JP2020070102A - チューブ容器 - Google Patents

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【課題】本発明は、内容物が少なくなったチューブ容器においても、保存性や衛生面で問題なく、また、力を必要とせずに、内容物の取り出しを容易に行うことができるチューブ容器を提供することを課題とする。【解決手段】第一の発明のチューブ容器は、押出成形された内層を含むチューブ容器において、チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、その他の位置の厚みより薄い、ことを特徴とする。第二の発明のチューブ容器は、前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、200μm以上250μm以下である、ことを特徴とする。第三の発明のチューブ容器は、前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位以外の位置の内層の厚みが、300μm以上である、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、チューブ容器に関するものである。とくに、内層押出しチューブ成形時に外周に加飾やバリア性などの機能を付加したプラスチックフィルムを巻きつけて製造され、半固形状の内容物を収容するためのチューブ容器に関する。
チューブ容器は、半固形状のものを収容し、取り出すことのできるチューブ容器である。そのチューブ容器は、胴部の断面形状が円形あるいは楕円形の中空の筒状の構造で、内容物を取り出す口部と蓋を一方の端部に有し、もう一方の端部であるエンド部は内容物充填後にヒートシールなどで閉塞している。
このようなチューブ容器の材質は、アルミニウムや錫、鉛などの金属を用いたものもあり、空気によって変質しやすい内容物には適しているが、容器としての弾力性などには欠けている。
そのため近年はプラスチックフィルムを基材とした積層体を用いて、肩部や口部を一体に成型したチューブ容器が主流になっている。
またチューブ容器の用途は、歯磨き、洗顔料などのトイレタリー用品や、クリームなどの化粧品、塗り薬などの薬品類、ペースト状の食品や香辛料、接着剤など日常生活に密着して幅広く用途を広げている。
例えば、特許文献1(特表2017-516683号公報)のように、外層のプラスチックフィルムの内側に内層を押し出して成形するチューブがある。
このプラスチックフィルムを基材としたチューブ容器から内容物を取り出す際、胴部に手指で圧力を加えるだけで内容物を取り出すことができ利便性は大変優れている。しかし、内容物が少なくなってきて、最後まで使い切りたいと考え、残留している内容物を取り出すためにチューブ容器を押しつぶしたとき、前記特許文献1に記載のチューブ容器を含む従来のチューブ容器は、胴部の内層の断面円周の厚さが均一であるため、チューブ容器の屈曲する部位の反発力が強く、きれいに押しつぶすことができない。また、前記胴部を力を入れて折りたたんでも、チューブ容器の屈曲する部位の復元性が高く、うまく折りたたむことが出来ない。そのため、チューブ容器に収容された内容物が、チューブ容器の屈曲する部位に残ることが多く、内容物が最後まで取り出しづらいという問題がある。
また、チューブ容器に収容された内容物を取り出す際は、胴部を手指で押しつぶし、チューブ容器のエンド部から口部に向かって内容物を集めるようにして押し出す必要が出てくる。しかしながら消費者がこれを行う場合、内容物を口部にうまく押し出せないことがあったり、コツが必要であったり、時には非常に力を要する場合もある。力を要する場合については、特に、握力や腕力が比較的に弱い高齢者や幼児などにとっては、内容物を最後まで取り出しづらい、という問題がある。
また、力がなくとも最後まで内容物を取り出すことが可能なチューブ容器としては、例えば、特許文献2(実用新案登録第3079441号公報)や特許文献3(実用新案登録第3115207号公報)のように、ミシン目などの切れ目により、チューブ容器を2つに分断させることで最後まで内容物を取り出すことが可能なチューブ容器がある。しかし、これでは、内容物がむき出しになることで、内容物の乾燥、酸素、湿度などによる劣化の防止(保存性)や衛生面で問題となる。
特表2017-516683号公報 実用新案登録第3079441号公報 実用新案登録第3115207号公報
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、内容物が少なくなったチューブ容器においても、力を必要とせずに、また、保存性や衛生面で問題なく、内容物の取り出しを容易に行うことができるチューブ容器を提供することを課題とする。
第一の発明は、押出成形された内層を含むチューブ容器において、前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、その他の位置の厚みより薄い、ことを特徴とするチューブ容器である。
