JP2014056495A - 取引装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 媒体の排出又は投入受付を行う際に、利用者を誘導しやすい表示を行う取引装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、取引装置に関する。そして、取引装置は、取引に係る物の投入及び又は排出が可能な1又は複数の取扱口と、取引に係る情報を表示画面に出力する表示出力部を用いて、利用者との取引を行う手段と、表示出力部の表示画面の周囲に配置されたそれぞれの取扱口に対応する画面側照明部と、取引によりいずれかの取扱口で物の投入又は排出が発生する場合に当該取扱口に対応する画面側照明部を照明させる照明制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、取引装置に関する。そして、取引装置は、取引に係る物の投入及び又は排出が可能な1又は複数の取扱口と、取引に係る情報を表示画面に出力する表示出力部を用いて、利用者との取引を行う手段と、表示出力部の表示画面の周囲に配置されたそれぞれの取扱口に対応する画面側照明部と、取引によりいずれかの取扱口で物の投入又は排出が発生する場合に当該取扱口に対応する画面側照明部を照明させる照明制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
この発明は、取引装置に関し、例えば、銀行などの金融機関やコンビニエンスストアなどに設置されるATM(Automated Teller Machine)に適用し得る。
従来のATMでは、利用者からの媒体(例えば、キャッシュカードや現金等)投入(挿入)の受付、又は、利用者への媒体排出を行う際に、その直前又は直後に利用者への案内(例えば、操作画面、媒体入出口の照明部表示、音声案内等による案内)を行っている。
従来のATMでは、例えば、媒体を排出口に排出する直前に、媒体入出口からの媒体抜き取りを誘導する案内を開始(例えば、操作画面に案内情報を表示出力)する。そして、従来のATMでは、排出した媒体が媒体入出口から抜き取られた後に、上述の案内を終了する(例えば、操作画面での案内情報の出力終了する)。なお、以下では、媒体等の投入受付及び又は排出を行う部分を総称して、「取扱口」とも呼ぶものとする。
また、従来のATMで、媒体の排出又は投入受付を行う際に、操作画面に表示する案内の内容としては、特許文献1の記載技術がある。特許文献1に記載されたATMでは、媒体の投入受付及び排出時、個別の媒体を操作するイラスト及び文言に合わせて、装置全体の媒体入出口の配置図と操作順を明示したイラストを表示している。
しかしながら、従来のATMでは、媒体の排出又は投入受付を行う際に、実際に排出又は投入受付を行う時になるまで、何の媒体に関する排出又は投入受付を行うのか、利用者が把握できなかった。また、従来のATMでは、複数の媒体について、排出又は投入受付を行う際に、操作画面に表示する画面上の文字案内や、操作画面から離れた複数の媒体入出口のランプの点灯では、利用者が複数の媒体に関する排出又は投入受付であることに気付かない場合があった。
上記のような問題点に鑑みて、媒体の排出又は投入受付を行う際に、利用者を誘導しやすい表示を行う取引装置が望まれている。
本発明は、(1)取引に係る物の投入及び又は排出が可能な1又は複数の取扱口と、(2)取引に係る情報を表示画面に出力する表示出力部を用いて、利用者との取引を行う取引処理手段と、(3)上記表示出力部の表示画面の周囲に配置された、それぞれの上記取扱口に対応する画面側照明部と、(4)上記取引処理手段が行う取引により、いずれかの上記取扱口で、物の投入又は排出が発生する場合に、当該取扱口に対応する画面側照明部を照明させる照明制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、媒体の排出又は投入受付を行う際に、利用者を誘導しやすい表示を行う取引装置を提供することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による取引装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による取引装置の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、ATM1の外観斜視図である。
図1は、ATM1の外観斜視図である。
図2は、ATM1の機能的構成を示すブロック図である。
ATM1は、図2に示すように制御部10、データ記憶部20、通信部30、カードリーダライタ40、操作表示部50、明細票プリンタ60、通帳処理部70、紙幣処理部80、硬貨処理部90、及び異物返却部100を有している。
制御部10は、ATM1内の各部の動作制御や情報処理を行う機能を担っているものであり、取引処理部11及び照明制御部12を有している。データ記憶部20は、制御部10(取引処理部11、照明制御部12)が情報処理を行うために必要な各種情報等を格納するデータ記憶手段であり、例えば、各種メモリ等により構成することができる。
取引処理手段としての取引処理部11は、利用者との取引を行うための情報処理(利用者への情報の提示や操作受付に伴う処理を含む)や取引処理に伴ってATM1内の各構成要素の制御等を行うものである。
照明制御手段としての照明制御部12は、利用者との取引の進行状況等に応じて、ATM1に備えられている各照明部(詳細については後述する)の照明制御を行うものである。
制御部10(取引処理部11及び照明制御部12を含む)は、例えば、プロセッサ等を含むプログラムの実施構成(コンピュータ)に、取引処理部11や照明制御部12等に対応するプログラムをインストールすることにより実現することができる。上述のプログラム(取引処理部11及び照明制御部12に対応するプログラム)は、例えば、データ記憶部20に記憶しておき、ATM1が起動したときに、制御部10がそのプログラムを読み込んで実行するようにしても良い。
通信部30は、図示しないホストコンピュータと接続する等のためのネットワークインタフェースである。なお、通信部30については、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
カードリーダライタ40は、利用者からカード入出・明細票排出口401に挿入されたキャッシュカードのデータ読取等を行うものである。なお、カードリーダライタ40は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
この実施形態では、カード入出・明細票排出口401が、キャッシュカードの入出口の機能と明細票の排出口の機能を兼ねているものとして説明するが、別の取扱口として構成するようにしてもよい。
表示出力部としての操作表示部50は、当該ATM1のユーザインタフェース機能を担っている。具体的には、操作表示部50は、タッチパネルディスプレイ等を用いて、利用者に操作画面を提示し、利用者への情報出力や、利用者からの操作受付(メニュー選択や金額入力、番号入力等)を行うことが可能なデバイスである。
