JP7367388B2 - 車両の側部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラーを備えたような車両の側部車体構造に関する。
一般的に、車両は正面視でセンタピラー上端に対してセンタピラー下端側が車幅方向外側に位置しており、側突時にセンタピラーの上下方向中間部に荷重が入力されると、そのセンタピラー中間部が車室内側に侵入する挙動となる。
これを防止するため、側突時に一旦センタピラー下部側を折って、当該センタピラーを垂直状にする技術が知られている。
特許文献1には、アウタ部材とインナ部材とから成るセンタピラー部を設け、該センタピラー部におけるインナ部材の下部寄りに側突時に折れを誘起する折れ誘起部としての開口部を形成したものが開示されている。また、上記開口部の直上におけるインナ部材にはエネルギ吸収部材を配設している。
そして、側突時にセンタピラー部を折る際、上記エネルギ吸収部材にて積極的に側突エネルギの吸収を行なっている。
この特許文献1に開示された構造では、センタピラー部のインナ部材にエネルギ吸収部材をコンパクトに配設している。しかしながら、この構造では、側突がある程度進行するまでは、エネルギ吸収部材によるエネルギの吸収が行なわれないので、この点で改善の余地があった。
特開2017-226268号公報
そこで、この発明は、エネルギ吸収部材のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を行なうことができる車両の側部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の側部車体構造は、上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラーを備え、上記センタピラーは、当該センタピラーの外側壁の下部寄りに設けられて側突時に折れを誘起する折れ誘起部と、該折れ誘起部のセンタピラー外側壁のコーナ部に設けられた段下げ部とを備え、上記段下げ部とインナパネルとの間にエネルギ吸収部材が配置され、上記センタピラーに車両部品が取付けられると共に、その取付け部に補強部材が設けられており、該補強部材に車外側に向けて延びる上記エネルギ吸収部材が一体形成され、上記エネルギ吸収部材が、上記段下げ部に沿う側壁部を備え、上記側壁部と上記段下げ部との間にクリアランスが形成されたものである。
上述の折れ誘起部は、開口部により形成してもよい。
上記構成によれば、エネルギ吸収部材をセンタピラーの段下げされたコーナ部に配置することによって、当該エネルギ吸収部材のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を行なうことができる。
また、センタピラー外側壁のコーナ部における段下げ部に側突荷重が入力されると、この側突荷重は直ちにエネルギ吸収部材に伝達され、タイムラグを有することなくエネルギ吸収を行なうことができる。
また上述したように、上記センタピラーに車両部品が取付けられると共に、その取付け部に補強部材が設けられており、該補強部材に車外側に向けて延びる上記エネルギ吸収部材が一体形成されたものであるため、補強部材でエネルギ吸収部材を兼ねることができるので、部品点数の削減と、組付け工数の低減との両立を図ることができる。
上述の車両部品はシートベルトアンカに設定してもよい。また、上述の補強部材はアンカレインフォースメントに設定してもよい
この発明の一実施態様においては、上記エネルギ吸収部材が、リヤドア前端に沿う前壁部と、上記前壁部の上端と上記側壁部の上端とを連結する上壁部と、を備える半ボックス状に形成され、上記前壁部と上記段下げ部との間にクリアランスが形成されたものである。
上記構成によれば、エネルギ吸収部材は、側突荷重が入力されやすい前壁部と上壁部とを備えているので、側突エネルギ吸収の効率化を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記車両は観音開き構造のフロントドアとリヤドアとを備えた観音ドア車両であって、上記センタピラーはリヤドアの前端部に内蔵され、上記段下げ部はセンタピラー前側のコーナ部に形成され、上記段下げ部の外方側にフロントドアの後端部が重なるよう構成されたものである。
上記構成によれば、次のような効果がある。
