JP3056350B2 - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JP3056350B2 JP3056350B2 JP5160552A JP16055293A JP3056350B2 JP 3056350 B2 JP3056350 B2 JP 3056350B2 JP 5160552 A JP5160552 A JP 5160552A JP 16055293 A JP16055293 A JP 16055293A JP 3056350 B2 JP3056350 B2 JP 3056350B2
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Description
自動取引装置に係り、特にレシートなどの紙葉状媒体を
排出する排出口に関する。
置には、カード状媒体の挿入排出口に近接した紙葉状媒
体の排出口から、搬送路を搬送された紙葉状媒体を排出
するものがある。以下に、そのような従来の自動取引装
置について図面を参照しながら説明する。図6は従来の
自動取引装置を示す概略側面図である。
ーダライタ2とレシートプリンタ3とから成る。カード
リーダライタ2は、カード挿入排出口4、フィードロー
ラ5、6、7、8、9、10、読取装置11を有してい
る。読取装置11は、カード状媒体である磁気カード1
2上のデータを読取り、図示せぬ制御部に読み取ったデ
ータを送信する。制御部は、このデータを基に取引を行
う。
紙13が巻回されたレシートロール14、サーマルヘッ
ド15、プラテン16、カッタナイフ17、フィードロ
ーラ18、19、20、21が内蔵されている。サーマ
ルヘッド15は、プラテン16上に搬送された連続用紙
13に所定の取引情報を印字する。カッタナイフ17
は、連続用紙13の取引情報が印字された部分を、磁気
カードより厚さの小さい一枚の紙葉状媒体であるレシー
ト22に切断する。フィードローラ18、19、20、
21は、レシート22をレシート排出部23まで搬送す
る。
ッパガイド25、ロワガイド26、レシート排出口27
を有する。シャッタ24は、レシート22が排出される
ときのみ、図示せぬプランジャーマグネットなどのアク
チュエータによって開く。アッパガイド25とロワガイ
ド26は、レシート22をレシート排出口27に案内す
る。
について説明する。顧客が、カード挿入排出口4から磁
気カード12を挿入し、磁気カード12をフィードロー
ラ5と6との間に挟ませると、フィードローラ5、7、
9が矢印A方向に、フィードローラ6、8、10が矢印
A´方向に回転して磁気カード12を読取装置11に搬
送する。読取装置11は、カード状媒体である磁気カー
ド12上のデータを読取り、読み取ったデータを図示せ
ぬ制御部に送信する。制御部は、このデータを基に取引
を行う。
り連続用紙13に取引情報を印字する。連続用紙13
は、プラテン16が矢印A方向に回転することにより、
レシート排出部23の方向に所定量送られ、カッタナイ
フ17によりレシート22として切断される。レシート
22は、フィードローラ18、20が矢印A´方向に、
フィードローラ19、21が矢印A方向に回転すること
により、レシート排出部23へ搬送される。
されてくると、図示せぬアクチュエータによってシャッ
タ24が開く。このようにレシート22が排出されると
きのみシャッタ24が開くことにより、顧客が誤って磁
気カード12をレシート排出口27から挿入しても、シ
ャッタ24に磁気カード12の先端が突き当たり、磁気
カード12がレシートプリンタ3内に挿入されることは
ない。レシート22は、アッパガイド25とロワガイド
26とによって案内され、レシート排出口27から排出
される。このレシート22の排出にタイミングを合わせ
て、カードリーダライタ2内のフィードローラ5,7,
9が矢印A´方向に、フィードローラ6、8、10が矢
印A方向に回転し、磁気カード12をカード挿入排出口
4から排出する。
12とレシート22とを受け取れるように、カード挿入
排出口4とレシート排出口27とを互いに隣接した位置
に設けている。また、図において、磁気カード12とレ
シート22は、説明上実際の寸法より大きく示してあ
る。
あっては、カード挿入排出口とレシート排出口とが互い
に近接して設けられているので、顧客が磁気カードを誤
ってレシート排出口に挿入した場合でも、磁気カードが
レシートプリンタ内に挿入されないようにレシートを排
出するときのみ開くシャッタが設けられているが、この
シャッタを開閉するアクチュエータを設けなければなら
ず、その分装置が大型になり、部品点数も多くなって組
立時の作業性が悪く、またコストアップにもつながると
いう問題点があった。
ッタを設けなくても、安定したレシートの搬送を行いな
がら、磁気カードの誤挿入を防止し得る自動取引装置を
提供することを目的としている。
に、本発明は、カード挿入排出口から挿入されたカード
の内容を読み取った後に前記カード挿入排出口からカー
ドを排出するとともに、所定の取引記録を印字したレシ
ートをレシート排出口から排出して取引を行なう自動取
引装置において、前記レシート排出口を前記カード挿入
