JP6716901B2 - 媒体取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は媒体取引装置に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関や店舗等で使用される現金自動取引装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金する。現金自動取引装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う入出金部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を搬送する搬送部と、金種毎に紙幣を格納する紙幣収納庫とを有するものがある。このような現金自動取引装置には、取引に関する情報が印刷されたレシートを排出するレシート排出部が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−49571号公報
このような現金自動取引装置においては、レシート排出部を介した外部からの異物の侵入をより一層防止することが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、異物の侵入をより一層防止し得る媒体取引装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体取引装置においては、所定の処理が行われた媒体を排出する排出口と、互いに対向する第1ガイド及び第2ガイドにより形成され、ほぼ水平に沿って形成され媒体を搬送するローラが配された水平搬送路と、ローラよりも排出口側において水平搬送路に対し排出口へ向かって下向きに屈曲する排出搬送路とを有し、媒体を排出口に搬送する搬送路と、第1ガイドにおける排出搬送路に設けられ、排出口から挿入された異物の侵入を防止する第1異物侵入防止部と、第1ガイドに設けられ、排出口から第1異物侵入防止部までに亘って形成された平面形状の上側前部搬送面と、第2ガイドに設けられ、第1ガイドとの隙間が排出口側よりも側の方が狭くなり、排出口から挿入された異物を第1異物侵入防止部に誘導する誘導部と、第2ガイドにおける誘導部の後方に形成され、後方へ向かうに連れて第1ガイドの上側前部搬送面から徐々に離れる平面である下側前部搬送面とを設け、第1ガイドは、第2ガイドの上側に位置しており、誘導部の延長線が第1ガイドと交差する箇所の位置は、第1異物侵入防止部よりも排出口側であり、第1異物侵入防止部は、上下左右方向に延びる平面である後側停止面と、該後側停止面の上端部である停止部から前方に向かって前後左右方向に延びる上側停止面とを有し、後側停止面と、該後側停止面の下端部からローラに向かって延びる上側後部搬送面とが接触している箇所である後側突起部は、上側停止面の前端部から下方に延びる壁面と上側前部搬送面とが接触している箇所である前側突起部よりも下側に位置しており、第1ガイドの上側前部搬送面は、第2ガイドの下側前部搬送面よりも垂直に近い角度に傾斜しているようにした。
本発明では、挿入された異物の先端を異物侵入防止部に誘導することにより、該先端をより一層異物侵入防止部に当接させることができる。
本発明によれば、挿入された異物の先端を異物侵入防止部に誘導することにより、該先端を異物侵入防止部により一層当接させることができる。かくして本発明は、異物の侵入をより一層防止し得る媒体取引装置を実現できる。
現金自動取引装置の構成を示す斜視図である。 レシートプリンタの構成を示す右側面図である。 レシート発行動作を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるレシート排出部の構成(1)を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるレシート排出部の構成(2)を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるレシート排出部において異物が挿入された状態(1)を示す右側面図である。 第1の実施の形態によるレシート排出部において異物が挿入された状態(2)を示す右側面図である。 第2の実施の形態によるレシート排出部の構成を示す右側面図である。 第2の実施の形態によるレシート排出部において異物が挿入された状態(1)を示す右側面図である。 第2の実施の形態によるレシート排出部において異物が挿入された状態(2)を示す右側面図である。 他の実施の形態によるレシート排出部の構成(1)を示す右側面図である。 他の実施の形態によるレシート排出部の構成(2)を示す右側面図である。 他の実施の形態によるレシート排出部の構成(3)を示す右側面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に示すように、現金自動取引装置1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行う。筐体2は、前面がL字形状となっており、この部分に顧客応対部3が設けられている。