すなわち、観音開き構造のドアでは、フロントドア後端部がリヤドア前端部と重なって、両ドアの閉時に、フロントドアとリヤドアとが面一になるように、リヤドア前端には段下げ部が形成されている。このようなドア閉時におけるフロントドアからリヤドアにかけての面一化を図る構造を利用しつつ、エネルギ吸収部材をコンパクトに配置することができる。換言すれば、特別なドア形状に構成することなく、エネルギ吸収部材をコンパクトに配置することができるものである。
この発明によれば、エネルギ吸収部材のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を行なうことができる効果がある。
本発明の車両の側部車体構造を示す側面図 図1の要部拡大側面図 図2のA-A線矢視断面図 ドア側センタピラーの上端部周辺構造を示す部分拡大側面図 リヤドア前端部に型成形シール部材を取付けた状態で示す部分拡大側面図 ガセット部材を示す斜視図 センタピラーの斜視図 図2のB-B線に沿う要部の矢視断面図 エネルギ吸収部材の側面図 エネルギ吸収部材を車幅方向外方かつ前上方向から見た状態で示す斜視図 エネルギ吸収部材を車幅方向内方かつ後上方向から見た状態で示す斜視図
エネルギ吸収部材のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を行なうという目的を、車両の側部車体構造であって、上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラーを備え、上記センタピラーは、当該センタピラーの外側壁の下部寄りに設けられて側突時に折れを誘起する折れ誘起部と、該折れ誘起部のセンタピラー外側壁のコーナ部に設けられた段下げ部とを備え、上記段下げ部とインナパネルとの間にエネルギ吸収部材が配置され、上記センタピラーに車両部品が取付けられると共に、その取付け部に補強部材が設けられており、該補強部材に車外側に向けて延びる上記エネルギ吸収部材が一体形成され、上記エネルギ吸収部材が、上記段下げ部に沿う側壁部を備え、上記側壁部と上記段下げ部との間にクリアランスが形成されたという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の側部車体構造を示し、図1はドアアウタパネルを取外して当該車両の側部車体構造を車幅方向外側から見た状態で示す側面図、図2は図1の要部拡大側面図である。図3は図2のA-A線矢視断面図、図4はドア側センタピラーの上端部周辺構造を示す部分拡大側面図、図5はリヤドア前端部に型成形シール部材を取付けた状態で示す部分拡大側面図、図6はガセット部材を示す斜視図である。
図1に示すように、ボディ側の側部には、前側のヒンジピラー部1と、後側のヒンジピラー部2と、サイドシル部3と、フロントピラー部4と、ルーフサイドレール部5とで環状構造体6が形成されると共に、ボディ側にはセンタピラーが存在しないセンタピラーレス車体に構成されている。
また、上述の各部、すなわち、ヒンジピラー部1,2、サイドシル部3、フロントピラー部4、ルーフサイドレール部5で囲繞されたドア開口部7(図2参照)が形成されている。
上述の前側のヒンジピラー部1は、ヒンジピラーアウタとヒンジピラーインナとを接合して、車両上下方向に延びるヒンジピラー閉断面をもった車体剛性部材である。
上述のサイドシル部3は、前後の各ヒンジピラー部1,2の下部を連結する車体剛性部材であり、該サイドシル部3は、サイドシルアウタとサイドシルインナとサイドシルレインとを接合して、車両前後方向に延びるサイドシル閉断面を備えている。
上述のフロントピラー部4は、前側のヒンジピラー部1の上端とルーフサイドレール部5の前端とを連結して、その前部から後部にかけて後方かつ上方に斜め方向に延びる車体剛性部材である。また、該フロントピラー部4は、フロントピラーアウタとフロントピラーインナとを接合して、斜め方向に延びるフロントピラー閉断面を備えている。
上述のルーフサイドレール部5は、フロントピラー部4の後端と、図示しないリヤピラー部前端とを車両前後方向に連結する車体剛性部材である。また、該ルーフサイドレール部5は、ルーフサイドレールアウタとルーフサイドレールインナとを接合して、車両前後方向に延びるルーフサイドレール閉断面を備えている。