明細票プリンタ60は、印刷用紙に取引内容を印字して明細票を作成して、カード入出・明細票排出口401から排出するものである。なお、明細票プリンタ60自体は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
通帳処理部70は、利用者から通帳挿入排出口701に挿入された通帳の処理(通帳への取引結果の印字等)を行うものである。なお、通帳処理部70は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため、詳しい説明は省略する。
現金処理部の一部として機能する紙幣処理部80は、利用者から投入された紙幣を収納する機能と、ATM1に収納されている紙幣を利用者に出金する機能を担っている。この実施形態では、紙幣処理部80は、現金取扱口としての紙幣入出金口801から紙幣の入出金を行うことが可能となっている。なお、紙幣処理部80は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため詳しい説明を省略する。
現金処理部の一部として機能する硬貨処理部90は、利用者から投入された硬貨を収納する機能と、ATM1に収納されている硬貨を利用者に出金する機能を担っている。この実施形態では、硬貨処理部90は、現金取扱口としての硬貨入出口901から紙幣の入出金を行うことが可能となっている。なお、硬貨処理部90は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため詳しい説明を省略する。
異物返却部100は、紙幣入出口801又は硬貨入出口901に投入された異物を、異物返却口1001から返却する機能を担っている。異物返却部100は、例えば、紙幣入出口801に硬貨が投入された場合等にも、それを異物として異物返却口1001から返却する。なお、異物返却部100は、既存のATM等と同様のものを適用することができるため詳しい説明を省略する。また、異物及び媒体(例えば、キャッシュカードや紙幣や硬貨等)を総称して「物」という。
次に、ATM1に備えられた各照明部、及び、照明制御部12の処理の詳細について説明する。
図3は、図1に示す操作表示部50及び、操作表示部50の周辺について拡大して示す要部拡大図である。
ATM1には、利用者を誘導するための照明部が設けられている。具体的には、図1、図3に示すように、ATM1には、装置前面側(利用者が操作する側の面)に、緑色で照明する緑色照明部LG−1、LG−2、水色(アクアブルー)で照明する水色照明部LAB−1、LAB−2、青色で照明する青色照明部LB−1、LB−2、赤色で照明する赤色照明部LR−1、LR−2、黄色で照明する黄色照明部LY−1、LY−2、及び、白色(無色)で照明する白色照明部LW−1、LW−2が配置されている。なお、この実施形態の水色照明部LAB−2は、図1に示すように、異物返却口1001の開口部の内部に配置されているため、直接ATM1の外側から利用者が直接視認することはできない。しかし、水色照明部LAB−2が照明することにより、異物返却口1001の内部でその光が反射するため、水色照明部LAB−2が照明した光は間接的に利用者に視認させることが可能である。なお、水色照明部LAB−2については、他の照明部と同様に、ATM1の前面側に配置するようにしてもよい。
照明制御部12では、これらの照明部について、照明する色ごとに、いずれかの取扱口、又は、取り扱う媒体(投入受付又は排出する媒体)の種類と対応づけて管理されているものとする。
具体的には、照明制御部12において、緑色照明部LG−1、LG−2は硬貨入出口901(硬貨)と対応付けて管理されている。また、照明制御部12において、水色照明部LAB−1、LAB−2は、異物返却口1001と対応付けて管理されている。さらに、照明制御部12において、青色照明部LB−1、LB−2は、紙幣入出口801(紙幣)と対応付けて管理されている。さらにまた、照明制御部12において、赤色照明部LR−1、LR−2は、カード入出・明細票排出口401(キャッシュカードを取り扱う場合に限る)と対応づけて管理されている。また、照明制御部12において、黄色照明部LY−1、LY−2は、カード入出・明細票排出口401(明細票を取り扱う場合に限る)と対応づけて管理されている。さらに、照明制御部12において、白色照明部LW−1、LW−1は、通帳入出口701(通帳)と対応付けて管理されている。
なお、ATM1において配置される照明部の数は、ATM1に配置される取扱口の数や取り扱う媒体の種類により変更するようにしてもよい。また、各照明部の色については、対応する照明部同士について同じ色となっていれば限定されないものである。
図1、図3に示すように、緑色照明部LG−1、水色照明部LAB−1、青色照明部LB−1、赤色照明部LR−1、黄色照明部LY−1、及び白色照明部LW−1は、操作表示部50の画面の周囲(縁)に沿って、画面側照明部として配置されている。
また、図1に示すように、緑色照明部LG−2、水色照明部LAB−2、青色照明部LB−2、赤色照明部LR−2、黄色照明部LY−2、及び白色照明部LW−2は、いずれかの取扱口(硬貨入出口901、異物返却口1001、紙幣入出口801、カード入出・明細票排出口401、及び通帳入出口701)の近傍に、取扱口側照明部として配置されている。具体的には、図1に示すように、緑色照明部LG−2は硬貨入出口901の近傍に配置されている。また、水色照明部LAB−2は、異物返却口1001の近傍に配置されている。さらに、青色照明部LB−2は、紙幣入出口801の近傍に配置されている。さらにまた、赤色照明部LR−2及び黄色照明部LY−2は、カード入出・明細票排出口401の近傍に配置されている。また、白色照明部LW−2は、通帳入出口701の近傍に配置されている。
そして、ATM1において、操作表示部50の周囲に配置された照明部(緑色照明部LG−1、水色照明部LAB−1、青色照明部LB−1、赤色照明部LR−1、黄色照明部LY−1、及び白色照明部LW−1)の相対的な位置関係は、各取扱口(硬貨入出口901、異物返却口1001、紙幣入出口801、カード入出・明細票排出口401、及び通帳入出口701)の相対的な位置関係と一致しているものとする。言い換えると、ATM1において、各取扱口の近傍に配置された照明部の相対的な位置関係は、それらの照明部に対応する操作表示部50の周囲の照明部の位置関係と一致するように配置されている。
例えば、ATM1の前面左側(図1の方向から見た場合の左側)には、上方向から通帳入出口701(白色照明部LW−2)、硬貨入出口901(緑色照明部LG−2)、異物返却口1001(水色照明部LAB−2)の順で配置されている。そして、操作表示部50の周囲の左側において、上述の位置関係と一致するように、上から白色照明部LW−1、緑色照明部LG−1、水色照明部LAB−1の順に配置されている。また、ATM1の前面右側(図1の方向から見た場合の右側)には、上からカード入出・明細票排出口401(黄色照明部LY−2、赤色照明部LR−2)、紙幣入出口801(青色照明部LB−2)の順で配置されている。そして、操作表示部50の周囲の左側において、上述の位置関係と一致するように、上から黄色照明部LY−1、赤色照明部LR−1、青色照明部LB−1の順に配置されている。
