JP7314578B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置に関する。
一般に、自動取引装置は、内部に感熱紙がロール状に巻かれたロール紙を収容しており、レシートの発行時に、ロール紙に対して印字処理と切断処理とを行うことで所定の長さのレシートを作成して、レシート排出口から排出する。これにより、自動取引装置は、顧客にレシートを発行する。自動取引装置の多くは、カード挿入排出口の上にレシート排出口を備えており、レシートの発行時(カードの返却時)に、カードとレシートとを同時に排出する。これにより、自動取引装置は、カードとレシートとを一緒に顧客に抜き取らせる。
特許第5607008号公報(図2)
しかしながら、従来の自動取引装置は、以下に説明するように、レシートを抜き取り難い場合があった。
ロール紙は、レシートの発行が繰り返し行われることによって、徐々に小径になっていく。ロール紙が小径になると、発行されるレシートに付いているカール癖(発券方向に巻かれる癖)が強くなる。
従来の自動取引装置は、レシートのカール癖を規制する手段を有していない。そのため、従来の自動取引装置では、小径になったロール紙からレシートを作成して発行した場合に、レシートの前端部分がレシート排出口の上側に向かってカールしてしまうことがあった。
このようなレシートは、掴み取り難く、また、顧客から見え難い。そのため、従来の自動取引装置では、顧客がカードと同時にカールしたレシートを掴み取ることが困難になり、レシートの抜き取りに手間取ってしまうことがあった。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、レシートを抜き取り易くした自動取引装置を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、レシート排出口を有する自動取引装置において、前記レシート排出口の上辺部分は、排出されるレシートの左右方向における両端よりも内側の位置に、前記レシートと当接する突起を備え、前記レシート排出口の下辺部分は、前記レシートの左右方向における両端付近を該レシートの下側から支持するステージを備え、前記ステージは、前記レシートの両端付近に下側から当接する少なくとも2つのステージ突起を有しており、前記突起と前記ステージ突起は、上下方向に重なり合っており、カードを挿入及び排出するためのカード挿入排出口をさらに有し、前記レシート排出口は、下側に設けられた前記カード挿入排出口と上下方向に連通しており、前記突起は、前記カード挿入排出口の左右方向における両端付近と対向する位置に、少なくとも2つ設けられている構成とする。
本発明によれば、装置からレシートを抜き取り易くすることができる。
実施形態1に係る自動取引装置の全体構成を示す斜視図である。 実施形態1に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す正面図である。 実施形態1に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す側断面図である。 実施形態1に係る自動取引装置のレシート排出口から排出されたレシートの前端部分の形状を示す説明図である。 実施形態2に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す正面図である。 実施形態2に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す側断面図である。 実施形態2に係る自動取引装置のレシート排出口から排出されたレシートの前端部分の形状を示す説明図である。 実施形態3に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す正面図である。 実施形態3に係る自動取引装置のレシート排出口の構成を示す側断面図である。 実施形態3に係る自動取引装置のレシート排出口から排出されたレシートの前端部分の形状を示す説明図である。 実施形態3の変形例に係るレシート排出口の構成を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
なお、従来の自動取引装置では、前端部分がカールしたレシートが発行されたときに、顧客がレシートの発行に気が付かずにカードのみを抜き取ってしまうことで、レシートの取り忘れが発生することがあった。本発明は、このような課題を解決することも意図している。
[実施形態1]
<自動取引装置の構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る自動取引装置1の構成について説明する。図1は、本実施形態1に係る自動取引装置1の全体構成を示す斜視図である。
