JP3698350B2 - 磁気カードデータ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレジットカードやバンクカード等の磁気カードのデータ読み取りに使用される磁気カードリーダを有する磁気カードデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示すように、従来のクレジット信用照会端末(以下、CAT(Credit Authorization Terminal )という。)101は、少なくともクレジットカードの磁気ストライプ部分を挿入させて操作者側に引き抜くことができるようなスリット状の読取溝102を備えており、この読取溝102に沿わせて操作者側(カード引抜方向下流側)から奥側(カード引抜方向上流側)に向って、キーボード103、ディスプレイ104、サーマルプリンタヘッドを備える印字部(図示せず)を内蔵するサーマルプリンタ部105を順に配設している。加えて、サーマルプリンタ部105の奥側には、長尺紙の外周面を印字面としてロール状に巻回したロール紙であるレシート用紙P´を収納する用紙収納部106が設けられている。このレシート用紙P´は、そのレシート用紙P´のロール下側から用紙先端部を引き出された状態で用紙収納部106に収納され、その引き出された用紙先端部は用紙収納部106側に開口したサーマルプリンタ部105の用紙挿入口(図示せず)を介してサーマルプリンタ部105の印字部にセットされる。なお、印字部のサーマルプリンタヘッドは、レシート用紙P´の外周面に印字可能な位置に備えられている。このレシート用紙P´は、サーマルプリンタ部105の印字部において所定事項を印字された後、サーマルプリンタ部105のレシート発行口107からレシートR´として略上方に向けて発行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したCAT101では、サーマルプリンタ部105が用紙収納部106より操作者側に配置されていることにより、用紙収納部106側に開口したサーマルプリンタ部105の用紙挿入口が操作者から見えにくくなっており、サーマルプリンタ部105に対するレシート用紙P´のセットが難しくなっている。
【0004】
加えて、前述したCAT101では、レシートR´が、レシート用紙P´のロール下側から用紙先端部を引き出された状態で印字されてレシート発行口107から略上方に向けて発行されることにより、その巻き癖によって操作者から見て奥側に倒れてしまうので、掴み取りにくいという問題もあった。さらに、CAT101のサーマルプリンタ部105により印字発行されるレシートR´は三枚(客用、店舗用、クレジット会社用)連続で発行されることにより、CAT101の操作者から見て奥側に障害物等がある場合には、奥側に倒れこんだレシートR´がその障害物に当接してしまい破損するという問題もあった。なお、このような問題を解決すべく、図5に示すように、レシート発行口107にペーパガイド108を備え、レシート発行口107から発行されるレシートR´を操作者側に向けるようにしたものも考えられているが、用紙収納部106へのレシート用紙P´の補充の際等において邪魔になるので、得策ではない。
【0005】
本発明の目的は、プリンタの用紙挿入口へのロール紙のセットが容易な磁気カードデータ処理装置を得ることである。
【0006】
本発明の目的は、発行されたレシートを掴み取り易くすることができる磁気カードデータ処理装置を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、スリット状の読取溝を有し、その読取溝に沿って奥側から手前側に引き抜かれた磁気カードのデータを読み取って所定の処理に供する磁気カードデータ処理装置において、複数のキーを配列したキーボードと、開閉自在に設けられて所定の事項を表示する薄型扁平形状の表示部と、ロール紙の挿入を受け付けるスリット状の用紙挿入口を有してその用紙挿入口から挿入されたロール紙に所定の事項を印字して略上方に排出するプリンタと、を前記読取溝に沿ってカード引抜方向下流側からカード引抜方向上流側に向けて順に配設し、前記表示部の下方であって前記プリンタよりカード引抜方向下流側に形成され、前記ロール紙をロール下側から補助ローラにより導いて前記プリンタ側に引出自在に収納し、前記用紙挿入口を開口させ、前記表示部の開閉により外部に対して開放・閉塞自在な用紙収納部を備え、前記用紙挿入口は、前記プリンタの側であって、前記ロール紙を前記用紙収納部に収納した状態であっても当該ロール紙によって遮蔽されない位置に形成されており、前記補助ローラは、前記用紙収納部に前記ロール紙が収納された状態で、ロール下側から引き出された当該ロール紙のみを前記用紙挿入口に導く位置に配置されている。
【0008】