図2で示したドア開口部7には、図1、図2に示すように、観音開き構造のフロントドア10と、リヤドア30とが設けられている。
フロントドア10は、ヒンジピラー部1に設けた上下一対のヒンジブラケット8,8を介して、ドア前端部を支点として当該フロントドア10後側が開閉するように構成されている。リヤドア30は、後側のヒンジピラー部2に設けたヒンジブラケット(図示せず)を介して、ドア後端部を支点として当該リヤドア30前側が開閉するように構成されている。
この観音開き構造のフロントドア10と、リヤドア30とは、図3に示すように、リヤドア30に対してフロントドア10が優先して開放されるように構成している。
図1、図3に示すように、フロントドア10は、鋼板製のドアアウタパネル11と、該ドアアウタパネル11にヘミング加工等により連結された鋼板製のドアインナパネル12とを備えており、これら両者11,12によりドアパネルが形成されている。
上述のドアアウタパネル11は車室外側に配置されてフロントドア10の意匠面を形成している。一方、ドアインナパネル12はドアアウタパネル11よりも車室内側に配置されており、これら両者11,12間にはドア内部空間13が形成されている。
図1に示すように、上述のフロントドア10は、前辺部10Aと、下辺部10Bと、後辺部10Cと、ドアサッシュ部10Sと、ベルトライン部BLとを備えている。前辺部10Aにおいて上述のドアインナパネル12が上下一対のヒンジブラケット8,8を介して車体側のヒンジピラー部1に開閉可能を支持されている。
フロントドア10の前辺部10Aにおいて、上下一対のヒンジブラケット8,8のうちの上側のヒンジブラケット8と対応するドアインナパネル12には、上部ヒンジレインフォースメント14を設けている。
同様に、フロントドア10の前辺部10Aにおいて、上下一対のヒンジブラケット8,8のうちの下側のヒンジブラケット8と対応するドアインナパネル12には、下部ヒンジレインフォースメント15を設けている。
図1に示すように、フロントドア10の後辺部10C上側におけるドアインナパネル12からドアサッシュ部10Sの後片部にかけて上下方向に延びるレインフォースメント16を設けている。後辺部10Cの上下方向中間部におけるドアインナパネル12には、ラッチレインフォースメント17を設けている。後辺部10Cの下部から下辺部10Bの後部にかけてドアインナパネル12には、接続補強部材18を設けている。
また、図1に示すように、ベルトライン部BLに沿って前後方向に延びるベルトラインレインフォースメント19を設けている。
このベルトラインレインフォースメント19は前辺部10Aの上部ヒンジレインフォースメント14と、ドアサッシュ部10S後片部におけるレインフォースメント16の下部との間に張架されたものである。
このベルトラインレインフォースメント19の車幅方向内側で、かつ、ドアアウタパネル11に設けられるドアミラー(図示せず)と対応する位置にはドアミラーの取付けを兼ねるブラケット20を設けている。
さらに、図1に示すように、前側に位置する上部ヒンジレインフォースメント14と、後側に位置する接続補強部材18との間には、インパクトバー21を取付けている。このインパクトバー21はその前部が後部に対して上下方向の上側に位置するよう前高後低状に傾斜して配設されたものであり、該インパクトバー21は側突対応用のものである。
さらにまた、図1に示すように、上記インパクトバー21の後部とフロントドア10の下辺部10Bにおける接続補強部材18との間を連結する補強ガセット部材22を設け、該補強ガセット部材22に突っ張り棒の役目を果たさせるように構成している。
また、図1に示すように、ベルトラインレインフォースメント19前部とインパクトバー21前部との間と、ラッチレインフォースメント17直下部の後辺部10Cとを、前高後低状に斜め前後方向に延びるスティフナ23を設けている。
該スティフナ23は、スポンジ部材やウレタン部材を介してドアアウタパネル11に当接されており、このスティフナ23によりドアアウタパネル11の張り剛性を確保するよう構成している。
さらに同図に示すように、ブラケット20とレインフォースメント16との両者には、ガラスガイド24,25を取付けている。そして、これら前後一対のガラスガイド24,25に沿ってウインドガラスを昇降案内するように構成している。
