JP2012199117A - 接点装置及びそれを用いた電磁開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】閉極時の異音発生を抑えつつ、固定接点及び可動接点の摩耗を低減した接点装置及びそれを用いた電磁開閉装置を提供する。
【解決手段】接点装置C1は、2個の固定接点1A,1Bと、それぞれ対応する固定接点1A,1Bに接離する2個の可動接点3A,3Bが設けられた可動接触子4とを備える。可動接触子4は、2個の可動接点3A,3Bの中間位置が駆動手段によって駆動されることで、可動接点3A,3Bを対応する固定接点1A,1Bに接触又は開離させる。そして、一方の可動接点3Aには、その一部にスリット11が設けられており、この可動接点3Aに対応する固定接点1Aは、スリット11の両側部位で可動接点3Aと接触するから、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態が安定する。
【選択図】図1
【解決手段】接点装置C1は、2個の固定接点1A,1Bと、それぞれ対応する固定接点1A,1Bに接離する2個の可動接点3A,3Bが設けられた可動接触子4とを備える。可動接触子4は、2個の可動接点3A,3Bの中間位置が駆動手段によって駆動されることで、可動接点3A,3Bを対応する固定接点1A,1Bに接触又は開離させる。そして、一方の可動接点3Aには、その一部にスリット11が設けられており、この可動接点3Aに対応する固定接点1Aは、スリット11の両側部位で可動接点3Aと接触するから、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態が安定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、接点装置及びそれを用いた電磁開閉装置に関するものである。
従来、電気回路を開閉する電磁継電器が知られており、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。この特許文献1に記載の電磁継電器は、通電時に電磁力を発生するコイルと、コイルの電磁力により駆動される可動部材と、第1固定接点を有する第1固定接点保持部材と、第2固定接点及び第3固定接点を有する第2の固定接点保持部材とを備える。可動部材は、可動コア、シャフト、および絶縁碍子から構成される。また、この電磁継電器は、各固定接点と接離する第1可動接点及び第2可動接点及び第3可動接点を有する可動子と、固定接点と可動接点とが当接する向きに可動子を付勢する接圧ばねと、固定接点と可動接点とが離れる向きに可動子を付勢する復帰ばねとを備える。
この電磁継電器では、コイルの電磁力により可動コア等が駆動されたときには、固定接点と可動接点とが当接するとともに、可動部材と可動子とが離れるように構成されている。ここで、可動コア等が電磁力により駆動されたときには、第1固定接点と第1可動接点との接触部、第2固定接点と第2可動接点との接触部、および第3固定接点と第3可動接点との接触部の3点接触となる。したがって、3つの可動接点が3つの固定接点に衝突した際の可動子の振動が抑えられ、振動による異音発生が抑制されている。
上述した特許文献1の電磁開閉装置では、第1可動接点と第2可動接点の各中心を通る線が、可動子に接圧を与える接圧ばねの重心を通り、且つ、重心の両側に位置するように、第1可動接点と第2可動接点が設けられている。そして、第3可動接点は、可動子の移動方向から見た時に、第1可動接点と第2可動接点の各中心を通る線からずらした位置に配置されている。このように、第1可動接点と第2可動接点とは接圧ばねの重心に対して対称な位置に設けられているが、第3可動接点を追加して設けることで、3個の可動接点の配置が接圧ばねの重心に対して非対称になっている。そのため、可動接点が固定接点から離れている状態では可動子の位置がぐらつきやすく、可動接点が固定接点に接触する際に、可動接点が固定接点の表面に沿って摺動するような動きが発生することで、接点部の摩耗が大きくなるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、閉極時の異音発生を抑えつつ、固定接点及び可動接点の摩耗を低減した接点装置及びそれを用いた電磁開閉装置を提供することにある。
