JP7314547B2 - 立体表示体 - Google Patents
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Description
本明細書中に記載する数値、形状、材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜に選択して使用してよい。
支持体10は、商品情報や広告等を表示すると共に、商品モデル20を立体的に支持する部材である。支持体10は、パネル部11と、枠部14と、を備える。
パネル部11は、支持体10において、前側(Y1側)に配置される部材である。パネル部11として使用可能な材料としては、例えば、各種の紙材、プラスチック材等が挙げられる。これらの材料は、それぞれ単独で使用してもよいが、例えば、紙同士の複合体、紙とプラスチックとの複合体等、任意の組み合わせによる積層体でもよい。
パネル部11の後側(Y2側)には、図1(B)に示すように、足部13が設けられている。足部13は、パネル部11を後側に傾いた状態で支える部材である。足部13は、例えば、パネル部11と同じ材料により構成される。
図4(A)に示すように、パネル部11において、枠部14は、内側に向けたフラップ142の外側の範囲(斜線部)に接着される。そのため、フラップ142の外側の領域には、パネル部11と枠部14とが接着されていない隙間(挿入穴)Sが形成される。隙間S1は、後述する商品モデル20の接合部23(第1係合部)が挿入される挿入穴(第2係合部)となる。図4(B)に示すように、商品モデル20の接合部23の上下端を、4か所のフラップ142の部分に形成された隙間S1にそれぞれ挿入することにより、支持体10に商品モデル20を装着できる。なお、支持体10に形成された開口部OPに商品モデル20を装着する方法については、後述する。
図5は、商品モデル20の分解斜視図である。図6(A)は、畳まれた商品モデル20を示す平面図である。図6(B)は、立体的な形状の商品モデル20を示す斜視図である。なお、単体の商品モデル20において、左右方向及び上下方向は特に規定されないが、図5及び図6(A)では、説明を容易にするため、商品モデル20を装着した立体表示体1の使用状態における左右方向及び上下方向を、XZの座標系で示している。
第1シート21は、商品モデル20を支持体10に装着したときに、立体表示体1の前側(Y1側)に配置される部材である。本実施形態において、第1シート21は、全面が透明なシート材により構成される。
図7(A)~(C)は、支持体10に商品モデル20を装着する手順を説明する図である。図7(A)~(C)には、支持体10及び商品モデル20の左右方向、前後方向及び上下方向として、図1と同じXYZの座標系を記載している。なお、支持体10に商品モデル20を装着する場合は、支持体10をどのような向きにして作業してもよい。
次に、図7(C)に示すように、撓んだ状態の商品モデル20のZ方向において、第2シート22から突出した第1シート21の端部を矢印方向に押し下げる。このとき、作業者は、第1シート21の端部に指の爪を引っ掛けて押し下げてもよいし、例えばマイナスドライバーの先端を引っ掛けて押し下げてもよい。
なお、支持体10に商品モデル20に装着する場合、上記例とは逆に、商品モデル20のX2側の接合部23を枠部14のX2側の隙間S1へ挿入した後に、商品モデル20のX1側の接合部23を枠部14のX1側の隙間S1へ挿入するようにしてもよい。
実施形態の立体表示体1において、商品モデル20は、支持体10の前側(Y1側)と後側(Y2側)にそれぞれ突出した立体的な形状で支持される。そのため、実施形態の立体表示体1においては、前側に突出していない平面的な商品モデルに比べて、商品モデル20に奥行き感が付与されるため、商品のアピール効果をより高めることができる。このように、立体的な形状の商品モデル20を備える実施形態の立体表示体1は、商品に対する興味、関心を、従来の広告物に比べて喚起しやすくなるため、訴求効果をより高めることができる。
実施形態の商品モデル20において、接合部23は、第1シート21のシート側縁21aと、第2シート22のシート側縁22aとを接合した部分であるため、接合部23を撓みにくくできる。そのため、商品モデル20を支持体10に装着したときに、接合部23の撓みによって商品モデル20が支持体10の装着位置からずれたり、外れたりする不具合を抑制できる。