図1に示すように、上述のドアインナパネル12はパネル主体部12aを有しており、このパネル主体部12aにはドアモジュール配設用、スピーカ配設用等の複数の開口部12b,12c,12dが開口形成されている。
つぎに、図1、図2、図3を参照してリヤドア30の構造について説明する。
図1に示すように、リヤドア30の前後方向の長さは、フロントドア10の前後方向の長さに対して短く形成されている。
図3に示すように、リヤドア30は、鋼板製のドアアウタパネル31と、該ドアアウタパネル31にヘミング加工またはスポット溶接により連結された鋼板製のドアインナパネル32と、を備えており、これら両者31,32によりドアパネルが形成されている。
上述のドアアウタパネル31は車室外側に配置されてリヤドア30の意匠面を形成し、一方、ドアインナパネル32はドアアウタパネル31よりも車室内側に配置されており、これら両者31,32間にはドア内部空間33が形成されている。
図1、図2に示すように、リヤドア30は、前辺部30Aと、下辺部30Bと、後辺部30Cと、窓枠部30Sとを備えている。後辺部30Cにおいて上述のドアインナパネル32が上下一対のヒンジブラケット(図示せず)を介して車体側のヒンジピラー部2に開閉可能に支持されている。
図2、図3に示すように、上述の後辺部30Cにおいてドアインナパネル32には、上下方向に延びるヒンジレインフォースメント34を設けている。
図2、図3に示すように、リヤドア30の前部には、その前端が前辺部30Aに沿うようにドア側のセンタピラー35(バーチカルレインフォースメントと同意)が内蔵されている。このセンタピラー35は、窓枠部30Sの前側上端部から下辺部30Bまで上下方向に延びるピラー部材である。
図3に断面図で示すように、該センタピラー35は、前側の接合フランジ部35aと、前壁部35bと、外壁部35cと、後壁部35dと、後側の接合フランジ部35eと、を一体形成して、水平断面でハット形状に形成されている。
図2に示すように、上記センタピラー35は、その上部側の前後方向長さが下部側の前後方向長さに対して小さく形成されているが、当該センタピラー35は、その上下両端部を除いて、上部側から下部側にかけて、断面ハット形状に形成されている。
図3に示すように、センタピラー35の前後の各接合フランジ部35a,35eは前後方向に延びており、これらの各接合フランジ部35a,35eはドアインナパネル32に接合固定されている。
前壁部35bは、接合フランジ部35aの後端から車幅方向外方に延びている。同様に、後壁部35dは、接合フランジ部35eの前端から車幅方向外方に延びている。外壁部35cは、前壁部35bと後壁部35dとの車幅方向外端相互間を前後方向に延びて連結している。
図2に示すように、センタピラー35の外壁部35cにおける下部側には、開口部36が形成されており、この開口部36の形成による剛性低下を補強すべく、後壁部35dから開口部36の後側口縁部にわたる補強部材37が設けられている。
図2に示すように、センタピラー35の下部側の前後方向長さに対して、その前後方向長さが相対的に小さい上部側を補強すべく、センタピラー35の上部側には当該センタピラー35上部を補強する補強部材40が設けられている。
図2に示すように、上述の補強部材40は前辺部40aと、この前辺部40aに対して後方に離間する後辺部40bと、前辺部40aと後辺部40bとの上端相互間を連結して上方に延びる上部連結部40cと、前辺部40aと後辺部40bとの下端相互間を連結して前後方向に延びる下部連結部40dと、を備えている。
また、上述の補強部材40は後辺部40bの下端から下方に延出された下方延出部40eを備えている。上述の各要素40a~40eを一体形成することで、補強部材40が構成されている。
前辺部40aは断面L字状に形成され、センタピラー35の前壁部35bと外壁部35cとに接合されている。後辺部40bも断面L字状に形成され、センタピラー35の後壁部35dと外壁部35cとの接合されている。上部連結部40cは少なくともセンタピラー35の外壁部35cに接合されている。下部連結部40dはセンタピラー35の外壁部35cに接合されている。下方延出部40eは断面L字状に形成され、センタピラー35の後壁部35dと外壁部35cとに接合されている。
