JP2015097559A - 展示台 - Google Patents

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JP2015097559A
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正樹 下馬
Masaki Geba
正樹 下馬
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【課題】折り畳んだ状態での搬入や容易且つ迅速な組み立てが可能であり、補強部材を別途用いることなく組み立て後の形態を安定させることができる展示台を提供する。【解決手段】展示台100は、矩形状の第1側板5、第2側板6が第1折り線L1a、L1bを介して連結された断面矩形状の筒状体1と、筒状体1の上端の開口に装着される天面部2と、を有し、筒状体1の下端部が設置面に当接して起立する。筒状体1は、4箇所の稜部の下端部から一部分のみが内側に折り込まれて各側板に断面コ字状の支柱部23が形成されており、天面部2の第1フラップ13a、第2フラップ13bの端縁に形成された第2係合溝15が支柱部23の上端に形成された第1係合溝9に係合することで支柱部23の形状が保持される。【選択図】図10

Description

本発明は、商品等の陳列棚として使用する、コンパクトに折り畳み可能で現場での組み立て作業も容易な展示台に関するものである。
従来、スーパーマーケットやドラッグストア等の店舗において新商品の販促キャンペーンを行う場合、顧客に対し、その商品をいかに目立たせて強く印象付けるかが商品の購買チャンスを高めることにつながる。このように、顧客に商品を印象付ける手段として、商品に関する情報を表示したカード等の広告媒体(POP;ポップ広告)が取り付けられた展示台に商品を配置するのが効果的である。
このような展示台に共通する課題として、組み立て前はコンパクトに折り畳んで設置場所への搬入を容易にするとともに、設置場所へ搬入された後は容易に且つ迅速に組み立て可能とすることが挙げられる。例えば特許文献1には、平行四辺形状の内側面板を有する縦長矩形の内筒に補強板をX字状に組み合わせて収納し、内筒の外周に外筒を被せた陳列台が開示されている。
特許文献1の陳列台は、内筒及び外筒の正面と背面にそれぞれ表示域が設けられており、天を上にした基本設置状態では外筒が内筒の地の領域(下側)にあり、正面板を正面へ向けることで正面側の表示となる。また、陳列台の天地を入れ替えると、外筒が内筒の天の領域にスライド移動することで内筒の正面板の表示を隠し、代わって背面板の表示が表示されるため、背面板を正面へ向けることで表示を変更することができる。
特開平9−108077号公報
特許文献1に記載の陳列台では、内筒に補強板をX字状に組み合わせた補強部材を収納することで筒状部の変形を抑制しているが、補強部材が別途必要となるため部材点数や組み立て工数が多くなるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、折り畳んだ状態での搬入や容易且つ迅速な組み立てが可能であり、補強部材を別途用いることなく組み立て後の形態を安定させることができる展示台を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、4枚の側板が折り線を介して連結された断面矩形状の筒状体と、該筒状体の上端の開口に装着される天面部と、を有し、前記筒状体の下端部が設置面に当接して起立する展示台であって、前記筒状体は、4箇所の稜部が下端部から上方に向かって部分的に内側に折り込まれて前記各側板に断面コ字状の支柱部が形成されており、前記天面部は、前記支柱部の上端に係合することで前記支柱部の形状を保持することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記天面部は、前記支柱部の上端に支持されて載置面を形成する矩形状の天面板と、該天面板の四辺に折り線を介して連設され、前記天面板に対し略垂直に折り曲げられるフラップと、を有し、前記支柱部の上端に形成された第1係合溝と、前記フラップの先端に形成された第2係合溝とが係合することで前記支柱部の形状を保持することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記筒状部の上端には折り線を介して折り返し片が連設されており