JPH07302365A - 媒体挿入排出機構及び該機構を備えた取引装置 - Google Patents
媒体挿入排出機構及び該機構を備えた取引装置Info
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- JPH07302365A JPH07302365A JP6094179A JP9417994A JPH07302365A JP H07302365 A JPH07302365 A JP H07302365A JP 6094179 A JP6094179 A JP 6094179A JP 9417994 A JP9417994 A JP 9417994A JP H07302365 A JPH07302365 A JP H07302365A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は挿入口と排出口とを有する媒体挿入排
出機構に関するものであり、正確な媒体挿入、媒体排出
が行える媒体挿入排出機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 第1の媒体1を少なくとも挿入する第1媒体
挿入口3と、第1の媒体1よりも剛性の低い第2の媒体
2を少なくとも排出する第2媒体排出口4と、第2媒体
排出口4に少なくとも1つ設けられ、第1の媒体1の進
入を遮断する遮断手段としての突起部5Aと、該突起部
5Aが設けられている面と対向する面に少なくとも1つ
設けられ、第2の媒体2を媒体幅方向に湾曲させる湾曲
手段としての対向突起部5Bとを有する。
出機構に関するものであり、正確な媒体挿入、媒体排出
が行える媒体挿入排出機構を提供することを目的とす
る。 【構成】 第1の媒体1を少なくとも挿入する第1媒体
挿入口3と、第1の媒体1よりも剛性の低い第2の媒体
2を少なくとも排出する第2媒体排出口4と、第2媒体
排出口4に少なくとも1つ設けられ、第1の媒体1の進
入を遮断する遮断手段としての突起部5Aと、該突起部
5Aが設けられている面と対向する面に少なくとも1つ
設けられ、第2の媒体2を媒体幅方向に湾曲させる湾曲
手段としての対向突起部5Bとを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は挿入口と排出口とを有す
る媒体挿入排出機構に関するものであり、特には金融機
関等に設置されて入金、出金取引等を行う取引装置のカ
ード挿入レシート・カード排出機構に関する。利用者が
挿入したカードから利用者の口座情報を読取り、所定の
取引を行う取引装置では、行った取引の内容、取引後の
残高等をレシートに印字して、カードとともに排出して
いる。
る媒体挿入排出機構に関するものであり、特には金融機
関等に設置されて入金、出金取引等を行う取引装置のカ
ード挿入レシート・カード排出機構に関する。利用者が
挿入したカードから利用者の口座情報を読取り、所定の
取引を行う取引装置では、行った取引の内容、取引後の
残高等をレシートに印字して、カードとともに排出して
いる。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の媒体挿入排出機構を搭載し
た取引装置のレシート・カード処理部を表す図である。
上図はレシート・カード処理部の内部構成図を表し、下
図はカード挿入レシート・カード排出機構の正面図を表
す。11はカードであり、利用者の口座情報が記録され
ている。12はレシートであり、取引の内容、取引の残
高等を印字されて排出される。13はカード挿入排出口
であり、カード11が挿入、或いは排出される。14は
レシート排出口であり、レシート12が排出される。
た取引装置のレシート・カード処理部を表す図である。
上図はレシート・カード処理部の内部構成図を表し、下
図はカード挿入レシート・カード排出機構の正面図を表
す。11はカードであり、利用者の口座情報が記録され
ている。12はレシートであり、取引の内容、取引の残
高等を印字されて排出される。13はカード挿入排出口
であり、カード11が挿入、或いは排出される。14は
レシート排出口であり、レシート12が排出される。
【0003】16はカード読取部であり、挿入されたカ
ード11に記録されている情報の読み取り、書き込みを
行う。12Aはロール紙であり、レシート用紙として用
いられる。レシート用紙にロール紙が用いられるのは、
コスト面から見て安価なこと、及び小スペースで多容量
の用紙を収容できること等の利点を鑑みてのものであ
る。
ード11に記録されている情報の読み取り、書き込みを
行う。12Aはロール紙であり、レシート用紙として用
いられる。レシート用紙にロール紙が用いられるのは、
コスト面から見て安価なこと、及び小スペースで多容量
の用紙を収容できること等の利点を鑑みてのものであ
る。
【0004】17はプリンタ部であり、ロール紙12A
に取引内容、取引後の残高等を印字する。プリンタ部1
7により印字されたロール紙12Aは、図示しないカッ
ターにより切断され、レシート12としてレシート排出
口14より排出される。18はカード挿入レシート・カ
ード排出口であり、カード挿入排出口13とレシート排
出口14が合流する口である。
に取引内容、取引後の残高等を印字する。プリンタ部1
7により印字されたロール紙12Aは、図示しないカッ
ターにより切断され、レシート12としてレシート排出
