JP5321976B2 - 表示機能付き包装箱 - Google Patents

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Description

この発明は、商品の包装及び展示に兼用でき、展示状態における広告等の表示機能を備えた包装箱に関するものである。
従来、個装された菓子や食品等の商品を複数収納して小売店へ配送する包装用としてだけでなく、店頭での商品の展示に使用する包装箱として、下記特許文献1には、図6及び図7に示すようなものが記載されている。
この包装箱は、包装状態において、図6に示すように、前面板51、対向する側面板52及び後面板53を角筒状に連設し、底面を閉じると共に、後面板53の上端から延びる天面板54で天面を閉じたものとされている。
また、この包装箱には、前面板51の下部に横向きの基折線55が入れられ、その両端から上方へ向けて、前面板51に門型の切目線56が入れられている。切目線56の内側には、下折線57、中折線58及び上折線59が下方から順次入れられ、中折線58の中間部分には、上方へ膨出した弧状の切目線58aが入れられている。
この下折線57と中折線58及び切目線58aに挟まれた部分は、商品のキャッチコピー等の広告表示が印刷された表示板60とされている。基折線55と下折線57に挟まれた部分は、前折板61とされ、中折線58及び切目線58aと上折線59に挟まれた部分は、後折板62とされている。
そして、表示板60、前折板61及び後折板62から表示部63が形成され、その上方の上折線59と切目線56に挟まれた部分が差込板64とされている。
また、前面板51、側面板52及び後面板53には、Y字形の切目が断続する2本の切目線に挟まれた切裂帯65が設けられ、その前端は表示部63の上部に位置している。
このような包装箱に収納された商品を店頭で展示する際には、切裂帯65を切断して、その上方部分を除去することにより、図7に示すように、商品Gを露出させ、切目線56を切断し、前折板61を前方へ折り曲げ、表示板60を上方へ折り返し、後折板62を斜め下後方へ折り曲げ、差込板64を下方へ折り曲げて、前面板51の内側に差し込み、表示部63を前面板51から前方へ突き出した状態に保持する。
特許第4202686号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、表示部63が相対的に小さいことから、店頭での展示時における印象が弱く、また、陳列什器の最上段や最下段の棚に載せる場合、表示板60が買物客から見にくい角度となり、訴求力が低下するという問題がある。
そこで、この発明は、店頭での展示時における訴求性に優れ、高い位置や低い位置の棚に載せて展示しても、訴求力が低下しないようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、前面板、対向する側面板及び後面板を角筒状に連設し、底面及び天面を閉じた包装箱において、前面板に横向きの基折線を入れて、その両端部から側面板の上部を経て後方へ向かう前切線、斜切線、上切線及び後切線を入れ、前面と天面の稜線である中折線を挟んだ上部表示板及び下部表示板と、その側縁を繋ぐコーナー板とから表示部を形成すると共に、表示部の下端側に前折板を形成し、商品の展示に際しては、後切線、上切線、斜切線及び前切線を切断し、前折板を前下方へ折り曲げ、表示部を上方へ折り返し、その状態に保持するようにしたのである。
この包装箱では、展示状態において、上部表示板が斜め上方へ向き、下部表示板が斜め下方へ向くので、高い位置の棚に載せて展示する場合、下部表示板が下方から見上げる買物客にとって見やすい角度となり、低い位置の棚に載せて展示する場合、上部表示板が上方から見下ろす買物客にとって見やすい角度となる。また、中間の高さの棚に載せて展示する場合、立体的な表示部により買物客の関心を惹きつけることができ、いずれの場合にも、優れた訴求性を得ることができる。
