JP3793077B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣取扱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、金融機関に配設された紙幣取扱装置は、前面に操作画面、テンキー、硬貨投入・釣銭部、紙幣受取払出部、カード処理部、レシート排出部等を備えた操作部を備え、前記紙幣受取払出部において、操作者が受取払出口に挿入した紙幣を受け取ったり、操作者との取引きに従って、所定の額の紙幣を前記受取払出口に払い出したりすることができるようになっている。
【0003】
図2は従来の紙幣受取払出部の斜視図、図3は従来の紙幣受取払出部の正面図、図4は従来の紙幣受取払出部の断面図である。
【0004】
図において、11は、受取払出口12を備えた紙幣受取払出部であり、紙幣取扱装置の前面に形成された操作部に配設される。該操作部は、前記紙幣受取払出部11のほかに、いずれも図示されない操作画面、テンキー、硬貨投入・釣銭部、カード処理部、レシート排出部等を備える。前記紙幣取扱装置は、前記紙幣受取払出部11において、操作者が受取払出口12に挿入した紙幣を受け取ったり、操作者との取引きに従って、所定の額の紙幣を前記受取払出口12に払い出したりする。
【0005】
前記紙幣受取払出部11は、ねじs1〜s4によって紙幣取扱装置の本体に取り付けられ、中央に受取払出口12が貫通させて形成された矩(く)形のパネル部51、該パネル部51に対してほぼ直角に、かつ、前記受取払出口12の下縁から前方(図4における右方)及び後方(図4における左方)に突出させて形成された紙幣受け部52、前記受取払出口12の上縁から前方に突出させて形成された上案内部53、並びに前記受取払出口12の左右の横縁から前方に突出させて、かつ、紙幣受け部52の両縁から上方に立ち上げて形成された横案内部54、55を備える。
【0006】
前記紙幣受け部52の前端(図4における右端)の近傍の上面に、前方に向けて斜め下方に傾斜させて下案内面14が、前記上案内部53の下面に、前方に向けて斜め上方に傾斜させて上案内面13が、前記横案内部54、55の内面に、斜め外方に向けて広がるように横案内面15、16が形成され、前記上案内面13は、受取り時に紙幣の挿入方向において前端が上側に湾曲した紙幣、束にされ、厚みのある複数の紙幣等を矯正して受取払出口12に案内し、下案内面14は、受取り時に紙幣の挿入方向において前端が下方に湾曲した紙幣を矯正して受取払出口12に案内し、前記横案内面15、16は、受取り時に紙幣の挿入方向において左右にずれた紙幣を受取払出口12に案内する。
【0007】
次に、前記構成の紙幣受取払出部11の動作について説明する。
【0008】
図5は従来の紙幣受取払出部の動作を示す第1の図、図6は従来の紙幣受取払出部の動作を示す第2の図、図7は従来の紙幣受取払出部の動作を示す第3の図である。
【0009】
まず、前端(図における左端)が上方に湾曲している紙幣Pを紙幣受取払出部11の受取払出口12に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、上案内面13に当たり、図5の矢印で示されるように上案内面13に接触しながら前方(図における右方)に移動する。その結果、紙幣Pは上案内面13によって受取払出口12に案内される。
【0010】
また、前端が下方に湾曲した紙幣Pを受取払出口12に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、下案内面14に当たり、図6の矢印で示されるように下案内面14に接触しながら前方に移動する。その結果、紙幣Pは下案内面14によって受取払出口12に案内される。
【0011】
さらに、左右にずれている紙幣Pを受取払出口12に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、横案内面15、16に当たり、図7の矢印で示されるように横案内面15、16に接触しながら前方に移動する。その結果、紙幣Pは横案内面15、16によって受取払出口12に案内される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の紙幣取扱装置においては、挿入方向に対して直角の方向、すなわち、受取払出口12の幅方向において湾曲した紙幣、前端の角に折れくせがついた紙幣等を挿入しようとすると、紙幣の前端が折れ曲がってしまう。したがって、紙幣を円滑に受取払出口12に挿入することができない。
【0013】
本発明は、前記従来の紙幣取扱装置の問題点を解決して、紙幣を円滑に受取払出口に挿入することができる紙幣取扱装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の紙幣取扱装置においては、複数枚の紙幣の挿入に伴って、折れ曲がり等の変形を矯正するようになっている。
