JP2017195097A - 電磁リレー - Google Patents

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陽司 池田
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Abstract

【課題】リード線をより確実に保持することができる電磁リレーを提供する。
【解決手段】電磁リレー1は、駆動装置と、駆動装置により駆動される接点装置と、リード線(リード線32a,32b)と、駆動装置および接点装置を収納するハウジング7とを備える。駆動装置は、巻線と、導線が巻線として巻き付けられたコイルボビン2とを含む。リード線は、巻線と電気的に接続される。ハウジング7は、第1保持部(第1凸部171、第2凸部172)を有し、コイルボビン2は、第2保持部(載置面132)を有する。第1保持部および第2保持部は、ハウジング7の内部において、リード線を挟んだ状態で保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁リレーに関し、より詳細には駆動装置に接続されたリード線を有する電磁リレーに関する。
従来、テープを用いないでリード線を保持することができる電磁接触器(電磁リレー)がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電磁接触器では、スプールにリード線より少し細い幅の溝を設けて、リード線を嵌めてリード線を保持している。
特開平10−21812号公報
近年、電磁接触器(電磁リレー)は、電気自動車やハイブリッド車に搭載されている。そのため、特許文献1の電磁接触器では、リード線が溝にきっちりと嵌っていない場合には、電気自動車やハイブリッド車が走行中に電気自動車やハイブリッド車に強い振動が与えられると、リード線が溝から外れ、リード線を保持することができない可能性がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ、リード線をより確実に保持することができる電磁リレーを提供することを目的とする。
本発明に係る第1の態様の電磁リレーは、駆動装置と、前記駆動装置により駆動される接点装置と、リード線と、前記駆動装置および前記接点装置を収納するハウジングとを備える。前記駆動装置は、巻線と、導線が前記巻線として巻き付けられたコイルボビンとを含む。前記リード線は、前記巻線と電気的に接続される。前記ハウジングは、第1保持部を有し、前記コイルボビンは、第2保持部を有する。前記第1保持部および前記第2保持部は、前記ハウジングの内部において、前記リード線を挟んだ状態で保持する。
本発明に係る第2の態様の電磁リレーでは、第1の態様において、前記第1保持部および前記第2保持部のうち少なくとも一方は、リブである。
本発明に係る第3の態様の電磁リレーでは、第1の態様において、前記第2保持部は、前記リード線が載置される凹面部を有しており、前記第1保持部は、前記凹面部に載置された前記リード線を、押さえ付ける。
本発明に係る第4の態様の電磁リレーでは、第1〜3のいずれかの態様において、前記コイルボビンは、筒部と、前記筒部の軸方向における第1端に設けられた第1鍔部と、前記筒部の前記軸方向における第2端に設けられた第2鍔部とを有する。前記筒部には、前記導線が巻き付けられている。前記第1鍔部は、前記筒部の前記軸方向に沿った通路部を有している。前記第1保持部および前記第2保持部は、前記通路部を通った前記リード線を挟んだ状態で保持する。
本発明に係る第5の態様の電磁リレーでは、第4の態様において、前記通路部は、溝である。前記溝のうち少なくとも一部の部位の幅は、前記リード線の径よりも小さい。
本発明に係る各態様の電磁リレーによれば、ハウジングの第1保持部とコイルボビンの第2保持部とでリード線を挟むので、従来のようにリード線が溝から外れて保持できないという可能性を低くすることができる。そのため、本発明に係る各態様の電磁リレーは、リード線をより確実に保持することができる。
図1Aは、本発明の実施形態に係る電磁リレーの斜視図であり、図1Bは、図1AのA−A線断面図であり、図1Cは、図1BのC要部拡大図である。 図2は、図1AのB−B線断面図である。 図3は、同上の電磁リレーの分解斜視図である。 図4は、本発明の実施形態の第1の変形例に係る電磁リレーを説明するための要部拡大図である。 図5は、本発明の実施形態の第3の変形例に係る電磁リレーのコイルボビンの斜視図である。 図6は、本発明の実施形態の第4の変形例に係る電磁リレーのコイルボビンの斜視図である。 図7は、本発明の実施形態の第5の変形例に係る電磁リレーのコイルボビンの斜視図である。 図8は、本発明の実施形態の第6の変形例に係る電磁リレーのコイルボビンの斜視図である。