顧客応対部3は、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6及びレシート排出部7が設けられており、顧客との間で通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う。カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分である。操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。レシート排出部7は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを排出する部分である。レシート排出部7の奥側には、レシートに印字を行い搬送して該レシート排出部7から排出するレシートプリンタ10が設けられている。このレシート排出部7は、レシートが排出される開口である図4に示す排出開口部32が下向きに形成されており、レシートを下向きに排出する。
筐体2内には、現金自動取引装置1全体を統括制御する主制御部8や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機9等が設けられている。主制御部8は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部(図示せず)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。以下では、現金自動取引装置1のうち利用者が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、該前側に対峙した利用者から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
[1−2.レシートプリンタの構成]
図2に示すようにレシートプリンタ10は、主制御部8からデータを受け取りレシートに印字して該レシートを排出するプリンタであり、搬送路12、プラテンローラ14、サーマルヘッド16、カッタ18、搬送ローラ20及び22並びにモータ24及び26により構成されている。搬送路12は、互いに対向し上側に位置する上側ガイド28(図4)と下側に位置する下側ガイド30(図4)とにより構成されており、連続用紙と、該連続用紙が規定のサイズで裁断されたレシートとを搬送する。プラテンローラ14は、図3(A)に示す連続用紙CPに当接して回転することにより該連続用紙CPをレシート排出部7へ向けて搬送する。サーマルヘッド16は、連続用紙CPに取引内容の印字を行う。カッタ18は、連続用紙CPを規定のサイズで裁断することによりレシートRP(図3(C))を作成する。搬送ローラ20及び22はそれぞれ上下に対向するローラであり、排出開口部32よりも上方に配され、レシートRPに当接して回転することにより、該レシートRPをレシート排出部7へ向けて搬送する。モータ24は、回転駆動力を発生させることによりプラテンローラ14を回転させる。モータ26は、回転駆動力を発生させることにより搬送ローラ20及び22を回転させる。
かかる構成においてレシートを発行するレシート発行動作を行う際、図3(A)に示すようにレシートプリンタ10は主制御部8に基づき、モータ24の駆動軸を回転させることによりプラテンローラ14を回転させ、後方からレシート排出部7へ向かう排出方向へ連続用紙CPを搬送する。このときレシートプリンタ10は、サーマルヘッド16で連続用紙CPに印字をする。またレシートプリンタ10は、モータ24を回転させると同時にモータ26の駆動軸を回転させることにより、連続用紙CPを排出方向へ搬送する方向である排出回転方向へ搬送ローラ20及び22を回転させる。レシートプリンタ10は、図3(B)に示すように連続用紙CPを裁断した際にレシートRPが規定のサイズとなる位置まで該連続用紙CPを搬送し、所定の位置に該連続用紙CPが来たときモータ24及び26を止めることにより該連続用紙CPの搬送を停止させる。続いてレシートプリンタ10は図3(C)に示すように、カッタ18で連続用紙CPを裁断し、レシートRPを生成する。裁断後にレシートプリンタ10は、再びモータ26を回転させレシートRPをレシート排出部7まで搬送し顧客に受け渡す。