(自動取引装置の全体構成)
本実施形態に係る自動取引装置1は、利用者の操作に応じて自動的に取引を実行する装置である。ここでは、自動取引装置1が、例えば、金融機関や流通機関で用いられているATM(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い機)として構成されている場合を想定して説明する。ただし、自動取引装置1は、出金専用のキャッシュディスペンサであってもよい。
図1に示すように、本実施形態1に係る自動取引装置1は、媒体取扱部2、表示操作部3、テンキー4、紙幣入出金部5、及び、ハンドセット6を有している。
媒体取扱部2は、カードやレシート等の各種媒体を取り扱う部位である。
表示操作部3は、各種情報を表示するとともに、利用者による操作を受け付ける部位である。
テンキー4は、0~9の番号キーや、エンタキー、取消キー等である。
紙幣入出金部5は、紙幣が投入及び排出される部位である。
ハンドセット6は、遠隔地にいる行員等と会話するための受話器である。
媒体取扱部2には、カード挿入排出口21とレシート排出口22とが設けられている。
カード挿入排出口21は、カード11(図2A参照)が挿入及び排出される開口部である。
レシート排出口22は、取引結果等が印字されたレシート12(図2A参照)が排出される開口部である。
カード挿入排出口21の後側には、カード部U11(図2B参照)が配置されている。カード部U11は、顧客によりカード挿入排出口21から挿入されたカード11に対して磁気情報のリードやライト等の処理を行い、カード挿入排出口21から顧客に返却する。
レシート排出口22の後側には、レシート部U12(図2B参照)が配置されている。レシート部U12は、その内部に感熱紙がロール状に巻かれたロール紙(図示せず)を収容している。レシート部U12は、レシート12の発行時に、ロール紙を搬送させながら、ロール紙に対して印字処理と切断処理とを行うことで、所定の長さのレシート12を作成して、レシート排出口22から排出する。
(レシート排出口の構成)
以下、図2A乃至図2Cを参照して、レシート排出口22の構成について説明する。図2Aは、レシート排出口22の構成を示す正面図である。図2Bは、レシート排出口22の構成を示す側断面図である。図2Cは、レシート排出口22から排出されたレシート12の前端部分の形状を示す説明図である。図2B及び図2Cは、図2Aに示すレシート排出口22をX1-X1線に沿って切断して得られる断面を、側面方向(矢印方向)から見たレイアウトを示している。なお、本実施形態はレシート排出口22の構成に特徴を有しているが、ここでは、カード挿入排出口21の構成についても説明する。
図2Aは、レシート12の前端部分の姿勢を二点鎖線で仮想的に示している(図3A、図4A、図5も同様である)。図2Bは、レシート12の前端部分を削除して示している(図3B、図4Bも同様である)。
図2A及び図2Bに示すように、カード挿入排出口21及びレシート排出口22は、それぞれ、横幅方向が左右方向(水平方向)と一致した状態で、手前側(前方)から奥側(後方)に向かって形成されている。
カード挿入排出口21の縦幅及び横幅は、カード11の厚さ及び横幅に対して十分に広くなっている。これにより、顧客は、カード11を容易に掴むことができ、抜き取ることができる。
レシート排出口22の縦幅及び横幅は、レシート12の厚さ及び横幅に対して十分に広くなっている。これにより、顧客は、レシート12を容易に掴むことができ、抜き取ることができる。
また、レシート排出口22の横幅は、カード挿入排出口21の横幅よりも広くなっているとともに、レシート排出口22とカード挿入排出口21との間には、開口部OP21が設けられている。これにより、レシート排出口22とカード挿入排出口21とは、段差状に形成されている。つまり、段差の上側にレシート排出口22が設けられ、段差の下側にカード挿入排出口21が設けられ、レシート排出口22とカード挿入排出口21との間に開口部OP21が設けられている。
具体的には、レシート排出口22は、正面視において、下辺部分の左右方向における中央付近に設けられた開口部OP21によってカード挿入排出口21と連通している。したがって、レシート排出口22の下辺部分とカード挿入排出口21の上辺部分は、仕切られておらず一体となっている(図2A参照)。