口14より排出される。18はカード挿入レシート・カ
ード排出口であり、カード挿入排出口13とレシート排
出口14が合流する口である。
【0005】カード挿入レシート・カード排出口18よ
りカード11が挿入されると、カード11はそのままカ
ード挿入排出口13へと挿入され、カード読取部16に
より、カード11に記録されている情報が読み取られ
る。読み取られた情報に基づいて、図示しない制御部に
より取引が実行されると、プリンタ部17がロール紙1
2Aに取引内容を印字する。
りカード11が挿入されると、カード11はそのままカ
ード挿入排出口13へと挿入され、カード読取部16に
より、カード11に記録されている情報が読み取られ
る。読み取られた情報に基づいて、図示しない制御部に
より取引が実行されると、プリンタ部17がロール紙1
2Aに取引内容を印字する。
【0006】印字されたロール紙12Aは図示せぬカッ
タにより切断されレシート12となり、レシート排出口
14を通ってカード挿入レシート・カード排出口18か
ら排出される。一方、情報の読み取りが終了したカード
11はカード挿入排出口13を通ってカード挿入レシー
ト・カード排出口18から排出される。
タにより切断されレシート12となり、レシート排出口
14を通ってカード挿入レシート・カード排出口18か
ら排出される。一方、情報の読み取りが終了したカード
11はカード挿入排出口13を通ってカード挿入レシー
ト・カード排出口18から排出される。
【0007】つまり、利用者は該カード挿入レシート・
カード排出口18にカード11を挿入するとともに、カ
ード挿入レシート・カード排出口18から排出されたカ
ード11及びレシート12を受け取るわけである。同じ
場所からカード11とレシート12を排出させるのは、
カード11とレシート12を重ねてカード挿入レシート
・カード排出口18に排出することが出来るため、別々
の場所に手を延ばす必要がなく、カード11とレシート
12を同時に受け取ることができるため、カード11或
いはレシート12の取り忘れを防止することができる等
の利点を鑑みてのことである。
カード排出口18にカード11を挿入するとともに、カ
ード挿入レシート・カード排出口18から排出されたカ
ード11及びレシート12を受け取るわけである。同じ
場所からカード11とレシート12を排出させるのは、
カード11とレシート12を重ねてカード挿入レシート
・カード排出口18に排出することが出来るため、別々
の場所に手を延ばす必要がなく、カード11とレシート
12を同時に受け取ることができるため、カード11或
いはレシート12の取り忘れを防止することができる等
の利点を鑑みてのことである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、カード挿入排出口13、レシート排出口14は近接
しており、しかも利用者からは、カード挿入レシート・
カード排出口18しか見えない為、利用者がカード11
を挿入する際に、カード11を水平に挿入せず、先端を
上方に向けて挿入すると、レシート排出口14にカード
が挿入されてしまっていた。
は、カード挿入排出口13、レシート排出口14は近接
しており、しかも利用者からは、カード挿入レシート・
カード排出口18しか見えない為、利用者がカード11
を挿入する際に、カード11を水平に挿入せず、先端を
上方に向けて挿入すると、レシート排出口14にカード
が挿入されてしまっていた。
【0009】レシート排出口14にカード11が挿入さ
れると、カード挿入排出口13にカード11が挿入され
ず、取引装置は取引処理を実行しないため、利用客に多
大な迷惑をかけるとともに、装置の故障と誤解した利用
客からの呼出しによって時間を浪費してしまうという問
題点があった。更に、強引にカード11をレシート排出
口14に挿入して抜けなくなってしまうと、取引装置が
停止してしまうという問題点もあった。
れると、カード挿入排出口13にカード11が挿入され
ず、取引装置は取引処理を実行しないため、利用客に多
大な迷惑をかけるとともに、装置の故障と誤解した利用
客からの呼出しによって時間を浪費してしまうという問
題点があった。更に、強引にカード11をレシート排出
口14に挿入して抜けなくなってしまうと、取引装置が
停止してしまうという問題点もあった。
【0010】この問題を解決するために、一般的にはカ
ード11の媒体厚がレシート12の媒体厚よりも厚いこ
とから、レシート排出口14の媒体厚方向間隔をカード
11の媒体厚よりも小さくして、カード11の進入を防
止する方法が考えられている。しかし、カード11の厚
さは0.6mm程度であり、レシート排出口14の間隔
をこれ以下に設定しようとすると、レシート排出口14
の部分は通常はプラスチック等の合成樹脂にて成形され
ており、冷却等の加工過程における熱変化による変形等
の製造上の問題により,カード11の厚さより小さい厚
さのレシート排出口14を精度良く製造するためには時
間、コストがかかる。
ード11の媒体厚がレシート12の媒体厚よりも厚いこ
とから、レシート排出口14の媒体厚方向間隔をカード
11の媒体厚よりも小さくして、カード11の進入を防
止する方法が考えられている。しかし、カード11の厚
さは0.6mm程度であり、レシート排出口14の間隔
をこれ以下に設定しようとすると、レシート排出口14
の部分は通常はプラスチック等の合成樹脂にて成形され
ており、冷却等の加工過程における熱変化による変形等