そして、照明制御部12は、各取扱口で媒体等の取扱(投入受付又は排出)を行う際に、各取扱口又は媒体の種類に応じた照明部を照明(点灯又は点滅)させる制御を行う。そして、照明制御部12は、各取扱口の照明部と、操作表示部50の周囲に配置された照明部とで、対応する照明部の組については、同じタイミングで照明させる制御を行うものとする。例えば、カード入出・明細票排出口401にキャッシュカードが挿入された場合には、照明制御部12は、赤色ランプLR−1及び赤色ランプLR−2の両方について同じタイミングで、照明させる制御(点灯、点滅)を行うものとする。
図1、図3に示すように、操作表示部50の周囲に配置された各照明部は、操作表示部50の操作画面の縁に沿ったL字型の形状となっているが、各照明部の相対的な位置関係がわかるように配置されていれば、これらの照明部の形状や配置構成の詳細については、限定されないものである。ただし、操作表示部50の周囲に配置された各照明部については、相対的な位置関係が利用者に認識しやすく、さらに設置面積を節約できる構成となっていることが望ましい。その点で、図1、図3に示すように、操作表示部50の周囲に配置される各照明部の形状をL字型とすることは、省スペース及び認識し易さの点から望ましい。なお、この実施形態では、操作表示部50の操作画面は矩形(長方形)であるものとして説明するが、操作表示部50の操作画面の形状は限定されないものである。そして、操作表示部の縁の形状に沿って、ライン状に各照明部を配置することが望ましい。
また、この実施形態において、ATM1に配置される各照明部は、複数のLED(発光ダイオード)をライン状に並べて配置することで実現しているものとして説明するが、各照明部を照明させる方式については限定されないものである。そして、それぞれの照明部に配置されたLEDは、当該照明部に対応する色で照明(点灯又は点滅)することが可能となっているものとする。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態のATM1の動作を説明する。
次に、以上のような構成を有する第1の実施形態のATM1の動作を説明する。
(A−2−1)出金取引の場合
まず、ATM1で紙幣及び又は硬貨の出金が行われる取引の例として、出金取引が行われる場合の動作について、図4〜図10を用いて説明する。
まず、ATM1で紙幣及び又は硬貨の出金が行われる取引の例として、出金取引が行われる場合の動作について、図4〜図10を用いて説明する。
図4は、ATM1で出金取引が行われる場合の動作について示したフローチャートである。そして、図5〜図10は、ATM1が、図4のフローチャートに従って動作した場合の、操作表示部50の操作画面の内容、及び、操作表示部50の周囲の各照明部の照明状態について示している。図5〜図10では、照明した状態(点灯又は点滅した状態)の照明部についてはハッチ(斜線)を付して示している。
また、以下の動作説明では、操作表示部50の周囲に配置された照明部の照明制御を中心に説明するが、各取扱口の近傍に配置された照明部についても同様の照明制御を行うものとする。例えば、制御部10は、緑色照明部LG−1について点灯又は点滅させる照明制御を行う際には、対応する緑色照明部LG−2についても同様のタイミングで同様の照明制御(点灯、点滅、消灯)を行うものとする。
制御部10は、初期画面として、図5に示すような、キャッシュカードの挿入を要求する画面(以下、「カード挿入要求画面」と呼ぶ)を、操作表示部50の画面に表示させているものとする(S101)。なお、初期画面(カード挿入要求画面)を表示中の場合、制御部10は、各照明部を消灯させた状態とする。そして、ここでは、操作表示部50でカード挿入要求画面中に、利用者によりカードリーダライタ40(カード入出・明細票排出口401)にキャッシュカードが挿入されたものとする(S102)。
そして、キャッシュカードが挿入されると、制御部10は、図6に示すように、カード入出・明細票排出口401に対応する赤色照明部LR−1を点灯又は点滅させる照明制御を行う。そして、制御部10は、図6に示すように、利用者に行う取引の種類を選択させる画面(以下、「取引選択画面」と呼ぶ)を操作表示部50に表示させて、利用者に取引選択を要求する(S103)。
図6に示す取引選択画面では、当該利用者の口座(例えば、カードリーダライタ40に挿入したキャッシュカードに対応する口座)から出金する出金取引を開始するためのボタンB101(「出金」と表示されたボタン)と、当該利用者の口座以外の他の口座への口座間振込みを受付ける振込取引を開始するためのボタンB102(「振込」と表示されたボタン)と、当該利用者の口座に入金(預金)する預入取引を開始するためのボタンB103(「預入」と表示されたボタン)と、当該利用者の口座の残高照会の受付を開始するためのボタンB104(「残高照会」と表示されたボタン)とが配置されている。そして、ここでは、取引選択画面において、利用者により出金取引を開始するためのボタンB101が押下されたものとする。
取引選択画面において、出金取引を開始するためのボタンB101が押下されると、制御部10は、操作表示部50に、暗証番号の入力を受付けるための画面(以下、「暗証番号入力受付画面」と呼ぶ)を表示させる。そして、暗証番号入力受付画面で、利用者により暗証番号(例えば、4桁の番号)が入力されたものとする。そして、暗証番号入力受付画面で、暗証番号が入力されると、制御部10は、暗証番号のチェック(認証処理)を、図示しないホストコンピュータに依頼する(S104)。
図7は、制御部10が操作表示部50に暗証番号入力受付画面を表示した状態について示している。
図7に示すように、暗証番号入力受付画面では、暗証番号を入力するためのソフトキーパッドK201と、取引を中止するための取消ボタンB201(「取消」と表示されたボタン)と、入力された暗証番号の桁数を表示するためのフィールドF201とが配置されている。ソフトキーパッドK201は、「0〜9」、「確定」の入力キー(ボタン)により構成されている。また、図7に示すように、暗証番号入力受付画面では、既に入力された暗証番号を訂正(例えば、既に入力された番号の一部又は全部の消去)するための訂正ボタンB202が配置されている。
制御部10は、キャッシュカードのデータ記録媒体(磁気ストライプやICチップ等)から取得した当該利用者の口座の口座番号と、当該利用者から入力された暗証番号とを、ホストコンピュータに送信して、ホストコンピュータ側で保持している暗証番号との照合を依頼する。ここでは、ホストコンピュータにより、暗証番号チェックはOK(認証成功)であったものとする。
暗証番号のチェックがOK(認証成功)の場合、制御部10は、操作表示部50に、出金する金額の入力を受付けるための画面(以下、「金額入力受付画面」と呼ぶ)を表示させる(S105)。そして、金額入力受付画面において、利用者により出金する金額が入力されたものとする
図8は、制御部10が操作表示部50に金額入力受付画面を表示した状態について示している。
図8は、制御部10が操作表示部50に金額入力受付画面を表示した状態について示している。
