JP2014141303A - ラベル付きチューブ容器 - Google Patents
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【解決手段】一端部に注出口部が設けられ、内容物が充填された後に他端部がエンドシール部13として閉塞された合成樹脂製の筒状のチューブ本体11と、チューブ本体11の胴部12の外周面を覆って貼着された合成樹脂製の貼着ラベル14とを含むラベル付きチューブ容器10であって、貼着ラベル14は、エンドシール部13の範囲内に延設して胴部12に貼着されている。エンドシール部13と胴部12との境界線13a又はエンドシール部13における境界線13aの近傍に、好ましくは当該エンドシール部13を両側から挟み込んで押圧することで形成された、第1押圧線状薄肉線15aが設けられている。第1押圧線状薄肉線15aは、エンドシール部13の他の領域よりも肉厚方向に深く形成されている。
【選択図】図1
Description
また、末端に凸部50aを有するシールバー50を用いることで、エンドシール面より深い凹部51aを有するエンドシール部51が形成される場合がある(図10(a)、(b)参照)。この場合でも、形成された深い凹部51aを押圧バー52によってさらに押圧することで、深い凹部51aを含むエンドシール面よりさらに深くなった、第1押圧線状薄肉線15aや第2押圧線状薄肉線15bを形成することが可能になる。この場合には、エンドシール面より深い凹部51aと押圧線状薄肉線15a,15bとの間には、段差53などの境界を生じ、押圧線状薄肉線15a,15bは、凹部51aを有するエンドシール部51より深く形成される(図10(c)参照)。
接着性ポリオレフィンとしては、三井化学株式会社製のアドマー(登録商標)、三菱化学株式会社製のモディック(登録商標)等を用いることができる。
外側ポリオレフィン層33についても同様であり、バリア層32に隣接する部位が、変性ポリオレフィンからなる形態としては、図7に示すように、外側ポリオレフィン層33の厚み方向の全体が接着性ポリオレフィンからなる形態、図8に示すように、接着性ポリオレフィンを含まないポリオレフィン層33Aとバリア層32との間に、接着性ポリオレフィン層33Bを有する形態等が挙げられる。
EVOH及びポリアミドは、高いガスバリア性を有する樹脂として公知であり、バリア層32の構成樹脂としてこれらを用いることにより、チューブ本体11に高いガスバリア性を付与することができる。
EVOHとしては、例えば、エチレン含有量が20〜60モル%、特に25〜50モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、ケン化度が96モル%以上、特に99モル%以上となるようにして得られる共重合体ケン化物が好ましく使用される。また、EVOHは、シートやフィルムを十分形成できる分子量を有することが好ましい。
EVOHとしては、例えば、クラレ株式会社のエバール(登録商標)、日本合成化学工業株式会社のソアノール(登録商標)等を好ましく用いることができる。
また、内側ポリオレフィン層31にカーボンブラックを配合する場合には、外側ポリオレフィン層33にも、酸化チタンを配合することが、カーボンブラックのチューブ本体11の外観への悪影響を防止する観点から好ましい。また、遮光性の向上とカーボンブラックの黒色の外観への悪影響を防止する観点から、カーボンブラックは、内側ポリオレフィン層31に配合する一方、外側ポリオレフィン層33には配合しないことが好ましい。
また、内側ポリオレフィン層31に配合するカーボンブラックの配合量は、内側ポリオレフィン層31の構成樹脂の総量に対して、好ましくは0.00001質量%以上、更に好ましくは0.0001質量%以上である。
ラベル本体35に用いる合成樹脂製のシートとしては、ラベルの形成材料として従来用いられている各種公知の樹脂フィルムを特に制限なく用いることができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、PE,LLDPE,PP等のポリオレフィン、ポリアミド(Ny)、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ乳酸(PLA)等からなるシートやフィルムが好ましく用いられる。これらのなかでも、ポリエステル又はポリオレフィンが好ましく、延伸ポリプロピレン(OPP)、延伸ポリエチレンテレフタレート(OPET)、低密度ポリエチレン(LDPE)が好ましい。
