JP3636410B2 - 媒体繰出し機構及び自動取引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は媒体繰出し機構及び自動取引装置に関する。詳しくは、銀行等で使用されている自動取引装置において、多数のカード状媒体又は冊子状媒体を積み重ねて収容したホッパ内からカード状媒体又は冊子状媒体を1枚又は1冊ずつ繰出すことができる媒体繰出し機構及びそれを用いた自動取引装置に関する。
【0002】
顧客が挿入したカードに記録された口座情報に基づいて、入金、出金、振込等の取引処理を実行する取引装置は金融機関に多数設置されている。この取引装置にて振込取引を実行する際には、一昔前の取引装置では振込先の口座情報、口座名等を顧客が直接入力する必要があり、取引に時間がかかるだけでなく、操作性の面においても顧客に多大な負担をかけていたが、この負担を軽減するために、最近の取引装置では、振込カードを発行している。
【0003】
ここで、振込カードとは、振込先の口座番号、口座名等の情報(振込先情報と呼称する)を記録したカードのことである。取引装置では、顧客がある振込先に対して振込取引を行う際に、顧客の要望に応じて振込カードを発行する。これによって、次回に同一の振込先に振込を行う際には、該振込カードを挿入すれば、取引装置は振込カードに記録された振込先情報に基づいて振込処理を実行することから、振込先の口座番号、口座名等を入力する手間が省け、顧客に対して快適でかつ高速な振込処理の実現を可能にしている。
【0004】
【従来の技術】
図6は特開平7−320121号公報に記載された自動取引装置を示す図であり、図7はそのカード処理部を示す図である。図6の自動取引装置において、51は挿入排出口であり、口座情報を記録したカード11が挿入、排出され、又、行った取引情報を記録したレシートが排出される。62は通帳挿入口であり、通帳が挿入、排出される。63は紙幣投入排出口であり、入金の為の紙幣の投入口であり、又出金の為の紙幣の排出口である。64は顧客操作部であり、表示される案内に基づいて顧客が取引の選択、暗証番号、金額等を入力する部分である。
【0005】
また、図7のカード処理部において、11はカードであり、顧客の口座番号等の口座情報を磁気ストライプ部分に記録している。12は振込カードであり、振込先の振込先情報を磁気ストライプ部分に記録する。
【0006】
51は挿入排出口であり、顧客の口座情報を記録したカード11が挿入、排出され、行った取引内容を印字されたレシートが排出される。又、該挿入排出口51は振込カード12の挿入排出口でもある。52はカード・振込カード用搬送路であり、カード11、及び振込カード12が搬送される。
【0007】
53はカード・振込カード用搬送ローラ対であり、カード・振込カード用搬送路52に沿って複数設けられており、カード11及び振込カード12を挾持して搬送する。52はMSヘッドであり、カード11及び振込カード12の磁気ストライプ部分の読取、書込みを行う。
【0008】
55はイメージ読取部であり、カード11の表面に記載されている口座番号、口座名等をイメージ読取りする。56はリジェクトボックスであり、顧客が取り忘れたカード11を収容する。56Aはリジェクト搬送路であり、リジェクトボックス56へと続く搬送路である。
【0009】
57は振込カード収容部であり、振込カード12が収容されている。58は振込カード用印字部であり、振込カード12の表面に振込先の金融機関名、口座番号、口座名等を印字する。59はレシート用ロール紙であり、行った取引内容が印字されてレシートとなる。
【0010】
60はレシート用印字部であり、レシート用ロール紙59に顧客の行った取引内容、及びイメージ読取部55が読み取った情報を印字する。61はレシート用搬送ローラ対であり、レシート用ロール紙59を先端より繰り出し、挟持することにより搬送する。振込取引時のカード・レシート処理部の動作を説明する。
【0011】
図示せぬ顧客操作部より取引種目として振込が指定され、挿入排出口51よりカード11が挿入されて、暗証番号が入力されると、カード11はカード・振込カード用搬送ローラ対53によってカード・振込カード用搬送路52上を搬送されて、MSヘッド54によりカード11の磁気ストライプに記録されている顧客の口座情報の読取が行われ、続いてイメージ読取部55によりカード11の表面に記載された情報のイメージ読取が行われる。