排出口に隣接した位置に設けるとともに、該レシート排
出口へレシートを搬送する搬送ガイド上に、前記レシー
トが通る隙間が前記レシートの厚みよりも広く前記カー
ドよりも狭くなるように凸部を設けたものである。さら
に、請求項2に係る発明では、前記搬送ガイドはアッパ
ガイドとロアガイドからなり、前記凸部はロアガイドに
設けられていることを特徴としたものである。
ード排出口に隣接した位置に設けるとともに、レシート
を搬送する搬送ガイドの内側に凸部を備えている。ま
た、この凸部は、紙葉状媒体が通る隙間が紙葉状媒体の
厚みよりも広くカード状媒体よりも狭くなるように形成
されている。したがって、レシートはこの凸部により形
成される隙間を通り排出口に排出されるが、カードはこ
の凸部に突き当たりカードの誤挿入が阻止される。ま
た、請求項2に係る発明では、ロアガイドに凸部が設け
られているので、レシートがこの凸部に接触しつつ排出
された場合であっても、通常取引内容が印字されるレシ
ートの上面側に接触痕がつかないという効果を奏する。
を必要とするシャッタを設けなくても、安定したレシー
トの搬送を行いながら磁気カードの誤挿入を防止し得る
のである。
がら説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符
号を付す。図1は本発明の第一実施例を示す斜視図、図
2は第一実施例の要部を示す断面図、図3は磁気カード
を示す平面図、図4はレシートを示す平面図である。
レーム31にカード挿入排出口4と隣接して設けられて
いる。レシート排出部32は、フレーム31と一体に形
成されたアッパガイド25、ロワガイド26、レシート
排出口27とから成る。ロワガイド26には、略三角錐
状の凸部33、34が設けられている。なお、凸部3
3、34は、ロワガイド26の打ち出しであってもよ
い。第一実施例のその他の要素については、従来技術と
同様であるので、説明は省略する。
いて説明する。まず、アッパガイド25とロワガイド2
6との間の距離L1を、0.1mm以下の厚さのレシー
ト22を安定して搬送するように、1mm〜2mmとす
る。また、凸部33の頂点38とアッパガイド25の底
面39との間の距離をL2、磁気カード12の厚さをL
3、レシート22の厚さをL4とすると、 L4<L2<L3・・・(1) 式(1)を満たすようにL2を設定する。第一実施例に
おいては、磁気カード12の厚さL3とレシート22の
厚さL4との差が大きいので、L2をL3よりわずかに
小さく設定し、L2をレシート22が搬送されるのに十
分な広さにしておく。
の距離をL5、図3における磁気カード12の短辺の長
さをL6とすると、 L5<L6・・・(2) 式(2)を満たすようにL5を設定する。
部33との間の距離をL7、凸部33と34との間の距
離をL8、凸部34とレシート排出口27の他端37と
の間の距離をL9とすると、 L7<L6・・・(3) L8<L6・・・(4) L9<L6・・・(5) 式(3)、(4)、(5)を満たすようにL7、L8、
L9を設定する。
とすると、 L7+L8+L9<L10・・・(6) 式(6)を満たすようにL7+L8+L9を設定する。
誤挿入防止動作、およびレシート排出部23のレシート
搬送動作について図2を参照しながら説明する。顧客が
レシート排出口27から誤って磁気カード12を挿入す
ると、磁気カード12の先端12aが凸部33、または
34に突き当たり、磁気カード12をそれ以上挿入する
ことはできない。一方、取引動作が終了し、レシート2
2がレシート排出部23に搬送されてくると、レシート
22の先端22aは、アッパガイド25とロワガイド2
6の間に入り込み、凸部23、24とアッパガイドの底
面39との間を通り、レシート排出口27から排出され
る。
参照しながら説明する。図5は第二実施例の要部を示す
断面図である。図において、アッパガイド25の凸部3
3に対向する位置には、逃げ35が設けられている。第
二実施例のその他の構成要素、およびそれぞれの構成要
素を設ける位置については、第一実施例と同様であるの
で説明は省略する。
出部23のレシート搬送動作について図5を参照しなが
ら説明する。取引動作が終了し、レシート22がレシー
ト排出部23に搬送されてくると、レシート22の先端
22aは、アッパガイド25とロワガイド26の間に入
り込み、凸部23、24と逃げ35との間を波打ちなが
ら通り、レシート排出口27から排出される。第二実施
例の磁気カードの誤挿入防止動作については、第一実施
例と同様であるので、説明は省略する。なお、この場
合、磁気カードは剛性が高いので、逃げ35が誤挿入防
止の妨げとなることはない。
気カードの厚さとレシートの厚さとの差が小さく、アッ
パガイドとロワガイドとの間の距離を十分広くとれない
場合にも、安定したレシート搬送を行うことが可能とな
る。
凸部を間隔をおいて設けたが、凸部の形状を四角錐状と
してもよい。また、本実施例においては、凸部をロワガ
イドに設けたが、アッパガイドに設けることも可能であ
る。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
