JP7293830B2 - チューブ容器 - Google Patents
チューブ容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7293830B2 JP7293830B2 JP2019075589A JP2019075589A JP7293830B2 JP 7293830 B2 JP7293830 B2 JP 7293830B2 JP 2019075589 A JP2019075589 A JP 2019075589A JP 2019075589 A JP2019075589 A JP 2019075589A JP 7293830 B2 JP7293830 B2 JP 7293830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas barrier
- spout
- disk
- barrier layer
- tube container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
チューブ容器であって、
ガスバリア層および最内層にシーラント層を有する積層体からなる胴部と、プラスチックパーツからなる注出口、および注出口を覆うキャップからなり、
注出口、およびキャップはプラスチックの成形品で形成されており、
胴部はシール部を有して円筒形に形成されており、
前記注出口は、円筒形の胴部の内径と直径を同じくする円盤と、その中央部に円盤の直径より外径の小さな、円筒形の注ぎ口を有してなり、
前記円筒形の胴部の一方の端部は、注出口の円盤が端部を塞いで配置されており、
前記注ぎ口は、円盤から容器外側方向に突き出しており、
前記円盤の容器内側になる面には、一面にガスバリア層を有しており、
前記円筒形の注ぎ口の内側は、円盤のプラスチックが、脆弱部を有して容器内外を隔てており、
前記円筒形の注ぎ口の外側は、円盤によるフランジとなっており、
フランジの容器外側になる面と円筒形の胴部とは、胴部を構成する積層体を周縁から内側に折り曲げて接着しており、
胴部を構成する積層体のガスバリア層と、円盤に設けられたガスバリア層とは、フランジにおいて、円筒形の注ぎ口の外周に沿って、上下から圧縮されて近接している部分を有しており、
前記フランジの、積層体に含まれるガスバリア層が上下から圧縮されて近接している部分において、積層体に含まれるガスバリア層と円盤に設けられたガスバリア層の間隔は、フランジの厚みと、積層体の最内層のシーラント層の厚みとを合計したものより、小さい値であり、
さらに、円筒形の胴部のもう一方の端部は、胴部の長手方向に対して直角にシールされて密封されていることを特徴とする、チューブ容器である。
前記胴部を構成する積層体のガスバリア層と、円盤に設けられたガスバリア層は、そのうちのどちらか、あるいは両方が、無機化合物の蒸着による被膜によるものであることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ容器である。
前記円盤に設けられたガスバリア層は、インサートインジェクションにより設けられたものであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のチューブ容器である。
前記円盤に設けられたガスバリア層は、無機化合物の蒸着による被膜を有するガスバリアフィルムを、円盤に接着して形成されたものであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のチューブ容器である。
前記注出口を覆うキャップと、注出口とは、ヒンジを介して一体に成形されたものであることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれかに記載のチューブ容器である。
ックパーツからなる注出口(20)、および同じくプラスチックパーツからなり、注出口(20)を覆うキャップ(30)から構成される。
適宜選択して用いることが可能である。
することができる。また、注出口(20)のフランジ(27)は、フラットであるほうが、この圧縮のための加圧には好ましい。
すなわち、凹部(40)において、ガスバリア層同士の間隔は、フランジの厚み(28)と、積層体(15)の最内層のシーラント層(14)の厚みとを合計したものより、小さい値となっている。これは矢印(41)方向の圧縮による効果であり、フランジの厚み(28)とシーラント層(14)の厚みが肉痩せすることにより、バリア層同士が互いに近接した凹み(40)とすることができる。
ることができる。積層体(15)の層構成やその材料構成、厚さなどは、チューブ容器(100)に対する要求品質に応じて適宜設計することができる。
印刷法、シルクスクリーン印刷法、インクジェット印刷法などの既知の印刷方法から選択して用いることができる。中でもグラビア印刷法は、生産性、プラスチックフィルムへの印刷適性、および絵柄の高精細度において好ましく用いることができる。
4・・・プラスチックフィルム層
5・・・無機化合物層
6・・・・基材プラスチックフィルム層
7・・・接着剤層
8・・・接着剤層
9・・・印刷層
10・・・胴部
11・・・シール部
12・・・円筒内径
13・・・ガスバリア層
14・・・シーラント層
15・・・積層体
16・・・胴部端部
17・・・もう一方の胴部端部
18・・・シール部
20・・・注出口
21・・・注ぎ口
22・・・円盤の直径
23・・・円盤
24・・・ガスバリア層
26・・・脆弱部
27・・・フランジ
28・・・フランジの厚み
30・・・キャップ
40・・・凹み
41・・・矢印
100・・・チューブ容器
Claims (5)
- チューブ容器であって、
ガスバリア層および最内層にシーラント層を有する積層体からなる胴部と、プラスチックパーツからなる注出口、および注出口を覆うキャップからなり、
注出口、およびキャップはプラスチックの成形品で形成されており、
胴部はシール部を有して円筒形に形成されており、
前記注出口は、円筒形の胴部の内径と直径を同じくする円盤と、その中央部に円盤の直径より外径の小さな、円筒形の注ぎ口を有してなり、
前記円筒形の胴部の一方の端部は、注出口の円盤が端部を塞いで配置されており、
前記注ぎ口は、円盤から容器外側方向に突き出しており、
前記円盤の容器内側になる面には、一面にガスバリア層を有しており、
前記円筒形の注ぎ口の内側は、円盤のプラスチックが、脆弱部を有して容器内外を隔てており、
前記円筒形の注ぎ口の外側は、円盤によるフランジとなっており、
フランジの容器外側になる面と円筒形の胴部とは、胴部を構成する積層体を周縁から内側に折り曲げて接着しており、
胴部を構成する積層体のガスバリア層と、円盤に設けられたガスバリア層とは、フランジにおいて、円筒形の注ぎ口の外周に沿って、上下から圧縮されて近接している部分を有しており、
前記フランジの、積層体に含まれるガスバリア層および円盤に設けられたガスバリア層が上下から圧縮されて近接している部分において、
積層体に含まれるガスバリア層と円盤に設けられたガスバリア層の間隔は、フランジの厚みと、積層体の最内層のシーラント層の厚みとを合計したものより、小さい値であり、
さらに、円筒形の胴部のもう一方の端部は、胴部の長手方向に対して直角にシールされて密封されていることを特徴とする、チューブ容器。 - 前記胴部を構成する積層体のガスバリア層と、円盤に設けられたガスバリア層は、そのうちのどちらか、あるいは両方が、無機化合物の蒸着による被膜によるものであることを特徴とする、請求項1に記載のチューブ容器。
- 前記円盤に設けられたガスバリア層は、インサートインジェクションにより設けられたものであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のチューブ容器。
- 前記円盤に設けられたガスバリア層は、無機化合物の蒸着による被膜を有するガスバリアフィルムを、円盤に接着して形成されたものであることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のチューブ容器。