図8に示すように、金額入力受付画面では、金額を入力するためのソフトキーパッドK301と、取引を中止するための取消ボタンB301と、入力された金額を表示するためのフィールドF301とが配置されている。ソフトキーパッドK301は、「0〜9」、「確定」、「千」、「万」の入力キー(ボタン)により構成されている。また、図8に示すように、金額入力受付画面では、既に入力された金額を訂正(例えば、既に入力された数字の一部又は全部の消去)するための訂正ボタンB302が配置されている。そして、ここでは、金額入力受付画面で、「10500円」という金額が入力されたものとする。
そして、金額入力受付画面で、金額が入力されソフトキーパッドK301の確定キーが押下されると、制御部10は、取引処理中であることを表示する画面(以下、「処理中表示画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる(S106)。
図9は、制御部10が操作表示部50に処理中表示画面を表示した状態について示している。
図9に示すように、処理中表示画面では、取引処理中であることを示すメッセージ(図9では、「処理中」というメッセージ)を表示している。また、制御部10は、利用者からの取引内容の受付が完了し、処理中表示画面を表示する際に、図9に示すように、今回の取引処理で用いられる取扱口及び媒体に係る照明部を点灯させる処理も行う。今回ATM1では、キャッシュカードを用いた「10500円」の出金取引が行われるので、紙幣(1万円紙幣)、硬貨(500円硬貨)、キャッシュカード、及び明細票の排出が行われることになる。したがって、制御部10は、利用者からの取引内容の受付が完了し、処理中表示画面を表示する際に、図9に示すように、硬貨入出口901、紙幣入出口801、キャッシュカード及び明細票(カード入出・明細票排出口401)に対応する照明部(緑色照明部LG−1、青色照明部LB−1、赤色照明部LR−1、及び黄色照明部LY−1)を点灯又は点滅させる照明制御を開始(又は継続)する。なお、赤色照明部LR−1については、上述のステップS103の時点から点灯又は点滅させる照明制御が継続している。
そして、金額入力受付画面で、金額が入力されソフトキーパッドK301の確定キーが押下されると、制御部10は、出金取引を行うために、図示しないホストコンピュータと通信して、出金取引のトランザクション処理を依頼する処理を行う(S107)。なお、ここでは、制御部10が依頼したトランザクション処理は成功(取引成功)だったものとする。
そして、出金取引が成立すると、制御部10は、カードリーダライタ40を制御してカード入出・明細票排出口401からキャッシュカードを排出させる制御処理を行う。また、制御部10は、明細票プリンタ60を制御して明細票用紙に今回の取引の内容を印字させて明細票を作成させ、その明細票をカード入出・明細票排出口401から排出させる(S108)。
そして、制御部10は、排出するキャッシュカードと明細票の受取を利用者に要求するための画面(以下、「カード・明細票受取要求画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる制御を行う(S109)。
図11は、制御部10が操作表示部50にカード・明細票受取要求画面を表示させた状態について示している。
図11に示すように、カード・明細票受取要求画面では、キャッシュカードと明細票の受取を利用者に要求するメッセージ(図11では、「カードと明細票をお受け取りください」というメッセージ)を表示している。なお、カード入出・明細票排出口401から、キャッシュカード及び明細票が利用者により抜き取られると、制御部10は、キャッシュカード及び明細票(カード入出・明細票排出口401)に対応する照明部(赤色照明部LR−1及び黄色照明部LY−1)を消灯させる照明制御を行う。
そして、カード入出・明細票排出口401から、キャッシュカード及び明細票が利用者により抜き取られると、制御部10は、紙幣処理部80を制御して紙幣入出口801から出金する紙幣(ここでは、1枚の1万円札)を排出させる制御処理を行う。また、制御部10は、硬貨処理部90を制御して硬貨入出口901から、出金する硬貨(ここでは、1枚の500円硬貨)を排出させる(S110)。
そして、制御部10は、排出した紙幣と硬貨の受取を利用者に要求するための画面(以下、「紙幣・硬貨受取要求画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる制御を行う(S110)。
図11は、制御部10が操作表示部50に紙幣・硬貨受取要求画面を表示させた状態について示している。
図11に示すように、紙幣・硬貨受取要求画面では、紙幣及び硬貨の受取を利用者に要求するメッセージ(図11では、「紙幣と硬貨をお受け取りください」というメッセージ)を表示している。なお、紙幣入出口801及び硬貨入出口901から、紙幣及び硬貨が利用者により抜き取られると、制御部10は、紙幣入出口801及び硬貨入出口901(紙幣及び硬貨)に対応する照明部(緑色照明部LG−1及び青色照明部LB−1)を消灯させる照明制御を行う。
そして、紙幣入出口801及び硬貨入出口901から、紙幣及び硬貨が利用者により抜き取られると、制御部10は、利用者に取引終了を知らせるための画面(以下、「取引終了画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる制御を行う(S112)。なお、紙幣入出口801及び硬貨入出口901で、紙幣及び硬貨の抜き取りを検知する方式については限定されないものであるが、例えば、図示しない抜き取りセンサ(例えば、光学的に検知するセンサ)により検知するようにしてもよい。
図12は、制御部10が操作表示部50に取引終了画面を表示させた状態について示している。
図12に示すように、取引終了画面では、利用者に取引終了を知らせるメッセージ(図12では、「ありがとうございました」というメッセージ)を表示している。
(A−2−2)預入取引の場合
次に、ATM1で、紙幣及び又は硬貨の投入を伴う取引の例として、預入取引(入金取引)が行われる場合の動作について、図13〜図16を用いて説明する。
次に、ATM1で、紙幣及び又は硬貨の投入を伴う取引の例として、預入取引(入金取引)が行われる場合の動作について、図13〜図16を用いて説明する。
図13は、ATM1で預入取引が行われる場合の動作について示したフローチャートである。そして、図14〜図16は、ATM1が、図13のフローチャートに従って動作した場合の、操作表示部50の操作画面の内容、及び、操作表示部50の周囲の各照明部の照明状態について示している。図14〜図16では、照明した状態(点灯又は点滅した状態)の照明部についてはハッチ(斜線)を付して示している。なお、以下の説明では、上述の図4のフローチャートの説明と共通する部分については省略して説明する。
まず、ATM1において、上述の図5に示す初期画面(カード挿入要求画面)の状態(S201)で、利用者によりカードリーダライタ40(カード入出・明細票排出口401)にキャッシュカードが挿入され(S202)、上述の図6に示す取引選択画面が表示されたものとする。そして、ここでは、取引選択画面において、利用者により預入取引を開始するためのボタンB103が押下されたものとする(S203)。なお、ステップS203の時点で、上述の図6と同様に、赤色照明部LR−1だけが点灯又は点滅した状態に照明制御されているものとする。