本願の接点装置は、固定接点と、対応する固定接点に接離する可動接点が設けられ、可動接点の中間位置が駆動手段によって駆動されることで、可動接点を対応する固定接点に接触又は開離させる可動接触子とを備える。そして、固定接点及び可動接点の内の少なくとも1つには、その一部に凹部が設けられ、可動接触子が3点以上で支持されることを特徴とする。
この接点装置において、固定接点及び可動接点の内、凹部が設けられた接点に対応する接点には、凹部が設けられた接点に向かって凸となり、凸の先端が凹部内に入り込むような曲面が設けられることも好ましい。
本願の電磁開閉装置は、上述した何れかの接点装置と、コイルを有し、コイルへの通電の有無に応じて、可動接触子を駆動することにより、可動接点を固定接点に接触又は開離させる電磁石装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、閉極時の異音発生を抑えつつ、固定接点及び可動接点の摩耗を低減した接点装置及びそれを用いた電磁開閉装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
実施形態1の接点装置及び電磁開閉装置について図1〜図4を参照して説明する。以下の説明では図2における上下左右を基準とし、上下方向及び左右方向とそれぞれ直交する方向を前後方向として説明を行う。尚、図2に示す方向は、実際の使用状態における上下左右の方向を規定するものではなく、実使用時の取付方向が図2の方向に限定されるものではない。
実施形態1の接点装置及び電磁開閉装置について図1〜図4を参照して説明する。以下の説明では図2における上下左右を基準とし、上下方向及び左右方向とそれぞれ直交する方向を前後方向として説明を行う。尚、図2に示す方向は、実際の使用状態における上下左右の方向を規定するものではなく、実使用時の取付方向が図2の方向に限定されるものではない。
本実施形態の接点装置C1は、固定接点1A,1Bをそれぞれ有する固定端子2A,2Bと、可動接触子4とを主要な構成として備えている。この接点装置C1と、可動接触子4を駆動する電磁石装置C2とは樹脂成形品からなるハウジング43に収納され、全体として電磁開閉装置が構成されている。
固定端子2Aは、銅合金等の導電性材料により略円柱状に形成され、その下端には固定接点1Aが固着されている。固定端子2Aの上側部には、下側部に比べて大径となる鍔部6が設けられ、この鍔部6に負荷からの電線(図示せず)が適宜の方法を用いて接続されるようになっている。固定端子2Bも、銅合金などの導電性材料により略円柱状に形成され、その下端には固定接点1Bが固着されている。固定端子2Bは、固定接点1Bを除いて固定端子2Aと同様の構成を備えているので、共通する構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。尚、固定接点1A,1Bは、接触抵抗を小さくするために、固定端子2A,2Bを形成する材料よりも電気抵抗の小さい材料で形成されるのが望ましい。
可動接触子4は、図1(a)に示すように、銅合金などの導電性材料により平板状に形成されており、平面視の形状が矩形状に形成された中央片4aと、中央片4aの左右の側縁からそれぞれ側方に突出する張出部4b,4cとを備えている。一方(図1(a)中の左側)の張出部4bの上面には、固定接点1Aが接離する可動接点3Aが固着されている。他方(図1(a)中の右側)の張出部4cの上面には、固定接点1Bが接離する可動接点3Bが固着されている。この2つの可動接点3A,3Bは、接圧ばね33の重心に対応する重心位置E1に対して対称な位置に配置されている。そして、一方の張出部4bには、可動接点3Aが固着される部位に、可動接触子4を厚み方向に貫通するスリット11が設けられており、上記の可動接点3Aはスリット11の両側縁に設けられている。また、可動接触子4において可動接点3A,3Bの中間位置には、可動接触子4を厚み方向(図2の上下方向)に貫通する穴5が形成されている。尚、可動接点3A,3Bは、接触抵抗を小さくするために、可動接触子4を形成する材料より電気抵抗の小さい材料で形成されるのが望ましい。