また、合成樹脂製のシートは、複数種類の樹脂の混合物、共重合体、多層積層体等からなるものであっても良い。
高輝度インクとは、金属光沢感を付与する成分として、樹脂被覆アルミニウム微粉末等を含むものであり、高輝度インクを用いることによって、貼着ラベル14の全体又は一部に容易に金属光沢を付与することができる。
高輝度インクを用いた印刷方法としては、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等の各種公知の印刷方法を採用できるが、これらのなかでもより微細なデザインを表現することができるグラビア印刷が好ましい。
貼着ラベル14の一部のみに金属光沢に持たせる態様としては、例えば、商品名のみ、模様の一部のみ、又は商品名と模様の一部のみに金属光沢を持たせる一方、それら以外の部分は、金属色以外の色に着色するか無着色とする態様、商品名のみ、模様の一部のみ、又は商品名と模様の一部のみを、金属色以外の色に着色するか無着色とする一方、それら以外の部分に金属光沢を持たせる態様等が挙げられる。貼着ラベル14の印刷可能な範囲を、金属光沢を付与する部分(高輝度インクを塗着させる部分)と金属光沢を付与しない部分(高輝度インクを塗着させない部分)とに分ける態様は、上述した態様に制限されず、他の多様な態様で、両部分に分けることができる。また、貼着ラベル14の全体又は貼着ラベル14の印刷可能な範囲の全体に、印刷により高輝度インクを塗着させて金属光沢を持たせても良い。
また、前述したバリア層32を構成するEVOH及びポリアミドは、耐油性にも優れている。しかも、バリア層32の内側に内側ポリオレフィン層31を有している。そのため、内部に収容する内容物として、油性成分の割合が多い内容物を収容した場合においても、油性成分が染みだしたり、油性成分によってチューブ本体11の壁面が膨潤したりすることもない。
また、前述したバリア層32を構成する樹脂がEVOH及びポリアミドのいずれの場合であっても、その内側に内側ポリオレフィン層31を有している。そのため、内部に収容する内容物として、水分の多い内容物を収容した場合においても、水分が染みだしたり、水分によってチューブ本体11の壁面が膨潤したりすることもない。なお、耐水性の観点からは、バリア層32を構成する樹脂はポリアミドであることが好ましい。
また、アルミニウム箔を用いて金属色を得た場合とは異なり、焼却処分等も容易となる。また、金属箔や金属蒸着膜を有するチューブ本体11を製造する場合に比して、チューブ容器10の製造コストの削減を図ることもできる。
チューブ容器1の内部に収容される内容物としては、洗顔剤、日焼け止め剤、ハンドクリーム剤、乳液等の化粧剤、練り歯磨き、食品(練りわさびやからし等)等が挙げられるが、これらに制限されるものではない。
<1>筒状のチューブ体の外周面にラベルが貼着してなる胴部を備えたチューブ容器であって、
前記チューブ体は、ポリオレフィン層及びその外側に設けられたバリア層を有しており、前記ラベルは、少なくとも一部が金属光沢を有しており、
前記バリア層は、エチレン−ビニルアルコール共重合体又はポリアミドからなり、
前記ポリオレフィン層に、カーボンブラック又は酸化チタンが配合されているチューブ容器。
<3>前記チューブ体は、前記バリア層の外側に外側ポリオレフィン層を有しており、前記バリア層より内側の前記ポリオレフィン層にカーボンブラックが配合されているとともに、前記外側ポリオレフィン層にはカーボンブラックが配合されていない、<1>又は<2>記載のチューブ容器。
<4>前記チューブ体は、前記バリア層の外側に外側ポリオレフィン層を有しており、前記バリア層より内側の前記ポリオレフィン層及び前記外側ポリオレフィン層のそれぞれに、酸化チタンが配合されている、<1>〜<3>の何れか1記載のチューブ容器。
<5>前記ポリオレフィン層は、少なくとも、前記バリア層に隣接する部位が、接着性ポリオレフィンからなる<1>〜<5>の何れか1項記載のチューブ容器。