そして、利用者により預入取引が選択され、上述の図7に示す暗証番号入力受付画面で、暗証番号が入力されたものとする。そして、制御部10は、図示しないホストコンピュータと通信して暗証番号のチェック(認証処理)を行い、成功したものとする(S204)。
そして、暗証番号のチェックが終了すると、制御部10は、利用者に預入する現金(紙幣、硬貨)の投入を要求する画面(以下、「紙幣・硬貨投入要求画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる。また、この際、制御部10は、紙幣処理部80及び硬貨処理部90を制御して、利用者から紙幣及び又は硬貨の投入を受付けることが可能な状態に制御する(例えば、紙幣入出口801及び硬貨入出口901のシャッターをオープンさせる)(S205)。
図14は、制御部10が操作表示部50に紙幣・硬貨投入要求画面を表示させた状態について示している。
図14に示すように、紙幣・硬貨投入要求画面では、紙幣、硬貨の投入を利用者に要求するメッセージ(図14では、「紙幣、硬貨を投入して、確認ボタンを押してください」というメッセージ)と、利用者から紙幣及び硬貨の投入完了確認を受付けるための確認ボタンB401(「確認」と表示されたボタン)と、利用者から取引中止を受付けるための取消ボタンB402とが配置されている。そして、ここでは、利用者により、1枚の1万円紙幣と、1枚の500円硬貨が投入されたものとして説明する。
そして、紙幣・硬貨投入要求画面を表示中に、現金(紙幣、硬貨)が投入され、確定ボタンB401が押下されると、制御部10は、投入された現金の計数処理を行うにあたって、処理中であることを表示する処理中表示画面(上述の図9と同様の内容の画面)を、操作表示部50に表示させる(S206)。
ステップS206で処理中表示画面を表示する際に、制御部10は、例えば、投入された媒体の種類に応じて各照明部の照明制御を行うようにしてもよい。例えば、ステップS205で、紙幣及び硬貨の両方が投入された場合には、制御部10は、上述の図9と同様に、紙幣入出口801に対応する緑色照明部LG−1と、硬貨入出口901に対応する青色照明部LB−1の両方について点灯又は点滅させる照明制御を開始するようにしてもよい。また、ステップS205で、紙幣だけが投入された場合には、制御部10は、紙幣入出口801に対応する緑色照明部LG−1だけを点灯又は点滅させる照明制御を開始するようにしてもよい。
そして、紙幣・硬貨投入要求画面を表示中に、現金(紙幣、硬貨)が投入され、確定ボタンB401が押下されると、制御部10は、紙幣処理部80及び硬貨処理部90を制御して、計数処理(異物の鑑別を含む)を実行させる(S207)。
そして、制御部10は、紙幣処理部80又は硬貨処理部90で異物が検知された場合には、異物返却部100を制御してその異物を異物返却口1001に排出させ、利用者に異物返却口1001から異物を受け取ることを要求する処理を行う(S208、S209)。
制御部10は、利用者に異物返却口1001から異物を受け取ることを要求する場合、図15に示すように、異物返却口1001に対応する水色照明部LAB−1について、点灯又は点滅を開始させる照明制御を行う。なお、この実施形態では、制御部10は、少なくとも取引終了までの間は、水色照明部LAB−1を点灯又は点滅させた状態を維持するものとする。なお、制御部10は、異物返却口1001から異物が抜き取られた場合(例えば、異物返却口1001に配置されたセンサ等により検知)には、異物返却口1001に対応する水色照明部LAB−1について、消灯させる照明制御を行うようにしてもよい。
また、制御部10は、異物返却口1001に異物が放置された場合には、時間の経過又は取引処理の経過に伴って、照明制御の内容を変更(例えば、点滅する間隔を短くする等)するようにしてもよい。ATM1において、異物返却が行われるタイミングは、利用者が誤って紙幣入出口に硬貨や異物等を投入してしまった時点である。そのため、利用者は取引に集中してしまっていることがあり、異物返却口に異物が返却されていることに気づかないことがある。そのため、上述のように、取引終了に近づくにつれて、点滅の間隔を短くすることで、利用者に異物返却が行われたことを気づかせることができる。
そして、制御部10は、紙幣処理部80及び硬貨処理部90から計数結果の通知を受けると、その計数結果を利用者に確認するための画面(以下、「投入金額確認画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる。
図16は、制御部10が操作表示部50に投入金額確認画面を表示させた状態について示している。
図16に示すように、投入金額確認画面では、投入金額(計数結果)を表示するためのフィールドF501と、利用者から投入金額の確認を受付けるための確認ボタンB501(「確認」と表示されたボタン)と、利用者から取引中止を受付けるための取消ボタンB502とが配置されている。
そして、投入金額確認画面で確認ボタンB501が押下されると、制御部10は、処理中表示画面(上述の図15と同様の画面)を、操作表示部50に表示させる(S211)。なお、図15では、異物が検出され、水色照明部LAB−1が点灯又は点滅した状態について示しており、元々異物が検出されていない場合には、制御部10は、水色照明部LAB−1について、照明させずに消灯した状態を維持する。
また、投入金額確認画面で確認ボタンB501が押下されると、制御部10は、預入取引を行うために、図示しないホストコンピュータと通信して、預入取引のトランザクション処理を依頼する処理を行う(S212)。なお、ここでは、制御部10が依頼したトランザクション処理は成功(取引成功)だったものとする。
そして、預入取引が成立すると、制御部10は、カードリーダライタ40を制御してカード入出・明細票排出口401からキャッシュカードを排出させる制御処理を行う。また、制御部10は、明細票プリンタ60を制御して明細票用紙に今回の取引の内容を印字させて明細票を作成させ、その明細票をカード入出・明細票排出口401から排出させる(S213)。
そして、制御部10は、排出するキャッシュカードと明細票の受取を利用者に要求するためのカード・明細票受取要求画面(図17参照)を、操作表示部50に表示させる制御を行う(S214)。なお、図17では、異物が検出され、水色照明部LAB−1が点灯又は点滅した状態について示しているが、元々異物が検出されていない場合には、制御部10は、水色照明部LAB−1について、照明させずに消灯した状態を維持する。
そして、カード入出・明細票排出口401及びカード入出・明細票排出口401から、キャッシュカード及び明細票が利用者により抜き取られると、制御部10は、利用者に取引終了を知らせるための取引終了画面(上述の図12と同様の画面)を、操作表示部50に表示させる制御を行い(S215)、取引を終了する。なお、カード入出・明細票排出口401及びカード入出・明細票排出口401で、キャッシュカード及び明細票の抜き取りを検知する方式については限定されないものであるが、例えば、図示しない抜き取りセンサ(例えば、光学的に検知するセンサ)により検知するようにしてもよい。
なお、この実施形態では、たとえ異物返却口1001から異物が抜き取られていない場合であっても、取引終了画面が表示されれば、制御部10は、水色照明部LAB−1について、消灯した状態(上述の図12の状態)に照明制御するものとする。
