JP2014055027A - 押し出しチューブ容器 - Google Patents

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JP2014055027A
JP2014055027A JP2012202198A JP2012202198A JP2014055027A JP 2014055027 A JP2014055027 A JP 2014055027A JP 2012202198 A JP2012202198 A JP 2012202198A JP 2012202198 A JP2012202198 A JP 2012202198A JP 2014055027 A JP2014055027 A JP 2014055027A
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あゆち 河野
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Abstract

【課題】容器の内容物の残量を無くした円筒状の押し出し容器の提供。
【解決手段】キャップ、キャップが螺着される取出し口部を有する円錐状をした肩部及び円筒状の容器本体部からなる押し出し容器において、容器本体部の肩部内側に押し出し口を有するすり鉢状の仕切り板を設けたことを特徴とする円筒状の押し出し容器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、押し出しチューブ容器に関し、特に内容物の残量を無くし容易に使い切ることのできる押し出しチューブ容器の関する。
押し出しチューブ容器は、キャップ、キャップが螺着される取出し口部を有する円錐状をした肩部及び円筒状の容器本体部からなり、容器本体部の一端に前記キャップが螺着される取出し口部を設け、他端の開放端より内容物を充填した後、該開放端を密封されているという簡単な構造で、単に容器本体部分を押圧することによって容易に内容物を絞り出すことができるという利便性と共に取出し口をキャップで閉じておけば内容物は長期間保存可能であることから従来よりクリーム状やペースト状の粘性の高い物品、例えば医薬品(軟膏類)、化粧用クリーム、薬用クリーム、歯磨き料、接着剤、或いはワサビ、カラシ、マヨネーズ等の食品等の各分野で幅広く使用されている。
しかし、この押し出しチューブ容器の肩部は硬いために内容物の残量が少なくなるに従って、押し出しし難くなり、内容物を完全に使い切ることは困難で、肩部や取出し口部に内容物が残存するという問題があった(図6参照)。
この問題を解決するために種々の工夫がなされている。例えば内容物を充填後、ボールを入れ底部をシールし、チューブを絞るとボールが移動し内容物を容易に取り出せ、且つチューブ内の内容物の残量が非常に少ない等の効果を奏するものが知られている{昭和53年12月20日発行 特許庁公報「周知慣用技術集(包装産業)」参照}。或いは、特許文献1では筒状胴部と肩部を有する押し出しチューブ容器において、筒状胴部の肩部の周面に凹状の溝を設けたことを特徴とするチューブ容器が開示されており、また、特許文献2にはペースト状高粘性流体を充填した復元力の小さな内側チューブと、指で閉塞できる空気孔を有する復元力の大きな外側チューブを気密装着し、空気圧で高粘性流体を押し出す2重チューブ容器が開示されている。
しかしながら、これらの手段では未だ満足すべきものではない。
特開2004−43029号公報 特開平11−314655号公報
本発明者は、より簡単な方法で、押し出しチューブ容器の内容物を絞り出せると共にその残量を出来る限り少量にすべく種々検討した結果、本発明を完成したもので、本発明の解決しようとする課題は、押し出しチューブ容器の内容物を容易に絞り出せると共に出来る限り残量を無くし容易に使い切ることのできる押し出しチューブ容器を提供することである。
本発明の要旨は、キャップ、キャップが螺着される取出し口部を有する円錐状をした肩部及び円筒状の容器本体部からなる押し出しチューブ容器において、容器本体部の肩部内側に押し出し口を有するすり鉢状の仕切り板を設けたことを特徴とする押し出しチューブ容器である。
本発明においてはチューブ容器の内側に押し出し口を有するすり鉢状の仕切り板を設けたことによって従来の押し出しチューブ容器のように肩部と容器本体との隅部を無くすことができ、容器本体部を押圧することによって内容物は仕切り板に誘導されて容易に容器の取り出し口より押し出されるので、特に高齢者の方には使いやすく、また、これによってチューブ容器内の内容物の残量を無くすことができるので、経済的である。
