JPS6145848A - 用紙セツト部の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、取引操作装置の用紙の搬送部の構造に係り、
特に用紙を正しく搬送路にセットする為の機構に関する
。

近来、コンピュータバンキングシステムの一環として金
融機関の窓口等に於いて、取引操作装置である自動預金
機及び現金自動預金支払兼用機（Ａｕｔｏｍａｔｅｄ　
Ｔｅ１ｌｅｒｓ　Ｍａｃｈｉｎｅ　　：　Ａ　ＴＭ）等
が広く用いられている。これらの装置は媒体読取装置を
備えており、通常クレジットカード（以下カードと称す
）又は預金通帳等を利用して操作を行い、現金の支払或
いは預金等の取引きが行われる。

顧客に対する取引きの内容は、通帳を使用した時には通
帳に記入され、通帳を使用しないでカードのみで取引き
をする場合にはレシートが発行される。

レシートを発行する際には連続用紙にカード上の顧客の
氏名等のエンボスデータをインプリントし、取引き内容
の印字を行って切断しレシートを作成して、カードと一
緒にカード挿入口に排出するようになっている。

斯かる装置に於いては、用紙が斜行や紙詰まり等の障害
を起こさず正しくセットされることが望まれている。

〔従来の技術〕

以下従来の技術について、自動預金機構を例にとって、
第３図乃至第６図を参照して説明する。

第３図は本発明が適用される一括投入型自動預金機を例
示する斜視図、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図、第５図
は第３図のＢ−Ｂ部分断面図、第６図は用紙のストック
部から用紙が搬送路に送出される部分、及びその周辺の
概略を示す側面図である。

第３図に於いて、装置前面の上方右側にカード挿入口ｌ
、左側に通帳１１を挿入する通帳口２が設けられていて
、下方操作パネル左側に紙幣投入口３及び返却口４が、
これらの右側には顧客に操作内容を案内表示するディス
プレイ５及び預金金額等を入力するキーボード６が配置
されている。

装置の内部は第４図に示す如く、上方の通帳挿入口２の
後方（図に於いて右方）に通＄ｉ　１１の磁気ストライ
プを読み取り、且つ書込みを行うリードライト部７ａと
、通帳１１とジャーナル用紙２０に取引き内容を印字す
るプリンタ部８ａが設けられている。

紙幣投入口３には投入された紙幣１０を繰り出すピンク
ローラＲ１等を有する繰り出し部９が設けられていて、
その右方の装置中央部には投入された紙幣１０の真偽、
金種を鑑別する鑑別部１２が配置されている。

鑑別部１２の下方には紙幣１０をプールするプール部１
３及び紙幣１０を収納する収納箱１４が配置されている
。

図中一点鎖線で示す搬送路には紙幣１０を搬送する送り
ローラＲ２、Ｒ３等が設けられ、搬送路の分岐点にはゲ
ー）Ｇｌが設けられている。

プール部Ｉ３にはプールされた紙幣１０を収納箱１４に
押し込むブツシャ１３ａが備えられている。

又、第５図のカード挿入口１の後方にはカード１７の磁
気ストライプを読み取り、且つ書き込みを行うリードラ
イト部７ｂ及び、レシートに取引き内容を印字するプリ
ンタ部８ｂが設けられている。

印字部８ｂはインプリンタ部８ｃとプリンタ部８ｄで構
成されている。

以上の如き構成であるので、この装置で預金をする時は
、先ず第３図に於いて顧客が預金釦を押して意志表示を
し、ディスプレイ５に表示されるメソセージに従って、
第４図に示す如く通帳１１を通帳口２へ挿入すると、リ
ードライト部７ａで通帳裏面の磁気ストライプが読み取
られて口座番号等が確認され、その後紙幣１０を紙幣投
入口３へ一括投入する。

投入された紙幣１０はピックローラＲ１等に依り一枚ず
つ繰り出され順次鑑別部１２に送られる。鑑別部１２で
は先ず紙幣１０の大きさをセンサＳ１で判別し正規の大
きさでない場合はＮＧ信号を制御部１６に送り、紙幣１
０は返却口４に返却される。真紙幣１０であれば大きさ
に依って金種を判別して、更に磁気ヘッド旧で真偽判別
及び金種判別を行う。