図4に示すように上側ガイド28及び下側ガイド30は、レシートRPの紙面と対向し後方から前方へ向かうに連れて下方へ向かう上側搬送面28S及び下側搬送面30Sをそれぞれ有しており、互いの搬送面の間にレシートRPの搬送路12を形成している。この搬送路12は、搬送ローラ22の後方から前方までほぼ水平方向に沿って延び、該搬送ローラ22が配された水平搬送路12Bと、該搬送ローラ22の前方において該水平搬送路12Bの前端で該水平搬送路12Bに対し屈曲し排出開口部32へ向かって前方斜め下向きに延びる排出搬送路12Fとを有している。
[1−3.レシート排出部の構成]
上側ガイド28には、下側ガイド30から離隔する上方向へ向かって凹設された空隙であり異物の侵入を防止する第1異物侵入防止部34が形成されている。第1異物侵入防止部34は、上下左右方向に延びる平面である後側停止面34SBと、該後側停止面34SBの上端部である停止部34Sから前方に向かって前後左右方向に延びる平面である上側停止面34SUとが形成されている。上側ガイド28には、排出開口部32から第1異物侵入防止部34までに亘って、平面形状の上側前部搬送面28SFが形成されている。また上側ガイド28には、搬送ローラ22の前方から第1異物侵入防止部34までに亘って、平面形状の上側後部搬送面28SBが形成されている。以下では後側停止面34SBと上側後部搬送面28SBとが接触している箇所を後側突起部34EBと呼び、上側停止面34SUの前端部から下方に延びる壁面と上側前部搬送面28SFとが接触している箇所を前側突起部34EFと呼ぶ。図4において一点鎖線で示すように後側突起部34EBは前側突起部34EFよりも下側に位置している。
この第1異物侵入防止部34は、図7に示すように、上側ガイド28の先端から第1異物侵入防止部34の停止部34Sまでの長さである第1異物侵入防止部深さL1が、例えばキャッシュカードの長辺方向の長さの2/3程度の長さに設定されている。キャッシュカードは、例えば、長辺方向の長さが85.60mm、短辺方向の長さが53.98mmとなっている。
下側ガイド30には、該下側ガイド30の先端部である下側搬送面先端部30Fから後方へ向かうに連れて上側ガイド28の上側前部搬送面28SFに徐々に近づくよう、該上側前部搬送面28SFに対し傾斜する平面である誘導部40が形成されている。また下側ガイド30における誘導部40の後端部である突出部42よりも後方には、後方へ向かうに連れて上側前部搬送面28SFから徐々に離れる平面である下側前部搬送面30SFが形成されている。ここで、誘導部40は、上側前部搬送面28SFに対し、該誘導部40の壁面に沿う延長線が上側前部搬送面28SFと交差する誘導方向交点P1が、第1異物侵入防止部34における前側突起部34EFよりも排出開口部32側に位置する程度の角度で形成されている。また、下側搬送面先端部30Fは、上側ガイド28の下側先端部である上側搬送面先端部28Fよりも後ろに位置することにより、ユーザが排出開口部32を視認し難くしている。
このため、図5に示すように、上側前部搬送面28SFと突出部42との隙間である後隙間部46の距離である隙間Ctnは、上側前部搬送面28SFと下側搬送面先端部30Fとの隙間である前隙間部44の距離である隙間Ctkよりも短くなり、前隙間部44から後隙間部46に向かって、上側搬送面28Sと下側搬送面30Sとの間隔が徐々に狭くなっている。
レシート排出部7は、隙間Ctkを、キャッシュカード等、厚さが規格で定められているカードの厚さ(例えば0.76mm)よりも薄く設定することにより、外部からキャッシュカード等が内部へ挿入されることを防止している。またレシート排出部7は、隙間Ctnを、レシートRPの厚さよりも僅かに厚く、レシートRPが通過可能な最小限の隙間に設定することにより、レシートRPを外部へ排出可能にしている。このようにレシート排出部7は、カードの誤挿入防止とレシートの搬送とを両立させている。
ここで、異物FSとして、キャッシュカードよりも薄い、例えば名刺が排出開口部32からユーザによって挿入されて無理矢理押し込まれた場合、図6に示すように、該異物FSは、誘導部40によって先端が上側ガイド28に近づくよう上向き方向に誘導され、先端が上側前部搬送面28SFに当接しつつ後方へ移動する。さらに異物FSが後方へ押し込まれると、該異物FSは屈曲し先端が上側前部搬送面28SFに常に当接しつつ摺動して後方へ移動し、図7に示すように先端が停止部34Sに当接することにより停止する。このとき、第1異物侵入防止部深さL1は、一般的な名刺の長辺方向の長さとほぼ同等のであるキャッシュカードの長辺方向の長さの2/3程度の長さに設定されているため、上側ガイド28の先端よりも前側へ露出する異物FSの長さである露出長さLE1は、名刺の長辺方向の長さの1/3程度の長さとなる。このためレシート排出部7は、異物FSが完全にはレシート排出部7の内部に入りきらないようにしユーザに紛失させないようにすると共に、先端が第1異物侵入防止部34で停止した異物FSの後端部をユーザが指で摘んで前方へ引っ張り、該レシート排出部7から取り除きやすくさせることができる。