この発明の実施形態に係る表示機能付き包装箱のブランクを示す図 同上の包装箱の包装状態を示す斜視図 同上の展示状態への変形過程を示す斜視図 同上の展示状態を示す斜視図 同上の棚に載せた状態を示す側面図 従来の表示機能付き包装箱の包装状態を示す斜視図 同上の展示状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装箱は、図1に示す板紙製ブランクから形成される。このブランクでは、前面板1の一側に側面板2及び後面板3が順次連設され、前面板1の他側に側面板2及び継代片4が順次連設されている。
前面板1及び後面板3の下端には底面板5が、各側面板2の下端には底面板6がそれぞれ連設され、前面板1及び後面板3の上端には天面板7,8が、各側面板2の上端には天面板9,10がそれぞれ連設されている。
前面板1の高さ方向における中間部には、横向きの基折線11が入れられている。基折線11は、両端が側面板2との境界から離れた位置に留められ、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされている。
前面板1の両側部には、基折線11の両端から上方へ向けて、前面板1の上端角から下方へ離れた位置まで前切線12が入れられている。前切線12は、下部が側面板2との境界から離れ、上部がその境界に沿っており、上方から下方への切断が連続して行なえるように、鉤形の切目が断続するジッパ型切目線とされている。
各側面板2には、前切線12の上端から斜め上後方へ向けて、前側の上端角から後方へ離れた位置まで斜切線13が入れられている。斜切線13は、捻るような力が作用しても連続して切断できるように、波型の切目が断続する変形ジッパ型切目線とされている。
各側面板2と天面板9,10の境界には、斜切線13の上端から後方へ向けて後端まで上切線14が入れられている。上切線14は、後方から前方への切断が連続して行なえるように、鉤形の切目が断続するジッパ型切目線とされている。
後面板3には、両側上端から中央側下方へ向けて、V字状に後切線15が入れられ、その谷部には、弧状の切込により指入部16が形成されている。後切線15は、指入部16から連続して切断できるように、鉤形の切目が断続するジッパ型切目線とされている。
各側面板2及び後面板3には、前切線12の途中から連続して、高さ方向の中間部に胴切線17が入れられている。胴切線17は、切断後における周壁の下方残存部が四隅で高くなるように屈曲し、前面板1側から周方向への切断が連続して行なえるように、鉤形の切目が断続するジッパ型切目線とされている。また、継代片4にも胴切線17の延長部となる切目が入れられている。
そのほか、前面板1と天面板7の稜線は、両端が交わり中間部が離反するように相反する方向へ湾曲した2本の中折線18とされている。
前面板1には、斜切線13の下端間に亘る下折線19が入れられ、下折線19は、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされている。
天面板9,10には、斜切線13の上端から天面板9,10の端縁まで上折線20が入れられている。上折線20は、折り曲げを容易にするため、押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされ、上折線20の端部には、切込20aが入れられている。上折線20の後方には、押罫の補助折線21が上折線20と平行に入れられている。
天面板10の前端縁は、上方の中折線18の湾曲に合わせて弧状に切り欠かれ、天面板10の上折線20より前方の部分は、商品のキャッチコピー等の広告表示が印刷された上部表示板22とされている。
また、前面板1の下折線19と下方の中折線18に挟まれた部分にも、商品のキャッチコピー等の広告表示が印刷され、この部分が下部表示板23とされている。
さらに、2本の中折線18に挟まれた部分にも、商品のキャッチコピー等の広告表示が印刷され、この部分が中間表示板24とされている。
そして、各側面板2の斜切線13より上前方の部分は、コーナー板25とされ、上部表示板22、下部表示板23、中間表示板24及びコーナー板25から表示部26が形成されている。
また、前面板1の基折線11と下折線19に挟まれた部分は前折板27とされ、天面板9,10の上折線20より後方の部分、並びに天面板8及び後面板3の後切線15より上方の部分は、差込板28とされている。