センサＳ１に依る金種判別と磁気ヘッド旧に依る金種判
別が一致した時、即ち真紙幣の場合はＯＫ倍信号、不一
致の時、即ち偽紙幣（不良及び、変形紙幣を含む）の場
合はＮＧ信号を夫々制御部１６に送る。制御部１６は送
られた鑑別情報に従って、切替えゲートＧ１に切替え動
作を行わせる。切替えゲートＧ１は通常針Ｆの状態にあ
り、送りローラＲ２、Ｒ３の間を通る紙幣１０をプール
部１３へ送るようにセットされており、鑑別部１２の鑑
別結果がＯＫの間はこの状態を保って真紙幣１０をプー
ル部１３に送る。その金額は計数してディスプレイ５に
表示される。

顧客が表示金額と投入金額が一致している事を確認して
キーボード６の確認釦を押すと、通帳１１に預金額が印
字され、ジャーナルに取引き内容が印字されて装置内に
巻取られ、通帳１１は通帳口から返却されて取引きは終
了する。−取引きが終了すると、紙幣１０はブツシャ１
３ａに依って収納箱１４内に押し込まれて収納される。

又積算カウンタ１５にはその日の総合計が表示される。

投入された紙幣１０内に偽紙幣が混入している場合、Ｎ
Ｇ信号を受けた制御部１６は指令を発しゲートＧ１を動
作させて紙幣搬送路を切替え、偽紙幣は返却口４に返却
される。

通帳１１を使用しないで、カード１７を用いて預金する
時は、第５図に示す如くカード挿入口１よりカード１７
を挿入すると、リードライトド１７の裏面の磁気ストラ
イプの情報が読め取られ、口座番号が確認される。然る
後祇幣１０を投入すると収納処理は前記同様に行われる
。

カード１７はリードライト部７ｂの後方に位置するイン
プリント部８Ｃに送られ、既に取引き内容がプリンタ部
８ｄで印字された２枚重ねの用紙２１（ジャーナル用紙
２１ａ、及びレシート用紙２１ｂより成る）にカード１
７のエンボスデータを、インプリント部８ｃでインプリ
ントする。

第６図に示す如く、プリンタ部８ｄで印字された上記用
紙２１ａ、２１ｂの内、下側のレシート用紙２１ｂはカ
ッタ２２に依って切断され、インプリント部８ｃに送ら
れインプリントされた後、レシートとしてカード１７と
共に第５図に示すカード挿入口１に排出される。上側の
ジャーナル用紙２１ａは第５図及び、第６図に示す巻取
り機構２４にジャーナルとして巻取られる。

以上の如き方法にて、預金は自動的に行う事が出来る。

以下、第６図を参照して用紙のセット方法を説明する。

先ず、レシート用紙２１ｂは、用紙押え２５を矢印Ｃ方
向に開いてからストック部２３ｂの上部後端（図に於い
て右上方）から引出し、スプロケットプーリ２６のスプ
ロケットビンに用紙のスプロケット孔を係合させ、プリ
ンタ部８ｄ及びカッタ２２を経て、インプリント部８Ｃ
を通過した位置迄導いてセットする。

一方、ジャーナル用紙２１ａはストック部２３ａの上部
前端（図に於いて左上方）から引出し、当接を解除して
開状態にある送りローラ２７とピンチローラ２８とから
成る第１の送り機構２９を経て、更にローラ３０で方向
転換をし、プリンタ部８ｄ、インプリント部８ｃを経由
させ、第１の送り機構２８同様開状態にある第２の送り
機構３１を通過させてから、巻取り機構２４のスプール
２４ａに巻付けてセットする。