そして、この補強部材40によりセンタピラー35の前後方向の幅が小さい上部を補強して、その折れ防止を図っている。また前辺部40a下端を下部連結部40dの位置で終焉させることで、センタピラー35と補強部材40との両者による剛性の調整を行なうように構成している。すなわち、側突に対する耐力の調整を行なうように構成したものである。
また、図2、図3に示すように、センタピラー35の後壁部35dから当該センタピラー35の外壁部35cに対してドアアウタパネル31側に突出する荷重伝達部材としてのガセット部材41を備えている。
図3、図6に示すように、このガセット部材41は、ドアアウタパネル31に沿った側突荷重の受け面部41aと、センタピラー35の後壁部35dに対する取付け部41bと、これら両部41a,41bを連結する連結部41cと、を一体形成したものである。
このガセット部材41は、センタピラー35の下方寄りに配設されると共に、該ガセット部材41は、その先端側(この実施例では、後端側)が自由端に設定されている。また、ガセット部材41の受け面部41aには、ドアアウタパネル31に当接する弾性部材としてのウレタン部材42が設けられている。
上述の側突荷重の受け面部41aをもったガセット部材41を、センタピラー35の後壁部35dに取付けることで、側突時には当該ガセット部材41にてセンタピラー35の後壁部35dに荷重を伝達する。これにより、センタピラー35の後壁部35dに対して前壁部35bに側突荷重が付勢気味になることに起因して、センタピラー35の前壁部35bが後壁部35dに対して車幅方向内方側へ大きく変位する挙動を抑制するよう構成したものである。
詳しくは、側突時にガセット部材41の取付け部41bを介して、センタピラー35の後壁部35dを車幅方向内側に押し、該後壁部35dを同方向に引張り込み、これにより前壁部35bの車幅方向内側への変位を相殺する。むしろ、センタピラー35の後壁部35dが前壁部35bに対して車幅方向内方側へ変位する挙動を確保するよう構成している。
また、図6に示すように、上記ガセット部材41には、当該ガセット部材41の延び方向に沿って複数の補強ビード41d,41e,41fが形成されている。これら複数の補強ビード41d,41e,41fのうち補強ビード41d,41eは車幅方向内側に突出し、受け面部41aと、連結部41cとにわたって形成されている。補強ビード41fは車両後方側に突出し、取付け部41bの延び方向全長にわたって形成されている。
上述の補強ビード41d~41fによりガセット部材41の延び方向の高剛性化を図り、また、側突時に、ガセット部材41を介してセンタピラー35の後壁部35dに荷重を伝達する場合、その荷重伝達効率の向上を図るよう構成したものである。
上述のガセット部材41と補強部材40との関係において、補強部材40の後端部である下方延出部40eは、図2に示すように、ガセット部材41の配設位置まで下方に延出されている。これにより、側突時に、補強部材40が室内方向に押されるに従って、ガセット部材41によるリヤドア30下方部に対する突っ張り力を大きくすべく構成している。
図2に示すように、ドアインナパネル32の前部上側にはラッチレインフォースメント43が設けられている。図2にその大半を点線で示すように、該ラッチレインフォースメント43はセンタピラー35と対応して、当該センタピラー35の上端からガセット部材41の直上部まで上下方向に延びている。
図2、図4、図5に示すように、上述のラッチレインフォースメント43およびドアインナパネル32の上端前方部には、これら両者43,32に連続して切欠き部44が形成されている。
また、図2、図4、図5に示すように、上述のセンタピラー35の上端前方部には、上記切欠き部44よりも切欠き範囲が大きい切欠き部45が形成されている。この切欠き部45は、フロントドア10との間のコーナシールを行なう型成形シール部材46(図5参照)を取付けるための切欠き部である。
このような切欠き部45が形成されていても、上述のガセット部材41によりセンタピラー35の上記挙動を抑制することで、当該センタピラー35の上端前方部が切欠き部45から室内方向に摺り抜けるのを抑制するように構成している。
図1~図5に示すように、上述のドアインナパネル32はパネル主体部32aを有しており、このパネル主体部32aには複数の開口部32b,32c,32dが開口形成されると共に、窓枠部30Sにはサイドウインドガラス取付け用の開口部47が形成されている。