この接点装置C1では、固定接点1A,1B及び可動接触子4からなる接点部分をケース40内に封止してある。ケース40は、セラミックのような耐熱性材料により下面が開口した箱状に形成されている。ケース40の上壁には、固定端子2A,2Bがそれぞれ挿入される丸穴41a,41bが設けられている。固定端子2A,2Bは、それぞれ、固定接点1A,1Bを下向きにして、対応する丸穴41a,41bに挿入され、この丸穴周縁に鍔部6をロウ付けすることで接合されている。ケース40の開口周縁には、金属材料により筒状に形成された接合部材42の一端側がロウ付けにより接合されている。この接合部材42の他端側は第1継鉄26の上面にロウ付けにより接合されている。また第1継鉄26には、後述の駆動軸30を通す穴が設けられ、第1継鉄26の下面には穴の周部に有底円筒状の筒体28がロウ付けにより接合されている。ここで、ケース40と接合部材42と第1継鉄26と筒体28とで囲まれる空間は気密が確保されており、この気密空間に固定接点1A,1B及び可動接触子4からなる接点部が収納され、水素を主体とするガスが封入されている。このように、水素を主体とするガスが封入された気密空間に接点部が収納されているので、接点部が開極した際にアークが発生したとしても、封入ガスによってアークが急速に冷却されるから、アークの高熱が接点部に悪影響を及ぼす可能性を低減できる。尚、本実施形態では接点部の収納空間が気密に保たれ、この収納空間に水素や窒素などの冷却用のガスが封入されているが、接点部の収納空間は必ずしも気密に保たれる必要はない。
次に可動接触子4を駆動する電磁石装置C2について説明する。電磁石装置C2は、コイルボビン21と、コイル22と、固定鉄芯23と、可動鉄芯24と、継鉄25と、復帰ばね29とを備えている。
コイルボビン21は合成樹脂の成形品からなり、円筒状の巻胴部21aと、巻胴部21aの両端に設けられた板状の鍔21bとを有し、両端の鍔21bの間にコイル22が巻き付けられている。この巻胴部21aの内側には、固定鉄心23に上部が固着された筒体28が配置されている。
固定鉄芯23は、磁性材料から略円筒状に形成されており、筒体28内の上端側に配置されている。
可動鉄芯24は、磁性材料から略円筒状に形成され、筒体28内の下端側に上下方向(軸方向)において移動自在に配置されている。すなわち、可動鉄芯24は、筒体28の筒内で、筒体28の軸方向において固定鉄芯23と対向している。可動鉄芯24は、復帰ばね29によって下向きの弾性力を常に受けている。
継鉄25は第1継鉄26と第2継鉄27を組み合わせて構成される。
第1継鉄26は、磁性材料により略平板状に形成され、コイルボビン21の上側に配置されている。第1継鉄26の上面中央に開口する穴には固定鉄心23の上部が嵌め込まれ、固定鉄心23が上下方向において位置決めされている。
第2継鉄27は、磁性材料の帯板を略U字形に折り曲げて形成され、コイルボビン21の下側端に当接する下片27aと、下片27aの左右両端から上側に突出しコイル22の左右両側に配置される側片27b,27cとを一体に備えている。下片27aには筒体28の下部を通す穴が設けられ、この穴の左右両側部から上側に突出する突片27dが設けられている。また、左右の側片27b,27cの先端は第1継鉄26の下面に当接している。
可動鉄芯24には、可動接触子4を上下動させる駆動軸30の一端側が取り付けられている。駆動軸30は、軟鉄等の磁性材料からなる丸棒状の軸部31と、軸部31の上端から径方向に突出する鍔部32とで構成される。駆動軸30の軸部31は、可動接触子4の穴5に挿入された後、コイルばねからなる接圧ばね33の中心穴に通され、さらにその先端側は、固定鉄芯23の軸中心に設けられた穴23aに挿入されている。固定鉄芯23に設けられた穴23aにはコイルばねからなる復帰ばね29が配置されており、軸部31は復帰ばね29の中心穴に挿入され、その先端が可動鉄芯24に固定されている。ここで、軸部31に挿入された接圧ばね33は、可動接触子4と第1継鉄26との間に配置されている。この接圧ばね33のバネ力は、復帰ばね29のバネ力よりも小さいバネ力に設定されている。
