特徴とする電磁接触器。
  13. 固定接点を有する固定接触子と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点を有する可動接触子と、
    前記固定接点と前記可動接点とからなる接点部を収容する消弧室と、
    前記消弧室内に配置されたアークランナーと
    を備え、
    前記消弧室は、
    前記固定接触子の幅方向である第1の方向の側方に絶縁壁部を有し、
    前記アークランナーは、
    前記接点部の前記第1の方向とは直交する第2の方向の側方に設けられており、
    前記アークランナーは、
    平板状を有し、圧入によって前記消弧室を覆う消弧カバーに固定される
    ことを特徴とする電磁接触器。
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