、前記折り返し片を内側に折り返すとともに、前記折り返し片の先端に形成された凸状部を前記天面部に形成された差し込み孔に差し込むことで前記折り返し片が固定されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記天面部に立設される表示部を有することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記筒状体は、前記筒状体の正面または背面を構成する矩形状の第1側板と、該第1側板の一方の側端縁に折り線を介して連設され、前記筒状体の側面を構成する矩形状の第2側板と、前記第1側板の他方の側端縁に折り線を介して連設される接着片とを有する同一形状の筒状体形成部を二枚組み合わせて形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記天面部の裏面には、補強板が貼り付け固定されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の展示台において、前記天面部及び前記補強板は段ボールシート製であり、前記補強板を構成する段ボールシートの目方向は、前記天面部を構成する段ボールシートの目方向に対し垂直であることを特徴としている。
また本発明は、4枚の側板が第1折り線を介して連結された断面矩形状の筒状体と、該筒状体の上端の開口に装着される天面部と、を有し、前記筒状体の下端部が設置面に当接して起立する展示台であって、前記筒状体は、各稜線から前記各側板の幅方向中央部に向けて略水平に形成される切り込みと、該切り込みの両端部から前記側板の下端縁に延在する第2折り線と、該第2折り線の上端部に形成された第1係合溝と、を有し、前記天面部は、前記筒状体の開口を塞いて載置面を形成する矩形状の天面板と、該天面板の四辺に折り線を介して連設されるフラップと、該フラップの端縁に前記第1係合溝の間隔と略等間隔で形成された第2係合溝と、を有し、前記切り込みから下方の前記第1折り線を谷折り、前記第2折り線を山折りして前記筒状体の4箇所の稜部を下端部から上方に向かって部分的に内側に折り込むことで前記各側板に断面コ字状の支柱部が形成され、前記フラップを前記天面板に対し略垂直に折り曲げた状態で前記天面板を前記支柱部の上端に装着したとき、前記第1係合溝と前記第2係合溝とが係合して前記支柱部の形状が保持されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、筒状体に形成される支柱部の形状が天面部の装着によって保持されるため、筒状体の内部に補強部材を収納することなく組み立てられた展示台の形状を安定させることができる。従って、展示台の部材点数や組み立て工数を削減することができる。また、筒状体、天面部は平坦に折り畳んだ状態で設置場所に搬入され、その場で展示台を組み立て可能であるため、設置場所への搬入作業も容易となり、組み立て前の保管スペースも小さくなる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の展示台において、天面部は、載置面を形成する矩形状の天面板と、天面板の四辺に折り線を介して連設されるフラップとを有しており、フラップの先端に形成された第2係合溝を支柱部の上端に形成された第1係合溝に係合することにより、支柱部の形状を簡易な構成で保持することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の展示台において、筒状部の上端には折り線を介して折り返し片が連設されており、折り返し片を内側に折り返すとともに、折り返し片の先端に形成された凸状部を天面部に形成された差し込み孔に差し込むことで折り返し片が固定されるため、天面部を囲む筒状部の上端縁にシートの断面が露出せず、デザイン性に優れた展示台となる。また、シートの断面で手指を傷付けるおそれもなくなる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の展示台において、天面部に立設される表示部を有することにより、商品を陳列する機能と表示部により商品の宣伝を行う広告宣伝機能の両方を兼ね備えた展示台となる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の展示台において、筒状体の正面または背面を構成する矩形状の第1側板と、該第1側板の一方の側端縁に折り線を介して連設され、筒状体の側面を構成する矩形状の第2側板と、第1側板の他方の側端縁に折り線を介して連設される接着片とを有する筒状体形成部を二枚組み合わせて筒状体を形成することにより、印刷や裁断の制約を受ける大型の展示台も製造可能となる。