の製造上の問題により,カード11の厚さより小さい厚
さのレシート排出口14を精度良く製造するためには時
間、コストがかかる。
【0011】又、レシート用紙としてロール紙12Aを
使用しているため、レシート排出口14より排出された
レシート11がカールして、利用者がレシート12を取
りにくくなるという問題点もあった。本発明の目的は、
媒体の誤挿入を防止して、正確な媒体挿入を行える媒体
挿入排出機構を実現するとともに、媒体のカールによる
取り出し時の煩わしさの無い媒体排出が行える媒体挿入
排出機構を提供して、安定した取引処理を実現すること
にある。
使用しているため、レシート排出口14より排出された
レシート11がカールして、利用者がレシート12を取
りにくくなるという問題点もあった。本発明の目的は、
媒体の誤挿入を防止して、正確な媒体挿入を行える媒体
挿入排出機構を実現するとともに、媒体のカールによる
取り出し時の煩わしさの無い媒体排出が行える媒体挿入
排出機構を提供して、安定した取引処理を実現すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を表す図である。左図は側断面図を表し、右図は正面断
面図を表す。1は第1の媒体である。2は第2の媒体で
あり、第1の媒体よりも剛性が低い。3は第1媒体挿入
口であり、第1の媒体1を少なくとも挿入する。4は第
2媒体排出口であり、第2の媒体2を少なくとも排出す
る。5Aは突起部であり、第2媒体排出口4内の上面に
設けられている。5Bは対向突起部であり、突起部5A
が設けられている面と対向する面に設置されている。
尚、突起部5Aの先端と対向突起部5Bの先端との媒体
厚方向間隔は、第1の媒体1及び第2の媒体2の媒体厚
よりも小さい。
を表す図である。左図は側断面図を表し、右図は正面断
面図を表す。1は第1の媒体である。2は第2の媒体で
あり、第1の媒体よりも剛性が低い。3は第1媒体挿入
口であり、第1の媒体1を少なくとも挿入する。4は第
2媒体排出口であり、第2の媒体2を少なくとも排出す
る。5Aは突起部であり、第2媒体排出口4内の上面に
設けられている。5Bは対向突起部であり、突起部5A
が設けられている面と対向する面に設置されている。
尚、突起部5Aの先端と対向突起部5Bの先端との媒体
厚方向間隔は、第1の媒体1及び第2の媒体2の媒体厚
よりも小さい。
【0013】
【作用】第1の媒体1が第2媒体排出口4に誤って挿入
されると、第1の媒体1は第2媒体排出口4に設けられ
ている突起部5A、及び対向突起部5Bに突き当たる。
突起部5Aの先端と対向突起部5Bの先端との媒体厚方
向間隔は第1の媒体1の媒体厚よりも小さい為、第1の
媒体1はそれよりも先に進入することができない。
されると、第1の媒体1は第2媒体排出口4に設けられ
ている突起部5A、及び対向突起部5Bに突き当たる。
突起部5Aの先端と対向突起部5Bの先端との媒体厚方
向間隔は第1の媒体1の媒体厚よりも小さい為、第1の
媒体1はそれよりも先に進入することができない。
【0014】従って、第1の媒体1の第2媒体排出口4
への誤挿入を防止することができる。又、第2の媒体2
が第2媒体排出口4を通過する際には、第2の媒体2は
第2媒体排出口4に設けられている突起部5A、及び対
向突起部5Bに突き当たる。この時、突起部5Aの先端
と対向突起部5Bの先端との媒体厚方向間隔は第2の媒
体2の媒体厚よりも小さいが、第2の媒体は第1の媒体
よりも剛性が低い為、突起部5Aと対向突起部5Bによ
り媒体幅方向に湾曲されて第2媒体排出口4を通過す
る。
への誤挿入を防止することができる。又、第2の媒体2
が第2媒体排出口4を通過する際には、第2の媒体2は
第2媒体排出口4に設けられている突起部5A、及び対
向突起部5Bに突き当たる。この時、突起部5Aの先端
と対向突起部5Bの先端との媒体厚方向間隔は第2の媒
体2の媒体厚よりも小さいが、第2の媒体は第1の媒体
よりも剛性が低い為、突起部5Aと対向突起部5Bによ
り媒体幅方向に湾曲されて第2媒体排出口4を通過す
る。
【0015】先端から後端に渡って媒体幅方向に湾曲さ
れた第2の媒体は、搬送方向に対しての剛性が強めら
れ、カール癖が矯正されて第2媒体排出口4より排出さ
れる。
れた第2の媒体は、搬送方向に対しての剛性が強めら
れ、カール癖が矯正されて第2媒体排出口4より排出さ
れる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。なお、図
7と対応する部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図2は、本発明の実施例であるカード挿入レシート
・カード排出機構を搭載した取引装置の外観図である。
7と対応する部分には同一符号を付して説明を省略す
る。図2は、本発明の実施例であるカード挿入レシート
・カード排出機構を搭載した取引装置の外観図である。
【0017】20は通帳挿入排出口であり、通帳が挿
入、排出される。21は紙幣投入排出口であり、入金の
為の紙幣の投入口であり、又出金の為の紙幣の排出口で
ある。22は顧客操作部であり、表示される案内に基づ
いて顧客が取引の選択、暗証番号、金額等を入力する部
分である。図3は、本実施例における取引装置の構成図
である。31は制御部であり、取引装置全体を制御す
る。32はレシート・カード処理部であり、顧客の挿入
したカードに記憶されている口座番号等の取引情報を読