(実施形態)
以下、本実施形態に係る電磁リレー1について、図1A〜図3を用いて説明する。なお、図1B等において「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」の矢印で示す通りに各方向を規定する。ただし、これらの方向は電磁リレー1の方向を規定する趣旨ではない。また、図面中の各方向を示す矢印は説明のために表記しているに過ぎず、実体を伴わない。
本実施形態に係る電磁リレー1は、図1A〜図3に示すように、接点装置5と、駆動装置6と、中空箱型のハウジング7とを備えている。ハウジング7には、接点装置5と駆動装置6とが収納されている。本実施形態に係る電磁リレー1は、電気自動車やハイブリッド車などに用いられる。
接点装置5は、導線(巻線3)への通電によって一対の固定接点511と一対の可動接点521とを接離させる。接点装置5は、一対の固定端子51と、可動接触子52と、接圧ばね53と、可動軸55と、ケース56と、連結体57と、絶縁部材58とを備えている。
一対の固定端子51の各々は、銅などの導電材料によって略円柱状に形成されている。各固定端子51の下端には、固定接点511が設けられている。そして、各固定端子51は、ケース56の貫通孔561に挿通されて設けられており、上端をケース56の上面から突出させた状態で固定されている。
一対の固定接点511は、一対の固定端子51と一体に形成されている。なお、各固定接点511は、固定端子51とは別体であって固定端子51の下端に固着されていてもよい。
可動接触子52は、一対の固定接点511に接離する。可動接触子52は、銅などの導電材料によって左右方向に長い平板状に形成されている。可動接触子52は、上面の左右両端側に一対の可動接点521を有している。つまり、一対の可動接点521は、可動接触子52の左右方向の両端部分である。一対の可動接点521は、一対の固定接点511に所定の間隔を空けて対向する位置に形成されている。
接圧ばね53は、コイルばねから成り、伸縮方向を上下方向に向けた状態で可動接触子52と後述の固定鉄心61との間に配置されている。
可動軸55は、可動接触子52が一対の固定接点511に接離するように軸方向(図2の上下方向)に移動する。可動軸55は、上下方向に長い略丸棒状に形成されている。可動軸55の下端には、駆動装置6の可動鉄心62が接続されている。可動軸55は、固定鉄心61の貫通孔611、復帰ばね64および可動鉄心62の貫通孔621を挿通した状態で、可動鉄心62に固定される。
ケース56は、セラミックなどの耐熱性材料から下面が開口した中空箱型に形成されている。ケース56の上面には、左右方向に並ぶように2つの貫通孔561が形成されている。
連結体57は、第1端がケース56の開口周縁にろう付けによって接合されている。そして、連結体57の第2端は、駆動装置6の継鉄63のうちの第1継鉄板631とろう付けによって接合されている。
絶縁部材58は、底面部581と、突出部582とを備えている。絶縁部材58は、セラミックや合成樹脂などの電気的な絶縁性を有する絶縁材料から上面が開口した略中空直方体状に形成されており、外周壁の上端側がケース56の周壁の内面に当接する。これにより、絶縁部材58は、ケース56の開口部において、一対の固定接点511と一対の可動接点521との間で発生するアークを、ケース56と連結体57との接合部から絶縁する。
接点装置5と固定鉄心61と可動鉄心62と復帰ばね64と円筒部材65と継鉄63のうちの第1継鉄板631とで接点ブロック41を構成している。
次に、駆動装置6について詳細を説明する。
駆動装置6は、コイルボビン2と、巻線3と、固定鉄心61と、可動鉄心62と、継鉄63と、復帰ばね64と、円筒部材65と、ブッシュ66とを備えている。駆動装置6は、電磁石装置であり、可動接触子52(一対の可動接点521)が一対の固定接点511に接離するように可動軸55を駆動する。
固定鉄心61は、磁性材料によって略円筒状に形成されており、コイルボビン2内に配置されて固定されている。より詳細には、固定鉄心61は、円筒部材65内に設けられている。
可動鉄心62は、磁性材料によって略円筒状に形成されており、軸方向において固定鉄心61と対向するようにコイルボビン2内に配置されている。より詳細には、可動鉄心62は、円筒部材65内に設けられている。可動鉄心62は、可動軸55と固定されており、巻線3への通電に応じて上下方向に移動する。より詳細には、巻線3が通電されると、可動鉄心62は上方向に移動する。一方、巻線3への通電が遮断されると、可動鉄心62は下方向に移動する。