第二の発明は、前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、200μm以上250μm以下である、ことを特徴とする、第一の発明に記載のチューブ容器である。
第三の発明は、前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位以外の位置の内層の厚みが、300μm以上である、ことを特徴とする、第一の発明または第二の発明に記載のチューブ容器である。
本発明では、チューブ容器の胴部を作成するに際し、チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みを、その他の位置の厚みより薄くすることで、前記チューブ容器の屈曲する部位の反発力が弱くなり、内容物をきれいに取り出すことができる。また、前記チューブ容器の屈曲する部位の内層の厚みを、その他の位置の厚みより薄くすることで、前記チューブ容器の屈曲する部位の復元性が低くなるため、うまく折りたたむことができ、結果として内容物を最後まで取り出しやすくすることができる。
図1は、本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、外観斜視模式図である。 図2は、図1におけるA−A’胴部断面模式図である。 図3(a)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための正面図、図3(b)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物が満量時の側面図、図3(c)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物取り出し後の側面図、である。 図4(a)は、図3(b)の従来例に係るチューブ容器におけるB−B’胴部断面模式図である。図4(b)は、図3(c)の従来例に係るチューブ容器におけるC−C’胴部断面模式図である。 図5(a)は、図3(b)の本発明に係るチューブ容器におけるB−B’胴部断面模式図である。図5(b)は、図3(c)の本発明に係るチューブ容器におけるC−C’胴部断面模式図である。 図6は、本発明に係るチューブ容器作成のための内層押出装置の一例の一部である。
以下、必要に応じて図面を参照して、本発明に係るチューブ容器の実施形態の例について説明する。
図1は、本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、外観斜視模式図である。
本発明に係るチューブ容器(100)は、円筒形の胴部(2)の一方の端部に口部(1)を、他方にエンド部(3)を有する。チューブ容器(100)作成のための通常の工程では、内容物充填後、エンド部(3)にエンドシール部(4)を設けて密封する。前記エンドシール部(4)は、扁平に閉塞されている。
図2は、本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、外観斜視模式図(図1)における、A−A’胴部断面模式図である。胴部(2)は積層体からなり、積層体は、内層(6)と外層(5)から構成されている。一方、内容物(7)は内層(6)によって形成された円筒の内部に収容される。チューブ容器(100)の胴部(2)の外側から押圧すると、内層(6)に収容された内容物(7)が取り出される。
図2に示すとおり、エンドシール部(4)が延びる方向が左右方向となるようにチューブ容器(100)を正面視したとき、その左右を、チューブ容器(100)の胴部(2)の左右(胴部(2)の内層(6)の左右)とする。この胴部(2)の内層(6)の左右方向両端部の位置は、チューブ容器(100)を押しつぶして内容物(7)を取り出す際に屈曲する部位となる。また、この胴部(2)の内層(6)の左右方向両端部の位置付けは、本明細書において共通する。
図2では、外層(5)に覆われた内層(6)の左右方向両端部の厚さが、内層(6)のその他の位置の厚さと比較して薄くなっている。このようにすることで、チューブ容器(100)の左右方向両端部の反発力が弱くなり、小さな力でも屈曲し易くなるので、チューブ容器(100)の胴部(2)を押しつぶす際にきれいに押しつぶすことができる。また、前記胴部(6)の左右方向両端部の屈曲に対する復元性が低くなることで、チューブ容器(100)をうまく折りたたむことができ、結果として、内層(6)に収容された内容物(7)を最後まで取り出しやすくすることができる。その意味で、前記内層(6)の左右方向両端部の厚さは、可能な限り薄い方が良好である。
ただし、胴部(2)の内層(6)の厚さを、内層(6)の断面円周の全体に渡って薄くすることはせず、あえて内層(2)の左右方向両端部のみ薄くする。その理由は、チューブ容器(100)の胴部(2)の内層(6)の厚さを全体的に薄くすると、外層(5)への溶着のための熱量が少なくなって外層(5)の溶着強度が低くなり、外層(5)が剥離しやすくなるためである。