【0012】
図示せぬ制御部は顧客の入力した暗証番号より顧客の正当性を判断し、MSヘッド54がカード11から読み取った口座情報に基づいて、顧客が顧客操作部より指定した取引を実行する。顧客が振込取引を指定した場合は、振込先の金融機関名、口座番号、氏名等の振込先情報、更には振込金額を顧客操作部にて入力する必要がある。
【0013】
前記制御部は、入力された振込先情報、及び振込金額、及びMSヘッド54によって読み取られた口座情報を図示せぬセンタへと送信して振込取引を実行する。この振込取引処理と並行して、取引装置は振込カード12の発行要否を顧客操作部を通じて顧客に問う。
【0014】
顧客が振込カード12発行を要求した際には、カード・振込カード用搬送路52は振込カード搬送用に利用されるため、カード52がリジェクト搬送路56Aへと退避する。カード11の搬送路と振込カード12の搬送路が同一なのは、カード11も振込カード12も共にMSヘッド54による処理が必要であること、又、1つの搬送路がカードと振込カード12の搬送路を兼ねることにより、装置の小型化を実現することを鑑みてのものである。
【0015】
尚、リジェクトボックス56は顧客が取り忘れたカード11を収容するボックスであり、行員等の操作者が取りやすいように、装置の後方に設けられている。リジェクト搬送路56Aは、通常ならば取り忘れのカード11をリジェクトボックス56へと搬送するためのものであるが、振込カード12がカード・振込カード用搬送路にて搬送される場合には、カード11の退避用の搬送路として利用される。
【0016】
カード11がリジェクト搬送路56Aへと退避した後、振込カード収容部57から振込カード12が繰り出される。振込カード収容部57は収容している振込カード12が繰り出されやすくする為に、傾斜配置されている。振込カード収容部57から繰り出された振込カード12は、振込カード用印字部58にて振込カード12表面に振込先の金融機関名、口座番号、氏名等の振込先情報、又顧客自身の氏名等が印字される。
【0017】
尚、振込カード12表面に振込先情報、顧客の氏名を印字するのは、振込カード12にどこの振込先情報が記録されているか、顧客が分かるように可視表示する必要があるためである。振込カード12表面の印字処理が終了すると、振込カード12はカード・振込カード用搬送路上を搬送されて、MSヘッド54にて振込カード12の磁気ストライプ部分に、顧客が入力した振込先の金融機関名、口座番号、口座名等の振込先情報が書き込まれ、挿入排出口51より排出される。
【0018】
振込カード12が発行されると、リジェクト搬送路56Aに退避していたカード11はカード・振込カード用搬送路52に復帰して、カード11・振込カード用搬送ローラ対により搬送されて、挿入排出口51より排出される。又、取引装置にて行った取引内容、及びイメージ読取部55が読み取ったカード11表面の口座番号、口座名等の情報は、レシート用印字部60によってレシート用ロール紙59に印字される。印字された部分は図示せぬカッタによって切断されて、レシート用搬送ローラ61によって搬送されて挿入排出口51から、レシートとして排出される。
【0019】
以上の動作にて振込取引は終了するが、次に発行した振込カード12を用いて振込取引を行う場合のカード・レシート処理部の動作を説明する。顧客操作部より取引種目として振込が指定され、挿入排出口51よりカード11が挿入されて、暗証番号が入力されると、カード11はカード・振込カード用搬送ローラ対53によってカード・振込カード用搬送路52上を搬送されて、MSヘッド54によりカード11の磁気ストライプに記録されている顧客の口座情報の読取が行われ、続いてイメージ読取部55によりカード11の表面に記載された情報のイメージ読取が行われる。
【0020】
図示せぬ制御部は顧客の入力した暗証番号より顧客の正当性を判断した後、MSヘッド54が読み取った口座情報に基づいて顧客が顧客操作部より指定した取引を実行する。顧客が振込取引を指定後に振込カード12を挿入排出口51より挿入し、顧客操作部より振込金額を入力すると、カード11はリジェクト搬送路56Aへと退避して、MSヘッド54は挿入された振込カード12の磁気ストライプに記録されている振込先情報を読み取る。