継鉄63は、第1継鉄板631と、第2継鉄板632と、一対の第3継鉄板633とを備えている。第1継鉄板631は、略矩形板状に形成されており、コイルボビン2の上端側に設けられている。第1継鉄板631の上面側略中央には、挿通孔634が形成されている。挿通孔634には、固定鉄心61の上端部が挿通されている。第2継鉄板632は、コイルボビン2の下端側に設けられている。一対の第3継鉄板633は、第2継鉄板632の左右両端から第1継鉄板631側へ延びて設けられている。すなわち、第2継鉄板632および一対の第3継鉄板633は一体に形成されている。
復帰ばね64は、固定鉄心61の貫通孔611に挿入されている。復帰ばね64は、絶縁部材58と可動鉄心62との間に圧縮状態で設けられており、可動鉄心62を下方へ弾性付勢する。
円筒部材65は、有底円筒状に形成されており、コイルボビン2の筒部11に収納されている。円筒部材65の上端には鍔部651が形成されている。鍔部651がコイルボビン2の第1鍔部13と第1継鉄板631との間に位置する。ここで、円筒部材65の円筒部652内の下端側には、可動鉄心62が設けられている。さらに、円筒部652内には、固定鉄心61が設けられている。
ブッシュ66は、磁性材料によって円筒状に形成されている。ブッシュ66は、コイルボビン2における下端側(筒部11の下端側)の内周面と円筒部材65の外周面との間に形成される隙間部分に嵌合されている。ブッシュ66は、第1〜3の継鉄板631〜633と固定鉄心61と可動鉄心62とともに磁気回路を形成している。
次に、ハウジング7について詳細を説明する。
ハウジング7は、樹脂などによって略矩形箱状に形成されており、上面が開口した中空箱型のハウジング本体71と、ハウジング本体71の開口に覆設する中空箱型のカバー72とから構成されている。
ハウジング本体71は、図1Aに示すように、左右側壁の前端に、電磁リレー1を取付面にねじ止めによって固定する際に用いられる挿通孔712が形成された一対の突部711が設けられている。
カバー72は、下面が開口した中空箱型に形成されている。カバー72の上面部721には、上面部721を左右に略2分割する仕切り部722が形成されている。仕切り部722によって2分割された上面部721には、それぞれ固定端子51が挿通する一対の挿通孔723が形成されている。
また、ケース56とカバー72との間には、固定端子51が挿通する挿通孔741が形成されたクッションゴム74が介装されている。
上記構成からなる電磁リレー1は、復帰ばね64の付勢力によって可動鉄心62が下方へ摺動し、それに伴って可動軸55も下方へ移動する。これにより、可動接触子52は、下方へ移動する。そのため、初期状態では一対の可動接点521が一対の固定接点511と離間している。
そして、巻線3が通電されおり、可動鉄心62が固定鉄心61に吸引されて上方へ摺動すると、可動鉄心62に連結された可動軸55も連動して上方へ移動する。これにより、可動接触子52も上方へ移動する。そして、一対の可動接点521が一対の固定接点511に当接して接点間が導通する。
また、巻線3への通電がオフされると、復帰ばね64の付勢力によって可動鉄心62が下方へ摺動し、それに伴って可動軸55も下方へ向かって移動する。これにより、可動接触子52も下方へ移動するので、一対の固定接点511と一対の可動接点521とが離間する。
次に、コイルボビン2について説明する。
コイルボビン2は、筒部11と、第1鍔部13と、第2鍔部14とを備えている(図2、図3参照)。コイルボビン2は、樹脂などの電気的な絶縁性を有する絶縁材料によって形成されている。コイルボビン2では、第1鍔部13と第2鍔部14との間の筒部11に導線が巻線3(図3参照)として巻回されている。
筒部11は、筒状を有している。より具体的には、筒部11は、略円筒状を有している。筒部11において、軸周りに設けられた外周面に導線が巻線3(図3参照)として巻回される。筒部11は、軸方向に沿った貫通孔112を有している(図3参照)。貫通孔112には、鉄心(固定鉄心61、可動鉄心62)が挿入される。
第1鍔部13は、軸方向における筒部11の両端のうち第1端に設けられている。第1鍔部13は、軸方向から見て略矩形板状を有している。第1鍔部13は、軸方向に突出する突出部131を備えている。突出部131は、軸方向に沿って形成された第1溝133および第2溝134を有している。第1溝133には第1リード線32aが、第2溝134には第2リード線32bが、それぞれ通る。例えば、左右方向における第1溝133の長さは第1リード線32aの径d2より大きく、左右方向における第2溝134の長さは第2リード線32bの径d2より大きい。ここで、第1溝133および第2溝134は、通路部に相当する。