み取り、取引装置が行った取引の内容をレシート12に
印字して発行する。本実施例のカード挿入レシート・カ
ード排出機構はこのレシート・カード処理部32に設置
されている。
入、排出される。21は紙幣投入排出口であり、入金の
為の紙幣の投入口であり、又出金の為の紙幣の排出口で
ある。22は顧客操作部であり、表示される案内に基づ
いて顧客が取引の選択、暗証番号、金額等を入力する部
分である。図3は、本実施例における取引装置の構成図
である。31は制御部であり、取引装置全体を制御す
る。32はレシート・カード処理部であり、顧客の挿入
したカードに記憶されている口座番号等の取引情報を読
み取り、取引装置が行った取引の内容をレシート12に
印字して発行する。本実施例のカード挿入レシート・カ
ード排出機構はこのレシート・カード処理部32に設置
されている。
【0018】33は通帳処理部であり、顧客の挿入した
通帳に取引内容を印字する。34は紙幣供給・格納部で
あり、制御部31の命令に応じて、出金のための紙幣の
供給、及び入金された紙幣の格納を行う。35は障害管
理部であり、各部の障害情報を管理して表示する。カー
ド挿入レシート・カード排出口18よりカード11が挿
入され、顧客操作部22より暗証番号及び取引種目が入
力されると、制御部31はセンタと交信して顧客の正当
性、指定された取引が可能かどうかを判断して、取引処
理を実行する。
通帳に取引内容を印字する。34は紙幣供給・格納部で
あり、制御部31の命令に応じて、出金のための紙幣の
供給、及び入金された紙幣の格納を行う。35は障害管
理部であり、各部の障害情報を管理して表示する。カー
ド挿入レシート・カード排出口18よりカード11が挿
入され、顧客操作部22より暗証番号及び取引種目が入
力されると、制御部31はセンタと交信して顧客の正当
性、指定された取引が可能かどうかを判断して、取引処
理を実行する。
【0019】指定された取引種目が出金である場合に
は、制御部31は所定の金額分の紙幣を紙幣供給・格納
部34より紙幣投入・排出口21へと供給する。又、指
定された取引種目が入金である場合には、制御部31は
紙幣投入・排出口21から挿入された紙幣を紙幣供給・
格納部34へと格納する。制御部31は取引処理を終え
ると、レシート・カード処理部32にて、取引内容を印
字したレシート12を発行し、カード11とともにカー
ド挿入レシート・カード排出口18に排出する。尚、カ
ード11だけでなく通帳が通帳挿入・排出口20より挿
入された場合には、制御部31は通帳処理部33にて通
帳に取引内容を印字して、通帳挿入・排出口20に返却
する。
は、制御部31は所定の金額分の紙幣を紙幣供給・格納
部34より紙幣投入・排出口21へと供給する。又、指
定された取引種目が入金である場合には、制御部31は
紙幣投入・排出口21から挿入された紙幣を紙幣供給・
格納部34へと格納する。制御部31は取引処理を終え
ると、レシート・カード処理部32にて、取引内容を印
字したレシート12を発行し、カード11とともにカー
ド挿入レシート・カード排出口18に排出する。尚、カ
ード11だけでなく通帳が通帳挿入・排出口20より挿
入された場合には、制御部31は通帳処理部33にて通
帳に取引内容を印字して、通帳挿入・排出口20に返却
する。
【0020】尚、装置内には複数のローラ(図示せず)
が設けられており,該ローラによってカード11及びレ
シート12は搬送される。又、取引装置では顧客用のレ
シートの他に、行員が装置の行った取引内容を確認する
為のジャーナルを発行して装置内で保管しているが、図
示及び詳細な説明は省略する。
が設けられており,該ローラによってカード11及びレ
シート12は搬送される。又、取引装置では顧客用のレ
シートの他に、行員が装置の行った取引内容を確認する
為のジャーナルを発行して装置内で保管しているが、図
示及び詳細な説明は省略する。
【0021】図4は、本実施例であるカード挿入レシー
ト・カード排出機構の外観図である。尚、該カード挿入
レシート・カード排出機構を搭載するレシート・カード
処理部32の構造は図7と同一であり、説明を省略す
る。左図は側面図を表し、右上図は上面図を表し、右中
図は正面図を表し、右下図は後面図を表す。図5は本実
施例であるカード挿入レシート・カード排出機構の側断
面図及びレシート排出口14の正面断面図である。15
はリブであり、レシート排出口14の上面及び下面に設
けられた突起部である。
ト・カード排出機構の外観図である。尚、該カード挿入
レシート・カード排出機構を搭載するレシート・カード
処理部32の構造は図7と同一であり、説明を省略す
る。左図は側面図を表し、右上図は上面図を表し、右中
図は正面図を表し、右下図は後面図を表す。図5は本実
施例であるカード挿入レシート・カード排出機構の側断
面図及びレシート排出口14の正面断面図である。15
はリブであり、レシート排出口14の上面及び下面に設
けられた突起部である。
【0022】本実施例においては、図1における突起部
5Aは、レシート排出口14の上面に設けられたリブ1
5に相当し、対向突起部5Bは、レシート排出口14の
下面に設けられたリブ15に相当する。図6は本実施例
の寸法定義を表す図である。t1はレシート排出口14
の厚さを表し、Xはカード11の媒体厚を表し、Yはレ
シート12の媒体厚を表し、t2はレシート排出口14
の上面に設けられたリブ15と下面に設けられたリブ1