図7はセンタピラーの斜視図、図8は図2のB-B線に沿う要部の矢視断面図、図9はエネルギ吸収部材の側面図、図10はエネルギ吸収部材を車幅方向外方かつ前上方向から見た状態で示す斜視図、図11はエネルギ吸収部材を車幅方向内方かつ後上方向から見た状態で示す斜視図である。
図7に示すように、上述のセンタピラー35は上端に対して下端側が車幅方向の外側に位置するように形成されている。つまり、センタピラー35は上端の車幅方向幅に対して下端側の車幅方向幅が大きくなるように形成されている。
図2、図7に示すように、該センタピラー35はその外側壁としての外壁部35cの下部寄りに上述の開口部36が設けられており、この開口部36を、車両側突時に折れを誘起する折れ誘起部に設定している。
図7、図8に示すように、折れ誘起部を構成する開口部36のセンタピラー35の外壁部35cの前部と前壁部35bの車幅方向外部との間のコーナ部には、車幅方向内方に凹む段下げ部35fが形成されている。つまり、当該段下げ部35fはセンタピラー35の下部寄りの位置において前側のコーナ部に形成されたもので、この段下げ部35fと対応してドアアウタパネル31にも同様に段下げ部31fが形成されている(図8参照)。
図8に示すように、ドアアウタパネル31およびセンタピラー35の各段下げ部31f,35fの外方側には、フロントドア10の後端部が車幅方向外側から重なるように構成されている。これにより両ドア10,30の閉時に、フロントドア10からリヤドア30にかけての面一化を図っている。
図2、図7、図8に示すように、センタピラー35の段下げ部35fと、リヤドア30のドアインナパネル32下側前部との間には、エネルギ吸収部材50が配置されている。
図8に示すように、エネルギ吸収部材50をセンタピラー35の段下げされたコーナ部に配置することにより、当該エネルギ吸収部材50のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を図るよう構成している。
図8に示すように、センタピラー35の前後の接合フランジ部35a,35e間におけるドアインナパネル32には、ボルト60、ナット61(詳しくは、ウエルドナット)を用いて車両部品であるシートベルトアンカ62が取付けられている。このシートベルトアンカ62はドアインナパネル32の車幅方向内側面に取付けられたものである。
上述のシートベルトアンカ62が取付けられたドアインナパネル32の車幅方向外側面には、上述のボルト60、ナット61を兼用して補強部材としてのアンカレインフォースメント50aが設けられている。つまり、該アンカレインフォースメント50aはドアインナパネル32を介してシートベルトアンカ62と対向すべく、当該シートベルトアンカ62の取付け部に設けられたものである。
また、上述のエネルギ吸収部材50は、補強部材であるアンカレインフォースメント50aに対して車外側に向けて延びるよう一体形成されたものである。
図8では、アンカレインフォースメント50aを締結固定する一組のボルト60、ナット61のみを図示したが、具体的には、図11に示すように、複数のボルト挿通孔50bに挿通される複数のボルト60と、複数のナット61とで、アンカレインフォースメント50aを固定するものである。
このように、アンカレインフォースメント50aに車外側に向けて延びるエネルギ吸収部材50を一体形成することで、アンカレインフォースメント50aでエネルギ吸収部材50を兼ね、部品点数の削減と、組付け工数の低減との両立を図るよう構成したものである。
また、上述のエネルギ吸収部材50は、図8~図11に示すように、ボックス状に形成されている。これにより、側突時、当該エネルギ吸収部材50による側突エネルギの吸収量向上を図るよう構成している。
上述のエネルギ吸収部材50は、詳しくは、図8~図11に示すように構成されている。
すなわち、該エネルギ吸収部材50は、リヤドア30前端に対応するセンタピラー35の前壁部35bに沿う前壁部50cと、段下げ部35fに沿う側壁部50dと、上述の前壁部50cの上端と上述の側壁部50dの上端とを連結する上壁部50eと、を備える半ボックス状に形成されている。