レシート排出口22は、カード挿入排出口21の上方に、例えば1(cm)以内に近接して配置されている。また、カード挿入排出口21及びレシート排出口22は、ともに、自動取引装置1の正面側の媒体取扱部2用に設けられたエリア内に設けられている。なお、媒体取扱部2の色は、好ましくは、レシート12の視認性を向上させて、顧客にレシート12の発行を認識し易くするために、レシート12とは異なる色(白以外の色)であるとよい。
レシート排出口22の上辺部分には、排出されるレシート12の両端よりも内側の位置に、レシート排出口22の上辺部分から下方向に突出するコシ付け突起31を備えている。より具体的には、レシート排出口22の上辺部分における中央付近に、リブ状のコシ付け突起31を備えている。コシ付け突起31は、レシート排出口22から排出されるレシート12と当接することで、レシート12にコシ(カールし難くする特性)を付けるための突起である。コシ付け突起31は、正面視において、レシート12の左右方向における中央部を押し下げて、レシート12の前端部分を下方向、具体的にはカード挿入排出口21側へ案内する。
本実施形態では、コシ付け突起31は、レシート排出口22の上辺部分の中央部に1つ設けられている。また、本実施形態では、コシ付け突起31がレシート排出口22の上辺部分から下方向に延在する板状の形状を呈している。
コシ付け突起31は、装置から取り出し可能なユニットであるレシート部U12ではなく、自動取引装置1のフレーム側に設けられている(図2B参照)。
レシート排出口22の下辺部分は、レシート12の左右方向における両端付近を下側から支持するステージ40を備えている。また、レシート排出口22の下辺部分におけるステージ40が存在しない部分に開口部OP21が設けられており、ステージ40と開口部OP21との境界が段差状に形成されている。ステージ40は、レシート12の左右方向における両端付近を下側から支持することで、レシート12がカード挿入排出口21側に垂れ下がることを防止する。
コシ付け突起31の下端部分は、ステージ40よりも下に突出している。換言すると、コシ付け突起31の下端部分とステージ40とで入れ子構造を形成している。これにより、正面視において、コシ付け突起31はレシート12の左右方向における中央部を押し下げながら、ステージ40はレシート12の左右方向における両端付近をレシート12の下側から支持することにより、レシート12の前端部分の姿勢をV字状に矯正することができる。その結果、コシ付け突起31は、レシート12にコシ(カールし難くする特性)を与えることができる。
なお、コシ付け突起31の下端部分は、カード挿入排出口21よりも上に設けられている。また、コシ付け突起31の下端部分における後側の形状は、レシート12を排出する際の搬送負荷とならない形状になっている。本実施形態では、コシ付け突起31の下端部分における後側の形状は、後方から下方に向かって緩いカーブを付けた湾曲形状になっている。
レシート排出口22から排出されたレシート12の前端部分は、側面視において、図2Cに示す形状になっている。すなわち、左右方向の中央部がコシ付け突起31の下端部分における後側の形状に沿う形状に変形し、左右方向の端部付近がステージ40の上に乗り上げた形状に変形する。
コシ付け突起31は、排出されるレシート12の前端部分が正面視でV字形状を呈するように、コシ付け角度θ1が設定される。その際に、コシ付け突起31の突出量L1(図2B参照)は、設定したいコシ付け角度θ1(図2A参照)に応じて決められる。
ここで、「コシ付け突起31の突出量」とは、レシート排出口22の上辺部分からのコシ付け突起31の頂点(下端)までの距離を意味している。
また、「コシ付け角度」とは、ステージ40の上面に対するレシート12の端部の傾斜角度を意味している。本実施形態では、コシ付け角度θ1(図2A参照)は、ステージ40の上面に対する、ステージ40の端部とレシート12とが接する点とコシ付け突起31の頂点とを結んだ線の傾斜角度となっている。
なお、コシ付け突起31は、距離D1(図2B参照)分だけ、自動取引装置1の前端面51よりも後側に設けられている。これにより、外側からコシ付け突起31を見え難くすることができ、悪意ある人物がコシ付け突起31に触れて悪戯することを防止することができる。
係る構成において、自動取引装置1では、レシート12の発行が繰り返し行われることによって、レシート部U12(図2B参照)に収容されたロール紙(図示せず)が小径になる。そのため、レシート12の元になるロール紙のカール癖が強くなる。自動取引装置1は、小径になったロール紙からレシート12を作成して発行する場合に、カール癖が強くなったレシート12をレシート部U12(図2B参照)からレシート排出口22に搬送して排出する。その際に、自動取引装置1は、カード11の上にレシート12を重ねて排出する。