<6>カモミラ成分を含む天然抽出物を配合した混合物が内部に収容されている、請求項<1>〜<5>の何れか1項記載のチューブ容器。
<7>有機系の紫外線吸収剤を配合した組成物が内部に収容されている、請求項<1>〜<6>の何れか1記載のチューブ容器。
内層ポリオレフィン層形成用の樹脂には、接着性ポリオレフィン(三井化学株式会社製「アドマーLF300」)にカーボンブラック(0.005質量%)及び酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。バリア層形成用の樹脂には、EVOH樹脂(株式会社クラレ製「エバールEP−F101」)を用いた。また、外層オレフィン層形成用の樹脂には、接着性ポリオレフィン(三井化学株式会社製「アドマーLF300」に、酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。
これらを3層構成となるべく共押出成形してチューブ本体を製造し、そのチューブ本体の一端部に吐出口部を形成した。次いで、チューブ本体にマンドレルを挿入し、その周囲に、貼着ラベルを巻き付けながら貼付し、図1及び図6に示す形態を有し、胴部が表1に示す層構造を有するラベル付きチューブ容器を得た。
貼着ラベルは、OPP製の樹脂フィルムに、高輝度インクを用いてグラビア印刷を商品ロゴの部分が金属光沢を有し、それ以外の部分は金属光沢を有しないようにチューブ本体側の面に施した後、チューブ本体側の面に接着剤層を形成して製造し、該接着剤層を介してチューブ本体に貼り付けた。ラベル付きチューブ容器は、350℃、3〜5気圧のホットエアーで、チューブ内面を溶融ししたのち、シールバーで外側から冷却しながら接着することでエンドシール部を得た。更にエンドシール部と前記胴部との境界線上に押圧線状薄肉線を形成した。
内層ポリオレフィン層形成用の樹脂には、表2の内層ポリオレフィン層の欄に示す配合でポリオレフィンをブレンドし、更にカーボンブラック(0.005質量%)及び酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。バリア層形成用の樹脂には、EVOH樹脂(株式会社クラレ製「エバールEP−F101」を用いた。外層ポリオレフィン層形成用の樹脂には表2の外層ポリオレフィン層の欄に示す配合でポリオレフィンをブレンドし、更に酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。
上記の内層ポリオレフィン層、バリア層、外層ポリオレフィン層を、接着性ポリオレフィン(三井化学株式会社製のアドマー「LF300」)層を介してバリア層が中間に配置され、計5層構成となるべく共押出成形してチューブ本体を製造し、そのチューブ本体の一端部に吐出口部を形成した。次いで、チューブ本体にマンドレルを挿入し、その周囲に、貼着ラベルを巻き付けながら貼付し、図1及び図6に示す形態を有し、胴部が表2に示す層構造を有するラベル付きチューブ容器を得た。
貼着ラベルは、実施例1と同じく、OPP製の樹脂フィルムに、高輝度インクを用いてグラビア印刷を商品ロゴの部分が金属光沢を有し、それ以外の部分は金属光沢を有しないようにチューブ本体3の面に施した後、チューブ本体3の面に接着剤層を形成して製造し、該接着剤層を介してチューブ本体に貼り付けた。ラベル付きチューブ容器は、350℃、3〜5気圧のホットエアーで、チューブ内面を溶融ししたのち、シールバーで外側から冷却しながら接着することでエンドシール部を得た。更にエンドシール部と前記胴部との境界線上と、エンドシール部まで延設した貼着ラベルの先端縁部分に沿って押圧線状薄肉線を形成した。
内層ポリオレフィン層形成用の樹脂には、表3の内層ポリオレフィン層の欄に示す配合でポリオレフィンをブレンドし、更にカーボンブラック(0.005質量%)及び酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。外層ポリオレフィン層形成用の樹脂には表2の外層ポリオレフィン層の欄に示す配合でポリオレフィンをブレンドし、更に酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。