また、同一形状の筒状体形成部を二枚用いることで、筒状体形成部の組み合わせを誤るおそれがなくなり、筒状体形成部の製造や管理も簡素化できる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の展示台において、天面部の裏面に補強板を貼り付け固定することにより、重量の重い商品を載置したときの天面部の撓み変形を抑制することができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第6の構成の展示台において、天面部及び補強板が段ボールシート製であり、補強板を構成する段ボールシートの目方向を、天面部を構成する段ボールシートの目方向に対し垂直とすることにより、天面部及び補強板の曲げ強度の強い方向が交差するため、より高い補強効果が得られる。
また、本発明の第8の構成によれば、筒状体の切り込みから下方の第1折り線を谷折り、第2折り線を山折りして筒状体の4箇所の稜部を下端部から上方に向かって部分的に内側に折り込むことで各側板に断面コ字状の支柱部を形成し、フラップを天面板に対し略垂直に折り曲げた状態で天面板を支柱部の上端に装着することで、第1係合溝と第2係合溝とが係合して支柱部の形状が保持されるため、筒状体の内部に補強部材を収納することなく組み立てられた展示台の形状を簡単に安定させることができ、展示台の部材点数や組み立て工数を削減することができる。また、筒状体、天面部は平坦に折り畳んだ状態で設置場所に搬入され、その場で展示台を組み立て可能であるため、設置場所への搬入作業も容易となり、組み立て前の保管スペースも小さくなる。
本発明の一実施形態に係る展示台100を構成する筒状体形成部1a、1bの展開図 本実施形態の展示台100を構成する天面部2を表面側から見た展開図 本実施形態の展示台100を構成する天面部2を裏面側から見た展開図 本実施形態の展示台100を構成する表示部3の平面図 本実施形態の展示台100の組み立て途中の状態を示す斜視図であり、筒状体形成部1a、1bを貼り合わせて筒状体1を組み立てた状態を示す図 本実施形態の展示台100の組み立て途中の状態を示す斜視図であり、筒状体1の稜部を第1折り線L1a、L1b、第2折り線L2に沿って折り込んで支柱部23を形成した状態を示す図 本実施形態の展示台100の組み立て途中の状態を示す斜視図であり、天面部2の第1フラップ13a、第2フラップ13bを裏面側に略垂直に折り曲げた状態を示す図 本実施形態の展示台100の組み立て途中の状態を示す斜視図であり、筒状体1に天面部2を取り付けた状態を示す図 本実施形態の展示台100の組み立て途中の状態を示す斜視図であり、筒状体1の第1折り返し片10a、第2折り返し片10bを内側に折り返した状態を示す図 本実施形態の展示台100を組み立てた状態を示す斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、以下に示す各展開図においては、折り線を破線、切り込み線を実線で示すものとする。図1は、本発明の一実施形態に係る展示台100を構成する筒状体形成部1a、1bの展開図、図2及び図3は、それぞれ展示台100を構成する天面部2を表面側及び裏面側から見た展開図であり、図4は、展示台100を構成する表示部3の平面図である。筒状体形成部1a、1b、天面部2、表示部3は、段ボールシートを所定の形状に打ち抜いて形成されている。なお、筒状体形成部1bは筒状体形成部1aと全く同一の形状であるため、ここでは筒状体形成部1aの構成についてのみ説明する。
筒状体形成部1aは、筒状体1(図5参照)の正面または背面を構成する矩形状の第1側板5と、第1側板5の一方の側端縁に第1折り線L1aを介して連設され、筒状体1の側面を構成する矩形状の第2側板6と、第1側板5の他方の側端縁に第1折り線L1bを介して連設される接着片7とを有する。第1折り線L1a、L1bは、押し罫に沿ってミシン目が形成されたもの(リード罫)であり、逆方向への折り曲げも可能となっている。なお、後述する第2折り線L2〜第4折り線L4はミシン目が連なったものである。