【0021】
振込先情報の読取が終了すると、制御部はMSヘッド54にて読み取ったカード11の磁気ストライプ中の顧客の口座情報と、振込カード12の磁気ストライプ中の振込先情報と、顧客操作部より入力された振込金額とを図示せぬセンタへと送信して振込取引を実行する。振込取引が終了すると、振込カード12はカード・振込カード用搬送路52上を搬送されて、挿入排出口51より排出される。
【0022】
振込カード12が排出されると、リジェクト搬送路56Aに退避していたカード11はカード・振込カード用搬送路52に復帰して、カード・振込カード用搬送ローラ対により搬送されて、挿入排出口51より排出される。又、取引装置にて行った取引内容、及びイメージ読取部55が読み取ったカード11表面の口座番号、口座名等の情報は、レシート用印字部60によってレシート用ロール紙59に印字される。
【0023】
印字された部分は図示せぬカッタによって切断されて、レシート用搬送ローラ61によって搬送されて挿入排出口51から、レシートとして排出される。以上の動作にて振込カード12を使用した際の振込取引は終了する。振込カード12を使用すれば、振込カード12に記録されている振込先情報に基づいて振込取引が実行されるので、顧客は振込先の金融機関名、口座番号、口座名等の入力をする手間が省け、高速且つ快適な振込取引を実現することができる。
【0024】
そして、カード処理部の振込カード収容部57には図8に示すような媒体繰出し機構が用いられている。この媒体繰出し機構は、ホッパ15内にプレ印刷された状態の媒体16が多数枚ストックされており、振込カード発行の指令により繰出ローラ17により1枚ずつ繰出される。その際2枚目以上をゴムセパレータ18により阻止して一度に2枚の媒体が繰出されるのを防止している。なお、19は媒体16を繰出ローラに押圧する重りである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、振込カード又は冊子等の媒体は通常紙であるため、湿度、温度によって、変形したり、セット方向によっては先端位置が定まらないため、媒体が正常に繰り出されないという障害が多発する。特に媒体の先端が上方に反っているときには、図9(a)に示すように、媒体繰出時にセパレータ18に媒体先端が突入していかない場合がある。ゴムセパレータ18が硬い場合は媒体16は該セパレータ18に阻止されて繰出し不良となり、また、セパレータ18が軟らかい場合は図9(b)に示すようにセパレータ18は押し出されるが、セパレータ18が軟らかいため媒体16は2枚重ねて繰出されるという問題が生ずる。
【0026】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、カード又は冊子状媒体の繰出し不良を防止し、安定した繰出しができる媒体繰出し機構及び該媒体繰出し機構を具備した自動取引装置を実現しようとする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の媒体繰出し機構の請求項1に於いては、複数の矩形媒体を積み重ねて収容する箱状のホッパと、該ホッパの底部に設けられて前記矩形媒体を順次繰り出す繰出ローラと、前記ホッパの前面の下部に設けられた媒体放出口と、該媒体放出口の前方に設けられたセパレータと、該セパレータの後方に設けられて前記媒体の先端をセパレータの先端方向へ導く傾斜を有し且つ弾性を有する薄板よりなるガイドと、を具備して成り、前記ホッパの底部には、媒体放出口近傍に矩形媒体の進行方向に沿って小なくとも2本のレール状突起を設け、前記セパレータには、前記レール状突起に対向する位置を所定幅残して他の部分を切り上げて逃げを設けることで、前記繰出ローラにより前記積み重ねられた媒体を順次1枚ずつ前記媒体放出口より前記ガイド及びセパレータを経て繰り出すようにしたことを特徴とする。この構成により、ガイドは媒体を媒体放出口に案内すると共に、その弾性により媒体を下方に押しつけ1枚目の媒体のみを媒体放出口から繰出すことができる。
【0029】