したがって、プリンタよりカード引抜方向下流側に位置する表示部の下方にプリンタの用紙挿入口を開口させた用紙収納部が備えられる。また、この用紙収納部は、薄型扁平形状の表示部の開閉により外部に対して開放・閉塞自在であって、ロール紙がロール下側からプリンタ側に引出自在に収納される。これにより、表示部の開閉によって用紙収納部を開放させてロール紙を収納する際には、カード引抜方向上流側に位置するプリンタの用紙挿入口の確認が容易になり、ロール下側から引出されたロール紙の用紙挿入口へのセットが容易になる。また、ロール紙がプリンタよりカード引抜方向下流側に位置してロール下側から引き出されることにより、略上方に向けて排出される印字後のロール紙は、その巻き癖によってキーボード側に倒れることになる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の磁気カードデータ処理装置において、前記表示部の開閉支点は、前記キーボード側端部に位置する。
【0012】
したがって、表示部の開閉支点がキーボード側端部に位置することにより、通常運用の際には、操作者に対する表示部の傾斜角度の調整が可能になる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の磁気カードデータ処理装置において、前記キーボードをカード引抜方向上流側からカード引抜方向下流側に向って傾斜させて備え、前記表示部の最大開放位置をそのキーボードの表面に対する角度が略直角になる位置にする。
【0014】
したがって、表示部の最大開放位置が傾斜して備えられたキーボードの表面に対して表示部が略直角になる位置であることにより、ロール紙の用紙収納部への収納が容易になるとともに、ロール紙を収納する際におけるキーボードの操作が可能になり、例えばロール紙の送りやロール紙の巻き戻し等の調整作業が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態の磁気カードデータ処理装置は、磁気カードであるクレジットカードを利用するクレジット決済における信用チェック等に使用するCATに適用されている。
【0016】
ここで、図1はCAT1を概略的に示す外観斜視図、図2はディスプレイ6とプリンタカバー9とを開放させた状態のCAT1を概略的に示す外観斜視図、図3はディスプレイ6を開放させた状態のCAT1の内部構造を部分的に切り欠いて示す側面図である。図1に示すように、CAT1の筐体である本体ケース2の操作者側から見て右側には、クレジットカードの磁気ストライプを少なくとも挿入させて操作者側に引き抜くことができるようなスリット状の読取溝3を備えた磁気カードリーダ部4が設けられている。この磁気カードリーダ部4には、クレジットカードの磁気ストライプに記録されたデータの読み取りを行なうための磁気カードリーダ(図示せず)が内蔵されている。
【0017】
加えて、CAT1には、読取溝3に沿うようにCAT1の操作者側(カード引抜方向下流側)から奥側(カード引抜方向上流側)に向って、置数キー等の各種のキーが集合するキーボード5、LCD(Liquid Crystal Display)を備えた薄型扁平形状であって取引内容や操作案内等を表示する表示部として機能するディスプレイ6、サーマルプリンタ7(図2参照)を内蔵してそのサーマルプリンタ7によって印字されるレシートR(図3参照)を発行するレシート発行口8が形成されたプリンタカバー9が順に設けられている。また、キーボード5とディスプレイ6とプリンタカバー9とによって、CAT1には、操作者側(カード引抜方向下流側)から奥側(カード引抜方向上流側)に向う昇斜面が形成されている。
【0018】
図2に示すように、ディスプレイ6は、キーボード5側端部であるその下端部6aにおいて軸6b(図3参照)によって回動自在に軸支されており、本体ケース2に対して開閉自在とされている。このディスプレイ6は、その最大開放位置をキーボード5の表面に対する角度が略直角になる位置に規制されている。なお、ディスプレイ6はロック機構(図示せず)を備えており、本体ケース2に対する傾斜角が可変自在とされている。これにより、通常運用の際には、操作者に対するディスプレイ6の傾斜角度を見易いように調整することが可能になっている。また、プリンタカバー9は、その上端部9aにおいて回動自在に取り付けられており、本体ケース2に対して開閉自在とされている。加えて、本体ケース2内における閉塞時のディスプレイ6の下側であってサーマルプリンタ7より操作者側には、長尺紙の外周面を印字面(感熱面)としてロール状に巻回したロール紙であるレシート用紙Pを落とし込み収納保持する半円筒の箱形状の用紙収納部10が設けられている。なお、ディスプレイ6は、レシート用紙Pの紙幅及び直径に比して、十分に大きく形成されている。したがって、用紙収納部10にレシート用紙Pを収納する際には、ディスプレイ6を操作者側に向けて回動させることにより、用紙収納部10を外部に対して露出させることになる。
【0019】