5との媒体厚方向間隔を表す。
5Aは、レシート排出口14の上面に設けられたリブ1
5に相当し、対向突起部5Bは、レシート排出口14の
下面に設けられたリブ15に相当する。図6は本実施例
の寸法定義を表す図である。t1はレシート排出口14
の厚さを表し、Xはカード11の媒体厚を表し、Yはレ
シート12の媒体厚を表し、t2はレシート排出口14
の上面に設けられたリブ15と下面に設けられたリブ1
5との媒体厚方向間隔を表す。
【0023】一般には、カード11はプラスチック等の
材料で成形されており、その媒体厚Xは0.6mm程で
ある。又、レシート12に用いられるのは薄紙であり、
その媒体厚Yは0.1mm程である。カード11のレシ
ート排出口14への進入を防止して、且つレシート12
を媒体幅方向に湾曲させるためには、レシート排出口1
4の上面に設けられたリブ15の先端と下面に設けられ
たリブ15の先端との媒体厚方向間隔t2はカード11
の媒体厚X及びレシート12の媒体厚Yよりも小さくな
くてはならない。
材料で成形されており、その媒体厚Xは0.6mm程で
ある。又、レシート12に用いられるのは薄紙であり、
その媒体厚Yは0.1mm程である。カード11のレシ
ート排出口14への進入を防止して、且つレシート12
を媒体幅方向に湾曲させるためには、レシート排出口1
4の上面に設けられたリブ15の先端と下面に設けられ
たリブ15の先端との媒体厚方向間隔t2はカード11
の媒体厚X及びレシート12の媒体厚Yよりも小さくな
くてはならない。
【0024】つまり、上面のリブ15と下面のリブ15
との媒体厚方向間隔t2は0.1mm未満でなくてはな
らない。リブ15の媒体厚方向間隔t2が上記の寸法条
件を満たしていれば、レシート排出口14の厚さをカー
ド11やレシート12に合わせて厳しく規定する必要も
なく、加工が容易となる。
との媒体厚方向間隔t2は0.1mm未満でなくてはな
らない。リブ15の媒体厚方向間隔t2が上記の寸法条
件を満たしていれば、レシート排出口14の厚さをカー
ド11やレシート12に合わせて厳しく規定する必要も
なく、加工が容易となる。
【0025】本実施例では更にリブ15の媒体厚方向間
隔を小さくし、該媒体厚方向間隔がマイナスとなるよう
にしている。これは、後述するレシート12の湾曲の度
合いを高めるためのものである。又、本実施例ではカー
ド挿入排出口13とレシート排出口14との間に切り込
み15Cを入れている。これは、上向きに挿入されたカ
ード11をカード挿入排出口13へとガイドするための
ものである。
隔を小さくし、該媒体厚方向間隔がマイナスとなるよう
にしている。これは、後述するレシート12の湾曲の度
合いを高めるためのものである。又、本実施例ではカー
ド挿入排出口13とレシート排出口14との間に切り込
み15Cを入れている。これは、上向きに挿入されたカ
ード11をカード挿入排出口13へとガイドするための
ものである。
【0026】更には本実施例では図5に示すように、レ
シート排出口14の上面は下面に対して突き出ており、
上面のリブ15の先端はテーパ状になっており、上面の
リブ15に突き当たったカード11を切り込み15Cへ
とガイドできるようになっている。図7、及び図4、図
5を用いて本実施例を説明する。
シート排出口14の上面は下面に対して突き出ており、
上面のリブ15の先端はテーパ状になっており、上面の
リブ15に突き当たったカード11を切り込み15Cへ
とガイドできるようになっている。図7、及び図4、図
5を用いて本実施例を説明する。
【0027】顧客がカード挿入レシート・カード排出口
18からカード11を挿入すると、該カード11は挿入
角度が水平ならばカード挿入排出口13へと挿入され
て、カード読取部16にてカード11に記録されている
情報の読取が行われるが、挿入の際の角度が上向きであ
ると、カード11はカード挿入排出口13ではなくレシ
ート排出口14へと挿入される。
18からカード11を挿入すると、該カード11は挿入
角度が水平ならばカード挿入排出口13へと挿入され
て、カード読取部16にてカード11に記録されている
情報の読取が行われるが、挿入の際の角度が上向きであ
ると、カード11はカード挿入排出口13ではなくレシ
ート排出口14へと挿入される。
【0028】この時、カード11はレシート排出口14
に設けられたリブ15に突き当たる。レシート排出口1
4の上面のリブ15の先端と下面のリブ15の先端との
媒体厚方向間隔はマイナスに設定されており、更にはカ
ード11はプラスチック等の材料で成形されており、媒
体幅方向には湾曲しにくいため、リブ15に突き当たる
とそれより先に進入することができない。
に設けられたリブ15に突き当たる。レシート排出口1
4の上面のリブ15の先端と下面のリブ15の先端との
媒体厚方向間隔はマイナスに設定されており、更にはカ
ード11はプラスチック等の材料で成形されており、媒
体幅方向には湾曲しにくいため、リブ15に突き当たる
とそれより先に進入することができない。
【0029】カード11を挿入した顧客は、カード11
を装置内部へと挿入することができないことから、間違
った角度でカード11を挿入したことを悟り、カード1
1を水平に挿入し直す。間違った角度でカード11を挿
入していることに気づかない顧客がいたとしても、カー
ド11は先端がテーパ状に加工された上面のリブ15に
よってレシート排出口14とカード挿入排出口13との