また、請求項2の自動取引装置は前記媒体繰出し機構を少なくとも具備して成ることを特徴とする。この構成を採ることにより、媒体の繰出し不良を防止し、安定した繰出しができる媒体繰出し機構を有する自動取引装置が得られる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の自動取引装置は後述する媒体繰出し機構を少なくとも具備するもので、他は図6及び図7により説明した従来例と同様である。従って以下媒体繰出し機構について説明する。なお以下は媒体をカードとして説明する。
【0031】
図1は本発明の媒体繰出し機構の実施の形態を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図である。同図において、符号20はカードを収容するホッパであり、該ホッパ20の底壁20aは前方(図において右)がやや下がるように傾斜しており、中央に長孔21が設けられている。また該長孔21には繰出ローラ22が回転可能に設けられている。また、底壁20aの上面前方にはカードが反っていても後述するカード放出口にガイドできるように2本のレール状突起23,23′が間隔をあけて形成されている。なお該突起23,23′の高さH1 は実験によれば1〜2mmが好ましい。
【0032】
また、該ホッパ20の前壁20bの前面下部には媒体放出口29が設けられ、該媒体放出口29には前記レール状突起23,23′に対向した部分が突出して形成されたセパレータ24が、前壁20bとの間に後述するガイド26aが作用する空間を設けるためのブロック25を介して前壁20bに取付けられている。なお前記セパレータ24の突出部の高さH2 は実験によれば2〜3mm程度が好ましい。また前壁20bの後面には弾性を有する薄板26が取付けられ、その下部はカードをセパレータ24の先端にガイドするため予め角度θでセパレータ24の方向に折り曲げられてガイド26aとなっている。
【0033】
さらに、前壁20bには上下方向にスリット27が形成されており、該スリット27には該スリットにより案内される重り28が上下移動自在に設けられている。なお、前記セパレータ24にはゴム又はプラスチック等の弾性を有する材料を用いることができるが、弾性を適当に選択できることでゴムが好ましい。このセパレータ24はカードが突き当たったとき同時に2枚が通過するのを阻止し1枚のみを通過させるような弾性を持たせるためセパレータ24の厚さは2mm程度が好ましく、そのセパレータ24の取り付け位置は、レール状突起23,23′との間隔Gを1枚のカードが通過でき、2枚目のカードの通過を阻止できる間隔でよいが、実際にはカードの厚さの1.5倍程度(実際例ではカードの厚さ0.7mmの場合Gは1.0±0.1mm)が好ましい。
【0034】
また、ガイド26aにはカードのすべりを良くするため摩擦係数が小さく、且つ2枚目のカードを押し戻すため、弾性を有する厚さ0.1mm程度の金属板(ステンレス板等)を用い、折り曲げ角度θはカードをセパレータ24の先端にガイドするため実験例から30〜45°程度とすることが2枚目のカードを確実に押し戻すことができ好ましい。またガイド26aはカードにより押されて撓んだ時に、万一、2枚目が連れ出されても押し戻すことができるようにセパレータ24の先端とオーバーラップする位置関係が好ましい。なお、ガイド26aがセパレータ24とオーバーラップしなくとも2枚目を押し戻す機能を果たすことはできるが、オーバーラップさせた方がより確実性が高くなる。
【0035】
このように構成された本実施の形態は図2の如くにして用いられる。即ち、先ず重り28を持ち上げておき、ホッパ20の中に所要事項がプレ印刷された複数枚のカード30を積み重ねて収容した後、その上に重り28をのせ、カード30を繰出ローラ22に押圧した状態にする。そして振込カード発行の指令により繰出ローラ22が矢印の如くカード繰出方向に回転駆動されることによりカード30はガイド26aにより媒体放出口29の方へ案内され、最下部の1枚のカード30′が媒体放出口29より繰り出される。
【0036】
この場合、カード30が図3(a)の如く変形し先端が上方に反っていて、図3(b)の如く2枚目が1枚目に連れ出されそうになっても、ガイド26aにより図3(c)の如くそのばね力により押し戻される。またガイド26aの先端は自身の弾力とセパレータ24の弾力により下方に押しつけられるため、同図の如く最下部の1枚30′のみが媒体放出口29より繰り出される。
【0037】