[1−4.効果等]
以上の構成においてレシート排出部7は、上側ガイド28に第1異物侵入防止部34を設けると共に、下側ガイド30に、上側ガイド28との隙間が排出開口部32よりも奥側の方が狭くなり、該排出開口部32から挿入された異物FSを第1異物侵入防止部34に誘導する誘導部40を設けるようにした。これによりレシート排出部7は、異物FSの先端を上側前部搬送面28SFに当接させることができ、該異物FSの先端を確実に第1異物侵入防止部34に入らせるようにでき、現金自動取引装置1内部への異物FSの侵入を防止できる。
またレシート排出部7は、異物FSの後端が排出開口部32から露出した状態で該異物FSがそれ以上侵入しないようにしたため、異物FSを誤挿入したことをユーザに明確に認識させることができる共に、該異物FSをレシート排出部7から抜き取りやすくすることができる。
またレシート排出部7は、誘導部40の壁面の延長線が上側前部搬送面28SFと交差する誘導方向交点P1を、第1異物侵入防止部34よりも排出開口部32側に位置させるようにした。これによりレシート排出部7は、上側前部搬送面28SFに異物FSの先端を当接させることができ、確実に該異物FSの先端を第1異物侵入防止部34に誘導できる。
またレシート排出部7は、下側搬送面30Sの形状を従来のレシート排出部から変更するだけで良いため、シャック機構等を追加する必要がなく、簡素な構成とすることができると共に、従来よりもコストが大幅に上昇してしまうことを防止できる。
さらにレシート排出部7は、下側前部搬送面30SFと誘導部40とを互いに大きく角度を変えないようにし、可能な限り平面状に滑らかにつながるようにした。これによりレシート排出部7は、レシートが排出途中で曲がったり折れたりして詰まってしまうことを防止できる。
さらに、特開平7−302365号のように、搬送路の上下に突起部を配置することにより、異物の侵入を防止するレシート排出部がある。しかしながら、そのようなレシート排出部の場合、レシートが突起部で無理矢理に湾曲させられるためにレシートが折れたり傷んだり、カールしたレシートが突起部で詰まったりする可能性があった。これに対しレシート排出部7は、隙間Ctnを、レシートRPが通過可能な最小限の隙間に設定すると共に、下側前部搬送面30SFと誘導部40とを互いに大きく角度を変えないようにした。これによりレシート排出部7は、レシートが折れたり傷んだりすることを防止し、カールしたレシートであっても詰まったりすることを防止できる。
またレシート排出部7は、後側突起部34EBを前側突起部34EFよりも下側に位置させるようにした。このためレシート排出部7は、先端が上側前部搬送面28SFに当接しつつ下方から上方向かって移動する異物FSの先端を確実に上側停止面34SU又は後側停止面34SBに当接させ、停止部34Sに導くことができる。
また従来のレシート排出部においては、シャッタ機構を追加することにより異物の誤挿入を防止するものがあったが、その場合、シャッタ機構を追加するため、構成が複雑になってしまった。これに対しレシート排出部7は、上側ガイド28に第1異物侵入防止部34を設け、下側ガイド30に誘導部40を設けるだけであるため、別途シャッタ機構を追加することなく、構成が複雑化してしまわないようにできる。
また従来のレシート排出部においては、排出搬送路ではなく、水平搬送路における搬送ローラよりも排出開口部寄りに第1異物侵入防止部を設けるものがあったが、その場合、第1異物侵入防止部をさらに排出開口部寄りに形成することが困難であるため設計の自由度が低かった。これに対しレシート排出部7は、排出搬送路に第1異物侵入防止部を設けるようにした。このためレシート排出部7は、排出搬送路内の任意の箇所に第1異物侵入防止部を設けることができ、設計の自由度を高めることができる。
以上の構成によればレシート排出部7は、所定の処理が行われた媒体としてのレシートを排出する排出開口部32と、互いに対向する第1ガイドとしての上側ガイド28及び第2ガイドとしての下側ガイド30により形成され、レシートを排出開口部32に搬送する搬送路12と、上側ガイド28に設けられ、排出開口部32から挿入された異物FSの侵入を防止する第1異物侵入防止部34と、下側ガイド30に設けられ、上側ガイド28との隙間が排出開口部32側よりも奥側の方が狭くなり、排出開口部32から挿入された異物FSを第1異物侵入防止部に誘導する誘導部40とを設けるようにした。これによりレシート排出部7は、挿入された異物FSの先端を第1異物侵入防止部34に誘導することにより、該先端を第1異物侵入防止部34により一層当接させることができる。
[2.第2の実施の形態]
[2−1.現金自動取引装置及びレシート排出部の構成]