本発明にかかる押し出しチューブ容器の内容物押し出しの説明図。 本発明で使用するすり鉢状仕切り板の説明図。 本発明にかかる押し出しチューブ容器の注出口の拡大図。 仕切り板を挿入した本発明にかかる押し出しチューブ容器の説明図。 本発明にかかる押し出しチューブ容器の製造工程図。 従来の押し出しチューブ容器の内容物残存の説明図。
本発明について更に詳細に述べる。
本発明のチューブ容器はクリーム状やジェル状の化粧料或いは歯磨き料等の粘調なものを内容物とするチューブ状の容器であって、その一端にキャップが螺着されている取り出し口を有する円錐状の肩部を有し、他端は密封されている。このようなチューブ容器の材質としてはアルミ、鉛、すす等の金属製のもの、ポリエチレン等のプラスチック製のもの、或いはプラスチック、金属箔、紙等の素材を積層した多層ラミネートシートより構成されたものがあるが、本発明の押し出しチューブ容器はこれらの何れの材質のものに適用可能である。
これらのチューブ容器は金属の場合はインパクト成形によるが、プラスチックの場合は単層フィルム、多層フィルムの何れを問わずブロー成形または押し出し成形で行える。押し出し成形の場合は胴体部と肩部材とを別々に成形し後からこれらを接合する。また、より高い密封性、適度な弾力性、復元性を得るために例えばポリエチレン/紙/ポリエチレン/アルミ箔/ポリエチレンのように樹脂以外のアルミ箔や紙を使用したラミネートシートの場合はラミネート加工により胴体部分を成形後、押し出し成形と同様に肩部材を熱溶着して成形するが、本発明の場合は何れの成形方法でも良いが、特にポリエチレンを使用してブロー成形で行うことが好ましい。
本発明で使用するすり鉢状仕切り板は容器本体と同質系統の材質で構成されたもので、中央部に注出口を有し、注出口の外側に容器の肩部と仕切り板との間の空間を外気と連通するための通気口を設ける。成形に際しては仕切り板の注出口を肩部の取り出し口の中に挿入し仕切り板の外縁部を容器本体の内側に接合し、容器本体と一体化すれば良く、一体化の手段としては溶着や接着剤によるが、特に溶着により一体化することが好ましい。
次に実施例として本発明を、図をもって更に詳細に説明する。
図1は本発明にかかる押し出しチューブ容器の取り出し口の説明図であって、容器本体1の一端は押し出し口3を有する容器肩部2で形成されており、他端は密封されている。そして、本発明においては注出口5を有するすり鉢状の仕切り板4が、注出口5が肩部の押し出し口3の中に挿入されていて容器本体と溶着されている。内容物8は仕切り板4を伝って注出口5より押し出される。仕切り板4は図2に示すようにすり鉢状(漏斗状)でその中央に注出口5を有し、注出口の外側には容器肩部2と仕切り板4との間の空間を外気と連通するための通気口6が設けられている。図3は容器の取り出し口の拡大説明図であり、図4は本発明にかかるチューブ容器の説明図で、容器本体1と仕切り板2とは溶着部7によって一体化されている。
本発明の押し出しチューブ容器を構成する材質としては、従来の押し出しチューブ容器の材質と変わることなく容器本体は復元性を有する軟質プラスチックが好ましく、すり鉢状の仕切り板は容器本体及び容器肩部を構成しているプラスチックと溶着可能なものであればよい。そして、容器本体と容器肩部とを一体化した後にすり鉢状の仕切り板を挿入して成形する。その工程図を図5に示す。
図5において、肩部を有するチューブ容器本体1の内部に注出部5を有する仕切り板4を挿入し、更にその内部に仕切り板と同形の内型を挿入する。内型は仕切り板の注出口に及び外縁部に相当する部分が熱板で、その他の部分が絶縁体で構成されている。仕切り板の外縁部に相当する部分のチューブ容器の外側にリング状の熱板を当て、該リング状の熱板及び内型によってチューブ容器本体と仕切板とを溶着する。
本発明においては従来のチューブ状容器において、すり鉢状仕切り板を挿入したことによって容器内部の内容物を容易に押し出すことができるので、特に高齢者の方には使用しやすいチューブ容器であり、また、内容物の残量が少なくなり内容物を使い切ることができる。
1 容器本体 2 容器肩部 3 押し出し口
4 すり鉢状仕切り板 5 注出口 6 通気口
7 融着部 8 内容物

Claims (2)

  1. キャップ、キャップが螺着される取出し口部を有する円錐状をした肩部及び円筒状の容器本体部からなる押し出し容器において、容器本体部の肩部内側に押し出し口を有するすり鉢状の仕切り板を設けたことを特徴とする円筒状の押し出し容器。
  2. すり鉢状仕切り板の口部に通気口を設けたことを特徴とする請求項1記載の円筒状の押し出し容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113598509A (zh) * 2021-07-30 2021-11-05 绍兴市佳彩塑业有限公司 一种复合软管瓶

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