- 前記注出口を覆うキャップと、注出口とは、ヒンジを介して一体に成形されたものであることを特徴とする、請求項1~請求項4のいずれかに記載のチューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019075589A JP7293830B2 (ja) | 2019-04-11 | 2019-04-11 | チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019075589A JP7293830B2 (ja) | 2019-04-11 | 2019-04-11 | チューブ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020172300A JP2020172300A (ja) | 2020-10-22 |
JP7293830B2 true JP7293830B2 (ja) | 2023-06-20 |
Family
ID=72829894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019075589A Active JP7293830B2 (ja) | 2019-04-11 | 2019-04-11 | チューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7293830B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6891332B2 (ja) * | 2017-07-07 | 2021-06-18 | Tvs Regza株式会社 | 受信装置 |
KR20240024558A (ko) * | 2022-08-17 | 2024-02-26 | (주)연우 | 내용물 용기 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001058666A (ja) | 1999-08-25 | 2001-03-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口 |
JP2008162627A (ja) | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | チューブ状容器 |
JP2011195157A (ja) | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 易開封性容器およびその製造方法 |
WO2012126849A1 (en) | 2011-03-18 | 2012-09-27 | Albea Services | Pre-formed head of a container |
JP2014141303A (ja) | 2012-12-28 | 2014-08-07 | Kao Corp | ラベル付きチューブ容器 |
JP2014231372A (ja) | 2013-05-29 | 2014-12-11 | 凸版印刷株式会社 | 積層チューブ容器 |
JP2016199280A (ja) | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 藤森工業株式会社 | チューブ容器 |
-
2019
- 2019-04-11 JP JP2019075589A patent/JP7293830B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001058666A (ja) | 1999-08-25 | 2001-03-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 注出口 |
JP2008162627A (ja) | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | チューブ状容器 |
JP2011195157A (ja) | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 易開封性容器およびその製造方法 |
WO2012126849A1 (en) | 2011-03-18 | 2012-09-27 | Albea Services | Pre-formed head of a container |
JP2014141303A (ja) | 2012-12-28 | 2014-08-07 | Kao Corp | ラベル付きチューブ容器 |
JP2014231372A (ja) | 2013-05-29 | 2014-12-11 | 凸版印刷株式会社 | 積層チューブ容器 |
JP2016199280A (ja) | 2015-04-08 | 2016-12-01 | 藤森工業株式会社 | チューブ容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020172300A (ja) | 2020-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2011115270A1 (ja) | 自立袋およびその製造方法、ならびに内容物入り自立袋 | |
JP7293830B2 (ja) | チューブ容器 | |
WO2018092460A1 (ja) | 自立袋及びその製造方法 | |
CN112823127B (zh) | 管容器及其制造方法 | |
JP6907458B2 (ja) | 積層体、及びチューブ容器 | |
JP2022111610A (ja) | チューブ容器 | |
JP5915211B2 (ja) | 蓋材 | |
JPH10175650A (ja) | 注出口付き耐加圧加熱包装体 | |
JP7387982B2 (ja) | 容器及び容器の製造方法 | |
JP7229320B2 (ja) | 自立袋 | |
WO2023095293A1 (ja) | シート材容器 | |
JP2022142186A (ja) | チューブ容器 | |
JP4238613B2 (ja) | 紙製液体容器のスパウト及びそれに冠着する紙製キャップ | |
JP2016199292A (ja) | パウチ | |
JP2022132880A (ja) | チューブ容器 | |
JP2022108419A (ja) | 口栓装着可能なパウチ | |
JP2018070251A (ja) | チューブ容器 | |
JP2022114207A (ja) | チューブ容器 | |
JP2022128848A (ja) | チューブ状容器およびその製造方法 | |
JP2014125255A (ja) | ラミネートチューブ容器 | |
JP2017197199A (ja) | チューブ容器 | |
JPH0323429B2 (ja) | ||
JP2023042821A (ja) | 詰め替え用パウチ | |
JP2020066469A (ja) | チューブ容器 | |
JP2021142995A (ja) | チューブ容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230405 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20230427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230522 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7293830 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |