JP7324604B2 - ブレーキ液圧制御装置 - Google Patents
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さらに、制御弁を閉じてサクション弁を開くとともにポンプを駆動する制御を行うと、リザーバに逃された作動液やマスタシリンダから作動液が吸入され車輪ブレーキ側に吐出される。この結果、加圧ブレーキ制御を実行できる。
そして、液圧回路に備わる制御弁が、従来の液圧回路で必要であった入口弁に相当する機能を備えているので、液圧回路から入口弁を実質的に排除することができる。したがって、部品点数を削減することができる。
また、前記課題を解決するため、本発明のブレーキ液圧制御装置は、マスタシリンダと車輪ブレーキとの間に配置される液圧回路を備えている。マスタシリンダは、ブレーキ操作子の操作量に応じて液圧を発生させる。車輪ブレーキは、マスタシリンダで発生した液圧等、供給される作動液の液圧によって作動する。前記液圧回路は、前記車輪ブレーキから逃された作動液を貯溜するリザーバと、前記車輪ブレーキと前記リザーバとの間に配置された常閉の出口弁と、前記マスタシリンダと前記車輪ブレーキとの間に配置された常開の制御弁とを備えている。また、前記液圧回路は、前記リザーバに貯溜された作動液を吸入して前記制御弁と前記車輪ブレーキとの間に吐出するポンプと、前記マスタシリンダと前記ポンプの吸入口との間に配置される常閉のサクション弁と、を備えている。前記制御弁と前記ポンプの吐出口と前記車輪ブレーキに通じる液路とは、直接連通している。前記サクション弁は、前記マスタシリンダ側の作動液の液圧と、前記ポンプの作動で負圧となる前記ポンプの吸入口側の作動液の液圧との圧力差によってのみ開弁する。
本発明では、ブレーキ操作子の操作量に応じて発生した作動液の液圧を、制御弁を通じて車輪ブレーキに伝達することで通常のブレーキ制御を実行できる。また、アンチロックブレーキ制御時に制御弁を閉じた上で出口弁を開く制御を行うと、車輪ブレーキに作用している作動液をリザーバに逃がす(作動液を減圧する)ことができる。また、アンチロックブレーキ制御時に制御弁および出口弁を閉じてポンプを駆動する制御を行うと、リザーバに逃された作動液やマスタシリンダから作動液が吸入されて車輪ブレーキ側に吐出される。その結果、車輪ブレーキに作用する液圧が増圧される。また、アンチロックブレーキ制御時に制御弁および出口弁を閉じる制御およびポンプの駆動を停止する制御を行うと、液圧を保持できる。
さらに、制御弁を閉じてサクション弁を開くとともにポンプ5を駆動する制御を行うと、リザーバに逃された作動液やマスタシリンダから作動液が吸入され車輪ブレーキ側に吐出される。この結果、加圧ブレーキ制御を実行できる。
そして、液圧回路に備わる制御弁が、従来の液圧回路で必要であった入口弁に相当する機能を備えているので、液圧回路から入口弁を実質的に排除することができる。したがって、部品点数を削減することができる。
また、サクション弁の開閉を自動化するので、制御ユニットによる制御が簡単になるとともに、コストダウンを図れる。
また、本発明においても、前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動は、前記ブレーキ操作子の操作量の変化、前記車輪ブレーキに作用する作動液の圧力の変化および車輪速度の変化のうち、少なくとも1つの変化に基づいて、制御されることが好ましい。
このようにすると、ブレーキ操作子の操作量の変化、前記車輪ブレーキに作用する作動液の圧力の変化および車輪速度の変化のうち、少なくとも1つの変化に基づいて、アンチロックブレーキ制御における減圧、増圧、保持、および加圧ブレーキ制御における加圧を好適に実行できる。
また、本発明においても、ブレーキ液圧制御装置は、2つのブレーキ系統を有しており、少なくとも一方のブレーキ系統が、前記液圧回路を備えている場合には、他方のブレーキ系統に対応する前記ブレーキ操作子の操作量に基づいて、一方のブレーキ系統に係る前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動が制御されることが好ましい。
このようにすると、他方のブレーキ系統のブレーキ操作子の操作量によって一方のブレーキ系統に係る連動ブレーキ制御を好適に実現できる。他方のブレーキ系統は、機械式ブレーキであってもよい。
また、本発明においても、前記サクション弁には、前記リザーバが一体に設けられていることが好ましい。
このようにすると、サクション弁とリザーバとを別々に設ける必要がなくなるので、その分、省スペース化が可能である。また、コストダウンを図れる。
なお、以下の各実施形態における液圧回路U1~U3の説明において、太い一点鎖線で示す液圧路は、マスタシリンダMで昇圧された作動液が作用している部分である。また、同様に、太い実線で示す液圧路は、昇圧された作動液が作用している部分であり、太い破線で示す液圧路は、ポンプ5に作動液が吸引されて負圧となる部分である。
ブレーキ液圧制御装置Uは、マスタシリンダMと車輪ブレーキRとの間に配置されるものであり、図1に示す液圧回路U1を備えている。ブレーキ液圧制御装置Uは、車輪ブレーキRのアンチロックブレーキ制御および車輪ブレーキRの加圧ブレーキ制御を実行可能である。
液圧回路U1には、制御弁2,出口弁3、リザーバ4、ポンプ5、サクション弁6、チェック弁7、液圧センサ8および電動モータ9が備わる。
また、液圧回路U1には、制御弁2,出口弁3およびサクション弁6の開閉を制御するとともに、ポンプ5の駆動(電動モータ9の駆動)を制御する制御ユニット10が接続されている。液圧回路U1には、作動液が充填されている。
なお、液圧回路U1は模式的に示したものであり、液圧回路U1を実現するために、図には示さないが、液路を介さずに弁同士が直接接続さる回路構成とすることも可能である。
マスタシリンダMに接続された液路(出力液圧路Aおよび車輪液圧路B)は、通常時、マスタシリンダMから車輪ブレーキRまで連通している。これにより、ブレーキペダルBPの操作で発生した作動液の液圧が車輪ブレーキRに伝達される。
液圧センサ8で計測された作動液の液圧の値は、制御ユニット10に随時取り込まれる。制御ユニット10は、液圧センサ8で計測された作動液の液圧の値に基づき、マスタシリンダMから作動液の液圧が出力されているか否か、すなわち、ブレーキペダルBPが踏まれているか否かを判定する。さらに、制御ユニット10は、液圧センサ8で計測された作動液の液圧の値に基づいて、加圧ブレーキ制御等を行う。
各車輪がロックする可能性のない通常のブレーキ制御においては、図2Aに示すように、制御弁2、出口弁3およびサクション弁6の電磁コイルが制御ユニット10によっていずれも消磁させられる。つまり、通常のブレーキ制御においては、制御弁2が開弁状態であるとともに、出口弁3およびサクション弁6が閉弁状態である。
アンチロックブレーキ制御は、車輪がロック状態に陥りそうになったときに実行されるものであり、車輪ブレーキRに作用する作動液の液圧を減圧、増圧あるいは一定に保持する状態を適宜選択することによって実現される。減圧モード、増圧モードおよび保持モードのいずれを選択するかは、図示しない車輪速度センサから得られた車輪速度に基づいて、制御ユニット10によって判断される。
この場合、アンチロックブレーキ制御が終了したら、制御ユニット10が制御弁2、出口弁3およびサクション弁6の各コイルを消磁する。これにより、制御弁2が開弁状態にされるとともに、出口弁3およびサクション弁6が閉弁状態にされる。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動される。そうすると、ポンプ5が作動し、リザーバ4に貯溜されている作動液がポンプ5に吸引され、ポンプ5から吐出液圧路C、車輪液圧路B、制御弁2および出力液圧路Aを通じてマスタシリンダMに戻される。
制御ユニット10により車輪を制動すべきと判断された場合には、加圧ブレーキ制御が実行される。初めに、ブレーキペダルBPの操作がない非操作時における加圧ブレーキ制御について説明する。
この場合には、図4Aに示すように、制御ユニット10によって制御弁2およびサクション弁6の各コイルが励磁されるとともに、出口弁3のコイルが消磁される。これにより、制御弁2および出口弁3が閉弁状態にされるとともに、サクション弁6が開弁状態にされる。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動されポンプ5が作動される。
制動時に制御弁2は、車輪液圧路Bの作動液を出力液圧路A側へ開放して調節する。つまり、ポンプ5により昇圧された車輪液圧路Bの作動液の液圧が出力液圧路Aの作動液の液圧を上回り、かつ、両作動液の液圧の差圧が弁を閉じようとする電磁力を上回る状態となると制御弁2が開弁する。
次に、図5~図10Bを参照して第2実施形態のブレーキ液圧制御装置について説明する。本実施形態のブレーキ液圧制御装置Uが前記第1実施形態と異なるところは、機械式のサクション弁60Aを用いている点である。
小径弁614は、球形状である。小径弁614は、小径弁614とリテーナ612の底部との間に縮設されたコイル状の弁バネ614sによって着座方向に付勢されており、弁座613bに着座している。弁バネ614sは、弁バネ613sよりも小径である。
プランジャ62は、プランジャ板63の上面に立設された状態で固定されている。
シール部641は、第一シール部643と、第一シール部643に連続してサクション弁装着穴38の開口部と反対側となる上方に延在する環状のカップシール部644とを備えている。
アンチロックブレーキ制御において減圧モードが選択されると、図7Bに示すように、制御ユニット10によって制御弁2および出口弁3の各コイルが励磁される。これにより、制御弁2が閉弁状態にされるとともに、出口弁3が開弁状態にされる。このようにすると、車輪ブレーキRに通じる車輪液圧路B、第2分岐液圧路B1の作動液が出口弁3から開放路Dを通ってリザーバ4に流入する。その結果、車輪ブレーキRに作用していた作動液が減圧される。
この場合、アンチロックブレーキ制御が終了したら、制御ユニット10が制御弁2、出口弁3の各コイルを消磁する。これにより、制御弁2が開弁状態にされるとともに、出口弁3が閉弁状態にされる。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動されポンプ5が作動される。そうすると、リザーバ4に貯溜されている作動液がポンプ5に吸引され、ポンプ5から吐出液圧路C、車輪液圧路B、制御弁2および出力液圧路Aを通じてマスタシリンダMに戻される。
ブレーキペダルBPの非操作時における加圧ブレーキ制御では、図9Aに示すように、制御ユニット10によって制御弁2のコイルが励磁されるとともに、出口弁3のコイルが消磁される。これにより、制御弁2が閉弁状態にされるとともに、出口弁3が閉弁状態にされる。また、サクション弁60Aは、上記と同様に閉弁状態にされている(図9Aでは閉弁状態は不図示)。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動されポンプ5が作動される。
そして、サクション弁60Aは、マスタシリンダM側の作動液の液圧と、ポンプ5の作動で負圧となるポンプ5の吸入口側の作動液の液圧との圧力差によって開弁するので、制御ユニット10による制御が簡単になるとともに、コストダウンを図れる。
次に、図11~図17Bを参照して第3実施形態のブレーキ液圧制御装置について説明する。本実施形態のブレーキ液圧制御装置Uが前記第1,第2実施形態と異なるところは、機械式のサクション弁60Bにリザーバ66が一体に設けられている点である。なお、本実施形態の液圧回路U3は、出口弁3からサクション弁60Bに至る流路が1つの連続した流路「開放路D」として形成されている。以下ではこの開放路Dからポンプ5に至る流路を「吸入液圧路E1」と称する。
凹状部67は、リップ部654に連続して形成された内面部671と、内面部671の下部に連続して形成された隅部672と、隅部672の端部に連続して形成された底面部673とを備えている。
アンチロックブレーキ制御において減圧モードが選択されると、図14Aに示すように、制御ユニット10によって制御弁2および出口弁3の各コイルが励磁される。これにより、制御弁2が閉弁状態にされるとともに、出口弁3が開弁状態にされる。このようにすると、車輪ブレーキRに通じる車輪液圧路B、第2分岐液圧路B1の作動液が出口弁3から開放路Dを通ってサクション弁60Bの負圧室6aに流入する。
この場合、アンチロックブレーキ制御が終了したら、制御ユニット10が制御弁2、出口弁3の各コイルを消磁する。これにより、制御弁2が開弁状態にされるとともに、出口弁3が閉弁状態にされる。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動されポンプ5が作動される。そうすると、リザーバ66に貯溜されている作動液が開放路Dおよび吸入液圧路E1を通じてポンプ5に吸引される。
ブレーキペダルBPの非操作時における加圧ブレーキ制御では、図16Aに示すように、制御ユニット10によって制御弁2のコイルが励磁されるとともに、出口弁3のコイルが消磁される。これにより、制御弁2が閉弁状態にされるとともに、出口弁3が閉弁状態にされる。また、サクション弁60Bは、上記と同様に閉弁状態にされている(図16Aでは閉弁状態は不図示)。そして、この状態で制御ユニット10によって電動モータ9が駆動されポンプ5が作動される。
加圧ブレーキ制御中は、上記のような小径弁614の開閉が繰り返し行われ、車輪ブレーキRに作動液が作用して車輪が制動される。
また、サクション弁60Bには、リザーバ66が一体に設けられているので、これらを別々に設けた場合に比べて、コストダウンを図れる。
前記実施形態では、後輪の車輪ブレーキRに係るブレーキ液圧制御装置Uについて説明したが、ブレーキペダルBPをブレーキ操作子に代えて、前輪の車輪ブレーキに係るブレーキ液圧制御装置Uとしてもよい。
この場合には、制御ユニット10が、一方のブレーキ系統に対応するブレーキ操作子の操作量に基づいて他方のブレーキ系統に係るブレーキ制御を行うように構成することができる。
このようにすると、一方のブレーキ系統のブレーキ操作子の操作量によって他方のブレーキ系統に係る連動ブレーキ制御を好適に実現できる。
このような連動ブレーキ制御では、一方のブレーキ系統のブレーキおよび他方のブレーキ系統のブレーキのそれぞれに異なる大きさの作動液の液圧を付与するとよい。このようにすると、第1ブレーキおよび第2ブレーキの両方に良好な制動配分にて制動力を発生させることができる。
3 出口弁
4 リザーバ
5 ポンプ
6 サクション弁
10 制御ユニット
60A サクション弁
60B サクション弁
66 リザーバ
BP ブレーキペダル(ブレーキ操作子)
M マスタシリンダ
R 車輪ブレーキ
U ブレーキ液圧制御装置
U1 液圧回路
U2 液圧回路
U3 液圧回路
Claims (9)
- ブレーキ操作子の操作量に応じて作動液の液圧を発生させるマスタシリンダと、供給された作動液の液圧によって作動する車輪ブレーキと、の間に配置される液圧回路を備えたブレーキ液圧制御装置であって、
前記液圧回路は、
前記車輪ブレーキから逃された作動液を貯溜するリザーバと、
前記車輪ブレーキと前記リザーバとの間に配置された常閉の出口弁と、
前記マスタシリンダと前記車輪ブレーキとの間に配置された常開の制御弁と、
前記リザーバに貯溜された作動液を吸入して前記制御弁と前記車輪ブレーキとの間に吐出するポンプと、
前記マスタシリンダと前記ポンプの吸入口との間に配置される常閉のサクション弁と、を備えており、
前記制御弁と前記ポンプの吐出口と前記車輪ブレーキに通じる液路とが直接連通しており、
前記制御弁は、リニアソレノイド弁であることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動は、
前記ブレーキ操作子の操作量の変化、前記車輪ブレーキに作用する作動液の圧力の変化および車輪速度の変化のうち、少なくとも1つの変化に基づいて、制御されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ液圧制御装置。 - 2つのブレーキ系統を有しており、
少なくとも一方のブレーキ系統は、前記液圧回路を備えており、
他方のブレーキ系統に対応する前記ブレーキ操作子の操作量に基づいて、
一方のブレーキ系統に係る前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動が制御されることを特徴とする請求項2に記載のブレーキ液圧制御装置。 - 前記サクション弁は、前記マスタシリンダ側の作動液の液圧と、前記ポンプの作動で負圧となる前記ポンプの吸入口側の作動液の液圧との圧力差によって開弁することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブレーキ液圧制御装置。
- 前記サクション弁には、前記リザーバが一体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のブレーキ液圧制御装置。
- ブレーキ操作子の操作量に応じて作動液の液圧を発生させるマスタシリンダと、供給された作動液の液圧によって作動する車輪ブレーキと、の間に配置される液圧回路を備えたブレーキ液圧制御装置であって、
前記液圧回路は、
前記車輪ブレーキから逃された作動液を貯溜するリザーバと、
前記車輪ブレーキと前記リザーバとの間に配置された常閉の出口弁と、
前記マスタシリンダと前記車輪ブレーキとの間に配置された常開の制御弁と、
前記リザーバに貯溜された作動液を吸入して前記制御弁と前記車輪ブレーキとの間に吐出するポンプと、
前記マスタシリンダと前記ポンプの吸入口との間に配置される常閉のサクション弁と、を備えており、
前記制御弁と前記ポンプの吐出口と前記車輪ブレーキに通じる液路とが直接連通しており、
前記サクション弁は、前記マスタシリンダ側の作動液の液圧と、前記ポンプの作動で負圧となる前記ポンプの吸入口側の作動液の液圧との圧力差によって開弁することを特徴とするブレーキ液圧制御装置。 - 前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動は、
前記ブレーキ操作子の操作量の変化、前記車輪ブレーキに作用する作動液の圧力の変化および車輪速度の変化のうち、少なくとも1つの変化に基づいて、制御されることを特徴とする請求項6に記載のブレーキ液圧制御装置。 - 2つのブレーキ系統を有しており、
少なくとも一方のブレーキ系統は、前記液圧回路を備えており、
他方のブレーキ系統に対応する前記ブレーキ操作子の操作量に基づいて、
一方のブレーキ系統に係る前記制御弁の開閉および前記出口弁の開閉、並びに前記ポンプの作動が制御されることを特徴とする請求項7に記載のブレーキ液圧制御装置。 - 前記サクション弁には、前記リザーバが一体に設けられていることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のブレーキ液圧制御装置。
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