上記の内層ポリオレフィン層、外層ポリオレフィン層を共押出成形してチューブ本体を製造し、そのチューブ本体の一端部に吐出口部を形成した。次いで、チューブ本体にマンドレルを挿入し、その周囲に、貼着ラベルを巻き付けながら貼付し、図1及び図6に示す形態を有し、胴部が表3に示す層構造を有するラベル付きチューブ容器を得た。
貼着ラベルは、実施例1と同じく、OPP製の樹脂フィルムに、高輝度インクを用いてグラビア印刷を商品ロゴの部分が金属光沢を有し、それ以外の部分は金属光沢を有しないようにチューブ本体側の面に施した後、チューブ本体側の面に接着剤層を形成して製造し、該接着剤層を介してチューブ本体に貼り付けた。
チューブ体形成用のポリオレフィン層の樹脂には、表4のポリオレフィン層に示されるポリオレフィン(LLDPE)にカーボンブラック(0.005質量%)及び酸化チタン(3.4質量%)を配合したものを用いた。上記樹脂を押出成形してチューブ本体を製造し、そのチューブ本体の一端部に吐出口部を形成した。次いで、チューブ本体にマンドレルを挿入し、その周囲に、貼着ラベルを巻き付けながら貼付し、図1及び図6に示す形態を有し、胴部が表2に示す層構造を有するラベル付きチューブ容器を得た。
貼着ラベルは、実施例1と同じく、OPP製の樹脂フィルムに、高輝度インクを用いてグラビア印刷を商品ロゴの部分が金属光沢を有し、それ以外の部分は金属光沢を有しないようにチューブ本体側の面に施した後、チューブ本体側の面に接着剤層を形成して製造し、該接着剤層を介してチューブ本体に貼り付けた。
実施例及び比較例のラベル付きチューブ容器について、下記の評価を行った。ラベルの剥離性は、実施例1、2ではA、比較例1ではB〜Cであった。
遮光性、ガスバリヤ性、耐油性及び外観(金属光沢)は、表1、表2の結果であった。
(評価基準)
A:剥離が生じなかった。
B:剥離が僅かに生じた。
C:剥離が生じた。
2)遮光性
(方法)
UV分光光度計(SHIMADZU UV−3100PC)にて300〜800nmの範囲の透過率を1nm刻みで測定し、各波長における遮光性を比較した。また、内容液を各ラベル付きチューブ容器に所定量充填後、エンドシール部を熱融着したサンプルについて、日光暴露試験(300〜400nmにおけるUV積算照度10万カウント相当)を実施し、内容液の諸物性の変化有無ついて比較した。
(評価基準)
A:変化が生じなかった。
B:変化が僅かに生じた。
C:変化が生じた。
(方法)
各ラベル付きチューブ容器についてJIS−K7126Bに定める手法で、23℃×65%RHにおける酸素透過率を測定し、ガスバリア性を比較した。また、内容液を各ラベル付きチューブ容器に所定量充填後、エンドシール部を熱融着したサンプルについて40℃にて6ヶ月保存したのち、内容液の香りを定性評価し、保香性について確認した。
(評価基準)
A:比較例1のものに比して顕著に高いガスバリア性が認められた。
B:比較例1のものと同程度であった。
C:比較例1のものに比してガスバリア性に劣っていた。
実施例1および2については、EVOHからなるバリア層を有するため、比較例1および2よりも耐油性に優れていた。
また実施例1および2については、チューブ本体を積層構造とし、その最内層のみにカーボンブラックを所定量配合したため、比較例2と比べてチューブ本体外表面が白色となり金属光沢を含む外観に優れていた。なお、比較例2は、チューブ本体の外面の色がグレーとなり、貼着ラベルから透けて見えるため金属光沢を含むデザイン性が低下した。
11 チューブ本体
12 胴部
13 エンドシール部
13a 胴部との境界部分
13b 先端縁部
14 貼着ラベル
14a 先端縁部分
14b 先端縁部
14c 重ね代
15a 第1押圧線状薄肉線
15b 第2押圧線状薄肉線
16 非ラベル部
17 キャップ
20 シールバー
21 押圧挟持面
22a 第1線状凸部
22b 第2線状凸部
23 カッター刃
24 樹脂片
31 内側ポリオレフィン層
31A 接着性ポリオレフィンを含まないポリオレフィン層
31B 接着性ポリオレフィン層
32 バリア層
33 外側ポリオレフィン層
33A 接着性ポリオレフィンを含まないポリオレフィン層
33B 接着性ポリオレフィン層
34 接着剤層
35 ラベル本体(ラベル基材)