この電磁開閉装置は、コイル22に通電していない状態では接点が開極している所謂常開型であり、その動作について以下に説明する。
コイル22に通電されていない状態では、可動鉄芯24には電磁吸引力は作用せず、可動鉄芯24は復帰ばね29により下向きのバネ力を受けている。また可動接触子4は接圧ばね33により上向きの力を受けている。可動接触子4は、駆動軸30の鍔部32によって上方への移動が規制されており、接圧ばね33のバネ力よりも復帰ばね29のバネ力の方が大きいため、可動鉄芯24と共に下側位置へ移動している。したがって、可動接触子4に設けられた可動接点3A,3Bは、それぞれ対応する固定接点1A,1Bから開離することになり、固定端子2A,2B間には電流が流れない状態となっている。
一方、コイル22に通電されると、固定鉄芯23と継鉄25と可動鉄芯24とで構成される磁気回路に磁場が発生し、可動鉄芯24が固定鉄芯23に吸引されて上側へ移動する。可動鉄芯24の上方移動に伴って駆動軸30が上側へ移動すると、駆動軸30の鍔部32が上側へ移動し、可動接触子4の上方への移動規制が解除される。これにより、可動接触子4は、接圧ばね33のバネ力を受けて上側(固定端子2A,2B側)へ移動し、可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bにそれぞれ接触して、固定端子2A,2B間に電流が流れる状態となる。
ここで、一方の可動接点3Aにはスリット11が設けられているので、固定接点1Aは、可動接点3Aにおけるスリット11の両側部位と接触することになり、その結果、固定接点1A,1Bと可動接点3A,3Bとは合計3箇所で接触することになる。ここで、可動接触子4は接圧ばね33のバネ力を受けて固定接点1A,1Bに押し付けられているので、可動接触子4が固定接点1A,1Bと2点で接触している場合、この2点を結ぶ線分を軸にして可動接触子4が揺動し、可動接触子4が振動することで異音が発生するという問題がある。それに対して、本実施形態では可動接触子4が2個の固定接点1A,1Bと3箇所で接触しているので、固定接点1A,1Bとの接触状態が安定し、可動接触子4の振動が抑制されるから、可動接触子4が振動することによって発生する異音を低減できる。しかも、2個の可動接点3A,3Bは、駆動軸30によって駆動される部位(上述の重心位置E1)に対して対称な位置に配置されているので、可動接触子4が固定接点1A,1Bから離れている状態でも可動接触子4の位置が安定する。よって、可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bから離れている状態でも可動接触子4の位置がぐらつきにくくなる。その結果、可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bに接触する際に、可動接触子4が揺動することで可動接点3A,3Bが固定接点1A,1Bの表面に沿って摺動するような動きが発生しにくくなる。これにより、接点部の摩耗が低減されるから、接点寿命を長くすることができる。
尚、可動接点3Aに設けられた凹部は、可動接触子4を厚み方向(接点同士が接触する方向)に貫通するスリットとなっているが、図1(c)に示すような凹溝13でもよい。この場合でも、上述と同様、凹溝13の両側の2箇所で可動接点3Aが固定接点1Aと接触することになり、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態を安定させることができる。
また本実施形態では、一方の可動接点3Aのみに凹部が設けられているが、可動接点3A,3Bの両方に凹部が設けられていてもよい。
また本実施形態では、スリット11が設けられた可動接点3Aに対応する固定接点1Aの表面は、可動接点3Aに向かって突出する凸曲面12となっており、この凸曲面12の先端がスリット11内に入り込むようになっている。
このように本実施形態では、固定接点及び可動接点の内、凹部(スリット11)が設けられた接点に対応する接点には、凹部が設けられた接点に向かって凸となり、凸の先端が凹部内に入り込むような曲面が設けられている。