図8~図11に示すように、上述のエネルギ吸収部材50は、車両下方側および車両後方側が開放された半ボックス状に形成されている。
また、図8に示すように、エネルギ吸収部材50の側壁部50dと、センタピラー35の段下げ部35fとの間には、クリアランス51が形成されている。
さらに、図10、図11に示すように、上記上壁部50eは、アンカレインフォースメント50aの上端を車外側に折曲げた外方折曲げ部50fと、側壁部50dの上端を車内側に折曲げた内方折曲げ部50gと、前壁部50cの上端を車両後方に折曲げた後方折曲げ部50hと、で構成している。
上述のエネルギ吸収部材50を、アンカレインフォースメント50aと、上記各壁部50c,50dと、各折曲げ部50f,50g,50hとから形成すると、当該エネルギ吸収部材50を、平板状に展開された板部材からプレス加工にて、簡単に形成することができる。
このように、上述のエネルギ吸収部材50は、側突荷重が入力されやすい前壁部50cと上壁部50eとを備えており、これにより、側突エネルギ吸収の効率化を図るよう構成している。この実施例では、図8に示すように、エネルギ吸収部材50の前壁部50c、側壁部50dは、センタピラー35の前壁部35b、段下げ部35fに対して略平行となるよう形成されている。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
このように構成した車両の側部車体構造において側突時には、一旦、センタピラー35の下部側を折って、当該センタピラー35を垂直化させる。
この場合、センタピラー35の外壁部35cには、折れ誘起部としての開口部36が形成されているので、図7に仮想線αで示す補強部材40における下方延出部40eの下端と、開口部36の上側口縁との間の上下方向中間位置が、車幅方向内方に折れる。
上記エネルギ吸収部材50は上述の仮想線αと対応する位置に設けられており、センタピラー35の段下げ部35fが車幅方向内方に折れ変形する側突当初から側突エネルギを吸収する。
しかも、該エネルギ吸収部材50は、側突荷重が入力されやすい前壁部50cと上壁部50eとを備えた半ボックス状に形成されているので、側突エネルギ吸収の効率化と、側突エネルギの吸収量向上との両立を図ることができる。
このように、上記実施例の車両の側部車体構造は、上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラー35を備え、上記センタピラー35は、当該センタピラー35の外側壁(外壁部35c)の下部寄りに設けられて側突時に折れを誘起する折れ誘起部(開口部36)と、該折れ誘起部(開口部36)のセンタピラー35外側壁のコーナ部に設けられた段下げ部35fとを備え、上記段下げ部35fとドアインナパネル32との間にエネルギ吸収部材50が配置されたものである(図7、図8参照)。
この構成によれば、エネルギ吸収部材50をセンタピラー35の段下げされたコーナ部に配置することによって、当該エネルギ吸収部材50のコンパクト化を図りつつ、効率的に側突エネルギの吸収を行なうことができる。
また、センタピラー35外側壁のコーナ部における段下げ部35fに側突荷重が入力されると、この側突荷重は直ちにエネルギ吸収部材50に伝達され、タイムラグを有することなくエネルギ吸収を行なうことができる。
この発明の一実施形態においては、上記センタピラー35に車両部品(シートベルトアンカ62)が取付けられると共に、その取付け部に補強部材(アンカレインフォースメント50a)が設けられており、該補強部材(アンカレインフォースメント50a)に車外側に向けて延びる上記エネルギ吸収部材50が一体形成されたものである(図8参照)。
この構成によれば、補強部材(アンカレインフォースメント50a)でエネルギ吸収部材50を兼ねることができるので、部品点数の削減と、組付け工数の低減との両立を図ることができる。
また、この発明の一実施形態においては、上記エネルギ吸収部材50はボックス状に形成されたものである(図9、図10、図11参照)。
この構成によれば、エネルギ吸収部材50をボックス状に形成することで、側突エネルギの吸収量向上を図ることができる。