口をカード挿入排出口に隣接した位置に設けているの
で、顧客が装置から排出されるレシート及びカードを受
け取る際の操作性に優れ、また一方を取り忘れてしまう
ような状況を防止できる等の作用効果を奏する。また、
このようにレシート排出口をカード挿入口に隣接した位
置に設けた場合、誤って顧客がレシート排出口にカード
を挿入してしまうおそれがあるが,本願発明ではレシー
ト排出口をカード挿入口に隣接した位置に設けつつ、レ
シートの搬送ガイド上に所定の間隔で凸部を設けたの
で、カード挿入口にカードを挿入しようとして誤ってレ
シート排出口にカードを挿入しても、搬送ガイド上の凸
部によりカードの挿入が防止される。また、このような
凸部を、レシートが通る隙間が前記レシートの厚みより
も広く前記カードよりも狭くなるように設けているの
で、カードの誤挿入を防止しつつ、レシートを安定して
搬送することができる。更に第2の発明では、この凸部
を、搬送ガイドのうちロアガイド側に設けているので、
レシートがこの凸部に接触しつつ排出された場合であっ
ても、通常取引内容が印字されるレシートの上面側に接
触痕がつかないという効果を奏する。
Claims (2)
- 【請求項1】 カード挿入排出口から挿入されたカード
の内容を読み取った後に前記カード挿入排出口からカー
ドを排出するとともに、 所定の取引記録を印字したレシートをレシート排出口か
ら排出して取引を行なう 自動取引装置において、前記レシート排出口を前記カード挿入排出口に隣接した
位置に設けるとともに、 該レシート排出口へレシートを搬送する搬送ガイド上
に、 前記レシートが通る隙間が前記レシートの厚みよりも広
く前記カードよりも狭くなるように凸部を 設けたことを
特徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動取引装置において、
前記搬送ガイドはアッパガイドとロアガイドからなり、
前記凸部はロアガイドに設けられていることを特徴とす
る自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5160552A JP3056350B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5160552A JP3056350B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721469A JPH0721469A (ja) | 1995-01-24 |
JP3056350B2 true JP3056350B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=15717463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5160552A Expired - Fee Related JP3056350B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3056350B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015029488A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および自動取引装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5607008B2 (ja) * | 2011-09-15 | 2014-10-15 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP5729444B2 (ja) * | 2013-10-09 | 2015-06-03 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP6451145B2 (ja) * | 2014-08-21 | 2019-01-16 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5160552A patent/JP3056350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015029488A1 (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-05 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および自動取引装置 |
JP2015049571A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および自動取引装置 |
Also Published As
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---|---|
JPH0721469A (ja) | 1995-01-24 |
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