自動取引装置1は、レシート12の前端部分の左右方向における両端部分をステージ40で支持するとともに、レシート12の前端部分の中央部をコシ付け突起31で押し下げる。これにより、自動取引装置1は、排出されるレシート12の前端部分をカール癖の方向に対して垂直方向に撓ませる。つまり、自動取引装置1は、排出されるレシート12の前端部分をカール癖とは逆向きに撓ませる。これにより、自動取引装置1は、レシート12の前端部分にコシ(カールし難くする特性)を与えて、レシート12のカール癖を矯正することができる。
その結果、自動取引装置1は、レシート12の前端部分を上側に向かってカールさせることなく真っ直ぐな状態で、カード11の上にレシート12を重ねて発行することができる。このような自動取引装置1は、レシート12を抜き取り易くすることができる。そのため、顧客は、同時に排出されたレシート12とカード11を一緒に抜き取り易くなる。
また、このような自動取引装置1は、従来の自動取引装置と異なり、レシート12を発行する際に前端部分のカールを矯正して真っ直ぐな状態にするため、顧客がレシート12を視認し易くなり、レシート12の発行に気が付かずにカード11のみを抜き取ってしまうことを防止することができる。これにより、レシート12の取り忘れの発生を防止することができる。
以上の通り、本実施形態1に係る自動取引装置1によれば、レシート12を抜き取り易くすることができる。
[実施形態2]
以下、図3A乃至図3Cを参照して、本実施形態2に係る自動取引装置1Aのレシート排出口22Aの構成について説明する。図3Aは、本実施形態2に係る自動取引装置1Aのレシート排出口22Aの構成を示す正面図である。図3Bは、本実施形態2に係る自動取引装置1Aのレシート排出口22Aの構成を示す側断面図である。図3Cは、本実施形態2に係る自動取引装置1Aのレシート排出口22Aから排出されたレシート12の前端部分の形状を示す説明図である。図3B及び図3Cは、図3Aに示すレシート排出口22AをX2-X2線に沿って切断して得られる断面を、側面方向(矢印方向)から見たレイアウトを示している。
図3A及び図3Bに示すように、本実施形態2に係る自動取引装置1Aは、実施形態1に係る自動取引装置1(図2A及び図2B参照)と比較すると、レシート排出口22の代わりに、レシート排出口22Aを備えている点で相違している。
本実施形態2に係るレシート排出口22Aは、実施形態1に係るレシート排出口22(図2A及び図2B参照)と比較すると、頂点(下端)が開口部OP21(図3A参照)の中に入り込むように、2つのコシ付け突起31が所望の間隔をあけて設けられている点で相違している。ただし、コシ付け突起31の数は、2つ以上にすることも可能である。
つまり、本実施形態2に係るレシート排出口22Aでは、実施形態1と比べて、2つのコシ付け突起31がそれぞれステージ40に比較的近い位置に設けられている。そして、それぞれのコシ付け突起31の下端部分は、ステージ40よりも下に突出している。これにより、正面視において、2つのコシ付け突起31はレシート12の左右方向における中央部を水平に押し下げながら、2つのステージ40はレシート12の左右方向における両端部分を斜め上方向に撓ませる。その結果、2つのコシ付け突起31と2つのステージ40は、レシート12にコシ(カールし難くする特性)を与えて、レシート12のカール癖を矯正することができる。なお、レシート排出口22Aは、左右対称の構成になっている。
コシ付け突起31とステージ40との間隔は、排出されるレシート12の負荷とならない間隔(つまり、排出されるレシート12が引っ掛かる等の搬送障害を起こさない間隔)に設定される。
レシート排出口22Aから排出されたレシート12の前端部分は、側面視において、図3Cに示す形状になっている。すなわち、左右方向の中央部がコシ付け突起31の下端部分における後側の形状に沿う形状に変形し、左右方向の端部付近がステージ40の上に乗り上げた形状に変形する。
コシ付け突起31は、排出されるレシート12の前端部分が正面視で左右方向における両端部分を斜め上方向に傾斜させた形状を呈するように、コシ付け角度θ2が設定される。その際に、コシ付け突起31の突出量L2(図3B参照)は、設定したいコシ付け角度θ2(図3A参照)に応じて決められる。なお、本実施形態では、コシ付け突起31がステージ40に近い位置に設けられているため、突出量L2(図3B参照)が実施形態1の突出量L1(図2B参照)よりも小さな値になる。
本実施形態では、コシ付け角度θ2(図3A参照)は、ステージ40の上面に対する、ステージ40の端部とレシート12とが接する点とコシ付け突起31の頂点とを結んだ線の傾斜角度となっている。