(A−3)第1の実施形態の効果
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
第1の実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
ATM1では、操作表示部50の画面の周囲(縁)に沿ってライン状の照明部(LED)を配置している。そして、ATM1では、各取扱口で媒体等の取扱(投入受付又は排出)を行う際に、各取扱口及び又は媒体の種類に応じた照明部(操作表示部50の周囲に配置された照明部)を照明(点灯又は点滅)させる制御を行う。これにより、利用者は、操作表示部50の画面から視線を変えずに、操作表示部50の周囲に配置された照明部の照明状況を確認できるため、操作中の媒体に関する状態を把握することが容易になる。
また、ATM1の制御部10は、利用者による取引操作の過程で、取引終了時までに排出する媒体を把握するごとに、当該媒体に対応する照明部を照明させている。したがって、ATM1では、利用者に対して、取引中から取引終了時に排出される媒体を事前に把握をさせ、さらに、利用者が排出する媒体を受け取るまで、当該媒体に対応する照明部が照明させている。これにより、ATM1では、利用者に対して、取引終了時に受け取らせる媒体を認識させやすくし、利用者による媒体の受け取り忘れを抑制することができる。
また、ATM1では、従来は存在しなかった、操作表示部50の周囲(縁)の照明部を追加配置(アドオン)して制御する構成となっている。したがって、既存のATMに第1の実施形態のATM1を適用する場合でも、既存ATMの仕様に影響を与えずに、上述の構成を追加配置(アドオン)するだけで実現することができる。
(B)第2の実施形態
以下、本発明による取引装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
以下、本発明による取引装置の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第2の実施形態のATM1も第1の実施形態と同様に上述の図1〜図3により示すことができる。以下では、第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を説明する。
第2の実施形態のATM1では、取引終了時に、利用者に対して明細票の発行の要否を選択させる点で異なっている。
次に、第2の実施形態のATM1の動作例として、出金取引が行われる場合の動作(第1の実施形態との差異)について、図18〜図20を用いて説明する。
図18は、第2の実施形態のATM1で出金取引が行われる場合の動作について示したフローチャートである。図18のフローチャートでは、第1の実施形態のフローチャート(上述の図4)と同様の処理のステップについては、同一の符号(ステップ番号)を付している。そして、図19、図20は、ATM1が、図18のフローチャートに従って動作した場合の、操作表示部50の操作画面の内容、及び、操作表示部50の周囲の各照明部の照明状態について示している。図19、図20では、照明した状態(点灯又は点滅した状態)の照明部についてはハッチ(斜線)を付して示している。
図18に示すように、第2の実施形態のATM1でも、第1の実施形態と同様にステップS101〜S112の処理が行われるが、ステップS113〜S115の処理が追加されている点で異なっている。
第2の実施形態では、ステップS107で、取引成立すると、利用者に明細票の発行の要否を選択させるための画面(以下、「明細票選択画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる(S113)。
図19は、制御部10が操作表示部50に明細票選択画面を表示させた状態について示している。
図19に示すように、明細票選択画面では、利用者から明細書の発行は必要である旨を受付けるためのボタンB601(「発行する」と表示されたボタン)と、利用者から明細書の発行は不要である旨を受付けるためのボタンB602(「発行しない」と表示されたボタン)とが配置されている。
そして、明細票選択画面でボタンB601が押下された場合には、制御部10は、上述のステップS108から動作する。一方、明細票選択画面でボタンB602が押下された場合には、制御部10は、後述するステップS114の処理から動作する。
明細票選択画面でボタンB602が押下された場合には、制御部10は、カードリーダライタ40を制御してカード入出・明細票排出口401からキャッシュカードを排出させる制御処理を行う(S114)。なお、ステップS114では、明細票選択画面で明細票の発行は不要である旨が選択されている状態なので、明細票の排出は行われない。
そして、制御部10は、排出するキャッシュカードの受取を利用者に要求するための画面(以下、「カード受取要求画面」と呼ぶ)を、操作表示部50に表示させる制御を行う(S115)。
図20は、制御部10が操作表示部50にカード受取要求画面を表示させた状態について示している。
図20に示すように、カード受取要求画面では、キャッシュカードの受取を利用者に要求するメッセージ(図20では、「カードをお受け取りください」というメッセージ)を表示している。なお、カード受取要求画面が表示される場合、ATM1では、明細票の排出は行われないので、制御部10は、黄色照明部LY−1を消灯させる照明制御を行うことになる。
そして、カード入出・明細票排出口401から、利用者によりキャッシュカードが抜き取られると、制御部10は、上述のステップS110から動作する。
以上のように第2の実施形態では、利用者に対して明細票の発行の要否を選択させている。そして、制御部10は、明細票が発行されない場合、明細票に対応する黄色照明部LY−1を消灯させる照明制御を行っている。これにより、第2の実施形態のATM1では、利用者の操作に応じて、排出される媒体が変更される場合でも、柔軟に照明部の照明制御を行うことができる。
(C)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(C−1)上記の各実施形態では、本発明の取引装置をATMに適用する例について説明したが、その他の取引装置に適用するようにしても良い。例えば、電子マネー等を利用者の口座にチャージ(入金)する取引や、種々のチケット(例えば、電車の切符や航空券等)を販売する取引等、操作画面及び媒体の取扱口を備える装置に適用することができる。
(C−2)上記の各実施形態では、各取扱口の近傍に照明部(緑色照明部LG−2、水色照明部LAB−2、青色照明部LB−2、赤色照明部LR−2、黄色照明部LY−2、白色照明部LW−2)が配置されているが、これらの照明部について同じ色で着色された表示部(例えば、所定の色で着色されたラベル等)に置き換えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、各取引口の近傍の照明部については省略するようにしてもよい。
(C−3)上記の各実施形態では、操作表示部50の表示画面の周囲に別のデバイスとして照明部(LED)を配置した構成となっているが、図21に示すように、これらの照明部を、操作表示部50の表示画面で表示する画像として実現するようにしてもよい。例えば、照明制御部12は、図21に示すように、操作表示部50の画面上で、各照明部(緑色照明部LG−1、水色照明部LAB−1、青色照明部LB−1、赤色照明部LR−1、黄色照明部LY−1、及び白色照明部LW−1)に対応する領域の明度を制御することにより、照明制御するようにしてもよい。