次に、サーマルプリンタ7について詳細に説明する。図2に示すように、サーマルプリンタ7には、レシート用紙Pの挿入を受け付けるスリット状の用紙挿入口7aと、印字したレシートRを排出するスリット状の用紙排出口7bとが設けられている。ここで、用紙挿入口7aは、用紙収納部10側に開口するように形成されており、レシート用紙Pを用紙収納部10に収納した状態であってもそのレシート用紙Pによって遮蔽されない位置に形成されている。また、用紙排出口7bは、プリンタカバー9側に面して形成されており、プリンタカバー9の閉塞時においてはプリンタカバー9に形成されたレシート発行口8に一致する。さらに、図3に示すように、サーマルプリンタ7には、サーマルプリンタヘッド11とプラテンローラ12と搬送ローラ13とが備えられており、用紙挿入口7aと用紙排出口7bとともにレシート用紙Pを略上方に搬送する用紙搬送経路14を構成している。サーマルプリンタヘッド11はプラテンローラ12に対向してレシート用紙Pの外周面に印字可能な位置に備えられ、これらサーマルプリンタヘッド11とプラテンローラ12とによって、印字部15が形成されている。また、プラテンローラ12は、モータ(図示せず)を駆動源として回転することにより搬送ローラ13とともに用紙搬送部材としても機能する。なお、特に図示しないが、サーマルプリンタ7には、レシート用紙Pを所定の位置で全切断又は部分切断するカッタ機構が備えられている。
【0020】
加えて、図3に示すように、用紙収納部10の底部には、ローラ16が複数個設けられている。これらのローラ16は、用紙収納部10に収納されたレシート用紙Pを負荷なく回動できる状態で保持するためのものである。また、サーマルプリンタ7の用紙挿入口7aの近傍であって、その用紙挿入口7aと略平行な高さに位置する用紙収納部10の所定の位置には、用紙挿入口7aに略水平状態でレシート用紙Pを導くための補助ローラ17が設けられている。
【0021】
このような構成において、レシート用紙Pは、ディスプレイ6を操作者側に向けて回動させた後、そのレシート用紙Pのロール下側から用紙先端部を引き出すようにして用紙収納部10に収納される。また、引き出されたレシート用紙Pの用紙先端部は、サーマルプリンタ7の用紙挿入口7aから用紙搬送経路14に沿って印字部15へと導かれてセットされる。この場合、サーマルプリンタ7の用紙挿入口7aが、用紙収納部10側に開口した状態で形成されており、レシート用紙Pを用紙収納部10に収納した状態であってもそのレシート用紙Pによって遮蔽されない位置に形成されていることにより、操作者は用紙挿入口7aを容易に確認することができ、レシート用紙Pを容易にセットすることができる。
【0022】
また、印字部15のサーマルプリンタヘッド11によって所定事項を印字されたレシート用紙Pは、カッタ機構によって所定の位置で自動的に切断され、用紙排出口7bを介してレシート発行口8から排出されてレシートRとして発行される。この場合、レシート用紙Pがそのロール下側から用紙先端部を引き出された状態で印字部15に導かれることにより、その巻き癖によってプラテンローラ12に自然に巻き付くので、用紙ジャムが防止され、かつ、サーマルプリンタヘッド11による印字不良が防止される。加えて、レシート発行口8から略上方に向けて発行されるレシートRは、その巻き癖によって操作者側に倒れることにより、掴み取り易くなる。また、この場合に操作者側に倒れるレシートRの上側が印字面になっているので、操作者による印字状況のチェックがし易くなっている。
【0023】
ここに、サーマルプリンタ7よりカード引抜方向下流側に位置するディスプレイ6の下方には、サーマルプリンタ7の用紙挿入口7aを開口させた用紙収納部10が形成され、また、この用紙収納部10は、ディスプレイ6の回動により外部に対して開放・閉塞自在であって、レシート用紙Pがロール下側から用紙引出自在に収納される。これにより、ディスプレイ6の回動によって用紙収納部10を開放させてレシート用紙Pを収納する際には、カード引抜方向上流側に位置するサーマルプリンタ7の用紙挿入口7aの確認が容易になり、ロール下側から引出されたレシート用紙Pの用紙挿入口7aへのセットが容易になる。また、レシート用紙Pがサーマルプリンタ7よりカード引抜方向下流側に位置してロール下側から引き出されることにより、略上方に向けて排出される印字後のレシートRは、その巻き癖によってキーボード5側に倒れることになる。
【0024】
また、ディスプレイ6の最大開放位置がキーボード5の表面に対してディスプレイ6が略直角になる位置であることにより、レシート用紙Pの用紙収納部10への収納が容易になるとともに、レシート用紙Pを収納する際におけるキーボード5の操作が可能になり、例えばレシート用紙Pの送りやレシート用紙Pの巻き戻し等の調整作業が可能になる。
【0025】
なお、本実施の形態においては、ディスプレイ6をその下端部6aにおいて回動自在に軸支するようにしたが、これに限るものではなく、その上端部や左右の端部において回動自在に軸支するようにしても良い。