なお、コシ付け突起31は、距離D2(図3B参照)分だけ、自動取引装置1Aの前端面51よりも後側に設けられている。距離D2(図3B参照)は、実施形態1の距離D1(図2B参照)と同様の値としている。
係る構成において、自動取引装置1Aでは、2つのコシ付け突起31がレシート12の前端部分の左右方向における中央部と当接することで中央部を下方向に案内しながら、2つのステージ40でレシート12の前端部分の左右方向における両端部分を斜め上方向に撓ませる。これにより、自動取引装置1Aは、レシート12の前端部分にコシを与えて、レシート12のカール癖を矯正することができる。
このような自動取引装置1Aは、実施形態1に係る自動取引装置1と同様に、レシート12の前端部分が上側に向かってカールしてしまうことを矯正し、真っ直ぐな状態でカード11の上にレシート12を重ねて発行することができる。このような自動取引装置1Aは、レシート12を抜き取り易くすることができる。そのため、顧客は、同時に排出されたレシート12とカード11を一緒に抜き取り易くなる。
また、このような自動取引装置1Aは、レシート12を発行する際に前端部分のカールを矯正して真っ直ぐな状態にするため、顧客がレシート12を視認し易くなり、レシート12の発行に気が付かずにカード11のみを抜き取ってしまうことを防止することができる。これにより、レシート12の取り忘れの発生を防止することができる。
また、実施形態1と比較して、コシ付け突起31をステージ40に近づけることで、突出量L2の値を小さくしながらもコシ付け角度θ2を確保することができる。このような自動取引装置1Aは、実施形態1の突出量L1(図2B参照)よりもコシ付け突起31の突出量L2(図3B参照)の値を小さくすることができるため、レシート12の前端部分とカード11とを離間させることができる。これにより、自動取引装置1Aは、エンボス処理がされているカード11との間でレシート12が引っ掛かりを起こさないようにすることができる。また、自動取引装置1Aは、装置の外部からコシ付け突起31を目視し難くすることができ、悪意ある人物がコシ付け突起31に触れて悪戯することを防止することができる。
以上の通り、本実施形態2に係る自動取引装置1Aによれば、実施形態1に係る自動取引装置1と同様に、レシート12を抜き取り易くすることができる。
[実施形態3]
以下、図4A乃至図4Cを参照して、本実施形態3に係る自動取引装置1Bのレシート排出口22Bの構成について説明する。図4Aは、本実施形態3に係る自動取引装置1Bのレシート排出口22Bの構成を示す正面図である。図4Bは、本実施形態3に係る自動取引装置1Bのレシート排出口22Bの構成を示す側断面図である。図4Cは、本実施形態3に係る自動取引装置1Bのレシート排出口22Bから排出されたレシート12の前端部分の形状を示す説明図である。図4B及び図4Cは、図4Aに示すレシート排出口22BをX3-X3線に沿って切断して得られる断面を、側面方向(矢印方向)から見たレイアウトを示している。
図4A及び図4Bに示すように、本実施形態3に係る自動取引装置1Bは、実施形態2に係る自動取引装置1A(図3A及び図3B参照)と比較すると、レシート排出口22Aの代わりに、レシート排出口22Bを備えている点で相違している。
本実施形態3に係るレシート排出口22Bは、実施形態2に係るレシート排出口22A(図3A及び図3B参照)と比較すると、左右のステージ40がそれぞれステージ突起41を有している点で相違している。ただし、ステージ突起41の数は、2つ以上にすることも可能である。
左右のステージ突起41は、ステージ40の上面におけるレシート12の両端付近と当接する位置に設けられており、ステージ40の上面から上側に向かって突出するように形成されている。実施形態3では、左右のステージ突起41は、ステージ40の開口部OP21側の端部に設けられている。
コシ付け突起31とステージ突起41は、上下方向に重なり合っている。つまり、コシ付け突起31の下端部分は、ステージ突起41の上端部分よりも下に突出している。換言すると、コシ付け突起31の下端部分とステージ突起41の上端部分とで入れ子構造を形成している。これにより、正面視において、2つのコシ付け突起31はレシート12の左右方向における中央部を水平に押し下げながら、2つのステージ突起41はレシート12の左右方向における両端部分を斜め上方向に撓ませる。その結果、2つのコシ付け突起31と2つのステージ突起41は、レシート12にコシ(カールし難くする特性)を与えて、レシート12のカール癖を矯正することができる。