(C−4)上記の各実施形態において、顧客を誘導する構成要素を追加するようにしてもよい。例えば、ATM1において、従来と同様にイラストを表示出力したり、音声出力を行う構成要素を追加するようにしてもよい。
(C−5)第1の実施形態において、制御部10は、上述のステップS106のタイミングで、上述の図9に示すように、今回の取引処理で用いられる取扱口及び媒体に係る照明部(緑色照明部LG−1、青色照明部LB−1)を点灯させる照明処理を開始しているが、この照明処理を開始するタイミングは上述のステップS109に限定されないものである。
例えば、制御部10は、上述のステップS105で、金額入力した時点(上述の図8に示す金額入力受付画面でフィールドF301に金額入力された時点)で、上述の照明処理(図22に示す状態に制御する照明処理)を開始するようにしてもよい。
なお、制御部10が、金額入力受付画面を表示中に上述の照明処理を行うタイミングは限定されないものである。例えば、制御部10は、金額入力受付画面を表示中にF301に入力される出金金額を監視し、入力された出金金額に基づいて、硬貨の出金の要否を判定し、硬貨の出金が行われないと判定できる場合(例えば、下3桁の数字が0の場合)には、硬貨に対応する照明部(緑色照明部LG−1)だけ、照明を停止(消灯)する制御を行うようにしてもよい。具体的には、例えば、制御部10は、金額入力受付画面に遷移した後、最初の数字のボタンが押下された時点(例えば、図23に示すように、F301の入力金額が「¥1」となった時点)で、紙幣及び硬貨に係る照明部を照明させる制御を開始し、4桁目以後の数字が押下され、硬貨の出金がないことが確認できた時点(例えば、図24に示すように、入力金額が「¥1,000」となった時点)で、硬貨に対応する照明部(緑色照明部LG−1)だけ、照明を停止(消灯)する制御を行うようにしてもよい。また、制御部10は、例えば、図23に示す状態(入力金額が「¥1」となった状態)で、ソフトキーパッドK301の「千」又は「万」のボタンが押下された場合には、入力金額が「¥1,000」又は「¥10,000」となるので、上述の図24の場合と同様に、硬貨に対応する照明部(緑色照明部LG−1)だけ、照明を停止(消灯)する制御を行うようにしてもよい。
さらに、入力金額が「¥1,000」又は「¥10,000」となった後、「¥1」が押下された場合は、「¥1,001」又は「¥10,001」となる。つまり、紙幣のみの出金なのか、紙幣及び硬貨の出金があるのかは、最終金額が確定するまで分からない。そこで、確定ボタンが押下された後、再度紙幣及び硬貨の出金の要否を判定し、一度消灯した硬貨に対応する照明部(緑色照明部LG−1)を点灯させてもよい。
なお、制御部10は、金額入力受付画面を表示中に、硬貨の場合と同様に、紙幣の出金の要否を判定し、紙幣の出金が行われないと判定できる場合(例えば、出金金額が1000円未満の場合)には、紙幣に対応する照明部(青色照明部LB−1)だけ、照明を停止(消灯)する制御を行うようにしてもよい。
また、制御部10は、例えば、上述のステップS103で、出金取引が選択されたタイミング(上述の図6に示す取引選択画面で、ボタンB101が押下され、暗証番号入力受付画面に遷移したタイミング)で、上述の照明処理(図25に示す状態に制御する照明処理)を開始するようにしてもよい。
さらに、制御部10は、例えば、上述のステップS106で、現金処理部(紙幣処理部80及び又は硬貨処理部90)で現金(紙幣及び又は硬貨)を排出する処理を開始したタイミングで、上述の照明処理を行うようにしてもよい。なお、現金処理部で現金を排出する処理を開始したタイミングとは、例えば、最初に現金(紙幣又は硬貨)が、現金処理部(紙幣処理部80及び又は硬貨処理部90)で繰り出されたタイミング(例えば、紙幣収納カセットから紙幣が繰り出されたタイミング)としてもよいし、最初に現金が現金取扱口(紙幣入出口801又は硬貨入出口901)に到達したタイミングとしてもよい。
図27は、ATM1の概略断面図である。図27では、ATM1において、紙幣処理部80に係る構成のみを示している。図27に示すように、紙幣処理部80は、紙幣を搬送するための紙幣搬送路803を有している。そして、紙幣搬送路上に、紙幣入出口801、投入された紙幣を鑑別するための紙幣鑑別部804、投入された紙幣を一時的に保留する紙幣保留部805、及び紙幣を収納するための紙幣収納カセット802(802a〜802d)が配置されている。ATM1では、紙幣の種類ごとに対応する4つの紙幣収納部802a〜802dを備えているものとするが、紙幣収納部802の数は限定されないものである。そして、上述の「最初に現金が、現金処理部で繰り出されたタイミングと」は、例えば、いずれかの紙幣収納カセット802から紙幣が搬送路803上に紙幣の繰り出しが開始されたタイミングが該当する。また、「最初に現金が現金取扱口に到達したタイミング」とは、いずれかの紙幣収納カセット802から搬送路803上に繰り出された紙幣が、最初に紙幣入出口801に到達したタイミングが該当する。
硬貨処理部90を備えていない取引装置では、出金取引が選択されたタイミング(上述の図6に示す取引選択画面で、ボタンB101が押下され、暗証番号入力受付画面に遷移したタイミング)で紙幣に対応する照明部のみを照明させてもよい。
上述のようなタイミングであれば、ATM1から、紙幣等が排出されることは確実なので、第1の実施形態で示したタイミングよりも早いタイミングで、上述の照明処理を開始することにより、利用者に媒体等の取得を知らせることが可能となる。(C−6)第2の実施形態において、上述のステップS205で現金(紙幣、硬貨)が投入され、確定ボタンB401が押下された後、上述のステップS206では、通常は現金(紙幣及び硬貨)の排出は行われない。これは、通常預入取引では、出金(現金の排出)が行われないためである。ただし、紙幣処理部80又は硬貨処理部90で、投入された媒体を鑑別した結果、偽券や損券(破損した紙幣)等が検出され、紙幣入出口801又は硬貨入出口901からリジェクトが必要となる場合には、制御部10は、リジェクトする媒体(取扱口)に対応する照明部を照明させる制御を行うようにしてもよい。例えば、図26では、上述のステップS206(処理中表示画面)で、紙幣がリジェクトされる状態について示している。図26では、紙幣に対応する青色照明部LB−1が追加で照明された状態について示している。
1…ATM、10…制御部、11…取引処理部、12…照明制御部、20…データ記憶部、30…通信部、40…カードリーダライタ、401…カード入出・明細票排出口、50…操作表示部、60…明細票プリンタ、601…明細票排出口、70…通帳処理部
701…通帳入出口、80…紙幣処理部、801…紙幣入出口、90…硬貨処理部、901…硬貨入出口、100…異物返却部、1001…異物返却口、LG−1、LG−2…緑色照明部、LAB−1、LAB−2…水色照明部、LB−1、LB−2…青色照明部、LR−1、LR−2…赤色照明部、LY−1、LY−2…黄色照明部、LW−1、LW−2…白色照明部。