そして、受取払出口の下縁から前方に突出させて形成された紙幣受け部と、前記受取払出口の上縁から前方に突出させて形成された上案内部とを有する。
【0015】
また、前記紙幣受け部及び上案内部は、いずれも、紙幣の挿入方向における湾曲を矯正する第1の案内面、及び紙幣の挿入方向に対して直角の方向における湾曲を矯正する第2の案内面を備える。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の正面図、図8は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の平面図、図9は図8のX−X断面図、図10は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の第1の斜視図、図11は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の第2の斜視図である。
【0018】
図において、20は、受取払出口21を備えた紙幣受取払出部であり、紙幣取扱装置の前面に形成された操作部に配設される。該操作部は、前記操作部20のほかに、いずれも図示されない操作画面、テンキー、硬貨投入・釣銭部、カード処理部、レシート排出部等を備える。前記操作画面は、タッチキーを備え、操作者が該タッチキー、テンキー等を操作することによって入力された情報、紙幣取扱装置において処理を行った結果を表す情報等を表示したり、紙幣取扱装置の操作手順を表示したりするために、ディスプレイを備える。前記紙幣取扱装置は、操作者が受取払出口21に挿入した紙幣、及び前記硬貨投入・釣銭部に投入した硬貨を受け取ったり、操作者との取引きに従って、所定の額の紙幣を前記受取払出口21に払い出したり、硬貨を硬貨投入・釣銭部に払い出したりする。なお、前記カード処理部は金融機関が発行したカードを取り込んだり、返却したりし、前記レシート排出部は、操作者との取引きに従って明細書を発行する。
【0019】
前記紙幣受取払出部20は、中央に受取払出口21が貫通させて形成され、本体部71及び該本体部71の周縁に突出させて形成されたフランジ部72を備えた矩形のパネル部61、該パネル部61に対してほぼ直角に、かつ、前記受取払出口21の下縁から前方(図9における右方)及び後方(図9における左方)に突出させて形成された紙幣受け部62、前記受取払出口21の上縁から前方に突出させて形成された上案内部63、並びに前記受取払出口21の左右の横縁から前方に突出させて、かつ、紙幣受け部62の両縁から上方に立ち上げて形成された横案内部64、65を備える。前記パネル部61は、図示されないねじによって紙幣取扱装置の本体に取り付けられ、そのために、4箇所にねじ穴q1〜q4が形成される。
【0020】
前記紙幣受け部62の前端(図9における右端)の近傍における両縁部(横案内部64、65の近傍)の上面に、前方に向けて斜め下方に傾斜させて第1の案内面としての第1の下案内面24が形成され、各第1の下案内面24間に、前記紙幣受け部62の前端から中央にかけての部分の上面に、半円形状の形状を有し、前方に向けて斜め下方に傾斜させて、かつ、幅方向における中央に近いほど低くなるように第2の案内面としての第2の下案内面25が形成される。なお、前記第1の下案内面24及び第2の下案内面25以外の部分は平坦(たん)にされて、水平に延びる平坦部p1を構成する。
【0021】
また、前記上案内部63の幅方向における中央に、半円形の形状を有する凹溝26が形成され、前記上案内部63の下面における前記凹溝26の両縁に、前方に向けて斜め上方に傾斜させて第1の案内面としての第1の上案内面27が形成される。そして、前記上案内部63の幅方向における両縁部(横案内部64、65の近傍)に、前方に向けて斜め上方に傾斜させて、かつ、横案内部64、65に近いほど後方になるように第2の案内面としての第2の上案内面28が形成される。
【0022】
また、前記横案内部64、65の内面に、斜め外方に向けて広がるように、垂直の第1の横案内面31、32が形成され、各第1の横案内面31、32の上方に、斜め上方に向けて広がるように、第2の横案内面33、34が形成される。
【0023】
ところで、前記第1の下案内面24及び第1の上案内面27を前記平坦部p1と平行な平面で切ったときに得られる切断線は、受取払出口21の幅方向において直線状に延びる。これに対して、第2の下案内面25を前記平坦部p1と平行な平面で切ったときに得られる切断線は、受取払出口21の幅方向において直線状に延びず、中央に近いほど後方に、中央から遠いほど前方になるような形状を有する。また、第2の上案内面28を前記平坦部p1と平行な平面で切ったときに得られる切断線も、同様に、受取払出口21の幅方向において直線状に延びず、中央に近いほど前方に、中央から遠いほど後方になるような形状を有する。
【0024】