Claims (13)
- 一端部に注出口部が設けられ、内容物が充填された後に他端部がエンドシール部として閉塞された合成樹脂製の筒状のチューブ本体と、該チューブ本体の筒状の胴部の外周面を覆って貼着された合成樹脂製の貼着ラベルとを含むラベル付きチューブ容器であって、
前記貼着ラベルは、前記エンドシール部の範囲内に延設して前記胴部に貼着されており、
前記エンドシール部と前記胴部との境界線又は前記エンドシール部における境界線の近傍に第1押圧線状薄肉線が設けられており、
前記第1押圧線状薄肉線は、前記エンドシール部の他の領域よりも肉厚方向に深く形成されているラベル付きチューブ容器。 - 前記第1押圧線状薄肉線は、前記エンドシール部の他の領域よりも、0.05〜1.0mm肉厚方向に深く形成されている請求項1記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記第1押圧線状薄肉線は、前記エンドシール部の他の領域よりも、0.1〜0.8mm肉厚方向に深く形成されている請求項2記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記エンドシール部の範囲であって、前記エンドシール部と前記胴部との境界線から0〜4mmの領域に、前記第1押圧線状薄肉線が設けられている請求項1〜3の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記チューブ本体と前記貼着ラベルとの間に接着剤層を有する請求項1〜4の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記エンドシール部の範囲内に延設した前記貼着ラベルの先端縁部分に沿って、前記エンドシール部の領域内に、第2押圧線状薄肉線が設けられており、該第2押圧線状薄肉線は、前記エンドシール部の他の領域よりも肉厚方向に深く形成されている請求項1〜5の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記チューブ本体は、アルミ層を備えておらず、且つカーボンブラック又は酸化チタンが配合されたポリオレフィン層及びその外側に設けられたバリア層を有しており、
前記貼着ラベルは、少なくとも一部が金属光沢を有している請求項1〜6の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。 - 前記エンドシール部に貼着された前記貼着ラベルの先端縁部と、前記エンドシール部の先端縁部との間に、非ラベル部16が保持されている請求項1〜7の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記第1押圧線状薄肉線又は前記第2押圧線状薄肉線は、連続的な線、点線、又は鎖線となっている請求項1〜8の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- 前記前記第1押圧線状薄肉線又は前記第2押圧線状薄肉線の幅は、0.3〜2mmとなっている請求項1〜9の何れか1項記載のラベル付きチューブ容器。
- カモミラ成分及び有機系紫外線吸収剤から選ばれる成分を含有する組成物が収容されている、請求項7〜10の何れか1項記載のチューブ容器。
- 一端部に注出口部が設けられ、内容物が充填された後に他端部がエンドシール部として閉塞された合成樹脂製の筒状のチューブ本体と、該チューブ本体の胴部の外周面を覆って貼着された合成樹脂製の貼着ラベルとを含むラベル付きチューブ容器の製造方法であって、
前記エンドシール部の範囲内に延設して前記胴部に貼着された前記貼着ラベルに、前記エンドシール部を設けた後、
前記エンドシール部と前記胴部との境界線又は前記エンドシール部における境界線の近傍に第1押圧線状薄肉線を形成するラベル付きチューブ容器の製造方法。 - 前記第1押圧線状薄肉線を押圧形成した後に、前記エンドシール部の範囲内に延設して前記胴部に貼着された前記貼着ラベルの先端縁部分に沿って、第2押圧線状薄肉線を形成する請求項12記載のラベル付きチューブ容器の製造方法。
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