701…通帳入出口、80…紙幣処理部、801…紙幣入出口、90…硬貨処理部、901…硬貨入出口、100…異物返却部、1001…異物返却口、LG−1、LG−2…緑色照明部、LAB−1、LAB−2…水色照明部、LB−1、LB−2…青色照明部、LR−1、LR−2…赤色照明部、LY−1、LY−2…黄色照明部、LW−1、LW−2…白色照明部。
Claims (21)
- 取引に係る物の投入及び又は排出が可能な1又は複数の取扱口と、
取引に係る情報を表示画面に出力する表示出力部を用いて、利用者との取引を行う取引処理手段と、
上記表示出力部の表示画面の周囲に配置された、それぞれの上記取扱口に対応する画面側照明部と、
上記取引処理手段が行う取引により、いずれかの上記取扱口で、物の投入又は排出が発生する場合に、当該取扱口に対応する画面側照明部を照明させる照明制御手段と
を有することを特徴とする取引装置。 - それぞれの上記画面側照明部は、上記表示画面の縁に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
- それぞれの上記画面側照明部は、上記表示画面の縁に沿ってライン状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の取引装置。
- それぞれの上記画面側照明部の相対的な位置関係は、それぞれの上記取扱口の相対的な位置関係に基づいた位置関係となっていることを特徴とする請求項3に記載の取引装置。
- それぞれの上記画面側照明部は異なる色で照明することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の取引装置。
- それぞれの上記取扱口の近傍には、それぞれ異なる色で照明することが可能な取扱口側照明部が設けられており
それぞれの上記画面側照明部が照明する色は、当該画面側照明部に対応する取扱口の近傍の上記取扱口側照明部と一致していること
を特徴とする請求項5に記載の取引装置。 - 上記照明制御手段は、対応する上記画面側照明部と上記取扱口側照明部の組について、同じタイミングで照明させることを特徴とする請求項6に記載の取引装置。
- それぞれの上記画面側照明部が、上記表示画面の一部の領域の表示画像として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
- 上記照明制御手段は、上記取引処理手段による取引の進行状況を監視し、いずれかの上記取扱口で、排出処理が行われることが確認可能なタイミングとなった後、当該取扱口で、排出処理が行われるまでの間に、当該取扱口に対応する上記画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項1に記載の取引装置。
- 上記取引処理手段の制御に応じて、現金を処理する現金処理部をさらに備え、
上記取扱口として、上記現金処理部から現金の排出を行うことが可能な現金取扱口を備え、
上記照明制御手段は、上記取引処理手段の制御に応じて上記現金処理部が現金の排出処理を開始したタイミングで、少なくとも上記現金取扱口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項9に記載の取引装置。 - 上記照明制御手段は、上記現金処理部で、紙幣収納部から最初に現金が繰り出されるタイミング、又は、最初に現金が上記現金取扱口に到達したタイミングで、少なくとも上記現金取扱口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項10に記載の取引装置。
- 上記取引処理手段の制御に応じて、現金を処理する現金処理部をさらに備え、
上記取扱口として、上記現金処理部から現金の排出を行うことが可能な現金取扱口を備え、
上記照明制御手段は、上記取引処理手段で、出金取引に係る出金金額の入力を受付けたタイミングで、少なくとも上記現金取扱口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項9に記載の取引装置。 - 上記取引処理手段の制御に応じて、紙幣を処理する紙幣処理部と
上記取引処理手段の制御に応じて、硬貨を処理する硬貨処理部とをさらに備え、
上記取扱口として、上記紙幣処理部から紙幣の排出を行うことが可能な紙幣取扱口と、上記硬貨処理部から硬貨の排出を行うことが可能な硬貨取扱口とを備え、
上記照明制御手段は、上記取引処理手段で、出金取引に係る出金金額の入力が開始された時点で、少なくとも上記紙幣取扱口、及び、上記硬貨取扱口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項9に記載の取引装置。 - 上記照明制御手段は、上記取引処理手段で、出金取引に係る出金金額の入力が開始された後、入力された出金金額の内容に基づいて、少なくとも硬貨の出金の要否を判定し、硬貨の出金が行われないと判定した場合には、上記硬貨処理部に対応する画面側照明部の照明を停止させることを特徴とする請求項13に記載の取引装置。
- 上記取引処理手段の制御に応じて、現金を処理する現金処理部をさらに備え、
上記取扱口として、上記現金処理部から現金の排出を行うことが可能な現金取扱口を備え、
上記照明制御手段は、上記取引処理手段で、出金取引の選択を受付けたタイミングで、少なくとも上記現金取扱口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項9に記載の取引装置。 - いずれかの上記取扱口に異物が投入された場合に当該異物を返却する異物返却部をさらに備え、
上記取扱口として、上記異物返却部からの異物を返却するための異物返却口を備え、
上記照明制御手段は、上記異物返却部により、上記異物返却口に異物が供給される際に、上記異物返却口に対応する画面側照明部の照明を開始させることを特徴とする請求項1に記載の取引装置。 - 上記照明制御手段は、上記異物返却口に対応する上記画面側照明部の照明を開始した後、少なくとも上記取引処理手段により現在継続中の取引が終了までの間、当該画面側照明部を照明させた状態を継続することを特徴とする請求項16に記載の取引装置。
- 上記照明制御手段は、上記異物返却口に供給された異物が抜き取られた場合には、上記異物返却口に対応する画面側照明部の照明を停止することを特徴とする請求項16に記載の取引装置。
- 上記照明制御手段は、上記異物返却口に対応する画面側照明部の照明を開始した後、上記取引処理手段により現在継続中の取引が終了した場合、上記異物返却口から異物が抜き取られていない場合でも、上記異物返却口に対応する画面側照明部の照明を停止することを特徴とする請求項18に記載の取引装置。
- 上記照明制御手段は、上記異物返却口に対応する画面側照明部を照明させる際に、当該画面側照明部を点滅させることを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の取引装置。
- 上記照明制御手段は、上記異物返却口に対応する画面側照明部の照明を開始した後、時間の経過と共に、当該画面側照明部を点滅させる間隔を短くすることを特徴とする請求項20に記載の取引装置。
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