ステージ突起41は、コシ付け突起31と同様に、自動取引装置1Bから取り出し可能なユニットであるレシート部U12ではなく、自動取引装置1Bのフレーム側に設けられている。その際、ステージ突起41の突出量L4は、レシート12の搬送の妨げにならないように、レシート排出口22Bの高さより低く設定される。なお、レシート排出口22Bは、左右対称の構成になっている。
コシ付け突起31とステージ突起41との間隔は、排出されるレシート12の負荷とならない間隔(つまり、排出されるレシート12が引っ掛かる等の搬送障害を起こさない間隔)に設定される。
レシート排出口22Bから排出されたレシート12の前端部分は、側面視において、図4Cに示す形状になっている。すなわち、左右方向の中央部がコシ付け突起31の下端部分における後側の形状に沿う形状に変形し、左右方向の端部付近がステージ突起41の上に乗り上げた形状に変形する。
コシ付け突起31は、排出されるレシート12の前端部分が正面視で左右方向における両端部分を斜め上方向に傾斜させた形状を呈するように、コシ付け角度θ3が設定される。その際に、コシ付け突起31の突出量L3(図4B参照)は、設定したいコシ付け角度θ3(図4A参照)に応じて決められる。
本実施形態では、コシ付け角度θ3(図4A参照)は、水平方向に対する、ステージ突起41の頂点とコシ付け突起31の頂点とを結んだ線の傾斜角度となっている。
なお、コシ付け突起31は、距離D3(図4B参照)分だけ、自動取引装置1Bの前端面51よりも後側に設けられている。距離D3(図4B参照)は、実施形態2の距離D2(図3B参照)と同様の値としている。
係る構成において、自動取引装置1Bでは、2つのコシ付け突起31がレシート12の前端部分の左右方向における中央部と当接することで中央部を下方向に案内しながら、2つのステージ突起41でレシート12の前端部分の左右方向における両端部分を斜め上方向に撓ませる。これにより、自動取引装置1Bは、レシート12の前端部分にコシを与えて、レシート12のカール癖を矯正することができる。
このような自動取引装置1Bは、実施形態2に係る自動取引装置1Aと同様に、レシート12の前端部分が上側に向かってカールしてしまうことを矯正し、真っ直ぐな状態でカード11の上にレシート12を重ねて発行することができる。このような自動取引装置1Bは、実施形態2に係る自動取引装置1Aと同様に、レシート12を抜き取り易くすることができる。そのため、顧客は、同時に排出されたレシート12とカード11を一緒に抜き取り易くなる。
また、コシ付け突起31をステージ40に近づけるとともに、ステージ40の上面から突出するステージ突起41を設けたことで、実施形態2と比較して、コシ付け突起31の突出量L3の値を小さくしながらもコシ付け角度θ3を確保することができる。このような自動取引装置1Bは、実施形態2の突出量L2(図3B参照)よりもコシ付け突起31の突出量L3(図4B参照)の値を小さくすることができるため、レシート12の前端部分とカード11とをさらに離間させることができる。これにより、自動取引装置1Bは、実施形態2の自動取引装置1Aよりも、さらにエンボス処理がされているカード11との間でレシート12が引っ掛かりを起こさないようにすることができる。また、自動取引装置1Bは、装置の外部からコシ付け突起31とステージ突起41とを目視し難くすることができ、悪意ある人物がコシ付け突起31とステージ突起41とに触れて悪戯することを防止することができる。
なお、自動取引装置1Bのコシ付け突起31の下端部分は、好ましくは、ステージ40よりも下側に位置しているとよい。このような自動取引装置1Bは、レシート12の前端部分の姿勢をステージ突起41の上端部分からコシ付け突起31の下端部分までの高さ分だけ矯正することができる。その矯正量は、実施形態2に係る自動取引装置1Aの矯正量よりも大きくすることができる。そのため、自動取引装置1Bは、レシート12に実施形態2に係る自動取引装置1Aよりも強いコシを付けることができる。
以上の通り、本実施形態3に係る自動取引装置1Bによれば、他の実施形態に係る自動取引装置と同様に、レシート12を抜き取り易くすることができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
また、例えば、実施形態3のレシート排出口22B(図4A参照)は、例えば、図5に示すレシート排出口22Cのように変形してもよい。図5は、変形例に係るレシート排出口22Cの構成を示す正面図である。図5に示す例では、レシート排出口22Cは、左右及び上下方向に延在する壁状の形状を呈するコシ付け突起31を有している。実施形態3で説明したレシート排出口22B(図4A参照)は、リブ状のコシ付け突起31を左右に有する構造になっている。これに対して、レシート排出口22Cは、左右方向に連続して一体に形成された壁状のコシ付け突起31を有する構造になっている。