また、第1溝133の右側側壁に上部は、円弧形状の第1曲面133aを形成している。また、第2溝134の右側側壁に上部は、円弧形状の第2曲面134aを形成している。これにより、第1リード線32aおよび第2リード線32bを右側に曲げやすくなる。
第2鍔部14は、軸方向における筒部11の両端のうち上述した第1端とは反対側の第2端に設けられている。第2鍔部14は、軸方向から見て略矩形板状を有している。
また電磁リレー1は、第1ボビン端子31aと、第2ボビン端子31bとを備える。
第1ボビン端子31aおよび第2ボビン端子31bは、コイルボビン2の第2鍔部14に設けられている。第1ボビン端子31aおよび第2ボビン端子31bは、銅などの導電材料から形成されている。第1リード線32aは第1ボビン端子31aに、第2リード線32bは第2ボビン端子31bに、半田などによって、それぞれ接続されている。巻線3の一対の端部のうち一方の端部が第1ボビン端子31aに、他方の端部が第2ボビン端子31bに、それぞれ接続されている。これにより巻線3は、第1リード線32aおよび第2リード線32bと接続されている。
第1リード線32aは、接続された第1ボビン端子31aから第1溝133を通ると、コイルボビン2における突出部131の載置面132に載置される。第1リード線32aの両端のうち第1ボビン端子31aと接続されていない端部は、カバー72に設けられた開口部72bからハウジング7の外部に引き出される。
また、第2リード線32bは、接続された第2ボビン端子31bから第2溝134を通ると、突出部131の載置面132に載置される。第2リード線32bの両端のうち第2ボビン端子31bと接続されていない端部は、カバー72に設けられた開口部72bからハウジング7の外部に引き出される。
ここで、カバー72の内壁面72aには、載置面132のうち第1リード線32aが載置される部位に向けて第1凸部171(リブ)が設けられている(図1B、図1C参照)。また、カバー72の内壁面72aには、載置面132のうち第2リード線32bが載置される部位に向けて第2凸部172(リブ)が設けられている(図1B、図1C参照)。カバー72がハウジング本体71に取り付けられると、第1リード線32aは、第1凸部171と載置面132とで挟まれることで、保持される。また、第2リード線32bは、第2凸部172と載置面132とで挟まれることで、保持される(図1C参照)。ここで、第1凸部171および第2凸部172が第1保持部にそれぞれ相当し、コイルボビン2における突出部131の載置面132が第2保持部に相当する。
前後方向における第1凸部171の長さd1は、第1リード線32aの径d2の1〜2倍であることが好ましい。特に、前後方向における第1凸部171の長さd1は、第1リード線32aの径d2の1.5倍であることが好ましい。また同様に、前後方向における第2凸部172の長さd1は、第2リード線32bの径d2の1〜2倍であることが好ましい。特に、前後方向における第2凸部172の長さd1は、第2リード線32bの径d2の1.5倍であることが好ましい。なお、これらの数値は一例であって、この数値に限定する趣旨ではない。他の数値であってもよい。
なお、本実施形態では、カバー72の内壁面72aに第1凸部171および第2凸部172をリブとして設ける構成としたが、これに限定されない。第1の変形例として、電磁リレー1は、突出部131の載置面132にリブとしての第3凸部175、第4凸部176を設けてもよい(図4参照)。このとき、第1リード線32aは第3凸部175とカバー72の内壁面72aとで挟まれ、第2リード線32bは第4凸部176とカバー72の内壁面72aとで挟まれる。この場合、カバー72の内壁面72aが第1保持部に相当し、第3凸部175および第4凸部176が第2保持部にそれぞれ相当する。
または、第2の変形例として、電磁リレー1は、カバー72の内壁面72aに第1凸部171および第2凸部172をリブとして設け、突出部131の載置面132にリブとしての第3凸部175、第4凸部176を設けてもよい。この場合、第1凸部171および第2凸部172が第1保持部にそれぞれ相当し、第3凸部175および第4凸部176が第2保持部にそれぞれ相当する。
また、第3の変形例として、本実施形態において、コイルボビン2における突出部131の載置面132に、第1凹面部135および第2凹面部136を設けてもよい(図5参照)。このとき、第1リード線32aは第1凹面部135に載置されており、第1凸部171で押さえ付けられる。また、第2リード線32bは第2凹面部136に載置されており、第2凸部172で押さえ付けられる。この場合、第1凹面部135および第2凹面部136が、第2保持部にそれぞれ相当する。