上記ブランクを組み立てて商品を包装するには、図2に示すように、前面板1、側面板2及び後面板3を角筒状に折り曲げ、継代片4を後面板3に貼り付けて周壁を形成し、底面板5,6を順次内側へ折り曲げ、貼り合わせて底面を閉じ、商品の収納後、天面板7,8を内側へ折り曲げ、その上面に天面板9,10を順次重ねてこれらを貼り合わせる。
一方、店頭で商品を展示する際には、図3に示すように、指入部16から後切線15、上切線14、斜切線13及び前切線12を切断し、天面板9,10を補助折線21沿いに適宜屈曲させつつ、箱の天面及び前面上部を切り開き、前折板27を基折線11沿いに前下方へ折り曲げ、表示部26を下折線19沿いに上方へ折り返すと共に、胴切線17を切断し、周壁の上部を除去して、商品Gを露出させる。
次に、図4及び図5に示すように、差込板28を上折線20沿いに下方へ折り曲げて、前面板1の内側に沿って箱内に差し込み、上折線20の両端部の切込20aを、前面板1の両端に形成された立上部分に係合させると、表示部26は、コーナー板25で確実に保形され、箱の前面に突出した状態で保持される。
上記のように展示状態に変形した包装箱を、図5に示すように、店頭の棚Sに載せて商品Gを展示する際には、前折板27と前面板1の間に、棚Sの転落防止柵Fが挟まるようにする。この展示状態においては、表示部26の上部表示板22が斜め上方へ向き、下部表示板23が斜め下方へ向く。
このため、高い位置の棚Sに載せて展示する場合、下部表示板23が下方から見上げる買物客にとって見やすい角度となり、低い位置の棚Sに載せて展示する場合、上部表示板22が上方から見下ろす買物客にとって見やすい角度となる。また、中間の高さの棚Sに載せて展示する場合、湾曲した中間表示板24の視覚効果も相俟って、立体的な表示部26により買物客の関心を惹きつけることができる。
従って、いずれの高さの棚Sに載せる場合にも、優れた訴求性を得ることができ、販売促進効果が期待できる。
なお、上記実施形態では、上部表示板22と下部表示板23の間に中間表示板24を設けたものを例示したが、中折線18を通常の包装箱と同様に一本の直線として、中間表示板24を省略してもよい。
また、側面板2に繋がる天面板10の前部を上部表示板22としたものを例示したが、前面板1に繋がる天面板7を、天面板9,10の上面に重ねるようにして、これを商品のキャッチコピー等の広告表示が印刷された上部表示板22としてもよい。
また、後切線15を後面板3に入れたものを例示したが、後切線15を天面板9,10の中間部分に入れるようにしてもよい。
さらに、展示に際し、差込板28を下方へ折り曲げて前面板1の内側に差し込むものを例示したが、差込板28を省略し、表示部26の上端側に設けた係合片を前面板1の両端の立上部分に係合させて、表示部26を保持するようにしてもよい。
1 前面板
2 側面板
3 後面板
4 継代片
5,6 底面板
7,8,9,10 天面板
11 基折線
12 前切線
13 斜切線
14 上切線
15 後切線
16 指入部
17 胴切線
18 中折線
19 下折線
20 上折線
20a 切込
21 補助折線
22 上部表示板
23 下部表示板
24 中間表示板
25 コーナー板
26 表示部
27 前折板
28 差込板

Claims (1)

  1. 前面板(1)、対向する側面板(2)及び後面板(3)を角筒状に連設し、底面及び天面を閉じた包装箱において、前面板(1)に横向きの基折線(11)を入れて、その両端部から側面板(2)の上部を経て後方へ向かう前切線(12)、斜切線(13)、上切線(14)及び後切線(15)を入れ、前面と天面の稜線である中折線(18)を挟んだ上部表示板(22)及び下部表示板(23)と、その側縁を繋ぐコーナー板(25)とから表示部(26)を形成すると共に、表示部(26)の下端側に前折板(27)を形成し、商品の展示に際しては、後切線(15)、上切線(14)、斜切線(13)及び前切線(12)を切断し、前折板(27)を前下方へ折り曲げ、表示部(26)を上方へ折り返し、その状態に保持することを特徴とする表示機能付き包装箱。
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