間の切り込み15Cにガイドされ、該切り込み15Cに
よって、リブ15に突き当たったカード11はカード挿
入排出口13へとガイドされる。
を装置内部へと挿入することができないことから、間違
った角度でカード11を挿入したことを悟り、カード1
1を水平に挿入し直す。間違った角度でカード11を挿
入していることに気づかない顧客がいたとしても、カー
ド11は先端がテーパ状に加工された上面のリブ15に
よってレシート排出口14とカード挿入排出口13との
間の切り込み15Cにガイドされ、該切り込み15Cに
よって、リブ15に突き当たったカード11はカード挿
入排出口13へとガイドされる。
【0030】又、プリンタ部17にて取引内容が印字さ
れたレシート12が発行されると、該レシート12はレ
シート排出口14より排出される。この時、レシート1
2はレシート用ロール紙12Aから切断されて作成され
たものであるため、ややカールして搬送されて来る。こ
のカールしたレシート12はレシート排出口14に設け
られたリブ15に突き当たる。
れたレシート12が発行されると、該レシート12はレ
シート排出口14より排出される。この時、レシート1
2はレシート用ロール紙12Aから切断されて作成され
たものであるため、ややカールして搬送されて来る。こ
のカールしたレシート12はレシート排出口14に設け
られたリブ15に突き当たる。
【0031】レシート排出口14の上面のリブ15先端
と下面のリブ15先端との媒体厚方向間隔はマイナスで
あるが、薄紙で成形されているレシート12は第1の媒
体よりも剛性が低く、媒体幅方向に容易に湾曲するた
め、レシート12はリブ15によって媒体幅方向に湾曲
する。媒体幅方向に湾曲したレシート12はカール癖を
矯正されてレシート排出口14を通りカード挿入レシー
ト・カード排出口18より排出される。
と下面のリブ15先端との媒体厚方向間隔はマイナスで
あるが、薄紙で成形されているレシート12は第1の媒
体よりも剛性が低く、媒体幅方向に容易に湾曲するた
め、レシート12はリブ15によって媒体幅方向に湾曲
する。媒体幅方向に湾曲したレシート12はカール癖を
矯正されてレシート排出口14を通りカード挿入レシー
ト・カード排出口18より排出される。
【0032】本実施例では、レシート排出口14に設け
られたリブ15により、カード11の誤挿入が防止でき
るとともに、レシート12のカールも矯正することがで
き、カード11の処理不良、レシート排出口詰まり、レ
シート12のカールによる取り出し時の煩わしさ等の問
題を一時に解決する事が可能である。又、本実施例では
リブ15により通過可能媒体厚を制限している。このリ
ブ15はレシート排出口14に比較すると幅が微少であ
り、この微少な幅の範囲においてのみ正確な寸法を確保
すればよいことから、加工時による変形を心配する必要
も殆どない。従って、レシート排出口14の内部寸法そ
のものを調節して通過可能媒体厚を制限する方法より
も、正確にかつ容易に媒体厚の制限を行うことができ
る。
られたリブ15により、カード11の誤挿入が防止でき
るとともに、レシート12のカールも矯正することがで
き、カード11の処理不良、レシート排出口詰まり、レ
シート12のカールによる取り出し時の煩わしさ等の問
題を一時に解決する事が可能である。又、本実施例では
リブ15により通過可能媒体厚を制限している。このリ
ブ15はレシート排出口14に比較すると幅が微少であ
り、この微少な幅の範囲においてのみ正確な寸法を確保
すればよいことから、加工時による変形を心配する必要
も殆どない。従って、レシート排出口14の内部寸法そ
のものを調節して通過可能媒体厚を制限する方法より
も、正確にかつ容易に媒体厚の制限を行うことができ
る。
【0033】しかも設定した通過可能媒体厚よりも大き
くなった場合、或いは小さくなった場合においても、リ
ブ15を削る、或いはリブ15の山を高くする等の微調
整を容易に行うことができる。又、本実施例ではレシー
ト排出口14の上面に設けたリブ15の先端と、下面に
設けたリブ15の先端との媒体厚方向間隔がマイナスに
なっている。本来ならば該媒体厚方向間隔はレシート1
2の媒体厚よりも小さければ、レシート12を湾曲させ
ることが可能であるが、更に媒体厚方向間隔を詰めてマ
イナスにすることにより、レシート12の湾曲の度合い
を一層強めて、より正確にレシート12のカール癖を矯
正することができる。
くなった場合、或いは小さくなった場合においても、リ
ブ15を削る、或いはリブ15の山を高くする等の微調
整を容易に行うことができる。又、本実施例ではレシー
ト排出口14の上面に設けたリブ15の先端と、下面に
設けたリブ15の先端との媒体厚方向間隔がマイナスに
なっている。本来ならば該媒体厚方向間隔はレシート1
2の媒体厚よりも小さければ、レシート12を湾曲させ
ることが可能であるが、更に媒体厚方向間隔を詰めてマ
イナスにすることにより、レシート12の湾曲の度合い
を一層強めて、より正確にレシート12のカール癖を矯
正することができる。
【0034】又、レシート12はリブ15に線接触して
レシート排出口14より排出される。従って、レシート
排出口14の上面あるいは下面に接して排出されるより
も接触面積が少なく、摩擦による帯電を軽減することが
できる。尚、本実施例は、カード挿入排出口13とレシ
ート排出口14が近接しており、一つのカード挿入レシ
ート・カード排出口18にて合流しているカード挿入レ