また、本実施形態では、コイルボビン2における突出部131に第1溝133、第2溝134を設ける構成としたが、この構成に限定されない。第4の変形例として、突出部131には、第1貫通孔137および第2貫通孔138が設けられている構成であってもよい(図6参照)。この場合、第1リード線32aの両端のうち、第1ボビン端子31aと接続されていない端部を第1貫通孔137の下から上へ通す。また同様に、第2リード線32bの両端のうち、第2ボビン端子31bと接続されていない端部を第2貫通孔138の下から上へ通す。ここで、第1貫通孔137および第2貫通孔138は、通路部に相当する。
または、第5の変形例として、突出部131には、一部が開口された第1貫通孔140および第2貫通孔141が設けられている構成であってもよい(図7参照)。この場合、第1貫通孔140において開口された部位から、第1リード線32aを挿入する。同様に、第2貫通孔141において開口された部位から、第2リード線32bを挿入する。また、第1リード線32aの両端のうち、第1ボビン端子31aと接続されていない端部を第1貫通孔140の下から上へ通してもよい。また同様に、第2リード線32bの両端のうち、第2ボビン端子31bと接続されていない端部を第2貫通孔141の下から上へ通してもよい。ここで、第1貫通孔140および第2貫通孔141は、通路部に相当する。
また、本実施形態において、第1溝133および第2溝134における左右方向の長さ(幅)d1は、第1リード線32aおよび第2リード線32bの径d2よりも長い構成としたが、この構成に限定されない。第6の変形例として、第1溝133の一部分の幅が第1リード線32aの径d2より小さくてもよい。このとき、第1溝133の残りの部分が第1リード線32aの径d2と略同一または第1リード線32aの径d2よりも大きい。また同様に、第2溝134の一部分の幅が第2リード線32bの径d2より小さくてもよい。このとき、第2溝134の残りの部分が第2リード線32bの径d2と略同一または第2リード線32bの径d2よりも大きい。例えば、第1溝133のうち下部の幅は第1リード線32aの径d2と略同一であり、上部の幅d3は第1リード線32aの径d2よりも短い(図8参照)。第2溝134のうち下部の幅は第2リード線32bの径d2と略同一であり、上部の幅d3は第2リード線32bの径d2よりも短い(図8参照)。この場合、第1溝133および第2溝134の上部において、第1リード線32aおよび第2リード線32bを押圧して第1溝133および第2溝134に嵌め込む。
また、第7の変形例として、第1溝133および第2溝134の幅が、第1リード線32aおよび第2リード線32bの径d2よりも短くなる部分は、上部以外の部分であってもよい。つまり、第1溝133および第2溝134において上部以外の部分(下部、中央部)の幅が第1リード線32aおよび第2リード線32bの径d2よりも短くてもよい。また、一部が開口された第1貫通孔140において、開口された部位の一部の幅が第1リード線32aの径d2よりも短く、残りの部位の幅が第1リード線32aの径d2と略同一または第1リード線32aの径d2よりも大きくてもよい。同様に、一部が開口された第2貫通孔141において、開口された部位の一部の幅が第2リード線32bの径d2よりも短く、残りの部位の幅が第2リード線32bの径d2と略同一または第2リード線32bの径d2よりも大きくてもよい。
また、第8の変形例として、本実施形態に係る電磁リレー1は、プランジャ形電磁リレー以外の電磁リレーであってもよい。電磁リレー1は、例えばヒンジ形電磁リレーであってもよい。
また、本実施形態に係る電磁リレー1の接点装置5では、一対の可動接点521は、可動接触子52の一部であって、可動接触子52の基部(可動接触子52のうち一対の可動接点521を除く部分)と一体に設けられている。しかしながら、本実施形態の第9の変形例として、一対の可動接点は、可動接触子52の基部とは別体に設けられていてもよい。本変形例の場合、一対の可動接点は、可動接触子52の基部に固定されている。本変形例に係る接点装置5においても、可動軸55の移動によって、可動接触子52の基部とは別体に設けられた一対の可動接点が可動接触子52の基部と一体に移動し、一対の可動接点が一対の固定接点511に接離する。
以上説明したように、本実施形態の電磁リレー1において、ハウジング7は第1保持部(例えば第1凸部171、第2凸部172)を有し、コイルボビン2は第2保持部(例えば載置面132、第1凹面部135、第2凹面部136)を有する。電磁リレー1では、第1保持部および第2保持部が、ハウジング7の内部において、リード線(第1リード線32a、第2リード線32b)を挟んだ状態で保持する。