このようなレシート排出口22Cは、以下の理由により、実施形態3のレシート排出口22Bよりも、コシ付け突起31に破損等の異常が発生することを低減することができる。例えば、実施形態3のリブ状のコシ付け突起31(図4A参照)は、空間内に突出するように存在しており、目立つため、顧客の興味を引いてしまう可能性がある。そのため、実施形態3のレシート排出口22Bでは、顧客がコシ付け突起31に触手してしまい易い。このような実施形態3のレシート排出口22Bは、コシ付け突起31に破損等の異常が発生してしまう可能性がある。これに対し、変形例の壁状のコシ付け突起31は、レシート排出口22Cの外観の一部として周囲に一体化して見えるため目立つことなく、顧客の興味を引き難い。このような変形例に係るレシート排出口22Cは、実施形態3のレシート排出口22Bよりも、顧客がコシ付け突起31に触手したことによるコシ付け突起31の破損等の異常の発生を低減することができる。
また、変形例の壁状のコシ付け突起31は、実施形態3のリブ状のコシ付け突起31よりも高い強度を確保することができる。そのため、変形例に係るレシート排出口22Cは、コシ付け突起31を破損し難くすることができる。
1,1A,1B 自動取引装置
2 媒体取扱部
3 表示操作部
4 テンキー
5 紙幣入出金部
6 ハンドセット
11 カード
12 レシート
21 カード挿入排出口
22,22A,22B,22C レシート排出口
31 コシ付け突起(突起)
40 ステージ
41 ステージ突起
51 前端面
D1,D2,D3 距離
L1,L2,L3,L4 突出量
OP21 開口部
U11 カード部
U12 レシート部
θ1,θ2,θ3 コシ付け角度

Claims (4)

  1. レシート排出口を有する自動取引装置において、
    前記レシート排出口の上辺部分は、排出されるレシートの左右方向における両端よりも内側の位置に、前記レシートと当接する突起を備え、
    前記レシート排出口の下辺部分は、前記レシートの左右方向における両端付近を該レシートの下側から支持するステージを備え、
    前記ステージは、前記レシートの両端付近に下側から当接する少なくとも2つのステージ突起を有しており、
    前記突起と前記ステージ突起は、上下方向に重なり合っており、
    カードを挿入及び排出するためのカード挿入排出口をさらに有し、
    前記レシート排出口は、下側に設けられた前記カード挿入排出口と上下方向に連通しており、
    前記突起は、前記カード挿入排出口の左右方向における両端付近と対向する位置に、少なくとも2つ設けられている
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. レシート排出口を有する自動取引装置において、
    前記レシート排出口の上辺部分は、排出されるレシートの左右方向における両端よりも内側の位置に、前記レシートと当接する突起を備え、
    前記レシート排出口の下辺部分は、前記レシートの左右方向における両端付近を該レシートの下側から支持するステージを備え、
    前記突起は、前記レシート排出口の上辺部分から下方向に突出し、該突起の下端部分は、前記ステージよりも下側に位置しており、
    カードを挿入及び排出するためのカード挿入排出口をさらに有し、
    前記レシート排出口は、下側に設けられた前記カード挿入排出口と上下方向に連通しており、
    前記突起は、前記カード挿入排出口の左右方向における両端付近と対向する位置に、少なくとも2つ設けられている
    ことを特徴とする自動取引装置。
  3. レシート排出口を有する自動取引装置において、
    前記レシート排出口の上辺部分は、排出されるレシートの左右方向における両端よりも内側の位置に、前記レシートと当接する突起を備え、
    前記レシート排出口の下辺部分は、前記レシートの左右方向における両端付近を該レシートの下側から支持するステージを備え、
    前記ステージは、前記レシートの両端付近に下側から当接する少なくとも2つのステージ突起を有しており、
    前記突起と前記ステージ突起は、上下方向に重なり合っており、
    前記突起の下端部分は、前記ステージよりも下に突出している
    ことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
    前記突起は、前記レシート排出口の上辺部分の中央部に設けられている
    ことを特徴とする自動取引装置。
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