図1に示すように、第2の実施の形態による現金自動取引装置101は、第1の実施の形態による現金自動取引装置1と比べて、顧客応対部103のレシート排出部107が顧客応対部3のレシート排出部7と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。図4と対応する部材に同一符号を付した図8に示すように、第2の実施の形態によるレシート排出部107は、第1の実施の形態によるレシート排出部7と比べて、下側ガイド130が下側ガイド30と異なっているものの、それ以外は同様に構成されている。
下側ガイド130には、上側ガイド28から離隔する下方向へ向かって凹設された空隙であり異物の侵入を防止する第2異物侵入防止部50が、第1異物侵入防止部34よりも搬送ローラ22側である後方であり、且つ下側に形成されている。第2異物侵入防止部50は、前後左右方向に延びる平面である下側停止面50SDと、該下側停止面50SDの後端部である停止部50Sから前方に向かうに連れて上方へ傾いて延びる平面である後側停止面50SBとが形成されている。下側ガイド130には、突出部42から第2異物侵入防止部50までに亘って、平面形状の下側前部搬送面130SFが形成されている。また下側ガイド130には、搬送ローラ22の前方から第2異物侵入防止部50までに亘って、平面形状の下側後部搬送面130SBが形成されている。以下では後側停止面50SBと下側後部搬送面130SBとが接触している箇所を後側突起部50EBと呼び、下側停止面50SDと下側前部搬送面130SFとが接触している箇所を前側突起部50EFと呼ぶ。図8において一点鎖線で示すように第2異物侵入防止部50の後側突起部50EBは第1異物侵入防止部34の後側突起部34EBよりも上側に位置している。
この第2異物侵入防止部50は、図10に示すように、下側ガイド130の先端から第2異物侵入防止部50の停止部50Sまでの長さである第2異物侵入防止部深さL2が、例えばキャッシュカードの長辺方向の長さの3/4程度の長さに設定されている。
ここで、異物FSとして、後方端部が下方向に向かうように湾曲している名刺が排出開口部32からユーザによって挿入されて無理矢理押し込まれた場合、該異物FSは、誘導部40によって先端が上側ガイド28に近づくよう上向き方向に誘導され、先端が上側前部搬送面28SFに当接しつつ後方へ移動するものの、図9に示すように、先端が停止部34Sに当接せず後側突起部34EBを越えてさらに後方へ移動してしまう場合がある。さらに異物FSが後方へ押し込まれると、該異物FSは屈曲し先端が下側停止面50SDに当接しつつ摺動して後方へ移動し、図10に示すように先端が停止部50Sに当接することにより停止する。このとき、第2異物侵入防止部深さL2は、一般的な名刺の長辺方向の長さとほぼ同等のであるキャッシュカードの長辺方向の長さの3/4程度の長さに設定されているため、下側ガイド130の先端よりも前側へ露出する異物FSの長さである露出長さLE2は、名刺の長辺方向の長さの1/4程度の長さとなる。このためレシート排出部107は、異物FSが完全にはレシート排出部107の内部に入りきらないようにしユーザに紛失させないようにすると共に、先端が第2異物侵入防止部50で停止した異物FSの後端部をユーザが指で摘んで前方へ引っ張り、該レシート排出部107から取り除きやすくさせることができる。
このようにレシート排出部107は、下側ガイド130における上側ガイド28よりも奥側に、第2異物侵入防止部50を設けるようにした。これによりレシート排出部107は、第1異物侵入防止部34を越えた異物FSの先端を第2異物侵入防止部50へ入らせるようにでき、湾曲した異物FSであっても現金自動取引装置101内部への侵入を防止できる。
またレシート排出部107は、後側突起部34EBを後側突起部50EBよりも下側に位置させるようにした。このためレシート排出部107は、後側突起部34EBを越えて後方へ侵入した異物FSの先端を確実に後側停止面50SBに当接させ、停止部50Sに導くことができる。
その他第2の実施の形態によるレシート排出部107は、第1の実施の形態によるレシート排出部7とほぼ同様の作用効果を奏する。
[3.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、誘導部40を平面とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、図11に示すレシート排出部207における下側ガイド230の誘導部240のように階段形状としても良く、図12に示すレシート排出部307における下側ガイド330の誘導部340のように後方に向かうに連れて上側前部搬送面28SFに近づく湾曲面形状としても良く、または前後方向に間隔を空けて左右方向に延び後方へ向かうに連れて上側前部搬送面28SFとの間隔が狭くなるような複数本のリブを形成しても良い。要は、上側前部搬送面28SFとの間隔が排出開口部32よりも奥側の方が狭くなる誘導部を形成すれば良い。