これにより、固定接点と可動接点とは、凹部の両側の2箇所で接触することになり、可動接触子と固定接点との接触状態がさらに安定するという効果がある。
なお、図3に示すように、スリット11が設けられた可動接点3Aに対応する固定接点1Aの表面が平坦面に形成され、可動接点3Aの表面を、対応する固定接点1Aに向かって突出する凸曲面16に形成してもよい。
また本実施形態では、可動接点に凹部が設けられているが、可動接点に凹部を設ける代わりに、固定接点側に凹部が設けられてもよい。例えば図4(a)に示す接点装置C1では固定接点1Aの表面に凹溝14が設けられている。この凹溝14は、2個の固定接点1A,1Bを結ぶ方向に沿って設けられている。一方、凹溝14が設けられた固定接点1Aに対応する可動接点3Aの表面は、固定接点1Aに向かって突出する凸曲面16に形成されており、この凸曲面16の先端が凹溝14内に入り込むようになっている。このように、固定接点1A側に凹部が設けられた場合でも、固定接点1Aと可動接点3Aとは凹部の両側の2箇所で接触することになるから、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態が安定する。したがって、可動接触子4の振動が抑制されて、接点部の閉極時に発生する異音を低減できる。尚、固定接点1A,1Bの内の一方のみに上記の凹溝14が形成されていてもよいし、固定接点1A,1Bの両方に上記の凹溝14が形成されていてもよい。
また本実施形態では、凹部となる凹溝14の左右両端面が固定接点1Aの表面に対して略直交しているが、図4(b)に示すように凹部の断面形状(2個の固定接点1A,1Bを結ぶ方向と直交する断面の形状)、アーチ状に凹んだ凹曲面17としてもよい。この固定接点1Aに対応する可動接点3Aの表面は平坦面に形成され、可動接点3Aの幅寸法は固定接点1Aの幅寸法よりも幅狭に形成されている。したがって、可動接触子4の移動に伴い、可動接点3Aが固定接点1A側に移動すると、固定接点1Aの凹曲面17内に可動接点3Aが入り込み、可動接点3Aの両側縁の2箇所で凹曲面17と接触する。よって、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態が安定し、可動接触子4の振動が抑制されるので、接点部の閉極時に発生する異音を低減できる。
尚、本実施形態では、接点装置C1の可動接触子4を電磁石装置C2で駆動しているが、可動接触子4を駆動する手段は電磁石装置C2に限定されるものではなく、例えば手動操作によって可動接触子4を駆動する開閉機構などでもよい。
(実施形態2)
実施形態2の接点装置及び電磁開閉装置について図5〜図7を参照して説明する。尚、実施形態1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。以下では、図5(a)における上下左右を基準とし、上下方向及び左右方向とそれぞれ直交する方向を前後方向として説明を行う。尚、図5に示す方向は、実際の使用状態における上下左右の方向を規定するものではなく、実使用時の取付方向が図7の方向に限定されるものではない。
実施形態2の接点装置及び電磁開閉装置について図5〜図7を参照して説明する。尚、実施形態1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。以下では、図5(a)における上下左右を基準とし、上下方向及び左右方向とそれぞれ直交する方向を前後方向として説明を行う。尚、図5に示す方向は、実際の使用状態における上下左右の方向を規定するものではなく、実使用時の取付方向が図7の方向に限定されるものではない。
この接点装置C1は、図5(a)に示すように、固定接点1A,1Bと、固定接点1A,1Bをそれぞれ有する固定端子2A,2Bと、可動接点3A,3Bを有する可動接触子4とを備える。
固定端子2A,2Bは、何れも導電性を有する金属材料から矩形板状に形成される。固定端子2Aの上面には、導電性を有する金属材料から形成される固定接点1Aが固着されている。また固定端子2Bの上面にも、同じく導電性を有する金属材料から形成される固定接点1Bが固着されている。尚、固定接点1A,1Bは、接触抵抗を小さくするために、固定端子2A,2Bを形成する材料よりも電気抵抗の小さい材料で形成されるのが望ましい。