したがって、第1の下案内面24は、紙幣取扱装置によって紙幣が受け取られるときの挿入方向において前端が下方に湾曲した紙幣を矯正して受取払出口21に案内し、第1の上案内面27は、受取り時に紙幣の挿入方向において前端が上側に湾曲した紙幣、束にされ、厚みのある複数の紙幣等を矯正して受取払出口21に案内し、第1の横案内面31、32及び第2の横案内面33、34は、受取り時に紙幣の挿入方向において左右にずれた紙幣を受取払出口21に案内する。
【0025】
また、第2の下案内面25は、紙幣取扱装置によって紙幣が受け取られるときに受取払出口21の幅方向において、中央部分が低く、両縁部が高くなるように湾曲している紙幣が紙幣受け部62に当たったときの衝撃を和らげるとともに、紙幣を挿入するに従って、紙幣の前端における中央部分を押し上げて湾曲を矯正する。そして、第2の上案内面28は、受取り時に受取払出口21の幅方向において、中央部分が低く、両縁部が高くなるように湾曲している紙幣を受取払出口21に案内し、紙幣を挿入するに従って、紙幣の前端における両縁部を押し下げて湾曲を矯正する。
【0026】
次に、前記構成の紙幣受取払出部20の動作について説明する。
【0027】
図12は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第1の図、図13は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第2の図、図14は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第3の図、図15は本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第4の図、図16は本発明の実施の形態における紙幣が払い出された状態を示す図である。
【0028】
まず、前端(図14における左端)が上方に湾曲している紙幣Pを受取払出口21に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、第1の上案内面27に当たり、第1の上案内面27に接触しながら前方(図14における左方)に移動する。これに伴って、第1の上案内面27は、紙幣Pの前端を下方に押し下げて湾曲を矯正する。その結果、紙幣Pは受取払出口21に案内される。
【0029】
また、前端が下方に湾曲している紙幣Pを受取払出口21に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、第1の下案内面24に当たり、第1の下案内面24に接触しながら前方に移動する。これに伴って、第1の下案内面24は、紙幣Pの前端を上方に押し上げて湾曲を矯正する。その結果、紙幣Pは受取払出口21に案内される。
【0030】
そして、図12に示されるように、受取払出口21の幅方向において、中央部分が低く、両縁部が高くなるように湾曲している紙幣Pを受取払出口21に挿入しようとすると、紙幣Pの前端が、第2の下案内面25に当たり、衝撃が和らげられる。また、紙幣Pを挿入するに従って、前記中央部分が第2の下案内面25に当たり、第2の下案内面25に接触しながら前方に移動する。これに伴って、第2の下案内面25は、前記中央部分を、図12の矢印で示されるように上方に押し上げて湾曲を矯正する。その結果、紙幣Pは第2の下案内面25によって受取払出口21に案内される。
【0031】
また、図13に示されるように、受取払出口21の幅方向において、中央部分が低く、両縁部が高くなるように湾曲している紙幣Pを受取払出口21に挿入しようとすると、紙幣Pを挿入するに従って、前記両縁部が第2の上案内面28に当たり、第2の上案内面28に接触しながら前方に移動する。これに伴って、第2の上案内面28は、前記両縁部を、図13の矢印で示されるように下方に押し下げて湾曲を矯正する。その結果、紙幣Pは第2の下案内面25によって受取払出口21に案内される。
【0032】
さらに、図14及び15に示されるように、紙幣Pの挿入方向において左右にずれている紙幣Pを受取払出口21に挿入しようとすると、紙幣Pの前端の両縁部が、第1の横案内面31、32又は第2の横案内面33、34に当たり、第1の横案内面31、32又は第2の横案内面33、34に接触しながら前方に移動する。その結果、第1の横案内面31、32又は第2の横案内面33、34は、図14及び15の矢印で示されるように紙幣Pを受取払出口21に案内する。
【0033】
このように、本実施の形態においては、第2の下案内面25及び第2の上案内面28によって紙幣Pの湾曲が矯正されるので、受取払出口21の幅方向において湾曲した紙幣P、前端の角に折れくせがついた紙幣P等を挿入しようとしたときに、紙幣Pの前端が折れ曲がることがない。したがって、紙幣Pを円滑に受取払出口21に挿入することができる。
【0034】
また、左右にずれたままで紙幣Pが受取払出口21に挿入されることがないので、受取払出口21の幅方向における紙幣Pに折れが発生するのを防止することができる。
【0035】