図3(a)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための正面図、図3(b)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物が満了時の側面図、図3(c)は、従来例または本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物絞り出し後の側面図、である。
図4(a)は、従来例に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物が満了時の側面図(図3(b))における、B−B’胴部断面模式図である。また、図4(b)は、従来例に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物絞り出し後の側面図(図3(c))における、C−C’胴部断面模式図である。一方、図5(a)は、本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物が満了時の側面図(図3(b))における、B−B’胴部断面模式図である。また、図5(b)は、本発明に係る発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、内容物絞り出し後の側面図(図3(c))における、C−C’胴部断面模式図である。
前記の、従来例に係るチューブ容器(100)の胴部断面模式図を示す図4と、本発明に係るチューブ容器(100)の胴部断面模式図を示す図5を、以下にて比較説明する。
従来例に係るチューブ容器(100)の胴部断面模式図を示す図4は、胴部(2)の内層(6)の断面円周の厚さが均一であることから、内容物(7)を取り出すためにチューブ容器を押しつぶす際、前記胴部(2)の左右方向両端部の反発力が高く、きれいに押しつぶすことができない。また、前記胴部(6)の左右方向両端部の復元性が高く、うまく折りたたむことができず、内容物を最後まで取り出しづらい。そのため、図4(b)のように、内容物が、前記胴部(2)の左右方向両端部に残る。
一方、本発明に係るチューブ容器(100)の胴部断面模式図を示す図5は、胴部(2)の内層(6)の左右方向両端部の厚さが、内層(6)のその他の位置と比べて薄いため、前記胴部(2)の左右方向両端部の復元性が低く、前記胴部(2)の左右方向両端部は、従来例に係るチューブ容器に比べて深く折りたたまれ、図5(b)のとおり、左右方向両端部に残っている内容物(7)も従来例に係るチューブ容器に比べて少ない。
図6は、本発明に係るチューブ容器作成のための内層押出装置の一例の一部である。
図6に示す内層押出装置によるチューブ容器の内層押出し方法では、下記の作業を含む。
第一に、押出しノズル(21)の端部から管状の内層(6)を押出成形する作業、第二に、ロール状に巻かれた外層フィルム(22)を、チューブ容器(100)の製造ライン上で連続的に製造する作業、第三に、押出しヘッド(20)から押出成形された管状の内層(6)の外面に外層フィルム(22)を付着させる作業、である。
図6の押出ヘッド(20)の断面形状の対角2箇所における内層(6)の押出量を、押出ヘッド(20)の断面形状のその他の部分よりも少なくすることで、押出ヘッド(20)の断面形状の対角2箇所から押出された内層(6)の厚さは、その他の部分と比べて薄くなる。この図6に示す押出装置は、前記胴部(2)の内層の厚さが薄くなる部分が、チューブ容器(100)を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の部分となるように設計される。つまり、前記胴部(2)の内層(6)の厚さが薄くなる部分は、図2に示す、本発明に係るチューブ容器の一実施形態を説明するための、外観斜視模式図(図1)におけるA−A’胴部断面模式図の内層(6)の左右方向両端部に該当する。
以下、本発明によるチューブを構成する外層(5)と内層(6)について、個々に具体的な説明を加える。
(外層について)
チューブ容器(100)の胴部(2)の外層(5)は、単層または多層構造のフィルムにより構成される。
単層フィルムとしては、例えば、プラスチックフィルムや紙の単体などがある。前記プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、エチレンビニルアルコールフィルムなどがある。
多層構造のフィルムとしては、例えば、基材フィルム/ガスバリアフィルム/シーラント層などがある。
前記基材フィルムは、単層または多層構造のフィルムにより構成され、例えば、プラスチックフィルム、紙の単体、または、それらのうちの少なくともどちらかを含んで積層されたフィルムなどがある。