また上述した第1の実施の形態においては、上側ガイド28に第1異物侵入防止部34を、下側ガイド30に誘導部40をそれぞれ形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、図13に示すレシート排出部407のように、上側ガイド428に誘導部440を、下側ガイド430に第1異物侵入防止部434をそれぞれ形成しても良い。第2の実施の形態においても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては前方斜め下向きに延びる排出搬送路12Fに第1異物侵入防止部34を、第2の実施の形態においては前方斜め下向きに延びる排出搬送路12Fに第1異物侵入防止部34及び第2異物侵入防止部50を形成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、水平方向に沿って延びる排出搬送路に第1異物侵入防止部及び第2異物侵入防止部を形成しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、誘導方向交点P1が前側突起部34EFよりも排出開口部32側に位置する程度の角度で上側前部搬送面28SFに対し誘導部40を設ける場合について述べた。本発明はこれに限らず、少なくとも誘導方向交点P1が後側突起部34EBよりも排出開口部32側に位置する程度の角度で上側前部搬送面28SFに対し誘導部40を設ければ、異物FSを第1異物侵入防止部34に引っ掛けやすくすることができる。
さらに上述した実施の形態においては、異物FSとしての名刺の誤挿入を防止する場合について述べた。本発明はこれに限らず、キャッシュカードやポイントカード等、他の種々の異物の誤挿入を防止するようにしても良い。その場合、隙間Ctnを、特に誤挿入を防止したい異物に対応した距離に設定すれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、第1異物侵入防止部深さL1をキャッシュカードの長辺方向の長さの2/3程度の長さに、第2異物侵入防止部深さL2をキャッシュカードの長辺方向の長さの3/4程度の長さに設定する場合について述べた。本発明はこれに限らず、第1異物侵入防止部深さL1及び第2異物侵入防止部深さL2は任意の値に設定して良い。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、現金を取引する現金自動取引装置1及び101において本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば債権、証書、商品券、金券や入場券等のような薄い紙状の媒体を鑑別する種々の装置に適用しても良い。また、例えば紙幣を入出する紙幣入出金機や紙幣を所定枚数毎に施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成された現金処理装置に本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、排出口としての排出開口部32と、搬送路としての搬送路12と、第1異物侵入防止部としての第1異物侵入防止部34と、誘導部としての誘導部40とによって、媒体取引装置としての現金自動取引装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる排出口と、搬送路と、第1異物侵入防止部と、誘導部とによって、媒体取引装置を構成しても良い。
本発明は、媒体を排出する種々の装置でも利用できる。
1、101……現金自動取引装置、2……筐体、3、103……顧客応対部、4……カード入出口、5……入出金口、6……操作表示部、7、107、207、307、407……レシート排出部、8……主制御部、9……紙幣入出金機、10……レシートプリンタ、12……搬送路、12B……水平搬送路、12F……排出搬送路、14……プラテンローラ、16……サーマルヘッド、18……カッタ、20、22……搬送ローラ、24……モータ、26……モータ、28、428……上側ガイド、28S……上側搬送面、28SF……上側前部搬送面、28SB……上側後部搬送面、28F……上側搬送面先端部、30、130、430……下側ガイド、30S……下側搬送面、30SF、130SF……下側前部搬送面、130SB……下側後部搬送面、30F……下側搬送面先端部、32……排出開口部、34、434……第1異物侵入防止部、34SB……後側停止面、34SU……上側停止面、34S……停止部、34EF……前側突起部、34EB……後側突起部、40、240、340、440……誘導部、42……突出部、44……前隙間部、46……後隙間部、50……第2異物侵入防止部、50SB……後側停止面、50SD……下側停止面、50S……停止部、50EF……前側突起部、50EB……後側突起部、CP……連続用紙、RP……レシート、FS……異物、LE1、LE2……露出長さ、P1……誘導方向交点、L1……第1異物侵入防止部深さ、L2……第2異物侵入防止部深さ、Ctk……隙間、Ctn……隙間。