シート・カード排出機構についてのものであるが、2つ
の口が離れている場合においても、誤挿入、カール防止
の面から有効である。
レシート排出口14より排出される。従って、レシート
排出口14の上面あるいは下面に接して排出されるより
も接触面積が少なく、摩擦による帯電を軽減することが
できる。尚、本実施例は、カード挿入排出口13とレシ
ート排出口14が近接しており、一つのカード挿入レシ
ート・カード排出口18にて合流しているカード挿入レ
シート・カード排出機構についてのものであるが、2つ
の口が離れている場合においても、誤挿入、カール防止
の面から有効である。
【0035】又、カード挿入レシート・カード排出機構
だけでなく、他の媒体挿入排出機構においても有効であ
ることも明白である。
だけでなく、他の媒体挿入排出機構においても有効であ
ることも明白である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、第1の媒体が誤って第
2媒体排出口に挿入されても、遮断手段により第1のの
媒体の進入が阻止されることから、第1の媒体の誤挿入
を防止することができる。又、遮断手段として突起部を
用いることにより、容易に通過可能媒体厚の制限を行う
ことができ、第2媒体排出口から排出される際の接触面
積を減らして、摩擦による帯電を防止することができ
る。
2媒体排出口に挿入されても、遮断手段により第1のの
媒体の進入が阻止されることから、第1の媒体の誤挿入
を防止することができる。又、遮断手段として突起部を
用いることにより、容易に通過可能媒体厚の制限を行う
ことができ、第2媒体排出口から排出される際の接触面
積を減らして、摩擦による帯電を防止することができ
る。
【0037】又、第2の媒体を湾曲させる湾曲手段を設
けることにより、第2の媒体のカール防止を同時に行う
ことができる。又、湾曲手段として、第2媒体排出口の
突起部が設けられている面と対向する面に少なくとも1
つの対向突起部を設けることにより、第1の媒体の誤挿
入の阻止と、第2の媒体のカールの矯正を同時に行うこ
とができる。
けることにより、第2の媒体のカール防止を同時に行う
ことができる。又、湾曲手段として、第2媒体排出口の
突起部が設けられている面と対向する面に少なくとも1
つの対向突起部を設けることにより、第1の媒体の誤挿
入の阻止と、第2の媒体のカールの矯正を同時に行うこ
とができる。
【0038】以上から、正確な媒体挿入、媒体排出が行
える媒体挿入排出機構を提供して、安定した媒体処理を
実現することが可能となり、該媒体挿入排出機構を取引
装置のカード挿入口、レシート排出口に搭載することに
より、正確なレシート・カード処理の行える取引装置が
実現できる。
える媒体挿入排出機構を提供して、安定した媒体処理を
実現することが可能となり、該媒体挿入排出機構を取引
装置のカード挿入口、レシート排出口に搭載することに
より、正確なレシート・カード処理の行える取引装置が
実現できる。
【図1】本発明の媒体挿入排出機構の原理構成を表す図
である。左図は側断面図を表し、右図は正面断面図を表
す。
である。左図は側断面図を表し、右図は正面断面図を表
す。
【図2】本実施例であるカード挿入レシート・カード排
出機構を搭載した取引装置の外観図である。
出機構を搭載した取引装置の外観図である。
【図3】取引装置の構成図である。
【図4】本実施例であるカード挿入レシート・カード排
出機構の外観図である。左図は側面図であり、右上図は
上面図であり、右中図は正面図であり、右下図は後面図
でありる。
出機構の外観図である。左図は側面図であり、右上図は
上面図であり、右中図は正面図であり、右下図は後面図
でありる。
【図5】本実施例であるカード挿入レシート・カード排
出機構の側断面図及びレシート排出口14の正面断面図
である。上図はカード挿入レシート・カード排出機構の
側断面図であり、下図はレシート排出口14の正面断面
図である。
出機構の側断面図及びレシート排出口14の正面断面図
である。上図はカード挿入レシート・カード排出機構の
側断面図であり、下図はレシート排出口14の正面断面
図である。
【図6】本実施例におけるカード11、レシート12、
レシート排出口14、及びリブ15の寸法定義を表す図
である。
レシート排出口14、及びリブ15の寸法定義を表す図
である。
【図7】従来の媒体挿入排出機構を搭載した取引装置の
レシート・カード処理部を表す図である。上図はレシー
ト・カード処理部の構成図を表し、下図はカード挿入レ
シート・カード排出機構の正面図を表す。
レシート・カード処理部を表す図である。上図はレシー
ト・カード処理部の構成図を表し、下図はカード挿入レ
シート・カード排出機構の正面図を表す。
1・・・第1の媒体 2・・・第2の媒体 3・・・第1媒体挿入口 4・・・第2媒体排出口 5A・・・突起部 5B・・・対向突起部 11・・・カード 12・・・レシート 12A・・・レシート用ロール紙 13・・・カード挿入排出口 14・・・レシート排出口 15・・・リブ 16・・・カード読取部 17・・・プリンタ部 18・・・カード挿入レシート・カード排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 健児 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の媒体(1)を少なくとも挿入する