また、カード30が図4の如く、前面より見て実線(凹状)または破線(凸状)のように円弧状に反っていても、カード30が接触する部分は2本のレール状突起23,23′とセパレータ24の凸部であるためカード30はその左右の上下に変形した部分に関係なく容易に突起23,23′とセパレータ24との間を通過することができる。このとき、2枚目が1枚目に連れ出されそうになっても、ガイド26aにより押し戻され1枚目のみがセパレータ24を通過して媒体放出口29より繰り出される。
【0038】
【実施例】
実施例として、ガイド板として厚さ0.1mmの金属板を用い、角度θ=30°で折り曲げてガイド26aを形成し、セパレータ24として厚さ2mmのゴム板を用いた。
そして、101枚のカードの個々の繰り出し時間を測定し、その結果を従来例と比較した。
【0039】
図5はカード繰り出し時間の測定結果を示す図で、(a)は本実施例、(b)は従来例である。また表1は測定結果をまとめたものである。この測定結果によれば、サンプルとして用いた101枚のカードの繰出し時間の平均値は本実施例が117.4ms、従来例が137.3msであり、本実施例は従来例に比し20ms程度優れている。また、101枚のカードの繰出し時間の標準偏差値(ばらつきの目安)も本実施例は6.84、従来例は27.6となっており、本実施例は従来例に比し著しくばらつきが小さくなっている。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】
本発明に依れば、弾性を有する薄板で形成されたガイドをセパレータとオーバーラップさせて設けたことにより、変形したカード状媒体又は冊子状媒体でも確実に1枚又は1冊ずつ繰り出すことができ、従来に比し自動取引装置の可動率向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は正面図である。
【図2】本発明の実施の形態の使用状態を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態と従来例のカード繰出し時間の測定結果を示す図で、(a)は本発明の実施の形態、(b)は従来例である。
【図6】従来の自動取引装置を示す斜視図である。
【図7】従来の自動取引装置におけるカード処理部を示す断面図である。
【図8】従来のカード処理部におけるカード繰出機構を示す断面図である。
【図9】発明が解決しようとする課題を説明するための図である。
【符号の説明】
20…ホッパ
20a…底壁
20b…前壁
21…長孔
22…繰出ローラ
23,23′…レール状突起
24…セパレータ
25…ブロック
26…薄板
26a…ガイド
27…スリット
28…重り
29…媒体放出口
30…カード
Claims (2)
- 複数の矩形媒体を積み重ねて収容する箱状のホッパと、
該ホッパの底部に設けられて前記矩形媒体を順次繰り出す繰出ローラと、
前記ホッパの前面の下部に設けられた媒体放出口と、
該媒体放出口の前方に設けられたセパレータと、
該セパレータの後方に設けられて前記媒体の先端をセパレータの先端方向へ導く傾斜を有し且つ弾性を有する薄板よりなるガイドと、
を具備して成り、
前記ホッパの底部には、媒体放出口近傍に矩形媒体の進行方向に沿って小なくとも2本のレール状突起を設け、前記セパレータには、前記レール状突起に対向する位置を所定幅残して他の部分を切り上げて逃げを設けることで、
前記繰出ローラにより前記積み重ねられた媒体を順次1枚ずつ前記媒体放出口より前記ガイド及びセパレータを経て繰り出すようにした
ことを特徴とする媒体繰出し機構。 - 前記請求項1記載の媒体繰出し機構を少なくとも具備して成る
ことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP32423996A JP3636410B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 媒体繰出し機構及び自動取引装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 1996-12-04 JP JP32423996A patent/JP3636410B2/ja not_active Expired - Fee Related
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