第1側板5、第2側板6には、それぞれ両側端縁から内側に向かう水平な切り込み8が形成されている。第1側板5の一方側(図1の右側)に形成される切り込み8は、第1折り線L1aを越えて第2側板6の一方側(図1の左側)に形成される切り込み8と繋がっている。また、第1側板5の他方側(図1の左側)に形成される切り込み8は、第1折り線L1bを越えて接着片7の側端縁まで達している。
また、各切り込み8の端部から第1側板5、第2側板6の下端部に向かう垂直な第2折り線L2が形成されている。第2折り線L2の上端部には、切り込み8に繋がる第1係合溝9が形成されている。さらに、第1側板5、第2側板6の上端縁には第3折り線L3を介して第1折り返し片10a、第2折り返し片10bが連設されており、第1折り返し片10a、第2折り返し片10bの第3折り線L3と対向する端縁には凸状部11が形成されている。
図2に示すように、天面部2は、矩形状の天面板12と、天面板12の対向する二辺(長辺)に第4折り線L4を介して連設される一対の第1フラップ13aと、天面板12の他の二辺(短辺)に第4折り線L4を介して連設される一対の第2フラップ13bとで構成されている。第1フラップ13a、第2フラップ13bの第4折り線L4と対向する端縁の2箇所には第2係合溝15が形成されている。第1フラップ13aに形成される第2係合溝15の間隔は、第1側板5に形成される第1係合溝9(図1参照)の間隔と略等しくなっている。また、第2フラップ13bに形成される第2係合溝15の間隔は、第2側板6に形成される第1係合溝9の間隔と略等しくなっている。
また、天面板12の周縁部の六箇所には、第4折り線L4に沿ってスリット状の差し込み孔17が形成されている。各差し込み孔17は、第1折り返し片10a、第2折り返し片10bに形成される凸状部11(図1参照)に対応する位置に配置されており、各差し込み孔17の寸法は、対応する凸状部11よりも若干大きくなっている。
図3に示すように、天面板12の裏面側には段ボールシート製の補強板4(図3のハッチングで表示)が貼り付けられている。補強板4の寸法は、天面板12に貼り付けたとき差し込み孔17に重ならないように天面板12よりも僅かに小さく形成されている。また、補強板4を構成する段ボールシートの目方向は、天面板12を構成する段ボールシートの目方向に対し垂直となっている。なお、段ボールシートの「目方向」とは、2枚の平板間に波板が挟まれた段ボールシートにおいて、平板と波板とで形成される細管の長手方向をいう。
表示部3は、絵や写真、文字等が印刷または貼り付けられることで商品の宣伝を行う部分である。図4に示すように、表示部3の下端部の2箇所には差し込み片20が一体形成されており、各差し込み片20の端縁には第3係合溝21が形成されている。差し込み片20に形成される第3係合溝21の間隔は、第1側板5に形成される第1係合溝9(図1参照)の間隔と略等しくなっている。なお、表示部3に限らず、筒状体形成部1a、1b、天面部2にも予め印刷等を施しておいても良い。
次に、本実施形態の展示台100の組み立て手順について説明する。先ず、図1に示した筒状体形成部1aの接着片7を、筒状体形成部1bの第2側板6の側端縁に接着する。同様に、筒状体形成部1bの接着片7を、筒状体形成部1aの第2側板6の側端縁に接着する。筒状体形成部1a、1bの接着にはホットメルト接着剤等が用いられる。そして、第1折り線L1a、L1bに沿って山折りすることにより、図5に示すように角筒状の筒状体1が組み立てられる。
次に、角筒状に組み立てられた筒状体1の4つの側面(第1側板5、第2側板6)を第2折り線L2に沿って山折りするとともに、切り込み8の下方の部分のみ第1折り線L1a、L1bに沿って谷折りする。これにより、図6に示すように、筒状体1の4箇所の稜部が、切り込み8の下方の部分のみ第1折り線L1a、L1b、第2折り線L2に沿って内側に略垂直に折り込まれ、筒状体1の各側面に断面コ字状の支柱部23が形成される。
一方、図7に示すように、天面部2の第1フラップ13a、第2フラップ13bを第4折り線L4に沿って裏面側(補強板4の貼り付けられている側)へ略垂直に折り曲げる。そして、図6に示した筒状体1の上方の開口に第1フラップ13a、第2フラップ13bを下向きにして嵌め込む。このとき、図8に示すように、天面板12は筒状体1の各側面の内側に折り込まれた部分(支柱部23の側面)の上端によって支持されるとともに、筒状体1の第1係合溝9と天面部2の第1フラップ13a、第2フラップ13bに形成された第2係合溝15とが係合し、第1フラップ13a、第2フラップ13bの一部が切り込み8から筒状体1の外部に突出する。これにより、支柱部23の形状が保持される。