Claims (10)

  1. 所定の処理が行われた媒体を排出する排出口と、
    互いに対向する第1ガイド及び第2ガイドにより形成され、ほぼ水平に沿って形成され前記媒体を搬送するローラが配された水平搬送路と、前記ローラよりも前記排出口側において前記水平搬送路に対し前記排出口へ向かって下向きに屈曲する排出搬送路とを有し、前記媒体を前記排出口に搬送する搬送路と、
    前記第1ガイドにおける前記排出搬送路に設けられ、前記排出口から挿入された異物の侵入を防止する第1異物侵入防止部と、
    前記第1ガイドに設けられ、前記排出口から前記第1異物侵入防止部までに亘って形成された平面形状の上側前部搬送面と、
    前記第2ガイドに設けられ、前記第1ガイドとの隙間が前記排出口側よりも側の方が狭くなり、前記排出口から挿入された前記異物を前記第1異物侵入防止部に誘導する誘導部と
    前記第2ガイドにおける前記誘導部の後方に形成され、後方へ向かうに連れて前記第1ガイドの前記上側前部搬送面から徐々に離れる平面である下側前部搬送面と
    を有し、
    前記第1ガイドは、前記第2ガイドの上側に位置しており、
    前記誘導部の延長線が前記第1ガイドと交差する箇所の位置は、前記第1異物侵入防止部よりも前記排出口側であり、
    前記第1異物侵入防止部は、上下左右方向に延びる平面である後側停止面と、該後側停止面の上端部である停止部から前方に向かって前後左右方向に延びる上側停止面とを有し、前記後側停止面と、該後側停止面の下端部から前記ローラに向かって延びる上側後部搬送面とが接触している箇所である後側突起部は、前記上側停止面の前端部から下方に延びる壁面と前記上側前部搬送面とが接触している箇所である前側突起部よりも下側に位置しており、
    前記第1ガイドの前記上側前部搬送面は、前記第2ガイドの前記下側前部搬送面よりも垂直に近い角度に傾斜している
    媒体取引装置。
  2. 前記隙間は、前記排出口側から側に向かうに連れて徐々に狭くなる
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  3. 前記誘導部は、前記排出口側から側に向かうに連れて前記第1ガイドに近づくよう傾斜している
    請求項2に記載の媒体取引装置。
  4. 前記第1異物侵入防止部は、前記異物の先端が当接した際に、該異物の側の端部が前記排出口よりも側に位置するよう配される
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  5. 前記誘導部は、平面である
    請求項3に記載の媒体取引装置。
  6. 前記第2ガイドにおいて前記第1異物侵入防止部よりも側に設けられ、先端が前記第1異物侵入防止部よりも側へ挿入された前記異物の侵入を防止する第2異物侵入防止部
    をさらに有する請求項1に記載の媒体取引装置。
  7. 前記排出口は下向きであり、
    前記第2異物侵入防止部における側の最上部は、前記第1異物侵入防止部における側の最下部よりも上側に位置している
    請求項6に記載の媒体取引装置。
  8. 前記隙間のうち最も狭くなる箇所は、前記媒体の厚みより僅かに厚く形成されている
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  9. 前記媒体は、取引内容が印字されたレシートである
    請求項1に記載の媒体取引装置。
  10. 所定の処理が行われた媒体を排出する排出口と、
    互いに対向する第1ガイド及び第2ガイドにより形成され、前記媒体を前記排出口に搬送する搬送路と、
    前記第1ガイドに設けられ、前記排出口から挿入された異物の侵入を防止する第1異物侵入防止部と、
    前記第2ガイドに設けられ、前記第1ガイドとの隙間が前記排出口側よりも奥側の方が狭くなり、前記排出口から挿入された前記異物を前記第1異物侵入防止部に誘導する誘導部と、
    前記第2ガイドにおいて前記第1異物侵入防止部よりも奥側に設けられ、先端が前記第1異物侵入防止部よりも奥側へ挿入された前記異物の侵入を防止する第2異物侵入防止部と
    を有する媒体取引装置。
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