前記ガスバリアフィルムとしては、例えば、金属箔や蒸着フィルムなどがある。前記金属箔としては、例えば、アルミニウム箔などがある。前記蒸着フィルムとしては、例えば、蒸着基材に金属もしくは無機化合物を蒸着したフィルム、蒸着基材にアンカーコート層を介して金属もしくは無機化合物を蒸着したフィルム、または、蒸着基材に金属もしくは無機化合物を蒸着し、その上にウエットコーティングを施したフィルムなどがある。前記蒸着基材としては、例えば、プラスチックフィルム(例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム)などがある。前記蒸着基材に蒸着する金属としては、例えば、アルミニウムなどがある。前記蒸着基材に蒸着する無機化合物としては、例えば、SiO2やAl2O3があり、その厚みは、15nm以上30nm以下が好ましい。前記アンカーコート層としては、例えば、ウレタンアクリレートなどがあり、このアンカーコート層は、グラビアコーティングなど一般的なコーティング方法で形成できる。前記ウエットコーティングとしては、例えば、水溶性高分子、または、金属アルコキシド、その加水分解物、もしくは塩化錫などの化合物を含む溶液を塗布、加熱乾燥して形成する技術がある。また、前記ウエットコーティングでは、シランカップリング剤を加えてもよい。
前記シーラント層は、ポリオレフィン系樹脂が望ましい。このポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、またはこれらの混合物がある。
(内層について)
チューブ容器(100)の胴部(2)の内層(5)は、溶融押出成形で筒状に形成させるため、熱可塑性樹脂が好ましい。この熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン樹脂(例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン、または、これらの混合物)がある。
このように、本発明によれば、内容物が少なくなったチューブ容器においても、保存性や衛生面で問題なく、また、力を必要とせずに、内容物の取り出しを容易に行うことができるチューブ容器を提供することが可能である。
以下、実施例に基づいて、本発明の詳細をさらに具体的に説明する。但し本発明は下記例にのみ限定されるものではない。
筒状の胴部を有するチューブ容器を作成した。前記胴部は、外層フィルムと内層押出し樹脂から構成される。
チューブ容器作成に使用する内層押出しヘッドは、内層押出しヘッドから内層押出し樹脂が吐出する隙間を、内層押出しヘッド形状の対角2箇所のみ薄くする設計とした。そして、チューブ容器の口部と反対方向にエンドシール部を設けた。前記押出しヘッドは、チューブ容器の内層押出し樹脂を押出す際、前記の内層押出し樹脂の厚さが薄くなった部分が、前記エンドシール部が延びる方向が左右方向となるようにチューブ容器を正面視したとき、筒状の胴部における内層の左右方向両端部となるように設計した。
この内層押出し樹脂の厚みについては、前記エンドシール部が延びる方向が左右方向となるようにチューブ容器を正面視したとき、筒状の胴部の左右方向両端部以外の位置の内層押出し樹脂の厚みを300μm以上400μm以下とし、前記筒状の胴部の左右方向両端部の内層押出し樹脂の厚みを200μm以上250μm以下とした。こうすることで、胴部の内層押出し樹脂の断面円周の厚さを均一とした場合に比べて、内容物を取り出す際に、胴部の左右方向両端部に残る内容物の量をほぼ半減させることができた。
また、チューブ容器の胴部の内層押出し樹脂の厚さを薄くすることで、外層フィルムへの溶着のための熱量が少なくなって外層フィルムの溶着強度が低くなり、外層フィルムが剥離しやすくなった。そのため、胴部の内層押出し樹脂の厚さを断面円周の全体に渡って薄くすることはせず、あえて胴部の左右方向両端部のみを薄くした。
なお、前記筒状の胴部の左右方向両端部以外の位置の内層押出し樹脂の厚みを300μm以上とした場合、内容物取り出し後のチューブ形態が、全体的にシワにならず、平らになり易くなり、前記の厚さを300μmより薄くした場合に比べて、内容物取り出し後のチューブ容器復元によるエアーバック量を減少させることができた。
1・・・口部
2・・・胴部
3・・・エンド部
4・・・エンドシール部
5・・・外層
6・・・内層
7・・・内容物
20・・・押出しヘッド
21・・・押出しノズル
22・・・外層フィルム
100・・・チューブ容器

Claims (3)

  1. 押出成形された内層を含むチューブ容器において、
    前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、その他の位置の厚みより薄い、
    ことを特徴とするチューブ容器。
  2. 前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位の内層の厚みが、200μm以上250μm以下である、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 前記チューブ容器を押しつぶして内容物を取り出す際に屈曲する部位以外の位置の厚みが、300μm以上である、
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のチューブ容器。
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