次いで、図9に示すように、筒状体1の開口縁の第1折り返し片10a、第2折り返し片10bを第3折り線L3に沿って内側に折り返し、凸状部11を天面板12の対応する差し込み孔17に差し込むことで第1折り返し片10a、第2折り返し片10bの折り返し状態を保持する。図1に示すように、第3折り線L3は平行な二本のミシン目で構成されており、第1折り返し片10a、第2折り返し片10bを第3折り線L3に沿って折り返すことで、天面部2を囲むように額縁状の側壁部が形成される。最後に、表示部3の差し込み片20を第1フラップ13aに沿った差し込み孔17に差し込み、第3係合溝21を筒状体1の第1係合溝9に係合させることにより、図10に示したような展示台100の組み立てが完了する。
展示台100は、支柱部23を形成する前の筒状体1(図5参照)を、第1折り線L1a(またはL1b)に沿って平坦に折り畳んだ状態で、天面部2及び表示部3(図2、図3参照)と共に設置場所へ搬入され、上述した手順により組み立てられる。組み立てられた展示台100は、天面板12に商品を陳列する機能(シェルフ機能)と表示部3により商品の宣伝を行う広告宣伝機能の両方を兼ね備えている。
本実施形態の展示台100は、コンパクトに折り畳んだ状態で設置場所への搬入が可能であり、保管スペースも小さくなる。また、天面部2の装着によって筒状体1の支柱部23の形状が保持されるため、筒状体1の内部に補強部材を配置しなくとも外力によって筒状体1が容易に変形せず、組み立て作業も容易な展示台100となる。
また、天面部2を構成する天面板12の裏面に補強板4を貼り付けることにより、天面板12上に商品を載置したときに天面板12が撓みにくくなる。また、補強板4を構成する段ボールシートの目方向を、天面板12を構成する段ボールシートの目方向と垂直にすることにより、補強板4による補強効果をより高めることができる。
さらに、筒状体1の開口端に連設された折り返し片10a、10bを内側に折り返して天面板12に固定することにより、商品の載置部となる天面板12の周囲に段ボールシートの断面(エッジ部)が露出せず、デザイン性に優れた展示台100となる。また、段ボールシートの断面(エッジ部)で手指を傷付けるおそれもなくなる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では展示台100を構成する筒状部1、天面部2、表示部3、補強板4を段ボールシートで形成したが、段ボールシートに限らず、コート紙等の厚紙や樹脂シート等の他のシート材を用いることもできる。
また、上記実施形態では、同一形状の筒状体形成部1a、1bを二枚組み合わせて筒状体1を形成しているが、筒状体形成部1a、1bを連続した一枚のシートとしても良い。但し、展示台100を構成する筒状体1が大型である場合、筒状体1を組み立てる前のシートも大型になるため、印刷機や裁断機の制約を受けやすくなる。そこで、二枚の筒状体形成部1a、1bを組み合わせて筒状体1を形成することで、一枚のシートとする場合の半分の大きさとなるため、印刷や裁断の制約を受けることなく大型の展示台も製造可能となる。このとき、同一形状の筒状体形成部1a、1bを二枚用いることで、筒状体形成部1a、1bの組み合わせを誤るおそれがなくなり、筒状体形成部1a、1bの製造や管理も簡素化できる。
また、表示部3の形状や大きさについても特に制限はなく、設置場所やデザイン性に応じて適宜変更することができる。また、表示部3、補強板4は必須の構成要素ではなく、例えば補強板4は、天面板12上に載置される被保持物(商品)の重量等を考慮し、必要に応じて用いることができる。
本発明は、折り畳んだ状態で搬入され、設置場所で立体形状に組み立てられる展示台に利用可能である。本発明の利用により、コンパクトに折り畳んだ状態での搬入や容易且つ迅速な組み立てが可能で、補強部材を別途用いることなく組み立て後の形態が安定したものとなる、構成が簡単で低コストな展示台を提供することができる。
1 筒状体
1a、1b 筒状体形成部
2 天面部
3 表示部
4 補強板
5 第1側板
6 第2側板
7 接着片
8 切り込み
9 第1係合溝
10a 第1折り返し片
10b 第2折り返し片
11 凸状部
12 天面板
13a 第1フラップ
13b 第2フラップ
15 第2係合溝
17 差し込み孔