【0026】
また、本実施の形態においては、磁気カードデータ処理装置としてCAT1を適用したが、これに限るものではなく、磁気カードリーダを備えてその磁気カードリーダの読取溝に沿ってキーボードとディスプレイとプリンタとを順に配置したものであれば、POS端末やECR等の商品販売登録データ処理装置であっても良い。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、プリンタよりカード引抜方向下流側に位置する表示部の下方にプリンタの用紙挿入口を開口させた用紙収納部を形成し、また、この用紙収納部を薄型扁平形状の表示部の開閉により外部に対して開放・閉塞自在としてロール紙をロール下側からプリンタ側に引出自在に収納することにより、表示部の開閉によって用紙収納部を開放させてロール紙を収納する際には、カード引抜方向上流側に位置するプリンタの用紙挿入口の確認を容易にすることができ、ロール下側から引出されたロール紙の用紙挿入口へのセットを容易にすることができる。また、ロール紙をプリンタよりカード引抜方向下流側に位置させてロール下側から引き出すことにより、略上方に向けて排出する印字後のロール紙をその巻き癖によってキーボード側に倒すことができるので、発行されるレシートを掴み取り易くすることができる。
【0028】
また、ロール紙を用紙収納部に収納した状態でそのロール紙に遮蔽されない位置に用紙挿入口を開口させることにより、用紙挿入口の位置の確認を更に容易にすることができ、ロール紙の挿入を容易にすることができる。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の磁気カードデータ処理装置において、表示部の開閉支点をキーボード側端部に位置させることにより、通常運用の際には、操作者に対する表示部の傾斜角度を調整することができる。
【0030】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の磁気カードデータ処理装置において、表示部の最大開放位置を傾斜して備えられたキーボードの表面に対して表示部が略直角になる位置にすることにより、ロール紙の用紙収納部への収納を容易にすることができるとともに、ロール紙を収納する際にキーボードを操作することができ、例えばロール紙の送りやロール紙の巻き戻し等の調整作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のCATを概略的に示す外観斜視図である。
【図2】ディスプレイとプリンタカバーとを開放させた状態のCATを概略的に示す外観斜視図である。
【図3】ディスプレイを開放させた状態のCATの内部構造を部分的に切り欠いて示す側面図である。
【図4】従来のCATの一例を概略的に示す外観斜視図である。
【図5】従来のCATの別の一例を概略的に示す外観斜視図である。
【符号の説明】
3 読取溝
5 キーボード
6 表示部
6a キーボード側端部
7 プリンタ
7a 用紙挿入口
10 用紙収納部
P ロール紙
Claims (3)
- スリット状の読取溝を有し、その読取溝に沿って奥側から手前側に引き抜かれた磁気カードのデータを読み取って所定の処理に供する磁気カードデータ処理装置において、
複数のキーを配列したキーボードと、開閉自在に設けられて所定の事項を表示する薄型扁平形状の表示部と、ロール紙の挿入を受け付けるスリット状の用紙挿入口を有してその用紙挿入口から挿入されたロール紙に所定の事項を印字して略上方に排出するプリンタと、を前記読取溝に沿ってカード引抜方向下流側からカード引抜方向上流側に向けて順に配設し、
前記表示部の下方であって前記プリンタよりカード引抜方向下流側に形成され、前記ロール紙をロール下側から補助ローラにより導いて前記プリンタ側に引出自在に収納し、前記用紙挿入口を開口させ、前記表示部の開閉により外部に対して開放・閉塞自在な用紙収納部を備え、
前記用紙挿入口は、前記プリンタの側であって、前記ロール紙を前記用紙収納部に収納した状態であっても当該ロール紙によって遮蔽されない位置に形成されており、
前記補助ローラは、前記用紙収納部に前記ロール紙が収納された状態で、ロール下側から引き出された当該ロール紙のみを前記用紙挿入口に導く位置に配置されている、
ことを特徴とする磁気カードデータ処理装置。 - 前記表示部の開閉支点は、前記キーボード側端部に位置することを特徴とする請求項1記載の磁気カードデータ処理装置。
- 前記キーボードをカード引抜方向上流側からカード引抜方向下流側に向って傾斜させて備え、前記表示部の最大開放位置をそのキーボードの表面に対する角度が略直角になる位置にすることを特徴とする請求項2記載の磁気カードデータ処理装置。
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