可動接触子4は、導電性を有する金属材料から矩形板状に形成され、その下面には、固定接点1A,1Bにそれぞれ対向する形で可動接点3A,3Bが固着されている。尚、可動接点3A,3Bは、接触抵抗を小さくするために、可動接触子4を形成する材料より電気抵抗の小さい材料で形成されるのが望ましい。
可動接触子4の上面には、コイルスプリングからなる接圧ばね33の下端部が当接しており、接圧ばね33の上端部は、接点装置C1を収容するケースの内壁に当接している(図6参照)。この可動接触子4は、接圧ばね33から下向き(固定接点1A,1Bに向かう向き)の力を受け、接点部の閉極時に接圧が与えられる。
可動接触子4の下方には、後述する電磁石装置C2によって駆動されて、可動接触子4を上向きに押圧する金属製の駆動軸30が配置されている。駆動軸30の上端部には、絶縁性を有する樹脂材料から形成されるキャップ36が取り付けられている。
次に、この接点装置C1の動作を説明する。なお、以下の説明では、図示しない駆動手段によって駆動軸30を上下方向に沿って移動させることで、可動接触子4が駆動されている。この駆動手段としては、例えば後述の電磁石装置C2が用いられる。
接点間が開極しているときは、図5(a)に示すように、キャップ36の上端部が可動接触子4の下面に当接している。ここで、接点間が開極しているときには、駆動軸30のキャップ36が初期位置(上限位置)で保持されていることから、可動接触子4の下方への変位が規制されている。
次に、駆動軸30が下向きに駆動されると、駆動軸30に連動してキャップ36も下方に変位する。キャップ36が下方に移動すると、可動接触子4の下側への移動規制が解除されるため、可動接触子4は接圧ばね33のバネ力を受けて下方(固定接点1A,1Bに向かう向き)に変位する。そして、図5(b)に示すように、可動接触子4の可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bに接触して、接点間が閉極し、固定接点1A,1B間に可動接触子4を介して電流が流れることになる。
ここで、一方の可動接点3Aにはスリット11が設けられているので、固定接点1Aは、可動接点3Aにおけるスリット11の両側部位と接触することになり、その結果、固定接点1A,1Bと可動接点3A,3Bとは合計3箇所で接触することになる。その結果、可動接触子4と固定接点1A,1Bとの接触状態が安定し、可動接触子4の振動が抑制されるから、可動接触子4が振動することによって発生する異音を低減できる。しかも、2個の可動接点3A,3Bは、キャップ36によって駆動される部位に対して対称な位置に配置されているので、可動接触子4が固定接点1A,1Bから離れている状態でも可動接触子4の位置が安定し、可動接触子4の位置がぐらつきにくくなる。その結果、可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bに接触する際に、可動接触子4が揺動することで可動接点3A,3Bが固定接点1A,1Bの表面に沿って摺動するような動きが発生しにくくなる。これにより接点部の摩耗が低減されるから、接点寿命を長くすることができる。
次に、上記の接点装置C1を備えた電磁開閉装置の実施形態について図6を参照して説明する。以下では、図6における上下左右を基準とし、上下方向及び左右方向とそれぞれ直交する方向を前後方向として説明を行う。尚、図6に示す方向は、実際の使用状態における上下左右の方向を規定するものではなく、実使用時の取付方向が図6の方向に限定されるものではない。
本実施形態は、図6に示すように、中空箱形のハウジング50内に、上記接点装置C1と、接点装置C1の可動接触子4を駆動して接点部を開閉する電磁石装置C2とを収納して構成される。なお、ハウジング50は樹脂製であって、図6に示すように上ケース51、中ケース52、下ケース53を一体に組み合わせて形成される。また、ハウジング50の右面を除いた外面は、音や振動を遮断するためのゴムカバー54で覆われている。