第1媒体挿入口(3)と、 前記第1の媒体よりも剛性の低い第2の媒体(2)を少
なくとも排出する第2媒体排出口(4)と、 前記第2媒体排出口(4)に設けられ、前記第1の媒体
(1)の進入を遮断する遮断手段とを有することを特徴
とした媒体挿入排出機構。 - 【請求項2】 前記遮断手段は前記第2媒体排出口
(4)内の上面か下面の少なくとも一方に設けられた少
なくとも1つの突起部(5A)であり、 前記第2媒体排出口(4)内で、上面、下面のいずれか
一方にのみ前記突起部(5A)が設けられた場合には、
前記突起部(5A)の設けられていない面と、前記突起
部(5A)の先端との媒体厚方向間隔が前記第1の媒体
(1)の媒体厚よりも小さく、 前記第2媒体排出口(4)内で、上面、下面ともに前記
突起部(5A)が設けられた場合には、上面に設けられ
た前記突起部(5A)の先端と、下面に設けられた前記
突起部(5B)の先端との媒体厚方向間隔が前記第1の
媒体(1)の媒体厚よりも小さいことを特徴とした請求
項1に記載の媒体挿入排出機構。 - 【請求項3】 前記第2の媒体(2)を媒体幅方向に湾
曲させる湾曲手段を有することを特徴とした請求項1に
記載の媒体挿入排出機構。 - 【請求項4】 前記湾曲手段は、前記第2媒体排出口
(4)内の、前記突起部(5A)が設けられた面と対向
する面に設置された少なくとも1つの対向突起部(5
B)であり、 前記突起部(5A)の先端と、前記対向突起部(5B)
の先端との媒体厚方向間隔が、前記第1の媒体及び前記
第2の媒体の媒体厚よりも小さいことを特徴とした請求
項3に記載の媒体挿入排出機構。 - 【請求項5】 口座情報を記録したカードを挿入する挿
入口と、 前記挿入口より挿入したカードから口座情報を読み取る
カード読み取り手段と、 前記カード読取手段が読み取った口座情報に基づいて所
定の取引を実行する制御手段と、 前記制御手段が実行した取引内容をレシートに印字する
印字手段と、 前記印字手段により印字されたレシートを排出するレシ
ート排出口とを有する取引装置において、 前記カード挿入口と前記レシート排出口に、請求項1に
記載の媒体挿入排出機構を用いることを特徴とした取引
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094179A JPH07302365A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 媒体挿入排出機構及び該機構を備えた取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094179A JPH07302365A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 媒体挿入排出機構及び該機構を備えた取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07302365A true JPH07302365A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14103113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6094179A Pending JPH07302365A (ja) | 1994-05-06 | 1994-05-06 | 媒体挿入排出機構及び該機構を備えた取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07302365A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102999977A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置 |
JP2016045658A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP2020170423A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
-
1994
- 1994-05-06 JP JP6094179A patent/JPH07302365A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102999977A (zh) * | 2011-09-15 | 2013-03-27 | 冲电气工业株式会社 | 自动交易装置 |
JP2013061913A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置 |
US9196109B2 (en) | 2011-09-15 | 2015-11-24 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Automatic transaction apparatus that guides conveyance of a paper medium |
JP2016045658A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP2020170423A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020409 |