上記のセットが終了したら、第１及び、第２の送り機構
２９及び３１を閉状態にして、前記双方の送り機構と、
スプロケットプーリ２６を駆動して用紙がスムースに送
られている事を確認し、ＯＫであれ以上説明した如く、
用紙の内、レシート用紙はスプロケットプーリに係合さ
れる為に問題はないが、ジャーナル用紙は手でストック
部から引出してから、屈曲した搬送路を経由させ巻取り
機構に巻付けるようになっており、用紙が斜めに成りが
ちで斜行や、紙詰まりが起こり易くセットが困難で、セ
ットに多大の工数を要する問題点があった。

て、用紙のストック部に開口する搬送路と、該搬送路内
に対向して設けられた送りローラとピンチローラとから
成る送り機構と、前記送りローラとピンチローラを前記
搬送路に開閉するレバーと、該レバーと連動して前記搬
送路に開閉するストッパを設け、前記送りローラとピン
チローラが閉状態の時は前記ストッパが開状態であり、
前記送りローラとピンチローラが開状態の時は前記スト
ッパが閉状態になる如く構成したものである。

〔作用〕

即ち、人手に依るジャーナル用紙のセットは、上記した
第１の送り機構を通過した位置迄とし、その後は装置の
送り機構の駆動に依り、用紙のセットが行えるようにし
たものである。

この為には用紙が搬送路及び、第１の送り機構に正しく
セットされる必要があり、第１の送り機構を通過した近
傍に、用紙の搬送方向と直交するストッパを搬送路を開
閉するように設けたものである。ストッパは第１の送り
機構と連動しており、レバーを操作して第１の送り機構
が搬送路に開状態にすると、ストッパが１般送路内に突
出して、１１送路を塞ぐようになっている。従って斯か
る状態の搬送路に用紙をそのストック部から引出し、そ
の先端部がストッパに正しく当接するようにすると、用
紙は搬送路に正しくセットされた事になる。

然る後、第１及び、第２の送り機構を駆動すると用紙は
装置に正しくセットされる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図及び第２図を参照して説
明する。第１図（ａ）は本発明のジャーナル用紙の送り
機構が搬送路に閉状態でストッパが開状態に有る要部側
面図、第１図ｔｂ＋は同図（ａｌに於いて送り機構が搬
送路に開状態でストッパが閉状態に有る要部側面図、第
２図は第１図ｆａｌのＤ矢視図である。

図に於いて、２７′は送りローラ、２８′はピンチロー
ラ、３２ば１般送路、３３はレバー、３５ばストッパ、
３６はカム、３７．４１は板ばねである。

本発明に於いては、第１図（ｂｌに示す如く、ジャーナ
ル用紙２１ａ　（以下用紙と称す）は図示省略したスト
ック部から矢印Ｅの如く搬送路３２に挿入される。１般
送路３２には第１図（ａｌ及び第２図に示す如り、１般
送路内に突出するように設けられた送りローラ２７′と
ピンチローラ２８′とから成る左右２個の送り機構が有
る。送りローラ２７′は第２図に示す如く、装置の両側
板３日に軸３９で回転自在に取付けられており、図示省
略した駆動機構により、第１図ｆａｒに示す如く矢印Ｆ
方向に回転するようになっている。　ピンチローラ２８
′は第１図（ａｌ、（ｂｌに示す如く、板ばね３７の先
端部に回転自在に取付けられており、板ばね３７の他端
部は搬送路３２を構成する一方のガイド板３２ａに固定
されている。

ガイド板３２ａは、第１図及び第２図に示す如く、両側
板３８にピン４０を介して回動自在に取付けられ、第２
図に示す如く板ばね４１で矢印Ｇ方向に押圧されている
。

ガイド板３２ａに所定の間隙を介して対向して設けられ
た他のガイド板３２ｂは両側板に固定して取付けられで
いる。

第１図（ａｌ、ｉｂ）に示す如く、送り機構の下方には
近接してストッパ３５が設けられている。

ストッパ３５はカム３６を両側板３８に回動自在に取付
ける軸４２に固定されていて、同様に軸４２に固定して
いるレバー３３を同図ｆａｔに示す如く矢印Ｈ方向に回
動することで、同図（ｂｌに示す如く搬送路３２の中に
突出するようになっている。