接点装置C1は、上ケース51と下ケース53との間の空間に配置されている。ここで、接圧ばね33は、その上端部が上ケース51内部の上面に固定される。また、駆動軸30は、中ケース52を貫通して下ケース53まで延長して設けられており、駆動軸30の中間部は後述する可動鉄芯24に結合されている。なお、接点装置C1については上記実施形態で既に説明しているので、ここでは説明を省略する。
電磁石装置C2は、図6に示すように、コイルボビン21に巻かれたコイル22と、固定鉄芯23と、可動鉄芯24と、復帰ばね29とを備える。
コイルボビン21は樹脂成形品からなり、中空円筒状の巻胴部21aと、巻胴部21aの上下両端部に設けられた鍔21b,21bとを一体に備えている。このコイルボビン21には鍔21b,21bの間にある巻胴部21aにコイル22が巻き付けられている。
巻胴部21a内の下端部には、磁性材料で形成された固定鉄芯23が配置されている。固定鉄芯23の上部には下向きに凹んだ凹部23cが設けられ、この凹部23cに復帰ばね29の下側部が収納されている。凹部23cの上側部分の内周面は、上側に行くほど大径となるようなテーパ形状に形成されており、このテーパ部に可動鉄芯24の下端部が嵌り込むようになっている。
また、巻胴部21aの内側には、磁性材料で形成された可動鉄芯24が固定鉄芯23の上側に移動自在に配置されている。可動鉄芯24の下端部は円錐台形状に形成され、その先端面には上側に窪んだ凹部24aが設けられており、この凹部24a内に復帰ばね29の上側部が収納されている。この可動鉄芯24には、金属製の駆動軸30が貫通する形で固定されている。
復帰ばね29は、コイルスプリングからなり、可動鉄芯24に設けられた凹部24aの上面と、固定鉄芯23に設けられた凹部23cの下面との間に保持される。この復帰ばね29は、可動鉄芯24が下方に変位したときに圧縮され、復帰ばね29のバネ力によって可動鉄芯24には上向きの力が付与される。
ここで、可動鉄芯24の外径寸法は固定鉄芯23の外径寸法よりも小さく、巻胴部21aと可動鉄芯24との間にできる隙間には、磁性材料により円筒状に形成されたプレート38が設けられている。このプレート38の上端部には、径方向に突出してコイルボビン21の鍔21bの上側に配置されるフランジ38aが一体に設けられている。そして、上記の固定鉄芯23と、可動鉄芯24と、プレート38と、図示しない継鉄とで磁気回路を形成している。
以下、この電磁開閉装置の動作について説明する。先ず、コイル22に通電されると、可動鉄芯24が固定鉄芯23に吸引されることで、可動鉄芯24に固定されている駆動軸30が下方に変位する。駆動軸30の下方への移動に伴って、キャップ36が下方に変位すると、キャップ36が可動接触子4から離れ、可動接触子4の下側への移動規制が解除されるため、可動接触子4は接圧ばね33のバネ力を受けて下側に変位する。可動接触子4が下側に移動すると、可動接触子4に設けられた可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bに接触して、接点間が閉極する。
一方、コイル22への通電が遮断されると、復帰ばね29のバネ力を受けて可動鉄芯24が上側へと変位し、駆動軸30も上方に変位する。駆動軸30が上方に変位すると、駆動軸30の上端部に設けられたキャップ36が可動接触子4を上側に押し、可動接触子4に設けられた可動接点3A,3Bが固定接点1A,1Bから開離した状態となって、接点間が開極する。
上述のように、本実施形態の電磁開閉装置は接点装置C1と電磁石装置C2とを備えている。接点装置C1は固定接点(本実施形態では2個の固定接点1A,1B)と可動接触子4とを備えている。可動接触子4は、対応する固定接点に接離する可動接点(本実施形態では可動接点3A,3B)が設けられ、可動接点の中間位置が駆動手段(本実施形態では駆動軸30)によって駆動されることで、可動接点を対応する固定接点に接触又は開離させる。固定接点及び可動接点の内の少なくとも1つには、その一部に凹部(本実施形態ではスリット11)が設けられている。また電磁石装置C2は、コイル22を有し、コイル22への通電の有無に応じて、可動接触子4を駆動することにより、可動接点(可動接点3A,3B)を対応する固定接点(固定接点1A,1B)に接触又は開離させる。