20 差し込み片
21 第3係合溝
23 支柱部
100 展示台
L1a、L1b 第1折り線
L2 第2折り線
L3 第3折り線
L4 第4折り線

Claims (8)

  1. 4枚の側板が折り線を介して連結された断面矩形状の筒状体と、
    該筒状体の上端の開口に装着される天面部と、
    を有し、前記筒状体の下端部が設置面に当接して起立する展示台であって、
    前記筒状体は、4箇所の稜部が下端部から上方に向かって部分的に内側に折り込まれて前記各側板に断面コ字状の支柱部が形成されており、
    前記天面部は、前記支柱部の上端に係合することで前記支柱部の形状を保持することを特徴とする展示台。
  2. 前記天面部は、前記支柱部の上端に支持されて載置面を形成する矩形状の天面板と、該天面板の四辺に折り線を介して連設され、前記天面板に対し略垂直に折り曲げられるフラップと、を有し、
    前記支柱部の上端に形成された第1係合溝と、前記フラップの先端に形成された第2係合溝とが係合することで前記支柱部の形状を保持することを特徴とする請求項1に記載の展示台。
  3. 前記筒状部の上端には折り線を介して折り返し片が連設されており、前記折り返し片を内側に折り返すとともに、前記折り返し片の先端に形成された凸状部を前記天面部に形成された差し込み孔に差し込むことで前記折り返し片が固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の展示台。
  4. 前記天面部に立設される表示部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の展示台。
  5. 前記筒状体は、前記筒状体の正面または背面を構成する矩形状の第1側板と、該第1側板の一方の側端縁に折り線を介して連設され、前記筒状体の側面を構成する矩形状の第2側板と、前記第1側板の他方の側端縁に折り線を介して連設される接着片と、を有する同一形状の筒状体形成部を二枚組み合わせて形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の展示台。
  6. 前記天面部の裏面には、補強板が貼り付け固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の展示台。
  7. 前記天面部及び前記補強板は段ボールシート製であり、前記補強板を構成する段ボールシートの目方向は、前記天面部を構成する段ボールシートの目方向に対し垂直であることを特徴とする請求項6に記載の展示板。
  8. 4枚の側板が第1折り線を介して連結された断面矩形状の筒状体と、
    該筒状体の上端の開口に装着される天面部と、
    を有し、前記筒状体の下端部が設置面に当接して起立する展示台であって、
    前記筒状体は、
    各稜線から前記各側板の幅方向中央部に向けて略水平に形成される切り込みと、
    該切り込みの両端部から前記側板の下端縁に延在する第2折り線と、
    該第2折り線の上端部に形成された第1係合溝と、
    を有し、
    前記天面部は、
    前記筒状体の開口を塞いて載置面を形成する矩形状の天面板と、
    該天面板の四辺に折り線を介して連設されるフラップと、
    該フラップの端縁に前記第1係合溝の間隔と略等間隔で形成された第2係合溝と、
    を有し、
    前記切り込みから下方の前記第1折り線を谷折り、前記第2折り線を山折りして前記筒状体の4箇所の稜部を下端部から上方に向かって部分的に内側に折り込むことで前記各側板に断面コ字状の支柱部が形成され、
    前記フラップを前記天面板に対し略垂直に折り曲げた状態で前記天面部を前記支柱部の上端に装着したとき、前記第1係合溝と前記第2係合溝とが係合して前記支柱部の形状が保持されることを特徴とする展示台。
JP2013237634A 2013-11-18 2013-11-18 展示台 Pending JP2015097559A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019005386A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 大日本印刷株式会社 組立式スタンドとその製作方法

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