さらに、この発明の一実施形態においては、上記車両は観音開き構造のフロントドア10とリヤドア30とを備えた観音ドア車両であって、上記センタピラー35はリヤドア30の前端部に内蔵され、上記段下げ部35fはセンタピラー35前側のコーナ部に形成され、上記段下げ部35fの外方側にフロントドア10の後端部が重なるよう構成されたものである(図1、図8参照)。
この構成によれば、次のような効果がある。
すなわち、観音開き構造のドアでは、フロントドア10後端部がリヤドア30前端部と重なって、両ドア10,30の閉時に、フロントドア10とリヤドア30とが面一になるように、リヤドア30前端には段下げ部31f,35fが形成されている。このようなドア閉時におけるフロントドア10からリヤドア30にかけての面一化を図る構造を利用しつつ、エネルギ吸収部材50をコンパクトに配置することができる。換言すれば、特別なドア形状に構成することなく、エネルギ吸収部材50をコンパクトに配置することができるものである。
さらにまた、この発明の一実施形態においては、上記エネルギ吸収部材50が、リヤドア30前端に沿う前壁部50cと、上記段下げ部35fに沿う側壁部50dと、上記前壁部50cの上端と上記側壁部50dの上端とを連結する上壁部50eと、を備える半ボックス状に形成されたものである(図8~図11参照)。
この構成によれば、エネルギ吸収部材50は、側突荷重が入力されやすい前壁部50cと上壁部50eとを備えているので、側突エネルギ吸収の効率化を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のセンタピラーの外側壁は、実施例のセンタピラー35の外壁部35cに対応し、
以下同様に、
折れ誘起部は、開口部36に対応し、
インナパネルは、ドアインナパネル32に対応し、
車両部品は、シートベルトアンカ62に対応し、
補強部材は、アンカレインフォースメント50aに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては、観音開き構造のドアを備えた車両の側部車体構造について例示したが、ボディ側にセンタピラーが存在しない車両であれば、リヤドアをスライドドアと成した車両であってもよい。
以上説明したように、本発明は、上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラーを備えたような車両の側部車体構造について有用である。
10…フロントドア
30…リヤドア
32…ドアインナパネル(インナパネル)
35…センタピラー
35c…外壁部(外側壁)
35f…段下げ部
36…開口部(折れ誘起部)
50…エネルギ吸収部材
50a…アンカレインフォースメント(補強部材)
50c…前壁部
50d…側壁部
50e…上壁部
51…クリアランス
62…シートベルトアンカ(車両部品)

Claims (3)

  1. 車両の側部車体構造であって、
    上端に対して下端側が車幅方向外側に位置するセンタピラーを備え、
    上記センタピラーは、当該センタピラーの外側壁の下部寄りに設けられて側突時に折れを誘起する折れ誘起部と、該折れ誘起部のセンタピラー外側壁のコーナ部に設けられた段下げ部とを備え、
    上記段下げ部とインナパネルとの間にエネルギ吸収部材が配置され
    上記センタピラーに車両部品が取付けられると共に、その取付け部に補強部材が設けられており、
    該補強部材に車外側に向けて延びる上記エネルギ吸収部材が一体形成され、
    上記エネルギ吸収部材が、上記段下げ部に沿う側壁部を備え、
    上記側壁部と上記段下げ部との間にクリアランスが形成された
    車両の側部車体構造。
  2. 上記エネルギ吸収部材が、リヤドア前端に沿う前壁部と、上記前壁部の上端と上記側壁部の上端とを連結する上壁部と、を備える半ボックス状に形成され、
    上記前壁部と上記段下げ部との間にクリアランスが形成された
    請求項に記載の車両の側部車体構造。
  3. 上記車両は観音開き構造のフロントドアとリヤドアとを備えた観音ドア車両であって、
    上記センタピラーはリヤドアの前端部に内蔵され、
    上記段下げ部はセンタピラー前側のコーナ部に形成され、
    上記段下げ部の外方側にフロントドアの後端部が重なるよう構成された
    請求項1または2に記載の車両の側部車体構造。
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