このように、固定接点及び可動接点の内の少なくとも1つには、その一部に凹部が設けられているので、凹部が設けられた接点に対応する接点は、凹部の両側部位と接触することになり、その結果、可動接触子4が3点以上で支持されることになる。よって、可動接触子4と固定接点(固定接点1A,1B)との接触状態が安定し、可動接触子4の振動が抑制されるから、可動接触子4が振動することによって発生する異音を低減できる。しかも、駆動手段(駆動軸30)は可動接点の中間位置を駆動しており、可動接点は、駆動手段によって駆動される部位に対して対称な位置に配置されているので、可動接触子4が固定接点1A,1Bから離れている状態でも可動接触子4の位置が安定し、可動接触子4の位置がぐらつきにくくなる。その結果、可動接点3A,3Bが対応する固定接点1A,1Bに接触する際に、可動接触子4が揺動することで可動接点3A,3Bが固定接点1A,1Bの表面に沿って摺動するような動きが発生しにくくなる。これにより接点部の摩耗が低減されるから、接点寿命を長くすることができる。
ところで、上述の各実施形態では、固定接点及び可動接点が2個ずつ設けられているが、固定接点及び可動接点は1個でも複数個でもよい。固定接点及び可動接点が1個ずつの場合は、固定接点及び可動接点の内の少なくとも何れか一方に、可動接触子4を3点以上で支持できるような形状の凹部11を設ければよい。例えば図8(a)(b)は固定接点1A及び可動接点3Aが1個ずつの場合に可動接点3A側に凹部11が設けられた形態を示し、可動接点3Aに十字状の凹部11を設けることで、固定接点1Aと可動接点3Aとを3箇所以上で接触するから、可動接触子4の位置を安定させることができる。尚、固定接点1A及び可動接点3Aが1個ずつの場合には、1個の可動接点3Aの重心位置で可動接触子4が駆動手段によって駆動されればよい。また、可動接点が複数個の場合には、複数個の可動接点の重心位置で可動接触子4が駆動手段によって駆動されればよい。
上述した各実施形態の電磁開閉装置は、例えば電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)やプラグインハイブリッド自動車車(PHEV)などの電動車両において、電動機を駆動する回路とバッテリとの間で、高圧の直流高電流(10A〜数百A)を遮断する用途に用いられる。尚、電磁開閉装置の用途は電動車両に限定されるものではなく、直流高電圧、高電流の制御用途に好適に用いられる。
C1 接点装置
C2 電磁石装置
1A,1B 固定接点
2A,2B 固定端子
3A,3B 可動接点
4 可動接触子
11 スリット(凹部)
30 駆動軸(駆動手段)
C2 電磁石装置
1A,1B 固定接点
2A,2B 固定端子
3A,3B 可動接点
4 可動接触子
11 スリット(凹部)
30 駆動軸(駆動手段)
Claims (3)
- 固定接点と、対応する前記固定接点に接離する可動接点が設けられ、前記可動接点の中間位置が駆動手段によって駆動されることで、前記可動接点を対応する前記固定接点に接触又は開離させる可動接触子とを備え、前記固定接点及び前記可動接点の内の少なくとも1つには、その一部に凹部が設けられ、前記可動接触子が3点以上で支持されることを特徴とする接点装置。
- 前記固定接点及び前記可動接点の内、前記凹部が設けられた接点に対応する接点には、前記凹部が設けられた接点に向かって凸となり、凸の先端が前記凹部内に入り込むような曲面が設けられたことを特徴とする請求項1記載の接点装置。
- 請求項1又は2の何れかに記載の接点装置と、
コイルを有し、前記コイルへの通電の有無に応じて、前記可動接触子を駆動することにより、前記可動接点を前記固定接点に接触又は開離させる電磁石装置とを備えたことを特徴とする電磁開閉装置。
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- 2011-03-22 JP JP2011063237A patent/JP2012199117A/ja not_active Withdrawn
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