図8は、第1変形形態の支持体10Aの分解斜視図である。図9(A)は、第1変形形態の支持体10Aを後側から見た図である。図9(B)は、図9(C)のa-a線断面図である。なお、単体の支持体10Aにおいて、左右方向、前後方法及び上下方向は特に規定されないが、図8及び図9では、説明を容易にするため、商品モデル20を支持体10Aに装着した場合の左右方向、前後方向及び上下方向を、XZ又はXYZの座標系で示している。また、図8では、足部13(図1(B)参照)の図示を省略している。
上述した各支持板の開口部31、41及び51において、上下方向(Z方向)の長さは、共通である。
本形態の支持体10Aは、第1支持板30、第2支持板40及び第3支持板50による積層体であるため、支持体10Aを大型化した場合(例えば、縦600mm×横900mm程度)においても、支持体10Aの剛性を確保できる。
図10(A)は、第2実施形態の支持体10Bの展開図である。図10(B)は、第2実施形態の支持体10Bを後側から見た図である。なお、単体の支持体10Bにおいて、左右方向及び上下方向は特に規定されないが、図10では、説明を容易にするため、支持体10Bを含む立体表示体1の使用状態における左右方向及び上下方向を、XZの座標系で示している。また、図10では、足部13(図1(B)参照)の図示を省略している。
下側支持部80は、支持部60のZ2側に設けられた部分である。下側支持部80は、下側枠部81を備える。下側枠部81は、表裏は逆になるが、図3(A)に示す枠部14において、下側の約半分と同じ構成を備えている。
本形態の支持体10Bは、一枚の板材を折り畳んだ構造であるため、支持体10Bの部品点数を削減できる。
商品モデル20において、第1シート21の左右方向(X方向)の寸法を、第2シート22の左右方向の寸法よりも長くして、第1シート21のみが前側(Y1側)に突出するような形状としてもよい。商品モデル20を上記のように構成した場合でも、前側に突出していない平面的な商品モデルに比べて、商品のアピール効果を高めることができる。
足部13(図1(B)参照)は、1か所に限らず、例えば、パネル部11の左右方向(X方向)の両端に設けられていてもよい。また、足部13は、パネル部11を設置面から浮かせるように支える構成としてもよい。
商品モデル20は、パッケージの形状が円筒形、角柱形等の立体形状であればよく、飲料水に限定されない。例えば、商品モデル20は、シャンプー、洗剤、化粧品、芳香剤等を模したものであってもよい。
10 支持体
11 パネル部
12 開口部
14 枠部
21 第1シート
22 第2シート
23 接合部(第1係合部)
S1、S2 隙間(第2係合部)
Claims (3)
- 少なくとも1つの開口部が設けられた支持体と、
第1シート及び第2シートからなり、それぞれのシート側縁が互いに接合されたシート構造体と、を備え、
前記シート構造体は、外周部分に第1係合部を有し、前記第1係合部は、前記第1シート及び前記第2シートのそれぞれのシート側縁が接合された接合部であり、
前記支持体は、前記シート構造体の前記第1係合部と係合することにより、前記シート構造体を立体的に保持する第2係合部を前記開口部の内周近傍に有し、前記第2係合部は、前記接合部の少なくとも一部が挿入される挿入穴であり、
前記支持体は、第1支持板、第2支持板、第3支持板の積層体として構成され、
前記第1支持板は、前記支持体の第1面の側に配置される部材であり、略四角形の第1開口部を有し、
前記第2支持板は、前記支持体において前記第1支持板と前記第3支持板との間に配置される部材であり、前記第1開口部よりも左右方向の幅が広い略四角形の第2開口部を有し、
前記第3支持板は、前記支持体の第2面の側に配置される部材であり、左右方向の幅が前記第1開口部よりも広く、前記第2開口部よりも狭い第3開口部を有し、
前記第2係合部は、前記支持体の前後方向において前記第1開口部と前記第3開口部との間に形成される隙間であって、前記接合部の少なくとも一部が挿入される挿入穴であり、
前記シート構造体は、前記第1シートが前記支持体の第1面から突出するように立体的に前記開口部に装着され、前記第2シートが前記支持体の前記第1面とは反対側の第2面から突出するように立体的に前記開口部に装着されることにより、全体として略円筒形となる、
立体表示体。 - 請求項1に記載の立体表示体において、
前記第1シートは光透過性領域を有する、
立体表示体。 - 請求項1又は2に記載の立体表示体において、
前記第1シート及び前記第2シートのいずれか一方のシートは、他方のシートよりもシート側縁に沿う方向の寸法が長く形成されている、
立体表示体。
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