この構成によると、電磁リレー1は、ハウジング7の第1保持部(第1凸部171、第2凸部172)とコイルボビン2の第2保持部(載置面132、第1凹面部135、第2凹面部136)とでリード線(第1リード線32a、第2リード線32b)を挟む。そのため、従来のようにリード線をきっちりと溝に嵌め込む必要がないため、電磁リレー1は、リード線をより確実に保持することができる。
ここで、第1保持部および第2保持部のうち少なくとも一方は、リブ(第1凸部171、第2凸部172、第3凸部175、第2凸部176)であることが好ましい。この構成によると、電磁リレー1は、リブ(第1凸部171、第2凸部172、第3凸部175、第4凸部176)によりリード線を確実に保持することができる。
ここで、第2保持部(載置面132)は、リード線(第1リード線32a、第2リード線32b)が載置される凹面部(第1凹面部135、第2凹面部136)を有していることが好ましい。第1保持部(第1凸部171、第2凸部172)は、凹面部に載置されたリード線を、押さえ付けることが好ましい。この構成によると、電磁リレー1は、凹面部(第1凹面部135、第2凹面部136)によりリード線の載置位置を容易に決定することができる。
ここで、コイルボビン2の第1鍔部13は、筒部11の軸方向に沿った通路部(例えば第1溝133、第2溝134、第1貫通孔137,140、第2貫通孔138,141)を有することが好ましい。第1保持部および第2保持部は、通路部を通ったリード線を挟んだ状態で保持することが好ましい。この構成によると、電磁リレー1は、リード線を通路部を介して第2保持部に容易に誘い込むことができる。
ここで、通路部は、溝(第1溝133、第2溝134)であることが好ましい。溝のうち少なくとも一部の部位の幅は、リード線の径d2よりも小さいことが好ましい。この構成によると、電磁リレー1は、第1保持部と第2保持部とで挟むことに加えて、溝にリード線を嵌め込み保持することができるので、より確実にリード線を保持することができる。
1 電磁リレー
2 コイルボビン
3 巻線
5 接点装置
6 駆動装置
7 ハウジング
11 筒部
13 第1鍔部
14 第2鍔部
32a 第1リード線
32b 第2リード線
72a 内壁面(第1保持部)
132 載置面(第2保持部)
133 第1溝(通路部、溝)
134 第2溝(通路部、溝)
135 第1凹面部(凹面部)
136 第2凹面部(凹面部)
137,140 第1貫通孔(通路部)
138,141 第2貫通孔(通路部)
171 第1凸部(第1保持部、リブ)
172 第2凸部(第1保持部、リブ)
175 第3凸部(第2保持部、リブ)
176 第4凸部(第2保持部、リブ)

Claims (5)

  1. 巻線と、導線が前記巻線として巻き付けられたコイルボビンとを含む駆動装置と、
    前記駆動装置により駆動される接点装置と、
    前記巻線と電気的に接続されるリード線と、
    前記駆動装置および前記接点装置を収納するハウジングとを備え、
    前記ハウジングは、第1保持部を有し、
    前記コイルボビンは、第2保持部を有し、
    前記第1保持部および前記第2保持部は、前記ハウジングの内部において、前記リード線を挟んだ状態で保持する
    ことを特徴とする電磁リレー。
  2. 前記第1保持部および前記第2保持部のうち少なくとも一方は、リブである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁リレー。
  3. 前記第2保持部は、前記リード線が載置される凹面部を有しており、
    前記第1保持部は、前記凹面部に載置された前記リード線を、押さえ付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁リレー。
  4. 前記コイルボビンは、前記導線が巻き付けられた筒部と、前記筒部の軸方向における第1端に設けられた第1鍔部と、前記筒部の前記軸方向における第2端に設けられた第2鍔部とを有し、
    前記第1鍔部は、前記筒部の前記軸方向に沿った通路部を有しており、
    前記第1保持部および前記第2保持部は、前記通路部を通った前記リード線を挟んだ状態で保持する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁リレー。
  5. 前記通路部は、溝であり、
    前記溝のうち少なくとも一部の部位の幅は、前記リード線の径よりも小さい
    ことを特徴とする請求項4に記載の電磁リレー。
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