JP6759854B2 - チューブ容器 - Google Patents
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Description
部から円錐台状に張り出している形状の場合は、さらに肩部に残った内容物も残ってしまうという問題点があった。
内袋と外袋からなり一端に口部を有する二重構造のチューブ容器であって、外袋が筒状の胴部と、筒状の胴部の一端の周縁に外周部が融着された肩部と、肩部の中央に起立する口部とを有するプラスチック樹脂を主体とするラミネートチューブであり、内袋は外袋より薄肉なプラスチック樹脂製の袋体であって内容物が充填され、外袋と内袋は口部において分離可能に係合しており、口部と反対側の外袋の端部は内袋から離隔して偏平状にヒートシールされ、ヒートシールされた部位の少なくとも一方の側端部に切込みが設けられていることを特徴とするチューブ容器である。
内袋が、プラスチック樹脂をブロー成型して作成され一端に口部が設けられたブローチューブであることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器である。
外袋の口部内面に設けられた凹凸構造と、内袋の口部外面に設けられた凹凸構造が嵌合して係合していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のチューブ容器である。
前記凹凸構造よりも根元側の外袋の口部に、易カット線が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のチューブ容器である。
内袋が、一対のプラスチックフィルムまたはその積層体の周縁を貼り合せ、一端に口部が設けられたパウチ袋であることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器である。
外袋の口部の先端の直径上の2箇所にスリットが設けられ、内袋であるパウチ袋の周縁シール部の口部先端近傍に外側に略直角に広がった部分が設けられ、広がった部分を前記スリットに挟んで外袋と内袋が係合していることを特徴とする請求項5に記載のチューブ容器である。
外袋の口部の内面と内袋の口部の外面が一部で接着される部分接着部が設けられて係合し
ていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5のいずれかに記載のチューブ容器である。
容器1は、外袋10がラミネートチューブであり、内袋20がブロー成型チューブである二重袋の構造となっている。外袋10は、公知のラミネートチューブと基本的には同様の構成であり、プラスチックシートまたはその積層体からなる円筒形の胴部4、その一端に円形、楕円形または長円形の笠状のプラスチック成形体である肩部3が融着され、肩部3の中央に円筒状に起立して先端が開口するプラスチック成形体である口部2を有し、胴部の他端は図面の法線方向から平坦状に押し潰されてシールされたエンド部5となっている。エンド部5の側端部には、内袋20を分離して取り出す際の開口を設けるためにエンド部5を切り裂くきっかけとなる切込み8が、両側端に設けられている。切り込み8は片側の側端部のみであっても良い。
次いで内容物が少なくなった内袋40を開口部15側に引っ張り、図6に示すように内袋40を外袋10から分離して外に取り出す。内袋40はプラスチックフィルムまたはその積層体を貼り合わせて形成したパウチ袋であるため、取り出し後は容易に平坦状に押し潰す、あるいは丸めるなどして残りの内容物を口部44から押し出すことができる。
(1)外袋
・胴部・・ポリエチレン/透明蒸着層付ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンの3層構成で厚み390μmのフィルム積層体の端部を貼り合わせ直径40mm、長さ133mmの円筒状とした。
・肩部、口部・・高密度ポリエチレン樹脂のコンプレッション成型にて作成し、胴部と融着した。チューブ容器の全長は165mm。
(2)内袋
・ポリエチレン樹脂のブロー成型にて肉厚200μmで作成した(直径35mm、長さ163mm)。
・ 外袋
・実施例1と同一の構成で作成した。
・ 内袋
・ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリエチレンフィルムの積層体(長さ163mm、幅40mm、厚み80μm)の周縁を貼り合わせて袋状に作成した。
実施例1、実施例2のチューブ容器ともに、内袋を分離して引き出すことで練り歯磨きを最後まで残りなく押し出すことが出来た。
2・・・・・・外袋の口部
3・・・・・・外袋の肩部
4・・・・・・外袋の胴部
5・・・・・・エンド部
6、26・・・凹凸部
7・・・・・・リブ
8・・・・・・切込み
9、43・・・収納部
10・・・・・外袋
11・・・・・易カット線
20、40・・内袋
22、44・・内袋の口部
30、60・・キャップ
41・・・・・接着部
42・・・・・周縁部
45・・・・・先端部
46・・・・・張出し部
47・・・・・切込み
Claims (7)
- 内袋と外袋からなり一端に口部を有する二重構造のチューブ容器であって、外袋が筒状の胴部と、筒状の胴部の一端の周縁に外周部が融着された肩部と、肩部の中央に起立する口部とを有するプラスチック樹脂を主体とするラミネートチューブであり、内袋は外袋より薄肉なプラスチック樹脂製の袋体であって内容物が充填され、外袋と内袋は口部において分離可能に係合しており、口部と反対側の外袋の端部は内袋から離隔して偏平状にヒートシールされ、ヒートシールされた部位の少なくとも一方の側端部に切込みが設けられていることを特徴とするチューブ容器。
- 内袋が、プラスチック樹脂をブロー成型して作成され一端に口部が設けられたブローチューブであることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
- 外袋の口部内面に設けられた凹凸構造と、内袋の口部外面に設けられた凹凸構造が嵌合して係合していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のチューブ容器。
- 前記凹凸構造よりも根元側の外袋の口部に、易カット線が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のチューブ容器。
- 内袋が、一対のプラスチックフィルムまたはその積層体の周縁を貼り合せ、一端に口部が設けられたパウチ袋であることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
- 外袋の口部の先端の直径上の2箇所にスリットが設けられ、内袋であるパウチ袋の周縁シール部の口部先端近傍に外側に略直角に広がった部分が設けられ、広がった部分を前記スリットに挟んで外袋と内袋が係合していることを特徴とする請求項5に記載のチューブ容器。
- 外袋の口部の内面と内袋の口部の外面が一部で接着される部分接着部が設けられて係合していることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項5のいずれかに記載のチューブ容器。
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JP2016163488A JP6759854B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016163488A JP6759854B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | チューブ容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018030606A JP2018030606A (ja) | 2018-03-01 |
JP6759854B2 true JP6759854B2 (ja) | 2020-09-23 |
Family
ID=61302769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016163488A Active JP6759854B2 (ja) | 2016-08-24 | 2016-08-24 | チューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2016-08-24 JP JP2016163488A patent/JP6759854B2/ja active Active
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