ところで、紙幣取扱装置は、紙幣Pを受け取ると、内部に組み込まれた図示されない紙幣鑑別部で紙幣Pが異常であるかどうかの判定を行い、該判定において紙幣Pが異常である場合、前記受取払出口21を介して紙幣Pを顧客に返却する。この場合、紙幣Pの長手方向寸法が小さいと、紙幣受取払出部20において受取払出口21を介して払い出された紙幣Pを操作者が取り出すのが困難になってしまう。
【0036】
ところが、本実施の形態においては、前記上案内部63に前記凹溝26が形成されるので、短い紙幣Pであっても操作者は、紙幣Pを目視することができる。したがって、紙幣Pを容易に紙幣受取払出部20から取り出すことができる。
【0037】
本実施の形態においては、紙幣受け部62に第2の下案内面25が、上案内部63に第2の上案内面28が形成されて、紙幣受け部62及び上案内部63の両方に第2の案内面が形成されるようになっているが、紙幣受け部62及び上案内部63のうちの一方に第2の案内面を形成することもできる。
【0038】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、紙幣取扱装置においては、複数枚の紙幣の挿入に伴って、折れ曲がり等の変形を矯正するようになっている。
そして、受取払出口の下縁から前方に突出させて形成された紙幣受け部と、前記受取払出口の上縁から前方に突出させて形成された上案内部とを有する。
【0040】
また、前記紙幣受け部及び上案内部は、いずれも、紙幣の挿入方向における湾曲を矯正する第1の案内面、及び紙幣の挿入方向に対して直角の方向における湾曲を矯正する第2の案内面を備える。
【0041】
この場合、第1の案内面によって紙幣の挿入方向における湾曲が矯正され、第2の案内面によって紙幣の挿入方向に対して直角の方向における湾曲が矯正されるので、紙幣の挿入方向、及び紙幣の挿入方向に対して直角の方向において湾曲した紙幣、前端の角に折れくせがついた紙幣等を挿入しようとしたときに、紙幣の前端が折れ曲がることがない。したがって、紙幣を円滑に受取払出口に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の正面図である。
【図2】従来の紙幣受取払出部の斜視図である。
【図3】従来の紙幣受取払出部の正面図である。
【図4】従来の紙幣受取払出部の断面図である。
【図5】従来の紙幣受取払出部の動作を示す第1の図である。
【図6】従来の紙幣受取払出部の動作を示す第2の図である。
【図7】従来の紙幣受取払出部の動作を示す第3の図である。
【図8】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の平面図である。
【図9】図8のX−X断面図である。
【図10】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の第1の斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の第2の斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第1の図である。
【図13】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第2の図である。
【図14】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第3の図である。
【図15】本発明の実施の形態における紙幣受取払出部の動作を示す第4の図である。
【図16】本発明の実施の形態における紙幣が払い出された状態を示す図である。
【符号の説明】
21 受取払出口
24、25 第1、第2の下案内面
26 凹溝
27、28 第1、第2の上案内面
62 紙幣受け部
63 上案内部
64、65 横案内部

Claims (5)

  1. 複数枚の紙幣の挿入に伴って、折れ曲がり等の変形を矯正する紙幣取扱装置において、
    (a)受取払出口の下縁から前方に突出させて形成された紙幣受け部と、
    (b)前記受取払出口の上縁から前方に突出させて形成された上案内部とを有するとともに、
    (c)前記紙幣受け部及び上案内部は、いずれも、紙幣の挿入方向における湾曲を矯正する第1の案内面、及び紙幣の挿入方向に対して直角の方向における湾曲を矯正する第2の案内面を備えることを特徴とする紙幣取扱装置。
  2. 前記紙幣受け部に形成された第2の案内面は、紙幣の挿入に伴って、紙幣の前端における中央部分を上方に押し上げる請求項1に記載の紙幣取扱装置。
  3. 前記上案内部に形成された第2の案内面は、紙幣の挿入に伴って、紙幣の前端における両縁部を下方に押し下げる請求項1に記載の紙幣取扱装置。
  4. 前記上案内部に、凹溝が形成される請求項1に記載の紙幣取扱装置。
  5. 前記受取払出口の左右の横縁から前方に突出させて、かつ、前記紙幣受け部の両縁から上方に立ち上げて形成された横案内部を有する請求項1に記載の紙幣取扱装置。
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