斯かる構成の用紙セット部に用紙をセットする場合には
、先ず第１図（ａｌに示す如く、レバー３３を矢印Ｉ］
力方向回動する。レバー３３が回動されると、レバー３
３を固定している軸４２が同様に回動し、軸４２に固定
されているカム３６が反対に矢印■方向に回動して、同
図（ｂｌに示ず如くガイド板３２ａを左方に押圧して、
ガイド板３２ａを矢印Ｊ方向にビン４０を支点に回動す
る。ガイド板３２ａには板ばね３７を介してピンチロー
ラ２８′が固定されていて、従ってピンチローラ２８′
も同様に矢印Ｊ方向に回動して、送りローラ２７′から
離れ、搬送路３２から脱出する。　一方、ストッパ３５
も軸４２に固定されている為にレバー３３の回動に従っ
゛Ｃ１反対方向（矢印■方向）に回動し搬送路３２内に
突出して閉塞する。

この状態に於いて、用紙２１ａを」二部から搬送路３２
内に矢印Ｅの如く挿入すると、用紙２１ａの先端部はス
トッパ３５で衝止する。従ってストッパ３５が搬送路３
２に対して正確に直交するように構成しておき、用紙２
１ａの先端部を正しくストッパ３５に当接させれば、用
紙２１ａは搬送路３２に正しくセットされることになる
。

然る後、レバー３３を矢印に方向に戻すと、カム３６及
びストッパ３５も反対方向に回動し、ガイド板３２ａに
対する押圧も解除され、第２図に示す板ばね４１に押圧
されて、第１図（ａｌに示ず如くガイド板３２ｂに所定
間隙を介して対向する正常な位置に戻る。上記ガイド板
３２ｂ０）回動に伴い、ピンチローラ２８゛も回動し、
用紙２１ａを介して送りローラ２７′に圧接する位置に
戻る。

斯くて用紙２１ａのセットは完了し、用紙２１ａは送り
ローラ２７′の矢印Ｆ方向の回転に依って搬送の機構を
取引操作装置に適用することに依り、用紙を正しく、然
も容易に装置にセットすることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａｌは本発明の用紙の搬送部構造に於いて送り
機構が搬送路に閉状態でストッパが開状態に有る要部側
面図、 第１図ｆｂｌは同図ｆａｔに於いて送り機構が搬送路に
開状態でストッパが閉状態に有る要部側面図、第２図は
第１図ｆａｌのＤ矢視図、 第３図は本発明が適用される一括投入型自動預金機を例
示する斜視図、 第４図は第３図のＡ−Ａ断面図、 第５図は第３図のＢ−Ｂ部分断面図、 第６図は用紙のストック部から用紙が１般送路に送出さ
れる部分、及びその周辺の概略を示す側面図である。 図に於いて、 ２１ａはジャーナル用紙、２１ｂはレシート用紙、２３
ａ、２３ｂはストック部、 ２４は巻取り機構、　　　２５は用紙押さえ、２６はス
プロケットプーリ、 ２７．２７′は送り口〜う、２８．２８′はピンチロー
ラ、２９．３１は送り機構、　　３０はローラ、３２は
搬送路、　　　　　３３はレバー、３５はストッパ、　
　　　　３６はカム、３７．４１は板ばねである。 ←　ｌ　＠ 饗３閉 導４叫 参夕町 製　／＝　叫

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 用紙のストック部より繰出される用紙を案内する搬送路
   と、該搬送路内に対向して設けられた送りローラとピン
   チローラとから成る送り機構と、前記送り機構の各ロー
   ラを前記搬送路に対して開閉するレバーと、該レバーと
   連動して前記搬送路に突出する用紙ストッパと、前記送
   り機構の各ローラが閉状態の時は前記ストッパを搬送路
   より退避させ、前記各ローラが開状態の時は前記ストッ
   パを突出状態とするストッパ移動機構とを設けてなるこ
   とを特徴とする用紙セット部の構造。